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アジングで大潮を攻略!潮が速すぎて釣れないときの対処法と釣果アップの秘訣

アジングで大潮を攻略!潮が速すぎて釣れないときの対処法と釣果アップの秘訣
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アジングを楽しむ釣り人にとって、潮回りの理解は釣果を左右する重要な要素です。特に大潮の日は「潮の流れが速すぎて釣りにならない」「アジが釣れない」といった悩みを抱える方が多いのではないでしょうか。実は大潮でも適切な対策を講じれば、むしろ好釣果が期待できる絶好のチャンスになることもあるんです。

本記事では、インターネット上で収集した様々な釣り人の経験談や専門サイトの情報を総合的に分析し、大潮でのアジング攻略法を詳しく解説していきます。潮の流れが速い時の具体的な対処法から、上げ潮・下げ潮の使い分け、潮止まりの攻略法まで、実践的なテクニックを幅広くカバーしています。

この記事のポイント
✅ 大潮でアジングが難しくなる理由と具体的な対処法が分かる
✅ 中潮・小潮・若潮・長潮それぞれの特徴と釣り方が理解できる
✅ 潮止まりや干潮時の攻略テクニックを習得できる
✅ 満月・新月が釣果に与える影響と対策方法が身につく

アジングと大潮の関係性

  1. 大潮でアジングが難しいと言われる理由は潮の流れの速さ
  2. 中潮(特に大潮終わりの中潮)が最も釣りやすいタイミング
  3. 小潮でも潮が動いている場所なら問題なく釣れる
  4. 若潮は潮が入れ替わるタイミングで釣果が期待できる
  5. 長潮は最も釣りにくいが攻略法は存在する
  6. 潮止まりは基本的に釣れないが例外的な狙い方がある

大潮でアジングが難しいと言われる理由は潮の流れの速さ

大潮でアジングが難しいと言われる理由は潮の流れの速さ

大潮の日にアジングが難しいとされる最大の理由は、潮の流れが速すぎることにあります。アジングでは通常1g前後の軽量ジグヘッドを使用しますが、激流のような潮の流れの中では、この軽い仕掛けが思うようにコントロールできなくなってしまうのです。

潮が大きく動く大潮は絶対的にいいものじゃないの?と考えるでしょうし、潮の流れが速い状況下では攻略が難しくなり、結果として釣果に結びつける難易度が高くなる

出典:アジングは潮の流れが大事!?【大潮・中潮・小潮・若潮・長潮】

実際の釣り場では、川のように潮が流れている状況に遭遇することもあり、仕掛けが右へ左へと流されてしまい、狙ったポイントを探ることができません。また、ラインが潮に引っ張られることで、アジの繊細なアタリを感じ取ることも困難になります。

しかし、大潮だからといって必ずしも釣れないわけではありません。むしろ、潮がよく動くことでアジの活性が上がるという側面もあるのです。プランクトンが潮流に乗って移動し、それを追うアジも活発に動き回るため、攻略さえできれば爆釣のチャンスとなることもあります。

🎯 大潮攻略のポイント

項目内容
使用するジグヘッド通常より重め(1.5g~3g)
狙うポイント潮の流れが緩やかな場所
タイミング潮止まり前後30分
テクニックドリフト釣法、キャロライナリグ

大潮での釣果を上げるためには、通常とは異なるアプローチが必要です。例えば、Mキャロなどのキャロライナリグを使用することで、潮の流れに負けずに狙ったレンジをキープできるようになります。また、潮の流れを利用したドリフト釣法も効果的で、これらのテクニックを身につけることで大潮でも十分に釣果が期待できるようになるでしょう。

中潮(特に大潮終わりの中潮)が最も釣りやすいタイミング

中潮(特に大潮終わりの中潮)が最も釣りやすいタイミング

多くのアジング愛好家が口を揃えて推奨するのが中潮、特に大潮終わりの中潮です。この潮回りが最適とされる理由は、潮の動きと釣りやすさのバランスが絶妙だからです。

個人的には大潮終わりの「中潮」で釣果を最大化できている

出典:アジングは「潮」によって釣果が変わるのか?

