「せっかく買ったワームなのに全然釣れない…」「周りは釣れてるのに自分だけボウズ…」そんな経験、ありませんか?アジングでワームを使っても釣れない原因は、実はワーム選びと使い方にあるんです。
インターネット上に散らばるアジング上級者たちの情報を徹底的に収集・分析したところ、釣れないワームには明確な共通点があることが判明しました。ワームのカラー、サイズ、形状、そしてそれらを使うタイミング――これらの要素が噛み合わないと、どんなに高価なワームを使っても釣果は望めません。この記事では、釣れないワームの特徴から、状況に応じた正しい選び方、さらには釣れるワームに変える具体的なテクニックまで、網羅的に解説していきます。
この記事のポイント |
---|
✓ 釣れないワームの共通点と選び方の基準が分かる |
✓ ベイトパターンに合わせたワーム選択の重要性が理解できる |
✓ 時間帯や活性に応じたカラーローテーションの方法が学べる |
✓ ジグヘッドとワームの相性が釣果に直結する理由が明確になる |

アジングで釣れないワームの特徴と原因
- アジングで釣れないのはワーム選びが8割の理由
- 黒いワームが釣れない理由は活性の高さにある
- ワームサイズの選択ミスが釣果を左右する
- ベイトパターンとワームの不一致が原因
- ワームの刺し方一つで釣れなくなる
- 時間帯によって釣れるワームカラーが変わる
アジングで釣れないのはワーム選びが8割の理由
アジングにおいて「場所選びが8割」という格言がありますが、同じくらい重要なのが実はワーム選びです。どんなに良いポイントに立っても、その日のアジが捕食しているベイトとかけ離れたワームを使っていては釣果は望めません。
釣具メーカーからは毎年のように新しいワームが発売されますが、それぞれに特徴があり、得意な状況が異なります。例えば、ストレートワームはゴカイパターンやプランクトンパターンに強く、シャッドテールワームは小魚パターンで威力を発揮します。この基本的な使い分けを理解していないと、「このワームは釣れない」という誤った結論に至ってしまうのです。
アジングの専門サイトでは以下のように解説されています:
アジングで釣れない理由の中へ「使うワームが合っていない」があります。例えば、ワームサイズが合っていない、ワームのカラーが合っていない、ワームのタイプが合っていない・・・などですね
<cite>出典:アジングで釣れないときの超秘策!8つの理由から勝利を掴み取ろう!</cite>
さらに、ワームの素材や形状によってもフォールスピードが変わります。リブが深いものやパドルなどの水抵抗が高いものはフォールスピードが落ちますし、同じ形状でもワームサイズが大きくなると体積が増えるため比重が小さくなり、フォールスピードを落とすことができます。
アジは群れで行動し、その日の活性や捕食対象によって反応するワームが明確に変わります。つまり、釣れないワームというのは存在せず、「その状況に合っていないワーム」が存在するだけなのです。
黒いワームが釣れない理由は活性の高さにある
黒いワームについては興味深い検証結果があります。実際に黒ワームを使った釣行レポートによれば、高活性時には全く反応がなかったものの、低活性になった途端に釣れ始めたという報告があります。
数時間やっていると、アジが抜けかけてきたのか、活性が下がってきた。ところが、ここからなぜか黒が効き始める。まずはアジをキャッチ。
<cite>出典:黒色のワームでアジングしてみた 高活性では釣れずに低活性時に釣れる結果に</cite>
この現象の理由として考えられるのは、シルエットの見え方です。黒いワームは光を吸収するため、水中では黒い塊として明確なシルエットを形成します。高活性時にはこのシルエットが強すぎてアジに見切られてしまう可能性が高いのです。
一方、活性が下がった時には、はっきりとしたシルエットが逆に効果的に働きます。元気がない個体でも確実に視認できるため、バイトに繋がりやすくなると推測されます。
