千葉県南房総市にある乙浜港は、房総半島最南端エリアに位置する大型漁港として知られています。黒潮の影響を受けて一年を通じて多彩な魚種が狙える好釣り場として、多くの釣り人に親しまれています。特にアジングについては、常夜灯が複数設置されていることや足場の良い岸壁が広がっていることから、初心者からベテランまで楽しめる環境が整っています。
この記事では、乙浜港でアジングを楽しむために必要な情報を網羅的にお届けします。具体的な釣りポイントの特徴から、最適な時期や時間帯、駐車場やトイレなどの設備情報、さらにはアクセス方法や周辺施設まで、実際に釣行する際に役立つ実践的な内容をまとめました。
この記事のポイント |
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✓ 乙浜港の具体的なアジングポイントと特徴がわかる |
✓ 釣れる時期・時間帯・タナの情報が得られる |
✓ 駐車場・トイレ・釣具店など設備情報が確認できる |
✓ アクセス方法と周辺施設の情報が入手できる |

乙浜港でのアジング実践ガイド:狙うべきポイントと釣り方
- 乙浜港でのアジングは常夜灯周辺がベストポイント
- アジングに最適な時期は5月から12月まで
- 道路側岸壁は車を横付けして快適に釣りができる
- 港内中央の岸壁も狙い目のアジングスポット
- 夜釣りなら常夜灯のある場所を選ぶべき理由
- サビキ釣りでアジを確保してから泳がせ釣りも楽しめる
- タナは底から1回転程度が基本セッティング
乙浜港でのアジングは常夜灯周辺がベストポイント
乙浜港でアジングを楽しむなら、常夜灯が設置されている道路側岸壁が最も実績の高いポイントといえます。この場所は駐車スペースの目の前に位置しており、荷物の運搬も楽な上に、足場が良好で安全に釣りを楽しめる環境が整っています。
常夜灯の光が水面を照らすことで、プランクトンが集まり、それを追ってアジが回遊してくるという食物連鎖が成立しています。特に夜釣りでは、この常夜灯の明暗部を丁寧に探ることで高確率でアジに出会えるでしょう。明るい場所だけでなく、光と影の境目や、やや暗めのエリアも積極的に攻めてみることをおすすめします。
岸壁では5月頃からサビキ釣りでイワシやサバが釣れ始め、10月以降にはサヨリの回遊も始まります。
この情報から分かるように、乙浜港は季節によって様々な魚種が回遊する豊かな漁場です。アジングのターゲットであるアジは5月から12月という長期間にわたって狙えるため、シーズン中は何度訪れても楽しめるでしょう。また、サビキ釣りでイワシやアジが釣れているタイミングは、それを捕食する大型の魚も接岸している可能性が高く、思わぬ大物との出会いも期待できます。
道路側岸壁のもう一つの魅力は、水深が足元から3m以上確保されている点です。これにより、ジグヘッドやキャロライナリグなど、様々なアジングの仕掛けに対応できます。根掛かりのリスクも比較的少ないため、初心者でも安心してルアーを操作できる環境といえるでしょう。
アジングに最適な時期は5月から12月まで
乙浜港でアジが狙える時期は、おおよそ5月から12月までの長期間にわたります。この期間中でも、特に釣果が期待できるのは初夏から秋にかけてのハイシーズンです。水温が上がり始める5月から6月にかけては小型のアジが接岸し始め、夏場には15cm前後のサイズが安定して釣れるようになります。
📅 乙浜港のアジングシーズンカレンダー
時期 | アジのサイズ | 釣果の傾向 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
5月~6月 | 10~13cm | 小型中心だが数釣りが可能 | ★★★☆☆ |
7月~9月 | 15~17cm | サイズ・数ともに安定 | ★★★★★ |
10月~11月 | 17~20cm | 良型が期待できる | ★★★★☆ |
12月~2月 | 不安定 | 回遊次第で釣れることも | ★★☆☆☆ |
秋になると17cm以上の良型アジが回遊してくることが多く、引きも強く食べ応えのあるサイズが狙えます。この時期は水温がまだ高く、アジの活性も高いため、ルアーへの反応も良好です。冬場になると回遊が不安定になりますが、暖かい日や潮回りの良いタイミングを狙えば、真冬でもアジに出会えることがあります。
