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バチコンで使うアジングワームの正しい付け方とは?ズレない刺し方のコツを完全解説

バチコンで使うアジングワームの正しい付け方とは?ズレない刺し方のコツを完全解説
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バチコンアジングで釣果を上げるためには、ワームの付け方が非常に重要です。ワームが少しでもズレていると、アジの食いつきが悪くなるだけでなく、まったく反応がないことも珍しくありません。実際、ベテランアングラーほどワームの付け方に神経を使い、こまめにチェックを行っています。しかし初心者の方にとって、揺れる船の上でワームをまっすぐジグヘッドに刺すのは意外と難しい作業かもしれません。

この記事では、バチコンアジングにおけるワームの正しい付け方を、基本から応用テクニックまで徹底的に解説します。ワームがズレにくくなる工夫や、サイズ・形状・カラーの選び方、さらには仕掛けの種類や釣り方のコツまで、バチコンアジングを楽しむために必要な情報を網羅的にお届けします。インターネット上に散らばるさまざまな情報を収集し、独自の切り口で分析しながら、あなたの釣果アップをサポートします。

この記事のポイント
✓ バチコンアジングのワームを真っ直ぐ刺す具体的な手順
✓ ワームがズレにくくなる裏技と接着剤の活用法
✓ 状況に応じたワームのサイズ・形状・カラーの選び方
✓ バチコン仕掛けの種類と特徴、釣り方のコツ

バチコンアジングにおけるワームの付け方と選び方の基本

  1. ワームを真っ直ぐジグヘッドに刺す基本手順
  2. ワームのズレを防ぐ接着剤テクニック
  3. バチコンに適したワームのサイズは2~3インチが基本
  4. リブ形状のワームが水を噛んでアピール力を高める理由
  5. ワームの硬さによる喰いとズレやすさのトレードオフ
  6. ワームカラーはグロー系とクリア系を中心にローテーション

ワームを真っ直ぐジグヘッドに刺す基本手順

ワームを真っ直ぐジグヘッドに刺す基本手順

バチコンアジングで最も重要なのが、ワームを中心線に沿って真っ直ぐ刺すことです。ワームが曲がっていると不自然な動きになり、アジが警戒して口を使わなくなります。

まずワームにジグヘッドを合わせ、針を出す位置を把握しておきます。ワームの頭にジグヘッドの針を刺し、そのまま針に合わせながら、まっすぐになるよう刺していきます。最初に目星を付けたところまできたら、針を外に出します。形を整えたら、完成です。

出典:【初心者必見】バチコンアジングの基礎講座 – つりそく

📌 ワームを真っ直ぐ刺すための4ステップ

ステップ作業内容ポイント
① 位置決めジグヘッドをワームに当てて針を出す位置を確認事前に目印をつけると正確
② 刺し始めワームの頭部中心から針を入れる最初が肝心、慎重に
③ 貫通針に沿ってまっすぐ進める左右にズレないよう注意
④ 仕上げ目印の位置で針を出し形を整えるワームが曲がっていないか確認

実際の釣行記事では、「上のワームは中心線から針が出ていますが、下のワームは微妙に中心線を外れています。上はエースのジグヘッドで、9匹中6匹くらいを釣った旭日大綬章もの。下は1匹しか釣れなかった残念君です」という記載があり、ワームの付け方の重要性が実証されています(出典:はじめてインストラクターの操船で「バチコンアジング」にいった話 – ORETSURI)。

このようにワームの付け方ひとつで釣果が大きく変わるため、揺れるボートの上でも丁寧に作業する習慣をつけることが重要です。最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れてくれば素早く正確にセットできるようになります。


ワームのズレを防ぐ接着剤テクニック

ワームのズレを防ぐ接着剤テクニック

バチコンアジングでは水深があるため、仕掛けの回収に時間がかかります。アタリがあって合わせを入れた後、ワームがズレていると釣れないのは当然ですが、毎回回収してチェックするのは手返しが悪くなります。

そこで有効なのが接着剤を使ってワームをジグヘッドに固定する方法です。

自分で考えたのは…ジグヘッドにワームを接着剤でくっつけてしまう!ジグヘッドのオモリの部分とワームを接着剤でくっつけると、ワームのズレはかなり低減されます。接着剤はアロンアルファを数滴垂らせば充分なので、釣行前に何個か用意しておくと手返しも良くワームのズレも軽減されるでしょう。

