海釣り PR

パームスのアジングロッド評価を徹底調査!ピンウィールシリーズの真実とは

パームスのアジングロッド評価を徹底調査!ピンウィールシリーズの真実とは
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。 記載の情報は調査時点での情報です。最新情報は各公式サイトをご覧ください

パームスのアジングロッド「ピンウィール」シリーズは、リーズナブルな価格帯でありながら本格的な性能を持つロッドとして知られています。しかし、実際のユーザーからは「硬い」「曲がらない」といった声もあれば、「コスパ最強」「使いやすい」という高評価も見られます。

この記事では、複数の口コミサイトやレビュー、Yahoo!知恵袋などから集めた生の声をもとに、パームスアジングロッドの実態を徹底分析します。購入を検討している方が知りたい「本当のところ」を、忖度なしでお伝えしていきます。

この記事のポイント
✓ パームスピンウィールシリーズの実際のユーザー評価と口コミ
✓ モデル別の特徴と向き不向きの詳細分析
✓ 他メーカーとの比較で見えるパームスの立ち位置
✓ 購入前に知っておくべきメリット・デメリット
本日のセール・タイムセールをまとめてチェックできます。
\クリスマスタイムセール祭り開催中!/
Amazon
\ポイント最大11倍!/
楽天市場

パームスアジングロッドの評価から見る実力

  1. パームスピンウィールの総合評価は賛否両論
  2. チューブラーモデルの硬さが評価を分ける要因
  3. ソリッドモデルは初心者から上級者まで高評価
  4. コストパフォーマンスは業界トップクラス
  5. シリーズ全体の重量感が使用感を左右する
  6. 旧モデルと現行モデルで価格帯が大きく変化

パームスピンウィールの総合評価は賛否両論

パームスピンウィールの総合評価は賛否両論

パームスのアジングロッド「ピンウィール」シリーズについて、TACKLE BOXに掲載されている10件のインプレを分析すると、非常に興味深い傾向が見えてきます。

最も特徴的なのは、評価が両極端に分かれているという点です。「使いやすい」「コスパ最強」といった高評価がある一方で、「飛距離が出ない」「硬すぎる」という厳しい意見も見られます。この評価の分かれ方は、使用するシチュエーションや釣りスタイルによって、同じロッドでも全く異なる印象を受けることを示唆しています。

特に注目すべきは、パームスのブランクス設計に対する指摘です。あるレビュアーは「パームスはブランクスを極薄いまま強度を出す技術が無いのか、はたまた竿が折れた等のクレームを回避するためか他社に比べて全シリーズ重く硬い竿が多い」と言及しています(出典:TACKLE BOX)。この指摘は、パームスロッドの特性を理解する上で重要なポイントとなります。

一方で、60cmクラスのブラウントラウトをコントロールできたという報告や、30cmのシーバスを余裕で抜き上げられたという体験談もあり、パワーと強度の面では高い評価を得ています。つまり、パームスのアジングロッドは「繊細さ」よりも「信頼性と汎用性」を重視した設計思想であると言えるでしょう。

また、見た目の仕上げについては「パームス特有の作りの良さと美しさを実現している」という評価があり、所有する喜びを感じられるクオリティは確保されているようです。

チューブラーモデルの硬さが評価を分ける要因

チューブラーモデルの硬さが評価を分ける要因

パームスピンウィールシリーズの中でも、チューブラーモデルに対する評価は特に賛否が分かれています。特に63ULチューブラーモデルについては、複数のレビューで「硬い」という指摘が目立ちます。

ウルトラライトなのに硬い、曲がらない。ジャクソンのオーシャンゲートのベイトフィネスロッドライトより曲がりません。これでルアーウェイト0.4〜7g表記は信じられません。(出典:TACKLE BOX

この硬さの問題は、特に軽量リグを使用する際に顕著になるようです。1gのジグ単を使用する一般的なアジングでは、ロッドがしならないために「バイトを弾く」という現象が起きやすいと報告されています。実際に、Yahoo!知恵袋では「1gのジグ単〜のアジングをする場合、やはり63ulだと硬いですか?」という質問が投稿されており、購入検討者の大きな懸念事項となっています(出典:Yahoo!知恵袋)。

