アジングといえばエステルラインが定番とされてきましたが、ここ数年で「高比重PE」という新しい選択肢が注目を集めています。その中でも特に話題となっているのが、サンラインから発売された「オールマイト」です。比重1.48という驚異的な数値を実現し、従来のPEラインが抱えていた「浮きすぎる」「風に弱い」といった弱点を克服したこのラインは、アジングをはじめとする各種ライトゲームで高い評価を獲得しています。
一般的なPEラインの比重は0.97と水よりも軽く、風や潮の影響を受けやすいという特性がありました。一方で、オールマイトはエステルライン(比重1.38)をも上回る比重により、水馴染みが良く操作性に優れるという特徴を持っています。この記事では、オールマイトの詳細なスペック解説から実釣での使用感、他の高比重PEとの比較、アジングでの具体的な活用方法まで、網羅的に解説していきます。
この記事のポイント |
---|
✓ オールマイトの比重1.48がもたらす具体的なメリット |
✓ アジングでの実釣性能と他ラインとの使い分け |
✓ オードラゴンやピッドブルG5など競合製品との詳細比較 |
✓ カラー選択(オリーブ・ピンク・オレンジ)の使い分け方 |

オールマイトがアジングで注目される理由と基本性能
- オールマイトの最大の特徴は比重1.48という高比重設計
- アジングにおける具体的なメリットと実釣性能
- ULT-PEタイプⅢという独自技術の詳細
- ラインカラー3種類の特性と使い分け
- 号数展開と推奨される使用シーン
- 価格とコストパフォーマンスの評価
オールマイトの最大の特徴は比重1.48という高比重設計
オールマイトの最も注目すべき点は、比重1.48という現時点で市販されている高比重PEの中でも最高クラスの数値を実現していることです。この数値がどれほど特別なのかを理解するために、各種ラインの比重を比較してみましょう。
📊 主要ラインの比重比較表
ライン種類 | 比重 | 水中での挙動 |
---|---|---|
一般的なPEライン | 0.97 | 浮く |
ナイロンライン | 1.14 | ゆっくり沈む |
キャストアウェイPE(中比重) | 1.05 | スローシンキング |
エステルライン | 1.38 | 沈む |
オードラゴン(高比重PE) | 1.40 | 沈む |
オールマイト | 1.48 | 速く沈む |
フロロカーボンライン | 1.78 | 速く沈む |
この比較表から分かるように、オールマイトはエステルラインを超え、フロロカーボンに迫る比重を持っています。サンラインの公式サイトによれば、ULT-PE素材4本とコア(芯)に高比重繊維を内蔵させることで、この比重を実現しています。
構造的には、中心部に高比重繊維を配置し、その周囲をダイニーマ(PEの原糸)で編み上げる「芯鞘構造」を採用しています。一般的にこのようなコア入り構造は強度が犠牲になりがちですが、オールマイトは最新の製造技術「ULT-PEタイプⅢ」により、PE素材100%の製品と比較しても遜色のない直線強力を維持しているのが特徴です。
ULT-PE素材4本と、コア(芯)に高比重繊維を内蔵させることで「1.48」という比重を実現したシンキングPEライン。
このように公式に明言されている通り、オールマイトは単に沈むだけでなく、PEラインとしての基本性能も維持した設計となっています。高比重であることと強度を両立させた点が、従来の高比重PEとの大きな違いといえるでしょう。
実際の沈降速度については、サンライン公式のYouTubeチャンネルで通常のPEラインとの比較動画が公開されており、明らかな差が確認できます。ただし、コアに高比重繊維を使用しているため、比重の数値ほど劇的に沈むわけではないという意見も一部で見られます。これはコア以外の部分は通常のPE素材であるためと考えられます。
アジングにおける具体的なメリットと実釣性能
オールマイトをアジングで使用する最大のメリットは、風や潮の影響を受けにくく、ルアーの操作性が格段に向上することです。通常のPEラインは軽いため風に煽られやすく、特に軽量ジグヘッドを使用するアジングでは、この問題が顕著に現れます。
🎣 アジングでのメリット一覧
- ✅ 強風下でも糸ふけが出にくく、ラインコントロールが容易
- ✅ ジグヘッドが沈みやすく、ボトム感知能力が向上
- ✅ ラインの直進性が高まり、アタリの取りやすさが改善
- ✅ ガイド絡みなどのトラブルが減少
- ✅ テンションフォール時の感度が優れている
ある釣り人のブログでは、実際にバチコンアジングでオールマイトを使用した経験が紹介されています。
ボトム放置のZEROテンション❗ラインを張らず緩めずのゼロテンション(カワハギでの喰わせの瞬間と同様)で一切揺らす(シェイクする)ことなく放置の放置☝️シェイクしなければチビの攻撃は、ある程度かわせるし、あたってきても掛けていかなければ掛からない
このように、ラインがしっかり沈むことで、テンションをかけずに置いておくだけでも感度が維持できるという使い方が可能になります。通常のPEでは浮いてしまうためこのような釣り方は難しいでしょう。
また、別のレビューでは、0.4号をヒイカ釣りで使用した際の感想が述べられています。
