「ナスキー500でアジングって実際どうなの？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。シマノの21ナスキー500は、実売価格8,000円前後という低価格ながら、自重175gという軽量性を誇るリールです。アジングでは軽さが正義とも言われる中、この500番は本当に使えるのか、それとも1000番やC2000番を選ぶべきなのか。インターネット上には賛否両論の情報が溢れています。
本記事では、ナスキー500をアジングで使用する際のメリット・デメリット、他の番手との比較、競合リールとの違いなど、ネット上に散らばる情報を徹底的に収集・分析しました。さらに独自の視点で考察を加え、あなたのアジングスタイルに最適な選択肢を提案します。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ ナスキー500の特徴と500番手特有の注意点が理解できる |
| ✓ アジングにおける500・1000・C2000S・C2000SHGの使い分けが分かる |
| ✓ 同価格帯の競合リール（レガリス・サハラ・ミラベルなど）との違いが明確になる |
| ✓ 自分のアジングスタイルに合った番手選びができるようになる |
ナスキー500のアジング適性を徹底解剖
- ナスキー500はアジングで使えるが重大な落とし穴がある
- 500番のメリットは圧倒的な軽量性とコストパフォーマンス
- ナスキー500番手は主要テクノロジーが非搭載という致命的弱点
- ジグ単専用と割り切れば最強のコスパリール
- ロッドワーク主体なら500番、リトリーブ主体なら避けるべき
- 1000番とC2000S番手との使い分けポイント
ナスキー500はアジングで使えるが重大な落とし穴がある
結論から言えば、ナスキー500はアジングで使えますが、購入前に知っておくべき重大な注意点があります。
21ナスキー500の最大の魅力は、実売価格8,000円前後という低価格ながら自重175gという軽量性にあります。この軽さは、2万円クラスの21カルディアと同等であり、価格を大きく超越したスペックと言えるでしょう。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。釣りメディアGyoGyoによれば、500番手のみ他の番手と比較して主要テクノロジーの多くが非搭載となっているのです。
📊 ナスキー500番手の非搭載テクノロジー
| テクノロジー名 | 効果 | 500番の搭載 |
|---|---|---|
| Xシップ | 巻き上げパワーアップ | ❌ 非搭載 |
| サイレントドライブ | ガタつきの低減 | ❌ 非搭載 |
| コアプロテクト | 高い防水性 | ❌ 非搭載 |
特にサイレントドライブとコアプロテクトの非搭載は大きなマイナスポイントです。サイレントドライブは静かでなめらかな巻き心地を実現する機構であり、コアプロテクトは防水性能を高めてリール内部の劣化を抑制する重要な技術です。
瀬戸内海メバル Blogでも指摘されているように、「500番手のみベール形状も違い、基本性能は他の番手と比較して圧倒的に劣る」という点は見逃せません。
500番のメリットは圧倒的な軽量性とコストパフォーマンス
500番リールの最大のメリットは、何と言っても軽量性とコストパフォーマンスです。
ナスキー500の175gという重量は、同価格帯のリールと比較しても突出した軽さを誇ります。以下の比較表をご覧ください。
💰 1万円以下のアジングリール重量比較
| リール名 | 実売価格 | 自重 | 価格差 | 重量差 |
|---|---|---|---|---|
| ナスキー500 | 8,000円 | 175g | – | – |
| サハラ500 | 6,900円 | 175g | -1,100円 | 0g |
| 21ナスキー1000 | 8,400円 | 205g | +400円 | +30g |
| 21ナスキーC2000S | 7,200円 | 210g | -800円 | +35g |
| 24レブロスLT1000S | 7,300円 | 190g | -700円 | +15g |
表から分かるように、ナスキー500は8,000円という価格帯で175gを実現しており、これは驚異的なコスパと言えます。
AjingFreakでは、以下のような500番リールのメリットが紹介されています：
有力リールと比較すると、17ソアレCI4+ 500Sが140gで2.6万円、19ヴァンキッシュ 1000SSSPGが145gで4.8万円であることを考えると、ナスキー500の175gで0.8万円というのは圧倒的にコスパが良い
