「アジング」と聞いて、「サビキで釣れる魚をわざわざルアーで狙う必要あるの？」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。しかし、近年アジングの人気は右肩上がりで、多くのアングラーがその魅力に取り憑かれています。インターネット上には、アジングの楽しさを語る声が数多く見られ、一度ハマると抜け出せない中毒性があるようです。
本記事では、インターネット上に散らばるアジングに関する情報を収集・分析し、なぜアジングがこれほどまでに面白いと言われるのか、その理由を多角的に掘り下げていきます。サビキ釣りとの違い、メバリングとの比較、初心者が感じる疑問や不安、さらにはアジングをより楽しむためのポイントまで、網羅的に解説していきます。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ アジングならではの繊細なアタリを掛ける感覚の魅力 |
| ✓ サビキ釣りとアジングの本質的な違いとゲーム性 |
| ✓ アジングとメバリングの面白さの比較 |
| ✓ アジングを飽きずに楽しむためのバリエーション |
ポチップ
アジングの面白さを徹底解説
- アジングが面白い理由は繊細なアタリを掛ける感覚にある
- アジングは技術の差が釣果に直結するゲーム性の高さが魅力
- サイズ狙いの戦略性がアジングをより面白くする
- アジングはどこでも手軽に楽しめる釣りである
- アジングとサビキ釣りの違いは釣りのプロセスにある
- アジングとメバリングはどちらが面白いのか
アジングが面白い理由は繊細なアタリを掛ける感覚にある
アジングの最大の魅力は、「コン」という小さなアタリを自分の手で掛けていく感覚にあります。この感覚は他の釣りではなかなか味わえない独特のものです。
アジは餌を吸い込んで異物だと判断するとすぐに吐き出してしまう習性があります。そのため、アジングでは微細なアタリを感じ取り、瞬時にフッキング動作を行う必要があります。「カツッ」と明確に分かるアタリもあれば、「スッ」と抜けるようなアタリ、さらには「モゾモゾ」とした違和感程度のアタリまで、その日その状況によってアタリの出方が変わります。
アジングは、簡単か難しいかで言うと、「難しい」に分類される釣りです。繊細にアタリを取り、そのアタリに対し素早く合わせを入れる、この流れが楽しすぎます
この繊細なアタリを確実に取るために、専用のロッドやラインシステムが発展してきました。エステルラインやパッツン系と呼ばれる高感度ロッドなど、アジング特有のタックルが生まれているのも、この「掛ける楽しさ」を追求した結果だと言えるでしょう。
あの小さなアタリに対してバシッと合わせを入れ、「掛かった！」という瞬間の快感は、言葉では表現しきれないほどの気持ち良さがあります。この「釣った感」「掛けた感」が、アジングにハマる人が多い理由の一つです。
Yahoo!知恵袋でも、アジングの面白さについて「独特な吸い込みのあたり」が魅力として挙げられており、多くのアングラーがこの感覚に魅了されていることが分かります。
アジングは技術の差が釣果に直結するゲーム性の高さが魅力
アジングは経験と技術の蓄積が釣果に明確に現れるという点で、非常にゲーム性の高い釣りです。同じポイントで釣りをしていても、アングラーによって釣果に驚くほどの差が生まれることがあります。
📊 アジングの技術要素と釣果への影響
| 技術要素 | 釣果への影響度 | 習得難易度 |
|---|---|---|
| レンジ把握 | ★★★★★ | 高 |
| アタリの取り方 | ★★★★★ | 高 |
| ジグヘッドの操作 | ★★★★☆ | 中～高 |
| ポイント選定 | ★★★★☆ | 中 |
| ワームの選択 | ★★★☆☆ | 中 |
| ラインメンディング | ★★★★☆ | 高 |
初心者でも条件が良ければ簡単にアジが釣れることもありますが、シビアな状況下では経験者と初心者の間に圧倒的な釣果の差が生まれます。これは決してネガティブな要素ではなく、自分のレベルアップを実感できるという意味で、アジングの大きな魅力となっています。
一匹一匹を釣る上で、サビキ釣りと比べて格段にゲーム性が高いことが一番の特徴かな。一匹釣るまでの自分なりの戦略だったりプロセスだったりを都度楽しめる。
ある釣行記では、隣でジグ単のアジンガーが苦戦する中、フロートタックルに変更することで30匹以上釣り上げたというエピソードが紹介されています。状況に応じて釣り方を変える判断力、試行錯誤する思考力、これらがアジングの面白さを深めています。