出典:実釣で得たバチコンで使えるアジングワーム – hirame blog

🔧 接着剤固定のメリット・デメリット

メリット

  • ✅ アタリがあっても合わせミスしてもズレにくい
  • ✅ 手返しが良くなり、釣りに集中できる
  • ✅ 心配しながら釣りをしなくて済む

デメリット

  • ❌ ワーム交換時に再利用できない
  • ❌ 釣行前の準備が必要
  • ❌ 接着剤の硬化時間を考慮する必要がある

一般的には、アロンアルファなどの瞬間接着剤を使用します。ジグヘッドのオモリ部分とワームの接触面に数滴垂らし、しっかり押さえて固定します。釣行前夜に複数本準備しておくと、当日スムーズに釣りができます。

ただし、ワームのズレには細心の注意を払うことが基本です。インストラクターからも「時々はジグヘッドからワームがずれてないか、確認してくださいね」「アタリがあったのに、掛けられなかった場合はずれてることが多いですよ」というアドバイスがあったと報告されています(出典:はじめてインストラクターの操船で「バチコンアジング」にいった話 – ORETSURI)。


バチコンに適したワームのサイズは2~3インチが基本

バチコンに適したワームのサイズは2~3インチが基本

バチコンアジングでは、おかっぱりでのアジングよりも一回り大きめのワームを使用します。これは深場で目立たせるため、そして大型のアジを狙うためです。

📏 バチコン用ワームのサイズ選択基準

状況おすすめサイズ理由
通常時2.5~3インチアピール力があり、大型アジに対応
小型アジ狙い2インチ吸い込みやすく、喰いが渋い時にも有効
喰い渋り時2インチ短い方が違和感が少ない
大型アジ狙い3~4インチアタリが出やすく、存在感をアピール

複数の情報源で共通しているのが、「バチコンでは2.5~3インチ程度のワームを中心に使う」という点です。おかっぱりのアジングでは1.5~2インチが主流ですが、バチコンではワンサイズ大きめが基本となります。

ワームの長さは普段アジングしているワームと同じでも良いですが、少し長めの3インチ程度のワームの方がアピール力もあり釣果が上がる傾向にあります。流石にデカアジを狙うのに1.5インチワームで釣れないわけではないのですが、流石にアピール不足で3インチのワームに釣果は劣ってしまうでしょう。

出典:実釣で得たバチコンで使えるアジングワーム – hirame blog

実際の使い分けとしては、最初は3インチでスタートし、反応が悪ければサイズダウンするのが効率的です。逆に小型ばかりが釣れる場合は、あえて4インチにサイズアップすることで大型だけをセレクトできることもあります。

また、夜間や濁り潮など視認性が悪い状況では、大きめのワームの方がアジに見つけてもらいやすくなります。状況に応じて複数サイズを使い分けることで、釣果を最大化できるでしょう。


リブ形状のワームが水を噛んでアピール力を高める理由

リブ形状のワームが水を噛んでアピール力を高める理由

ワームの形状は大きく分けてストレート系リブ付きがあります。バチコンでは両方使えますが、特にリブ付きワームが効果的な場面が多いです。

🐟 ワーム形状の特徴比較

形状メリットデメリット適した状況
ストレート系ナチュラルな動き<br>違和感が少ないアピール力が弱い高活性時<br>プレッシャーが高い時
リブ付き水を噛んで微波動<br>強いアピール動きが不自然になることも低活性時<br>濁り潮<br>深場

形状も表面のツルツルしたワームでも当然釣果はありますが、潮ガミのいいリブ形状はバチコンには適していると言っていいでしょう。

出典:実釣で得たバチコンで使えるアジングワーム – hirame blog

リブ付きワームが効果的な理由は、表面の凹凸が水流を受けて微細な波動を発生させるためです。この波動がアジの側線(水流の変化を感知する器官)を刺激し、食い気を誘います。