中潮は大潮と小潮の中間に位置し、適度な潮の流れがアジの活性を高めながらも、1g前後の軽量ジグヘッドでも扱いやすい環境を提供してくれます。特に大潮終わりの中潮は、大潮で活性が上がったアジがまだその勢いを保ちつつ、潮の流れが落ち着いてきた絶好のタイミングとなるのです。

📊 潮回り別の釣りやすさランキング

順位潮回り釣りやすさ特徴
1位中潮(大潮後)★★★★★活性と釣りやすさのバランスが最高
2位中潮(通常)★★★★☆安定した釣果が期待できる
3位大潮★★★☆☆活性は高いが技術が必要
4位小潮★★☆☆☆場所選びが重要
5位若潮・長潮★☆☆☆☆最も難しいが不可能ではない

中潮の日は、潮の満ち引きの差がそこそこあるため、上げ潮・下げ潮のどちらでも釣果が期待できます。また、潮止まりの時間も大潮ほど極端ではないため、一日を通して安定した釣りが楽しめるのも魅力です。

実際の釣り場では、中潮の日は他の釣り人も多く集まる傾向があり、それだけ釣果が期待できる証拠とも言えるでしょう。ただし、地域によって最適な潮回りには差があるため、自分のホームグラウンドでの経験を積み重ねることが重要です。

小潮でも潮が動いている場所なら問題なく釣れる

小潮でも潮が動いている場所なら問題なく釣れる

「小潮は釣れない」という固定観念を持っている方も多いかもしれませんが、実は小潮でも条件次第では十分に釣果が期待できるのです。重要なのは、わずかでも潮の流れがある場所を見つけることです。

小潮の特徴は、潮の干満差が小さく、全体的に潮の流れが緩やかなことです。これは一見デメリットのように思えますが、実は初心者にとっては釣りやすい環境とも言えます。激流に悩まされることなく、じっくりとポイントを探ることができるからです。

小潮であっても問題なく釣れる。例え潮がほとんど動かない小潮の日であっても、問題なくアジングを楽しむことができます

出典:アジングは潮の流れが大事!?

🌊 小潮攻略のキーポイント

  • 沖に面した潮通しの良い場所を選ぶ
  • ストラクチャー周りの潮の変化を狙う
  • 常夜灯周りなど、アジが集まりやすいポイントを重点的に探る
  • 朝夕のマズメ時を逃さない
  • アクションを大きめにして、アピール力を高める

小潮の日は、潮の流れが緩やかな分、アジの回遊範囲も限定的になる傾向があります。そのため、アジが居着きやすいポイントを見つけることができれば、同じ場所で連続してヒットすることも珍しくありません。

特に、テトラ帯や堤防の角など、わずかな潮の変化が生まれる場所は要チェックです。こういった場所では、プランクトンが溜まりやすく、それを狙ってアジが集まってくるのです。小潮だからこそ、こうした細かなポイントの違いが釣果に直結することを覚えておきましょう。

若潮は潮が入れ替わるタイミングで釣果が期待できる

若潮は潮が入れ替わるタイミングで釣果が期待できる

若潮は小潮から大潮へと移行する過程の潮回りで、「潮が若返る」とも表現されます。一般的には釣りにくい潮回りとされていますが、潮が入れ替わる特性を理解すれば、意外な好釣果に恵まれることもあるのです。

若潮の特徴は、前日までの古い潮が新しい潮に入れ替わることです。この変化のタイミングで、海中の環境が大きく変わり、アジの活性が一時的に上がることがあります。特に、潮の入れ替わりが始まる時間帯は要注目です。

💡 若潮で狙うべきタイミング

時間帯狙い目度理由
潮の入れ替わり開始時★★★★☆環境変化でアジが活性化
満潮前後★★★☆☆潮位が高く、アジが岸に寄りやすい
干潮前後★★☆☆☆ポイントが限定されるが、アジが集まりやすい
潮止まり★☆☆☆☆基本的に厳しいが、ボトム狙いで可能性あり

若潮での釣りは、タイミング勝負の側面が強くなります。一日中釣りをしていても、釣れる時間帯は限られていることが多く、その短い時間にいかに集中できるかが勝負の分かれ目となります。

また、若潮の日は釣り人が少ない傾向にあるため、人気ポイントをゆっくり探れるというメリットもあります。プレッシャーの少ない状況で、普段は攻めきれないポイントを丁寧に探ってみると、思わぬ大物に出会えることもあるでしょう。

長潮は最も釣りにくいが攻略法は存在する

長潮は最も釣りにくいが攻略法は存在する

長潮は潮回りの中で最も釣りにくいとされており、多くのアジング愛好家が敬遠する潮回りです。しかし、完全に釣れないわけではなく、適切な攻略法を用いれば釣果を得ることは可能です。

長潮はその直前の、小潮回り後の古い潮が滞留しているような潮なので、あまり釣れる潮ではない

出典:今さら聞けないアジングのキホン:釣りやすい潮回りと月回りとは?