自分なりの戦略や読みが正しかったと実感できた時の喜び、時間とともに状況が変わる中で次の正解を探して試行錯誤する楽しさ。これらはアジングならではの醍醐味と言えるでしょう。
サイズ狙いの戦略性がアジングをより面白くする
アジングには数釣りとサイズ狙いという2つの楽しみ方があり、これが釣りの奥深さをさらに広げています。
アジのアベレージサイズは20cm前後ですが、アジは最大50cm程度まで成長する魚です。30cmを超える「尺アジ」、さらには40cmを超える「ギガアジ」と呼ばれる個体も存在します。
🎯 アジのサイズ分類と狙い方の違い
| サイズ分類 | サイズ範囲 | 狙い方の特徴 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 豆アジ | ～15cm | 数釣り重視、軽量ジグヘッド | 低 |
| 小～中アジ | 15～20cm | アベレージサイズ、基本的なアジング | 中 |
| 良型アジ | 20～25cm | やや大きめのワーム、深場狙い | 中～高 |
| 尺アジ | 30cm～ | ポイント選定が重要、ストラクチャー狙い | 高 |
| ギガアジ | 40cm～ | 特定のポイント、時期を絞った狙い | 非常に高 |
20匹30匹と数を釣るアベレージ狙いも楽しいですが、狙いを定めて良型を1匹釣り上げた時の達成感は格別です。サイズを狙って釣るためには、ポイント選定、使用するリグ、時間帯など、さまざまな要素を考慮する必要があります。
サイズ狙いのアジングでは、通常よりも重めのジグヘッドや大きめのワームを使用したり、ストラクチャー周りを狙ったりと、戦略が大きく変わります。この戦略の多様性こそが、アジングを飽きさせない要因の一つです。
おそらく、多くのアジンガーが最初は数釣りから始め、徐々にサイズアップを目指すようになっていくのではないでしょうか。この成長過程自体が、アジングの長期的な楽しみにつながっています。
アジングはどこでも手軽に楽しめる釣りである
アジングの大きな魅力の一つは、場所を選ばず比較的どこでも楽しめるという点です。アジは日本全国の沿岸部に広く分布しており、身近な釣り場で狙うことができます。
🏖️ アジングが楽しめる代表的なポイント
| ポイントタイプ | 特徴 | アクセス性 | 初心者向け度 |
|---|---|---|---|
| 漁港 | 常夜灯周りが好ポイント | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 堤防 | 足場が良く安全 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| サーフ | 遠投が必要な場合も | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| 磯 | 大型が期待できる | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| テトラ帯 | 好ポイントだが注意必要 | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
タックルもコンパクトにまとめられるため、車がなくても電車で気軽に釣行することが可能です。実際に、電車釣行でアジングを楽しんでいるアングラーも多く見られます。
また、サビキ釣りと比較して、コマセを使わないため匂いや汚れが少なく、帰りの電車でも周囲に迷惑をかけにくいというメリットがあります。ワームとジグヘッドは自宅に持ち帰って処分すれば良いため、釣り場の清掃も最小限で済みます。
季節を問わず楽しめるのもアジングの特徴です。極寒期を除けば、基本的に通年ショアから狙うことができます。冬はシーバスなどの他の釣りがオフシーズンになる時期でも、アジングなら楽しめるという点も見逃せません。
アジングとサビキ釣りの違いは釣りのプロセスにある
「アジはサビキで簡単に釣れるのに、なぜわざわざアジングをするのか」という疑問は、アジングをしない人から最もよく聞かれる質問です。この疑問に対する答えは、釣りの目的とプロセスの違いにあります。
📋 サビキ釣りとアジングの比較表
| 項目 | サビキ釣り | アジング |
|---|---|---|
| 主な目的 | 数を釣る、食べる | ゲームを楽しむ、技術向上 |
