アジングでジグ単では届かないポイントを攻めたい、風や潮の影響を受けずに狙ったレンジをキープしたい―そんな時に活躍するのがスプリットショットリグです。しかし、いざ使ってみようとすると「シンカーは何グラムを選べばいいの?」「ジグヘッドとのバランスは?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
スプリットショットリグの重さ選びは、釣果を大きく左右する重要な要素です。シンカーとジグヘッドの重量バランス、取り付け位置、素材選びなど、押さえるべきポイントは意外と多いもの。本記事では、インターネット上の実践的な情報を収集・分析し、スプリットショットリグの重さに関する疑問を徹底的に解消します。初心者から中級者まで、明日からのアジングに役立つ実践的なノウハウをお届けします。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ スプリットシンカーの基本的な重さは2~3gで、状況に応じて0.6~10gまで使い分ける |
| ✓ ジグヘッドは0.2~1g程度の軽量を選び、シンカーより軽くすることが鉄則 |
| ✓ シンカーとジグヘッドの距離は30~70cmが標準で、フォール時間と感度のバランスで調整 |
| ✓ タングステン素材のシンカーは飛距離と感度に優れ、鉛より体積が小さく水の抵抗が少ない |
アジングのスプリットにおける重さの基本知識
- スプリットショットリグの重さの基本は2~3gからスタートすること
- シンカーとジグヘッドの重量バランスが釣果を左右する理由
- スプリットシンカーの素材選びで飛距離と感度が変わること
- シンカーとジグヘッドの適正距離は30~70cmであること
- ライン選びもスプリットの重さ選定に影響すること
- 状況別のシンカー重量選択が攻略の鍵になること
スプリットショットリグの重さの基本は2~3gからスタートすること
スプリットショットリグを初めて使う方が最初に悩むのが、シンカーの重さ選びです。一般的には2~3gを基準に考えるのがセオリーとされています。
スプリットショットを好んで使っているのですが、皆さんはシンカーは最大何グラムまで使いますか?私は2~3gがメインです
この重さであれば、アジング用のライトタックルでも十分扱えますし、ジグ単では届かない範囲をカバーしながら、アジの吸い込みを妨げない絶妙なバランスが取れます。
📊 スプリットシンカー重量の一般的なレンジ
| 重量区分 | 重さ | 主な用途 | 適した状況 |
|---|---|---|---|
| 軽量 | 0.6~1.5g | 浅場・表層攻略 | 風が弱い、潮が緩い |
| 標準 | 2~3g | オールラウンド | 基本的な状況全般 |
| 重量 | 4~5g | 遠投・深場攻略 | 風が強い、潮が速い |
| ヘビー | 6~10g | 超遠投・激流 | 特殊な状況 |
初めて使う場合は、まず2gと3gの2種類を用意しておくことをおすすめします。これだけでも多くの状況に対応でき、スプリットショットリグの基本的な使い方を習得できます。
重さ選びで重要なのは、その場のコンディションに合わせて柔軟に変更できる準備をしておくことです。潮の流れが予想より速かったり、風が強まってきたりした時に、すぐに重さを変更できるよう、複数の重量を携帯しておくと釣果アップにつながります。
市販のスプリットシンカーは、ダイワの月下美人シリーズなど各メーカーから1.5g、2g、2.5g、3g、4g、5g、7.5gといった細かい刻みでラインナップされており、状況に応じた微調整が可能です。
ダイワホームページより。他にも色んな種類がありましたがボトムステイを混ぜてやるので引っ掛かりがなさそうな形状がいいかなー?と安易な思いでこれにしました!
