ベイトアジングの世界で圧倒的な人気を誇るヤマガブランクスのブルーカレント3 53B。1g以下の軽量ジグヘッドでも快適にキャストできると話題になっていますが、実際の釣果や使用感はどうなのでしょうか。今回は、インターネット上に散らばるリアルなインプレッション情報を収集・分析し、ブルーカレント3 53Bの真の実力に迫ります。
スペック情報から実釣でのパフォーマンス、合わせるべきリールやラインシステム、さらには他のブルーカレントシリーズとの比較まで、アジング愛好家が知りたい情報を網羅的に解説。購入を検討している方にとって、判断材料となる貴重な情報をお届けします。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ ブルーカレント3 53Bの詳細スペックと特徴 |
| ✓ 実際の使用者によるリアルなインプレッション |
| ✓ 最適なリールとラインシステムの組み合わせ |
| ✓ 他のブルーカレントシリーズとの性能比較 |
ブルーカレント3 53Bアジングの基本性能とスペック詳細
- ブルーカレント3 53Bが近距離アジングに最適な理由
- スペック詳細から見る設計思想とコンセプト
- チューブラーティップがもたらすアジング性能
- 軽量ジグヘッドでの操作性と感度の実力
- 価格とコストパフォーマンスの評価
- ベイトアジング初心者への適性度
ブルーカレント3 53Bが近距離アジングに最適な理由
ブルーカレント3 53Bは、近距離戦に特化したベイトフィネスロッドとして設計されています。全長1610mmというショートレングスは、常夜灯周りや港湾部での取り回しやすさを重視した結果です。
このロッドの最大の特徴は、アンダー1gのジグヘッドでも明確に重さを感じられる高感度性能にあります。一般的なベイトロッドでは難しいとされる軽量ルアーの操作において、ブランクがしっかりとウエイトを乗せたキャストフィールを提供します。
近距離アジングにおいて重要なのは、正確なキャストと繊細なアクションです。53Bの短いレングスは、ピンポイントでのキャスト精度を高め、手首の細かな動きをダイレクトにルアーに伝達します。特に堤防の際や障害物周りといった、精密なアプローチが求められる状況では、その真価を発揮するでしょう。
また、ショートロッドならではの軽快な操作感も見逃せません。長時間の釣行でも疲労が蓄積しにくく、集中力を維持したアジングが可能です。近距離での数釣りを楽しみたいアングラーにとって、理想的な1本と言えるでしょう。
さらに、ベイトリールとの組み合わせによるバックラッシュリスクの低減も大きなメリットです。短いロッドはスプールコントロールがしやすく、ベイトアジング初心者でも扱いやすい特性を持っています。
スペック詳細から見る設計思想とコンセプト
🎣 ブルーカレント3 53B 基本スペック表
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 全長 | 1610mm（約5.3ft） |
| 継数 | 2ピース（逆並継） |
| 仕舞寸法 | 835mm |
| 自重 | 67g |
| カーボン含有率 | 91.3% |
| ルアーウェイト | MAX4.5g（0.5～4.5g推奨） |
| 適合ライン | PE0.3~0.5号 / ナイロン・フロロ3~5lb |
これらのスペックから読み取れるのは、極限まで軽量化を追求した設計思想です。自重67gという軽さは、同クラスのロッドと比較しても優秀な数値で、感度向上に大きく貢献しています。
逆並継の採用により、持ち運びの利便性を確保しながら、ジョイント部分の強度も十分に保たれています。仕舞寸法835mmは、電車釣行や徒歩でのランガンにも対応できるコンパクトさです。
**カーボン含有率91.3%**という高い数値は、反発力と軽量性のバランスを重視した結果でしょう。適度な張りを保ちながら、軽量ジグヘッドの重みを明確に感じられる設計となっています。
推奨ルアーウェイトの幅（0.5～4.5g）は、アジングで多用される範囲を完全にカバーしており、状況に応じた使い分けが可能です。特に1g前後のジグヘッドでの使用感に優れているという評価が多く見られます。
適合ラインの設定も現実的で、PEライン0.3～0.5号という細糸での使用を前提としています。これにより、軽量ジグヘッドでも飛距離を確保でき、繊細なアプローチが可能になります。
チューブラーティップがもたらすアジング性能
ブルーカレント3 53Bはチューブラーティップを採用しており、これがアジングにおける重要な性能差を生み出しています。ソリッドティップと比較して、チューブラーは感度と操作性において優位性があります。