📊 黒ワームの効果的な使用タイミング
状況 | 釣果 | 理由 |
---|---|---|
高活性時 | × | シルエットが強すぎて見切られる |
低活性時 | ◎ | 明確なシルエットで視認性が高い |
濁り潮 | ◎ | 視認性の高さが有利に働く |
クリア潮 | △ | 警戒心を与えやすい |
ただし、黒ワームには実用上の問題もあります。夜釣りでは単純に見えにくいため、ワームの状態確認がしづらいという欠点があります。
ワームサイズの選択ミスが釣果を左右する
ワームサイズの選択ミスは、釣れない原因の中でも特に多いパターンです。一般的には「小さいワームの方が釣れる」というイメージを持つ方が多いですが、実際には状況によって最適なサイズは大きく変わります。
小さすぎるワームを使った場合、アジが吸い込んでもすぐに吐き出してしまい、フッキングのチャンスを逃します。逆に大きすぎるワームは、アジが吸い込み切れずにショートバイトが連発する原因になります。
実際の釣行レポートでは以下のような指摘があります:
ワームサイズ一つを見ても釣果に対し驚くほどの差を生み出すことがありますし、ワームカラーに関しても驚くほどの釣果差を生み出します。
<cite>出典:アジングで釣れないときの超秘策!8つの理由から勝利を掴み取ろう!</cite>
🎯 アジのサイズ別ワーム選択の目安
アジのサイズ | 推奨ワームサイズ | 理由 |
---|---|---|
~15cm(豆アジ) | 1.2~1.5インチ | 小さい口に合わせて吸い込みやすく |
15~20cm | 1.5~2.0インチ | バランスの取れたサイズ |
20~25cm | 2.0~2.5インチ | ある程度のアピール力が必要 |
25cm以上(尺アジ) | 2.5~3.0インチ | 大型のエサを捕食している |
ワームサイズを変えることで、アジが吸い込んでから吐き出すまでの時間も変わってきます。大きめのワームを使えば、アジが違和感を感じて吐き出すまでの時間が長くなり、フッキング率が向上する傾向にあります。
ベイトフィッシュのサイズとワームサイズを合わせることも重要です。シラスが多い時期に3インチのワームを使っても、明らかにサイズが合っていないため釣れません。その場で何を捕食しているのか観察する習慣をつけましょう。
ベイトパターンとワームの不一致が原因
アジングで最も重要なのが、ベイトパターンの把握です。アジが何を食べているかによって、有効なワームのタイプは劇的に変わります。主なベイトパターンは大きく3つに分類されます。
🐟 主なベイトパターンとワーム選択
ベイトパターン | 有効なワーム | 特徴 | 動かし方 |
---|---|---|---|
プランクトン(アミ) | 小型ピンテール | 最も頻度が高い | スローなフォール |
小魚(イワシ・シラス) | シャッドテール、メタルジグ | 春~秋、マズメ時 | タダ巻き、リフト&フォール |
ゴカイ(バチ) | ストレート系 | 冬~春の産卵期 | 表層をゆっくり漂わせる |
プランクトンパターンの時に小魚を模したシャッドテールワームを使っても、動きが不自然すぎて釣れません。逆に、小魚を追っているアジに対してピンテールのスローフォールを見せても、動きが遅すぎて興味を示さないでしょう。
ベイトパターンを見極めるポイントとしては、以下が挙げられます:
- 水面付近でアジがボイルしているか(小魚パターンの可能性)
- 常夜灯周りにプランクトンが集まっているか
- 時期的にバチ抜けのタイミングか
- サビキで釣れた場合、胃の内容物を確認する
釣り方の専門サイトでは以下のように解説されています:
アジは常に餌を求めています。つまり、餌(ベイト)がない場所にアジがやってくることはありません。やってきたとしても、たまたま通り掛かっただけでしょう
<cite>出典:アジングで釣れないときの超秘策!8つの理由から勝利を掴み取ろう!</cite>