0.4号が欲しかったけどなかったので0.6号を使用。それなりに風にも強いし、ジグヘッドも沈むから水を噛むと思う。
風への強さとジグヘッドの沈みやすさが実感されていることが分かります。ただし、同じレビューでは「見えません!ラインが細い&ピンクでも染色が透き通る薄さなのでラインが非常に見づらいです」という指摘もあり、視認性については課題があるかもしれません。
一方で、専門的なアジングサイトでは次のような評価が見られます。
ベイトアジング特有の問題があるのです。では各ラインに当てはめながら解説していきましょう。PEがよさそうだけどある弱点が……それなりに細くできて、しなやかさもあるライン。となるとPEライン。
この記事では、ベイトアジングにおいてPEラインの弱点(浮きすぎる、細すぎるとスプール内に巻き込む)を克服できるラインとしてオールマイトが紹介されています。0.4号以上の展開があることで、ベイトリールでも使いやすいという点が評価されています。
ULT-PEタイプⅢという独自技術の詳細
サンラインが開発したULT-PEタイプⅢは、高比重化と高強度を両立させるための独自技術です。この技術がどのような特徴を持っているのか、詳しく見ていきましょう。
🔬 ULT-PEタイプⅢの技術的特徴
項目 | 従来のPE | ULT-PEタイプⅢ |
---|---|---|
素材構成 | PE100% | PE+高比重繊維コア |
比重 | 0.97 | 1.48 |
強度 | ナイロンの約3.5倍 | ナイロンの約3.5倍(維持) |
柔軟性 | しなやか | 適度なハリがある |
吸水性 | なし | なし |
編み数 | 4本または8本 | 4本 |
サンライン公式サイトの技術解説では、ULT-PE素材として「一本ごとの繊維が太い原糸を採用している」と説明されています。これは耐久性を高めるための工夫で、PEエギULT HS4と同系統の原糸が使用されているとのことです。
この技術により実現された性能について、開発に携わったと思われるサンラインスタッフのnoteでは次のように説明されています。
「オールマイト」という名前を聞いた時に某少年漫画のキャラクターを思い浮かべた人も多いかと思います。「ALMIGHT」という単語には「全能・絶大な力」といったような意味があります。僕が「オールマイト」に感じた可能性というのがまさにそれで、そういった大きな期待を込めてこの名前を付けました。
製品名には「全能」という意味が込められており、バス釣りやトラウト、ソルトウォーターなど幅広いジャンルで使えることを目指して開発されたことが分かります。
また、芯鞘構造による強度への影響について、別の記事では次のような考察がされています。
まず、通常のPEとシンキングPEの場合は、シンキングPEの方が強度的に若干劣ります。ポリエチレン繊維だけで組めば強度が上がるのに、そこにわざわざ別の素材を編み込むわけですからそりゃ落ちます。ただし、このオールマイトは通常のPEと比べてそん色ないほどの直線強度があります。
一般的な高比重PEは強度が犠牲になることが多いのですが、オールマイトは製造技術の進歩により、この問題をある程度克服していると評価されています。ただし、0.4号でもアジングには十分すぎる強度があるため、多少の劣化は実釣では問題にならないという見方もあります。
構造面での特徴として、4本編みであることも重要です。8本編みと比較すると表面の凹凸が大きく、滑り性では劣りますが、その分「適度なハリ」が生まれ、糸でルアーを操作しやすくなっています。この特性は、バス釣りのパワーフィネスなど、糸の「たるみ」や硬さを利用してルアーを操作する釣りには非常に適していると考えられます。
ラインカラー3種類の特性と使い分け
オールマイトはオリーブ、ピンク、オレンジの3色が展開されており、それぞれ異なる使用シーンに対応しています。2025年4月にはオレンジカラーが追加され、選択肢が広がりました。
🎨 カラー別の特徴比較表
カラー | 視認性 | カモフラージュ性 | マーキング | 推奨使用シーン |
---|---|---|---|---|
オリーブ | 中程度 | 高い | 2m間隔でオレンジ50cm | 淡水・プレッシャーの高い場所 |
ピンク | 非常に高い | 低い | なし(単色) | ナイトゲーム・視認性重視 |
オレンジ | 最も高い | 低い | 5m間隔 | デイゲーム・全天候対応 |
オリーブカラーの特徴
オリーブカラーは、バス釣りやトラウトゲームなど淡水での使用を想定して開発されたカラーです。環境に馴染みやすいカモフラージュ性を持ちながら、適度な視認性も確保するため、マーキングシステムを採用しています。
具体的には、2m間隔のうち、ダークグレーで挟まれたオレンジを50cm(10cm+30cm+10cm)配置する設計となっています。これにより、フィールドに溶け込みつつも、フォールバイトなどを目視で捉えやすくなっています。
アジングにおいても、デイゲームでプレッシャーが高いポイントでは、このオリーブカラーが有効かもしれません。ただし、夜釣りでは視認性の面でやや不利になる可能性があります。
ピンクカラーの特徴