時間帯については、夕まずめから夜にかけてが最も実績が高いとされています。日没前後の時間帯はアジの活性が上がり、積極的にベイトを追う姿が見られます。また、常夜灯が点灯する夜間は、光に集まるプランクトンを追ってアジが集まるため、安定した釣果が期待できるでしょう。
一般的には、満潮前後や潮の動きがある時間帯が釣果に恵まれやすいとされています。ただし、乙浜港は港内でも潮通しが良い場所が多いため、潮の変わり目だけでなく、日中でも回遊があれば釣れる可能性は十分にあります。
実際の釣行記録を見ると、深夜から明け方にかけての時間帯でも好釣果が報告されています。特に人が少ない時間帯は、プレッシャーが低くアジの警戒心も弱まるため、数釣りのチャンスが広がります。週末で混雑が予想される場合は、あえて深夜帯を狙うのも一つの戦略といえるでしょう。
道路側岸壁は車を横付けして快適に釣りができる
乙浜港の道路側岸壁は、駐車スペースのすぐ目の前に釣り座を構えられるという大きな利点があります。重い荷物や複数のロッドケースを持っての移動が不要なため、体力的な負担が少なく、長時間の釣りでも疲れにくい環境です。特に夜釣りでは、車のすぐそばで釣りができることで安心感が増します。
この岸壁は足場が非常に良好で、平らなコンクリート護岸が広がっています。転倒のリスクが低く、夜間でも安全に移動できるため、ファミリーフィッシングにも適しています。ただし、海面までの高さがあるため、大型の魚が掛かった場合は玉網(タモ網)が必要になるかもしれません。
🎣 道路側岸壁の設備と特徴
項目 | 詳細情報 |
---|---|
駐車場からの距離 | 0~10m(ほぼ目の前) |
足場の状態 | 良好(平坦なコンクリート護岸) |
海面までの高さ | 約3~4m(タモ網推奨) |
常夜灯 | あり(複数基設置) |
水深 | 足元から3~5m |
トイレまでの距離 | 徒歩1~2分 |
ハイシーズンや休日は、この好条件が知られているため混雑することもあります。早朝や夕方の人気時間帯に良いポジションを確保したい場合は、少し早めに到着することをおすすめします。ただし、岸壁自体が長く広いため、よほどの混雑でない限り釣り座は確保できるでしょう。
道路側岸壁では、アジング以外にもサビキ釣り、フカセ釣り、ルアー釣り、投げ釣りなど、ほぼ全ての釣り方に対応できます。そのため、アジングで反応が薄い場合は、サビキ仕掛けに切り替えてイワシやサバを狙うといった柔軟な対応も可能です。この多様性が、乙浜港の道路側岸壁が人気を集める理由の一つといえるでしょう。
港内中央の岸壁も狙い目のアジングスポット
道路側岸壁と並んで注目したいのが、港内中央エリアの岸壁です。こちらは道路側よりもやや奥まった位置にありますが、それゆえに人が少なく落ち着いて釣りができる穴場的なポイントといえます。駐車スペースからは少し歩く必要がありますが、その分プレッシャーが低く、警戒心の強いアジでも口を使いやすい環境です。
港内中央の岸壁ポイント1では、サビキ釣りやルアー釣りがおすすめです。タイミングが良ければサビキ釣りでも、入れ食い状態になることがあります。
この情報から分かるように、港内中央エリアでは回遊のタイミングが合えば、入れ食いに近い状況に遭遇できることもあります。アジは群れで行動する魚なので、一匹釣れれば連続ヒットの可能性が高まります。特に朝夕のまずめ時は、港内に群れが入ってくる確率が上がるため、集中して狙いたい時間帯です。
港内中央の岸壁は、スロープやミオ筋といった地形変化があることも特徴です。こうした変化のある場所は魚の回遊ルートになりやすく、アジが集まるポイントとなります。ルアーをキャストする際は、こまめに移動しながら地形変化を探り、アジの居場所を見つけ出すことが釣果アップのカギとなるでしょう。
また、港内中央は道路側岸壁に比べて釣りスペースが広いため、複数のロッドを出したり、広範囲を探ったりする自由度が高くなります。アジングだけでなく、同時にサビキ釣りの竿も出しておけば、効率的に餌となるイワシを確保しながらアジングを楽しむこともできます。
夜釣りなら常夜灯のある場所を選ぶべき理由
