アジングロッドレガーメの神感度は本物？実際の評価と全モデル徹底解説

近年、アジングロッド市場で注目を集めているレガーメ（LEGAME）というブランドをご存知でしょうか。「神感度」というキャッチフレーズで話題になっているこのメーカーのロッドについて、実際のところどうなのか気になっている方も多いはずです。高価格帯のロッドとして位置づけられているレガーメですが、その評価や性能について詳しく調査してみました。

この記事では、レガーメのアジングロッド全モデルの特徴から実際のユーザー評価、さらには他社製品との比較まで、購入前に知っておきたい情報を網羅的に解説します。価格に見合った性能があるのか、どのモデルを選ぶべきか、中古市場での状況はどうなのかなど、様々な角度からレガーメのアジングロッドを分析していきます。

この記事のポイント
✅ レガーメアジングロッド全13モデルの特徴と価格帯
✅ 実際のユーザーによるインプレと評価の真実
✅ 神感度と呼ばれる理由と技術的背景
✅ 購入時の注意点と選び方のコツ

アジングロッドレガーメの基本情報と全モデル解説

1. レガーメとは4軸カーボンを採用した高感度アジングロッドメーカーである
2. 全13モデルで価格帯は57,200円〜72,600円と高級路線を走る
3. 神感度の秘密は先径0.6mmの超高感度ソリッドティップにある
4. 各モデルごとに明確なコンセプトと使い分けができる設計
5. 2025年10月から一部モデルで5〜10％の値上げが予定されている
6. レガーメの品質管理は厳格で破損時のアフターサービスも充実している

レガーメとは4軸カーボンを採用した高感度アジングロッドメーカーである

レガーメは、ライトゲーム用ロッドに特化した専門メーカーとして、アジングやエギングの分野で注目を集めています。最大の特徴は、高密度・高弾性4軸カーボンを全身に採用していることです。

4軸カーボンとは、通常の縦方向・横方向の繊維に加えて、斜め方向の繊維も組み込んだ構造のことを指します。これにより、ねじれに強く、形状復元力の高いブランクスを実現しています。特にアジングのような繊細な釣りにおいて、この技術は大きなアドバンテージをもたらします。

ブランクスの製造においても、バット部分には4軸カーボンの縦方向繊維を内側にラッピングし、さらに美しさと強度を両立させる無塗装アンサンドフィニッシュを施しています。この加工により、カーボンの質感を直接感じられ、感度の向上にも寄与しているとされています。

レガーメのロッドは、見た目の美しさも大きな特徴の一つです。ブラックを基調としたデザインに金色のロゴが映える高級感のある仕上がりは、多くのアングラーの所有欲を刺激しています。グリップエンドには4軸をイメージしたXの中にLEGAMEのロゴが配置されるなど、細部へのこだわりも感じられます。

メーカーとしての歴史はまだ浅いものの、その技術力と品質の高さから、すでに多くのアングラーに支持されています。特に**「神感度」**というキャッチフレーズは、レガーメを象徴する言葉として広く知られています。

ただし、一部では委託生産による製品ではないかという指摘もあり、価格に対する評価については賛否両論があることも事実です。それでも、実際に使用したアングラーからは高い評価を得ていることから、品質面での信頼性は確かなもののようです。

全13モデルで価格帯は57,200円〜72,600円と高級路線を走る

レガーメのアジングロッドは、現在13モデルがラインナップされており、価格帯は57,200円から72,600円という高級路線に位置しています。この価格設定は、シマノやダイワなどの大手メーカーのハイエンドモデルと同等かそれ以上の水準です。

🎣 レガーメアジングロッド価格一覧表

モデル名	品番	価格（税込）	長さ	自重	特徴
空我	XAK-5424	¥57,200	5’4″	44g	1ピース・超軽量
魅極	XAM-5824	¥59,400	5’8″	47g	2ピース・ソリッド
弧丞	XAK-6018	¥60,500	6’0″	55g	9ガイド配置
射抜	XAS-6124	¥59,400	6’1″	53g	しなやかテーパー
至限	XAS-6319	¥61,600	6’3″	52g	高反響感度
那擢	XAN-6423	¥59,400	6’4″	53g	チューブラートップ
毘沙	XAB-6517	¥64,900	6’5″	57g	ディープ対応
神岐	XAJ-6620	¥66,000	6’6″	59g	バーサタイル
牙突	XAG-6718	¥61,600	6’7″	58g	スプリット対応
不動	XAF-61020	¥71,500	6’10”	67g	パワーモデル
飛柳	XAH-7721	¥64,900	7’7″	63g	遠投性能
烈煌	XAR-71025	¥72,600	7’10”	78g	15g対応
影流	XAE-71125	¥70,400	7’11”	83g	30g対応

