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フリームスでアジングを極める!18・21・歴代モデルの実力を徹底比較してみた

フリームスでアジングを極める!18・21・歴代モデルの実力を徹底比較してみた
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アジングを始めたいけど、どのリールを選べばいいか迷っている方は多いのではないでしょうか。ダイワの「フリームス」シリーズは、1万円台前半という手頃な価格帯でありながら、マグシールドやATD(オートマチックドラグ)、エアローターといった上位機種の技術を採用した高コスパリールとして注目を集めています。18フリームス、21フリームス、そして最新の25フリームスと、モデルチェンジのたびに進化を続けるこのシリーズは、アジングにおいてどのような実力を発揮するのでしょうか。

この記事では、インターネット上に散らばる実際の使用者の声や詳細なインプレ情報を収集・分析し、フリームスの各モデルがアジングにおいてどのような特徴を持つのか、番手選びのポイント、他社製品や同価格帯リールとの比較、さらには実釣での使用感まで、網羅的に解説していきます。アジング初心者からステップアップを考えている中級者まで、リール選びの参考になる情報をお届けします。

この記事のポイント
✓ フリームスの各モデル(18・21・25)の特徴と進化のポイントが分かる
✓ アジングに最適な番手(LT1000S・LT2000S・LT2000S-XH)の選び方が理解できる
✓ 同価格帯リール(レガリス・アルテグラ・月下美人など)との詳細比較ができる
✓ 実際の使用者のインプレから見える長所・短所が把握できる
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フリームスをアジングで使う際の基本情報

  1. フリームスがアジングに適している理由は軽量性と高性能の両立
  2. 18フリームスのスペックと特徴は189g・ZAION Vローター搭載
  3. 21フリームスの進化ポイントはボディもZAION V化された点
  4. アジング向けおすすめ番手はLT2000Sが汎用性No.1
  5. LT1000Sが適しているのは小アジ専用や超繊細な釣り
  6. LT2000S-XHを選ぶべきシーンは遠投リグやキャロライナ使用時

フリームスがアジングに適している理由は軽量性と高性能の両立

フリームスがアジングに適している理由は軽量性と高性能の両立

フリームスがアジングで高い評価を得ている最大の理由は、約1万円という価格帯でありながら190g前後の軽量性と、上位機種に採用される技術を搭載している点にあります。

一般的に、アジングでは0.3号〜0.6号という極細ラインを使用し、1g以下の軽量ジグヘッドを操作する繊細な釣りが求められます。このため、リールに求められる性能は「軽さ」「巻き心地の滑らかさ」「ドラグ性能」の3点が特に重要です。

フリームスは**ZAION V(ザイオンV)**という炭素樹脂素材をローターに採用することで、従来の樹脂素材よりも約20%軽量化しながら剛性を高めることに成功しています。この素材は元々、上位機種であるカルディアやセルテートに使用されていた技術であり、それがエントリークラスのフリームスにも投入されたことで、価格以上の性能を実現しているのです。

さらに、**ATD(オートマチックドラグシステム)**の搭載により、アジが掛かった瞬間の鋭い引きに対しても滑らかにラインが出るため、細いエステルラインを使用していても高切れのリスクが軽減されます。ある使用者は「エステルライン0.3号を使用して、ドラグ設定約200gで170匹ほど釣ったが高切れ回数はゼロ」という実績を報告しています

加えて、マグシールドによる防水・防塵性能も見逃せません。堤防や漁港といった潮風や水しぶきにさらされる環境でも、リール内部への海水侵入を防ぐことで、巻き心地の劣化を遅らせる効果が期待できます。

これらの技術が1万円台前半で手に入るという点が、フリームスがアジング入門機として、また予備機としても多くのアングラーに選ばれている理由と言えるでしょう。

18フリームスのスペックと特徴は189g・ZAION Vローター搭載

18フリームスのスペックと特徴は189g・ZAION Vローター搭載

18フリームスは2018年にリリースされたモデルで、「軽量&タフ」をコンセプトに、ダイワの新時代スタンダードとして開発されました。

📊 18フリームス LT2000Sの主要スペック

項目数値
自重189g
ギア比5.2
巻取り長さ68cm
最大ドラグ力5kg
標準糸巻量(PE)0.4号-200m
ボールベアリング5個
ハンドル長45mm
ノブ形状I型

このモデルの最大の特徴は、エアローター(ZAION V製)の採用です。ローターは巻取りの際に常に回転する部分であり、この部分が軽量化されることで、巻き始めの軽さと感度が大きく向上します。

ハンドルノブの形状にも注目です。18フリームスはI型ノブを採用しており、指で軽く摘むだけで回せるため、ただ巻きが多いアジングでは扱いやすいという評価があります。ある使用者は「I型は指で軽く摘まむだけで回せるため、T型よりもただ巻きが行いやすい」と評価しています

ただし、18フリームスにも課題があります。ラインローラーにベアリングが標準搭載されていないという点です。この部分にベアリングがないと、PEラインやエステルラインといった細糸使用時に糸ヨレが発生しやすくなる可能性があります。実際、「使用を開始してまず最初に気になったのが糸ヨレだった」という指摘もあり、本格的にアジングで使用する場合はラインローラーへのベアリング追加が推奨されています。