ベイトパターンを無視したワーム選択は、釣れないワームを生み出す最大の原因と言えるでしょう。
ワームの刺し方一つで釣れなくなる
見落としがちですが、ワームの刺し方も釣果に大きく影響します。まっすぐ刺すことの重要性は多くの人が認識していますが、それ以外にも注意すべきポイントがあります。
実際の釣行経験から以下のような指摘があります:
ワームをまっすぐ刺すのも重要ですが、フッキングの邪魔にならないように刺すことも重要になってきます。
<cite>出典:アジングでアタリがあるけど乗らない時に確認したい6つの事!</cite>
特に小さいフックにボリュームのあるワームを組み合わせる時に問題が発生しやすくなります。ワームを中心に刺してしまうと、フックのゲイプ(針先が出ている幅)が狭くなり、アジの口に針先が刺さるのをワームが邪魔してしまうのです。
✅ 正しいワームの刺し方チェックポイント
- ワームが真っすぐ刺さっているか
- フックのゲイプが十分に確保されているか
- ワームがジグヘッドの中心からズレていないか
- テールが自然な角度で出ているか
- 針先が適切な位置から出ているか
ボリュームのあるワームを使う時は、やや中心からずらして刺すことで、ゲイプを確保することができます。これにより、アタリも明確に出るようになり、フッキング率が向上します。
また、ワームの素材によっても刺しやすさが異なります。月下美人シリーズなどの耐久性の高いワームは硬めの素材を使っているため、まっすぐ刺すのに慣れが必要です。六角形のボディを持つワームなどは、中心からきちんとフックを出さないと曲がってしまいます。
ワームの刺し方が悪いと、せっかくのアタリがあってもフッキングに至らず、「釣れないワーム」という誤った認識を持ってしまう可能性があります。
時間帯によって釣れるワームカラーが変わる
アジングでは時間帯によって有効なワームカラーが劇的に変化します。特にマズメ時(夕方・朝方)のカラー選択は重要で、昼や夜とは全く異なるアプローチが必要です。
34家邊氏の解説によれば、以下のような現象が報告されています:
マズメ時になるとなぜかクリア系のワームしか釣れなくなります。オレンジなどのワームだと突然釣れなくなります。
<cite>出典:マズメ時には「クリア系」しか釣れない!?教えて家邊さん~~!!</cite>
この理由は光量の変化とシルエットの関係にあります。マズメ時は光量が落ちてくるタイミングであり、クリア系とソリッド系(不透明)のカラーではシルエットの出方が大きく異なります。クリア系は光を透過するため自然なシルエットを作り、ソリッド系は明確すぎるシルエットで警戒心を与えてしまう可能性があるのです。
🌅 時間帯別ワームカラーの使い分け
時間帯 | 推奨カラー | 理由 |
---|---|---|
デイゲーム(日中) | クリア、ナチュラル系 | 警戒心が高いため自然な色 |
マズメ(朝夕) | クリア、半透明系 | 光量の変化に対応 |
ナイトゲーム(夜) | グロー、ラメ入り | 視認性を高める |
常夜灯周り | クリア、白系 | 光の反射を利用 |
ラメ入りワームの効果も時間帯によって変わります。一般的に、ラメは光を反射してアピール力を高めますが、日中は逆効果になることもあります。夜間や濁り潮の時にラメの効果が最大化される傾向があります。
カラーローテーションの基本的な考え方として、まずはアピール力の高いものから試し、反応が悪ければ徐々にナチュラルなものに変えていくという方法が有効です:
- グローカラー(最もアピール力が高い)
- ラメ入り半透明
- 半透明
- ラメ入りクリア
- クリア(最もナチュラル)
時間帯と状況に応じて、このローテーションの中から最適なカラーを見つけ出すことが、釣れないワームを釣れるワームに変える鍵となります。
アジングで釣れないワームを釣れるワームに変える方法
- クリアカラーのワームが最強な場面とは
- ジグヘッドとワームの相性で釣果が変わる
- 釣れない時はワームローテーションが必須