この価格設定について、2025年10月1日からの受注分より、一部モデルを除いて5〜10％の値上げが実施される予定となっています。毘沙、神岐、不動、烈煌については、次回入荷が10月以降のため、すでに新価格が適用されているとのことです。

高価格帯の理由として、使用されている素材や加工技術の高さが挙げられます。全モデルでカーボン含有率が93〜99.9％と非常に高く、特にソリッドティップモデルでは99.9％という驚異的な数値を誇っています。

また、ガイドシステムにも妥協がありません。超軽量で耐腐食性に優れるチタンフレームガイドを全モデルで採用し、トルザイトリングとSIC-Sリングのオリジナルセッティングにより、軽量化と性能向上を両立しています。

リールシートについても、モデルごとに最適化された仕様となっており、感度を極めたオリジナルグリップから、重量級リグに対応するVSSシートまで、用途に応じた設計が施されています。

価格の高さは確かに購入時のハードルとなりますが、使用されている技術や素材を考慮すれば、一定の妥当性があると言えるでしょう。ただし、購入を検討する際は、自分の釣りスタイルや予算と照らし合わせて慎重に判断することが重要です。

神感度の秘密は先径0.6mmの超高感度ソリッドティップにある

レガーメが「神感度」と呼ばれる最大の理由は、先径0.6mmという極細ソリッドティップの採用にあります。これは業界でも屈指の細さであり、微細な変化を手元に伝える能力に長けています。

ソリッドティップの構造について詳しく見ると、レガーメでは高弾性カーボンソリッドを採用し、その繋ぎ目の位置も計算し尽くされています。例えば、空我では3番目のガイドの手前で継がれ、毘沙では2番目のガイド部で継がれるなど、モデルごとに最適な設計が施されています。

🔍 レガーメの感度技術詳細

技術要素	仕様	効果
先径	0.6mm〜0.8mm	微細なアタリの検知
ソリッド材質	高弾性カーボン	高い伝達性能
継ぎ目位置	モデル別最適化	バランス調整
4軸構造	全身採用	ねじれ抑制
無塗装仕上げ	アンサンド	感度向上

実際のユーザーレポートを見ると、この感度の高さは実釣においても確実に体感できるレベルのようです。

普段、自作チタンロッド使ってまして～、これも感度はいいんですが、負けてないっ。写真撮りませんでしたが、ボトムに０．８ｇジグ単落として持ち上げたとき、カサってバイト。アジいたな！って即掛けしたら、４ｃｍくらいのカサゴでしたよ～。

出典：【ぽんこつ野郎の生き残り】 レガーメ　空我　インプレ　　アジング

このインプレからも分かるように、4cmという極小のカサゴのバイトまで明確に感知できる感度の高さは、確かに「神感度」と呼ぶに相応しいレベルと言えるでしょう。

感度の高さは単純にアタリを取るだけでなく、海底の底質判別にも大きく寄与します。ジグヘッドが海底に当たった感触から、砂地なのか岩場なのかを判断できることで、アジの付き場を特定しやすくなります。また、根掛りの回避にも役立つため、実釣における大きなアドバンテージとなります。

ただし、この高感度は諸刃の剣でもあります。先径が細いということは、それだけ破損リスクも高くなることを意味します。レガーメでは取扱説明において、ラインを通してロッドを曲げる行為を厳禁としており、特にアジングロッドは肉の薄い構造のため、小さなアールで曲がることによる破損の可能性を警告しています。

高感度を追求するあまり、取り扱いには十分な注意が必要という点は、購入前に理解しておくべき重要なポイントです。しかし、その繊細さと引き換えに得られる感度の高さは、アジングの楽しさを大きく向上させてくれることも確かです。

各モデルごとに明確なコンセプトと使い分けができる設計

レガーメのアジングロッドは、13モデルそれぞれに明確なコンセプトが設定されており、釣り場の状況やターゲットサイズ、使用するリグに応じて最適な選択ができるよう設計されています。

まず、**ショートロッド系（5〜6フィート台）**では、軽量ジグヘッドでの繊細な操作に特化したモデルが揃っています。空我（5’4″）は1ピース構造で超軽量の44g、アンダー1gのジグヘッドに特化した設計です。魅極（5’8″）は2ピースでありながら同様の軽量ジグヘッドに対応し、携帯性も考慮されています。

**ミディアムレンジ（6〜6.5フィート）**では、汎用性を重視したモデルが中心となります。弧丞（6’0″）は9ガイド配置による高い操作性、射抜（6’1″）はしなやかなテーパーで1〜3gのジグヘッドを快適に扱えます。至限（6’3″）は「薄氷を踏むような」と表現される高い反響感度が特徴です。