長潮の最大の問題は、潮の動きがほとんどないことです。潮が動かないということは、水中の酸素が不足し、プランクトンの動きも鈍くなり、結果的にアジの活性も極端に低下してしまいます。

🎣 長潮攻略の具体的手法

  1. ボトムステイを多用する – 動かないアジに対して、ジグヘッドを底に置いて待つ釣法
  2. 極小ワームを使用 – 食い気のないアジでも口を使いやすい1インチ前後のワーム
  3. 集魚剤の活用 – ガルプなど匂い付きワームで集魚効果を高める
  4. 夜釣りに特化 – 日中よりも夜間の方が若干活性が上がる傾向
  5. 深場を狙う – 浅場よりも深場の方が水温が安定し、アジが集まりやすい

長潮での釣りは、忍耐力との勝負になることが多いです。しかし、この厳しい条件下で釣ることができれば、アジングの腕前が確実に向上していることの証明にもなります。また、長潮の日は釣り場がガラガラなことが多く、じっくりと自分のペースで釣りを楽しめるという利点もあります。

潮止まりは基本的に釣れないが例外的な狙い方がある

潮止まりは基本的に釣れないが例外的な狙い方がある

潮止まりは満潮と干潮の切り替わりのタイミングで、潮の流れが完全に止まる時間帯です。一般的には「潮止まり=釣れない」というのが定説ですが、実は例外的な狙い方で釣果を得ることも可能なのです。

潮止まりでアジが釣れにくい理由は明確で、潮の流れがないためプランクトンが動かず、それを追うアジの活性も極端に低下するからです。しかし、この状況を逆手に取った攻略法も存在します。

📌 潮止まりの例外的攻略法

攻略法効果具体的な方法
ストラクチャー狙い★★★☆☆橋脚や岸壁の際など、わずかな流れが残る場所を探る
ボトムステイ★★★☆☆底でジグヘッドを動かさず、アジが通りかかるのを待つ
リフト&フォール★★☆☆☆縦の動きでアピール、横の流れがない分、縦の動きが効果的
常夜灯下の表層★★☆☆☆光に集まるプランクトンとそれを狙うアジを表層で狙う

まず潮が動かない…潮が動いてないということは?水中に酸素が不足している、ベイトになるプランクトンがいない

出典:満月大潮月夜の晩のアジの釣り方

潮止まりの攻略で重要なのは、わずかでも潮の動きが残っている場所を見つけることです。完全に潮が止まっているように見えても、ストラクチャー周りや水深の変化がある場所では、微弱ながら水の動きが生じています。こうした場所を丁寧に探ることで、潮止まりでも釣果を得ることができるのです。

また、潮止まりは短時間で終わることが多いため、潮が動き始める瞬間を見逃さないことも重要です。潮が動き始めた瞬間は、アジの活性が急激に上がることがあり、時合いとなることも珍しくありません。

アジングで大潮を攻略する実践テクニック

潮止まりは基本的に釣れないが例外的な狙い方がある
  1. 上げ潮と下げ潮ではアジの付き場が変わる
  2. 潮が速いときはドリフト釣法が効果的
  3. 干潮時はポイントが限定されるが釣果は安定する
  4. 満月の大潮は明暗部を狙うのがセオリー
  5. 潮の流れを読んでアジの回遊ルートを予測する
  6. 大潮でサビキ釣りは意外と釣果が期待できる
  7. まとめ:アジングで大潮を攻略するには潮の特性理解が不可欠

上げ潮と下げ潮ではアジの付き場が変わる

上げ潮と下げ潮ではアジの付き場が変わる

アジングにおいて上げ潮と下げ潮でアジの居場所が変わることを理解することは、釣果を大きく左右する重要な要素です。潮の満ち引きによってアジの行動パターンが変化するため、それぞれの特性を把握して狙い方を変える必要があります。

上げ潮の時は、沖から岸に向かって潮が押し寄せてきます。この時、アジは潮に乗って岸近くまで接岸してくることが多く、普段は届かない浅場でも釣果が期待できます。特に、テトラ帯や堤防の角など、潮がぶつかって流れが変化する場所は絶好のポイントとなります。