| 釣果 | 条件次第で爆釣も | 状況によって差が大きい |
| 準備 | コマセ、仕掛けなど多い | コンパクト |
| 匂い・汚れ | あり | ほとんどなし |
| ゲーム性 | 低 | 高 |
| 技術の差 | 出にくい | はっきり出る |
| 初心者の釣りやすさ | 非常に高い | 中～高（状況による） |
| 達成感 | 数による満足感 | 1匹1匹の充実感 |
アジングはアタリを取ってバシッと掛けるゲーム性が強い釣りですし、その点が楽しい！と感じる人が多いようです。
サビキ釣りは「アジを釣ること」が目的であり、釣果（数）そのものに価値があります。一方、アジングは「アジを釣るプロセス」に価値があり、1匹を釣り上げるまでの試行錯誤や工夫、そして掛けた瞬間の感覚を楽しむ釣りです。
ブラックバスをミミズで釣るよりもルアーで釣った方が楽しいと感じる人がいるように、アジをサビキではなくルアーで狙うことに面白さを見出す人がいるのは自然なことでしょう。釣りの楽しみ方は人それぞれであり、どちらが優れているという話ではありません。
また、釣果という点でも一概にサビキの方が上とは言えない状況もあります。沖にアジがいる場合、遠投できるアジングの方が有利に働くこともありますし、活性が低い時はサビキでは全く釣れないのにアジングでは拾えるということもあるようです。
アジングとメバリングはどちらが面白いのか
ライトゲームの二大巨頭であるアジングとメバリング。どちらも人気の釣りですが、その面白さには違いがあります。
🎣 アジングとメバリングの特徴比較
| 比較項目 | アジング | メバリング |
|---|---|---|
| 基本的な釣り方 | アクション主体 | 巻き主体 |
| アタリの特徴 | 小さく繊細 | 比較的明確 |
| 魚の引き | 控えめ | トルクフル |
| プラグへの反応 | 限定的 | 良好 |
| ポイントの絞りやすさ | 広範囲探索必要 | 着き場が分かりやすい |
| 通年性 | ○（極寒期以外） | △（シーズン限定的） |
| レンジ | 中層～ボトム主体 | 表層～中層主体 |
アジングの面白さは、索敵→発見→攻略の流れを自分の中に取り込み、各ポイントで実践できるようになること。メバリングの面白さは、着き場所が絞りやすく、パターン化しやすい点にある。
アジングは魚を探す「索敵」の要素が強く、どこにアジがいるのかを突き止めることから始まります。オープンウォーターに投げる場合は、アタリが出るまで不安感が強く、その分釣れた時の喜びが大きくなります。
一方、メバリングは魚の着き場が比較的分かりやすく、夜のキワの表層やストラクチャー周りなど、狙うべきポイントが明確です。ただし、メバルはアジよりも賢く、一度見たルアーを二度食わない学習能力があるため、ワームの選択やアプローチに繊細さが求められます。
シーバスアングラーの視点からは、メバリングはシーバスのライト版のような側面があり、シーバスアングラーとの相性が良いと言われています。巻きの釣りであることや、潮流を利用した釣りが主体である点が共通しているためでしょう。
どちらが面白いかは個人の好みによりますが、両方やってみることで釣りの幅が広がり、季節や状況に応じて楽しむことができるのは間違いありません。
アジングをより面白くするポイント
- アジングが飽きたと感じる人は釣り方を変えてみるべき
- アジングに必要なタックルは感度重視で選ぶこと
- アジングの知恵袋には初心者の疑問と答えが詰まっている
- アジングはサビキの横でも釣果を出せる技術がある
- アジングが人気の理由は奥深さと手軽さの両立にある
- アジングがつまらないと感じる人の特徴と改善策
- まとめ：アジングの面白さを再発見しよう
アジングが飽きたと感じる人は釣り方を変えてみるべき
アジングを続けていると、「同じことの繰り返しで飽きてきた」と感じる人もいるかもしれません。しかし、アジングには多様なアプローチ方法があり、釣り方を変えることで新たな楽しみが見つかります。
🎯 アジングのバリエーション
- ジグ単（ジグヘッド単体）：最も基本的でゲーム性が高い
- キャロライナリグ：遠投して沖のアジを狙う
- フロートリグ：表層から中層を広く探る
- スプリットショットリグ：ナチュラルなフォールを演出
- プラッギング：ハードルアーでアジを狙う
- Sキャリー：ジグ単とキャロの中間的存在