アジングにおいて、常夜灯の存在は釣果を大きく左右する重要な要素です。乙浜港には複数の常夜灯が設置されており、特に道路側岸壁では明るい環境で夜釣りを楽しめます。常夜灯の光は単に視界を確保するだけでなく、アジを寄せる集魚効果も発揮します。
常夜灯の光に集まるプランクトンやベイトフィッシュを追って、アジが接岸してきます。そのため、常夜灯直下やその周辺は「一級ポイント」となりやすく、多くのアジングファンが狙う場所となっています。ただし、人気が高いということは、それだけアジもスレている可能性があるため、ルアーの選択や操作には工夫が必要かもしれません。
💡 常夜灯周辺での効果的な攻め方
- 明暗の境目を狙う:明るすぎる場所よりも、光と影の境界線にアジが潜んでいることが多い
- シルエットを意識する:明るい場所ではルアーのシルエットがはっきり見えるため、クリア系やナチュラルカラーが有効
- レンジを変える:表層だけでなく、中層・底層と幅広く探ってみる
- ドリフトさせる:潮の流れに乗せてルアーを漂わせると自然なアピールができる
常夜灯がない場所でも、月明かりがあればアジングは可能ですが、やはり常夜灯があった方が圧倒的に釣りやすくなります。特に初心者の方や、夜釣りに慣れていない方は、まずは明るい常夜灯周辺から始めることをおすすめします。
また、常夜灯の光が届く範囲は限られているため、周辺の暗いエリアに移動したアジを狙うのも一つの戦略です。多くの釣り人が常夜灯直下に集中している場合は、あえて少し離れた暗いエリアを探ることで、プレッシャーの低い魚に出会える可能性があります。
サビキ釣りでアジを確保してから泳がせ釣りも楽しめる
乙浜港の面白さは、アジング以外の釣り方も同時に楽しめるという点にあります。特にサビキ釣りでアジやイワシを確保し、それを活き餌として泳がせ釣りに使うという組み合わせは、乙浜港ならではの楽しみ方といえるでしょう。
23時過ぎから始め3時半で打ち止めです。朝まづめまで居られないほどアジが回ってました。クーラボックスが大きければ居れたか(^^;
出典:乙浜港で釣り
この釣行記録からも分かるように、乙浜港では時期やタイミングが合えば、短時間で相当な数のアジを釣り上げることができます。アジングで良型を狙いながら、同時にサビキ釣りでも小型を確保しておけば、その後の展開に幅が広がります。
釣り上げたアジやイワシは、泳がせ釣りでヒラメやマゴチ、シーバスなどの大物を狙う餌として活用できます。実際に乙浜港では、泳がせ釣りでヒラメやワラサ(ブリの若魚)が釣れたという報告も見られます。アジングで満足した後に、活き餌を使った本格的な釣りに挑戦してみるのも楽しいでしょう。
また、釣れたアジは食用としても優れています。新鮮なアジは刺身や塩焼き、南蛮漬け、フライなど、様々な料理で楽しめます。特に自分で釣ったアジの味は格別で、釣りの楽しみが食卓まで続くのは大きな魅力です。
タナは底から1回転程度が基本セッティング
アジングにおいて、タナ(狙う水深)の設定は釣果を左右する重要な要素です。乙浜港でのアジングでは、基本的に底から1回転程度(リール1回転、約60~80cm)が効果的とされています。これは、アジが底付近を回遊していることが多いためです。
ただし、これはあくまで基本であり、状況によって柔軟に調整する必要があります。例えば、表層でイワシやベイトフィッシュが跳ねているような状況では、アジも表層を意識している可能性が高く、浅いタナが効果的になります。逆に、日中や人が多い時間帯は、アジが底に沈んでいることが多いため、より底に近いタナを探る必要があるでしょう。
🎯 タナ設定の目安とシチュエーション
タナの深さ | 効果的な状況 | ルアーの選択 |
---|---|---|
表層(0~50cm) | 朝夕まずめ、ベイトが表層にいる時 | 軽量ジグヘッド(0.6~1.5g) |
中層(50cm~2m) | 常夜灯周辺、活性が高い時 | 標準ジグヘッド(1.5~2.5g) |
底層(底~1m) | 日中、プレッシャーが高い時 | 重めジグヘッド(2.5~5g) |
タナを探る際は、まずは底を取ってから徐々に巻き上げていく方法が確実です。キャスト後にラインが緩むまで待ち、底を取ったことを確認してから、リールを数回転させてタナを調整します。そこからゆっくりとリトリーブを開始し、反応がなければさらにタナを上げていくという手順を繰り返します。