ピンクカラーは、視認性に特化した単色デザインです。光量の少ないマヅメ時や夜釣りで威力を発揮します。アジングは夜釣りがメインとなることが多いため、このピンクカラーを選択する人が多いと思われます。
ただし、前述のレビューにあったように、染色が薄く細いラインでは見づらいという意見もあります。特に細い号数(0.4号など)では、視認性の高さを謳いながらも実際には見えにくいという声があることは知っておくべきでしょう。
オレンジカラーの特徴
2025年に追加されたオレンジカラーは、ピンクよりもさらに明るい色調で、デイゲームでの視認性に優れています。5mマーキング入りで、マズメ時の低光量下はもちろん、水面に光が反射する日中においてもマーキングのコントラストでラインの存在感を高める設計となっています。
サンライン公式サイトでは「全天候対応型の高視認性カラー」と紹介されており、時間帯を選ばず使いたい人にはこのカラーが最適かもしれません。ただし、カモフラージュ性は低いため、クリアウォーターでのデイゲームでは魚に警戒される可能性も考慮する必要があるでしょう。
実際の使用者の声として、バチコンアジングでオリーブカラーを使用した例があります。
オリーブ色ベースに溶け込むカラー(オールマイトは視認性の良い全ピンク色もあり)で仕上げてあるこれについているオレンジのマーカーを見ているのだ👀 敢えて全ピンクの視認性カラーを使用するのでなく、マーカーだけオレンジのオールマイトを使うと、船🛥️の常夜灯💡に映え、ディップから少し先に出たラインの動きがとても見やすいのだ
このように、オリーブカラーのマーカー部分だけを見ることで、全体がピンクよりも視認性が良いという評価もあります。使用環境や個人の視力によって最適なカラーは変わってくるため、複数のカラーを試してみるのも良いかもしれません。
号数展開と推奨される使用シーン
オールマイトの号数展開は0.4号から1.5号までの6種類となっています。アジングでは主に0.4号~0.8号が使用されることが多いでしょう。
📏 号数別スペック一覧
号数 | アベレージ強力値 | MAX強力値(kg) | 推奨ジャンル |
---|---|---|---|
0.4号 | 6.2lb | 3.3kg | アジング、メバリング、エリアトラウト |
0.6号 | 10lb | 5.0kg | アジング、エギング、ライトゲーム全般 |
0.8号 | 11.5lb | 5.9kg | エギング、チニング、軽めのシーバス |
1.0号 | 14lb | 7.5kg | シーバス、チニング、小型青物 |
1.2号 | 17lb | 8.4kg | シーバス、青物、パワーフィネス |
1.5号 | 19lb | 10.2kg | バス釣り、青物、ヘビーゲーム |
アジングにおける号数選択について、いくつかの視点から考えてみましょう。
0.4号の特徴と適性
0.4号は最も細い号数で、MAX強力値は3.3kgです。通常サイズのアジ(15~25cm程度)を対象とする場合は十分な強度があります。軽量ジグヘッド(0.3g~1.5g程度)との組み合わせで、繊細なアプローチが可能です。
ただし、細すぎるラインはベイトリールでスプール内に巻き込むトラブルが発生しやすいという指摘もあります。スピニングリールでの使用が基本となるでしょう。
0.6号の特徴と適性
0.6号は、アジングで最もバランスの取れた号数かもしれません。MAX強力値5.0kgは、不意に掛かった大型のアジやシーバス、サバなどにも対応できる余裕があります。
ジグヘッドの重さは0.5g~2.5g程度まで幅広く対応でき、キャロライナリグやフロートリグなどの遠投系リグにも使用できます。多くのアジングアングラーにとって、まず試すべき号数といえるでしょう。
0.8号の特徴と適性
0.8号になると、MAX強力値は5.9kgとなり、アジングの範疇を超えて小型青物や中型シーバスにも対応できる強度になります。ジグヘッドは1.5g~5g程度が適合範囲です。
アジング専用としては少し太すぎるかもしれませんが、アジ・メバル・カマス・サバなど複数のターゲットを狙うマルチな使い方には適しています。ベイトフィネスタックルでの使用も視野に入ってくる太さです。
ある釣り人の体験では次のように述べられています。
チニングにて使用してますが、とても水馴染みが良く、ボトムチニングには重宝してます。0.8号と1号を良く使ってますが、ライン強度もしっかりしてて柔らかいのにコシがあり、アクションを付けやすいように思います。
この方はチニングで使用していますが、0.8号と1号でも「柔らかいのにコシがある」と評価しており、太い号数でも扱いやすい特性が維持されていることが分かります。
一方で、展開号数に関する要望として「もっと細いタイプがあればアジング等に使いたいです」という声もあり、0.3号や0.2号といったより細い号数を求めるアングラーもいるようです。ただし、高比重PEの構造上、極細号数での製造は技術的に難しい可能性があります。
価格とコストパフォーマンスの評価
オールマイトの希望小売価格は150m巻きで2,800円(税込)です。この価格設定が他の高比重PEと比較してどうなのか、コストパフォーマンスの観点から評価してみましょう。