🎯 用途別モデル選択ガイド

用途	推奨モデル	理由
アンダー1g特化	空我・魅極	超高感度ソリッド
オールラウンド	弧丞・射抜	バランス重視
ディープ攻略	毘沙・神岐	重量リグ対応
遠投重視	飛柳・烈煌	ロングレングス
パワーゲーム	不動・影流	大型魚対応

スペシャライズド系では、特定の釣法に特化したモデルが配置されています。那擢（6’4″）はチューブラートップ採用で軽快なキャストフィール、毘沙（6’5″）はディープレンジや重量リグに対応、神岐（6’6″）は小型プラグまで扱えるバーサタイル設計です。

**ロングロッド系（7フィート以上）**では、遠投性能と大型魚とのやり取りを重視した設計となっています。飛柳（7’7″）はJH単体での遠投性能、烈煌（7’10″）は15gまでの重量リグ、影流（7’11″）は30gまで対応可能な本格パワーモデルです。

この明確な棲み分けにより、アングラーは自分の釣りスタイルや主要フィールドに応じて、最適な1本を選択することができます。例えば、港湾部でのライトアジングがメインなら空我や魅極、ディープエリアでの本格的なアジングなら毘沙や神岐といった具合です。

また、複数本を使い分けることで、状況変化への対応力も大幅に向上します。潮の流れが強くなって重いリグが必要になった場合や、ベイトサイズの変化に応じてルアーサイズを変更する際など、適切なロッドを選択することで釣果の向上が期待できます。

ただし、これだけ多くのモデルがあることで、選択に迷ってしまうというデメリットもあります。特に初心者の場合、どのモデルを選べば良いか判断が難しいかもしれません。そのような場合は、まず自分がよく使うジグヘッドの重さや主要な釣り場の特徴を整理し、それに最も適したモデルから検討することをおすすめします。

2025年10月から一部モデルで5〜10％の値上げが予定されている

レガーメでは、2025年10月1日からの受注分より、ライトゲームロッドの価格改正を実施することが発表されています。これは材料費の高騰や製造コストの上昇を受けた措置と考えられます。

値上げの対象となるのは、毘沙（XAB-6517）、神岐（XAJ-6620）、不動（XAF-61020）、烈煌（XAR-71025）以外の全モデルで、**値上げ幅は約5〜10％**とされています。具体的な価格については公式発表を待つ必要がありますが、現在57,200円の空我が約6万円前後になる可能性があります。

💰 価格改定スケジュール

実施時期	対象モデル	値上げ幅	状況
2025年10月1日〜	9モデル	5〜10％	受注分より適用
既に適用済み	4モデル	新価格表示中	次回入荷10月以降

この価格改定により、レガーメのアジングロッドはさらなる高級路線に位置することになります。現在でも他社のハイエンドモデルと同等以上の価格設定でしたが、値上げ後は7万円台に到達するモデルも出てくる可能性があります。

購入を検討している方にとっては、9月中の購入が現在の価格で入手できる最後のチャンスということになります。ただし、人気モデルについては在庫状況も気になるところです。公式サイトの入荷情報を見ると、定期的に「入荷しました」という告知が出ていることから、需要に対して供給が追いついていない状況も伺えます。

値上げの背景には、使用している素材の高品質化や加工技術の向上もあると考えられます。4軸カーボンの採用やチタンフレームガイドの使用など、コストのかかる技術を惜しみなく投入していることを考えれば、ある程度の価格上昇は避けられないのかもしれません。

一方で、この価格帯になると他社製品との比較検討がより重要になってきます。シマノのワールドシャウラやダイワの月下美人など、同価格帯の選択肢も豊富にある中で、レガーメを選ぶ明確な理由が必要になるでしょう。

値上げは確かに購入者にとって負担増となりますが、品質の向上や技術革新への投資と捉えることもできます。実際に使用したユーザーからの高評価を維持し続けることができれば、価格に見合った価値を提供し続けることができると思われます。

レガーメの品質管理は厳格で破損時のアフターサービスも充実している

レガーメでは、品質管理とアフターサービスにも力を入れており、高価格帯の製品に相応しいサポート体制を整えています。これは長期間安心して使用するために重要な要素です。

まず、破損時の修理対応については、ユーザーの名前・住所・電話番号・修理箇所を明記の上、保証書と現品を送付することで対応してもらえます。重要なのは、破損品はそのままの状態で全て送る必要があることです。部分的な送付では修理・保証ができない場合があるため注意が必要です。