また、潮の流れが速い時は、ジグヘッドの重さを調整することも重要です。流れが速いとルアーが浮き上がってしまい、狙ったタナをキープできないことがあります。そのような場合は、少し重めのジグヘッドを使用するか、キャロライナリグやスプリットショットリグといった、タナをキープしやすい仕掛けに変更することも検討しましょう。
乙浜港でのアジング釣行に役立つ実践情報:設備・アクセス・周辺施設
- 乙浜港の駐車場情報と注意点
- トイレは2か所あり家族連れでも安心
- 最寄りの釣具店は徒歩圏内にある
- アクセスは館山自動車道富浦ICから約30分
- 釣り禁止エリアの最新情報を確認すべき
- 周辺には観光スポットや宿泊施設も充実
- まとめ:乙浜港でのアジングを成功させるポイント
乙浜港の駐車場情報と注意点
乙浜港には公式な有料駐車場はありませんが、漁港内に釣り人が利用できる駐車スペースが複数あります。ただし、これらは漁業関係者の作業スペースでもあるため、利用する際には十分な配慮が必要です。漁船の出入りを妨げない場所に駐車し、もし漁業関係者から移動を求められた場合は速やかに対応しましょう。
道路側岸壁には入口付近とトイレ前にスペースがあり、北側岸壁で釣りをする場合は非常に便利です。一方、南側の岸壁や突堤で釣りをする場合は、西側の入口から入った場所に広めの駐車スペースがあります。ただし、南側エリアの入口には「車輌進入禁止」の看板が設置されていることがあり、特に夏休み期間などは立ち入り禁止のロープが張られることもあるようです。
2021.1.16「乙浜港は 漁港内に一般車両駐車禁止、完全封鎖 になってます」とのご連絡をいただきました。 2021.4.16「駐車に関する表示が撤去され、”全面駐車禁止”から “一部駐車禁止” になりました。船の出入りの邪魔にならなければ、どこで釣りをしても構わないとのこと。漁協関係者に聞きました。」とのご連絡を頂きました。
この情報から分かるように、駐車に関する規制は時期や状況によって変動する可能性があります。訪れる前には最新の情報を確認し、現地の看板や指示に従うことが重要です。釣り場を維持していくためにも、マナーを守った利用を心がけましょう。
🚗 駐車時の注意点チェックリスト
- ✅ 漁船や作業車両の通行を妨げない場所に駐車する
- ✅ 複数台で訪れる場合は、できるだけ詰めて駐車する
- ✅ 夜間は車のドアの開閉音に注意する
- ✅ エンジンをかけたままの駐車は避ける
- ✅ 駐車スペース周辺を汚さない、ゴミを残さない
- ✅ 長期間の駐車は避け、釣りが終わったら速やかに移動する
また、週末や人気の時期は駐車スペースが混雑することもあります。特に朝夕のまずめ時は多くの釣り人が集まるため、早めの到着を心がけると良いでしょう。もし満車の場合は、近隣の有料駐車場を利用するか、時間をずらして再訪することも検討してください。
トイレは2か所あり家族連れでも安心
乙浜港には公衆トイレが2か所設置されており、これが釣り場としての大きな魅力の一つとなっています。一つは北側岸壁の駐車スペース近くにあり、もう一つは南側岸壁の入口付近の公園内にあります。どちらも釣り座から徒歩1~2分程度の距離にあるため、長時間の釣行でも安心です。
トイレの存在は、特にファミリーフィッシングや女性アングラー、長時間の釣行を計画している方にとって重要なポイントです。多くの釣り場ではトイレがなかったり、あっても遠かったりするケースが多い中、乙浜港は設備面で恵まれているといえるでしょう。
ただし、これらは小規模な公衆トイレであり、ウォシュレットなどの設備は期待できません。また、清掃頻度によっては清潔さにばらつきがある可能性もあります。気になる方は、港に向かう途中のコンビニや道の駅でトイレを済ませておくという選択肢もあります。
夜釣りの際は、トイレの場所を事前に確認しておくことをおすすめします。懐中電灯やヘッドライトを持参していれば、暗い中でも安全にトイレまで移動できます。また、トイレットペーパーが切れていることもあるため、ポケットティッシュを携帯しておくと安心です。
最寄りの釣具店は徒歩圏内にある
乙浜港から徒歩圏内に「石田釣り具店」という釣具店があり、仕掛けやエサ、ルアーなどの現地調達が可能です。所在地は千葉県南房総市白浜町乙浜471−47で、港から歩いて数分の場所にあります。営業時間は5時~18時と早朝から営業しているため、朝まずめ前に到着してエサを購入することもできます。