💰 主要高比重PEの価格比較
製品名 | メーカー | 巻量 | 価格(参考) | 1mあたり単価 |
---|---|---|---|---|
オールマイト | サンライン | 150m | 約1,900円~2,800円 | 約12.7円~18.7円 |
オードラゴン | YGK | 100m | 約2,500円 | 約25円 |
ピッドブルG5 | デュエル | 150m | 約2,000円 | 約13.3円 |
キャストアウェイPE | サンライン | 150m | 約2,400円 | 約16円 |
※価格は販売店によって変動します
この比較から、オールマイトは高比重PEの中では標準的な価格帯に位置していることが分かります。ピッドブルG5よりはやや高めですが、オードラゴンよりは安価です。
コストパフォーマンスについて、複数のレビューで意見が述べられています。
お値段も安いのでガンガン巻き替えできます
この方は、価格が手頃なのでこまめに巻き替えできると評価しています。PEラインは消耗品であり、特に高比重PEは摩擦に弱い傾向があるため、定期的な巻き替えが必要です。その点で、この価格帯は実用的といえるでしょう。
別の詳細なインプレ記事では次のように述べられています。
価格についてはピッドブルG5ほどのお手頃感は有りませんが高いとは感じず高比重PEの中でも標準的です。75m×2回を使えると思えばフロロよりも安価と感じます。
150mを75mずつ2回使用できると考えれば、フロロカーボンラインよりも経済的という見方もできます。フロロの場合、50m巻きで1,000円~2,000円程度することが多く、飛距離やトラブルレス性を考慮すればオールマイトの方がコスパは良いかもしれません。
ただし、耐久性については注意が必要です。
高比重で非常に良いですが、耐久性の落ちが早いかも。
耐久性が早く落ちるという指摘もあり、使用頻度が高い場合は交換サイクルが短くなる可能性があります。この点を考慮すると、トータルのコストは使用状況によって変わってくるでしょう。
また、唯一の難点として「コスパかな」という意見もあります。性能は優れているものの、頻繁に釣行する人にとっては巻き替え頻度が気になるかもしれません。とはいえ、性能と価格のバランスを考えれば、決して高すぎるとは言えない価格設定だと考えられます。
オールマイトと競合製品の詳細比較とアジングでの使い分け
- オードラゴンとの比較:柔軟性と硬さの違い
- ピッドブルG5との比較:コスパと性能のバランス
- エステルラインとの比較:アジングでの使い分け
- 通常のPEラインとの比較:高比重がもたらす差
- 実釣での具体的な使用感とトラブル対策
- リーダーとの結束方法とノットの推奨
- まとめ:オールマイトPEアジングの総合評価
オードラゴンとの比較:柔軟性と硬さの違い
YGKのオードラゴンは、オールマイトと並んで高く評価されている高比重PEです。両者を詳細に比較することで、オールマイトの特徴がより明確になります。
🔍 オールマイト vs オードラゴン 詳細比較
比較項目 | オールマイト | オードラゴン |
---|---|---|
比重 | 1.48 | 1.40 |
編み数 | 4本編み | 4本編み |
直線強度(0.8号) | 11.5lb | 11lb |
ライン硬度 | 硬め(張りが強い) | やや柔らかめ |
耐久性 | 標準的 | 標準的 |
価格(150m換算) | 約2,800円 | 約3,750円 |
カラー展開 | 3色 | 複数色 |
最も大きな違いは比重と硬さです。オールマイトの方が0.08ポイント比重が高く、理論上はより速く沈みます。ただし、実釣レベルでこの差を体感できるかは意見が分かれるところでしょう。
硬さについては、複数のレビューで明確な違いが指摘されています。
オードラゴンとの比較ではオールマイトとほぼ同等の性能となっておりますが硬さのみ違う印象です。より柔らかい糸が必要となればオードラゴンをお勧めします。
オールマイトは「適度なハリがある」と公式でも説明されており、糸の硬さを利用してルアーを操作したい釣りには適しています。一方、オードラゴンは「しなやか」な特性を持ち、繊細なアプローチが求められる場面では扱いやすいかもしれません。
別のレビューでは、オードラゴンとの実際の比較画像も掲載されています。
マクロ撮影。右のピンクがオールマイト 左のイエローがオードラゴン コアに高比重繊維を入れているのに太さはほとんど同じに見えます。サンラインさんの技術の高さは凄いです。
太さについては同等であり、比重が高いにもかかわらず糸が太くなっていない点は評価できます。これはサンラインの製造技術の高さを示しているといえるでしょう。
アジングにおける使い分けとしては、以下のような基準が考えられます:
✅ オールマイトが適している場面
- 強風時の釣り
- ボトムを確実に取りたい時
- ジグヘッドのアクションをしっかり伝えたい時
- ベイトフィネスタックルでの使用
- 硬めのロッドとの組み合わせ
✅ オードラゴンが適している場面
- 繊細なアタリを取りたい時
- 柔らかいロッドとの組み合わせ
- スプールへの馴染みを優先したい時