シンカーとジグヘッドの重量バランスが釣果を左右する理由
スプリットショットリグで最も重要なのは、シンカーとジグヘッドの重量バランスです。基本的な考え方として、ジグヘッドはシンカーより軽くするのが鉄則とされています。
例えば、トータル1.5gのリグを使いたい場合、ジグヘッド単体で1.5gを使うのと、シンカー1gとジグヘッド0.5gの組み合わせでは、フォールの仕方が全く異なります。
⚖️ 重量バランスの黄金比
| シンカー重量 | 推奨ジグヘッド重量 | フォールの特徴 | 適した釣り方 |
|---|---|---|---|
| 0.6g | 0.2~0.4g | ゆっくり漂う | アミパターン・表層 |
| 2g | 0.4~1g | バランス型 | オールラウンド |
| 3g | 0.5~1g | やや速め | 中層~ボトム |
| 5g | 1g | 速い沈下 | 深場・強潮流 |
このバランスが重要な理由は、フォール中の動きの違いにあります。シンカーが先に沈んでいき、軽量のジグヘッドがゆっくりと追従することで、自然な「漂い」を演出できるのです。
シンカー1.5g』を操作して0.5gジグヘッドがゆっくり追従するイメージで操作してください
特に活性が低い時や、アミパターンなどプランクトンを意識した釣りでは、この「ゆっくりとした漂い」が釣果に直結します。重いジグヘッド単体では沈下が速すぎてアジが追いきれない場面でも、スプリットショットリグなら食わせの間を作れるのです。
実際の使用例として、ある釣り人は0.2gのジグヘッドに0.6gのガン玉を組み合わせることで、ジグ単0.5gでは釣れなかった状況で数釣りに成功したと報告しています。
ただし、注意点として、ジグヘッドが1g以上になるとスプリットショットリグの良さが損なわれるとの意見もあります。あくまで軽量ジグヘッドの自然な動きを活かすためのリグであることを忘れないようにしましょう。
スプリットシンカーの素材選びで飛距離と感度が変わること
スプリットシンカーの素材選びは、釣りの快適性と釣果に大きく影響します。主な素材は鉛とタングステン、そしてブラス(真鍮)の3種類です。
🔍 素材別の特性比較
| 素材 | 比重 | 体積 | 飛距離 | 感度 | 価格 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 鉛 | 標準 | 大きい | 普通 | 普通 | 安価 | ★★★☆☆ |
| タングステン | 高い(鉄の2.5倍) | 小さい | 優れる | 優れる | 高価 | ★★★★★ |
| ブラス | 低い | 大きい | 劣る | 普通 | 中価格 | ★★☆☆☆ |
タングステン素材の最大のメリットは、同じ重さでも体積が小さいという点です。これにより、キャスト時の空気抵抗が減り飛距離がアップし、水中でも抵抗が少ないため感度が向上します。
体積が小さいことが大きなメリットで、スプリットショットリグのシンカーに活用すると以下の状況にマッチします。【1】キャスト時の空気抵抗が非常に少ない=同じ重さのシンカーでもタングステン素材を採用したものは飛距離に大きな違いが生まれる。
一方、ブラス素材は比重が低いため、スローなフォールを演出したい時に有効です。フォール中にワームを見せてアジの口を使わせたい場面では、ブラス素材のシンカーが威力を発揮する可能性があります。
価格面では、鉛製が最も安価で入手しやすく、タングステン製は高価ですが性能は抜群、ブラス製はその中間といった位置づけです。初心者の方は、まず鉛製で練習し、慣れてきたらタングステン製に移行するという流れがおすすめでしょう。
タングステン製の代表的な製品としては、ダイワの「月下美人 TGアジングシンカー」などがあり、高比重(約18)のタングステン素材を使用し、ティアドロップ(涙型)形状との相乗効果で飛距離と感度がアップすると評価されています。
形状については、ティアドロップ型とラウンド型が主流です。ティアドロップ型は空気抵抗・水抵抗が少なく遠投性能に優れ、ラウンド型(ガン玉タイプ)はセットが簡単で価格も安いという特徴があります。
シンカーとジグヘッドの適正距離は30~70cmであること
スプリットショットリグでは、シンカーとジグヘッドの間の距離も重要なファクターです。一般的には50cm前後を基準に、状況に応じて30~70cmの範囲で調整します。
