アジングをやっている人なら一度は「ガルプ」という名前を耳にしたことがあるはず。いや、むしろ使ったことがない人の方が少ないかもしれません。それくらいアジングシーンで圧倒的な存在感を放っているのがガルプシリーズです。
でも「ガルプって種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない」「本当に釣れるの?」「反則って言われるけど使っていいの?」なんて疑問を持っている人も多いでしょう。この記事では、アジングで実際に使えるガルプのおすすめワームから、効果的な使い方、カラー選択、さらには保管方法まで、ガルプに関する情報を徹底的にまとめました。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ アジングでガルプが「反則級」と呼ばれる理由と実際の効果 |
| ✓ ベビーサーディンを中心としたおすすめガルプワームの種類 |
| ✓ 釣果を左右するおすすめカラーと状況別の使い分け |
| ✓ ガルプ液の正しい保管方法と液漏れ対策の実践テク |
アジングで釣果爆発!ガルプのおすすめワームと選び方
- アジングでガルプが「反則級」と言われる理由は圧倒的な集魚力
- ガルプベビーサーディンがアジングで最もおすすめされるワーム
- ガルプのアジング向けワームにはベビーサーディン以外にも種類がある
- アジングでガルプを使うメリットは匂いと味による食わせ効果
- ガルプをアジングで使うデメリットは匂いの強さと耐久性
- ガルプとエコギアアクアを比較すると釣果は互角という検証結果
アジングでガルプが「反則級」と言われる理由は圧倒的な集魚力
「ガルプは反則」「もはや餌」――アジングをやっている人なら、こんな言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。実際、ガルプの集魚力は他のワームとは一線を画しています。
バークレイが開発したガルプの最大の特徴は、魚が好む強い臭い成分を配合した液体にワームを漬け込んでいること。一般的なワームと比べると、その拡散効果は約400倍とされています。
ガルプ液の強烈なニオイは、バッチバチに魚を寄せてくれます。ニオイの拡散力は通常のワームに比べて約400倍とのこと。こりゃ釣れますわな。
この圧倒的な集魚力により、「他のワームでは反応しなかったアジが、ガルプに変えた途端に食ってきた」という経験をしたアングラーは数知れません。通常のワームでは見切られやすい状況でも、ガルプ特有の匂いと味によってアジが思わず口を使ってしまうのです。
さらに興味深いのは、ガルプは止めていても釣れるという点。通常のルアーは魚に見切られやすく、誘いのアクションが不可欠ですが、ガルプなら置き竿中心の釣りでも十分釣果が出せるのが大きな魅力です。
ただし、この「反則級」という表現には賛否両論あります。一部のアングラーは「ニオイがあるワームを使うのはズルい」とディスってくることもあるようです。しかし、ルールで禁止されているわけではありませんし、釣りを楽しむためのツールとして使えるものは使うべきでしょう。
📊 ガルプと通常ワームの比較
| 項目 | ガルプ | 通常ワーム |
|---|---|---|
| 集魚力 | ★★★★★(約400倍) | ★★☆☆☆ |
| 食わせ能力 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| アクション不要度 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ |
| 初心者向き度 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
ガルプベビーサーディンがアジングで最もおすすめされるワーム
アジングでガルプを使うなら、まず手に取るべきなのがガルプベビーサーディンです。これはアジング界で最も信頼されているワームと言っても過言ではありません。
ベビーサーディンの特徴は、ストレートのピンテール形状。シンプルながらナチュラルな見た目で、ボディには浅めのリブが入り、先端には細い尻尾がついただけの構造です。しかしこのシンプルさこそが武器で、水流に反応して小刻みに揺れることで弱ったベイトのような生命感を演出します。