- より自然なルアーの動きを求める時
価格面では、150m換算でオールマイトの方が安価です。オードラゴンは100m巻きで2,500円程度ですから、150mに換算すると約3,750円となり、オールマイトより約950円高くなります。この価格差を性能差でどう評価するかは個人の判断になるでしょう。
ピッドブルG5との比較:コスパと性能のバランス
デュエルのピッドブルG5は、高比重PEの中でもコストパフォーマンスに優れた製品として知られています。オールマイトとの比較では、価格と性能のバランスが焦点となります。
📊 オールマイト vs ピッドブルG5 比較表
比較項目 | オールマイト | ピッドブルG5 |
---|---|---|
比重 | 1.48 | 1.30前後 |
編み数 | 4本編み | 4本編み |
直線強度(0.8号) | 11.5lb(5.9kg) | 13.7lb(6.2kg) |
耐久性(色落ち) | 良好 | やや劣る |
耐摩耗性 | 低い(PEとして) | 低い(PEとして) |
硬さ | 非常に硬い | 硬い |
価格(150m) | 約2,800円 | 約2,000円 |
ある詳細なレビューサイトでは、両者の性能を実測データで比較しています。
はっきり言ってオールマイトはピッドブルG5の上位互換です。細さや強度は変わりませんが耐久性も高く、硬くフロロ感覚で操作しやすく、比重も高いため沈み易さも上です。高比重PEに慣れた方なら間違いなくオールマイトをお勧めします。
このレビューでは、オールマイトを「ピッドブルG5の上位互換」と評価しています。比重が0.18ポイント高く、耐久性も優れ、硬さもあるため、総合的な性能ではオールマイトが上回るという見解です。
一方で、ピッドブルG5のメリットも明確に述べられています。
その反面ピッドブルG5は価格が抑えられておりライン交換費用が抑えられています。取り敢えずバスでPEを試してみたい方にも向いています。
価格面では約800円の差があり、この差は決して小さくありません。特に高比重PEを初めて試す人にとっては、ピッドブルG5の方が敷居が低いでしょう。
耐久性については、色落ちの比較画像が掲載されたレビューもあります。それによれば、オールマイトの方が4週間の使用後でも色抜けが少ないとのことです。ピッドブルG5は色落ちが早い傾向があるようで、視認性を維持したい場合はより頻繁な交換が必要になるかもしれません。
強度については、表記上はピッドブルG5の方がやや高いですが、実釣レベルでは大きな差はないと考えられます。どちらもアジングには十分すぎる強度を持っています。
アジングにおける選択基準としては、以下のような考え方ができるでしょう:
🎯 ピッドブルG5を選ぶべき人
- 高比重PEを初めて使う
- コストを抑えたい
- 頻繁にライン交換する
- 比重1.30程度でも十分と感じている
🎯 オールマイトを選ぶべき人
- より高い比重を求めている
- 耐久性を重視する
- 硬めのラインが好み
- 長期的なコスパを考えている
どちらも優れた製品ですが、性能を追求するならオールマイト、コストを重視するならピッドブルG5という選択になるでしょう。個人的には、まずピッドブルG5で高比重PEを体験し、気に入ったらオールマイトにステップアップするという流れが理想的かもしれません。
エステルラインとの比較:アジングでの使い分け
アジングにおいては、エステルラインが長年にわたって定番とされてきました。オールマイトのような高比重PEは、このエステルラインとどう違うのでしょうか。
⚖️ オールマイト vs エステルライン 特性比較
項目 | オールマイト(高比重PE) | エステルライン |
---|---|---|
比重 | 1.48 | 1.38 |
伸び率 | 極少(PEの特性) | 少ない |
直線強度 | 非常に高い | 中程度 |
結節強度 | 直線の約40% | 直線の約60-70% |
耐摩耗性 | 弱い | 弱い |
吸水性 | なし | なし |
硬さ | 適度なハリ | 非常に硬い |
リーダーの必要性 | 必須 | 不要(推奨) |
エステルラインの最大の利点は、リーダーなしで使える手軽さです。これに対してオールマイトはPEラインであるため、リーダーの結束が必須となります。この点は、初心者にとってはハードルとなるかもしれません。
アジング専門サイトでは、エステルラインとPEラインの違いについて次のように解説されています。
アジングといえばエステルライン。実際ベイトアジングでもエステルラインを使っている人はたくさんいます。ただし、エステルラインの弱点として、硬すぎるというものがあります。
エステルラインは非常に硬く、特にベイトリールでの使用では巻き癖が強く出る傾向があります。オールマイトも硬めではありますが、エステルほどではなく、「適度なハリ」という表現がされています。
強度面では、オールマイトが圧倒的に有利です。0.4号で比較すると、エステルは4~5lb程度の強度ですが、オールマイトは7.2lb(MAX値)もあります。不意の大物や根掛かり時の引っ張り強度では大きな差が出るでしょう。