また、18フリームスはねじ込み式ハンドルを採用しています。これはハンドルをリール本体にねじ込んで固定する方式で、供回り式よりもガタつきが少なく、繊細なアタリを感じ取りやすいというメリットがあります。ただし、不意に逆回転させるとハンドルが緩んでしまうため、注意が必要です。

21フリームスの進化ポイントはボディもZAION V化された点

21フリームスの進化ポイントはボディもZAION V化された点

21フリームスは2021年にリリースされ、18フリームスからさらなる進化を遂げたモデルです。最も大きな変更点は、ボディ素材にもZAION Vが採用されたことです。

📊 21フリームス FC LT2000Sの主要スペック

項目数値
自重185g
ギア比5.2
巻取り長さ68cm
最大ドラグ力5kg
標準糸巻量(PE)0.4号-200m
ボールベアリング5個
ハンドル長50mm
ノブ形状T型

18フリームスではローターのみがZAION V製でしたが、21フリームスではボディ全体がZAION V化されました。これにより、18フリームスの189gから185gへと約4gの軽量化を実現しています。わずか数グラムの差と思われるかもしれませんが、数時間に及ぶ釣行では腕の疲労度に影響する可能性があります。

ボディのZAION V化により、剛性も向上しています。ZAION Vは通常の樹脂素材と比較して約10%の軽量化と、金属に匹敵する剛性を持つとされており、大型のアジやメバルが掛かった際のボディのたわみを抑制する効果が期待できます。

また、21フリームスではストッパー付きボディが復活しました。近年のダイワ製リールではストッパーレスボディが主流でしたが、ユーザーからの要望に応える形で、ON/OFFストッパーが再び採用されています。これは好みが分かれる部分ですが、ラインを巻きすぎた際に逆回転で調整したい場合には便利な機能です。

ただし、21フリームスにも留意点があります。ハンドルノブが18フリームスのI型からT型に変更されている点です。T型はグリップ力が高く、力を入れやすいというメリットがある一方で、アジングのようなただ巻きが多い釣りでは「I型の方が巻きやすい」という意見もあります。

さらに、18フリームスと同様にラインローラーへのベアリング非搭載という点は継承されています。細糸を使用するアジングでは、ここへのベアリング追加を検討する価値があるでしょう。

アジング向けおすすめ番手はLT2000Sが汎用性No.1

アジング向けおすすめ番手はLT2000Sが汎用性No.1

フリームスのラインナップの中で、LT2000Sは最も汎用性が高く、初心者から中級者まで幅広くおすすめできる番手です。

アジングでフリームスを使用する場合、主に以下の3つの番手が候補に挙がります。

📌 アジング向けフリームス番手比較

番手自重糸巻量(PE)ギア比巻取り長さ適した釣り方
FC LT1000S180g0.3号-200m5.264cmジグ単専用・超繊細
FC LT2000S185g0.4号-200m5.268cmジグ単メイン・汎用
FC LT2000S-XH185g0.4号-200m6.281cm遠投リグ・キャロ

LT2000Sをおすすめする理由は、ジグヘッド単体(ジグ単)だけでなく、フロートリグやキャロライナリグなど多様な仕掛けに対応できるライン容量を持っているためです。

PE0.4号を200m巻けるスプール容量は、ジグ単での使用には十分すぎるほどであり、さらに遠投が必要な釣りにも対応できます。一方、LT1000SはPE0.3号-200mという容量で、超繊細なアプローチには適していますが、やや用途が限定されます。

ギア比5.2のノーマルギアという点も重要です。アジングでは、メバリングと比較してややゆっくりとしたリトリーブスピードが効果的な場面が多く、ノーマルギアの方が細かい速度調整がしやすいという利点があります。ある使用者は「ジグ単での繊細な誘いにはノーマルギアの方が向いている」と指摘しています

また、LT2000Sは様々なアジングロッドとのバランスも良好です。一般的なアジングロッドは6フィート前後の長さで、リール重量190g前後が最もバランスが取りやすいとされています。185gのLT2000Sは、この範囲にぴったり収まります。

さらに、価格面でもLT2000Sは優位です。LT1000SとLT2000Sの実売価格は数百円程度の差しかなく、汎用性を考えるとLT2000Sの方がコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

LT1000Sが適しているのは小アジ専用や超繊細な釣り

LT1000Sが適しているのは小アジ専用や超繊細な釣り

FC LT1000Sは、フリームスのラインナップの中で最も軽量でコンパクトな番手であり、特定の用途に特化したい上級者向けの選択肢です。

この番手の最大の特徴は、自重180gという軽さです。LT2000Sと比較して5gの差は小さく見えますが、5〜5.5フィート台の短いロッドと組み合わせた際に、より高い感度とバランスの良さを実現できる可能性があります。

糸巻量はPE0.3号-200mで、極細ラインでのジグ単専用機として割り切って使用する場合に適しています。20cm以下の小アジを数釣りする状況や、プレッシャーの高いエリアで超繊細なアプローチが必要な場合には、LT1000Sの軽さとコンパクトさが活きるでしょう。