サイズは2インチと1.5インチの2種類がラインナップされています。一般的には2インチが基本サイズとして推奨されており、アジや小型メバル、カマス、セイゴ、小型の根魚まで多くのターゲットに使える万能性があります。
ベビーサーディンは、アジングやメバリングで大人気の製品。巻くとピンテールが微振動を起こしてターゲットにアピールします。
特筆すべきは、自分で使用を制限するアングラーがいるほど釣れるという事実。「釣れない時の最終手段」として温存している人もいるくらいです。これは裏を返せば、それだけガルプベビーサーディンの効果が絶大であることの証明でもあります。
使用リグはジグヘッドリグを中心に、スプリットショットリグやキャロ、フロートリグでの使用もおすすめ。基本的にはただ巻きだけでも十分釣れますが、リフト&フォールやシェイクといったアクションも有効です。
ガルプのアジング向けワームにはベビーサーディン以外にも種類がある
ベビーサーディンが有名ですが、実はガルプにはアジング向けの多彩なラインナップがあります。状況に応じて使い分けることで、さらなる釣果アップが期待できます。
🎣 アジングで使えるガルプワームシリーズ
| ワーム名 | サイズ | 特徴 | おすすめシチュエーション |
|---|---|---|---|
| ベビーサーディン | 1.5・2インチ | ピンテール、定番 | オールラウンド |
| サンドサーディン | 1.8インチ | 両サイドに手足、アピール強 | 五目釣り、メバル・カサゴ |
| ミノー | 2インチ | 扁平ボディ、ワインド向き | ダートアクション時 |
| ベビースクイッド | 1.8インチ | イカ型、ツインテール | メバル、イカパターン |
| ジギンググラブ | 1.5インチ | 極薄テール、強アピール | 濁り、低活性時 |
サンドサーディンは2022年5月に発売された比較的新しい製品。ベビーサーディンとサンドワームを融合させたような形状で、両サイドの手足が絶妙な水流を生み出し、ガルプ液を水中に放出します。ボディコア部はベビーサーディン2インチより細くフィネスながら、しっかりとジグヘッドを刺せる太さを維持しています。
ベビーサーディンは昔ながらのストレートワームでアピール力が足りず、せっかくの味と臭いが有っても最強にはなれないのです。(中略)ガルプ!サンドサーディンはアピール力抜群の形状と、究極の汁で最新最強の座を奪うに違い有りません!
ミノーは扁平な面を持つベイトフィッシュライクなシェイプで、ワインド釣法との相性が抜群。キビキビとしたダートアクションは、ただ巻きにスレた魚や日中の見切られやすい時間帯の攻略を容易にしてくれます。
さらに、サンドワームは海釣りでよく使われるイソメをイメージした製品。餌釣りで餌が無くなった時の予備として、また虫餌が苦手な人でも使えるメリットがあります。
アジングでガルプを使うメリットは匂いと味による食わせ効果
ガルプをアジングで使う最大のメリットは、やはり匂いと味による圧倒的な食わせ効果です。この特性により、通常のワームでは得られない様々な恩恵を受けることができます。
まず第一に、集魚効果がエグいという点。ガルプ液の強烈なニオイは、広範囲からアジを引き寄せてくれます。アジという魚はコマセによる集魚で釣るのが主流だった歴史があり、それだけニオイに敏感な魚種です。一般的には魚は人間の300倍から1000倍の嗅覚能力があるとされており、ガルプの効果が絶大なのも納得できます。
第二に、喰わせ性能もエグいこと。集魚力だけでなく、ワームを見に来たアジに口を使わせる能力も高いです。ニオイがあるから、アジもエサだと確信して食ってきます。つまり、ワームを見切られにくいのです。
ニオイがあるから、アジもエサだと確信して食ってきます。つまり、ワームを見切られにくいってことです。他のワームでは釣れないけど、ガルプでは釣れる!って状況は、この食わせ性能が発揮されている状況と思われます。
第三に、ポイントの見切りに使えるという戦略的なメリット。ガルプは集魚能力も食わせ性能もエグいため、「ガルプで釣れなければ、そこに魚はいない!」と判断することもできます。粘るか移動するかの判断材料として使えるのは、時間が限られた釣行において非常に有効です。
第四に、初心者でも釣果を出しやすいこと。アクションに慣れていない初心者や、置き竿中心の釣りでも十分釣果が出せるのが大きな魅力。「ワームなのにほぼ餌」と言われるほどの強烈な集魚力と食わせ性能により、技術的な差をカバーしてくれます。