しかし、この硬さがすべてマイナスというわけではありません。ある上級アングラーは「ビシっとハリがある。凄くハリのあるブランクで最近流行りのライトゲームロッドとはコンセプトが違う。ブレがないので軽いルアー、例えば1.5gジグベッド等は飛ばしやすい」と評価しています(出典:Amazon)。

📊 チューブラーモデルの特性比較

項目評価詳細
感度★★★★★高弾性マテリアルによる優れた感度
軽量リグの扱い★★☆☆☆1g以下は投げにくい傾向
キャスト精度★★★★☆ブレが少なくピンスポット狙いに有利
重量級ルアー★★★★★3.5g以上で真価を発揮
フッキング★★★☆☆硬さゆえに豆アジは弾きやすい

つまり、チューブラーモデルはターゲットとする魚のサイズやルアーウェイトによって評価が大きく変わるロッドだと言えます。メガアジやギガアジを狙う場合、あるいは3g以上のルアーを多用する釣りスタイルであれば、この硬さは大きなアドバンテージとなるでしょう。

ソリッドモデルは初心者から上級者まで高評価

ソリッドモデルは初心者から上級者まで高評価

チューブラーモデルとは対照的に、ソリッドティップモデルは幅広い層から好評を得ています。特に59ULソリッドや77Lソリッドは、その使いやすさと汎用性の高さで支持されています。

ソリッドモデルの最大の特徴は、ティップの柔軟性とバットのパワーを両立している点です。あるユーザーは「ティップが柔らかめなので1g以下のジグ単のアジングにも使えます!バットは硬めなので不意の大型にも対応できるロッド。これでランカーシーバスとりました!」と評価しています(出典:TACKLE BOX)。

パームス公式サイトの製品説明によれば、ソリッドティップモデルには高弾性カーボン細径ソリッドを採用しており、ジグヘッドの水馴染みを捉えつつ、バイトやアクションに対してはパワーをダイレクトに表現するバランスとなっています(出典:PALMS公式)。

ソリッドモデルの主な利点

  • 軽微なバイトも感じ取れる繊細なティップ
  • しなやかなティップが食い込みを良くする
  • 大型魚とのファイトでも安心感がある
  • ジグ単からプラグまで幅広く対応
  • 初心者でも扱いやすい

特筆すべきは77Lモデルの汎用性の高さです。このモデルについては「かなり広範囲のライトゲームがカバーできる釣竿になるのでアジ、メバル、メッキ、アコウ、シーバス、タイと色んなターゲットが狙えます!」という評価があり、一本で多魚種を狙いたいアングラーには理想的な選択肢となっています。

ただし、ソリッドモデルにも課題はあります。「使っていると気にはなりませんがティップは柔らかく感度はいいですが少し重く感じるのとトゥイッチは少しやりにくいかも知れません」という指摘もあり、操作性重視の釣りにはやや不向きかもしれません。

コストパフォーマンスは業界トップクラス

コストパフォーマンスは業界トップクラス

パームスピンウィールシリーズの大きな魅力の一つが、価格設定の良心的さです。現行モデルの価格は2万円台前半が中心で、エントリーモデルとしては十分な性能を持ちながら、手の届きやすい価格帯となっています。

💰 ピンウィールシリーズ価格帯(2025年現在)

モデル価格(税別)特徴
PFSS-63XUL(ジグヘッドチューン)23,100円ジグ単専用の最新モデル
PFGS-56UL(Extra Fast)20,300円最もショートなモデル
PFGS-63UL(Extra Fast)21,100円バランス型の人気モデル
PFSS-77L(Butt UP Tuned)23,000円パワーゲーム対応
PFSS-88MLL(Power Light)27,000円最もパワフルなモデル

興味深いのは、世代による価格変動です。ブログ「Angling with Copen」によると、2017-19年モデルではトップにトルザイトガイドが搭載され価格が2万円台となりましたが、2020年以降のモデルでは価格を1万円台に値下げしつつ、パーツをダウングレードしたとの指摘があります(出典:Angling with Copen)。

