「アジング 家邊」で検索しているあなたは、おそらくアジングの第一人者である家邊克己氏について詳しく知りたいと思っているはずだ。アジングというジャンルを確立し、サーティフォー(THIRTY FOUR)を立ち上げた家邊氏は、四十数年の釣り歴を持つ京都出身のアングラーで、現在は全国各地でセミナーや製品開発に奔走している。彼が提唱する「プランクトンパターン」や「動かさない釣り」は、従来のルアーフィッシングの常識を覆す革新的なメソッドとして注目を集めている。
この記事では、家邊克己氏のプロフィールから、彼が推奨するタックルセッティング、独自の釣法、セミナーやDVDの内容、さらにはエギングとの共通点まで、アジングに関する家邊氏の知見を網羅的に紹介していく。初心者からマニアまで、アジングを極めたい全ての人に役立つ情報を、独自の視点と考察を交えながらお届けしよう。
この記事のポイント |
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✓ 家邊克己氏のプロフィールと釣り歴、サーティフォー設立の背景 |
✓ 「動かさない釣り」「プランクトンパターン」の詳細な理論と実践方法 |
✓ 家邊氏が推奨するロッド・リール・ライン・ジグヘッドのセッティング |
✓ セミナーやDVD「アジングマニアックス」シリーズの内容と学べること |
アジング界のレジェンド家邊克己の思想と活動
- 家邊克己のプロフィールと40年超の釣り歴
- 家邊克己が代表を務めるサーティフォーの特徴
- 「動かさない釣り」という革新的なアジング哲学
- プランクトンパターンの核心とマッチザベイト理論
- 家邊克己のセミナーとアジングマニアックスDVDシリーズ
- エギングとアジングに共通する「見せて食わせる」技術
家邊克己のプロフィールと40年超の釣り歴
家邊克己氏は京都出身で、幼稚園の頃に京都銀閣寺の疎水でハエジャコ(オイカワ)を釣ったことが釣り人生のスタートだった。それから四十数年、様々な釣りを経験してきた彼の経歴は、まさにアジング界のレジェンドと呼ぶにふさわしい。
幼稚園の頃、京都銀閣寺の疎水の端で友達の兄に連れられハエジャコ(オイカワ)を釣ったのが釣り人生の始まりで以来、釣り歴は四十数年になる。
子供の頃は母親の実家がある岐阜県で、休みのたびに釣り三昧の日々を送っていたという。ヘラブナに始まり、アマゴからコイまでの淡水魚を、餌釣りからルアー、フライまで様々な手法で釣り上げてきた経験は、現在のアジングメソッドの基礎になっているといえるだろう。
その後、成人してから仕事の関係で高知に移住し、淡水魚から海釣りへと転向していく。チヌ釣りやグレの磯釣り、さらにはクエにまで手を伸ばし、一方で鮎の友釣りも楽しんでいたという多彩な釣り経験を持つ。
仕事が忙しくなり休みが取れなくなってからも釣りをやめられず、仕事終わりに夜釣りができるエギングとアジング(メバル)に没頭するようになったのが、現在のアジング専門への道につながっている。満月にはイカを狙い、新月回りにはアジを狙うというパターンで楽しんでいたそうだ。
📊 家邊克己氏の釣り歴の変遷
時期 | 釣りのジャンル | 場所・特徴 |
---|---|---|
幼少期 | 淡水魚(ハエジャコ、ヘラブナ) | 京都銀閣寺の疎水、岐阜県 |
少年期 | 淡水ルアー・フライ | アマゴ、コイなど多様な魚種 |
成人後 | 海釣り(チヌ、グレ、クエ)、鮎 | 高知県 |
多忙期以降 | エギング、アジング | 夜釣り中心、現在のスタイル確立 |
注目すべきは、当時のアオリイカもアジも豊富にいた環境で、現在では得られないような経験と観察を積めたという点だ。これが彼の独自のメソッド開発につながったのは間違いない。
現在は株式会社34(サーティフォー)の代表として、新製品の開発や全国のフィールドでのテスト、取材、セミナー開催などに休みなく各地を訪れる日々を送っている。好きな食べ物は餅とあんこ、趣味は食べることという親しみやすい一面も持ち合わせている。
家邊克己が代表を務めるサーティフォーの特徴
家邊克己氏が代表を務める株式会社34(サーティフォー)は、福岡県福岡市西区姪浜駅南に本社を構えるアジング専門メーカーだ。アジング専用ロッド、ジグヘッド、ワーム、ライン、ケース、アパレルなど、アジングに関するあらゆるアイテムを製造・販売している。
サーティフォーの製品は、家邊氏が実際に全国各地のフィールドでテストを重ね、プランクトンパターンや動かさない釣りといった独自のメソッドに最適化されているのが大きな特徴だ。「これまで得た経験と色々な釣りに於いての経験が今のアジングの礎になっている」という家邊氏の言葉通り、四十数年の釣り経験が製品開発に活かされている。