✅ ガルプ使用のメリットまとめ
- 約400倍の集魚力でアジを広範囲から引き寄せる
- 味と匂いでアジが確信を持って食いつく
- 止めていても釣れるため初心者でも扱いやすい
- ポイントの有無を判断する材料になる
- 多魚種に効果があり五目釣りにも対応
ガルプをアジングで使うデメリットは匂いの強さと耐久性
釣れることは間違いないガルプですが、当然デメリットも存在します。使用前にこれらの弱点を理解しておくことで、より快適にガルプを活用できるでしょう。
最大のデメリットは**クサイ(結構ガチで)**という点。集魚力と食わせ性能が高いガルプは、そのぶんニオイも強烈です。ワームを触れば手にニオイがつきますし、バッグや車の中で液漏れでもした日には、もう悲惨な状況になります。
クリア系が強いパターンがある。そう学んでからは、アジを探すときにガルプとクリア系のワームを投げるようになりました。
二つ目のデメリットは外道の猛攻がヤバイこと。ガルプのやんちゃな集魚力は、当然ながら外道に対しても発揮されます。外道の魚影が濃い状況では、本命のアジが釣りにくくなります。特にフグが多い時は最悪で、ひたすらにワームを食いちぎられてコスパが悪化します。
三つ目は耐久性の問題。ガルプは素材が柔らかく、魚を釣るたびにボロボロになりやすいです。アジの数釣りなら10匹以上は1本で釣れることもありますが、フグやベラに攻撃されると一瞬で破壊されます。
四つ目はクリア系カラーがないという弱点。ガルプにもクリア系のカラーは存在しますが、実際は白濁した感じでクリアには程遠い状態です。クリア系が強いパターンの時に使っても効果を感じられないことが多いため、必ずクリア系のワームを別途持っておく必要があります。
⚠️ ガルプ使用のデメリットと対策
| デメリット | 影響度 | 対策 |
|---|---|---|
| 強烈な臭い | ★★★★☆ | 密閉容器で保管、手袋使用 |
| 液漏れリスク | ★★★★★ | 専用ケース必須 |
| 外道の猛攻 | ★★★☆☆ | 丈夫なワームと併用 |
| 耐久性の低さ | ★★★☆☆ | 複数本携帯 |
| クリア系不足 | ★★☆☆☆ | 別メーカーと併用 |
五つ目は意外なデメリットで、**ディスられる(こともある)**という点。一部のアングラーはガルプを「反則」とみなしており、使っていると「ニオイあるヤツ使ってんの~?」みたいなウザめなディスをかまされることもあるようです。ただし、こういった謎ディスは完全にシカトでOK。使えるものは使いましょう。
ガルプとエコギアアクアを比較すると釣果は互角という検証結果
ガルプと同じコンセプトで展開されているのが、エコギアの「エコギアアクア」シリーズです。実際の釣行でこの2つを比較検証した興味深いレポートがあります。
ある釣り人が小豆島でメバリングをした際、ガルプアライブアングルワームとエコギアアクア活アジストレートを交互に使って釣り比べたところ、どちらもほとんど釣れ方・釣果は変わらないという結果になったそうです。
【ガルプアライブ アングルワーム】と【エコギアアクア活アジストレート】を使って交互にメバルを釣り比べた結果、どちらもほとんど釣れ方・釣果は変わらない、という結果になりました。
ただし、ガルプベビーサーディンとエコギアアクア活アジストレートを比較すると話が変わります。ほとんどの状況でエコギアアクア活アジストレートの方が2倍くらい釣れるという結果が出ています。
この差が生まれる理由はワームのボリューム(太さ)の違い。同じ2インチでも、ガルプベビーサーディンの方がボリュームがあり、エコギアアクア活アジストレートの方がワームが薄く細いため、アジが食いやすくなっているとのこと。
エコギアアクアには、ガルプにはない2つの利点もあります。一つ目はそんなに臭くないこと。エコギアアクアも臭いはありますが、鰹節のような臭いと少し甘い臭いが混じった程度で、ガルプほど強烈ではありません。
二つ目は柔らかく、しっかり動いてくれること。ガルプのワームの大半は素材自体が固く、ほとんどアクションしませんが、エコギアアクアのワームは素材が柔らかく、ワームもしっかり動いてくれます。
アジング実戦編!ガルプのおすすめカラーと効果的な使い方
- ガルプベビーサーディンのおすすめカラーはチャートとクリア系