ある使用者は「20cmまでの小アジを狙う方、5フィート台の短いロッドを合わせる方、感度を追い求める方にLT1000Sがおすすめ」と述べています

ただし、LT1000Sには制約もあります。遠投リグやキャロライナリグの使用は困難です。これらの仕掛けではより太いライン(PE0.6号以上)を使用することが多く、LT1000Sのスプール容量では対応しきれません。また、万が一大型のアジ(いわゆる「尺アジ」30cm超)が掛かった場合、ラインが足りなくなるリスクもあります。

さらに、汎用性の低さも考慮すべき点です。アジング専用機として使用するなら問題ありませんが、メバリングやカマス釣りなど他の釣りにも使いたい場合、LT1000Sでは心許ないかもしれません。

初めてフリームスを購入する方や、1台で様々な状況に対応したい方には、やはりLT2000Sの方が無難な選択と言えるでしょう。LT1000Sは、すでにアジング用のリールを持っていて、よりハイエンドな釣りを追求したい方向けの2台目、3台目としての選択肢と考えるのが適切かもしれません。

LT2000S-XHを選ぶべきシーンは遠投リグやキャロライナ使用時

LT2000S-XHを選ぶべきシーンは遠投リグやキャロライナ使用時

FC LT2000S-XHは、LT2000Sと自重・糸巻量は同じですが、ギア比6.2のハイギアモデルです。この違いが、適した釣り方を大きく変えます。

📊 ノーマルギアとハイギアの比較

項目LT2000S(ノーマル)LT2000S-XH(ハイ)
ギア比5.26.2
巻取り長さ(1回転)68cm81cm
適した釣り方ジグ単・スローリトリーブ遠投・キャロ・手返し重視
巻きの重さ軽いやや重い

LT2000S-XHを選ぶべき最大の理由は、遠投リグやキャロライナリグでの効率的な釣りです。これらの仕掛けは30m以上遠投することが多く、ハイギアの巻取り速度の速さが活きます。ノーマルギアで同じ距離を回収するには、より多くハンドルを回す必要があり、疲労につながります。

また、連続ヒット時の手返しの良さもハイギアの利点です。アジは群れで回遊することが多く、活性が高い時間帯には連続でヒットすることがあります。この際、素早くリーリングして次のキャストに移れるハイギアは有利です。

さらに、根に潜ろうとする魚を素早く引き剥がせるという点も見逃せません。堤防の際や消波ブロック周りでアジを狙う際、掛かった魚が根に潜り込もうとすることがあります。ハイギアなら素早く浮かせることができ、根ズレによるラインブレイクのリスクを減らせます。

ただし、LT2000S-XHにも留意すべき点があります。ハイギアは巻取り長さが長い分、巻きが重く感じられることがあります。特に軽量ジグヘッドをスローにリトリーブする際には、微妙な速度調整が難しくなる可能性があります。

ある使用者は「XHは巻きが重たすぎるかな?と思ったけど、ハンドルが長いので巻いた感じはそこまで重たくなく、実釣でもストレスなく使えています」と報告しています。フリームスの場合、ハンドル長が通常より長めに設定されているため、ハイギアでも比較的軽く巻けるという意見もあります。

結論として、LT2000S-XHはジグ単よりもフロート・キャロをメインに使う方、手返しを重視する方に適した番手と言えるでしょう。

フリームスとアジング用他リールの徹底比較

LT2000S-XHを選ぶべきシーンは遠投リグやキャロライナ使用時
  1. 21フリームスvs23レガリスは重量で10g差がある
  2. 21フリームスvs21アルテグラは巻き心地で評価が分かれる
  3. 21フリームスvs月下美人MXは専用設計かどうかの違い
  4. 21フリームスvs21カルディアはモノコックボディの有無が決定的
  5. 18フリームスvs21フリームスは5gの軽量化とボディ素材の進化
  6. フリームスの実釣インプレでは巻き心地と耐久性が高評価
  7. フリームスのデメリットはラインローラーとメッキ剥がれ
  8. フリームスのカスタムはベアリング追加が最優先
  9. フリームスのドラグ性能はATDで細糸でも安心
  10. フリームスと相性の良いロッドは6フィート台のL〜MLクラス
  11. 替えスプールの価格差は約5000円でカルディアより安い
  12. まとめ:フリームスのアジングでの総合評価

21フリームスvs23レガリスは重量で10g差がある

21フリームスvs23レガリスは重量で10g差がある

23レガリスは2023年にモデルチェンジした、フリームスよりも価格帯が低いエントリーモデルです。しかし、その性能は非常に高く、フリームスを脅かす存在として注目されています。

📊 21フリームスと23レガリスのスペック比較

項目21フリームス FC LT2000S23レガリス LT2000S
実売価格約12,300円約8,500円
自重185g175g
ボールベアリング5個5個
ボディ素材ZAION VZAION V
ローター素材ZAION VZAION V
マグシールドありなし
ドラグATDATD TYPE-L

最も目を引くのは、23レガリスの自重が175gとフリームスより10g軽いという点です。さらに驚くべきことに、ボディ・ローター共にZAION V素材を使用しており、基本性能ではフリームスと遜色ありません。

価格面でも23レガリスは圧倒的で、実売価格約8,500円は21フリームスより約3,800円も安価です。この価格差は大きく、「コストパフォーマンスだけで考えれば23レガリス一択」という評価もあります。