🎣 サーティフォーの主要製品カテゴリー
- ロッド:アドバンスメント、スペシャライズ、ガイドポストなど多様なシリーズ
- ジグヘッド:ストリームヘッド、ダイヤモンドヘッド、BKヘッド、ザ・豆など
- ワーム:パフネーク、ジュニア、オクトパス、ビーディ、キメラベイトなど
- ライン:ピンキー(エステル)、サーパス(PE)、ジョイントライン(リーダー)
- ケース類:FREELYシリーズ、Sキャリー、Sタッチ
- アパレル・グッズ:ステッカー、ダストポーチ、リーダーケースなど
特に注目すべきは、家邊氏が提唱する「プランクトンパターン」に特化したアイテム開発だ。近年のアジがプランクトンを主食としている状況に対応し、「リグを動かさない」ことを前提としたジグヘッドやワームを次々とリリースしている。
サーティフォーはまた、「サークル34」という会員制度を設けており、会員限定カラーのワームや限定アイテムを提供している。これはコアなアジングファンとのつながりを重視する姿勢の表れといえるだろう。
営業時間は9:00~18:00(土日祝を除く)で、TEL: 092-894-2034、FAX:092-894-2035となっている。製品に関する問い合わせは公式サイトから可能だ。
「動かさない釣り」という革新的なアジング哲学
家邊克己氏が提唱する最も重要なコンセプトが「動かさない釣り」だ。これは従来のルアーフィッシングの常識を覆す革新的な考え方で、アジング界に大きな影響を与えている。
一般的なルアーフィッシングでは、ルアーを動かして魚を誘うのが基本とされてきた。しかし家邊氏は、近年のアジがプランクトンを主食としている状況において、むしろワームを動かさないほうが効果的だと説いている。
ある釣り人のブログでは、家邊氏のセミナーでの言葉がこう紹介されている:
近年のアジはプランクトンを食べているからワームを極力動かさない釣り。 ・釣り人はルアーを小魚等にイミテートさせようと思って必要以上に動かしすぎなんだというお話。
この考え方の背景には、プランクトンは自力で泳げず、潮の流れに任せて漂っているという事実がある。アジはそのプランクトンを捕食しているため、小魚のように激しく動くルアーよりも、潮に流されるように自然に漂うワームの方が違和感なく口を使うというわけだ。
では、家邊氏がロッドアクションで「ちょんちょん」と動かしているのは何のためか。これも誤解されやすいポイントだが、セミナーでは次のように説明されている:
ちょんちょんアクションは魚を誘ってるのでは無くて、ジグヘッドがどこに有るのかの確認をしているのです!
つまり、ルアーの位置を把握するための動作であり、魚を誘うための動作ではないという点が重要だ。アジを誘うのではなく、ジグヘッドの重さを感じてレンジを確認するためのアクションなのである。
この「動かさない釣り」を実践するには、潮の流れを感じることが不可欠だ。家邊氏は「すべての所作は潮を感じる為」と語っており、ロッドワーク、タックルバランス、ルアーの重さは全て潮を感じるために選択すべきだと強調している。
💡 「動かさない釣り」の実践ポイント
- ワームを必要以上に動かさず、潮に流されるように漂わせる
- ロッドアクションは魚を誘うためではなく、ジグヘッドの位置確認のため
- タックル全体を潮を感じられるようにセッティングする
- アジがプランクトンを食べていることを常に意識する
- 活性の低いアジほど、動かさない釣りが効果的
実際の釣り場では、水深3m程度のボトム付近にアジが群れているものの口を使わない状況で、0.3gのストリームヘッドにジュニアを付けて「殆ど止める様に」アジの群れの頭上に置いておくことで釣果を得たという実例もある。ジグヘッドを動かすほど魚は散って逃げ惑うが、止めておくことで「これは食べ物かどうか」と判断するために口を使うのだという。
プランクトンパターンの核心とマッチザベイト理論
家邊克己氏が提唱する「プランクトンパターン」は、現代アジングの黄金メソッドとして確立している。このパターンの核心を理解することが、アジングの釣果を大きく左右する。
プランクトンパターンの基本は、アジが捕食しているプランクトンの動きを忠実に再現することだ。プランクトンは基本的に表層を漂っており、潮の流れで沈んでいく。したがって、攻略の基本は表層からカウントを取って沈めていくことになる。
プランクトンは基本的に表層を漂っていて、潮の流れで沈んでいくから上からカウントを取って攻めていく。 初心者の人がボトムが分からないとルアーを重くするが、その必要はない。 ボトムを取る事が目的ではなく、アジがいる所を探しているのだから、表層からしっかりカウントを取って探していくのが基本であり、すごく大切な事!