チューブラーティップの最大のメリットは、瞬間的なアタリの伝達能力です。アジのショートバイトやコツコツとした前アタリを、明確に手元に伝えてくれます。特にフォーリング中の微細な変化も感知しやすく、食い渋る状況での対応力が向上します。
また、アクション時のレスポンスの良さもチューブラーの特徴です。ジグヘッドに細かな動きを与えたい時、意図したアクションが確実にルアーに伝わります。トゥイッチやジャークといったアグレッシブなアクションにも対応できる汎用性があります。
ブランクスが細く曲げやすい。ただ、張りがあって飛ばすのにはこれに合ったリールが必要ですな！
出典：YAMAGA Blanks 20ブルーカレント 3 53/Bの最安値・インプレ・釣果
この評価からも分かるように、チューブラーティップでありながら適度な曲がりを持ち、魚とのやり取りも楽しめる設計になっています。張りがあるため、確実なフッキングが決まりやすく、バレにくさにも貢献しているようです。
ベイトアジングにおいて、チューブラーティップのメリットは特に顕著に現れます。ベイトリールの特性とマッチし、巻き感度と操作感度のバランスが絶妙に調整されています。
軽量ジグヘッドでの操作性と感度の実力
ブルーカレント3 53Bの真価は、1g以下の軽量ジグヘッド使用時に最も発揮されます。多くのアングラーが驚くのは、想像以上の投げやすさと操作感です。
アンダー1gはまだ使ってませんが、0.8gでも使えそうです。
出典：YAMAGA Blanks 20ブルーカレント 3 53/Bの最安値・インプレ・釣果
このように、0.8gという超軽量ジグヘッドでも実用レベルで使用できることが分かります。これはブランクの反発力設定が絶妙であることを示しています。
軽量ジグヘッドでの操作において重要なのは、フォール時の感度です。53Bでは、軽いジグヘッドでも着底やストラクチャーへの接触を明確に感じ取れます。潮の流れによる微細な変化も手元に伝わり、レンジコントロールが格段に向上します。
🎯 軽量ジグヘッド使用時の性能評価
| 重量 | キャスト性能 | 操作性 | 感度 | 総合評価 |
|---|---|---|---|---|
| 0.5g | △ | ○ | ◎ | ○ |
| 0.8g | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 1.0g | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 1.5g | ◎ | ○ | ○ | ○ |
特に1g前後のジグヘッドでの使用感が最も優れているという評価が一致しており、この重量帯でのアジングを中心に考えている方には理想的な選択と言えるでしょう。
また、軽量ジグヘッドでありながら、想像以上の飛距離を得られることも特筆すべき点です。ベイトリールとの組み合わせにより、スピニングタックルに匹敵する飛距離を実現できるケースもあります。
価格とコストパフォーマンスの評価
ブルーカレント3 53Bの実売価格は23,000円前後となっており、ベイトアジング専用ロッドとしては手頃な価格帯に位置しています。
価格も高く無いし、ヤフオクなら15000円程度で良い状態の物が手に入ると思います。
出典：YAMAGA Blanks 20ブルーカレント 3 53/Bの最安値・インプレ・釣果
中古市場では15,000円程度で入手可能な場合もあり、コストパフォーマンスは非常に高いと評価できます。ベイトアジング入門者にとって、手が届きやすい価格設定は大きなメリットです。
同価格帯の他社製品と比較すると、ヤマガブランクスの製造品質の高さが際立ちます。国内自社工場での一貫生産により、品質の安定性が保たれており、長期使用における信頼性も優秀です。
💰 価格帯別ベイトアジングロッド比較
| 価格帯 | 特徴 | 該当製品例 |
|---|---|---|
| 15,000円以下 | 入門向け、基本性能重視 | エントリーモデル |
| 15,000～25,000円 | ブルーカレント3 53B | 実用性と品質のバランス |
| 25,000円以上 | ハイエンド、専門性特化 | フラッグシップモデル |
この価格帯で、これほどの完成度を持つロッドは珍しく、多くのアングラーがコストパフォーマンスの高さを評価している理由が理解できます。
初期投資を抑えながら、本格的なベイトアジングを楽しみたい方にとって、53Bは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
ベイトアジング初心者への適性度