この石田釣り具店は、地元の釣り情報にも詳しく、当日の釣況や潮の状況、おすすめのポイントなどを教えてもらえる可能性があります。特に初めて乙浜港を訪れる方は、立ち寄って情報収集してから釣りを始めるのも良いでしょう。また、沖堤防への渡船サービスも行っているため、より本格的な釣りに挑戦したい方は相談してみるのも面白いかもしれません。
🏪 石田釣り具店の基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
店名 | 石田釣り具店 |
住所 | 千葉県南房総市白浜町乙浜471−47 |
電話 | 0470-38-4228 |
営業時間 | 5:00~18:00 |
定休日 | 年中無休 |
サービス | 釣具販売、エサ販売、渡船(要予約) |
ただし、大型釣具店と比べると品揃えは限られている可能性があります。アジング用の特殊なルアーやマニアックなアイテムを使いたい場合は、事前に自宅近くの釣具店やネット通販で準備しておくことをおすすめします。基本的な仕掛けや消耗品、生エサなどは現地調達できると考えておけば良いでしょう。
近隣のスーパー「おどや 白浜店」でも一般的な釣具を取り扱っているという情報もあります。こちらは港から車で約10分の距離にあり、食料品や飲み物、日用品なども購入できるため、長時間の釣行や宿泊を伴う釣行の際には便利です。
アクセスは館山自動車道富浦ICから約30分
乙浜港へのアクセスは、館山自動車道の終点である富浦ICから約30分というルートが一般的です。都心からの所要時間は、渋滞がなければ概ね2時間程度と考えておけば良いでしょう。アクアラインを利用することで、神奈川方面からのアクセスも比較的スムーズです。
具体的なルートとしては、富浦ICを降りた後、最初の信号を右折して国道127号に入ります。その後、国道410号の「下真倉南」交差点を左斜めに入り、県道86号を走ります。「長尾橋脇」交差点で左折して房総フラワーラインに入り、右手に乙浜港が見えたら右折するという流れです。
🚙 アクセスルートのポイント
- アクアライン経由:神奈川方面からは最速ルート(海ほたるPA経由で景色も楽しめる)
- 京葉道路経由:東京方面からの標準ルート(館山自動車道に接続)
- 下道ルート:国道16号→国道127号(時間はかかるが道の駅巡りも楽しめる)
- 房総フラワーライン:海岸沿いの景観が美しく、ドライブ自体が楽しめる
公共交通機関を利用する場合は、JR内房線の千倉駅からバスで「乙浜」停留所まで行き、そこから徒歩約3分で港に到着します。ただし、バスの本数は限られているため、事前に時刻表を確認しておくことをおすすめします。また、釣具や荷物の運搬を考えると、やはり車でのアクセスが便利でしょう。
乙浜港は房総半島の先端近くに位置しているため、都心からはやや距離があります。しかし、その分自然豊かな環境と良好な釣り場が待っています。往復の時間を考慮し、余裕を持った釣行計画を立てることをおすすめします。
釣り禁止エリアの最新情報を確認すべき
近年、房総半島の多くの港で釣り人のマナー違反が原因で釣り禁止措置が取られるケースが増加しています。館山の香漁港や浜田堤防、鴨川市の小湊港など、かつては人気だった釣り場が立ち入り禁止になったり、開放と禁止を繰り返したりしている状況です。
乙浜港についても、時期や状況によって駐車や立ち入りに関する規制が変動することがあります。特に南側岸壁へのアクセス道路には「車輌進入禁止」の看板が設置されていることがあり、夏休み期間などは立ち入り規制が強化される傾向があるようです。
⚠️ 釣り場を守るために注意すべきマナー
- ❌ ゴミを放置しない(特に釣り糸、仕掛け、エサの袋など)
- ❌ 漁業関係者の邪魔になる場所での釣りや駐車
- ❌ 深夜早朝の騒音(大声での会話、車のドアの開閉音など)
- ❌ 立入禁止エリアへの侵入
- ❌ 長時間の場所取りや複数のスペースの占有
- ❌ 釣り場の破損(柵を壊す、ボラードを破損するなど)
釣り場の維持には、漁業関係者や地元住民の理解と協力が不可欠です。一部の釣り人のマナー違反が原因で、多くの釣り人が釣りを楽しめなくなってしまうのは残念なことです。訪れる際は、現地の看板や指示に従い、地元の方々への配慮を忘れないようにしましょう。