🔧 アフターサービス利用時の注意点

項目	詳細	重要度
事前連絡	電話での連絡必須	★★★
保証書	現品と一緒に送付	★★★
破損品	そのまま全て送付	★★★
連絡先	0795-76-0679	★★★

修理を依頼する際は、事前に必ず電話連絡をすることが求められています。これにより、修理の可否や期間、費用などについて事前に確認することができます。連絡先は0795-76-0679となっており、平日の営業時間内での対応となると思われます。

アフターパーツについても、2025年1月21日に「アフターパーツ送料についてのお願い」という告知が出されており、送料に関する取り扱いが変更された可能性があります。詳細については直接問い合わせることをおすすめします。

レガーメの製品は、その繊細な構造ゆえに取り扱いには注意が必要です。特にラインを通してロッドを曲げる行為は絶対に避けるよう警告されています。アジングロッドは素材弾性率が高く、肉の薄い構造となっているため、小さなアールで曲がることによる破損リスクが高いためです。

品質管理の面では、各ロッドに対して厳格な検査が実施されていると考えられます。カーボン含有率99.9％という高い数値を維持し、4軸カーボンの特性を最大限に活かすためには、製造工程での品質管理が欠かせません。

また、ガイドシステムについても、全て超軽量チタンフレームガイドを使用し、トルザイトリングとSIC-Sリングのオリジナルセッティングを採用するなど、部品一つ一つにこだわりを持って製造されています。

ユーザーレポートの募集も積極的に行っており、実際の使用状況や改善点について常にフィードバックを受ける体制を整えています。これにより、次世代製品の開発や既存製品の改良に活かしているものと思われます。

高価格帯の製品だけに、アフターサービスの充実は購入を検討する上で重要な判断材料となります。レガーメの場合、この点についても一定の配慮がなされていると評価できるでしょう。

アジングロッドレガーメの実際の評価と購入ガイド

1. 実際のユーザー評価では高い感度と操作性に対する評価が多い
2. 価格に対する評価は賛否両論で慎重な検討が必要
3. 中古市場では35,000円〜45,000円程度で取引されている
4. 他社製品と比較した際の優位性は感度面に集約される
5. 購入時は自分の釣りスタイルと予算の慎重な検討が必要
6. 取り扱い注意点を理解した上での使用が破損防止の鍵となる
7. まとめ：アジングロッドレガーメは高感度を重視するアングラーにおすすめ

実際のユーザー評価では高い感度と操作性に対する評価が多い

レガーメのアジングロッドに対する実際のユーザー評価を調査すると、高い感度と優れた操作性を評価する声が目立ちます。特に「神感度」というキャッチフレーズについて、多くのユーザーが実感できるレベルであることを証言しています。

実際のインプレッションを見ると、感度の高さについて具体的な体験談が多数報告されています。

感度はよく出ていますね。予想以上によかったのでびっくりしました（笑）特に産卵間近の繊細なアジのアタリを取るにはかなり感度が出ている必要があり、感度が悪いロッドでは産卵前のアジのアタリがほとんど感じれないという場合もあったりするんですよね。

出典：【インプレ】衝撃の神感度？レガーメの不動ってアジングロッドが予想以上に凄かった

この評価からも分かるように、単純にアタリを取るだけでなく、産卵期の繊細なアジのアタリまで感知できる感度の高さは、確かに他社製品と一線を画すレベルのようです。

🎣 ユーザー評価の傾向分析

評価項目	高評価の内容	指摘される課題
感度	微細なアタリも明確に感知	高感度ゆえの繊細さ
操作性	軽量リグの操作感が秀逸	慣れが必要な部分も
飛距離	ショートロッドでも十分	長さ制限による限界
パワー	大型魚とのやり取りも安心	無理は禁物
バランス	適合リール重量での完成度	リール選択の重要性

操作性についても高い評価が寄せられています。特に1g前後のジグヘッドの操作感について、多くのユーザーが「分かりやすい」「イメージ通りに操作できる」といった感想を述べています。

1ｇのジグヘッドを付けてアクションを入れた時にトントンっという操作感が手元によく伝わってきますし、１０ｇ前後のキャロもイメージ通りに操作出来るなど汎用性が高いですね。

出典：【インプレ】衝撃の神感度？レガーメの不動ってアジングロッドが予想以上に凄かった

この操作性の高さは、アジングにおいて非常に重要な要素です。ジグヘッドの位置や動きを正確に把握できることで、効率的なアクションを加えることができ、結果的に釣果の向上につながります。

また、海底の底質判別能力についても高く評価されています。ジグヘッドが海底に当たった感触から、砂地なのか岩場なのかを判断できることで、アジの付き場を特定しやすくなります。これは根掛り回避にも役立つため、実釣において大きなメリットとなります。