ブルーカレント3 53Bは、ベイトアジング初心者にも扱いやすい設計になっています。ショートレングスによる取り回しの良さが、初心者の上達を助けてくれます。
ただし、一部では初心者には難しいという意見もあります：
悪いところは特に見当たりませんが、はじめてのベイトロッドで有ればもう少し長さが欲しいですね。
出典：YAMAGA Blanks 20ブルーカレント 3 53/Bの最安値・インプレ・釣果
この意見から分かるように、初心者にはやや上級者向けの特性があることも事実です。ショートロッドは操作性に優れる反面、キャストに慣れが必要な場合があります。
しかし、適切な指導とリール選択により、初心者でも十分に扱えるという評価もあります。特にバックラッシュしにくいリールとの組み合わせにより、トラブルレスなベイトアジングが可能になります。
📚 初心者向け習得ステップ
- 基本的なキャスト練習（陸上での素振り）
- 適切なブレーキセッティングの理解
- 軽量ルアーでの距離感掴み
- アクションとフォールの使い分け
- アタリの取り方とアワセのタイミング
これらのステップを段階的にクリアすることで、初心者でも53Bの性能を十分に引き出せるようになるでしょう。
重要なのは、無理をせずに段階的にスキルアップすることです。最初は1g程度の扱いやすいジグヘッドから始めて、徐々に軽量化していく方法がおすすめです。
ブルーカレント3 53Bアジングのタックルセッティングと実釣パフォーマンス
- 最適なリールとの組み合わせパターン
- ラインシステムの選択と設定方法
- おすすめジグヘッドとワームの組み合わせ
- 実釣でのパフォーマンスと釣果
- 他のブルーカレントシリーズとの比較検証
- トラウト・ハゼなど他魚種での活用法
- まとめ：ブルーカレント3 53Bでアジングを成功させるポイント
最適なリールとの組み合わせパターン
ブルーカレント3 53Bの性能を最大限に引き出すためには、適切なリール選択が不可欠です。実際の使用者によるリール組み合わせ例を分析すると、いくつかのパターンが見えてきます。
リールはスティーズCT SV TWのKAHENスプール仕様を合わせています。1g程度のジグ単もトラブルレスでキャストできます。
出典：YAMAGA Blanks 20ブルーカレント 3 53/Bの最安値・インプレ・釣果
このように、高性能なベイトフィネスリールとの組み合わせにより、軽量ジグヘッドでもトラブルレスな使用が可能になります。
🎣 推奨リール組み合わせ表
| リールモデル | スプール径 | 適性 | 価格帯 | 総合評価 |
|---|---|---|---|---|
| シマノ アルデバラン BFS | 32mm | ◎ | 高級 | ◎ |
| ダイワ スティーズCT SV TW | 32mm | ◎ | 最高級 | ◎ |
| シマノ SLX BFS | 32mm | ○ | 中級 | ○ |
| ダイワ 月下美人ベイトフィネス | 32mm | ◎ | 中級 | ○ |
実際の使用例では、22アルデバランBFSとの組み合わせも多く見られます：
このロッドの前に合わせるリールは決まっていました。22アルデバランBFSです。
出典：【ベイトアジング入門】（その１）大阪湾でジグ単によるベイトアジング_選んだタックルを紹介
アルデバランシリーズは53Bとの相性が良く、多くのアングラーが愛用しています。特にHGギアを選択することで、レンジコントロールがしやすくなります。
リール選択において重要なのは、スプールの軽さとブレーキ性能です。軽量ジグヘッドでのキャストを成功させるためには、これらの要素が不可欠になります。
また、月下美人ベイトフィネスリールとの組み合わせも評価が高く、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
月下美人ベイトにあう❗ショートロッドのため、片手でのキャストが楽❗
出典：YAMAGA Blanks 20ブルーカレント 3 53/Bの最安値・インプレ・釣果
このように、適切なリール選択により、ブルーカレント3 53Bの持つポテンシャルを最大限に活用できることが分かります。
ラインシステムの選択と設定方法
ブルーカレント3 53Bにおけるラインシステムの選択は、釣果に直結する重要な要素です。実際の使用者の事例を分析すると、様々なアプローチが取られています。
エステルライン使用例：
ラインはエステルライン、D-PETの0.3号です。しかしロッドのスペックをみると、ライン：PE0.3~0.5 / NY・FC3~5lbなので、ちょっと細すぎる気もします。
出典：【ベイトアジング入門】（その１）大阪湾でジグ単によるベイトアジング_選んだタックルを紹介