軽さがもたらす実釣上のメリットも見逃せません：
✨ 500番リールの実釣メリット
- 🎣 4〜5フィート台のショートロッドとのバランスが抜群
- 🎣 細かな操作がしやすく感度が向上
- 🎣 長時間の釣行でも疲労が少ない
- 🎣 ライン処理（フェザーリングなど）が片手で楽にできる
- 🎣 ラインのランニングコストが削減できる（0.3号なら下巻き不要で100m程度）
タックルノートでも「タックルが軽量になると、細かな操作がしやすくなり、アジの釣果が出やすい」と指摘されています。
ナスキー500番手は主要テクノロジーが非搭載という致命的弱点
ナスキー500の最大の弱点は、同シリーズの他番手に搭載されている主要テクノロジーが省かれている点です。
これは単なるスペックダウンではなく、実用性に直結する問題です。特にアジングのような繊細な釣りでは、以下の影響が考えられます：
🔧 非搭載テクノロジーの影響
1. サイレントドライブ非搭載の影響
- 巻き心地のガタつきが大きい
- リトリーブ時の情報収集能力が低下
- 潮の効き具合を負荷で察知しにくい
2. コアプロテクト非搭載の影響
- 防水性能が低い
- リール内部への塩水浸入リスク増加
- 長期使用での性能劣化が早い可能性
3. Xシップ非搭載の影響
- 巻き上げパワーが相対的に弱い
- 大型アジとのファイト時に不安
- ギアへの負担が増える可能性
釣りメディアGyoGyoでは、この点について以下のように評価しています：
メインリールとしてゴリゴリ稼働させるというよりは、ジグ単用のサブリールとしてお求めになるアングラーが多くなるでしょう
実際、ナスキー500は「軽さ」という一点突破型のリールであり、総合性能では明らかに他番手に劣るという認識が必要です。
ただし、おそらく初心者の方や、こまめなメンテナンスをされる方であれば、これらの弱点も運用でカバーできるかもしれません。重要なのは、このリールの特性を理解した上で購入することです。
ジグ単専用と割り切れば最強のコスパリール
ナスキー500を「ジグ単専用機」と割り切って使うなら、1万円以下では最強クラスのコスパリールです。
500番リールの糸巻き量は以下の通りです：
📏 ナスキー500の糸巻き量
| ライン種類 | 号数 | 巻き量 |
|---|---|---|
| フロロ | 1号 | 130m |
| フロロ | 1.5号 | 85m |
| フロロ | 2号 | 60m |
| PE | 0.6号 | 185m |
| PE | 0.8号 | 140m |
| PE | 1号 | 110m |
アジングのジグ単で一般的に使用されるエステルライン0.3号であれば、下巻きなしで約100m巻ける計算になります。これは街灯周りでの近距離戦やジグ単メインの釣りには十分な量です。
AjingFreakでは、500番リールについて以下のように評価されています：
基本的にジグ単専用ってことになります。PEを巻けるだけ巻き、重たいリグをぶち投げることもできないことはありませんが、遠投するにはラインの量が明らかに心許ないです
ジグ単専用機としてのメリットを整理すると：
✅ ナスキー500をジグ単専用で使うメリット
- 💡 8,000円という低価格で175gの軽量リールが手に入る
- 💡 ラインの巻き替えコストが抑えられる（200m入りで2回分）
- 💡 4〜5フィート台のショートロッドと最高のバランス
- 💡 ロッドワーク主体の釣りで真価を発揮
- 💡 小アジ（20cm以下）狙いには十分な性能
逆に言えば、キャロやフロートでの遠投、30cm超の大型アジを頻繁に狙う方には向いていません。そういった用途には、C2000SやC2000SHGを選ぶべきでしょう。
ロッドワーク主体なら500番、リトリーブ主体なら避けるべき
あなたのアジングスタイルによって、ナスキー500の評価は大きく変わります。
釣りメディアGyoGyoでは、アジングのアプローチスタイル別に21ナスキーの評価を以下のように分析しています：
🎣 ロッドワーク主体のアジンガーの場合
ロッドワークメインでリグをコントロールする方にとっては、ナスキー500はそこまで魅力的ではないかもしれません。
その理由は：
- 竿先をちょんちょん動かしてリグをリフトし、フォールで食わせる
- リールを巻くのは糸フケの回収とファイト時のみ
- 巻きの性能はそれほど必要ない
- 求められるのは軽さと最低限のドラグ性能