投げやすさについても、「張りが強いロッドにしては普通に投げやすい」という評価があります。高弾性ロッドにありがちな投げにくさが軽減されており、指を離すタイミングがそれほどシビアでない点も評価されています。

一方で、課題として指摘される点もあります。フロートリグとの相性については、一部のユーザーから「フッキングが決まりにくい場面がある」という指摘もありました。これはロッドの特性上仕方ない部分もありますが、使用するリグによっては向き不向きがあることを理解しておく必要があります。

総じて、レガーメのアジングロッドは感度と操作性を重視するアングラーからは非常に高い評価を得ています。ただし、その特性を活かすためには適切な使い方や組み合わせるタックルの選択が重要であることも、多くのユーザーが指摘している点です。

価格に対する評価は賛否両論で慎重な検討が必要

レガーメのアジングロッドの価格に対する評価は、明確に賛否が分かれる傾向にあります。57,200円〜72,600円という価格設定について、その価値を認める声がある一方で、疑問視する意見も少なくありません。

価格を肯定する側の意見としては、使用されている技術や素材の高さを評価する声が目立ちます。4軸カーボンの採用、チタンフレームガイドの使用、先径0.6mmの超高感度ソリッドティップなど、コストのかかる技術が惜しみなく投入されている点を評価しています。

一方で、価格に対して否定的な意見も存在します。Yahoo!知恵袋では以下のような厳しい指摘もありました。

自分トコで作らないで委託生産。そんなロッドメーカー、過去にどれだけ出てきて潰れて行ったか。同じ価格帯なら実績とノウハウのある他社の方がいい。

出典：レガーメってとこのロッドはどんなロッドですか？

この指摘は委託生産による製品の価格妥当性について疑問を呈したものです。確かに、自社工場を持たずに委託生産で製品を作る場合、価格設定の妥当性については慎重に検討する必要があります。

💭 価格評価の分析

肯定的意見	否定的意見	中立的意見
技術力の高さ	委託生産への疑問	実釣での判断重視
素材の品質	他社製品との比較	コスパ重視
感度の実感	ブランド価値の疑問	用途次第
アフターサービス	価格上昇への懸念	長期使用での評価

実際の市場価格を見ると、中古市場では35,000円〜45,000円程度で取引されていることが多いようです。これは新品価格の約60〜70％程度であり、他社のハイエンドモデルと比較して特に高いリセールバリューを持っているわけではないことが分かります。

価格に対する評価を下す際に重要なのは、自分の釣りスタイルとの適合性です。週末に軽くアジングを楽しむ程度であれば、この価格帯のロッドは過剰投資になる可能性があります。一方で、アジングに真剣に取り組み、微細なアタリの差が釣果に直結するような釣りをする場合は、投資に見合った価値を得られる可能性が高いでしょう。

また、他社製品との比較も重要な要素です。同価格帯には、シマノのワールドシャウラ、ダイワの月下美人AGS、がまかつのラグゼなど、実績のあるメーカーの製品が存在します。これらとの性能差や使い勝手の違いを冷静に比較検討することが必要です。

近年の価格上昇傾向も考慮する必要があります。2025年10月からの値上げにより、さらに高価格帯になることが予定されており、購入タイミングの検討も重要になってきます。

価格に対する最終的な判断は、使用者の価値観や経済状況によって大きく左右されます。重要なのは、冷静に自分のニーズと予算を照らし合わせて判断することです。高価格だからといって必ずしも自分に適しているとは限らず、逆に価格が高いからといって品質が低いとも限りません。実際に店頭で触れる機会があれば、ぜひ実物を確認してから判断することをおすすめします。

中古市場では35,000円〜45,000円程度で取引されている

レガーメのアジングロッドの中古市場価格を調査すると、35,000円〜45,000円程度での取引が一般的となっています。これは新品価格の約60〜70％程度に相当し、高級ロッドとしては標準的なリセールバリューと言えるでしょう。

楽天市場の中古商品情報を見ると、以下のような価格帯で取引されています：

🏷️ 中古市場価格の実例

モデル	中古価格	新品価格	リセール率	状態
神岐 XAJ-6620	41,580円	66,000円	63%	可
斬 XAZ-77TZ	35,000円	推定65,000円	54%	可
斬 XAZ-83TZ	39,160円	推定70,000円	56%	良い

この価格帯は、他社のハイエンドアジングロッドと比較しても大きな差はありません。シマノやダイワの同クラス製品も、中古市場では同様の価格推移を示すことが多いため、レガーメの中古価格は妥当な水準と考えられます。

中古品を購入する際の注意点として、穂先の状態確認は特に重要です。レガーメのロッドは先径0.6〜0.8mmという非常に細いソリッドティップを採用しているため、取り扱いの不注意による破損リスクが高い部分でもあります。