感度については、両者ともに優れていますが、伸びの少なさではエステルがやや有利かもしれません。ただし、オールマイトもPEの特性として伸びが極めて少なく、実釣レベルでは大きな差は感じられないという意見が多いようです。
比重の差(1.48 vs 1.38)については、理論上オールマイトの方が沈みやすいですが、実際の釣りではジグヘッドの重さの方が支配的であるため、この差が決定的になることは少ないでしょう。
アジングにおける使い分けの基準としては、以下のような考え方ができます:
🔷 エステルラインが適している場面
- リーダー結束が苦手・面倒
- できるだけシンプルなタックルにしたい
- 極細ライン(0.2号~0.3号)を使いたい
- ガイド抜けの良さを最優先する
- 近距離戦がメイン
🔷 オールマイト(高比重PE)が適している場面
- 飛距離を出したい
- 強風時の釣りが多い
- 不意の大物に対応したい
- リーダー結束ができる
- 遠投が必要なポイント
実際のアングラーの意見として、次のような声があります。
もっと細いタイプがあればアジング等に使いたいです。
エステルラインには0.2号や0.3号といった極細号数があり、超繊細なアプローチが可能です。オールマイトの最細が0.4号であることは、エステルから乗り換える際のネックになるかもしれません。
個人的な見解としては、両方を状況に応じて使い分けるのがベストだと考えます。通常のアジングではエステルラインで十分なケースが多く、強風時や遠投が必要な時、不意の大物が期待できる時にオールマイトに切り替えるという使い方が実用的でしょう。
通常のPEラインとの比較:高比重がもたらす差
オールマイトと一般的な低比重PEライン(比重0.97)を比較することで、高比重化がもたらす実質的なメリットとデメリットがより明確になります。
📈 高比重PE(オールマイト)vs 通常PE 実釣性能比較
性能項目 | オールマイト | 通常PE(8本編み) |
---|---|---|
飛距離 | やや劣る | 優れる |
風の影響 | 受けにくい | 受けやすい |
ライン操作性 | 優れる | 糸ふけが出やすい |
ボトム感知 | 優れる | 浮くため難しい |
直進性 | 非常に良い | 風・潮で曲がる |
トラブルレス性 | 良い(硬さによる) | 非常に良い(柔軟性による) |
ガイド絡み | やや多い(4本編み) | 少ない(8本編み) |
糸鳴り | ある | 少ない(8本編みの場合) |
通常のPEラインは比重が軽いため、飛距離では有利です。同じ力でキャストしても、軽いラインの方が空気抵抗の影響を受けにくく、より遠くへ飛びます。この点は、広範囲を探りたい時には重要な要素となります。
しかし、アジングのような軽量ルアーを使う釣りでは、ラインの重さよりもルアーの重さが飛距離を決定する主要因となります。そのため、実際の飛距離差は理論ほど大きくないかもしれません。
最も大きな違いは、風や潮への強さです。公式サイトでも次のように説明されています。
強風下や早い潮の中でもラインコントロールがしやすくなり、トラブルを軽減します。
通常のPEラインは水に浮くため、風が吹くとラインが膨らみ、ルアーの操作感が失われます。また、潮の流れがある場所では、ラインが流されて意図したレンジをキープできないこともあります。オールマイトはこれらの問題を大幅に軽減してくれます。
ボトム感知能力についても大きな差があります。
水面にラインが浮くためルアーとラインを繋ぐ軌道も着水点から垂直に近い軌道になりやすく、ボトムを感知し続けたいと思ってもルアーはボトムを離れやすくなってしまいます。オールマイトの比重は「1.48」、これはエステルラインの比重「1.38」を上回る比重となります。
通常のPEでは、ルアーを沈めてもラインが浮いているため、ルアーとロッドティップの間に「たるみ」が生じやすくなります。オールマイトはラインも沈むため、より直線的な軌道を描き、ボトムの変化を感じ取りやすくなります。
一方で、デメリットもあります。オールマイトは4本編みであり、表面の凹凸が大きいため、糸鳴りが発生しやすいという特性があります。
よく分かんないけどほとんど糸鳴りしません。トラブルも全然起きません。
この方は「ほとんど糸鳴りしない」と述べていますが、別のレビューでは「糸鳴りは出ます」という指摘もあり、使用するロッドのガイドタイプや個人の感じ方によって評価が分かれるようです。
強度については、オールマイトは異素材を編み込んでいるため、同じ号数の通常PEよりもやや低くなる傾向がありますが、実用上は問題ないレベルです。むしろ、摩擦に弱いというPEの基本的な弱点は両者に共通しており、リーダーの使用は必須となります。
アジングにおいて、通常のPEとオールマイトをどう使い分けるべきか。おそらく以下のような基準が実用的でしょう:
✨ 通常PEが適している状況
- 無風・凪の日
- 表層~中層を探る時
- 飛距離を最優先したい時
- トラブルレス性を重視
- スローリトリーブ中心の釣り
✨ オールマイトが適している状況
- 風が強い日
- 潮の流れが速い場所
- ボトムを丁寧に探りたい時
- ジグヘッドのアクションを明確に出したい時
- ゼロテンションでのアタリ取り