では、フリームスを選ぶ理由は何でしょうか。最も大きな違いはマグシールドの有無です。フリームスにはマグシールドが搭載されているため、海水や砂塵の侵入を防ぎ、長期的な耐久性に優れている可能性があります。特に、週に何度も釣行する方や、メンテナンスをこまめに行えない方にとっては、マグシールドの有無は重要な判断材料になるでしょう。

また、ドラグシステムにも違いがあります。フリームスはATD、レガリスはATD TYPE-Lです。TYPE-Lは初動がよりスムーズになった改良版とされていますが、実際の釣りでの体感差はそれほど大きくないという意見もあります。

ある使用者は「防水・防塵を重視するならフリームス。予算1万円なら23レガリス一択」と評価しています

結論として、マグシールドの保護機能を重視し、長期使用を考えるならフリームス。とにかくコストを抑えて高性能リールを手に入れたいなら23レガリスという選択になりそうです。

21フリームスvs21アルテグラは巻き心地で評価が分かれる

21フリームスvs21アルテグラは巻き心地で評価が分かれる

21アルテグラはシマノの1万円台リールで、フリームスの最大のライバルと言える存在です。ダイワ派とシマノ派で意見が分かれやすい比較ですが、客観的に見ていきましょう。

📊 21フリームスと21アルテグラのスペック比較

項目21フリームス FC LT2000S21アルテグラ C2000S
実売価格約12,300円約12,900円
自重185g185g
ボールベアリング5個5個
ローター素材ZAION V高強度樹脂
ボディ素材ZAION VCI4+
防水機構マグシールドなし
ギアシステムタフデジギアマイクロモジュールギアII

自重とベアリング数は全く同じですが、採用されている技術に違いがあります。

最も大きな違いはローター素材です。フリームスはZAION V製のローターを採用しているのに対し、アルテグラは高強度樹脂です。この点では、剛性面でフリームスに軍配が上がると考えられます。

一方、アルテグラの強みはマイクロモジュールギアIIの搭載です。これはシマノ独自のギア加工技術で、ギア同士の噛み合わせを極限まで滑らかにすることで、巻き心地の向上と静粛性を実現しています。この技術は本来、上位機種にのみ採用されていたもので、アルテグラへの投入は大きな話題となりました。

Yahoo!知恵袋での質問では、「1000番にかぎり、21アルテグラと21フリームス、どちらがアジングの1g以下の軽量ジグ単に適しているか」という問いに対して、「アルテグラでしょう。フリームスでは勝る部分はありません」という回答がありました。

ただし、別の意見として「どっちもどっち。私ならフリームスの方がいいです。理由としてはシマノはラインローラーが良くない事、剛性が必要な釣りじゃない事ですね。細糸で負荷の小さい釣りなのでラインローラーは結構重要です」という指摘もあります。

結論として、巻き心地の滑らかさを最重視するならアルテグラ、ローターの剛性とマグシールドによる保護を重視するならフリームスという選択になるでしょう。どちらも優れたリールであり、最終的には好みやメーカーへの信頼感で選んでも良いレベルの性能差と言えます。

21フリームスvs月下美人MXは専用設計かどうかの違い

21フリームスvs月下美人MXは専用設計かどうかの違い

月下美人MXは、ダイワのライトゲーム専用ブランド「月下美人」のエントリーモデルです。価格帯がフリームスとほぼ同じであるため、比較対象になることが多いリールです。

📊 21フリームスと24月下美人Xのスペック比較

項目21フリームス FC LT2000S24月下美人X LT2000S
実売価格約12,300円約12,200円
自重185g190g
ボールベアリング5個5個
ボディ素材ZAION VDS4
ローター素材ZAION VZAION V
ローター機構エアローターエアドライブデザイン
ドラグATDATD TYPE-L
マグシールドありあり

最も大きな違いは専用設計かどうかという点です。フリームスは汎用スピニングリールであるのに対し、月下美人Xはアジング・メバリング専用に設計されています。

具体的な違いとして、月下美人Xはエアドライブデザインを採用しています。これはローター、ベール、ハンドルなど複数のパーツを一体的に設計することで、巻き始めの軽さと感度を高めた技術です。フリームスの「エアローター」は旧世代の技術であり、この点では月下美人Xが上回っています。

また、ドラグシステムもATD TYPE-Lと、フリームスのATDより新しい世代のものが採用されています。TYPE-Lは初動がより滑らかで、細糸使用時の安心感が高いとされています。

ただし、ボディ素材はDS4という通常の高強度樹脂であり、ZAION Vを使用しているフリームスに比べると剛性面で劣る可能性があります。また、自重も190gとフリームスより5g重いです。

ある使用者の比較記事では「素材:ZAION V > DS4」「ドラグ:ATD TYPE-L > ATD」「ローター機構:エアドライブデザイン>エアローター」と評価されています

結論として、アジング・メバリング専用として最適化された設計を求めるなら月下美人X、ボディの剛性と軽さを重視し、他の釣りにも流用したいならフリームスという選択になるでしょう。わずかな性能差であるため、デザインの好みで選んでも良いかもしれません。月下美人Xは赤を基調としたデザインで、月下美人ロッドとの統一感が出るという点も魅力です。