しかし、実際には現行モデルも2万円台となっており、この価格帯でKガイドシステムやスケルトンシートなど、実釣に必要な機能はしっかりと搭載されています。ダイワやシマノの同クラスロッドと比較すると、おそらく5,000円から1万円程度安価であり、コストパフォーマンスの高さは間違いないと言えるでしょう。

「値段と性能のバランスがとても良い」「買いやすい値段で良い」というレビューも多く、初めてのアジング専用ロッドとして、あるいはサブロッドとして購入するには最適な選択肢となっています。

シリーズ全体の重量感が使用感を左右する

シリーズ全体の重量感が使用感を左右する

パームスロッドに対する評価で頻繁に言及されるのが重量の問題です。複数の情報源で「他社と比較して重い」という指摘があり、この点が使用感に大きく影響しているようです。

実際のスペックを見ると、例えばPFGS-63ULで80g、PFSS-77Lで98gとなっています。これは同クラスのダイワやシマノのロッドと比較すると、一般的には10-20g程度重い傾向にあると推測されます。

Yahoo!知恵袋の回答では、パームスのロッドについて「重たいのは確かに。ただ逆に言えばそれだけブランクスが厚いのでダイワやシマノの軽量ロッドに比べれば傷には強い」という興味深い見解が示されています(出典:Yahoo!知恵袋)。

⚖️ 重量に関する評価の二面性

ポジティブな側面:

  • ブランクスが厚く耐久性が高い
  • 大型魚にも対応できる強度
  • 初心者でも安心して使える丈夫さ
  • 傷がついても折れにくい

ネガティブな側面:

  • 長時間の使用で疲労が蓄積
  • ワンハンドキャストの難易度が上がる
  • 繊細な操作がしづらい
  • ランガンスタイルには不向きかも

重量について、あるユーザーは「軽いので片手でも扱いやすい」と評価していますが、これは個人の感覚や比較対象によって大きく異なると考えられます。バスロッドやシーバスロッドから転向した場合は軽く感じるかもしれませんが、最新の超軽量アジングロッドと比較すれば重く感じるでしょう。

パームススタッフの青木海さんは、渾身の一本として開発したPFSS-63XULについて、「実釣に必要な最小限のマテリアルで構成するパーツセレクト」により71gという軽量化を実現したと説明しています(出典:LureNewsR)。このことから、パームスも重量の課題を認識し、改善に取り組んでいることがわかります。

旧モデルと現行モデルで価格帯が大きく変化

旧モデルと現行モデルで価格帯が大きく変化

パームスピンウィールシリーズは、世代ごとに大きな変更が加えられています。その変遷を追うことで、ブランドの方向性と市場への対応が見えてきます。

📅 ピンウィールシリーズの変遷

世代年代特徴価格帯
初代2011-12メバリング専用として誕生1万円台中盤
第2世代2013-16Kガイド化、メバリング・アジング分岐1万円台後半
第3世代2017-19トルザイトガイド搭載2万円台
第4世代2020-現在ライトSW全般対応2万円台前半

初代ピンウィールが登場したのは2011年で、当時はパームスエルアというセカンドブランドからのリリースでした。その後、第2世代では「Kガイド化とメバリング、アジングの分岐」が行われ、ラインナップと価格ともに充実した時期となりました。

第3世代ではトップガイドにトルザイトを搭載し、スペック面が熟成されましたが、価格が2万円台に上昇しモデル数も減少しました。そして現行の第4世代では、「多様化するライトSW全般に対応」というコンセプトのもと、メソッド別にロッドをカテゴライズする方針に転換されています。

興味深いのは、第4世代でのサブネームの導入です。「Jighead tune」「Extra Fast」「Tip Power Custom」「Bottom Control」など、対象魚ではなく使用するリグやメソッドに向けてロッドが分類されるようになりました。これにより、アジング・メバリングの枠を超えた汎用性が強調されています。

旧モデルと現行モデルを比較すると、トルザイトガイドからKガイドへの変更など、一部スペックダウンした部分もありますが、実用性と価格のバランスは向上していると評価できるでしょう。おそらく、トーナメントシーンよりも実釣での使い勝手を重視した設計変更と考えられます。