- ガルプの効果を最大限引き出すアジングでの使い方は最小限のアクション
- ガルプ液の保管方法と液漏れ対策は専用ケースが必須
- ガルプのパルスワームやサンドサーディンもアジングで有効に機能する
- ガルプが効かない状況もある?クリア系ワームとの使い分けが重要
- ガルプイソメはアジング初心者にも使いやすい万能ワーム
- まとめ:アジングでガルプを使えば釣果アップは間違いなし
ガルプベビーサーディンのおすすめカラーはチャートとクリア系
ガルプベビーサーディンには多彩なカラーバリエーションがありますが、実際に釣果の出た実績カラーに絞って選ぶのが賢明です。ここでは特におすすめの3色を紹介します。
チャートリュースは、多くのアングラーが「最も多くの魚を釣ってきたカラー」として挙げる定番中の定番。ガルプの強烈な匂いと、チャートカラーの最強クラスの視覚的アピールが組み合わさることで、集魚力がとにかく高いのが特徴です。
私が最も多くの魚を釣ってきたカラーがこのチャートリュースです。ガルプの強烈な匂いと、チャートカラーの最強クラスの視覚的アピールが組み合わさることで、集魚力がとにかく高いのが特徴。
デイゲームでも使用できますが、特にナイトゲームでは相性が抜群。暗がりでも存在感があり、アジやメバルなどに強烈にアピールできます。「まず1色」選ぶなら間違いなくこのカラーでしょう。
パールホワイトは、メバルやシーバス狙いで特に高い実績を出しているカラー。ナチュラル系に分類される色ですが、白は膨張色のため、ナイトゲームでの視認性も高く、シルエット重視のパターンに最適です。ナチュラルだけど存在感を出したい時におすすめ。
クリアピンクは、アジングでの実績が高いカラー。やや透明感のあるボディにラメが入っており、アミパターンの時などにも非常に効果的です。デイゲーム・ナイトゲーム問わず安定した釣果が期待できる万能カラーで、アジ狙いメインで1色選ぶなら、このカラーを持っておくと便利です。
🎨 状況別おすすめカラー
| 状況 | おすすめカラー | 理由 |
|---|---|---|
| ナイトゲーム(常夜灯あり) | チャートリュース、クリアピンク | 高アピール、ラメ効果 |
| ナイトゲーム(常夜灯なし) | ピンク、パールホワイト | 膨張色でシルエット強調 |
| デイゲーム | クリア系、カモ | ナチュラル、スレ対策 |
| 濁り潮 | チャートリュース、オレンジ | 視認性重視 |
| アミパターン | クリアピンク、クリア系 | ベイトマッチング |
その他にも、グローオキアミはオキアミ系の若干オレンジっぽいカラーで、黄色~オレンジ系の常夜灯周りのアジやメバル狙いの超定番。カモは主にデイゲームや少しスレ気味のメバルやカサゴを狙う時などにおすすめなナチュラル系カラーです。
ピンクは常夜灯が無い真っ暗な漁港内やちょっとしたテトラ帯などでメバルやカサゴを狙う時におすすめ。真っ暗な場所の魚はスレていないことが多いので、ワームのカラーはアピール力重視が基本になります。
ガルプの効果を最大限引き出すアジングでの使い方は最小限のアクション
ガルプは「置いとくだけで釣れる」と言われることもありますが、実は使い方次第でさらに釣果を伸ばせるポテンシャルを秘めています。ここでは効果的な使用方法を解説します。
最も基本的な使い方はただ巻き・テンションフォール・巻き落とし。メバル狙いや岸壁沿いのカサゴを狙う時のメインになる使い方です。もちろん着水~回収までノーアクションの巻きやフォールでも魚は釣れますが、最小限の誘いを入れることで食わせのきっかけを作れます。
だいたいハンドル5~10回転くらいにつき、穂先を数センチ程度軽く1~2回ほど震わせ、海中でワームを微妙に上下に揺するイメージ。このちょっとした誘いが食わせのきっかけになることがあり、何も誘いを掛けない時よりもアタリの数が多くなることは良くあります。
リフトフォールは主にアジ狙いで使用する機会が多い釣り方。サンドサーディンなどマテリアルが比較的硬いワームの場合、移動距離を抑えてヘコヘコさせるより、少し強めに・速めのテンポでアクションを与えることで、キビキビ感を意識して操作することが多いです。
テンポよく2~5回ほどワームを海中で跳ね上げ、その後のフォールや巻き落として食わせるイメージですね。