実際の中古商品説明でも、「穂先修復暦あります」といった記載が見られることがあります。これは過去に破損して修理された履歴があることを意味し、将来的な耐久性に影響する可能性があります。

中古購入時のチェックポイントとしては、以下の項目が重要です：

✅ 中古購入時の確認項目

• 穂先の傷や修復跡の有無
• ガイドのサビや破損状況
• ブランクスのクラックや変形
• グリップの劣化状況
• 保証書の有無
• 使用頻度や保管状況

中古市場の特徴として、人気モデルほど高値で取引される傾向があります。特に空我や不動などの評価の高いモデルは、中古でも比較的高値を維持しています。

一方で、発売から時間が経過したモデルや、あまり人気のないモデルについては、より安価で購入できる可能性もあります。ただし、その場合はアフターサービスや部品供給の継続性についても考慮する必要があります。

中古購入のメリットとしては、初期投資を抑えられることが最大の利点です。特にレガーメのロッドを初めて使用する場合、いきなり新品で7万円近い投資をするのはリスクが高いかもしれません。中古で一度試してみて、気に入った場合に新品を購入するという選択肢も有効です。

ただし、中古購入時は保証の適用外となることが一般的です。レガーメのアフターサービスを受けるためには保証書が必要ですが、中古品の場合は保証書が付属しないケースが多いため、この点は十分に理解した上で購入を検討する必要があります。

中古市場での価格動向を見ると、需要と供給のバランスがかなり影響しています。人気モデルは品薄になりがちで、結果として中古価格も高値で安定しています。購入を検討している場合は、複数の販売チャネルを定期的にチェックし、適正価格での購入機会を見極めることが重要です。

他社製品と比較した際の優位性は感度面に集約される

レガーメのアジングロッドを他社製品と比較した場合、その最大の優位性は感度面に集約されると言えるでしょう。特に先径0.6mmという極細ソリッドティップと4軸カーボンの組み合わせは、他社では見られない独自の技術となっています。

同価格帯の競合製品と比較すると、以下のような特徴が見えてきます：

⚖️ 同価格帯製品との比較表

ブランド	モデル例	価格帯	強み	弱み
レガーメ	各種モデル	57,200-72,600円	超高感度・4軸カーボン	価格・取扱注意
シマノ	ワールドシャウラ	60,000-80,000円	信頼性・汎用性	感度面で劣る場合も
ダイワ	月下美人AGS	50,000-70,000円	AGS技術・軽量性	個体差の報告
がまかつ	ラグゼ	55,000-75,000円	伝統技術・品質	価格上昇傾向

実際のインプレ比較では、感度面でのレガーメの優位性を指摘する声が多く見られます。

毘沙は若干のしっとり感を持っている。かと言って重い感じではない。ある程度イメージしていたが予想通り。

出典：最強ｱｼﾞﾝｸﾞﾛｯﾄﾞ レガーメ 毘沙（ビシャ）・ｴﾊﾞｰｸﾞﾘｰﾝ SPRS-63SL-S スペリオル　徹底比較

この比較インプレでは、エバーグリーンのスペリオルとの違いについて言及されており、レガーメの方がしっとりとした感触を持ちながらも重さを感じさせない設計であることが評価されています。

感度以外の面では、他社製品にも優れた点があります。シマノ製品の信頼性、ダイワのAGS技術による軽量化、がまかつの伝統的な竿作り技術など、それぞれに独自の強みがあります。

特にブランド力や実績という面では、レガーメはまだ新しいメーカーであるため、シマノやダイワといった老舗メーカーには及ばない部分があります。長期的な信頼性やアフターサービスの継続性については、実績のある大手メーカーの方が安心できるという声も聞かれます。

価格面での比較では、レガーメは決して安価ではありませんが、使用されている技術や素材を考慮すれば妥当な価格設定と言えるでしょう。ただし、同価格帯で購入できる他社製品との比較検討は必須です。

レガーメの優位性を活かせるのは、以下のような使用シーンです：

🎯 レガーメが優位性を発揮するシーン

• 微細なアタリの判別が重要な高プレッシャーフィールド
• 産卵期などアジの活性が低い時期
• 軽量ジグヘッドでの繊細なアプローチ
• 底質の変化を読み取る必要がある釣り場
• 感度を最重視するアングラー

逆に、以下のようなシーンでは他社製品の方が適している場合もあります：

❌ 他社製品が適している可能性があるシーン

• 初心者で取り扱いに不安がある場合
• コストパフォーマンスを重視する場合
• ブランドの信頼性を重視する場合
• 幅広い釣りに1本で対応したい場合

結論として、レガーメのアジングロッドは感度を最重要視するアングラーにとっては優れた選択肢となります。しかし、その特性を活かすためには適切な取り扱いと使用法の理解が必要であり、万人におすすめできる製品ではないことも確かです。