ただし、500番のような軽量リールは、ロッドワークの操作性を高める効果があります。一方で、サイレントドライブ非搭載により、巻き心地のガタつきは他番手より大きいという点は考慮が必要です。
🎣 リトリーブ主体のアジンガーの場合
リトリーブを主体でアプローチする方には、ナスキー500は推奨できません。
釣りメディアGyoGyoによれば：
アタリはロッドが伝えるものですが、潮の効き具合はリトリーブ時の負荷でも察知できます。巻きが滑らかでガタつきが少ないリールだと、精度の高い情報を集めることが可能です
ナスキー500はサイレントドライブが非搭載であるため、巻きの釣りを展開する上で重要な「巻き心地の良さ」「情報収集能力」が他番手より劣ります。
リトリーブ主体の方には、サイレントドライブ搭載の1000番、C2000S、C2000SHGを選ぶことを強くおすすめします。
1000番とC2000S番手との使い分けポイント
ナスキーの各番手には明確な使い分けポイントがあります。
📊 ナスキー全番手スペック比較
| 品番 | ギア比 | 自重 | 糸巻量PE | 巻取長さ | ベアリング数 | 実売価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 500 | 5.6 | 170g | 0.6号-185m | 69cm | 4個 | 8,000円 |
| 1000 | 5.0 | 205g | 0.8号-240m | 64cm | 5個 | 8,400円 |
| C2000S | 5.0 | 210g | 0.6号-150m | 69cm | 5個 | 7,200円 |
| C2000SHG | 6.0 | 210g | 0.6号-150m | 82cm | 5個 | 7,600円 |
🎯 番手別おすすめ使用シーン
500番がおすすめな人：
- 20cmまでの小アジがメインターゲット
- 4フィート台の超ショートロッドを使用
- ジグ単専用と割り切れる
- とにかく軽さと感度を追求したい
- サブリールとして使用
1000番がおすすめな人：
- 20cmまでの小アジがメインターゲット
- 5フィート台のロッドを使用
- ジグ単メインだがラインキャパに余裕が欲しい
- 205gでも許容できる
C2000Sがおすすめな人（最も汎用性が高い）：
- 30cmまでのアジを幅広く狙う
- ジグ単〜軽めのキャロまで使用
- ノーマルギアで繊細なアプローチをしたい
- エサ釣りなど他の釣りにも流用したい
C2000SHGがおすすめな人：
- 30cm以上の大型アジも視野
- キャロやフロートで遠投する
- ハイギアの手返しの良さが欲しい
- 1g以上のジグヘッドを多用する
瀬戸内海メバル Blogでは、「C2000Sが最もおすすめ」とされており、その理由として「街灯元で30cmまでの数釣り、ノーマルギアでジグヘッド1g以下も操作しやすく、様々な釣りに流用できる」と説明されています。
一般的には、初めての1台ならC2000S、軽さ特化なら500、遠投メインならC2000SHGという選び方が無難でしょう。
ナスキー500と競合リールのアジング性能比較
- 同価格帯リール比較でナスキー500の立ち位置が明確に
- ダイワ23レガリスとの比較で見える重量差35g
- シマノ22サハラとの違いは防水性能の有無
- 22ミラベルは軽量化特化でアジング向き
- 21アルテグラは予算に余裕があれば最有力候補
- 24レブロスはエアドライブデザインで軽量化実現
- まとめ：ナスキー500でアジングを楽しむための賢い選択
同価格帯リール比較でナスキー500の立ち位置が明確に
ナスキー500を検討する上で、同価格帯の競合リールとの比較は必須です。
まず、1万円以下のアジングリールの全体像を把握しましょう。
💰 1万円以下アジングリール総合比較（2000番手基準）
| メーカー・シリーズ | 実売価格 | 自重 | ベアリング数 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| シマノ・22サハラ | 6,900円 | 210g | 4個 | 最も安価な選択肢 |
| シマノ・21ナスキー | 7,200円 | 210g | 5個 | コアプロテクト搭載 |
| ダイワ・24レブロス | 7,300円 | 195g | 4個 | エアドライブデザイン |
| ダイワ・23レガリス | 8,500円 | 175g | 5個 | コスパ最強の呼び声 |
500番手で比較すると：
📊 500番手リール比較
| リール名 | 実売価格 | 自重 | ベアリング数 | テクノロジー充実度 |