21フリームスvs21カルディアはモノコックボディの有無が決定的

21フリームスvs21カルディアはモノコックボディの有無が決定的

21カルディアは、フリームスの一つ上のクラスに位置するリールで、価格差は約5,000円です。この5,000円の差で何が変わるのか、詳しく見ていきましょう。

📊 21フリームスと21カルディアのスペック比較

項目21フリームス FC LT2000S21カルディア FC LT2000S
実売価格約12,300円約17,300円
自重185g175g
ボールベアリング5個6個
ボディ素材ZAION VZAION V(モノコック)
ローター素材ZAION VZAION V
マグシールドありあり
ドラグATDATD

最も決定的な違いは、モノコックボディの有無です。

モノコックボディとは、従来別々に組まれていたボディとフレームを一体化させる構造です。この構造により以下のメリットが得られます:

剛性の向上:一体構造により、大物が掛かった際のボディのたわみを抑制 ✅ 内部スペースの拡大:ネジ固定用のスペースが不要になり、より大きなギアを格納可能 ✅ 巻き上げ力の強化:大きなギアにより、より軽い力で魚を寄せられる ✅ 耐久性の向上:負荷が掛かってもゴリ感が出にくい

ある使用者は、フリームスとカルディアで悩んだ末にカルディアを選択し、「モノコックボディによるギア大口径化での軽やかなリーリングや強力な巻き上げ力、高耐久性というのはやはり魅力的」と述べています

さらに、カルディアは自重が175gと、フリームスより10g軽量です。ベアリング数も6個と1個多く、より滑らかな巻き心地が期待できます。

ただし、アジングという釣りの特性を考えると、この性能差は必須ではない可能性もあります。アジングでは極端に大きな負荷が掛かることは少なく、モノコックボディの真価が発揮されるのはシーバスやライトショアジギングのような、より大型の魚を対象とした釣りかもしれません。

週末アングラーであれば、フリームスの耐久性でも十分対応できるという意見もあります。一方、毎日のように釣行する方や、より快適な巻き心地を求める方には、5,000円の追加投資は価値があるでしょう。

結論として、予算に余裕があり、長期的に使える高性能リールを求めるならカルディア。コストパフォーマンスを重視し、アジング入門機として十分な性能を求めるならフリームスという選択になります。

18フリームスvs21フリームスは5gの軽量化とボディ素材の進化

18フリームスvs21フリームスは5gの軽量化とボディ素材の進化

すでにフリームスシリーズを持っている方や、中古市場で18フリームスを検討している方にとって、18フリームスと21フリームスの違いは重要な判断材料です。

📊 18フリームスと21フリームスの進化ポイント

項目18フリームス LT2000S21フリームス FC LT2000S
発売年2018年2021年
自重189g185g
ボディ素材通常樹脂ZAION V
ローター素材ZAION VZAION V
ハンドルノブI型T型
ストッパーなしあり

進化のポイントは以下の3点です:

1. ボディのZAION V化 18フリームスではローターのみがZAION V製でしたが、21フリームスではボディもZAION V化されました。これにより約4gの軽量化と剛性向上を実現しています。

2. ストッパーの復活 近年のダイワリールではストッパーレスが主流でしたが、ユーザーの要望に応える形で21フリームスでは復活しました。これは好みが分かれる部分ですが、利便性を求める方には歓迎される変更でしょう。

3. ハンドルノブの変更 18フリームスのI型から21フリームスのT型への変更は、賛否が分かれるポイントです。I型は指で軽く摘むだけで回せるため、アジングのようなただ巻き主体の釣りでは扱いやすいという意見があります。一方、T型はグリップ力が高く、力を入れやすいというメリットもあります。

実釣性能面では、大きな差はないと考えられます。どちらもマグシールド、ATD、LC-ABSスプールなど基本的な技術は同じです。むしろ、18フリームスは中古市場で安く手に入る可能性があるという点が魅力かもしれません。

ある使用者は18フリームスについて「軽くて巻きやすくてめっちゃ使いやすい」「これ以上軽いリールって必要?というのが正直なところ」と評価しています

結論として、新品で購入するなら軽量化されボディも進化した21フリームス。中古で安く手に入るなら18フリームスでも十分というのが妥当な判断でしょう。4gの重量差や素材の違いは、実釣において体感できるほどの差ではないかもしれません。

フリームスの実釣インプレでは巻き心地と耐久性が高評価

フリームスの実釣インプレでは巻き心地と耐久性が高評価

実際にフリームスをアジングで使用した方々のインプレッション(実釣レポート)からは、概ね高評価の声が集まっています。複数の使用者の意見をまとめると、以下のような特徴が浮かび上がります。

🎣 巻き心地に関する評価

巻き心地 18イグジストや17スティーズと比べると、巻いたときに僅かにギアが引っかかる感じが気になるけど、「アジングでアタリと間違えてしまうくらいの引っかかりか?」というとそうでもなく、実釣では全く問題ないレベル。快適にアジングができます。

出典:18フリームス LT2000S-XHをアジングに導入~インプレ【各部重量あり】

上位機種と比較すると若干の差はあるものの、1万円台のリールとしては十分な巻き心地という評価です。特に、「アタリと間違えるレベルではない」という点は重要で、実釣での使用に支障がないことを示しています。