- フックサイズとワームのバランスが重要
- ラメ入りワームが効くタイミングとは
- 流し方を変えるだけで釣れるワームになる
- まとめ:アジングで釣れないワームを釣れるワームに変える総まとめ
クリアカラーのワームが最強な場面とは
クリアカラーのワームは、プレッシャーが高い状況やアジの警戒心が強い時に真価を発揮します。ナチュラルな見た目で違和感を与えにくく、特定の条件下では他のカラーを圧倒する釣果を叩き出すことがあります。
クリアカラーが特に効果的なのは以下のような状況です:
⭐ クリアカラーが最強となる条件
- プレッシャーの高い人気釣り場
- 水質がクリアな場所
- 日中のデイゲーム
- アジの活性が中程度の時
- 常夜灯周りで光量が十分にある場面
クリアカラーの中にも細かい分類があり、完全なクリア(無色透明)から、わずかにカラーが入ったクリアピンク、クリアブルーなどがあります。完全なクリアは最もナチュラルですが、時にはワンポイントでカラーが入っている方が効果的な場合もあります。
反対に、クリアカラーが効きにくい状況もあります。濁り潮の時や、深場を狙う時、夜間で光量が不足している時などは、クリアカラーでは視認性が低すぎて、アジが気づかない可能性が高くなります。
また、クリアカラーにラメを組み合わせることで、ナチュラルさを保ちながらアピール力を高めることができます。これはクリアとソリッドの中間的な性質を持ち、状況によってはこの組み合わせが最強となることもあります。
ある釣行レポートでは、朝マズメの時間帯にクリアカラーしか反応がなく、他のカラーでは全く釣れなかったという報告もあります。このように、状況によってはクリアカラーが唯一の正解となるケースも存在するのです。
ジグヘッドとワームの相性で釣果が変わる
見落とされがちですが、ジグヘッドとワームの組み合わせは釣果に直結する重要な要素です。同じワームでも、組み合わせるジグヘッドによって動きやフッキング率が大きく変わります。
まず重要なのがフック形状とワームの関係です。ショートシャンクとロングシャンクでは、適したワームのタイプが異なります。
🎣 ジグヘッドとワームの相性表
ジグヘッドタイプ | 相性の良いワーム | 釣り方 | フッキングの特徴 |
---|---|---|---|
ショートシャンク | 小型ピンテール | リフト&フォール | 頭から食わせる |
ロングシャンク | シャッドテール、ロングワーム | タダ巻き | 後ろから食わせる |
オープンゲイプ | ボリューム系 | オールマイティ | 掛かりやすさ重視 |
ストレートフック | ストレート系ワーム | フォール主体 | 追い食いさせやすい |
実際の使用経験からこのような指摘があります:
リフト&フォールの場合、アジがジグヘッドの頭の部分に食ってくることが多いですね。その時にロングシャンクのジグヘッドだと、フックを咥えきれない場合があり掛りが悪いです。
<cite>出典:アジングでアタリがあるけど乗らない時に確認したい6つの事!</cite>
ワームのサイズとジグヘッドのフックサイズのバランスも重要です。大きなワームに小さなフックを組み合わせると、ゲイプが狭くなりフッキング率が低下します。逆に、小さなワームに大きなフックでは、アジが吸い込みづらくなります。
ジグヘッドの重さとワームのボリュームの関係も考慮すべきポイントです。軽いジグヘッドにボリュームのあるワームを組み合わせると、水抵抗でスローフォールになりますが、重いジグヘッドに細いワームだと、沈下が速すぎて不自然な動きになることがあります。
ヘッド形状も動きに影響します。丸型ヘッドはオールマイティですが、流線型のヘッドは巻きの釣りに適し、三角形のヘッドはダート専用となります。使いたいワームの特性と釣り方に合わせて、最適なヘッド形状を選びましょう。
釣れない時はワームローテーションが必須