|---|---|---|---|---|
| ナスキー500 | 8,000円 | 175g | 4個 | ★★☆☆☆（主要機能非搭載） |
| サハラ500 | 6,800円 | 175g | 3個 | ★☆☆☆☆ |
| 18ソアレBB 500S | 12,000円 | 160g | 5個 | ★★★★☆ |
| 17ソアレCI4+ 500S | 26,000円 | 140g | 5個 | ★★★☆☆（500番のみ機能削減） |
この比較から分かることは：
ナスキー500の立ち位置：
- 価格と重量のバランスは良好
- ただし機能面では妥協が必要
- サハラ500よりは防水性で優位（ただし500番はコアプロテクト非搭載）
- ソアレBBには機能・重量ともに劣る
タックルノートでは、500番リールについて以下のようにまとめられています：
予算に余裕がある方は、圧倒的に「18ソアレBB 500S」がおすすめです。軽さ＆コスパ重視でジグ単用リールを選ぶなら、現行リールで最強の選択肢といえるでしょう
ダイワ23レガリスとの比較で見える重量差35g
ダイワの23レガリスは「コスパ最強」と呼ばれるリールで、ナスキーの強力なライバルです。
両者を詳細に比較してみましょう：
📊 ナスキー vs レガリス 徹底比較
| 項目 | ナスキー500 | レガリスLT1000S | レガリスLT2000S-P |
|---|---|---|---|
| 実売価格 | 8,000円 | 8,900円 | 8,500円 |
| 自重 | 175g | 175g | 175g |
| ベアリング数 | 4個 | 5個 | 5個 |
| ギア比 | 5.6 | 5.2 | 4.8 |
| エアドライブデザイン | ❌ | ⭕ | ⭕ |
| コアプロテクト | ❌（500番のみ） | – | – |
重量は同じ175gですが、内容が大きく異なります。
レガリスの優位点：
- ✅ エアドライブデザイン採用で軽量化と剛性を両立
- ✅ ベアリング数が1個多い
- ✅ 最新のダイワテクノロジーを搭載
ナスキーの優位点：
- ✅ わずかに価格が安い
- ✅ シマノ製品との互換性
- ✅ ギア比が高く手返しが良い
瀬戸内海メバル Blogでは以下のように評価されています：
値段はほぼ同価格、『23レガリス』の8,000円台で175gは驚異的なコスパです
ただし、レガリスには500番のラインナップがありません。500番という選択肢が欲しい場合は、必然的にシマノ製品から選ぶことになります。
推測の域を出ませんが、総合的な機能性を考えると、2000番クラスであれば23レガリスの方がコストパフォーマンスは高いと言えるかもしれません。
シマノ22サハラとの違いは防水性能の有無
ナスキーのすぐ下位機種である22サハラとの違いは何でしょうか？
両者のスペックを比較してみましょう：
📊 ナスキー vs サハラ 比較表
| 項目 | 21ナスキー500 | 22サハラ500 | 21ナスキーC2000S | 22サハラC2000S |
|---|---|---|---|---|
| 実売価格 | 8,000円 | 6,800円 | 7,200円 | 6,900円 |
| 自重 | 175g | 175g | 210g | 210g |
| ベアリング数 | 4個 | 3個 | 5個 | 4個 |
| コアプロテクト | ❌ | ❌ | ⭕ | ❌ |
| Xシップ | ❌ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
| HAGANEギア | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
| サイレントドライブ | ❌ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
最大の違いは防水性能の差です：
🛡️ コアプロテクトの有無による違い
コアプロテクト搭載（ナスキーC2000S）：
- 防水性能が高い
- リール内部への塩水浸入リスクが低い
- 長期使用でも性能劣化が少ない
- メンテナンス頻度を抑えられる
コアプロテクト非搭載（サハラ全番手、ナスキー500）：
- 防水性能は標準的
- こまめなメンテナンスが必要
- 塩噛みのリスクが相対的に高い
瀬戸内海メバル Blogでは、以下のように評価されています：
こまめなメンテナンスが苦手な方には、防水性能が高い『21ナスキー』をおすすめします！価格を少しでも抑えたい方には、『22サハラ』が最適です！