ふるさと納税のポイント付与は2025年10月に廃止になりました。
\クリスマスタイムセール祭り開催中!/
Amazon
\ポイント最大11倍!/
楽天市場

パームスアジングロッドの評価に基づく選び方

旧モデルと現行モデルで価格帯が大きく変化
  1. ジグ単専用なら63XULが新たな選択肢に
  2. 初めてのアジングロッドなら59ULソリッドが無難
  3. 大型狙いや多魚種対応には77Lが最適
  4. プラグメインなら69UL+がおすすめ
  5. ベイトフィネスに挑戦するなら64ULベイトモデル
  6. 遠投重視なら86UL+か88MLLを検討
  7. まとめ:パームスアジングロッドの評価から見えた真実

ジグ単専用なら63XULが新たな選択肢に

ジグ単専用なら63XULが新たな選択肢に

2024年に新登場したPFSS-63XUL「Jighead tune」は、ジグ単の釣りを徹底的に楽しむために開発されたモデルです。パームススタッフの青木海さんが「ジグ単の釣りって楽しくないですか?」という問いかけとともに監修した、文字通りの専用設計となっています。

このモデルの最大の特徴は、高弾性カーボンによる細径ソリッドティップです。豆アジなどの小さなバイトも弾くことなく、しっかり喰い込ませられるしなやかさを持ちながら、わずかな変化も手元に伝える高感度を実現しています。

ジグヘッドの水馴染みを捉えつつ、バイトやアクションに対してはそのパワーをダイレクトに表現するバランスです。(出典:PALMS公式

ルアーウェイトは0.8-3.5g、ラインは0.8-2.5lbと、まさにジグ単に特化したスペックです。自重71gという軽量設計により、長時間の釣行でも疲れにくく、繊細な操作が可能となっています。

🎣 63XULが向いている釣りスタイル

  • 0.8g-1.5gのジグヘッド単体をメインに使用
  • 豆アジから25cm程度のアジを狙う
  • 港湾部や河口などの穏やかなフィールド
  • 繊細なアタリを楽しみたい
  • 軽量リグでの遠投も重視したい

青木さん自身が「テストした際もホームの相模川・相模湾付近では非常に多くの魚が釣れた」と語っており、実釣性能の高さが伺えます。ただし、専用設計であるがゆえに、3.5gを超えるルアーや大型魚とのファイトには不向きかもしれません。あくまでも「ジグ単ゲームの楽しさを追求する」という明確な目的を持ったロッドです。

価格は23,100円(税別)と、ピンウィールシリーズの中では中価格帯に位置します。すでにアジング経験があり、ジグ単の奥深さをさらに追求したいアングラーには、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

初めてのアジングロッドなら59ULソリッドが無難

初めてのアジングロッドなら59ULソリッドが無難

アジング初心者が最初の一本を選ぶなら、PFSS-59UL「Solid Fast」が最も汎用性が高くおすすめです。このモデルは、感度とキャスト性能を両立させた設計で、初心者から上級者まで幅広く対応できます。

5ft.9inc.というショートレングスは、取り回しの良さと操作性の高さが魅力です。港湾部や小規模漁港での釣りでは、このレングスが大きなアドバンテージとなります。狭いポイントでもストレスなくキャストでき、ライントラブルも起きにくいでしょう。

ソリッドティップの特性として、初心者が犯しがちなミスをカバーしてくれる点も見逃せません。例えば、早合わせによるバラシを防いでくれたり、ラインテンションの管理が多少甘くてもアタリを取れたりと、寛容性の高さが初心者に優しい設計となっています。

🌟 59ULソリッドの初心者向けポイント

項目評価初心者への配慮
取り回し★★★★★ショートレングスで扱いやすい
バイト検知★★★★☆ソリッドが小さなアタリも拾う
フッキング★★★★☆早合わせをカバーする柔軟性
汎用性★★★★☆0.4-3.5gと幅広いルアーに対応
価格★★★★☆20,600円と手頃な価格設定

パームス公式の説明によれば、「ごく軽量なリグのキャスト時にもスムーズなベンドが優れたキャスタビリティを発揮するブランクは、レングスからは想像できないロングキャストをも可能にします」とあり、飛距離面でも不利にならない設計となっています。