アジングにおいてワームローテーションは、釣れない状況を打破するための最も効果的な手段です。同じワームを投げ続けても釣れない時は、積極的にワームを変えていくことが釣果アップの鍵となります。
ローテーションの基本的な考え方は、カラー→サイズ→形状の順番で変えていくことです。まずは同じワームでカラーだけを変え、それでもダメならサイズを変更、最終的には形状の異なるワームに変えるという段階的なアプローチが効果的です。
🔄 効果的なワームローテーションの手順
段階 | 変更内容 | タイミング | 具体例 |
---|---|---|---|
第1段階 | カラー変更 | 10投して反応なし | ピンク→クリア |
第2段階 | サイズ変更 | カラー3色試して反応なし | 2インチ→1.5インチ |
第3段階 | 形状変更 | サイズ変更でも反応なし | ピンテール→シャッドテール |
第4段階 | ベイト変更 | 形状変更でも反応なし | プランクトン→小魚パターン |
ただし、闇雲に変えれば良いわけではありません。ベイトパターンのイメージを持ちながらローテーションすることが重要です。プランクトンパターンだと判断したなら、プランクトン系ワームの中でカラーやサイズを変えていくべきです。
実際の釣り場での例を見てみましょう:
ベイトパターンをイメージしてワームを決めたら、食わない時は積極的にカラーローテーション、釣れる時はそのままというのが基本的な狙い方で、それでも食わない場合はワームそのものを変えたり、レンジを変えるというのがおすすめのローテーション方法です!
<cite>出典:アジング初心者に向けた釣り方大全!基本の狙い方と釣れる・釣れない理由まで解説!</cite>
ローテーションを効率的に行うためには、事前の準備が重要です。タックルボックスに以下のような種類を揃えておくと、現場での判断がスムーズになります:
📦 最低限揃えておきたいワームの種類
- ✓ ピンテールワーム(クリア、ラメ入り、グロー各1色ずつ)
- ✓ シャッドテールワーム(2色以上)
- ✓ ストレート系ワーム(2色以上)
- ✓ サイズ違い(1.5、2.0、2.5インチ程度)
ワームローテーションを繰り返すことで、その釣り場でのパターンが見えてきます。次回以降の釣行では、前回釣れたワームから試すことで、効率よくアジを釣ることができるようになります。
フックサイズとワームのバランスが重要
フッキング率を左右する大きな要因の一つが、フックサイズとワームのバランスです。このバランスが崩れていると、アタリがあっても掛からない、いわゆる「バラシ」が連発します。
アジのサイズに対して小さすぎるフックを使うと、吸い込んでもすっぽ抜けてしまいます。逆に大きすぎるフックは、アジが吸い込み切れずにショートバイトの原因となります。
🎯 アジのサイズとフックサイズの対応表
アジのサイズ | 推奨フック | フックの例 | 理由 |
---|---|---|---|
~15cm | SS~S | レンジクロスフックSS | 小さい口に対応 |
15~20cm | S | フロードライブヘッドS | バランス重視 |
20~25cm | M | レンジクロスヘッドM | 標準サイズ |
25cm~ | L | ラッシュヘッドL | 大型対応 |
実際の釣行での経験として以下のような報告があります:
フックサイズが小さいと針先がアジの口に触れずに吐き出されるようになり、アタリすら感知できなくなるだけでした(笑)
<cite>出典:アジングでアタリがあるけど乗らない時に確認したい6つの事!</cite>
フックサイズの選択は、アジのサイズだけでなく活性も考慮する必要があります。高活性の時は大きめのフックでも吸い込むため、フッキング率を優先して大きめを選択できます。低活性時は、吸い込みやすさを優先して小さめのフックを選ぶのが基本です。
ワームのボリュームとフックサイズの関係も重要です。ボリュームのあるワームに小さなフックを組み合わせると、ワームがフックを覆ってしまい、針先がアジの口に届きにくくなります。この場合は、フックサイズを上げるか、ワームを細身のものに変えることで解決できます。