特に人気のあるワームとして、ジャッカルのペケリング3インチが挙げられます。「大きなリブでアピール力も強く、バチコンと言ったらペケリングというイメージもあるほどメジャーなワーム」と評価されています(出典:実釣で得たバチコンで使えるアジングワーム – hirame blog)。

ただし、リブ付きワームだけに頼るのではなく、状況に応じてストレート系とローテーションすることで、その日のヒットパターンを見つけやすくなります。アジの活性が高い時はナチュラルなストレート系、低活性時はアピール力の強いリブ付きという使い分けが基本です。


ワームの硬さによる喰いとズレやすさのトレードオフ

ワームの硬さによる喰いとズレやすさのトレードオフ

ワーム選びで意外と見落とされがちなのが**硬さ(マテリアル)**です。硬さによって喰い込みとズレにくさにトレードオフの関係があります。

⚖️ ワームの硬さによる特性の違い

柔らかいワーム

  • ✅ アジが吸い込みやすく喰いが良い
  • ✅ 自然なアクションを演出
  • ❌ ズレやすく、頻繁なチェックが必要
  • ❌ 耐久性が低い

硬めのワーム

  • ✅ ズレにくく、手返しが良い
  • ✅ 合わせミスしても再度チャンスがある
  • ✅ 耐久性が高い
  • ❌ 喰い込みが悪くなることがある

柔らかいワームの方が喰いがよいことが多いです。しかし、ワームがズレやすいです。ワームがズレると喰ってくれないので、頻繁にワームのズレを確認する必要があります。一方の硬めのワームは、柔らかいものに比べると喰いが悪くなることがあります。ただ、ワームがズレにくいです。

出典:バチコンアジングのワームのおすすめ – fishingreat.com

実際の選択としては、初心者は硬めのワームから始めるのがおすすめです。ワームのズレを気にしながら釣りをするのはストレスになりますし、手返しの悪化が釣果に直結します。慣れてきたら、状況に応じて柔らかいワームも使い分けると良いでしょう。

また、ダイワの「月下美人 アジングビーム バチコンカスタム」のように、高強度マテリアルを使用したワームも人気があります。「ワームの破損が少ないのが特徴」とされていますが、「細い高強度ワームをまっすぐ刺すのは少し難しいのが難点」という指摘もあります(出典:実釣で得たバチコンで使えるアジングワーム – hirame blog)。


ワームカラーはグロー系とクリア系を中心にローテーション

ワームカラーはグロー系とクリア系を中心にローテーション

バチコンアジングでは、ワームのカラー選択が釣果を大きく左右します。「カラーを変えた途端にアタリが出たりする事はしょっちゅうある」という指摘もあり、状況に応じたローテーションが重要です。

🎨 バチコンで実績の高いカラー系統

カラー系統特徴適した状況
グロー系夜光タイプ、アピール力が強い夜間、深場、濁り潮
クリア系ナチュラル、違和感が少ない日中、澄み潮、高活性時
ピンク系視認性が良いオールマイティー
オレンジ系ベイトを意識ベイトフィッシュパターン
チャート系目立つ低活性時、濁り潮
ケイムラ系紫外線で発光日中、澄み潮

その日によってアタリやすいカラーは異なるしグローだけ使っているとスレます。カラーを変えた途端にアタリが出たりする事はしょっちゅうあるのでワームのカラーローテーションをうまく使い効率良く釣りたい所ですね。

出典:実釣で得たバチコンで使えるアジングワーム – hirame blog

実際の釣行記事では、「緑系のワームで釣っていると、インストラクターから『今、群れが真下にいますよ。掛からないようならワームを変えてみてくださいね』とのアドバイスがありました。素直なおじさんは、ワームをすぐに透明ピンクに変更。すると、次の投入で良い型のアジがかかりました」という報告があります(出典:はじめてインストラクターの操船で「バチコンアジング」にいった話 – ORETSURI)。

カラーローテーションの基本戦略としては:

  1. グローから始める(夜間のバチコンでは定番)
  2. 反応がなければクリアに変更(警戒されている可能性)
  3. さらに反応がなければピンクやオレンジ(視認性とナチュラルさのバランス)
  4. 濁り潮ではチャート系(目立つカラー)
  5. 日中澄み潮ではケイムラ系(紫外線発光)