この考え方は、従来のボトムを取ってから探るという手法とは真逆のアプローチだ。初心者はボトムが分からないとジグヘッドを重くしがちだが、それは不要だと家邊氏は断言している。重要なのはアジがいるレンジを見つけることであり、そのためには表層からのカウントが基本になる。
📋 プランクトンパターン攻略の手順
ステップ | アクション | 目的 |
---|---|---|
1 | 表層からカウントダウン開始 | アジのレンジを探る |
2 | 同じカウント、同じ速度で巻く | 再現性の確保 |
3 | 一定の層を引くイメージを持つ | レンジキープ |
4 | ジグヘッドの位置確認のみ行う | 不要なアクション排除 |
5 | アタリがあったレンジを集中攻略 | 効率的な釣果アップ |
家邊氏は「一定の層を引くなんて芸当出来ない!そういうイメージです!」と語っているが、これは謙遜ではなく、完璧なレンジキープは不可能だという現実的な認識だ。だからこそ、同じカウントで落として同じ速度で巻くことで、キャスト毎に同じことを繰り返せるようにすることが大切なのだという。
プランクトンは自力で泳げないため、潮が溜まるところ、ゴミが溜まっているような所がポイントになる。多くの釣り人が潮通しの良い波止の先端に行きたがるが、一概にそこが最良のポイントとは限らない。地形変化、常夜灯、風の当たり方などを総合的に判断して、アジがいる場所を見極める必要がある。
マッチザベイトの観点からも、家邊氏の理論は興味深い。従来のマッチザベイトは、アジが食べている小魚やイカなどのベイトにルアーを似せるという考え方だったが、プランクトンパターンでは、目に見えないほど小さなプランクトンを捕食しているアジに対応する必要がある。
そのため、サーティフォーのジュニアやオクトパスといった小型ワームが開発されてきた。これらはアミエビなどの小型プランクトンを模しており、サイズ感だけでなく、水中での漂い方もプランクトンに近づけるように設計されている。
家邊克己のセミナーとアジングマニアックスDVDシリーズ
家邊克己氏は全国各地でアジングセミナーを開催しており、そこで語られる内容は初心者からベテランまで多くのアングラーに影響を与えている。セミナーでは実釣だけでなく、アジングの理論や哲学、タックル選びまで幅広いテーマが扱われる。
実際にセミナーに参加した人のブログには、こんな感想が綴られている:
とまぁ1時間以上興味深いセミナーを受けてきました。学校の講義だったら寝てるけど、興味のある話は眠くならないね!! 最後に「すべての所作は潮を感じる為」ロッドワーク、タックルバランス、ルアーの重さは潮を感じる為に選択する事!!
セミナーでは、プランクトンパターンの基礎から、レンジの探り方、ポイント選び、タックルセッティングまで、実践的な内容が詳しく解説される。特に「潮を感じる」という感覚的な部分を、具体的なロッドワークやタックル選びに落とし込んで説明してくれる点が評価されている。
また、家邊氏は「アジングマニアックス」シリーズというDVDボックスをリリースしており、アジングのノウハウが満載の内容となっている。最新作は「家邊克己のアジングマニアックス・ビヨンド」で、プランクトンパターンを超越した新しいアジングのメソッドが紹介されている。
📺 アジングマニアックス・ビヨンドの主な収録内容
- CHAPTER1:「静」と「動」のアジング超メソッド
- CHAPTER2:深化するプランクトンパターンの全貌
- CHAPTER3:初心者からマニアまで!タメになる特典映像集
このDVDでは、これまで「動かさない」ことを前提としたアイテムを輩出してきたサーティフォーが、なぜ今プランクトンパターンとは相反するようなアイテムを発表し始めているのか、その理由と新しいアジングの方向性が解説されている。究極のメソッドは終焉を迎えたのか、それとも新たな進化なのか、実釣と解説を通して明らかにされる内容だ。
さらに、家邊氏はナチュラムと連携して「34家邊に聞け!」という動画シリーズも展開している。これは視聴者からの質問に家邊氏が動画で答えるという企画で、70弾以上が公開されている。アジングを始めたい人向けの基礎知識から、攻略法、家邊氏の伝授する技術、アイテム選び、ポイント選びまで、幅広いカテゴリーの質問に答えている。
🎬 「34家邊に聞け!」の主なカテゴリー
- アジングを始めたい(7本)
- 攻略法(34本)
- 家邊さん伝授(57本)
- アイテム選び(31本)
- ポイント選び(6本)
- 珍質問?!(8本)
採用された質問を投稿した人には、ナチュラムポイント500ポイントがもらえるという特典もあり、アジングファンとの積極的な交流が図られている。
エギングとアジングに共通する「見せて食わせる」技術
家邊克己氏は、エギングとアジングには多くの共通点があると語っている。特に「見せてから食わせる」という基本的なメソッドは、両者に通底する重要な技術だ。