🛡️ 耐久性に関する評価

5ヶ月間、10回程度の使用後のインプレでは「今のところリーリング中のゴリ感はありません。マグシールドも付いていますし、あまり手荒な扱いもしていないので、普通に使用していれば、この段階でゴリ感が出てくるほどヤワなリールでは無いようです」という報告があります。

ただし、使用期間が短いため長期的な耐久性については未知数です。一般的に、エントリークラスのリールは上位機種と比較して、数年後に巻き心地が劣化しやすい傾向にあります。定期的なメンテナンスを行うことで、この劣化を遅らせることができるでしょう。

⚖️ バランスの良さ

190g前後という重量は、多くのアジングロッドとのバランスが良好です。ある使用者は「このバランスだとテンション抜けなどのアタリが感知しやすく、実際に下から食い上げたテンション抜けのアタリ、産卵のアジの荷重変化のアタリなども感知できました」と報告しています

タックル全体のバランスが取れていると、微細なアタリを感知しやすくなり、釣果向上につながります。この点でフリームスは、多くのアジングロッドと好相性と言えるでしょう。

🎯 総合評価

実釣インプレを総合すると、フリームスは価格帯を考慮すれば非常に優れた性能を持つリールであり、アジング入門機として、また予備機としても十分な実力を備えていると言えます。「とりあえずこれを買っておけば大丈夫」的な無難なリールという評価は、的を射ていると考えられます。

フリームスのデメリットはラインローラーとメッキ剥がれ

フリームスのデメリットはラインローラーとメッキ剥がれ

高評価の多いフリームスですが、実際の使用者から指摘されているデメリットや注意点もあります。購入前に知っておくべき点をまとめます。

ラインローラーにベアリング非搭載

これは最も多く指摘されているデメリットです。

使用を開始してまず最初に気になったのが、糸ヨレでした。18フリームスは標準ではラインローラーのベアリングが搭載されておらず、細糸を使用するライトゲームでは結構気になるんですよね。

出典:18フリームス LT2000Sの実釣インプレ【5ヶ月間使用後の感想】

アジングではPE0.3〜0.6号やエステルライン0.3号といった極細ラインを使用することが多く、ラインローラーにベアリングがないと糸ヨレが発生しやすくなります。この問題に対しては、市販のベアリングを追加するという対策が一般的です。費用は数百円程度で、ショップやネット通販で入手できます。

ローターのメッキ剥がれ

18フリームスのローターはシルバーメッキ仕上げですが、このメッキが剥がれやすいという指摘があります。

実釣3回目くらいにリールをまじまじと観察してみると、ローターに小さなポツ状のメッキ剥がれが見つかりました。ポツ状の剥がれは5ヶ月間で3つに増え、現状は上の写真のような感じです。

出典:18フリームス LT2000Sの実釣インプレ【5ヶ月間使用後の感想】

メッキ剥がれは機能面では問題ありませんが、見た目が気になる方にとってはデメリットです。テトラやコンクリートに直置きしないなど、丁寧に扱うことで剥がれを最小限に抑えられるでしょう。

個体差の存在

フリームスに限った話ではありませんが、リールには個体差が存在します。

少し滑らかになったかな?といった程度。店頭で回してみた別個体の巻き心地が結構良い印象があったものですから、私のフリームスも次第にそうなることを期待していたのですが、個体差が少なからず存在するのかもしれません。

出典:18フリームス LT2000Sの実釣インプレ【5ヶ月間使用後の感想】

また、別の使用者は「届いた品が最悪すぎるレベルのハズレ個体で破壊したくなるレベルだった。巻きが糞重いし、キュッキュ言うし、突っかかるし、ゴリ感あるしで、正直言って今までで間違いなくNO1のハズレリール」と報告しています

この問題に対しては、購入時に店頭で実際に巻いてみて確認することが重要です。可能であれば複数の個体を比較し、最も巻き心地の良いものを選ぶことをおすすめします。オンラインで購入する場合は、返品・交換対応が可能なショップを選ぶと安心です。

フリームスのカスタムはベアリング追加が最優先

フリームスのカスタムはベアリング追加が最優先

フリームスをより快適に使用するためのカスタムとして、最も効果的なのはベアリングの追加です。

🔧 ベアリング追加可能箇所

箇所21フリームス効果優先度
ラインローラー1個糸ヨレ軽減★★★
ハンドルノブ2個巻き心地向上★★☆

最優先で追加すべきはラインローラーです。前述の通り、細糸を使用するアジングでは糸ヨレが致命的になる可能性があり、ここへのベアリング追加は必須と言えます。

ラインローラー用ベアリングは、サイズが「内径5mm×外径8mm×厚み2.5mm」のものが一般的です。釣具店やオンラインショップで「ラインローラー用ベアリング」として販売されており、価格は1個300〜800円程度です。

次に検討すべきはハンドルノブへのベアリング追加です。ハンドルノブ内部にベアリングを追加することで、ハンドルの回転がより滑らかになり、軽い力で巻けるようになります。ただし、この効果は劇的なものではなく、「より快適に」という程度の改善です。

ベアリング追加の作業は、工具(ドライバー、ピンセットなど)と若干の知識があれば自分で行うことができます。ただし、リールの分解には注意が必要で、不安な方は釣具店に依頼することをおすすめします。工賃は店舗によりますが、1,000〜2,000円程度が相場のようです。