📏 距離別の特徴とメリット
| 距離 | フォール時間 | 感度 | 操作性 | 適した状況 |
|---|---|---|---|---|
| 30cm | 短い | 良い | 良い | ダイレクトな操作が必要な時 |
| 50cm | 標準 | 標準 | 標準 | 基本的な状況全般 |
| 70cm | 長い | やや劣る | やや劣る | じっくりフォールで誘いたい時 |
距離を長くするメリットは、フォール時間が延びることです。シンカーを支点に、ジグヘッドがゆっくりと漂うような動きになり、食い渋ったアジにも口を使わせるチャンスが増えます。
シンカーとジグヘッドの距離が長いとフリーフォールの時間が伸びますが、その反面当たりは取りずらいのでから合わせを入れるなど工夫が必要です。一般的にはシンカーとジグヘッドの距離は20cmから60cmが目安です。
ただし、距離が長すぎるとアタリが取りにくくなるデメリットもあります。シンカーがクッションとなり、アジの小さなバイトがロッドティップまで伝わりにくくなるのです。
反対に、距離を短くすると感度は向上しますが、フォール時間が短くなり、スプリットショットリグの良さである「ゆっくりとした誘い」が薄れてしまいます。
実践的なアプローチとしては、まず50cmでセットし、アタリはあるがフッキングしない場合は距離を短く、アタリが少ない場合は距離を長くするといった調整方法が有効でしょう。
また、ボトムでリフト&フォールを中心に探る場合は70cm程度に設定することで、フォールを長く見せられるとの実践報告もあります。ただし、ライントラブルのリスクも考慮すると、70cmが実用的な上限と考えられます。
スプリットショットリグは、リーダーにシンカーを固定する仕組みなので、ラインを切らずに距離を調整できる点も大きなメリットです。現場の状況に応じて、シンカーの位置をスライドさせて最適な距離を見つけることができます。
ライン選びもスプリットの重さ選定に影響すること
スプリットショットリグを使う際のライン選びは、シンカーの重さ選定とも密接に関係しています。一般的にはPEラインが推奨されますが、エステルラインでも対応可能です。
🧵 ライン種類別の対応重量
| ライン種類 | 推奨号数 | 対応シンカー重量 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| エステル | 0.3~0.6号 | ~3g | 感度が良い、安価 | 強度が低い |
| PE | 0.3号前後 | 4g以上も可 | 強度が高い、飛距離 | 価格が高め |
| フロロ | 1~2号(リーダー) | – | 耐摩耗性 | 伸びがある |
エステルラインを使用する場合、シンカー3g以下であれば問題なく使えるとされています。ただし、4g以上になるとキャスト切れのリスクが高まるため、PEラインへの変更が推奨されます。
シンカー3g以下であれば、エステルラインでも使えます。その場合には、0.3号以上を私は使いますね。4g以上となると、やはりキャスト切れが出てくるのでPEラインのほうがオススメです。
リーダーはフロロカーボン0.8~2号程度を使用します。興味深い工夫として、メインラインにリーダー1.5号を15cmほど結び、そこにシンカーを取り付け、その先に8の字で0.8号を結んでジグヘッドを結ぶという方法があります。これにより、万が一リーダーやノット部分が切れた場合でも、高価なタングステンシンカーを回収できる可能性が高まります。
PEラインの場合、細めの0.3号前後がおすすめです。細いラインは空気抵抗が少なく、風の影響を受けにくいため、スプリットショットリグの飛距離性能をさらに引き出せます。
ただし、あまりに細すぎるラインだと、シンカーの重量に耐えられずキャスト時にラインブレイクするリスクもあります。使用するシンカーの重さとラインの強度のバランスを考慮することが大切です。
エステルライン派の方は、0.25号~0.3号あたりを基準に、シンカーは2~3gまでと割り切って使うのが安全でしょう。それ以上の重さが必要な状況では、素直にPEラインに切り替えるか、ジグヘッド単体の重めのものを使うという選択肢もあります。
状況別のシンカー重量選択が攻略の鍵になること
スプリットショットリグの真価は、状況に応じた重さ選択にあります。同じフィールドでも、時間帯や天候、潮の状態によって最適な重さは変わってきます。