ジグ単ばかりやっていて飽きたなら、キャロやフロートに挑戦してみるのも良いでしょう。遠投が必要なポイントでは、10g前後のフロートを使うことで沖のアジにアプローチできます。
釣れない中で釣れる方法を探す。アジャストをジグ単内でやるのか、釣り方（狙うエリア）からアジャストしていくのか、、、最近はこの辺の重要性を認識させられている感じです。
また、プラッギングは通常のワームとは全く異なるアプローチで、アジのバイトシーンを目で見て楽しめるという魅力があります。難易度は高いものの、ハマると病みつきになる釣り方です。
さらに、サイズ狙いに特化してみる、新しいポイントを開拓する、ボートアジングに挑戦するなど、アジングの世界には無限の可能性があります。飽きたと感じたら、それは次のステップに進むチャンスかもしれません。
季節によってもアジの行動パターンや着き場が変わるため、同じポイントでも時期を変えれば全く違った釣りになります。アジングは決して単調な釣りではなく、工夫次第でいくらでも深掘りできる奥深さがあります。
アジングに必要なタックルは感度重視で選ぶこと
アジングを本格的に楽しむためには、専用タックルの使用が重要です。特にロッドとラインの選択は、釣果に直結する要素となります。
🎣 アジングロッドの選び方
| ロッドタイプ | 長さ | 特徴 | 適した用途 |
|---|---|---|---|
| ソリッドティップ | 5～6ft | 食い込み良好、バラシにくい | 初心者、活性低い時 |
| チューブラーティップ | 6～7ft | 感度抜群、即アワセ向き | 上級者、アタリ重視 |
| チタンティップ | 6～7ft | 超高感度、反発力強い | 上級者、遠投重視 |
ロッドについては、ソリッドティップとチューブラーティップで特性が大きく異なります。ソリッドは柔らかく曲がるため、アジが違和感を感じにくく食い込みが良いとされています。一方、チューブラーは硬く感度が高いため、小さなアタリも明確に手元に伝わります。
初心者には一般的にソリッドティップが推奨されますが、最終的には好みの問題になります。「掛ける楽しさ」を追求するなら、感度の高いチューブラーやチタンティップを選ぶのも一つの選択肢でしょう。
📏 アジングラインの選択
| ラインタイプ | メリット | デメリット | 推奨用途 |
|---|---|---|---|
| エステル | 感度最高、伸びが少ない | 切れやすい、風に弱い | ジグ単メイン |
| PE | 強度高い、遠投可能 | 風に弱い、高価 | キャロ、フロート |
| フロロ | 扱いやすい、安価 | 感度やや劣る | 初心者向け |
| ナイロン | 伸びがある、安価 | 感度低い、吸水する | あまり推奨されない |
ラインについては、エステルラインが主流となっています。伸びが少なく感度が高いため、微細なアタリも明確に取ることができます。ただし、強度が低く切れやすいという欠点もあるため、慎重な扱いが必要です。
興味深いことに、リーダーにもエステルを使用することで感度がさらに向上するという報告もあります。通常はフロロカーボンをリーダーに使うことが多いのですが、エステルリーダーにすることで「反響系のアタリの出方がハンパなく気持ちいい」という声もあります。
おそらく、タックルにこだわり始めると止まらなくなるのがアジングの沼の深さでもあります。しかし、それもまたアジングの楽しみの一つと言えるでしょう。
アジングの知恵袋には初心者の疑問と答えが詰まっている
Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトには、アジング初心者の率直な疑問と経験者からのアドバイスが多数投稿されています。これらは非常に参考になる情報源です。
💬 よくある質問と回答の例
Q: アジングって本当に面白いのか？サビキで釣った方が早いのでは？
A: アジングの面白さは、一匹一匹を自分の技術で釣り上げるゲーム性にあります。サビキで釣ることとは目的が異なり、釣果よりもプロセスを楽しむ釣りです。ブラックバスをミミズで釣るよりルアーで釣る方が楽しいのと同じ感覚だという意見もあります。
Q: アジングは難しいのか？初心者でも釣れるのか？
A: 状況次第です。アジがいて活性が高ければ初心者でも釣れますが、シビアな状況では経験が必要です。ただし、この技術の差が出やすい点こそがアジングの魅力でもあります。
Q: アジの引きが弱くてつまらないのでは？