ただし、一般的には足場の高い堤防や遠投が必要なポイントでは不利になる可能性があります。その場合は次のステップとして、6ft.3inc.以上のモデルを追加購入することを検討すると良いでしょう。

実際のユーザーからは「小さいアタリも逃さず、30cmクラスのロックフィッシュも取り込める汎用性が高いロッド」という評価があり、アジング以外の釣りにも流用できる点も初心者には魅力的です。

大型狙いや多魚種対応には77Lが最適

大型狙いや多魚種対応には77Lが最適

PFSS-77L「Butt UP Tuned」は、ピンウィールシリーズの中で最も汎用性が高いモデルです。「ソフトティップ&パワーバットの融合」というコンセプトで設計されており、アジングの枠を超えた多彩な釣りに対応します。

このモデルの最大の特徴は、1.5-10gという幅広いルアーウェイトに対応している点です。軽量ジグヘッドから小型ジグ、さらにはプラグまでカバーできるため、状況に応じて様々なアプローチが可能となります。

実際のユーザーレビューでは、驚くべき実績が報告されています。

ティップが柔らかめなので1g以下のジグ単のアジングにも使えます!バットは硬めなので不意の大型にも対応できるロッド。これでランカーシーバスとりました!(出典:TACKLE BOX

🐟 77Lで実績のあるターゲット

  • アジ(豆アジ〜メガアジ)
  • メバル(〜尺メバル)
  • メッキ
  • カサゴ・ソイ(ロックフィッシュ)
  • シーバス(〜70cm)
  • マダイ(小型)
  • カマス

7ft.7inc.というレングスは、遠投性能と操作性のバランスが良いサイズです。サーフや大規模漁港、河口など、ある程度距離を出したいシチュエーションでも活躍します。一方で、セミロングという分類により、取り回しも悪くありません。

ただし、デメリットも存在します。自重が98gと重めなこと、そして「トゥイッチは少しやりにくいかも知れません」という指摘もあります。おそらく、細かいロッドワークを多用する釣りスタイルには向いていないでしょう。

しかし、「一本で色々な魚に使えるいい竿」「かなり広範囲のライトゲームがカバーできる」という評価が示すとおり、コスト的にも実用的にも効率の良い選択と言えます。特に、まだ自分の釣りスタイルが定まっていない初中級者や、タックルを増やしたくないアングラーには理想的なモデルです。

プラグメインなら69UL+がおすすめ

プラグメインなら69UL+がおすすめ

プラグを使ったアジングやメッキゲームを楽しみたいなら、PFGS-69UL+「Tip Power Custom」が最適です。このモデルは「トゥイッチを極める1本」というコンセプトで開発されており、ルアーアクションに特化した設計となっています。

6ft.9inc.というミドルレングスに、1-7gのルアーウェイトという設定は、まさにマイクロプラグからミノーまでを想定したスペックです。ティップパワーをスポイルすることなく、スムーズなベンドを与えることで、入力したパワーを的確にルアーに伝えることができます。

69UL+の特徴的な性能

釣法適性詳細
トゥイッチング★★★★★シャープなロッドワークが可能
ジャーク★★★★☆小技を効かせる展開に最適
ただ巻き★★★☆☆やや硬めだがルアーの動きは把握しやすい
ジグ単★★★☆☆2g以上なら問題なく使用可能
ドリフト★★★★☆潮に乗せる釣りにも対応

パームス公式の説明では、「意のままにルアーを操り、追わせ、そして喰わせる。アグレッシブなライトソルトゲームを堪能するためのモデル」と位置づけられています(出典:PALMS公式)。

このモデルが特に威力を発揮するのは、メッキゲームです。メッキは表層を意識していることが多く、プラグへの反応が良い魚種です。69UL+のレスポンスの良さは、メッキの素早いバイトにも遅れることなく対応できるでしょう。

ただし、UL+というパワー設定は、超軽量ジグヘッドには向いていない可能性があります。0.8gや1gといった軽量リグをメインに使う場合は、59ULや63ULの方が適しているでしょう。このモデルは、あくまでも「プラグの操作性を重視したい」というアングラーのための選択肢です。