🌊 状況別シンカー重量選択ガイド
| 状況 | 推奨重量 | 理由 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 強風時 | 3~5g | 空気抵抗に負けない | 重すぎると沈みすぎる |
| 激流時 | 4~7g | 流されにくい | フォールが速くなる |
| 遠投したい | 3~5g | 飛距離確保 | ロッドのキャパシティ確認 |
| 表層狙い | 0.6~1.5g | ゆっくり漂わせる | 風に弱い |
| ボトム狙い | 2.5~5g | しっかり沈める | 根がかりリスク |
| 浅場 | 1~2g | レンジコントロール | 着底が分かりづらい |
風が強い時は、スプリットショットリグの出番です。軽量ジグヘッド単体では風に煽られて投げられない状況でも、3~5gのシンカーを追加することで、しっかりとキャストできるようになります。
強風時や激流エリアではウエイトを軽くすることができない場面もあります。そのようなシチュエーションでオススメしたいのが、スプリットショットリグです。
潮が速い場合も、シンカーの重量アップが有効です。4~7g程度のシンカーを使うことで、潮に流されずに狙ったレンジをキープできます。ただし、重くなるほどフォールスピードも速くなるため、活性が低い時は食わせにくくなる可能性もあります。
実践的な使い分け例として、ある熟練アングラーは以下のように使い分けています:
- 飛距離も欲しいし、スローに誘いたい時:シンカー1.5g + ジグヘッド0.5g(2g単体だとアクティブすぎる動きになる場面で)
- 強い流れの中でスローに安定させたい時:シンカー4g + ジグヘッド1g(5g単体だと食い渋る時に)
おそらく最も重要なのは、複数の重さを用意しておくことでしょう。釣り場に着いてから状況を見て、その日のベストな重さを見つけるという姿勢が釣果アップにつながります。
初心者の方は、まず2g、3g、4gの3種類を揃えておけば、多くの状況に対応できるはずです。慣れてきたら、より細かい重さのバリエーションを増やしていくと良いでしょう。
アジングのスプリット、重さ別の使い分けテクニック
- 0.6~1.5gの軽量シンカーは表層アミパターン攻略の切り札であること
- 2~3gの標準シンカーはオールラウンドに使える万能重量であること
- 4~5gの重量シンカーは遠投と深場攻略に最適であること
- フッキングとアクションは通常より大きめに行う必要があること
- ガン玉タイプとティアドロップ型の使い分けで釣果が変わること
- ノーシンカーリグとの組み合わせが低活性時に効くこと
- まとめ:アジングのスプリットにおける重さ選びの実践ポイント
0.6~1.5gの軽量シンカーは表層アミパターン攻略の切り札であること
軽量シンカーの0.6~1.5gは、アミパターンなど表層を意識した釣りで威力を発揮します。特に冬から春にかけてのプランクトンパターンでは、この重量域が絶大な効果を発揮する場面が多いようです。
🦐 軽量シンカー活用シーン
| 重量 | ジグヘッド | 主な用途 | 効果的なワーム | おすすめ時期 |
|---|---|---|---|---|
| 0.6g | 0.2~0.4g | アミパターン | クリア系・浮力高め | 冬~春 |
| 1g | 0.4~0.5g | 浅場表層 | リブが深いもの | 通年 |
| 1.5g | 0.5~1g | 中層漂わせ | 小型シャッドテール | 春~夏 |
実際の釣果報告では、0.6gのガン玉と0.2gのジグヘッドの組み合わせで、0.5gジグ単では全く反応がなかった状況で数釣りに成功したという事例があります。
ガン玉(0.6g)に対しジグ単(0.2~0.4g)にすることで、スプリットシンカーより後ろのリグのフォールスピードがゆっくりとなり「食わせの間」を作ることができます。
この重量域で重要なのは、ジグヘッドを極限まで軽くできる点です。0.2gのジグヘッドは単体では投げにくく、風があればほぼ使い物になりませんが、スプリットショットリグにすることで実用的に使えるようになります。
軽量ジグヘッドの最大のメリットは、ワームの自然な動きを引き出せることです。重いジグヘッドだとワームが不自然に沈んでしまいますが、0.2~0.4gならプランクトンのようにゆらゆらと漂います。