フックの形状(ゲイプの広さや針先の角度)も考慮すべきポイントです。オープンゲイプタイプは掛かりやすい反面、ワームとのバランスを取りにくい場合があります。使用するワームに合わせて、最適なフック形状を選択しましょう。
ラメ入りワームが効くタイミングとは
ラメ入りワームは、光の反射によるアピール力が特徴ですが、いつでも効果的というわけではありません。状況に応じて使い分けることで、釣れないワームを釣れるワームに変えることができます。
ラメが最も効果を発揮するのは、以下のような条件下です:
✨ ラメ入りワームが効果的な条件
- 夜間の常夜灯周り(光を反射しやすい)
- 濁り潮の時(視認性を高める)
- 曇天や雨天(光量が少ない時)
- 深場を狙う時(光が届きにくい場所)
- アジの活性がやや低い時(アピール力で気づかせる)
ラメの色によっても効果が異なります。金ラメは黄色系の光を反射し、銀ラメは白っぽい光を反射します。水質や光の色に合わせて、ラメの色を選択することも一つのテクニックです。
アジングの専門ブログでは、ラメに関して以下のような記述があります:
特に冬以外で威力を発揮する手応え。そのなかでも特に凄かったのが「34オクトパス1.8inch きんらめ」
<cite>出典:個人的釣れるワーム、釣れないワーム(アジング)</cite>
ただし、ラメが逆効果になる場面もあります。デイゲームやクリアウォーターで強烈な日差しが照っている時などは、ラメが不自然に光りすぎてアジに警戒心を与えてしまう可能性があります。このような状況では、ラメなしのクリアカラーやナチュラルカラーの方が効果的です。
📊 ラメの種類と効果の違い
ラメの種類 | 特徴 | 効果的な状況 | 注意点 |
---|---|---|---|
金ラメ | 黄色系の反射 | 濁り潮、夜間 | 日中は派手すぎることも |
銀ラメ | 白系の反射 | クリアウォーター | アピール力はやや控えめ |
ホログラム | 虹色の反射 | 状況を選ばない | 高活性時に有効 |
微粒子ラメ | 控えめな輝き | プレッシャー高い場所 | ナチュラルさを保てる |
ラメ入りワームを使う時のコツとして、ロッドアクションで軽くシェイクを入れると、ラメがキラキラと反射して視覚的なアピール力が増します。特に常夜灯周りでは、このテクニックが非常に効果的です。
ラメの有無でローテーションを組むことも有効な戦略です。まずはラメ入りでアピールしてみて、反応が悪ければラメなしのナチュラルカラーに変える、またはその逆のパターンも試してみましょう。
流し方を変えるだけで釣れるワームになる
同じワームでも、流し方(アクション)を変えるだけで釣果が劇的に変わることがあります。ワームが釣れないのではなく、流し方がその日のアジの活性やベイトパターンに合っていない可能性があるのです。
基本的なアクションパターンは以下の3つです:
🌊 基本的なアクションパターン
アクション | 方法 | 効果的な状況 | ベイトパターン |
---|---|---|---|
リフト&フォール | ロッドを軽く上げて落とす | プランクトンパターン | アミ、プランクトン |
タダ巻き | 一定速度で巻く | 小魚パターン | イワシ、シラス |
ドリフト | 潮に流す | ゴカイパターン | バチ、ゴカイ |
リフト&フォールが基本とされていますが、このアクションも細かく分けると様々なバリエーションがあります。リフトの高さ、フォールの速度、テンションの掛け方などを変えることで、同じワームでも全く違う動きを演出できます。
実際の釣り方について、専門サイトでは以下のように解説されています:
軽い仕掛けを投げる時は手首のスナップを使って、ティップで弾き飛ばすように投げるのがキャストイメージの基本になります。
<cite>出典:アジング初心者に向けた釣り方大全!基本の狙い方と釣れる・釣れない理由まで解説!</cite>