ナスキー500とサハラ500の場合、どちらもコアプロテクト非搭載のため、防水性能に差はありません。価格差約1,200円でベアリング数が1個多いナスキー500を選ぶか、最安価格のサハラ500を選ぶかという選択になります。
一般的には、わずか1,200円の差であればベアリング数が多いナスキー500の方が長期的には満足度が高いかもしれません。
22ミラベルは軽量化特化でアジング向き
ナスキーより1グレード上の22ミラベルは、軽量化に特化したアジング向けリールです。
ミラベルとナスキーの比較を見てみましょう：
📊 ミラベル vs ナスキー 詳細比較
| 項目 | 22ミラベル1000 | 22ミラベルC2000S | 21ナスキー1000 | 21ナスキーC2000S |
|---|---|---|---|---|
| 実売価格 | 10,500円 | 10,500円 | 7,100円 | 7,200円 |
| 自重 | 175g | 180g | 205g | 210g |
| ベアリング数 | 5個 | 5個 | 5個 | 5個 |
| ボディ素材 | CI4+ | CI4+ | 高強度樹脂 | 高強度樹脂 |
| マグナムライトローター | ⭕ | ⭕ | ❌ | ❌ |
ミラベルの大きなアドバンテージ：
✨ 22ミラベルの強み
- 🔧 CI4+素材使用で軽量かつ高剛性
- 🔧 マグナムライトローターで異次元の巻き軽さ
- 🔧 1000番で175g、C2000Sで180gという軽量性
- 🔧 ナスキー比で30g軽量（C2000S同士の比較）
瀬戸内海メバル Blogによれば：
ミラベルには軽くて頑丈な『CI4+』をローターに使用しており、軽量化、剛性向上、巻き心地の向上が実現されています
ただし、価格差は約3,300円あります。この差をどう考えるかがポイントです：
ナスキーを選ぶべき人：
- 予算を抑えたい
- 210gでも許容できる
- まずは安価なリールで始めたい
ミラベルを選ぶべき人：
- 自重軽さ・巻き軽さを追求したい
- 3,000円程度の追加投資は許容範囲
- CI4+素材の恩恵を受けたい
おそらく、アジング経験者であれば30gの差は体感できるレベルであり、予算に余裕があればミラベルの方が満足度は高いかもしれません。
21アルテグラは予算に余裕があれば最有力候補
ナスキーから2グレード上の21アルテグラは、予算1万円台前半で最もバランスの取れたリールです。
📊 アルテグラ vs ナスキー スペック比較
| 項目 | 21アルテグラ1000 | 21アルテグラC2000S | 21ナスキー1000 | 21ナスキーC2000S |
|---|---|---|---|---|
| 実売価格 | 11,100円 | 12,500円 | 7,100円 | 7,200円 |
| 自重 | 180g | 185g | 205g | 210g |
| ベアリング数 | 5個 | 5個 | 5個 | 5個 |
| CI4+ | ⭕ | ⭕ | ❌ | ❌ |
| マイクロモジュールギア | ⭕ | ⭕ | ❌ | ❌ |
| Xプロテクト | ⭕ | ⭕ | ❌ | ❌ |
| ワンピースベール | ⭕ | ⭕ | ❌ | ❌ |
アルテグラの圧倒的な優位性：
🏆 21アルテグラの優れた点
- 💎 マイクロモジュールギアでなめらかな巻き心地
- 💎 Xプロテクトで更なる防水性向上
- 💎 ロングストロークスプールで飛距離アップ
- 💎 CI4+ボディで軽量化と剛性を両立
- 💎 ワンピースベールでライン絡みトラブル激減
- 💎 S A-RB（防錆ベアリング）搭載
瀬戸内海メバル Blogでは、以下のように評価されています：
テクノロジーの搭載有無/進化の差があり、『21アルテグラ』の方がリール全体の耐久性、軽量化、防水性、ギアのなめらかさなどの進化が見られます。予算に余裕のある方は『21アルテグラ』をおすすめします！
価格差は約5,000円ありますが、この差で得られる性能向上は大きいです：
- C2000S同士で比較すると25gの軽量化
- 防水性能が大幅に向上
- 巻き心地が格段に向上
- トラブルレス性能が向上
一般的には、アジングを本格的に楽しみたい方、長期的に使用したい方には、追加5,000円の投資は十分価値があると言えるでしょう。
24レブロスはエアドライブデザインで軽量化実現
ダイワの24レブロスは、2024年発売の最新エントリーモデルで、ナスキーの強力なライバルです。
📊 24レブロス vs 21ナスキー 比較