特に外灯周りや河口付近など、アミが多いエリアでは爆発的な釣果が期待できます。アジがアミを意識している時は、いかに自然にワームを漂わせるかが勝負の分かれ目になるのです。
ワーム選びも重要で、軽量ジグヘッドで表層を漂わせる場合は、浮力が高いものやリブが深いものが扱いやすいとされています。クリア系のカラーを選ぶことで、よりアミに近い見た目になり、アジの警戒心を解きやすくなるでしょう。
注意点として、軽量シンカーは横風に非常に弱いです。風速3m以上になると、まともにキャストできなくなる可能性があります。また、沈下も遅いため、水深がある場所では底まで届くのに時間がかかり、効率が悪くなります。
軽量シンカーが活きるのは、水深4m以下の浅場で、風が穏やかな夜間が理想的でしょう。常夜灯周りでアジがライズしているような状況なら、まさに独壇場です。
2~3gの標準シンカーはオールラウンドに使える万能重量であること
2~3gのシンカーは、スプリットショットリグの基本重量であり、最も汎用性が高い重量域です。初めてスプリットショットリグを使う方は、まずこの重量から始めることを強くおすすめします。
⚙️ 標準シンカーの対応範囲
| 項目 | 2g | 3g | 備考 |
|---|---|---|---|
| 飛距離 | 30~40m | 35~45m | ロッドやライン次第 |
| 適応水深 | 2~6m | 3~8m | 潮の速さによる |
| 適応風速 | ~5m/s | ~7m/s | 概算値 |
| 適応潮流 | 緩~中 | 緩~やや速 | フィールド次第 |
この重量域の最大の魅力は、バランスの良さにあります。飛距離も稼げて、感度も保ちやすく、フォールスピードも適度で、多くの状況に対応できる万能性を持っています。
スプリットショットを好んで使っているのですが、皆さんはシンカーは最大何グラムまで使いますか?私は2~3gがメインです。
多くのベテランアングラーが2~3gをメインに使っているのは、この重量域がアジングに最適なバランスポイントだからでしょう。ジグヘッドは0.4~1g程度を組み合わせることで、軽量ジグヘッドの良さを活かしながら、実用的な飛距離と操作性を確保できます。
港湾部の常夜灯周りでは2g、外海に面した堤防では3gといった使い分けも有効です。潮の流れが少し速くなってきたら2gから3gへ変更するなど、微妙な調整が釣果に直結します。
2~3gであれば、アジング専用ロッドで十分扱えます。適合ルアーウェイト0.5~5g程度のロッドなら問題なく、無理なくキャストできるでしょう。
ジグヘッドとの組み合わせ例としては:
- シンカー2g + ジグヘッド0.5g = 合計2.5g
- シンカー2.5g + ジグヘッド0.4g = 合計2.9g
- シンカー3g + ジグヘッド0.5~1g = 合計3.5~4g
このように、トータル2.5~4g程度のリグになり、アジングとして非常に扱いやすい重量範囲に収まります。
市販品では、ダイワの「月下美人 アジングシンカーII」やアルカジックジャパンの「スプリットシンカー」などが、2~3gの重量をラインナップしています。グローカラーのものを選べば、夜間でも視認性が良く、ティップへの巻き込みトラブルも防げます。
おそらく、スプリットショットリグを1つだけ持っていくなら、2.5gか3gを選ぶのが最も賢明でしょう。この重さがあれば、大抵の状況で何とかなる可能性が高いです。
4~5gの重量シンカーは遠投と深場攻略に最適であること
4~5gの重量級シンカーは、遠投や深場攻略が必要な場面で活躍します。ジグヘッド単体では届かない沖のポイントや、水深10m以上の深場を狙う時に有効です。
🎯 重量シンカー活用テクニック
| シンカー重量 | 飛距離目安 | 適応水深 | ジグヘッド重量 | 主な釣り場 |
|---|---|---|---|---|
| 4g | 40~50m | 5~10m | 0.5~1g | 外海堤防 |
| 5g | 45~55m | 8~15m | 1g | 深場・沖堤防 |
ただし、この重量域になるとタックルパワーが必要になります。適合ルアーウェイト上限が3gまでのライトなロッドでは、キャスト切れやロッド破損のリスクがあります。7ft前後のやや強めのアジングロッドや、メバリングロッドの流用が適しているでしょう。