A: たしかにアジの引きは他の魚と比べると控えめです。しかし、アジングは引きを楽しむというよりも、掛けることを楽しむ釣りです。25cmを超えてくると引きも楽しめるようになります。
何が面白いかと問われると、んーって感じです笑。でもブラックバスをミミズで釣るよりルアーで釣った方が楽しい時ってありません？それと同じ感じの面白さです！
知恵袋を見ていると、アジングに懐疑的だった人が実際にやってみたら面白さに気づいたというパターンも多く見られます。言葉で説明するよりも、実際に体験してみることが一番理解できるという意見が多数を占めています。
また、初心者特有の悩みとして「仕掛けが軽すぎて何をしているか分からない」という声もよく見られます。これに対しては、「最近のアジングロッドは些細な変化も感じられるほど高性能なので、慣れれば分かるようになる」という回答が寄せられています。
アジングはサビキの横でも釣果を出せる技術がある
興味深いことに、サビキ釣り師の横でアジングをして釣果を出すというシチュエーションも珍しくありません。むしろ、状況によってはアジングの方が有利に働くケースもあります。
🎯 サビキの横でアジングが有利な状況
| 状況 | アジングが有利な理由 |
|---|---|
| アジが沖にいる時 | 遠投でアプローチできる |
| 活性が低い時 | ピンポイントで誘える |
| 大型狙いの時 | サイズを選別できる |
| 風が強い時 | サビキは釣りにくいがアジングは可能 |
| 人が多い時 | 省スペースで釣りができる |
ある釣行記事では、サビキ釣り師が横でほとんど釣れていない中、フロートタックルを使ったアジンガーが30匹以上釣り上げたというエピソードが紹介されています。これは、アジが岸から離れた場所にいたため、遠投できるアジングの方が有利だったと考えられます。
後半は群れが入ってきたのかめっちゃテキトーでも釣れ続きましたが、横のサビキのおっちゃんより速いペースで釣っていたので写真がありません！
また、アジングでは使用するリグやワームを状況に応じて細かく変更できるため、アジの反応が悪い時でも試行錯誤の余地があります。サビキは基本的に仕掛けを変えるくらいしか対応策がありませんが、アジングはジグヘッドの重さ、ワームの種類、レンジ、アクションなど、無数の変数を調整できます。
ただし、これは「アジングの方が優れている」という話ではなく、それぞれに適した状況があるということです。サビキが圧倒的に有利な状況も当然存在します。重要なのは、状況に応じて最適な釣り方を選択できる引き出しの多さでしょう。
もちろん、サビキ釣り師の邪魔にならないようマナーを守ることは大前提です。お互いに尊重し合い、楽しく釣りをすることが何より大切です。
アジングが人気の理由は奥深さと手軽さの両立にある
アジングが近年これほどまでに人気を集めている理由は、奥深いゲーム性と手軽さという一見矛盾する要素を両立している点にあります。
📊 アジングの人気を支える要素
| 要素 | 内容 | 魅力度 |
|---|---|---|
| 入門のしやすさ | 専用タックルは比較的安価から揃う | ★★★★☆ |
| 上達の実感 | 技術向上が釣果に直結 | ★★★★★ |
| 場所の選択肢 | 全国各地で楽しめる | ★★★★★ |
| 通年性 | ほぼ一年中楽しめる | ★★★★☆ |
| 食味 | 釣りたてのアジは絶品 | ★★★★★ |
| 手軽さ | 短時間でも楽しめる | ★★★★☆ |
| コミュニティ | 情報交換が活発 | ★★★★☆ |
初心者でも始めやすく、それでいて極めようと思えばいくらでも深掘りできる。この絶妙なバランスがアジングの人気を支えています。
エントリーモデルのタックルセットなら1万円台から揃えることができ、釣具店によってはDVD付きの初心者向けセットも販売されています。動画で基本を学び、すぐに実践できる環境が整っているのも、人気の理由の一つでしょう。
また、SNSやYouTubeでアジングの情報が活発に発信されており、最新のテクニックや釣果情報を簡単に入手できます。コミュニティが活発であることも、初心者が入りやすく、長く続けやすい要因となっています。
食べて美味しいというのも見逃せないポイントです。釣りたてのアジを刺身やなめろう、フライにして食べる楽しみは、釣りの満足度をさらに高めてくれます。「釣って楽しい、食べて美味しい」という完璧なサイクルが、アジングの人気を後押ししています。
さらに、仕事帰りに1～2時間だけサクッと楽しめる手軽さも魅力です。長時間の釣行が難しい社会人でも、ナイトゲームで気軽に楽しめるというのは大きなメリットでしょう。