最新の規制情報については、釣行前に釣り情報サイトやSNS、地元の釣具店などで確認することをおすすめします。特に初めて訪れる場合は、石田釣り具店で現地の状況を聞いてから釣りを始めるのが確実です。
周辺には観光スポットや宿泊施設も充実
乙浜港がある南房総エリアは、釣りだけでなく観光も楽しめる魅力的な地域です。近隣には野島埼灯台や道の駅、温泉宿など、様々な施設が点在しており、釣りと観光を組み合わせた旅行プランも立てられます。
特に野島埼灯台は、全国的にも珍しい「登れる灯台」として知られており、「日本の灯台50選」にも選定されています。展望台からは太平洋の絶景を望むことができ、夕陽スポットとしても人気です。乙浜港から車で10分程度の距離にあるため、釣りの前後に立ち寄ってみるのも良いでしょう。
🏨 周辺のおすすめ宿泊施設
施設名 | 特徴 | 釣り場との相性 |
---|---|---|
ホテル南海荘 | 海鮮バイキング、全室オーシャンビュー、目の前が釣り場 | ★★★★★ |
南国ホテル | リーズナブル、温泉あり、飲み放題バイキング | ★★★★☆ |
白浜オーシャンリゾート | 海を間近に感じる立地、浜焼き食べ放題 | ★★★★☆ |
これらの宿泊施設は、いずれも釣り人にも人気があり、近くに釣り場があるため早朝の釣行にも便利です。特にホテル南海荘は目の前の堤防でも釣りができるという好立地で、海鮮バイキングも楽しめるため、釣り旅行の拠点として最適かもしれません。
また、周辺には「道の駅 ちくら・潮風王国」や「渚の駅 たてやま」といった道の駅もあり、地元の新鮮な魚介類や農産物を購入できます。釣りの合間に立ち寄って、地元グルメを楽しむのも南房総の魅力です。
食事については、乙浜港の目の前に「食事処わたなべ」があり、新鮮な地魚料理がリーズナブルに楽しめます。また、少し離れた場所にある「えびす家」では、房総の3大ラーメンの一つである竹岡式ラーメンが味わえるとのことです。釣りだけでなく、地元の食文化も堪能できるのが南房総エリアの魅力といえるでしょう。
まとめ:乙浜港でのアジングを成功させるポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- 乙浜港は道路側岸壁の常夜灯周辺がアジングの一級ポイントである
- アジが狙える時期は5月から12月までの長期間にわたる
- 特に7月から9月は15~17cmの良型が安定して釣れるハイシーズンである
- 道路側岸壁は駐車スペースの目の前で釣りができる好立地である
- 港内中央の岸壁は人が少なく落ち着いて釣りができる穴場的ポイントである
- 常夜灯の明暗境界線を狙うことがアジング成功のカギとなる
- 基本的なタナ設定は底から1回転程度だが状況に応じて調整が必要である
- 駐車スペースは複数あるが漁業関係者の邪魔にならないよう配慮が必要である
- 公衆トイレが2か所あり家族連れでも安心して釣りができる
- 徒歩圏内に釣具店があり現地調達が可能である
- 都心からのアクセスは富浦ICから約30分で比較的良好である
- 釣り禁止エリアや規制は変動するため最新情報の確認が必須である
- ゴミの持ち帰りなどマナーを守ることが釣り場を守ることにつながる
- サビキ釣りでアジを確保してから泳がせ釣りに展開することも可能である
- 周辺には観光スポットや宿泊施設が充実しており釣り旅行にも最適である
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 乙浜漁港で釣れたアジの釣り・釣果情報 – アングラーズ
- 初心者から上級者まで楽しめる楽園![乙浜港]完全釣り場ガイド
- 乙浜港(おとはまこう)の釣り場
- 乙浜港の釣り場とポイント 釣り方 釣れる魚 堤防 磯 カゴ釣り 青物 クロダイ 千葉県
- 乙浜港のサビキ釣りでイワシ100尾好捕【千葉】
- 乙浜港で釣り
- 陸っぱり泳がせ釣りで63cmワラサ【千葉・乙浜港】
- 乙浜港の釣り
- 千葉県「乙浜港(おとはまこう)」の釣りポイント情報まとめ
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