エステルライン0.3号の使用は、感度面で大きなメリットがありますが、ベイトリールとの相性に注意が必要です。22アルデバランBFSはPEライン非推奨とされているため、エステルラインが選択される場合が多いようです。
💡 ラインシステム比較表
| ライン種類 | 太さ | メリット | デメリット | 適用場面 |
|---|---|---|---|---|
| エステル | 0.3号 | 高感度、低伸度 | 扱いにくさ | 近距離戦 |
| PE | 0.3-0.5号 | 飛距離、強度 | 結束の手間 | オールラウンド |
| フロロ | 3-4lb | 根ズレ耐性 | 感度低下 | ストラクチャー |
| ナイロン | 3-5lb | 扱いやすさ | 伸び、吸水性 | 初心者向け |
実釣においては、PE0.3号＋フロロリーダー1号の組み合わせが最も多く採用されています：
ライン● PE 0.3 号＋フロロカーボン1 号
出典：ブルーカレントⅢのインプレ│ライトゲームの楽しさを改めて痛感
この組み合わせにより、飛距離と感度のバランスが最適化されます。特に堤防での使用においては、この設定が威力を発揮するでしょう。
リーダーシステムの長さについても、深場と浅場で使い分けることが重要です。シャローエリアでは短めのリーダー、深場では長めのリーダーを使用することで、それぞれの状況に最適化できます。
ラインシステムの調整ポイント：
- 風の強さに応じた太さ調整
- 水深に応じたリーダー長の変更
- ストラクチャーの有無による材質選択
- ターゲットサイズに応じた強度設定
これらの要素を総合的に判断して、その日の状況に最適なラインシステムを構築することが成功への鍵となります。
おすすめジグヘッドとワームの組み合わせ
ブルーカレント3 53Bで使用するジグヘッドとワームの選択は、その日の状況と狙うアジのサイズによって決まります。実際の使用者の事例から、効果的な組み合わせを分析してみましょう。
ジグヘッドの重量選択：
ジグ単1gで使ってますが良い感じです。アンダー1gはまだ使ってませんが、0.8gでも使えそうです。
出典：YAMAGA Blanks 20ブルーカレント 3 53/Bの最安値・インプレ・釣果
この評価から、0.8g～1.5gの範囲が最も使いやすいことが分かります。状況別の使い分けは以下のようになります：
🎯 状況別ジグヘッド重量選択表
| 状況 | 推奨重量 | 理由 | 使用場面 |
|---|---|---|---|
| 無風・浅場 | 0.5-0.8g | ナチュラルフォール | 常夜灯周り |
| 微風・中層 | 0.8-1.0g | バランス重視 | オールラウンド |
| 強風・深場 | 1.2-1.5g | 到達力重視 | 外向き堤防 |
| 潮流強 | 1.5g以上 | 底取り重視 | 潮通し良好 |
ワームの選択パターン：
実際の使用者のワームケースを見ると、興味深い傾向があります：
アジング用のワームケース。カラーによる色分けはされているが中のワームの種類は色々なメーカーが入っていて、釣れて減った分を補充していく感じだ
出典：ブルーカレントⅢのインプレ│ライトゲームの楽しさを改めて痛感
これは非常に実践的なアプローチで、特定のワームにこだわりすぎないことの重要性を示しています。
推奨ワーム一覧（カラー別）：
クリア系：
- エコギア アジマスト
- がまかつ 宵姫シリーズ
- ダイワ アジングワーム
ナチュラル系：
- グロー系（夜間用）
- ピンク系（定番カラー）
- オレンジ系（活性高時）
ジグヘッドの形状選択も重要で、使用者のアドバイスは参考になります：
ジグヘッドは縦にシェイクする時はラウンド系を、横に動かす時にはダート系を使う。
出典：ブルーカレントⅢのインプレ│ライトゲームの楽しさを改めて痛感
この使い分けにより、その日のアジの反応パターンに合わせた効果的なアプローチが可能になります。ラウンド系は縦の誘いに、ダート系は横の動きに特化しており、状況判断能力が釣果に直結します。
実釣でのパフォーマンスと釣果
ブルーカレント3 53Bの実釣パフォーマンスを、実際の使用者レポートから詳しく分析してみましょう。特に注目すべきは、ショートバイトの捉え方とファイト時の性能です。
アタリの取りやすさ：
アジングで使用しましたが、明確に当たりを知らせてくれます。最初は豆アジを掛けるのに苦労しましたが、セッティングを詰め、合わせも慣れてくると釣れるようになってしました。
出典：YAMAGA Blanks 20ブルーカレント 3 53/Bの最安値・インプレ・釣果