🌊 上げ潮・下げ潮別の狙い目ポイント

潮の状態狙うべきポイント理由
上げ潮テトラ帯、堤防の角、ワンドプランクトンが溜まりやすく、アジが集まる
上げ潮浅場のかけあがり潮に乗ってアジが接岸する
下げ潮沖向きの潮目、ブレイクアジが沖に向かって移動する通り道
下げ潮港湾部の出入り口潮が集約されてアジが通過しやすい

テトラ帯や堤防の角などが、プランクトンが溜まりやすいポイントになります

出典:【月とアジング】満月 新月 半月 大潮 中潮 小潮 ポイントの選び方

下げ潮の時は、逆に岸から沖に向かって潮が引いていきます。この時、アジは潮に乗って沖へと移動していくため、遠投が必要になることが多いです。ただし、港湾部の出入り口など、潮が集約される場所では、アジが通過するルートが限定されるため、ピンポイントで狙い撃ちすることも可能です。

実際の釣り場では、上げ潮と下げ潮で全く釣果が異なることも珍しくありません。ある場所では上げ潮しか釣れない、別の場所では下げ潮の方が良いといった具合に、場所ごとの特性があるのです。これは、地形や潮流の向きなど、複雑な要因が絡み合って生まれる現象です。

重要なのは、自分が通うフィールドで上げ潮と下げ潮、それぞれの時間帯でどこにアジが付くのかを観察し、パターンを見つけることです。これには時間がかかりますが、一度パターンを掴めば安定した釣果が期待できるようになるでしょう。

潮が速いときはドリフト釣法が効果的

潮が速いときはドリフト釣法が効果的

大潮で潮の流れが速い時、通常のアジングテクニックでは太刀打ちできないことがあります。そんな時に威力を発揮するのがドリフト釣法です。この釣法は、潮の流れを味方につけて、自然にワームを流し込むテクニックです。

『ドリフト』を簡単に説明すると、潮の流れにジグヘッドを流す(漂わす)んだよ

出典:苦手だった大潮時を克服したアジングアクション!ドリフトとは⁉️

ドリフト釣法の基本は、潮の流れにジグヘッドを乗せて、狙いたいポイントまで自然に流し込むことです。これにより、アジに違和感を与えることなく、ナチュラルにアプローチすることができます。

🎣 ドリフト釣法の実践手順

  1. 風上・潮上にキャスト – 流したい方向の上流側に投げる
  2. ラインテンションを調整 – 張りすぎず緩めすぎない絶妙なテンション管理
  3. カウントダウンでレンジ調整 – 狙いたい水深まで沈める
  4. 流れに任せてドリフト – 自然な流れでアジのいるポイントへ
  5. アタリを感じたら即アワセ – ドリフト中のアタリは小さいことが多い

ドリフト釣法で重要なのは、ジグヘッドの重さ選択です。潮の流れが速い場合は通常より重めの1.5g~3gを使用し、流れに負けないようにします。しかし、重すぎると底を引きずってしまうため、その場の状況に応じた絶妙な重さ選択が必要です。

💡 ドリフト釣法成功のコツ

要素ポイント注意点
ロッド選択操作感度の高いチタンティップが理想感度が悪いと流れを感じ取れない
ライン選択PEラインよりエステルラインが有利伸びが少なく感度が高い
ワーム選択ピンテール系が基本シャッド系は抵抗が大きすぎる
時間帯潮の流れが安定している時間流れが変わる瞬間は難しい

ドリフト釣法をマスターするには、ある程度の練習が必要です。最初は潮の流れを手元で感じることすら難しいかもしれません。しかし、一度コツを掴めば、大潮の激流でもアジを狙い撃ちできるようになり、他のアングラーが諦めるような状況でも釣果を上げることができるようになるでしょう。

干潮時はポイントが限定されるが釣果は安定する

干潮時はポイントが限定されるが釣果は安定する

干潮時のアジングは、水位が下がることで釣り場が限定される一方で、アジが集まるポイントが明確になるため、実は狙いやすい状況とも言えます。水深が浅くなることで、アジが居つく場所が限られてくるのです。

干潮時に狙うべきポイントは、周囲よりも水深がある場所です。港湾部の船道、堤防の先端、深場に隣接したかけあがりなど、限られた深場にアジが集中することが多くなります。