価格は21,900円(税別)と、シリーズの中では中位の価格帯に位置します。プラグゲームの楽しさを追求したいアングラーには、投資する価値のあるロッドと言えるでしょう。

ベイトフィネスに挑戦するならPFGC-64ULベイトモデル

ベイトフィネスに挑戦するならPFGC-64ULベイトモデル

ライトソルトゲームにおけるベイトタックルの可能性を追求したいなら、**PFGC-64UL「Salt Finesse」**が唯一の選択肢となります。これはピンウィールシリーズ初のベイトモデルとして2021年に登場しました。

このモデルの存在意義は、フォーリングでのポテンシャルを最大化することにあります。ベイトタックル特有のサミング技術により、ジグヘッドやマイクロジグのフォールスピードを自在にコントロールできます。特に、ボトムパンピングやバーチカルな釣りでは、スピニングタックルにはない優位性を発揮するでしょう。

Amazon商品ページのユーザーレビューでは、興味深い評価が見られます。

使用していてシングルハンドでも楽にキャスト出来る軽さですね。凄くハリのあるブランクで最近流行りのライトゲームロッドとはコンセプトが違いますね。ブレがないので軽いルアー、例えば1.5gジグベッド等は飛ばしやすいです。(出典:Amazon

⚙️ ベイトモデルの特性

メリット:

  • フォールの完全コントロールが可能
  • ピンスポットへの正確なキャスト
  • ボトムコンタクトの感知が容易
  • 太いラインでも扱いやすい
  • 手返しの良さ

デメリット:

  • バックラッシュのリスク
  • 軽量リグの遠投は困難
  • リール選びが重要
  • スピニングより習得に時間がかかる

ただし、このモデルには賛否両論があります。あるレビューでは「ウルトラライトなのに硬い、曲がらない」「極軽量リグを投げる特殊フォームで投げないとほぼ飛びません」という厳しい評価も見られます(出典:TACKLE BOX)。

推測ですが、この硬さはベイトタックル特有の設計思想によるものかもしれません。ベイトリールのブレーキシステムとの相性を考えると、ある程度の張りは必要です。一方で、「自分には硬すぎて5g以下のルアーは10mも投げられなかった」という報告もあり、使い手を選ぶロッドであることは間違いありません。

合わせるリールは、アルファスAir TWなどの超軽量ベイトフィネス専用機が推奨されます。ラインはPE0.4号+フロロ3lbリーダーという組み合わせが一般的でしょう。

遠投重視なら86UL+か88MLLを検討

遠投重視なら86UL+か88MLLを検討

**遠投性能を重視するなら、PFGS-86UL+「Super Flex」またはPFSS-88MLL「Power Light」**が選択肢となります。これらのロングレングスモデルは、サーフや大規模河口、外洋に面した堤防など、距離が必要なフィールドで真価を発揮します。

86UL+は8ft.6inc.の長さを持ち、0.6-10gという幅広いルアーウェイトに対応します。パームス公式の説明では「飛距離のほしいシチュエーションに向けたロングレングスモデル」と位置づけられており、ティップセクションはフレックスベンドとすることで、オートマチックなフッキングを実現しています(出典:PALMS公式)。

一方、88MLLは8ft.8inc.で、5-18gという更にパワフルな設定となっています。これはもはやアジング専用というより、シーバスや小型青物も視野に入れた「パワーライトゲームロッド」と呼ぶべき存在です。

📏 ロングロッドの使い分け

モデル適したフィールド主なターゲット特徴
86UL+サーフ、磯、大規模河口アジ、メバル、シーバスバランス型の遠投モデル
88MLL外洋堤防、サーフ、磯大型メバル、シーバス、小型青物パワーゲーム対応

ただし、ロングロッドには明確なデメリットも存在します。自重が86UL+で103g、88MLLで118gと重くなり、長時間の使用では疲労が蓄積しやすくなります。また、狭い漁港や障害物の多いポイントでは取り回しが悪くなるでしょう。

あるユーザーは、86UL+について「ゴロタ・磯のライトゲームに」と評価し、「ジグ単からプラグ、そしてフロートリグまでカバーする1本は、ライトソルトゲームのフィールドを拡大させます」と述べています(出典:PALMS公式)。