家邊氏のブログには、こんな記述がある:
最近、エギングに行く機会も多くアジングとエギングは良く似ており基本僕のエギングは、イカに見せてから水平フォールという食わせの間を取りそこで抱かせるという正にアジングと同じメソッドで釣っております。
エギングでは、餌木をイカに見せてから水平フォールさせ、抱かせるタイミングを作る。アジングでは、ワームをアジに見せてから潮に流されるように漂わせ、口を使うタイミングを作る。どちらも「見せて食わせる」という点で共通しており、激しくアクションさせるのではなく、むしろ「間」を取ることが重要になる。
家邊氏はエギングでもアジングと同様に、レンジを表層から5カウントずつ落としていき、順番に各レンジを探ってボトムまで探る。釣れなければレンジを最初に戻し、また上から順番に落としていくという方法を取っている。
アオリイカもアジも、目で餌を追うことが多い。アオリイカは半径30m程度見える目を持っているが、ハンティングが苦手なことを自覚しており、相手に気付かれることなく近づいて捕食しようとする。早く動かすとベイトに気付かれて逃げられたと思い、追いかけなくなってしまう。
出来るだけ目立つけれど移動距離を短くさせる様な動きで彼らを興奮させてやれば容易にバイトして来るのです。 これはアジも同じで、ルアーは動かさないと釣れないが皆さんの頭の中に有る様でジグヘッドを動かし過ぎておられ活性の高い個体なら何の問題もないのですが活性の低いアジの場合は、動かし過ぎるとレンジから外れてしまい追い掛けて迄食ってくれない。
つまり、目立たせるけれども動かしすぎない、見せるけれども追わせすぎないというバランスが、エギングでもアジングでも重要なのだ。
アジは手がないため、何か分からない物を食べ物かどうか判断するには口を使うしかない。何度も刺激されると、ついつい口を使ってしまう。そこでストリームヘッドやダイヤモンドヘッドのようなオープンゲイブのフックを使うと、吐き出しにくいため食い気がなくても釣れるという理論だ。
この「動かさないアジング」と「見せて食わせるエギング」の共通点を理解することで、両方の釣りの腕が上がる可能性がある。家邊氏自身も、エギングの経験がアジングに活きていると語っており、異なるジャンルの釣りから学べることは多いといえるだろう。
家邊克己が推奨するアジングタックルと実践的釣法
- 家邊克己が愛用するロッドの選び方とシリーズ別特徴
- リールとラインのセッティングは「潮を感じる」ため
- ジグヘッドとワームの組み合わせは状況で使い分ける
- ポイント選びと開拓方法は常夜灯と潮の流れがカギ
- レンジ攻略とカウントダウンの正確な取り方
- カラーローテーションは実は何色でも釣れる
- まとめ:アジングと家邊克己から学ぶ釣りの本質
家邊克己が愛用するロッドの選び方とシリーズ別特徴
家邊克己氏が使用するロッドは、状況やターゲットのサイズに応じて使い分けられている。サーティフォーからリリースされているロッドシリーズには、それぞれ明確なコンセプトがあり、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応している。
🎣 家邊克己氏の主な使用ロッド一覧
ロッドシリーズ | モデル | 特徴・用途 |
---|---|---|
Advancement(アドバンスメント) | FPR-55 ver.Ⅱ F-tuned | 軽量ジグヘッド特化、プランクトンパターン向け |
HSR-63 バージョン3 | 汎用性高い、0.4gも扱いやすい | |
PSR-60 | 風の中でも小さなアタリを捉える | |
BCR-56 | ボートアジング専用 | |
Specialize(スペシャライズ) | SFR-51 | 軽量リグ特化型 |
SFR-65 | 重めのジグヘッド、マヅメの活性高いアジ向け | |
GUIDEPOST(ガイドポスト) | LHR-52 | 初心者向け、コスパ最高 |
LHR-62、LHR-69 | 初心者~中級者向け、低価格高性能 | |
EMR-64 | ボートアジング専用 | |
THIRTY FOUR+E | 410M | エントリーモデル |
特に注目すべきは、アドバンスメントシリーズの位置づけだ。これは家邊氏が最も頻繁に使用するシリーズで、プランクトンパターンに特化した設計になっている。FPR-55 ver.Ⅱ F-tunedは、0.8g~1.8gという軽量ジグヘッドを使った繊細な釣りに最適化されており、風の中でも小さなアタリを捉えることができる。
一方、スペシャライズSFR-65は、2g~4gという重めのジグヘッドでマヅメ時の活性の高いアジを狙うのに特化したロッドだ。プランクトンパターンが効かない状況や、良型を積極的に狙いたい場合に有効だという。
初心者向けのロッド選びについて、家邊氏はセミナーでこう語っている:
お客様が今後アジングを続けるかどうか。その基準でロッド選びをして欲しい