最低でも5色程度は用意し、その日のヒットカラーを早めに見つけることが釣果アップの鍵です。周りで釣れている人のカラーを参考にするのも有効な戦略でしょう。


バチコンの仕掛け・タックル・釣り方のコツ

ワームカラーはグロー系とクリア系を中心にローテーション
  1. バチコン仕掛けはダウンショットと逆ダンの2種類が主流
  2. 捨て糸の長さはハリス長+10cmが理想的
  3. ジグヘッドの重さは0.3~1g程度が基本
  4. オモリは底が取れる範囲で軽いものを選ぶ
  5. フロロカーボンリーダーはしなやかな製品を選ぶべき理由
  6. ゼロテンステイが基本の釣り方
  7. アタリがあったら即アワセが鉄則
  8. 仕掛けの入れ直しで見切られを防ぐ
  9. キャスティングで広範囲を探る応用テクニック
  10. まとめ:バチコンアジングのワームの付け方と総合的な攻略法

バチコン仕掛けはダウンショットと逆ダンの2種類が主流

バチコン仕掛けはダウンショットと逆ダンの2種類が主流

バチコンアジングの仕掛けには、おもに**ダウンショットリグ(胴付き仕掛け)逆ダウンショットリグ(逆ダン)**の2種類があります。それぞれに特徴があり、状況や好みによって使い分けます。

📦 バチコン仕掛けの種類と特徴

仕掛けタイプ構造メリットデメリット
ダウンショット<br>(胴付き)親子サルカンを使用<br>下にオモリ、横にジグヘッド・糸ヨレが少ない<br>・絡みにくい<br>・初心者向き・エダスの長さ調整が面倒<br>・サルカンが必要
逆ダン<br>(逆ダウンショット)リーダーに直結<br>捨て糸をハーフヒッチで編み込む・アタリが伝わりやすい<br>・エダスの長さを調整可能<br>・パーツが少ない・やや絡みやすい<br>・捨て糸がズレることがある

ダウンショットリグとも呼ばれ、もっともオーソドックスな仕掛けです。サルカンが回転するので糸ヨレが少なく、仕掛け絡みなどのトラブルが少ないことが特徴。セッティングが簡単なので初心者でも使いやすい反面、エダスの長さを変える場合はその都度カットする必要があります。

出典:5分でわかるバチコンアジング – TSURI HACK

実際の使用感として、「親子サルカンを使ったこの仕掛けの組み方がベストかと思いました。メインラインとハリスが絡まるというトラブルが少なかったから」という報告があります(出典:はじめてインストラクターの操船で「バチコンアジング」にいった話 – ORETSURI)。

一方、逆ダンについては「ハーフヒッチ部分を滑らせることでエダスの長さを自由に調節できますが、やりとりやアワセのショックで捨て糸がズレることもあるため、仕掛けのチェックはマメにする必要があります」という注意点も指摘されています(出典:5分でわかるバチコンアジング – TSURI HACK)。

初心者にはダウンショットリグがおすすめです。市販の完成仕掛けも多く、トラブルが少ないため釣りに集中できます。慣れてきたら、感度の良い逆ダンにチャレンジするのも良いでしょう。


捨て糸の長さはハリス長+10cmが理想的

捨て糸の長さはハリス長+10cmが理想的

バチコンの仕掛けにおいて、捨て糸(オモリにつながる糸)の長さハリス(ジグヘッドにつながる糸)の長さのバランスが重要です。

📏 捨て糸とハリスの長さの考え方

ハリスの長さ

  • 短い(30cm程度):誘いに対してダイレクトに動く
  • 長い(70cm程度):ワームがフワリと漂う、喰わせ重視

捨て糸の長さ

  • 基本:ハリス長+10cm
  • 理由:オモリが海底にある時、ジグヘッドが海底に付かない長さ

「もっと長い方がいい」というアドバイスをもらいました。つまり30cmでは連結部分との距離が近いためワームがダイレクトに動くため、「フワリ」の程度が弱い。ということなのだと思います。年をとっても素直なおじさんを目指す私は、すかさずハリスを取り換え、70cm程度にしました。すると、捨て糸の長さも自動的に決まります。オモリが海底にある時、ジグヘッドが海底に付かない長さ、つまり80cm程度が理想。