潮が速かったり遠投が有効だったりする場合は5gのシンカーを使います。(5gシンカー+0.2g~0.4gジグヘッド)ボトムを叩く時はそれで釣果が出ている
重量シンカーのメリットは、何といっても圧倒的な飛距離です。50m以上先のポイントも射程圏内に入り、岸から離れた潮目やブレイクを狙えます。日中のアジングで、沖のボイルを狙い撃ちする際にも有効でしょう。
深場攻略においても、4~5gのシンカーがあれば、潮が速い状況でもしっかりとボトムまで落とし込めます。ボトムステイを交えながらアタリを取る釣り方では、確実に底を取れる重さが必要です。
組み合わせるジグヘッドは、1g程度が推奨されます。これ以上軽くすると、重いシンカーに引っ張られてしまい、スプリットショットリグの良さが失われます。逆に1.5g以上になると、もはやジグ単でいいのではという話になってしまいます。
注意点として、重量シンカーはフォールスピードが速いため、活性が低い時やアミパターンでは食わせにくい可能性があります。中層でのアタリが減ったと感じたら、シンカーの重さを落とすか、シンカーとジグヘッドの距離を長くしてフォール時間を稼ぐなどの工夫が必要です。
また、ラインの強度にも気を配る必要があります。エステルラインでは厳しいため、PEライン0.3~0.4号を使用し、リーダーも1.5~2号としっかりしたものを選びましょう。
重量シンカーが真価を発揮するのは、瀬戸内海のような潮が速いエリアや、外海に面した深場のポイントです。6~7g程度まで使うというベテランもいるようで、状況次第ではさらなる重量アップも検討する価値があるでしょう。
フッキングとアクションは通常より大きめに行う必要があること
スプリットショットリグを使う際、ジグヘッド単体とは異なる操作が必要になります。特にフッキングとアクションについては、意識的に変える必要があります。
🎣 操作方法の違い
| 操作 | ジグ単 | スプリット | 理由 |
|---|---|---|---|
| フッキング | 通常 | 大きく・早く | シンカーがクッションになる |
| アクション | 細かくOK | やや大きめ | シンカーが動きを吸収 |
| アタリの取り方 | 直接的 | 荷重感度重視 | 反響感度は伝わりにくい |
最も重要なのはフッキングの方法です。スプリットショットリグでは、ラインがシンカーを頂点に折れ曲がる形になるため、ワームまでのラインが直線になっていません。
図のように、ラインがガン玉を頂点に折れてしまうため、ワームまでのラインが直線になっていません。そのためいつものように合わせても、しっかりとフッキングが決まらないのです。
そのため、普段のジグ単と同じ感覚でアワセを入れても、フッキングが決まらないことがあります。スプリットショットリグを使う際は、意識的に少し大きめに合わせることが重要です。
アクションについても、細かく動かしてもワームまで伝わりにくいという特性があります。ロッドをチョンチョンと細かくシェイクしても、シンカーだけが動いてジグヘッドは動いていないという状態になりがちです。
ジグヘッド単体より、少し大きめのアクションを心がけてください。細かくアクションしても、ワームは動かずガン玉だけが動いている状態となります。
効果的なアクション方法は、シンカーを操作してジグヘッドがゆっくり追従するイメージで動かすことです。リールを1回転巻いて3~5カウント止める、というリフト&フォールが基本パターンになります。
トゥイッチなどの細かいアクションは、レンジがズレたりライントラブルの原因になるため、避けた方が無難でしょう。むしろゆったりとした大きな動きを心がけ、フォール中のアタリを拾うイメージが良いかもしれません。
アタリの取り方も変わってきます。ジグ単でよく感じる「コツッ」という反響感度的なアタリは少なくなり、「フッと軽くなる」「グッと重くなる」といった荷重感度系のアタリが中心になります。
活性が下がると荷重感度系のアタリ・抜けアタリ(フッと軽くなる)・ぐっと重くなるアタリになるのでスイープに巻き合わせるといいです
高活性時はオートフッキングで掛かることもありますが、低活性時はティップを送り込むようにして一呼吸置いてからアワセると、フッキング率が上がる可能性があります。