📍 干潮時の狙い目ポイント

ポイント狙い目度特徴
船道・航路★★★★★人工的に掘られた深場で安定
堤防先端★★★★☆潮通しが良く、深場に隣接
かけあがりの際★★★★☆深場と浅場の境界でアジが溜まる
岸壁の深み★★★☆☆局所的な深場にアジが隠れる
河口部★★★☆☆淡水の流入で複雑な流れが生まれる

干潮時の大きなメリットは、普段は見えない海底の地形が把握しやすくなることです。岩や海藻、人工物などのストラクチャーが露出することもあり、満潮時にどこを狙えばいいかの参考にもなります。

また、干潮時は潮の流れが弱まることが多く、軽量ジグヘッドでも扱いやすくなります。これにより、より繊細なアプローチが可能となり、スレたアジに対しても有効なプレゼンテーションができるようになります。

干潮時の注意点として、アジの警戒心が高まることが挙げられます。水深が浅くなることで、アジから釣り人の存在が認識されやすくなるため、静かなアプローチと、細いラインの使用が推奨されます。また、根掛かりのリスクも高まるため、予備のジグヘッドは多めに準備しておくことをおすすめします。

満月の大潮は明暗部を狙うのがセオリー

満月の大潮は明暗部を狙うのがセオリー

満月の大潮は、アジング愛好家にとって最も難しい条件の一つとされています。月明かりで海面が明るく照らされ、さらに潮の流れも速いという二重の難しさがあるからです。しかし、適切な戦略を立てれば、この条件下でも釣果を得ることは可能です。

満月前後は、月の明かりが強く周囲も明るい状況になります。常夜灯に集まっていた小魚やプランクトンが、月明かりに誘われて散ってしまいます

出典:【月とアジング】満月 新月 半月 大潮 中潮 小潮 ポイントの選び方

満月大潮での最重要ポイントは明暗部を狙うことです。月明かりによって生まれる影の部分、つまり明るい場所と暗い場所の境界線にアジが潜んでいることが多いのです。

🌙 満月大潮で狙うべき明暗部

  • 橋脚や桟橋の影
  • 係留船の下
  • 堤防や岸壁が作る影
  • 常夜灯と月明かりが作る複雑な明暗
  • テトラポッドの隙間の暗がり

満月の夜は、通常の常夜灯下でのアジングとは異なるアプローチが必要です。月明かりが強すぎて、常夜灯の効果が薄れてしまうため、より明確な明暗の境界を探す必要があります。また、月の位置によって影の向きが変わるため、時間帯によって狙うポイントを変えることも重要です。

実釣データによると、満月大潮でもベイトフィッシュが大量に入っている状況では爆釣することもあるようです。

検証の結果!満月でも潮の流れが効いていなくてもベイトがいればアジは釣れる!!!

出典:大潮 満月でアジは釣れるのか検証してみた!

つまり、満月大潮という難しい条件下でも、ベイトの存在という要素が加われば、状況は一変する可能性があるということです。そのため、満月大潮の日は、まずベイトの有無を確認することから始めるのが賢明でしょう。

潮の流れを読んでアジの回遊ルートを予測する

潮の流れを読んでアジの回遊ルートを予測する

アジングで安定した釣果を得るためには、潮の流れを読んでアジの回遊ルートを予測するスキルが不可欠です。アジは回遊魚であり、潮の流れに沿って移動することが多いため、その動きを予測できれば効率的に釣果を上げることができます。

アジの回遊パターンは、基本的にプランクトンの動きと連動しています。プランクトンは潮の流れに乗って移動し、それを追ってアジも移動するという食物連鎖の原理です。

🗺️ アジの回遊ルート予測ポイント

観察項目チェックポイント予測できること
潮目の形成異なる潮がぶつかる場所アジが集まりやすいエリア
泡の流れ海面の泡の動き方表層の潮の流れ方向
ゴミの溜まり浮遊物が集まる場所潮が滞留するポイント
鳥の動き海鳥が集まる場所ベイトフィッシュの存在
波紋水面の細かい波紋アジのライズ(捕食行動)

潮の流れは、時間帯によって刻々と変化します。上げ潮から下げ潮への転換、潮止まりのタイミングなど、それぞれの局面でアジの行動パターンも変わってきます。経験豊富なアングラーは、こうした変化を予測して先回りし、アジが回遊してくるのを待ち構えることができるのです。

特に大潮の日は、潮の流れが複雑になりやすく、予測が難しくなります。しかし、それだけに読み切った時の釣果は格別です。堤防の形状、水深の変化、障害物の配置など、様々な要素を総合的に判断して、アジの回遊ルートを予測することが大切です。