出典:はじめてインストラクターの操船で「バチコンアジング」にいった話 – ORETSURI

🎯 捨て糸とハリスの長さ設定例

状況ハリスの長さ捨て糸の長さ狙い
喰わせ重視70cm80cmワームをフワリと漂わせる
標準50cm60cmバランス型
誘い重視30cm40cmダイレクトなアクション

ハリスの長さを意識することで、オモリ着底後、どの程度の秒数でジグヘッドが海中を落下していくのかイメージできるようになります。これは釣り方にも直結する重要な要素です。

また、捨て糸がハリスに比べて長すぎると、底を十分に探れなくなります。逆に短すぎると、ジグヘッドが海底を引きずってしまい、根掛かりのリスクも高まります。ハリス長+10cm程度を基準に、状況に応じて微調整するのが良いでしょう。


ジグヘッドの重さは0.3~1g程度が基本

ジグヘッドの重さは0.3~1g程度が基本

バチコンで使用するジグヘッドは、ワームをフワリと漂わせるため軽いものを選びます。重すぎるとワームが不自然に沈み、アジの喰いが悪くなります。

⚖️ ジグヘッドの重さ選択基準

重さ適した状況特徴
0.3g浅場、弱い潮よりフワフワと漂う
0.5g標準、中層狙いバランスが良い
1g深場、強い潮素早く沈む
2g以上外海、深場沈下速度重視

当日は、0.5g、1g、2g、3gのジグヘッドを用意していきました。外海を想定していたので、2gで開始しましたが、インストラクターから「2gはちょっと重いですね、1gに変えましょうか」とのアドバイスをいただき、すぐに1gに変更しました。

出典:はじめてインストラクターの操船で「バチコンアジング」にいった話 – ORETSURI

一般的なバチコンでは0.3~1g程度が使用されます。特に0.3gは「水中で浮遊させてアピールさせるため」に選ばれることが多いです(出典:【初心者必見】バチコンアジングの基礎講座 – つりそく)。

ジグヘッド選びのその他のポイント

🔸 針の太さ 大型のアジや青物がかかる可能性があるため、太軸のジグヘッドが推奨されます。「針は太めのモノを用意するのが、オススメ。大型のアジや青物なども掛かる場合があるので、針を伸ばされないように、太軸のジグヘッドを使用した方がいい」とされています(出典:【初心者必見】バチコンアジングの基礎講座 – つりそく)。

🔸 針のサイズ 一般的には**#6~#10**程度が使われます。大型狙いなら#4~#7の大きめ、小型中心なら#8~#10の小さめを選びます。

🔸 その他の要素 「ヘッドの重さ」が抜きんでて重要で、「ヘッド形状」「針の太さ」「針の長さ」「針の色」「ワームがずれない工夫の有無」などは相対的に重要度が下がるという意見もあります(出典:はじめてインストラクターの操船で「バチコンアジング」にいった話 – ORETSURI)。


オモリは底が取れる範囲で軽いものを選ぶ

オモリは底が取れる範囲で軽いものを選ぶ

バチコンのシンカー(オモリ)は、底が取れる(着底が分かる)範囲で、できるだけ軽いものを選ぶのが基本です。

🎣 バチコン用オモリの選び方

水深・潮流オモリの重さ形状
浅場・弱い潮5~10号(18~37g)ホゴオモリ、ナス型
標準10~15号(37~56g)ホゴオモリ推奨
深場・強い潮15~25号(56~93g)ホゴオモリ、棒状

オモリは底が取れる(=オモリが海底に着底したことを感じられる)範囲で、軽ければ軽いほど良いです。当日持参したオモリは15号と20号。使ったオモリは15号ですが、インストラクターからは「少し重いですね、もう少し軽いのありませんか?」というアドバイスをいただきました。ジグヘッドをフワリと漂わせたいから、オモリもフワリと着底してほしいのに、重すぎるオモリは沈下スピードが速く、海底に「ドシン」と着底しちゃうのを避けるためです。

出典:はじめてインストラクターの操船で「バチコンアジング」にいった話 – ORETSURI

ホゴオモリが人気の理由

バチコンでは**ホゴオモリ(棒状のオモリ)**がよく使われます。その理由は:

  • ✅ 沈下スピードが速い
  • ✅ 巻き上げ時の引き抵抗が少ない
  • ✅ アジとのやり取りが楽しめる
  • ✅ 底立ちが良い

「オモリの種類(形)は、なんでも使えます。ですが、オススメは画像のようなホゴオモリ。沈下スピードが速く、巻き上げ時の引き抵抗も少なく、アジとのやり取りも楽しめる」と評価されています(出典:【初心者必見】バチコンアジングの基礎講座 – つりそく)。

準備するオモリの種類

水深や潮流は当日にならないと分からないため、5号刻みで複数の重さを用意しておくのが賢明です。10号、15号、20号、25号程度を持参すれば、大抵の状況に対応できるでしょう。


フロロカーボンリーダーはしなやかな製品を選ぶべき理由

フロロカーボンリーダーはしなやかな製品を選ぶべき理由

バチコンではリーダー(ショックリーダー、ハリス、捨て糸)の質も重要です。特に「しなやかさ」と「巻き癖のつきにくさ」が釣果に影響します。

🧵 リーダー選びのポイント

要素重要度理由
しなやかさ★★★★★ワームの自然な動きに直結
巻き癖のつきにくさ★★★★☆仕掛けの絡みを防ぐ
強度★★★☆☆最低限あれば良い
価格★★☆☆☆高価すぎる必要はない

リーダーの評価は「強度」だったりすると思いますが、それだけでなく、巻き癖のなさ、しなやかさもこの釣りでは重要な要素と思うので、できれば通常価格帯の製品を利用するとよいなと思いました。3号のリーダーは巻き癖がすごいことが分かっていたので、釣行24時間前から、オモリで伸ばしましたが、効果は限定的でした。

出典:はじめてインストラクターの操船で「バチコンアジング」にいった話 – ORETSURI

推奨されるリーダーの太さ

🔹 メインリーダー(PEとの接続部):3~4号 🔹 ハリス(ジグヘッドへの接続):2~3号 🔹 捨て糸(オモリへの接続):3~4号

安価すぎる製品は巻き癖が強く、仕掛けが絡みやすくなります。かといって高級品を使う必要もなく、通常価格帯の信頼できるメーカー品を選ぶのが無難です。

実際の釣行記事では、「そういえば、インストラクターの方はVARIVAS(高級釣り糸メーカー)のウエアだったな」という記述があり、プロは品質にこだわっていることが伺えます(出典:はじめてインストラクターの操船で「バチコンアジング」にいった話 – ORETSURI)。


ゼロテンステイが基本の釣り方

ゼロテンステイが基本の釣り方

バチコンアジングの基本的な釣り方は、**ゼロテンションステイ(ゼロテンステイ)**です。これは「ラインを張らず緩めず」の状態を保ち、ワームを自然に漂わせるテクニックです。

🎯 ゼロテンステイの手順

  1. 仕掛けを投入
    • アンダーハンドで軽くキャスト(他の釣り人とのオマツリを避けるため)
  2. サミングしながら着底させる
    • オモリが海底に着くのを感じる
  3. 素早く糸フケを取る
    • この間にもジグヘッドが落下していることを意識
  4. ゼロテンションを作る
    • 竿先が軽く曲がる程度、または完全に張らず緩めずの状態
  5. 3~5秒ステイ
    • アタリを待つ、最も食ってくる瞬間
  6. アクションを加える
    • 竿先で20~30cm程度チョンチョンと動かす
  7. 再びステイ
    • これを繰り返す

ラインスラックを巻きとって、シンカーをボトムに着けた状態でラインを張らず緩めずの状態を作り出す。いわゆるゼロテンションステイです。ゼロテンステイで3~5秒待ってアタリをとりにいきます。

出典:釣れるバチコンテクニック「ゼロテンステイ」は基本中の基本!- ルアマガプラス

ゼロテンステイのコツ

おそらく初心者が最も苦労するのが、この「張らず緩めず」の感覚です。ラインを張りすぎるとワームが不自然な動きになり、緩めすぎるとアタリが取れません。

実際の釣行では、「基本的にロッドは、バチコンアジング専用ロッド(6ft前後)を使用します」とされており、専用ロッドの高感度が「張らず緩めず」の微妙な調整を助けてくれます(出典:【初心者必見】バチコンアジングの基礎講座 – つりそく)。