購入を検討する際は、自分の釣りスタイルや重視するポイントを明確にし、他社製品との比較を十分に行った上で判断することが重要です。

購入時は自分の釣りスタイルと予算の慎重な検討が必要

レガーメのアジングロッドを購入する際は、自分の釣りスタイルと予算を慎重に検討することが非常に重要です。高価格帯の製品であるため、購入後に「思っていたのと違った」という事態は避けたいところです。

まず、釣りスタイルの明確化が必要です。以下の質問に答えることで、レガーメが自分に適しているかどうかの判断材料となります：

🔍 購入前セルフチェック項目

質問項目	レガーメ向き	他社検討推奨
アジングの頻度は？	月4回以上	月2回以下
重視するのは？	感度>コスパ	コスパ>感度
使用ジグヘッド	1g以下メイン	2g以上メイン
取り扱い経験	高級ロッド慣れ	初心者〜中級者
予算上限	7万円以上OK	5万円以下希望

使用するリグや釣り場の特徴も重要な判断要素です。レガーメのロッドは軽量ジグヘッドでの繊細なアプローチに最適化されているため、主に2g以上の重量リグを使用する場合は、他の選択肢も検討した方が良いかもしれません。

予算面では、ロッド本体の価格だけでなく、適合するリールやラインなどのトータルコストも考慮する必要があります。レガーメのロッドは170〜180g程度のリールとのバランスが最適とされており、超軽量リールでは本来の性能を発揮できない可能性があります。

💰 トータル予算の検討例

項目	推奨モデル	価格目安	備考
ロッド	レガーメ各種	57,200-72,600円	値上げ前価格
リール	170-180g台	30,000-50,000円	バランス重視
ライン	PE/エステル	2,000-5,000円	高感度対応
小物類	ジグヘッド等	5,000-10,000円	初期装備
合計	–	約10-15万円	トータルコスト

購入タイミングも重要な要素です。2025年10月からの値上げを控えているため、現在の価格で購入できるのは9月中が最後のチャンスとなります。ただし、人気モデルについては在庫状況も考慮する必要があります。

購入前に確認しておくべき点として、実際に触れる機会があれば必ず利用することをおすすめします。釣具店での展示や試投会などの機会があれば、実際の重量感や曲がり具合を確認できます。

別府の試投会で空我は経験済みです。で、この冬買う予定でした。ま、次のチャンスに買いますわ。楽しい竿なんだろうな〜

出典：【ぽんこつ野郎の生き残り】 レガーメ　空我　インプレ　　アジング

このように、試投会などで実際に体験した上で購入を検討している方も多いようです。可能であれば、このような機会を活用することを強くおすすめします。

初期投資のリスクヘッジとして、中古品から始めるという選択肢もあります。35,000〜45,000円程度で購入できる中古品で実際の使用感を確認し、気に入った場合に新品を購入するという段階的なアプローチも有効です。

最終的な購入判断では、長期的な使用を前提とした検討が重要です。高価格帯の製品だけに、2〜3年は使用することを想定して判断することをおすすめします。また、アフターサービスや部品供給の継続性についても考慮に入れるべきでしょう。

レガーメのアジングロッドは確かに優れた製品ですが、すべてのアングラーに適しているわけではありません。自分の釣りスタイル、予算、経験レベルを総合的に判断し、納得できる選択をすることが重要です。

取り扱い注意点を理解した上での使用が破損防止の鍵となる

レガーメのアジングロッドは高感度を実現するために非常に繊細な構造となっており、適切な取り扱いが破損防止の鍵となります。特に先径0.6〜0.8mmという極細ソリッドティップは、不適切な扱いにより容易に破損する可能性があります。

レガーメ公式サイトでも以下のような注意喚起がなされています：

ロッドにラインを通して片手でグリップを握り、もう片手でラインを持ってロッドを曲げる行為は絶対にしないでください！！特にアジングロッドは素材弾性率も高く、肉の薄い構造となっておりますので、曲がるアールが小さくなることによって破損につながることがございます！

出典：アジング/ライトゲームロッド – LEGAME

この警告は非常に重要で、ライン通しの際の不注意による破損は保証対象外となる可能性が高いため、特に注意が必要です。

🚨 破損リスクが高い行為

危険行為	リスクレベル	対策
ライン通し時の曲げ	★★★	慎重に真っ直ぐ通す
無理な抜き上げ	★★★	適正角度の維持
移動時の衝撃	★★☆	専用ケース使用
保管時の圧迫	★★☆	適切な保管場所
温度変化	★☆☆	急激な変化回避