つまり、アジングを続けるつもりなら最初からある程度良いロッドを買うべきだが、試しにやってみるだけなら低価格なガイドポストシリーズから始めるのが賢明だということだ。ガイドポストLHR-62は2万円以下で購入でき、性能は高級ロッド並とされている。
ロッド選びの基準としては、以下のポイントが重要だと家邊氏は語っている:
✅ ロッド選びの重要ポイント
- 潮を感じられる感度があるか
- 使用するジグヘッドの重さに適合しているか
- ティップ(先端)の硬さは用途に合っているか
- レングス(長さ)はフィールドに合っているか
- 自分のアジングスタイルに合致しているか
家邊氏は最近、時代の流れとともにロッドを使い分けるようになっている。以前は汎用性の高いHSR63を多用していたが、プランクトンパターンが主流になってからは、より軽量リグに特化したFPR-55系を使う頻度が高くなっているという。
リールとラインのセッティングは「潮を感じる」ため
家邊克己氏のリールとラインのセッティングは、全て「潮を感じる」という目的に最適化されている。使用するリールはダイワのイグジストFC LT1000S-PやシマノのステラC1000SSPGなど、1000番クラスのスピニングリールが中心だ。
📊 家邊克己氏の基本タックルセッティング
アイテム | 推奨モデル | 仕様 |
---|---|---|
リール | イグジストFC LT1000S-P(DAIWA) | 超軽量、高感度 |
ステラ1000SSPG(SHIMANO) | 最高峰の滑らかさ | |
ライン | ピンキー 0.25号(エステル) | プランクトンパターンの定番 |
サーパス 0.25号(PE) | ボートアジング向け | |
リーダー | ジョイントライン 1.2号 | 標準的なセッティング |
家邊氏が多用するラインは、サーティフォーのピンキーというエステルラインだ。太さは0.25号が基本で、状況によって0.2号~0.4号まで使い分けている。エステルラインは伸びが少なく感度に優れているため、潮の流れやアジの微細なアタリを捉えやすいという特徴がある。
ピンキーの0.25号を基準とするのには明確な理由がある。細すぎるラインは風の影響を受けにくいメリットがあるが、強度不足でラインブレイクのリスクが高まる。太すぎるラインは強度はあるが、潮の抵抗を受けやすく、軽量ジグヘッドが流されてしまう。0.25号はそのバランスが取れた太さといえる。
リーダーはフロロカーボンのジョイントライン1.2号が基本だ。リーダーの長さは一般的に30cm~1m程度が推奨されている。リーダーを使う理由は、エステルラインは摩擦に弱いため、根ズレや魚の歯によるラインブレイクを防ぐためだ。
ボートアジングでは、PEラインのサーパスⅡが推奨されている。ボートアジングは岸からの釣りに比べて深い水深を攻めることが多く、また複雑な潮の流れの中でも感度を保つ必要があるため、伸びの少ないPEラインが有利になる。
💡 ライン選びの考え方
- エステルライン(ピンキー):岸からのアジング、プランクトンパターン向け
- PEライン(サーパス):ボートアジング、深場攻略向け
- 太さの基準:0.25号を中心に、風や狙うサイズで0.2~0.4号を使い分け
- リーダー:必ず付ける、太さは1.2号を基準に0.8~1.7号を使い分け
家邊氏が特に重視しているのは、ラインを通じて「潮を感じる」ことだ。ラインの太さ、素材、張り具合によって、潮の流れの強さや方向、ジグヘッドの位置などの情報が手元に伝わってくる。この感覚を研ぎ澄ませることが、アジングの上達には不可欠だという。
ラインとジグヘッドの重さの関係も重要だ。例えば、0.2号のピンキーを使う場合は、0.8g~1.3gという軽量ジグヘッドと組み合わせることで、より繊細な潮の変化を感じ取ることができる。逆に、0.4号のピンキーを使う場合は、3g程度のジグヘッドと組み合わせて、根魚なども視野に入れた釣りが可能になる。
ジグヘッドとワームの組み合わせは状況で使い分ける
家邊克己氏が開発に携わったサーティフォーのジグヘッドとワームは、それぞれ明確なコンセプトを持って作られている。状況に応じて最適な組み合わせを選ぶことが、釣果を伸ばす鍵となる。
🎯 サーティフォーの主要ジグヘッド一覧
ジグヘッド名 | 重さ | 特徴 |
---|---|---|
ストリームヘッド | 0.8~1.8g | ショートシャンク、オープンゲイブ、プランクトンパターンの定番 |
ダイヤモンドヘッド | 0.4~2.0g | ダイヤカットで光を乱反射、アジの煌めきへの反応を利用 |
BKヘッド | 2.0~4.0g | 重めのジグヘッド、マヅメや活性高い時 |
ザ・豆 | 0.3~0.8g | 超軽量、豆アジ専用、弱い吸い込みでもフッキング |
ゼログラヘッド | 0.6~1.5g | フロートリグ用、遠投とスローフォール両立 |