実際の釣り場では、まず10分程度じっくりと海を観察することから始めましょう。潮の流れ、ベイトの有無、他の釣り人の釣果状況など、得られる情報をすべて収集し、それを基に戦略を立てることが、大潮でのアジング成功への近道となります。

大潮でサビキ釣りは意外と釣果が期待できる

大潮でサビキ釣りは意外と釣果が期待できる

アジングとは少し趣向が異なりますが、大潮の日はサビキ釣りでアジを狙うのも有効な選択肢です。実は、ルアーでは苦戦する大潮でも、サビキ釣りなら安定した釣果が期待できることがあるのです。

サビキ釣りが大潮で有効な理由は、コマセ(撒き餌)の存在です。潮の流れが速い大潮では、コマセが広範囲に拡散し、遠くのアジまで寄せることができます。また、サビキ仕掛けは複数の針が付いているため、群れで回遊するアジを効率的に釣ることができます。

🎣 大潮でのサビキ釣りのコツ

項目内容ポイント
仕掛けの重さ8号~10号のおもり潮の流れに負けない重さを選択
コマセの量通常の1.5倍流れが速い分、多めに使用
狙う時間帯潮止まり前後30分潮の流れが緩むタイミング
ポイント選び潮の流れが緩い場所堤防の内側、ワンド内など
針のサイズ4号~6号アジのサイズに合わせて調整

大潮でサビキ釣りをする際の注意点として、仕掛けが潮に流されすぎないようにすることが重要です。潮上にキャストして、潮下に流しながら釣るドリフトサビキという方法も効果的です。

また、アジングロッドでサビキ釣りをすることも可能です。軽量なアジングロッドは感度が高いため、小さなアタリも逃さずキャッチできます。ただし、複数のアジが掛かった時の負荷に耐えられるよう、ドラグ設定は慎重に行う必要があります。

サビキ釣りで釣れたアジの行動パターンを観察することで、その日のアジングの戦略を立てることもできます。サビキで釣れる水深、時間帯、潮のタイミングなどの情報は、アジングにも活かすことができる貴重なデータとなるでしょう。

まとめ:アジングで大潮を攻略するには潮の特性理解が不可欠

まとめ:アジングで大潮を攻略するには潮の特性理解が不可欠

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 大潮は潮の流れが速すぎて軽量ジグヘッドでは扱いにくいが、アジの活性は高い
  2. 中潮、特に大潮終わりの中潮が最もバランスが良く釣りやすい
  3. 小潮でも潮が動いている場所を見つければ十分に釣果が期待できる
  4. 若潮は潮が入れ替わるタイミングを狙えば一時的に活性が上がる
  5. 長潮は最も難しいが、ボトムステイや集魚剤の活用で攻略可能
  6. 潮止まりはストラクチャー周りのわずかな流れを探すことが重要
  7. 上げ潮と下げ潮でアジの付き場が変わるため、場所ごとの特性把握が必要
  8. ドリフト釣法は大潮の激流を味方につける有効なテクニックである
  9. 干潮時は釣り場が限定されるが、アジが集中するため狙いやすい
  10. 満月大潮は明暗部とベイトの有無が釣果を左右する
  11. 潮の流れからアジの回遊ルートを予測することで効率的に釣果を上げられる
  12. 大潮でのサビキ釣りは意外と有効で、アジングの参考情報も得られる

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

アジングは「潮」によって釣果が変わるのか?大潮、中潮、小潮、長潮、若潮、一体どのタイミングで釣行すればいいの? | リグデザイン

今さら聞けないアジングのキホン:釣りやすい潮回りと月回りとは? | TSURINEWS

満月大潮月夜の晩のアジの釣り方

アジングは潮の流れが大事!?【大潮・中潮・小潮・若潮・長潮】アジが良く釣れる潮回りを知っておこう! | ツリネタ

【月とアジング】満月 新月 半月 大潮 中潮 小潮 ポイントの選び方

大潮 満月でアジは釣れるのか検証してみた!~in大分~ 南宮崎店 | かめや釣具

苦手だった大潮時を克服したアジングアクション!ドリフトとは⁉️初秋の夫婦アジング

大潮の横浜でメバリングとアジングとセイゴリング | ORETSURI

大潮初日のアジング | 白い灯台

アジングって大潮と中潮どっちが釣れやすいんですかね?? – Yahoo!知恵袋

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