一般的には、最初の一本としてはおすすめしにくいモデルです。しかし、すでに基本的なアジングロッドを持っていて、より広範囲を探りたい、大型を狙いたいというステップアップを考えているアングラーには、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

まとめ:パームスアジングロッドの評価から見えた真実

まとめ:パームスアジングロッドの評価から見えた真実

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. パームスピンウィールシリーズは、コストパフォーマンスに優れたアジングロッドとして高い評価を得ている
  2. チューブラーモデルは硬めの設計で、軽量リグには不向きだが3.5g以上のルアーでは高い性能を発揮する
  3. ソリッドモデルは初心者から上級者まで幅広く対応でき、汎用性が高いと評価されている
  4. パームスロッドは他社と比較してやや重めだが、その分ブランクスが厚く耐久性に優れている
  5. 現行モデルの価格は2万円台前半が中心で、エントリーモデルとして適切な価格設定となっている
  6. 2024年登場のPFSS-63XUL「Jighead tune」は、ジグ単専用として高い完成度を誇る
  7. 初心者には59ULソリッドが最も無難で、取り回しの良さと汎用性を両立している
  8. 大型狙いや多魚種対応には77Lが最適で、アジからシーバスまで幅広く対応できる
  9. プラグメインの釣りには69UL+が最適で、トゥイッチングなどのロッドワークに優れている
  10. ベイトモデルのPFGC-64ULは使い手を選ぶが、フォーリングコントロールに特化した設計となっている
  11. 遠投重視なら86UL+か88MLLが選択肢となり、サーフや大規模河口での釣りに適している
  12. パームスのロッドは感度よりも信頼性と汎用性を重視した設計思想であることが評価から読み取れる
  13. シリーズは世代ごとに進化しており、現行モデルはメソッド別の分類で使いやすさが向上している
  14. 「硬い」「重い」という評価は、使用するルアーウェイトや釣りスタイルによって大きく印象が変わる
  15. 総合的に見て、初めての専用ロッドや価格を抑えたい場合には非常に良い選択肢である

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

  1. PALMS ピンウィールのインプレ一覧 | TACKLE BOX
  2. Pinwheel / ピンウィール|PALMS
  3. パームス ピンウィールの変遷 | Angling with Copen
  4. アジングロッドで迷っています – Yahoo!知恵袋
  5. 釣具の評価 | 釣具のポイント
  6. パームスのロッドって他社と比較してどんな感じ – Yahoo!知恵袋
  7. ピンウィール PFGC-64UL | Amazon
  8. パームスの「Pinwheel」にジグ単専用チューンモデルが登場 | LureNewsR
  9. Pinwheel 旧モデル|PALMS

各サイト運営者様へ
有益な情報をご公開いただき、誠にありがとうございます。
感謝の意を込め、このリンクはSEO効果がある形で設置させていただいております。
※リンクには nofollow 属性を付与しておりませんので、一定のSEO効果が見込まれるなど、サイト運営者様にとってもメリットとなれば幸いです。
当サイトは、インターネット上に散在する有益な情報を収集し、要約・編集してわかりやすくお届けすることを目的としたメディアです。
私たちは、情報の収集や整理を通じて「情報をまとめてわかりやすく伝える」という形で新たな価値を提供できるのではないかと考え、運営しております。
なお、引用や参照の方法には不備、あるいはご不快に感じられる点がございましたら、迅速に対応いたしますので、お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡いただければ幸いです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

当サイトについて

当サイトでは、インターネット上に散らばるさまざまな情報を収集し、AIを活用しながら要約・編集を行い、独自の切り口で見解を交えながらわかりやすい形でお届けしています。

情報の整理・編集にあたっては、読者やオリジナル記事の筆者へご迷惑をおかけしないよう、細心の注意を払って運営しておりますが、万が一、掲載内容に問題がある場合や修正・削除のご要望がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
迅速に対応をさせていただきます。

その際には、該当記事の URLやタイトルをあわせてお知らせいただけますと、より速やかに対応 することができますのでそちらもご協力いただけますと大変幸いでございます。

お問い合わせフォーム

今後とも当サイトをよろしくお願いいたします。