ロッドを煽ってのフッキングは、スプリットショットリグでは乗りが悪くなるため避けましょう。スイープフッキング(ロッドを水平方向に倒す)や、巻きアワセ(リールを巻いてテンションをかける)の方が有効です。
ガン玉タイプとティアドロップ型の使い分けで釣果が変わること
スプリットシンカーには主にガン玉タイプとティアドロップ型の2種類があり、それぞれに特徴があります。状況に応じて使い分けることで、より効率的な釣りが可能になります。
🔄 シンカータイプ別比較
| タイプ | 形状 | 装着方法 | 飛距離 | 感度 | 価格 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ガン玉 | 球形 | 潰して固定 | 普通 | 普通 | 安い | 汎用・練習 |
| ゴム張りガン玉 | 球形 | ゴムで固定 | 普通 | 普通 | 安い | ライン保護 |
| ティアドロップ | 涙型 | ゴムで固定 | 優れる | 優れる | 高い | 本格派 |
ガン玉タイプの最大のメリットは、低価格で入手しやすいことです。また、ラインに潰して固定するタイプなら、100円ショップでも購入できます。スプリットショットリグを初めて試す方や、練習用として使うには最適でしょう。
ただし、通常のガン玉はラインを傷つけやすいというデメリットがあります。細いエステルラインやPEラインを使う場合、傷がつくとそこから切れてしまう可能性が高まります。
ガン玉には、丸い鉛に溝が開いたタイプと、内側にゴムが張ってあるタイプの2種類があります。ゴムが無いタイプだと、ラインに傷が付きやすいです。
そこでおすすめなのがゴム張りガン玉です。内側にゴムが張ってあるタイプで、ラインを傷つけずに使用できます。また、着脱も容易で、ラインを切らずに重さを変更できる利便性もあります。
一方、ティアドロップ型は専用設計のスプリットシンカーで、涙型の形状が特徴です。この形状により、空気抵抗が少なく遠投性能が高いという利点があります。
ティアドロップ型は空気抵抗・水抵抗が少なく遠投性能に優れ、ラウンド型(ガン玉タイプ)はセットが簡単で価格も安いという特徴があります。
水中での抵抗も少ないため、底取りがしやすく、魚のアタリも明確に感じられます。ダイワの「月下美人 TGアジングシンカー」のようなタングステン製のティアドロップ型シンカーは、最高のパフォーマンスを発揮するでしょう。
視認性の面では、グローカラーのティアドロップ型シンカーが有利です。夜釣りでもシンカーの位置が分かりやすく、ロッドティップへの巻き込みトラブルを防げます。
使い分けの指針としては:
- 練習・お試し:通常のガン玉
- 通常使用:ゴム張りガン玉
- 本格的に釣果を求める:ティアドロップ型(鉛製)
- 最高性能を求める:ティアドロップ型(タングステン製)
価格面では、ガン玉は100個入りで数百円程度、ゴム張りガン玉は10個程度で300~500円、ティアドロップ型の鉛製は3個入りで400~600円、タングステン製は2~4個入りで600~800円程度が相場です。
おそらく、コストパフォーマンスと性能のバランスを考えると、ゴム張りガン玉が最も実用的かもしれません。ある程度の性能があり、ラインを傷めず、価格も手頃で、初心者から中級者まで幅広く使えます。
ノーシンカーリグとの組み合わせが低活性時に効くこと
スプリットショットリグの応用テクニックとして、ノーシンカー(ジグヘッドを使わない)との組み合わせがあります。これは低活性時のボトム攻略で特に効果を発揮します。
🐟 ノーシンカースプリットの特徴
| 項目 | 通常スプリット | ノーシンカースプリット | 効果の違い |
|---|---|---|---|
| フック | ジグヘッド | オフセットフック等 | より自然な動き |
| フォール | やや速い | 超スロー | 食わせの間が長い |
| レンジ | 底~中層 | ボトムステイ | ボトムピッタリ |
| 適した状況 | 通常~やや渋い | 激渋・低水温 | 活性による |
ノーシンカースプリットの仕組みは、シンカーから先にフックだけを結び、ワームを刺す方法です。ジグヘッドの重さがない分、ワームが極めてゆっくりとフォールし、水中で自然に漂います。
僕のエリアでは、水温が下がり切るとアジの活性がさがり、ボトムにへばりついてしまいます。そこで活躍するのが、ノーシンカーのワームを使ったスプリットリグ。