ドリフトもガルプシリーズのワームとの相性が良い釣り方。何もしなくても強烈な味と匂いで魚を引っ張ってきてくれる効果が期待できます。砲弾型のジグヘッドや低比重素材のジグヘッドにセットし、払い出す潮・風に乗せて流し込んで使います。
ひたすら流し込むだけでも食い渋ったメバルやアジは釣れますが、時々スローにリールを巻いてアクションに変化を出したり、1~2回ほどのロッドアクションで縦に誘うのもおすすめ。誘いを入れる頻度は、だいたい5~10秒ほどに1度くらいのことが多いです。
✨ 釣り方別ポイント
- ただ巻き:5~10回転に1度、穂先を軽く震わせる
- リフトフォール:2~5回跳ね上げてからフォール
- ドリフト:5~10秒に1度、誘いを入れる
- ワインド:ミノータイプでキビキビとダート
- ボトムステイ:底で放置、匂いで寄せる
注意点として、ガルプは素材が硬めのものが多いため、アジなどの吸い込み系の魚を狙う場合、バイトを弾いてしまうことがあります。そんな時は、ワームの頭を指でちぎってショート化するのがおすすめ。サイズを小さくすることで吸い込みやすくなり、フッキング率も向上します。
ガルプ液の保管方法と液漏れ対策は専用ケースが必須
ガルプを使う上で避けて通れないのが液漏れ問題。この対策を怠ると、バッグや車の中が悲惨なことになります。
純正のパッケージは、実は液漏れしやすい構造になっています。「たまに漏れる」どころか、ほぼ100%漏れると考えた方が良いでしょう。一度漏れてしまうとガルプ独特の強烈なニオイがバッグ全体に染みつくだけでなく、液に浸かっていないワームはすぐに乾いてカピカピになってしまいます。
一度漏れてしまうとガルプ独特の強烈なニオイがバッグ全体に染みつくだけでなく、液に浸かっていないワームはすぐに乾いてカピカピになってしまいます。
最もおすすめの保管方法は、MEIHOのリキッドケース「VS-L415」を使用すること。このケースは完全密閉構造になっていて、横にしても逆さにしても液漏れしません。開封したガルプをすべてこのケースに移し替えて、さらにガルプ液を足してドーピングすることで、長く鮮度を保ちながら快適に使用できます。
液が足りなくなった際は、ガルプアライブシリーズの補充液も販売されています。これを使えば、カピカピになったワームも復活させることができますし、通常のガルプをアライブ仕様にすることも可能です。
📦 ガルプ保管の必須アイテム
| アイテム | 用途 | 重要度 |
|---|---|---|
| MEIHOリキッドケース | ワーム保管 | ★★★★★ |
| ガルプ補充液 | 液の補充・復活 | ★★★★☆ |
| スポイト | 液の移動 | ★★★☆☆ |
| 密閉ジップロック | 予備保管 | ★★★☆☆ |
もう一つの方法として、ペットボトルの蓋をつけるタイプの容器も有効。ペットボトルのふくらませる前のものを使った容器は、長さもピッタリで値段も安くガルプには最適です。
保管時の注意点として、直射日光を避け、涼しい場所で保管することが重要。夏場の車内などに放置すると、液が劣化したり、ワーム自体が変質したりする可能性があります。
また、使用後はワームについた海水をしっかり洗い流すことも大切。塩分が残っていると液が劣化しやすくなります。洗った後はキッチンペーパーなどで水分を拭き取ってから容器に戻すと良いでしょう。
ガルプのパルスワームやサンドサーディンもアジングで有効に機能する
ベビーサーディン以外にも、アジング・ライトゲームで活躍するガルプワームがあります。状況に応じてローテーションすることで、さらなる釣果アップが期待できます。
パルスワームは、根魚やフラットフィッシュ狙いで定番のカーリーテールワーム。動かすとリブの微振動とテールのアクションでターゲットを誘います。主にテキサスリグやジグヘッドリグで、スイミングやリフト&フォール中心に使っていくのがおすすめ。アイナメやソイ、ヒラメ、マゴチなどを狙う時に活躍します。
サンドサーディンは前述の通り、2022年発売の比較的新しい製品。ベビーサーディンと比べて両サイドの手足が水流を受け、引き抵抗を出すためゆっくりと誘えるシェイプになっています。1.8インチと小さめのサイズ感で、食い渋ったアジやメバルも食いついてしまうのが特徴です。
1.8インチという小ささで食い渋ったアジやメバルも食いついてしまう!ガルプ液を水中に放出!だなんて強烈に釣れそうなイメージが出て来ます!