グリッターヘッド | 3.0g | ボートアジング・根魚向け |
ストリームヘッドは、家邊氏が最も頻繁に使用するジグヘッドだ。ショートシャンクという短い軸が最大の特徴で、アジの弱い吸い込みにも対応できる。テンションを張るだけで勝手にフッキングするという「オートマチックフッキング」が可能だ。
ストリームヘッドについて、こんな質問と回答がある:
ストリームヘッドを使ってもすっぽ抜けるという質問に対し、家邊氏は「活性も低く、ボトムのズルズルでアタリが多かった」状況では、即合わせではなく「ひと呼吸おいて合わせる」ことや、「あちらから引っ張って行ってから合わせる」ことを推奨している
ダイヤモンドヘッドは、ダイヤのカット面のように光を乱反射させ、アジの煌めきに反応する習性を利用したジグヘッドだ。常夜灯周りや日中の釣りで効果を発揮することが多い。
🐟 サーティフォーの主要ワーム一覧
ワーム名 | サイズ | 特徴 |
---|---|---|
ジュニア | 1.3インチ | プランクトンパターンの定番、アミパターン攻略 |
オクトパス | 1.8インチ | 足が多い、プランクトンイミテート |
パフネーク | 2.2インチ | 関節で微妙な水流でも動く、竹の蛇笛がモデル |
ビーディ | 3.0インチ | ラインナップ中最大、目立って吸い込みやすい |
キメラベイト | 2.0インチ | オクトパスの2個掛けから生まれた、ハイブリッド |
メデューサ | – | ヒラヒラ付き、ボトムシェイクで効果的 |
ジュニアとオクトパスは、プランクトンパターンの定番ワームだ。特にジュニアの1.3インチというサイズは、1インチでも1.5インチでもなく、アミエビなどの小型プランクトンのサイズ感を絶妙に再現している。形状も可愛らしく、多くのアジンガーに愛用されている。
パフネークは竹の蛇笛をモデルに開発されたワームで、関節によって僅かな水流でも動くという特徴がある。水中で自然に揺れ動くことで、アジの視覚にアピールしつつ、不自然な動きを抑えることができる。
ビーディは3.0インチとラインナップ中最大サイズで、良型のアジを狙う時や、目立たせたい時に有効だ。大きいワームは水押しも強く、濁りのある状況でも発見されやすい。
キメラベイトは、オクトパスを2個掛けしたら釣れたという経験から生まれたハイブリッドワームだ。複数のパーツが組み合わさることで、複雑な水流を生み出し、アジの興味を引く。
🔧 状況別おすすめジグヘッド×ワームの組み合わせ
- プランクトンパターン:ストリームヘッド0.8~1.3g × ジュニア or オクトパス
- アミパターン:ザ・豆0.3~0.5g × ジュニア
- マヅメの活性高い時:BKヘッド2~3g × パフネーク or ビーディ
- 良型狙い:BKヘッド3~4g × ビーディ
- ボトムシェイク:ストリームヘッド1.0~1.8g × メデューサ
- 遠投スローフォール:ゼログラヘッド0.6g × オーバル
これらの組み合わせは、あくまで基本的な目安であり、実際の釣り場では状況に応じて柔軟に変更していく必要がある。家邊氏自身も、常に新しい組み合わせを試しながら、最適解を探し続けている。
ポイント選びと開拓方法は常夜灯と潮の流れがカギ
家邊克己氏のポイント選びと開拓方法には、明確な理論がある。多くの釣り人が見落としがちなポイントこそ、実は好釣果につながることも多い。
ポイント開拓について、こんな質問への回答がある:
常夜灯のある堤防先端等の定番ポイントは先行者がいて入れないという質問に対し、家邊氏は「街灯を片っ端から撃つ!そして『上げ潮』『下げ潮』でしっかり釣りをすること!」と回答している
つまり、一級ポイントに入れない場合は、街灯がある場所を順番に探っていくことが重要だということだ。そして、上げ潮と下げ潮の両方のタイミングで釣りをすることで、そのポイントの特性を理解できる。
🗺️ アジングのポイント選びチェックリスト
✓ 常夜灯の有無:アジは光に集まるプランクトンを捕食するため、常夜灯周辺は一級ポイント ✓ 潮の流れ:潮が溜まる場所、ゴミが溜まるような場所にプランクトンが集まる ✓ 地形変化:堤防の角、船道の掘れ、駆け上がりなど、地形変化がある場所 ✓ 風の当たり方:向かい風のポイントは釣りにくいが、実は釣れることが多い ✓ 水深:浅場から深場への変化があるポイントが理想的 ✓ 波止の位置:先端だけでなく、内側や中間地点も有望
家邊氏が強調するのは、「潮通しの良い波止の先端が一番のポイントになる訳では無い」という点だ。多くの人が先端に行きたがるが、地形変化、常夜灯、風の当たり方等を総合的に判断して、一番良い所にアジはいる。
特に興味深いのは、向かい風のポイントについての考え方だ。向かい風は釣りづらく避けられがちだが、実は釣れることが多いという。その理由は、風によって表層のプランクトンが岸際に寄せられ、それを追ってアジも集まるからだ。
向かい風は釣りづらいけどよく釣れる仕組みを徹底解剖!