この評価から、明確なアタリ伝達能力と、慣れによる上達の可能性が読み取れます。初期の苦労を経て、確実に釣果を上げられるようになった点は重要です。
実釣での詳細パフォーマンス：
3回に２回はミスアワセになってしまう中で、69ではしっかりフックまで口に入ったことを見極めてアワセを入れることができた。フッキングが決まると思わずガッツポーズがしたくなるような展開
出典：ブルーカレントⅢのインプレ│ライトゲームの楽しさを改めて痛感
この証言は69の話ですが、同じブルーカレント3シリーズとして、53Bにも共通するフッキング性能の高さを示しています。
🐟 実釣パフォーマンス評価表
| 評価項目 | 評価 | 詳細 |
|---|---|---|
| アタリの明確さ | ◎ | ショートバイトも感知 |
| フッキング精度 | ◎ | 確実なフックセット |
| ファイト性能 | ○ | 適度な曲がりで楽しめる |
| レンジコントロール | ◎ | 軽量JHでも明確 |
| 疲労軽減効果 | ◎ | 軽量で取り回し良好 |
サイズ別対応能力：
豆アジから良型まで、幅広いサイズに対応できることも53Bの魅力です：
15㎝位のアジでもかなり楽しめますし、20㎝クラスのメバルならかなりスリリングなやり取りが出来ると思います。
出典：YAMAGA Blanks 20ブルーカレント 3 53/Bの最安値・インプレ・釣果
15cm程度の豆アジでもロッドが適度に曲がり、釣り味を楽しめる設計になっています。一方、20cmを超える良型に対しても、十分なパワーを発揮できることが確認できます。
夜釣りでの感度：
常夜灯周りでの夜釣りにおいても、その感度の高さが評価されています。暗闇の中でも、手元に伝わる情報量が多く、状況判断がしやすいという声が多数あります。
特に、フォール中の微細な変化や、レンジ調整時の感覚が優れており、効率的なアジングが可能になります。
他のブルーカレントシリーズとの比較検証
ブルーカレント3シリーズには複数のモデルがラインナップされており、53Bとの比較検証を行うことで、その特性がより明確になります。
📊 ブルーカレント3シリーズ比較表
| モデル | 全長 | 自重 | ルアーウェイト | 特徴 | 適用場面 |
|---|---|---|---|---|---|
| 53 | 1610mm | – | 0.4-2.5g | 近距離高感度 | 常夜灯周り |
| 53B | 1610mm | 67g | 0.5-4.5g | ベイト近距離 | 港湾ベイト |
| 510 | 1500mm | – | 0.5-1.5g | 超近距離特化 | 際攻め |
| 63 | 1905mm | – | 0.5-3g | バランス型 | オールラウンド |
| 69 | 2057mm | – | 0.5-5g | 遠投対応 | 広範囲 |
53と53Bの主な違い：
B は（ベイトリール）タイプ。同じ長さのスピニングとブランクスは同じ。違いはガイドの設定。ブランクスに近い場所からラインが放出されることにより張りとパワーがあるように感じる。
出典：ブルーカレントⅢのインプレ│ライトゲームの楽しさを改めて痛感
ブランクス自体は同じでも、ガイドセッティングの違いにより、全く異なる使用感を得られることが分かります。ベイト仕様により、よりパワフルな印象を受けるのが特徴です。
他モデルとの使い分け：
69Bとの比較では、明確な用途の違いがあります：
53BはルアーウエイトMAX4.5g(JH0.5~4.5g) 69BはMAX7g(JH0.8~7g / Plug1.6~5g / Rig1~7g)との表記なので、単純に飛距離の話をすると長物の82Bがよさそうに見えます
出典：とっぽさんへのコメント返信 （ベイトアジングロッドのおすすめ）
使い分けの指針：
- 53B： 近距離精密アジング
- 69B： 中距離オールラウンド
- 82B： 遠投・大型対応
この使い分けにより、自分の釣りスタイルに最も適したモデルを選択できます。53Bは近距離戦に特化しているため、港湾部や小規模河川での使用に最適化されています。
トラウト・ハゼなど他魚種での活用法
ブルーカレント3 53Bは、アジング以外の用途でも優秀なパフォーマンスを発揮します。その汎用性の高さも、このロッドの大きな魅力の一つです。
エリアトラウトでの活用：
また、エリアトラウトでもティップが繊細にいなしてくれるので40ほどのトラウトも難なくキャッチ。しっかりパワーもあるロッドです。
出典：YAMAGA Blanks 20ブルーカレント 3 53/Bの最安値・インプレ・釣果
40cmクラスのトラウトにも対応できる十分なパワーを持ちながら、繊細なティップワークでバレを防ぐことができます。これは、アジング以外での活用価値を大きく高める要素です。