ホッグは、パルスクローと並ぶロックフィッシュ狙いの定番アイテム。触角をイメージしたカーリーテール、水を強く押すアーム、微振動を起こすレッグの複合的なアピールが特徴です。特にロックフィッシュがエビやシャコを捕食しているタイミングに効果的で、最近ではボトムチニングに使用する人も多いです。
アジャストハントはテールの使い方が釣果の鍵を握る、ハンター塩津氏プロデュースの製品。そのままの状態ではパドルテールタイプですが、テールのセンターをカットすれば甲殻類をイメージさせるツインテールに、テールの付け根でカットすればハイアピールのカーリーテール仕様とすることができます。
🎣 シチュエーション別ガルプワーム選択
| 状況 | おすすめワーム | 理由 |
|---|---|---|
| アジの高活性 | ベビーサーディン | 定番、安定感 |
| アジの低活性 | サンドサーディン | 小型、ゆっくり誘える |
| メバルの表層 | ベビースクイッド | スローフォール |
| 根魚狙い | ホッグ、パルスワーム | 甲殻類イメージ |
| ワインド | ミノー | ダートアクション |
ジギンググラブは極薄のテールがはためきターゲットにアピールするタイプ。メバルやカサゴ、アジを狙う際にピンテールではアピール不足だったり、フォールスピードが速すぎたりする時に効果的です。「水が濁っている」「活性が低い」「ベイトが多すぎて強いアピールが欲しい」など、ピンテールタイプとローテーションで使いやすい製品となっています。
ガルプが効かない状況もある?クリア系ワームとの使い分けが重要
「ガルプは最強」と言われますが、実はすべての状況で最強というわけではないことを知っておく必要があります。状況によっては他のワームの方が釣れることもあるのです。
ある釣行での体験談によると、満潮前の20時に開始した釣りで、最初はガルプベビーサーディンで1投1匹のペースで連発。しかし満潮の潮止まりを境にピタッと釣れなくなり、再開後もアタリが全くない状態に。一方、クリア系のスクリューテールグラブを使っていた友人は1投1匹のハイペースでアジを水揚げしていたとのこと。
ガルプが強いパターンもあるが、ガルプよりもクリア系のワームが強いパターンがある。ガルプだけ投げる癖をつけたらだめだ。
このように、ガルプよりもクリア系のワームが圧倒的に強い場面が確実に存在します。特にクリアウォーターやハイプレッシャーな状況、デイゲームなどでは、ガルプの強い匂いが逆に魚を警戒させるリスクもあるのです。
アジの種類や釣り場によっても効果が違うという検証結果もあります。愛媛県の例では、瀬戸内海で釣れるセグロというアジには効果が高いが、宇和海で釣れるヒラアジには効果が低いことが多かったとのこと。
宇和海のヒラアジで効果があると感じた時は、同じ場所で1時間ほど釣り続けてアジが人的プレッシャーでスレてきた時、養殖筏に付いていなく、沖から小魚などを追って浅瀬に入ってきたアジの場合は通常のワームよりもガルプの方が効果がありました。逆に養殖筏に付いているアジなどは全くと言っていいほど効果がなかったようです。
⚡ ガルプが効きにくい状況と対策
- クリアウォーター:透明度が高すぎると匂いより視覚重視に → クリア系ワーム
- ハイプレッシャー:何度も釣られた魚は匂いを警戒 → ナチュラル系ワーム
- デイゲーム:視認性が高く見切られやすい → シルエット重視
- 特定魚種:ヒラアジなど効きにくい魚種もいる → 通常ワームと併用
- スレた状況:人的プレッシャーが高い → プラグやハードルアー
ガルプを使う際の心構えとして、「ガルプだけあれば大丈夫」という考えは捨てるべきでしょう。必ずクリア系のワームも持っていくこと、そして状況に応じてローテーションすることが、安定した釣果を出すコツです。
ガルプイソメはアジング初心者にも使いやすい万能ワーム
アジングでガルプを使うなら、見逃せないのがガルプイソメシリーズ。これは海釣りでよく使われるイソメ(ゴカイ)をイメージした製品で、虫餌が苦手な人でも使えるのが大きなメリットです。
ガルプイソメには太身、細身、極太の3タイプがあり、それぞれ4インチサイズが基本。カラーバリエーションも豊富で、青イソメ、赤イソメ、生青イソメ、岩イソメ、ゴカイ、ジャリメなど、実際のエサを模したリアルなラインナップが揃っています。