フォールの速度を変えるには、ジグヘッドの重さを変える以外に、ラインテンションの掛け方を調整する方法があります。ラインをピンと張った状態でのテンションフォールと、ラインを緩めたフリーフォールでは、落下速度が大きく変わります。
流れの強い場所では、**ドリフト(潮流に乗せる)**が非常に効果的です。キャスト後にラインをフリーにして、潮の流れに乗せながら自然にワームを流していきます。この時、不自然なラインの動きがないように、適度にラインメンディング(ラインの位置調整)を行うことがコツです。
アジングブログでは、流し方について以下のような指摘があります:
キャスト後は余分な糸フケを早急にとる。竿先を海面方向に下げる。スプールに指を当て余分なラインが出ない様にしてラインを送り出す。
<cite>出典:釣れる人、釣れない人</cite>
同じワームを使っていても、アクションを変えるだけで反応が出ることはよくあります。釣れないと感じたら、ワームを交換する前に、まずは流し方を変えてみることをおすすめします。
まとめ:アジングで釣れないワームを釣れるワームに変える総まとめ
最後に記事のポイントをまとめます。
- 釣れないワームは存在せず、状況に合っていないワームがあるだけである
- ワーム選びは場所選びと同じくらい重要で、釣果の8割を左右する要素となる
- 黒いワームは低活性時に効果を発揮し、高活性時には見切られやすい傾向がある
- ワームサイズはアジのサイズと活性に合わせることが基本で、大きすぎても小さすぎても釣れない
- ベイトパターンの把握が最重要で、プランクトン・小魚・ゴカイのどれを食べているか見極める必要がある
- ワームの刺し方でフッキング率が変わるため、まっすぐ刺すだけでなくゲイプの確保も意識する
- 時間帯によって有効なカラーは劇的に変化し、特にマズメ時はクリアカラーが強い
- クリアカラーはプレッシャーが高い状況で威力を発揮し、ナチュラルな見た目が功を奏する
- ジグヘッドとワームの相性を考慮し、ショートシャンクとロングシャンクを使い分ける
- カラー→サイズ→形状の順でローテーションを行い、段階的にワームを変えていく
- フックサイズとワームのバランスが崩れると、アタリがあっても掛からない原因となる
- ラメ入りワームは夜間や濁り潮で効果的だが、日中のクリアウォーターでは逆効果になることもある
- 流し方を変えるだけで同じワームでも釣れるようになるため、アクションのバリエーションを増やすことが重要
- ベイトパターンに合わせたワーム形状の選択が釣果を大きく左右する
- 釣れるワームを見つけたら、その情報を記録しておき、次回以降の釣行に活かす
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- アジングで釣れないときの超秘策!8つの理由から勝利を掴み取ろう! | リグデザイン
- 黒色のワームでアジングしてみた 高活性では釣れずに低活性時に釣れる結果に | TSURINEWS
- アジングさっぱり釣れない。 – Yahoo!知恵袋
- 個人的釣れるワーム、釣れないワーム(アジング) | SKのぶろぐ
- アジングで釣れない原因はこれだ! ボウズ回避に重要な対策12選 | アジング専門/アジンガーのたまりば
- 釣れる人、釣れない人 | アジング – ClearBlue –
- マズメ時には「クリア系」しか釣れない!?教えて家邊さん~~!!│アジングレジェンド34家邊に聞け!
- 【ダイワ 月下美人】ソードビームをアジングに使ってみた感想!|あおむしの釣行記4
- アジング初心者に向けた釣り方大全!基本の狙い方と釣れる・釣れない理由まで解説! | 釣具のポイント
- アジングでアタリがあるけど乗らない時に確認したい6つの事!|あおむしの釣行記4
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