また、干潮時の港の奥という、普段は水深が浅くて釣りにならないようなポイントでも、表層攻略でアジが釣れることがある。プランクトンは表層を漂っているため、水深が浅くても問題ないのだ。
📍 時期別・時間別のポイント選び
時期・時間 | 狙うポイント | 理由 |
---|---|---|
春 | 港の奥、浅場 | 水温上昇が早く、ベイトが集まる |
夏 | 潮通しの良い先端、沖目 | 活性高く、広範囲に散る |
秋 | 湾奥から外洋まで | 水温安定、どこでも釣れる |
冬 | 深場、潮の当たる場所 | 良型が産卵のため接岸 |
マヅメ | 全てのポイント | 活性最高、積極的に攻める |
夜間 | 常夜灯周辺 | プランクトンパターンの基本 |
ポイント開拓では、一度の釣行で判断しないことも重要だ。潮のタイミング、時間帯、季節によって、同じポイントでも全く釣果が変わることがある。上げ潮と下げ潮の両方で試し、さらに大潮・中潮・小潮それぞれのタイミングで訪れることで、そのポイントの本当の実力が見えてくる。
レンジ攻略とカウントダウンの正確な取り方
家邊克己氏のアジングメソッドにおいて、最も重要な技術の一つがレンジ攻略とカウントダウンだ。プランクトンパターンでは、表層から順番にレンジを探っていくことが基本となる。
レンジ攻略の基本手順は以下の通りだ:
📐 家邊式レンジ攻略の完全手順
- キャスト後、着水と同時にカウント開始
- 最初は表層からスタート(カウント0~5)
- 5カウントずつ沈めていき、各レンジを探る
- 同じカウント、同じリトリーブ速度で繰り返す
- アタリがあったレンジを記憶し、集中攻略
- ボトムまで探ったら、再び表層に戻る
ここで重要なのは、「一定の層を引くなんて芸当出来ない!そういうイメージです!」という家邊氏の言葉だ。完璧なレンジキープは不可能だからこそ、同じカウントで落として同じ速度で巻くことで、再現性を高めることが大切なのだ。
カウントの取り方にもコツがある。一般的には「1、2、3…」と数えるが、リズムを一定に保つために「いち、に、さん…」とゆっくり数えるか、「ワン、ツー、スリー…」と英語で数える人もいる。重要なのは、毎回同じリズムで数えることだ。
⏱️ ジグヘッドの重さ別 カウントダウンの目安
ジグヘッド重さ | 1秒あたりの沈下速度 | 10カウントでの到達水深 |
---|---|---|
0.3~0.5g | 約10~15cm | 約1~1.5m |
0.8~1.0g | 約20~25cm | 約2~2.5m |
1.3~1.8g | 約30~35cm | 約3~3.5m |
2.0~3.0g | 約40~50cm | 約4~5m |
※潮の流れや風の影響で変動するため、あくまで目安
レンジキープのためには、リトリーブ速度も重要だ。速すぎるとワームが浮き上がり、遅すぎると沈んでいく。家邊氏は「潮に流されるプランクトンのスピード」をイメージして、ゆっくりと巻くことを推奨している。具体的には、リールのハンドル1回転を3~5秒かけるくらいのイメージだ。
夜釣りなど、ラインが見えない状況でのレンジ攻略について、こんな質問がある:
「常夜灯がない状態での軽量リグのボトムの取ったかどうかの判断」について、家邊氏は「ラインを張りながらルアーを落とす」ことで、ジグヘッドの重さの変化を感じ取れると回答している
つまり、ラインを張った状態を保ちながらカウントダウンすることで、ボトムに着いた瞬間にジグヘッドの重さが抜けるのを感じ取れるということだ。この技術は練習が必要だが、マスターすればどんな状況でもボトムを取れるようになる。
レンジ攻略では、飛距離についても考慮が必要だ。家邊氏は興味深い視点を示している:
1gと1.8gだと当然1.8gの方が遠くに飛ぶ。けどその分探る範囲が広がってしまう。 と、飛距離が出る事にネガティブな表現をされてた事が印象的だった。
飛距離が出ると探る範囲が広がり、手返しが悪くなる。アジは回遊しているため、回遊してきた時にルアーが水中にある確率を高めることの方が重要だという考え方だ。これは、ベイトタックルでの極小リグ使用を肯定する論理にもなっている。
カラーローテーションは実は何色でも釣れる
カラーローテーションについて、家邊克己氏は非常に興味深い見解を示している。多くのアングラーが悩むワームのカラー選択について、実は衝撃的な答えを持っているのだ。
あるセミナーでの家邊氏の発言が紹介されている:
西日本豪雨の時も釣りしてたそうです。その時海は劇濁りで、こりゃぁ釣れないだろうなと思いつつも竿を出してて、セオリー通りグロー系やチャート系で攻めたら釣れる。 色々試そうと思って、クリア系やラメ系を投入しても釣れる。 目で見る魚のアジが何を見ているのか分からなくなったそうな。アジは思ってた以上環境に順応できる。 何十年もの固定概念が崩れてしまったと。何色が良いですか?って良く聞かれるけれども、何色でも釣れます。
「何色でも釣れます」とは、カラー専門メーカーの社長が言って良い言葉なのか、とブログ主も驚いている。しかしこれは、家邊氏の誠実さと、本当に重要なことを伝えようとする姿勢の表れだろう。
では、なぜ様々なカラーのワームが販売されているのか。それは「その日のアタリカラーは確かにある」からだ。何色でも釣れるが、特定の日、特定の状況下では、ある色が他の色より明らかに釣果が良いことがある。ただし、それは事前に分からず、通って試し続けるしかないのだという。
🎨 カラー選択の現実的なアプローチ
状況 | 推奨カラー | 理由 |
---|---|---|
クリアウォーター | クリア系、ナチュラル系 | 水中で目立ちすぎないため違和感が少ない |
濁り | グロー系、チャート系 | 視認性重視、アピール力高い |
常夜灯下 | クリア系、ラメ入り | 光を反射、プランクトンの煌めきを再現 |
日中 | ナチュラル系、グロー系 | 状況次第で両方試す |
マヅメ | 何でも良い | 活性高く、カラーより動きや存在感 |
家邊氏の「何色でも釣れる」という発言の真意は、カラーに固執しすぎて、もっと重要な要素(レンジ、ポイント、潮の流れ、タイミング)を見落とすなということだろう。カラーローテーションに時間をかけるより、レンジを丁寧に探ったり、ポイントを移動したりする方が、結果的に釣果につながることが多い。
ただし、完全にカラーを無視するわけではない。サーティフォーのワームには多彩なカラーバリエーションがあり、サークル34の限定カラーも存在する。これは、その日のアタリカラーを見つける可能性を高めるためだ。
アジがワームに反応するメカニズムについても、家邊氏は明確な理論を持っている:
自然界にまっピンクとかドイエローとか無いし、バス釣りしてた時からルアー釣りしてたらなんでコレで釣れるん?なんて良くある事よね!! これ食えるんかな~?食い物なんかな~?って思っても手が無いから取り合えず口に入れて吐き出すって事をずーっとやってる。人間が感じれるアタリは、そのうちの口の中に針が引っかかって暴れる時だけ!だからこそのオープンゲイブ!