アジングでの使い方は、ジグヘッドに装着して使うのが基本。エサ釣りのように餌が無くなる心配がないため、長時間粘り強く攻めることができます。また、保管がしやすいので餌釣りで餌が無くなってしまった時の予備としても優秀です。
ターゲットはシーバス、アジ、メバル、チヌ、シロギスなど、イソメを餌とする魚であればなんでも狙うことができる優れものです。保管がしやすいので餌釣りで餌が無くなってしまった時の予備として、また虫餌が苦手な人でも使えるメリットがあります。
ガルプイソメの最大の利点は万能性。シーバス、アジ、メバル、チヌ、シロギスなど、イソメを餌とする魚であればなんでも狙うことができます。特にアジングでは、ベビーサーディンとは違ったアピールができるため、ローテーション用として持っておくと便利です。
🪱 ガルプイソメの種類と特徴
| タイプ | サイズ | 特徴 | おすすめターゲット |
|---|---|---|---|
| 細身 | 4インチ | 繊細、フィネス | アジ、メバル、キス |
| 太身 | 4インチ | 標準、万能 | アジ、メバル、カサゴ |
| 極太 | 4インチ | 高アピール | カレイ、シーバス |
使用する際のコツは、エサと同じようにゆっくり動かすこと。ガルプイソメの形状とガルプ液の効果により、エサに近い動きで魚を誘うことができます。ボトム付近をズル引きしたり、リフト&フォールで誘ったりするのが効果的です。
初心者にとって特にありがたいのが、虫餌特有の気持ち悪さがないこと。本物のイソメに触るのは抵抗があるという人でも、ガルプイソメならワームとして割り切って使えます。それでいてエサに近い効果が得られるのは、まさに一石二鳥と言えるでしょう。
まとめ:アジングでガルプを使えば釣果アップは間違いなし
最後に記事のポイントをまとめます。
- ガルプは約400倍の集魚力を持ち「反則級」「もはや餌」と称される実力派ワームである
- アジングではガルプベビーサーディン2インチが定番中の定番で最もおすすめ
- サンドサーディン、ミノー、ベビースクイッドなど状況に応じた種類も豊富
- 匂いと味による食わせ効果で初心者でも釣果を出しやすいのが最大のメリット
- 強烈な臭いと液漏れ、外道の猛攻、耐久性の低さがデメリットとして挙げられる
- エコギアアクアと比較すると釣果は互角だが臭いと柔軟性ではエコギアが優位
- おすすめカラーはチャートリュース、パールホワイト、クリアピンクの3色
- 使い方は最小限のアクションを加えたただ巻きやリフトフォールが基本
- 保管にはMEIHOのリキッドケースなど密閉容器が必須で液漏れ対策は重要
- パルスワームやホッグは根魚狙いに、ジギンググラブは低活性時に有効
- クリアウォーターやハイプレッシャー時はクリア系ワームの方が釣れることもある
- ガルプイソメは虫餌が苦手な人にも使いやすく万能性が高い
- アジの種類や釣り場によって効果が異なるため必ずローテーション用ワームも携帯すべき
- ニューガルプは従来品より成分が改良され効果が30%アップしている
- ガルプだけに頼らず状況判断とワームローテーションが安定釣果の鍵となる
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 【アジング】ニューガルプのインプレとガルプが効くアジの種類の話!|あおむしの釣行記4
- ガルプ ベビーサーディン インプレ|おすすめカラーやガルプ液が漏れないケースも紹介! – つりはる〜釣り情報発信メディア〜
- 定番の爆釣アジングワーム「ガルプ」!エグい性能とおすすめアイテムを総ざらい | AjingFreak
- ガルプ!サンドサーディン|最新の汁ワームはアジング・メバリングに最強!
- アジングで最強ワームはどれだ⁉ | LureNewsR
- 反則級の集魚力!ガルプ(Gulp!)のおすすめワーム11選 | TSURI HACK
- 【メバル・アジ・根魚に】ガルプ サンドサーディンを徹底インプレ! | まるなか大衆鮮魚
- アジングのワームでガルプが一番釣れるのか|アジング一年生re
- ガルプとエコギアアクアはどちらの方が釣れるのか?メバリングで実際に使用した結果分かった事とは | たけとの釣り旅
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