使用時の注意点として、やり取りの際のロッド角度も重要です。実際のインプレでも以下のような指摘があります：

やり取りの時の竿の角度を立て過ぎないようにご注意ください。僕は普段から水平～水平よりも少し上に構えてやり取りをしています。

出典：【インプレ】衝撃の神感度？レガーメの不動ってアジングロッドが予想以上に凄かった

この取り扱い方法は、ティップからベリー部分への急激な負荷を防ぐために非常に重要です。特に大型魚とのやり取りでは、ロッドを立てすぎると破損リスクが大幅に上昇します。

適合するリールの重量も破損防止に関わる重要な要素です。レガーメのロッドは170〜180g程度のリールとのバランスが最適とされており、軽すぎるリールを使用すると先重りになり、操作時の負担が増加する可能性があります。

保管時の注意点として、専用ロッドケースの使用は必須と考えるべきでしょう。移動時や保管時の不慮の衝撃から、繊細なティップ部分を保護するためです。

✅ 適切な保管・運搬方法

• 専用ハードケースの使用
• 継ぎ目部分の丁寧な処理
• 高温多湿を避けた保管
• 他の道具との接触回避
• 車内での固定方法に注意

メンテナンスについても、適切な方法を理解しておく必要があります。特にガイド部分の清掃は、ラインの滑りを良くし、ガイドの摩耗を防ぐために重要です。ただし、清掃時も力を入れすぎないよう注意が必要です。

レガーメのロッドは高価格帯の製品であるため、破損時の修理費用も高額になる可能性があります。予防に勝る対策はないため、日頃からの丁寧な取り扱いが最も効果的な破損防止策と言えるでしょう。

また、使用環境の選択も重要です。テトラポッドなど障害物の多い釣り場では、不意の接触による破損リスクが高くなります。そのような場所では、より頑丈なロッドを使用することも検討すべきでしょう。

取り扱いに慣れるまでは、比較的安全な釣り場での使用から始めることをおすすめします。港湾部の足場の良い場所で基本的な使い方をマスターしてから、より challenging な釣り場に挑戦するという段階的なアプローチが効果的です。

これらの注意点を理解し、適切に守ることで、レガーメのアジングロッドを長期間安全に使用することができます。高価格帯の製品だけに、購入前にこれらの注意点を十分に理解し、自分が適切に取り扱えるかどうかを慎重に判断することが重要です。

まとめ：アジングロッドレガーメは高感度を重視するアングラーにおすすめ

最後に記事のポイントをまとめます。

1. レガーメは4軸カーボンと先径0.6mmソリッドティップによる神感度が最大の特徴である
2. 全13モデルで57,200円〜72,600円という高級価格帯に位置している
3. 2025年10月から一部モデルで5〜10％の値上げが実施される予定である
4. 実際のユーザー評価では感度と操作性の高さが高く評価されている
5. 価格に対する評価は賛否両論で慎重な検討が必要とされる
6. 中古市場では35,000円〜45,000円程度で取引されている
7. 他社製品との比較では感度面での優位性が明確に認められる
8. 委託生産による製品という指摘もあり信頼性について議論がある
9. 取り扱いには十分な注意が必要で不適切な使用は破損リスクを高める
10. 適合リール重量は170〜180g程度でバランス調整が重要である
11. アフターサービスは充実しているが事前連絡と保証書が必須である
12. 購入前には自分の釣りスタイルと予算の慎重な検討が不可欠である
13. 高感度を最重視するアングラーには非常に有効な選択肢である
14. 初心者よりも中級者以上のアングラーに適している
15. 専用ケースでの適切な保管と運搬が破損防止の鍵となる

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

1. アジング/ライトゲームロッド – LEGAME
2. アジングロッド – LEGAME
3. LEGAME
4. 【インプレ】衝撃の神感度？レガーメの不動ってアジングロッドが予想以上に凄かった・・｜あおむしの釣行記４
5. レガーメのアジングロッドは神感度が魅力のライトゲームロッドだった！ | TSURI HACK[釣りハック]
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7. 【ぽんこつ野郎の生き残り】 レガーメ　空我　インプレ　　アジング
8. 【楽天市場】レガーメ（ロッド・竿本体｜ロッド・竿）：フィッシング<スポーツ・アウトドアの通販
9. レガーメってとこのロッドはどんなロッドですか？Xを見てると評価がす… – Yahoo!知恵袋
10. レガーメ空我（クウガ）XAK-54TZ まさに神感度！レガーメのアジングロッド「X-ARMATURA 空我

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