個人的には、アジングにおいてはオールマイトのメリットの方が大きいと感じます。アジングは風のある日に釣行することも多く、また港内や堤防周りではボトム付近にアジが着いていることが多いためです。通常のPEでは対応しきれない状況で、オールマイトは真価を発揮するでしょう。
実釣での具体的な使用感とトラブル対策
オールマイトの実際の使用感について、複数の実釣レポートから情報を集約してみましょう。理論上のスペックだけでは分からない、現場での評価が重要です。
🎣 実釣者の評価ポイント(まとめ)
評価項目 | 総合評価 | 主な意見 |
---|---|---|
飛距離 | ★★★☆☆ | 号数通り、問題なく飛ぶ |
操作性 | ★★★★★ | 硬さがあり操作しやすい |
感度 | ★★★★☆ | PEとして十分な感度 |
視認性 | ★★★☆☆ | カラーによる、細いと見づらい |
耐久性 | ★★★☆☆ | 標準的、定期交換が必要 |
トラブルレス性 | ★★★★☆ | ガイド絡みは若干ある |
飛距離について
飛距離については「可もなく不可もなく」という評価が多いようです。
オードラゴンとほとんど変わらない飛距離なので可もなく不可もなくだと思います。4本編みなので8本編みに比べれば飛距離は落ちますが実釣では問題ない飛距離は出ますよ。
4本編みのため8本編みPEほどは飛びませんが、アジングで必要な飛距離は十分に確保できるようです。軽量ジグヘッド(1.5g)でのキャストでも、実釣に支障はないとのことです。
操作性について
操作性については高評価が目立ちます。
バスのベイトフィネスで1号を使用。高比重系のPEでもトップクラスの重さと、かなり強い張りのおかげでかなり使いやすいです。
硬さと比重のバランスにより、ルアーの操作が非常にやりやすいという評価です。特にバス釣りのような、糸の「たるみ」を利用する釣りでは効果的なようです。
アジングでも同様の評価が見られます。
アジング用に購入させていただきました。強風の中で糸ふけ、からみ なく非常に使いやすい。ふいな大物、シーバスでも問題なく対応。最高です。
強風時でも糸ふけが出にくく、トラブルも少ないという実戦的な評価です。
トラブルについて
トラブルに関しては、いくつかの注意点が指摘されています。
張りが強いのとコアに高比重繊維を入れているのでスプールの巻癖が出ます。引っ張ればすぐに治る程度ですが巻癖が出ます。
硬さがあるため巻き癖が出やすいという指摘です。ただし、引っ張れば治る程度とのことで、致命的なトラブルにはならないようです。
糸鳴りについても意見が分かれています。
一般的に言われる糸鳴き。これは出ます!4本編みの時点で出ます。8本編みでも出ます。糸鳴きの度合いは変わります。オールマイトも鳴きは出ます。神経質な人や巻が中心の人は気に入らないと思います。
糸鳴りは4本編みPEの宿命ともいえる現象で、完全には避けられないようです。ただし、使い込むとコーティングが馴染んで改善されることもあるとのことです。
視認性について
視認性は課題となる場合があるようです。
(TдT)見えません!ラインが細い&ピンクでも染色が透き通る薄さなのでラインが非常に見づらいです!投光器で明るくなってるのに見えません!
特に細い号数では、ピンクカラーでも見づらいという指摘です。これは個人の視力や釣り場の照明条件にもよるでしょうが、フリーフォールでラインを見てアタリを取るような釣り方では不利になるかもしれません。
一方で、オリーブカラーのマーキング部分を見るという工夫で視認性を確保できたという報告もあり、カラー選択と見方の工夫が重要といえそうです。
リーダーとの結束方法とノットの推奨
オールマイトはPEラインであるため、リーダーの結束は必須です。適切なノットで確実に結束することが、釣果に直結します。
🔗 推奨されるノットと結束強度
ノット名 | 結束強度 | 難易度 | 推奨される状況 |
---|---|---|---|
FGノット | 非常に高い | やや難 | 最も推奨される万能ノット |
PRノット | 非常に高い | 難 | 最高強度を求める時 |
SCノット | 高い | 普通 | FGが苦手な人向け |
電車結び | 中程度 | 簡単 | 緊急時・初心者向け |
オルブライトノット | 高い | 普通 | 太いリーダー使用時 |
アジングでは一般的にFGノットが最もバランスが良いとされています。結束強度が高く、結び目も小さいためガイド抜けが良好です。
オールマイトでのFGノットについて、レビューでは次のように述べられています。
FGノットでの結束では問題なく組めます。コートも気を付けて絞れば剥げもほとんどなく綺麗に結束できました。張りもあるのでノットは組みやすいと思います。
張りがあるため、むしろFGノットは組みやすいとの評価です。これはオールマイトの硬さがメリットとなる場面といえます。
編み込み回数については、詳細なテストを行ったサイトで次のように報告されています。
ノットに関しては標準的な4本撚りの編み込み回数で対応出来ます。アップグレードX8の8本撚りPEのように編み込み回数を増やすとノット先端まで結束出来ないため要注意です。