その他のカスタムとしては、ハンドルの交換も考えられます。21フリームスのT型ノブが合わない場合、I型ノブのハンドルに交換することで、より自分好みの巻き心地にカスタマイズできます。ダイワ純正のカスタムハンドルは5,000〜15,000円程度と幅広い価格帯で販売されています。

ただし、カスタムに多額の費用をかけるなら、最初から上位機種を購入した方が良いという考え方もあります。ベアリング追加程度の軽微なカスタムにとどめるのが、コストパフォーマンス的には賢明かもしれません。

フリームスのドラグ性能はATDで細糸でも安心

フリームスのドラグ性能はATDで細糸でも安心

ドラグ性能は、アジングにおいて非常に重要な要素です。アジは口が柔らかく、強引なやり取りをするとすぐにバレてしまいます。また、エステルラインのような伸びの少ないラインを使用する場合、適切なドラグ設定がないと高切れのリスクが高まります。

フリームスに搭載されている**ATD(オートマチックドラグシステム)**は、この課題に対する解決策として機能します。

🎯 ATDの特徴

ATDは、魚が掛かった瞬間の鋭い引きに対して、従来のドラグよりも滑らかに反応する設計になっています。具体的には以下のような特性があります:

初期の滑り出しがスムーズ:魚が掛かった瞬間、急激にラインが引き出される際の抵抗が小さい ✅ 一定の負荷を維持:ラインが出ている間も、魚に対して一定の負荷をかけ続ける ✅ 細糸での使用に最適:エステルラインやPE0.3号といった極細ラインでも安心して使える

実際の使用者からは、以下のような評価があります:

ドラグ性能 この価格帯のリールなので「ドラグの滑り出しが悪くて、エステルラインを使用した際に、高切れしが多発するならPE専用にしよう。」と思っていました。実際にエステルライン0.3号を使用して、ドラグ設定約200gで使用してみましたが、アジを掛けた瞬間の負荷もドラグがスムーズに滑ってくれて吸収してくれて、170匹ほど釣りましたが高切れ回数はゼロ。

出典:18フリームス LT2000S-XHをアジングに導入~インプレ【各部重量あり】

170匹釣って高切れゼロという実績は、ATDの性能を如実に示しています。

また、別の使用者も「32cmの真鯛や45cmくらいのキジハタともやり取りしましたが、スムーズにラインが出ていくが、ドラグが出過ぎる事もなく、魚へ一定の負荷を掛け続けてくれる印象です」と報告しています。アジよりも引きの強い魚種でも問題なく対応できることが分かります。

ドラグ設定の目安としては、アジングの場合150〜250g程度が推奨されます。これは、15〜20cmクラスのアジが抵抗した時にジージーとドラグが鳴る程度の設定です。この設定であれば、バラシを最小限に抑えつつ、高切れのリスクも低減できます。

ドラグ設定は釣り場で微調整することが重要です。風が強い日や潮の流れが速い日は、やや強めに設定する必要があるかもしれません。逆に、プレッシャーの高い場所で繊細なアプローチが必要な場合は、弱めに設定することで違和感を減らせます。

フリームスと相性の良いロッドは6フィート台のL〜MLクラス

フリームスと相性の良いロッドは6フィート台のL〜MLクラス

リールとロッドのバランスは、釣りの快適性と釣果に大きく影響します。フリームスと相性の良いロッドについて考察します。

📏 長さの相性

フリームスLT2000S(185〜190g)と最もバランスが良いのは、6〜6.5フィート(約1.8〜2m)のロッドです。この長さは、堤防や漁港での釣りに適しており、キャスト精度と飛距離のバランスが良好です。

5フィート台の短いロッドを使用する場合は、LT1000S(180g)の方がバランスが取りやすいかもしれません。一方、7フィート以上の長いロッドを使用する場合は、LT2500S(200g)やLT2500S-XH(200g)といった、やや重めの番手を検討する価値があります。

💪 硬さの相性

アジングロッドの硬さは通常、UL(ウルトラライト)、L(ライト)、ML(ミディアムライト)で表されます。フリームスと組み合わせる場合、L〜MLクラスが汎用性が高くおすすめです。

硬さ適したジグヘッド重量フリームスとの相性
UL0.3〜0.8g△(やや繊細すぎる)
L0.5〜1.5g◎(最も汎用的)
ML1.0〜3.0g○(遠投・キャロ向き)

Lクラスのロッドは、ジグ単での繊細な誘いから、ある程度のウェイトのキャロライナリグまで対応できる万能性があります。フリームスのバランスとも良く合い、長時間の釣行でも疲れにくい組み合わせです。

🎣 具体的な相性の良いロッド例

ある使用者は、18フリームスに月下美人ロッドを組み合わせて使用しており、「月下美人のロッドにフリームスを装着して釣っていますが、やはり見た目では月下美人のリールとロッドの相性には敵いません」とデザイン面での相性を指摘しています

また、別の使用者は「18フリームスに合わせるアジングロッドは、18コルト642L-HSがメイン」と述べています

一般的には、以下のようなロッドがフリームスと好相性とされています:

ダイワ 月下美人シリーズ:同じダイワ製品で統一感があり、性能面でも相性良好 ✅ シマノ ソアレBBアジング:価格帯が近く、バランスも良好 ✅ メジャークラフト ファーストキャスト アジング:コストパフォーマンスに優れたエントリーモデル