アタリがあったら即アワセが鉄則

アタリがあったら即アワセが鉄則

バチコンアジングでは、小さなアタリでも即座にアワセを入れることが重要です。アワセが遅れると、口の横に掛かりバラシのリスクが高まります。

アタリの種類とアワセ方

アタリの種類感覚対処法
コンッ竿先に小さく伝わる即アワセ
フッ竿先が軽くなる、テンションが抜ける即アワセ
ガガッ手にしっかり伝わる即アワセ
もたれ竿先が重くなる即アワセ

アタリは、「フッ」と竿先が軽くなったり、「コンッ」と突かれるような小さなアタリから、「ガガッ」と手にまでしっかり伝わる大きなアタリまであります。バチコンアジングは、アタリを感じて掛けることが重要。

出典:【初心者必見】バチコンアジングの基礎講座 – つりそく

なぜ即アワセが重要なのか

アジの口の構造を理解すると、即アワセの重要性が分かります:

  • 🔴 口の横(側面):柔らかく、針が掛かってもバレやすい
  • 🟢 上アゴ:硬く、針が刺さればバレにくい

小さなアタリで即アワセすれば上アゴに掛かる確率が高く、大きなアタリ(完全に吸い込んだ後)にアワセると横に掛かることが多いのです。

「バチコンアジングは、アタリを感じて掛けることが重要。アジは口の両側(横)付近は柔らかく、針が掛かっても非常にバレやすいので、上アゴに掛けることが理想です。大きなアタリの場合、横に掛かることが多く、バラシに注意が必要。逆に小さなアタリで掛けることができたら、上アゴに掛かることが多く、バラシの確率が低くなります」と解説されています(出典:【初心者必見】バチコンアジングの基礎講座 – つりそく)。

空アワセもアクションの一つ

インストラクターからは「空アワせがアクションの1つにもなります」というアドバイスもあり、小さな違和感でも積極的にアワセを入れることが推奨されています(出典:はじめてインストラクターの操船で「バチコンアジング」にいった話 – ORETSURI)。


仕掛けの入れ直しで見切られを防ぐ

仕掛けの入れ直しで見切られを防ぐ

バチコンで釣果を伸ばすコツの一つが、こまめな仕掛けの入れ直しです。同じレンジに長時間仕掛けがあると、アジに見切られてしまいます。

🔄 仕掛け入れ直しのメリット

✅ アジの視界から一度仕掛けを消せる ✅ 投入直後のリアクションバイトを誘える ✅ ワームのズレをチェックできる ✅ 仕掛けの絡みを確認できる ✅ オマツリのリスクを減らせる

ある程度誘ってアタリがなければ、一度アジの視界から仕掛けを消すために、仕掛けを回収して再度入れ直しましょう。アジは急に上から落ちてきたものにリアクションバイトする性質もあり、アタリがもっとも出やすいのは投入直後です。

出典:5分でわかるバチコンアジング – TSURI HACK

入れ直しのタイミング

一般的には、以下のタイミングで入れ直しを検討します:

  1. 数回誘ってもアタリがない時(5~10回程度)
  2. アタリを掛け損ねた時(ワームがズレている可能性大)
  3. 周りで釣れているのに自分だけ釣れない時
  4. 船が流れて仕掛けが斜めになった時

反応がない時のテクニックとして、「一気に数m巻き上げ、アジのいるタナから1度はずし、数秒後に、再度仕掛けを下ろします。このように、アジの警戒心を解く方法も効果的」という技も紹介されています(出典:【初心者必見】バチコンアジングの基礎講座 – つりそく)。

初心者の方は、入れっぱなしにせず、こまめに入れ直す習慣をつけることが釣果アップへの近道です。


キャスティングで広範囲を探る応用テクニック

キャスティングで広範囲を探る応用テクニック

バチコンの基本は真下に落とす釣り方ですが、キャスティングを活用して広範囲を探ることも有効なテクニックです。

🎣 キャスティングのメリット

メリット詳細
広範囲をカバー船の周りを効率的に探れる
見切られ防止新しいポイントにワームが入る
明暗部狙い夜釣りで集魚灯の明暗部を攻略
プレッシャー回避船の真下を避けられる