0.8号での推奨編み込み回数は19回とのことです。8本編みPEのように25回も編み込むと、かえってノット先端まで結束できなくなるため注意が必要です。
📝 オールマイトでのFGノット手順(0.6号の場合の目安)
- PEラインを15~20回編み込む
- ハーフヒッチを10回程度行う
- エンドノットで仕上げる
- 余分なラインをカット(PEは2mm程度残す)
- ライターで軽くあぶってコーティング
コーティングについては、「気を付けて絞れば剥げもほとんどなく」とあるように、丁寧に作業すれば問題ないようです。
リーダーの選択については、一般的には以下のような組み合わせが推奨されます:
🎯 アジング用リーダー選択の目安
PEライン号数 | リーダー太さ | リーダー素材 | 想定ターゲット |
---|---|---|---|
0.4号 | 1号~1.5号 | フロロ | 通常サイズのアジ |
0.6号 | 1.5号~2号 | フロロ | アジ・メバル・小型青物 |
0.8号 | 2号~2.5号 | フロロ | 大型アジ・シーバス |
リーダーの長さは、アジングでは**1~1.5ヒロ(約1.5m~2.3m)**が標準的です。あまり長すぎるとキャスト時にノットがガイドに当たってトラブルの原因になります。
結束力については、次のような意見もあります。
かなり強い張りのおかげでかなり使いやすいです。ガイドの小さめなベイトロッドでFGゴーストノットを用いてます。
ベイトロッドでの使用でも、FGゴーストノットで問題なく結束できているとのことです。
ただし、一部では結束力に関する懸念も指摘されています。
あと結束がちょっと弱い気がする
この方は結束力が弱いと感じているようですが、これは結び方の問題である可能性も考えられます。適切な編み込み回数と丁寧な結束を心がけることで、十分な強度は確保できるはずです。
個人的な推奨としては、オールマイトのような4本編みPEでは、FGノットの編み込み回数を号数に応じて調整することが重要だと考えます。細い号数ほど編み込み回数を多くし、太い号数では標準的な回数で十分でしょう。また、定期的にノット部分をチェックし、劣化が見られたら組み直すことも大切です。
まとめ:オールマイトPEアジングの総合評価
最後に記事のポイントをまとめます。
- オールマイトは比重1.48という現時点で最高クラスの高比重を実現したPEライン
- ULT-PEタイプⅢという独自技術により高比重と高強度を両立
- アジングでは強風時やボトム攻略時に真価を発揮する
- 硬さがあるためルアーの操作性が高くゼロテンションでの釣りにも適している
- オードラゴンと比較すると硬く比重も高いが価格はやや安価
- ピッドブルG5と比較すると性能は上回るが価格はやや高い
- エステルラインと使い分けることで釣りの幅が広がる
- 通常のPEラインに比べて風と潮に強くボトム感知能力が高い
- カラーはオリーブ(カモフラージュ重視)ピンク(視認性重視)オレンジ(全天候)の3色展開
- 号数は0.4号~1.5号でアジングには0.4号~0.8号が適している
- 価格は150m巻きで約2,800円と高比重PEとしては標準的
- FGノットでの結束は問題なく19回程度の編み込みが推奨される
- リーダーは1~1.5ヒロの長さでフロロカーボン1~2.5号が適切
- 視認性はカラーと号数により差があり細い号数では見づらい場合も
- 糸鳴りは4本編みのため発生するが使い込むと改善される傾向
- 巻き癖は出やすいが引っ張れば治る程度で実用上問題なし
- 耐久性は標準的で定期的な交換が必要だがフロロより経済的
- ベイトアジングにも適しており0.4号以上の展開が有利に働く
- 飛距離は通常PEよりやや劣るが実釣では問題ないレベル
- 総合評価として高比重PEの中でも完成度が高くアジングに十分推奨できる製品
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- ベイトアジングライン問題に「私が来た!!」その名もオールマイト!! | アジング専門/アジンガーのたまりば
- 【サンライン】高比重PE「ALMIGHT(オールマイト)」が切り拓くPEラインの未来。#94|かずおか🎣
- ラインがすべて❗目👀で見て獲るバイト✨オールマイトでバチコンアジング – なかにー釣り・アウトドア 自然とふれあい生き力!
- オールマイト | サンライン
- 高比重PEオールマイトインプレッション(今回は長文です!)&ヒイカ釣行 | nagiのブログ
- Amazon.co.jp: サンライン(SUNLINE) オールマイト 150m単品 オリーブ 0.4号
- シンキングPE YGKオードラゴン | 放浪の釣人&鳥人
- 【オールマイト インプレ】硬く操作しやすいサンラインの高比重PE | PEIのタックル研究所
- 【操作性&感度向上】比重1.48の沈むPEライン「オールマイト」を様々なルアーゲームに/サンライン | 釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」
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