使い方は、ボトムまで沈めた後、放置します。シンカーはボトムに着底し、ノーシンカーワームが絶妙に浮いた状態で漂います。この状態で数秒待つと、アジが吸い込んでくるというメカニズムです。
この釣り方が効果的なのは、冬場の低水温期など、アジの活性が極端に低い時です。普通のスプリットショットリグでも反応が薄い場合の最終手段として有効でしょう。
使用するフックは、オフセットフックやチヌ針などが適しています。ワームはピンテールやストレート系で、浮力があるものが好まれます。フックサイズは#8~#10程度が標準的です。
シンカーの重さは2~3gが基本ですが、潮が速い場合は4~5gまで重くすることもあります。重要なのは、シンカーで確実に底を取り、フックとワームはフリーな状態にすることです。
アタリの取り方は、ラインの動きを見ることが重要です。ボトムステイ中にラインが走ったり、緩んだりしたら、アジがワームを咥えているサインです。即アワセではなく、少し送り込んでからアワセを入れると、フッキング率が上がります。
注意点として、ノーシンカーはジグヘッドに比べてフッキング率が低い傾向にあります。バラシも多くなる可能性があるため、慎重なやり取りが必要です。また、根がかりのリスクも高まるため、ボトムの状況を確認しながら使いましょう。
ノーシンカースプリットは、一般的なスプリットショットリグが効かない時の奥の手として持っておくと、釣果の幅が広がるはずです。特に真冬のタフコンディションで、「今日は全然釣れない」という状況を打開できる可能性を秘めています。
まとめ:アジングのスプリットにおける重さ選びの実践ポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- スプリットショットリグの基本重量は2~3gで、初心者はこの重さからスタートすべきである
- シンカーはジグヘッドより重くし、ジグヘッドは0.2~1g程度の軽量を選ぶのが鉄則である
- シンカーとジグヘッドの距離は50cm前後を基準に、30~70cmの範囲で調整する
- タングステン素材のシンカーは飛距離と感度に優れ、本格的に取り組むなら選択すべきである
- エステルラインは3g以下のシンカー、4g以上はPEラインを使用することで安全性が高まる
- 風が強い時や潮が速い時は重めのシンカー、表層狙いは軽めのシンカーと使い分ける
- 0.6~1.5gの軽量シンカーはアミパターンなど表層攻略で絶大な効果を発揮する
- 4~5gの重量シンカーは遠投と深場攻略に最適で、外海や深場で活躍する
- フッキングは通常より大きく、アクションもやや大きめに行う必要がある
- ガン玉タイプは低価格で手軽、ティアドロップ型は性能重視という使い分けができる
- ノーシンカーとの組み合わせは低活性時のボトム攻略で効果的である
- 複数の重さを用意し、現場の状況に応じて使い分けることが釣果アップの鍵である
- シンカーとジグヘッドのトータル重量を考慮し、ロッドの適合範囲内で使用する
- グローカラーのシンカーは夜間の視認性が良く、トラブル防止に役立つ
- スプリットショットリグは飛距離を稼ぎながら軽量ジグヘッドの利点を活かせる優れたリグである
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 個人的にブレイク中のスプリットショット。 – 素直にアジングが楽しくて…。
- 【アジング】スプリットリグが超釣れる!仕掛け&使い方の要点をご紹介 | TSURI HACK
- アジングのスプリットショットについて。 – Yahoo!知恵袋
- スプリットリグ | アジング – ClearBlue –
- アジング用スプリットショットシンカーおすすめ8選!使い方も解説! | タックルノート
- 【アジング】激釣!「スプリットショットリグのススメ」クリアブルーの本岡利將さんが解説! | 釣りビジョン マガジン
- アジング用シンカーの重さや位置の選び方!使うメリットは? | タックルノート
- 【コラム】スプリットショットリグ(アジング)のススメ|ぐっちあっきー
- 【初心者必見】アジング・メバリングでスプリットシンカーを使って沖の深場を狙えっ‼️
- アジングでスプリットショットリグを使う準備編
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