最終的には、店頭で実際にリールをロッドに装着してみて、バランスポイント(重心位置)を確認することをおすすめします。リールを装着した状態で、ロッドを人差し指1本で支えた時に、水平またはやや先端が上がる程度のバランスが理想的です。

替えスプールの価格差は約5000円でカルディアより安い

替えスプールの価格差は約5000円でカルディアより安い

複数のラインを使い分けたい場合、替えスプールの購入を検討することになります。フリームスの替えスプールは、他の同価格帯リールと比較してどうなのでしょうか。

💰 替えスプール価格比較

リール本体価格替えスプール価格合計
21フリームス FC LT2000S約12,300円約5,000円約17,300円
21カルディア FC LT2000S約17,300円約9,000円約26,300円
23レガリス LT2000S約8,500円約4,500円約13,000円

フリームスの替えスプールは約5,000円と、カルディアの約9,000円と比較して約4,000円安価です。本体とスプールを合わせた総額では、約9,000円の差が生まれます。

この価格差は、複数のラインシステムを使い分けたいアングラーにとって重要な判断材料です。例えば、「PE0.4号を巻いたスプールとエステル0.3号を巻いたスプールを使い分ける」といった運用をする場合、フリームスの方が経済的負担が少なくなります。

替えスプールを活用することで、以下のようなメリットが得られます:

ライン交換の手間が省ける:現地でラインを巻き替える必要がなく、スプール交換だけで済む ✅ 複数のライン種類を試せる:PE、エステル、フロロカーボンなど、状況に応じて使い分け可能 ✅ 番手の異なる太さを用意できる:PE0.3号と0.6号など、ターゲットサイズに応じた使い分け

ただし、替えスプールを購入する際は、正確な型番を確認することが重要です。同じ「LT2000S」でも、フリームス、カルディア、レガリスではスプールの互換性がない場合があります。必ず「21フリームス用」と明記されたスプールを購入しましょう。

また、一部のアングラーは社外品の替えスプールを使用しています。純正品よりも安価で、カラーバリエーションも豊富ですが、精度や耐久性については純正品に劣る可能性があるため、購入の際は慎重な判断が必要です。

まとめ:フリームスのアジングでの総合評価

まとめ:フリームスのアジングでの総合評価

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. フリームスは約1万円という価格帯で190g前後の軽量性とZAION Vローター、ATD、マグシールドを搭載した高コスパリールである
  2. 18フリームスはローターのみZAION V化で189g、21フリームスはボディもZAION V化で185gと進化している
  3. アジング向けおすすめ番手はLT2000Sが最も汎用性が高く、ジグ単から遠投リグまで対応できる
  4. LT1000Sは小アジ専用や超繊細なアプローチに適しているが用途が限定される
  5. LT2000S-XHはハイギアで遠投リグやキャロライナ使用時に効率的だが巻きがやや重い
  6. 21フリームスvs23レガリスでは重量で10g差がありコスパではレガリスが優位だがマグシールドの有無が重要な違いである
  7. 21フリームスvs21アルテグラでは巻き心地でアルテグラが優位だがローター剛性ではフリームスが勝る
  8. 21フリームスvs月下美人Xでは専用設計の月下美人Xがエアドライブデザインで優位だがボディ素材ではフリームスが上である
  9. 21フリームスvs21カルディアではモノコックボディの有無が決定的な差で5000円の価格差に見合う性能差がある
  10. フリームスの主なデメリットはラインローラーのベアリング非搭載と個体差の存在であり購入時の確認が重要である
  11. フリームスのカスタムはラインローラーへのベアリング追加が最優先で細糸使用時の糸ヨレ軽減に効果的である
  12. フリームスのドラグ性能はATDにより細糸でも安心して使えエステル0.3号で170匹釣って高切れゼロという実績がある
  13. フリームスと相性の良いロッドは6〜6.5フィートのL〜MLクラスで月下美人やソアレBBとの組み合わせが推奨される
  14. フリームスの替えスプールは約5000円とカルディアより約4000円安く複数ライン使い分けに経済的である
  15. 総合的にフリームスはアジング入門機として予備機としても十分な実力を備えたコストパフォーマンスに優れたリールである

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

  1. 18フリームス LT2000S-XHをアジングに導入~インプレ【各部重量あり】|あおむしの釣行記4
  2. 21フリームスを買ったのは良いんだが、ハズレ個体だった件。 | 投げて巻けば釣れっでろ?
  3. 巻きのアジングに最適な「21フリームス」!刺さる人には刺さる個性派リールだ。 – 釣りメディアGyoGyo
  4. ダイワ21フリームスの評価・インプレ アジングで2000番どっちがおすすめ?レガリスとの比較も | 瀬戸内海メバル Blog
  5. 1000番にかぎり、21アルテグラと21フリームス、どちらがアジ… – Yahoo!知恵袋
  6. メバリングにはフリームスか月下美人どちらがオススメか | 孤独のフィッシング
  7. 18フリームス LT2000Sの実釣インプレ【5ヶ月間使用後の感想】 | fishing is good
  8. 21フリームスと21カルディアで悩みまくった結果、カルディアを選択【比較】 | 孤独のフィッシング

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