アジングがつまらないと感じる人の特徴と改善策
一方で、「アジングはつまらない」と感じる人も一定数存在します。その理由を分析することで、より楽しむためのヒントが見えてきます。
⚠️ アジングがつまらないと感じる主な理由
- 仕掛けが軽すぎて何をしているか分からない
- 改善策：感度の高いロッドを使用する、風の弱い日を選ぶ、慣れるまで続ける
- サビキで釣る方が簡単で数も釣れる
- 改善策：目的の違いを理解する、プロセスを楽しむ意識を持つ
- アジの引きが弱い
- 改善策：サイズアップを狙う、引きよりも掛ける楽しさに注目する
- なかなか釣れない
- 改善策：情報収集を徹底する、実績のあるポイントから始める
- フグにワームを齧られてコスパが悪い
- 改善策：フグの少ない時期や場所を選ぶ、割り切って楽しむ
確かに、アジングは軽すぎる仕掛けを使うから、何をやっているか分からなくなる。ただ、最近のアジングロッドは些細な変化も感じられるほど凄いスペックを持ち合わせているので、全く分からない・・・ということはないと思います。
つまらないと感じる最大の理由は、おそらくアジングの本質的な楽しさをまだ体験できていないことにあるのかもしれません。最初の数回の釣行でたまたま釣れなかったり、悪条件にあたってしまったりすると、面白さを実感する前に諦めてしまう可能性があります。
アジングの醍醐味である「小さなアタリを掛ける感覚」を一度でも体験できれば、見方が変わる人は多いはずです。そのためには、ある程度の試行回数が必要かもしれません。
また、「10匹簡単に釣れてしまうと飽きる」という意見もあります。これは逆説的ですが、アジングの奥深さを理解し始めているとも言えます。そういう場合は、サイズアップを目指したり、プラッギングに挑戦したり、難易度の高い釣り方にステップアップすることで、新たな面白さが見つかるでしょう。
まとめ：アジングの面白さを再発見しよう
最後に記事のポイントをまとめます。
- アジングの最大の魅力は繊細なアタリを自分の手で掛ける感覚にある
- 技術と経験の差が釣果に明確に現れるゲーム性の高さが面白い
- 数釣りとサイズ狙いという2つの楽しみ方で戦略性が広がる
- 全国各地の身近な場所で手軽に楽しめるアクセシビリティが高い
- サビキ釣りとアジングは目的が異なり、釣果よりプロセスを楽しむ釣り
- メバリングと比較するとアジングは索敵要素が強くアクション主体の釣り
- ジグ単以外にもキャロやフロート、プラッギングなど多様な釣り方がある
- 感度重視のタックル選びが重要で、エステルラインが主流となっている
- Yahoo!知恵袋などに初心者の疑問と経験者の回答が豊富に蓄積されている
- 状況によってはサビキの横でもアジングの方が釣果を出せる場合がある
- 奥深いゲーム性と手軽さを両立している点が人気の理由
- つまらないと感じる人は本質的な楽しさを体験できていない可能性が高い
- 釣りたてのアジを食べる楽しみも含めて「釣って楽しい、食べて美味しい」が魅力
- 通年性が高く、仕事帰りの短時間でも楽しめる手軽さがある
- コミュニティが活発でSNSやYouTubeで情報交換が盛ん
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- アジングは楽しい！その断言できる「4つの理由」まとめ | リグデザイン
- ライトゲーム2大巨頭「アジング」「メバリング」 面白いのはどっち？ | TSURINEWS
- アジングって楽しいの？編集部が今人気の釣りに初挑戦してみた | TSURI HACK
- アジングって面白いですか？どのような点が面白いですか？ – Yahoo!知恵袋
- アジングの楽しさ サビキのが釣れるのになぜアジングをするのか – 基本は身近なルアー釣りブログ
- アジングはええわと言ってた僕が連日アジング行きだしたブログ | つり具 山陽 SANYO
- シーバスアングラーが体験したメバリングとアジング【ライトゲームも面白い】 | fishing is good
- アジングにはエステルリーダーが面白い！感度が爆上がりします！ | 釣りバカキノピーが行く！！
- 釣れないが故に面白いと感じるアジングも👍（ポイントA-7） – エソジマ君のほぼ大分アジングエギング日記
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