つまり、アジは「これは食べ物か?」と判断するために口を使うのであり、自然界にない色でも釣れるのは当然だという考え方だ。そして、口に入れて吐き出すまでの一瞬でフッキングさせるために、オープンゲイブのフックが有効なのだという理論につながっている。
まとめ:アジングと家邊克己から学ぶ釣りの本質
最後に記事のポイントをまとめます。
- 家邊克己氏は京都出身で四十数年の釣り歴を持ち、株式会社34(サーティフォー)の代表として全国でアジングの普及に尽力している
- 家邊氏の釣り歴は淡水魚から海釣りまで多岐にわたり、その経験が現在のアジングメソッドの基礎となっている
- サーティフォーはアジング専門メーカーとして、ロッド・ジグヘッド・ワーム・ライン・ケースなど全てのアイテムを開発している
- 「動かさない釣り」は家邊氏が提唱する革新的なメソッドで、従来のルアーフィッシングの常識を覆している
- プランクトンパターンは、アジがプランクトンを主食としている現状に対応した現代アジングの核心的理論である
- 表層からカウントを取って沈めていく攻略法が基本で、ボトムから探る必要はない
- ロッドアクションの「ちょんちょん」は魚を誘うのではなく、ジグヘッドの位置確認のためである
- エギングとアジングには「見せて食わせる」という共通のメソッドがあり、相互に応用可能である
- 家邊氏のセミナーやDVD「アジングマニアックス」シリーズでは、理論から実践まで詳しく学べる
- 使用ロッドはアドバンスメント、スペシャライズ、ガイドポストなどシリーズごとに明確なコンセプトがある
- リールはイグジストFC LT1000S-Pやステラ1000SSPGなどの高感度モデルを使用している
- ラインはエステルのピンキー0.25号が基本で、リーダーはジョイントライン1.2号を標準としている
- ジグヘッドはストリームヘッド、ダイヤモンドヘッド、BKヘッド、ザ・豆などを状況で使い分ける
- ワームはジュニア、オクトパス、パフネーク、ビーディなどがプランクトンパターンの定番である
- ポイント選びでは常夜灯と潮の流れが重要で、波止の先端だけが好ポイントではない
- 向かい風のポイントは釣りにくいが実は釣れることが多く、プランクトンが寄せられるためである
- レンジ攻略では表層から5カウントずつ沈めていき、同じカウント・同じ速度で再現性を高める
- カラーローテーションについて家邊氏は「何色でも釣れる」と語り、カラーより重要な要素があると説いている
- アジは手がないため口で食べ物か判断しており、オープンゲイブのフックが有効である
- 全ての所作は「潮を感じる」ためであり、タックル選びからロッドワークまで潮を基準に考えるべきである
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 家邊 克己 – アジング ライトゲーム フィッシング|THIRTY34FOUR(サーティフォー)
- 「34」アジングセミナー 家邊社長の言葉に涙が止まらない。 | ベイト野郎は語りたい。
- 家邊克己のアジングマニアックス・ビヨンド
- 【34家邊に聞け!】第4弾!皆さんの質問にどんどん回答きてますよぉ~│アジングレジェンド34家邊に聞け!
- 家邊克己のタックル!使用ロッドやリール,ルアーについて | 魚速タックルDB
- 【34家邊に聞け!】第42弾!「アジングのポイント開拓方法を教えて!」計3件♪│アジングレジェンド34家邊に聞け!
- 家邊克己の「週刊!アジングマニアックス」 | 連載 | 釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」
- 元祖・家邊克己 アジング秘伝攻略法 – コスミック出版
- 【家邊克己のthought ajing】 エギングとアジングとの共通点
- 家邉 克己 (@katsumi34yabe) • Instagram photos and videos
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