キャストして広い範囲を探ることで、船の周りにいるアジを狙えます。真下でアタリが少ない場合は、スピニングタックルでアンダーハンドキャストをして探ってみてください。とくに夜釣りでは、集魚灯の明暗部や暗い側をアジが回遊することも多いので有効です。

出典:5分でわかるバチコンアジング – TSURI HACK

キャスティングの実践方法

夜間のバチコンでは、集魚灯を使用することが多いです。この場合:

  1. 明部(集魚灯の真下):プランクトンが集まる
  2. 明暗部(光と影の境界):アジが回遊しやすい
  3. 暗部(少し離れた場所):警戒心の強い大型がいることも

おそらくアジは明部でベイトを見つけ、明暗部で捕食するパターンが多いと推測されます。そのため、キャストして明暗部を狙うのが効果的です。

キャスティングに適したタックル

キャストを多用する場合は、スピニングタックルの方が扱いやすいです。「スピニングリールはキャスティングで広範囲を探れるため、浅い釣り場と好相性」とされています(出典:5分でわかるバチコンアジング – TSURI HACK)。


まとめ:バチコンアジングのワームの付け方から釣果を上げる総合戦略まで

まとめ:バチコンアジングのワームの付け方から釣果を上げる総合戦略まで

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. ワームは中心線に沿って真っ直ぐ刺すことが最重要であり、少しでもズレると釣果が大幅に低下する
  2. ワームのズレ防止には接着剤(アロンアルファ)の活用が効果的で、手返しも良くなる
  3. バチコン用ワームのサイズは2.5~3インチが基本で、おかっぱりより一回り大きめを選ぶ
  4. リブ形状のワームは水を噛んで微波動を発生させ、低活性時や深場で効果を発揮する
  5. ワームの硬さは喰いとズレやすさのトレードオフがあり、初心者は硬めから始めるのが無難
  6. カラーローテーションが釣果を左右し、グロー・クリア・ピンクを中心に5色以上用意すべき
  7. 仕掛けはダウンショット(胴付き)が初心者向きで、トラブルが少なく使いやすい
  8. ハリスは70cm程度、捨て糸はハリス長+10cmが理想的で、ワームをフワリと漂わせられる
  9. ジグヘッドは0.3~1gの軽いものを選び、状況に応じて重さを調整する
  10. オモリは底が取れる範囲で軽いものを選び、ホゴオモリが沈下速度と底立ちの面で優れている
  11. フロロリーダーはしなやかで巻き癖のつきにくい製品を選ぶことで、ワームの自然な動きを実現
  12. ゼロテンステイ(張らず緩めず)が基本の釣り方で、3~5秒のステイ後に軽くアクション
  13. 小さなアタリでも即アワセが鉄則であり、上アゴに掛けることでバラシを防げる
  14. こまめな仕掛けの入れ直しで見切られを防ぎ、投入直後のリアクションバイトを狙える
  15. キャスティングで広範囲を探る応用技も習得すると、真下で反応がない時の対策になる

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

  1. 【初心者必見】バチコンアジングの基礎講座 – ニュース | つりそく
  2. 実釣で得たバチコンで使えるアジングワーム。付け方や色で釣果は変わる! – hirame blog
  3. 釣れるバチコンテクニック「ゼロテンステイ」は基本中の基本!│ルアマガプラス
  4. バチコンアジング | 釣具のイシグロ | 釣り情報サイト
  5. 【失敗なし】アジングワームの付け方・キレイに刺す方法 – YouTube
  6. 5分でわかるバチコンアジング!タックル・仕掛け・たくさん釣るコツを元釣具屋が解説 | TSURI HACK
  7. バチコンアジングのワームのおすすめ!サイズやカラーなどについても解説
  8. はじめてインストラクターの操船で「バチコンアジング」にいった話@東京湾・横浜界隈 | ORETSURI
  9. 海太郎 特製バチコン仕掛 | issei [一誠]
  10. 【実釣レポ】能登バチコンアジングで爆釣!尺アジ祭りが止まらない! – 釣りと料理はライフワーク

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