| 項目 | 24レブロスLT1000S | 24レブロスLT2000S | 21ナスキー1000 | 21ナスキーC2000S |
|---|---|---|---|---|
| 実売価格 | 7,100円 | 7,300円 | 7,100円 | 7,200円 |
| 自重 | 190g | 195g | 205g | 210g |
| ベアリング数 | 4個 | 4個 | 5個 | 5個 |
| エアドライブデザイン | ⭕ | ⭕ | ❌ | ❌ |
| 発売年 | 2024年 | 2024年 | 2021年 | 2021年 |
24レブロスの注目ポイントは「エアドライブデザイン」の採用です。
🚀 エアドライブデザインとは
エアドライブデザインは、ダイワの最新軽量化技術で、以下の要素で構成されます：
主な特徴：
- ローターとベールを薄く・新形状に設計
- 肉抜き加工で軽量化
- 強度はそのまま維持
- 巻き出しの軽さが向上
瀬戸内海メバル Blogでは、以下のように評価されています：
発売年数が3年も違うので『24レブロス』には最新のテクノロジーも採用され軽量化もされています。これにより、ほぼ同価格にも関わらず『21ナスキー』よりも15gも軽量化されています
24レブロスの優位点：
- ✅ ほぼ同価格で15g軽量
- ✅ 最新テクノロジー搭載
- ✅ エアドライブデザインによる軽快な巻き心地
ナスキーの優位点：
- ✅ ベアリング数が1個多い
- ✅ コアプロテクト搭載（C2000S以上）
- ✅ シマノブランド
500番に関しては、レブロスにラインナップがないため、500番が欲しい場合はナスキー一択となります。
しかし、2000番クラスで検討している場合、おそらく2024年の最新技術を搭載した24レブロスの方が、将来的な満足度は高いかもしれません。
まとめ：ナスキー500でアジングを楽しむための賢い選択
最後に記事のポイントをまとめます。
- ナスキー500は実売8,000円で175gという驚異的なコスパを実現している
- 500番手のみ主要テクノロジー（Xシップ・サイレントドライブ・コアプロテクト）が非搭載という重大な欠点がある
- ジグ単専用と割り切れば1万円以下では最強クラスの選択肢になる
- ロッドワーク主体のアジングには適しているがリトリーブ主体には不向き
- 500番は小アジ（20cm以下）×4〜5フィート台のショートロッド向け
- C2000Sが最も汎用性が高く初心者におすすめの番手
- C2000SHGはキャロやフロートでの遠投、大型アジ狙いに最適
- 同価格帯では23レガリスが総合性能でやや優位だが500番のラインナップがない
- 22サハラはナスキーより安価だがベアリング数で劣る
- 22ミラベルは3,000円追加で30g軽量化、CI4+素材とマグナムライトローター搭載
- 21アルテグラは5,000円追加で総合性能が格段に向上、本格派におすすめ
- 24レブロスは最新のエアドライブデザイン搭載で同価格ながら15g軽量
- ナスキー500を選ぶなら機能の制約を理解した上での購入が重要
- 防水性能を重視するならC2000S以上の番手を選ぶべき
- 予算1万円以下で軽さを追求するならナスキー500、総合性能なら23レガリスまたは24レブロスが有力候補
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 【評価は二分か？】21ナスキーをアジング目線で考察してみた！ – 釣りメディアGyoGyo
- アジングに使うリールはなにがいいですか？コスパで考えて21ナスキー… – Yahoo!知恵袋
- アジングで500番リールを使うメリット・デメリット！おすすめも！ | タックルノート
- Amazon | シマノ(SHIMANO) スピニングリール 18 ナスキー 500 ライトエギング アジング メバル
- アジングのためのリール選び講座。小型で軽く、丈夫なリールを選ぼう！【アジングの教科書 #003】│ルアマガプラス
- シマノ21ナスキーの評価・インプレ アジングでは1000と2000どっちがおすすめ？アルテグラと比較も | 瀬戸内海メバル Blog
- 続3・ナスキー500 改造 | F.コトーのアジング修行ブログ
- 【安くて軽い】アジングで人気の500番リールについて考えてみた！ | AjingFreak
- 18ナスキー500 改造 | F.コトーのアジング修行ブログ
- モノ作り日本のリール改造マニア:ナスキー500を1年使ってみた感想
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