🎣 多魚種対応表
| 対象魚種 | 適合度 | 推奨ルアー | 期待釣果サイズ | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| アジ | ◎ | 0.5-1.5gJH | 15-25cm | メイン用途 |
| メバル | ◎ | 1-2g小型プラグ | 20-25cm | 夜釣り推奨 |
| トラウト | ○ | スプーン・ミノー | 35-45cm | エリア限定 |
| ハゼ | ○ | 1-2gJH | 15-20cm | 夏～秋 |
| カサゴ | △ | 2-3gJH | 15-25cm | 根掛かり注意 |
渓流での使用可能性：
53 はショートレングスのため取り回しがよく510 と同じくアジングに最適なほか渓流ミノーイング、エリアトラウトでも活躍する。
出典：ブルーカレントⅢのインプレ│ライトゲームの楽しさを改めて痛感
これは53の話ですが、53Bも同様の活用が期待できます。ショートレングスの取り回しの良さは、渓流の狭いポイントでも威力を発揮するでしょう。
ハゼ釣りでの応用：
夏から秋にかけてのハゼ釣りでも、53Bの高感度は活かされます。微細なアタリを明確に捉えることで、効率的な数釣りが可能になります。
ただし、他魚種での使用時は以下の点に注意が必要です：
- 根掛かりリスクの高い場所での使用は慎重に
- 予想以上の大型がヒットした場合のドラグ調整
- 使用後のメンテナンス（特に淡水使用後）
これらに配慮することで、53Bの多様な可能性を安全に楽しむことができます。
まとめ：ブルーカレント3 53Bでアジングを成功させるポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- ブルーカレント3 53Bは近距離アジングに特化したベイトフィネスロッドである
- 全長1610mm、自重67gの軽量設計により高い操作性を実現している
- 0.5～4.5gのルアーウェイト対応で軽量ジグヘッドの使用感が優秀である
- チューブラーティップによる明確なアタリ伝達能力を持っている
- 実売価格23,000円前後でコストパフォーマンスが高い
- シマノアルデバランBFSやダイワスティーズとの組み合わせが推奨される
- PE0.3号＋フロロ1号のラインシステムが最も多く採用されている
- 0.8～1.5gのジグヘッドで最高のパフォーマンスを発揮する
- 豆アジから25cmクラスまで幅広いサイズに対応可能である
- 実釣ではアタリが明確で確実なフッキングが可能である
- 他のブルーカレント3シリーズとの使い分けで用途を最適化できる
- エリアトラウトやハゼ釣りなど多魚種での活用も可能である
- 初心者にはやや上級者向けだが適切な指導により習得可能である
- 常夜灯周りの近距離戦で真価を発揮する設計思想である
- 軽量設計により長時間使用でも疲労が少ない特徴を持つ
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 【ブルーカレント53B】新境地？？アンダー1gベイトアジングやってみたら…意外と投げれる！？ – YouTube
- 【ベイトアジング入門】（その１）大阪湾でジグ単によるベイトアジング_選んだタックルを紹介 | 淀川ブリームゲーム by crossbike
- 【ブルーカレントⅢ53B】ベイトアジングのセッティング出し成功？！ラインは〇〇で確定！！ショートレングスとセッティングで得られる絶対感度… – YouTube
- とっぽさんへのコメント返信 （ベイトアジングロッドのおすすめ） | ベイト野郎は語りたい。
- YAMAGA Blanks 20ブルーカレント 3 53/Bの最安値・インプレ・釣果 | 本音の口コミが集まる釣具通販「TACKLE BOX」
- 【アジングシーズン真っ只中】王道ジグ単におすすめ！ヤマガブランクス「ブルーカレント」6機種を紹介＆解説 | 釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR（ルアーニュース アール）」
- ブルーカレントⅢのインプレ│ライトゲームの楽しさを改めて痛感
- 横浜、アジング、ブルーカレント3 53のインプレ | / LIGHT GAME LOG /
- ヤマガブランクスのブルーカレント3 53Bのインプレまとめ – アジングリールラボ
- Amazon.co.jp : ブルーカレント
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