伊豆アジングは常夜灯攻略が釣果の鍵！実釣データで見る夜釣りポイント完全ガイド

伊豆半島でアジングを楽しむなら、常夜灯の存在を無視することはできません。常夜灯周りにはプランクトンが集まり、それを追ってアジが回遊してくるという黄金パターンが成立するからです。しかし伊豆の釣り場は常夜灯が少ないエリアも多く、ポイント選びに悩むアングラーも少なくありません。実際にネット上の釣行記録を見ても、「常夜灯のある港は人が多い」「常夜灯がない港で苦戦した」という声が多数見られます。

この記事では、伊豆半島各地の常夜灯ポイント情報を網羅的に整理し、実釣データに基づいた攻略法をお届けします。東伊豆・西伊豆・南伊豆・沼津エリアの具体的なポイント名から、常夜灯を使った釣り方のコツ、さらには常夜灯がない場所での代替戦略まで、初心者から経験者まで役立つ情報を詰め込みました。

この記事のポイント
✓ 伊豆半島エリア別の常夜灯ポイント詳細情報
✓ 常夜灯周りでの効果的なアジングテクニック
✓ 常夜灯がない場所での代替攻略法
✓ 時期別・時間帯別の狙い方とタックル選び

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伊豆アジングで常夜灯を活用する基本戦略

1. 常夜灯周りでアジが釣れるメカニズム
2. 明暗部を攻める具体的なアプローチ法
3. 常夜灯がない場所でも釣果を上げる方法
4. 闇アジングと常夜灯アジングの使い分け
5. 季節・時期による常夜灯効果の変化
6. 常夜灯アジング専用のタックルセッティング

常夜灯周りでアジが釣れるメカニズム

常夜灯がアジングで有効な理由は、光に集まるプランクトンの連鎖反応にあります。夜の海では常夜灯の光に引き寄せられたプランクトンが集結し、それを捕食する小魚（ベイトフィッシュ）が集まり、さらにそれを狙うアジが回遊してくるという食物連鎖が成立します。この現象は海釣りの基本中の基本ですが、伊豆のアジングでも例外ではありません。

特に伊豆エリアでは、常夜灯の光質も重要なポイントになります。白色の常夜灯とオレンジ色の常夜灯では、魚の寄り方が異なるケースがあります。

伊東周辺では「数個の常夜灯の中でも白い光を放つものを目印にしました。メアジは明るさと暗さをキーワードに回遊します」という実釣報告があり、光の色による選別も効果的です。

出典：伊東周辺アジング開拓中！！！

常夜灯の効果は時間帯によっても変化します。日没直後はまだ明るさが残っているため常夜灯の効果は限定的ですが、完全に暗くなってから2～3時間後が最も効果を発揮するタイミングといえるでしょう。また潮の動きとの相関関係も無視できません。潮が動いている時間帯の方が、プランクトンやベイトが流されて常夜灯周りに溜まりやすくなります。

伊豆では地形的に外海に面した港が多く、潮通しの良さが特徴です。そのため常夜灯があっても潮が動かない時間帯は釣果が落ちる傾向にあります。逆に潮がよく動く大潮や中潮の時期は、常夜灯の効果が最大化されます。満月や新月の前後は特に狙い目で、常夜灯周りに大型のアジが回遊してくる可能性が高まります。

水温も常夜灯の効果に影響を与えます。水温が高い夏場は表層付近にプランクトンが浮きやすく、常夜灯の光が届く範囲にアジも浮いてきます。一方、冬場は水温が下がるため、アジは深場に落ちる傾向があり、常夜灯の効果が薄れることがあります。ただし伊豆は黒潮の影響で比較的水温が高く保たれるため、冬でも常夜灯周りで釣果が得られるケースも少なくありません。

常夜灯の明るさの強弱も重要な要素です。明るすぎる常夜灯は警戒心の強いアジを遠ざけてしまうことがあり、逆に薄暗い常夜灯の方が自然な状態に近く、アジが寄りやすいという意見もあります。伊豆の港では比較的明るい常夜灯が多いですが、その明暗の境目（明暗部）を狙うことで釣果を上げることができます。

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明暗部を攻める具体的なアプローチ法

常夜灯アジングで最も重要なのが「明暗部」の攻略です。明暗部とは、常夜灯の光が届く明るいエリアと、光が届かない暗いエリアの境界線のことを指します。アジは基本的に暗い場所に身を潜めながら、明るいエリアに流れてくるベイトを捕食するという習性があるため、この明暗部が一級ポイントになります。

明暗部の攻め方には大きく分けて2つのアプローチがあります。1つ目は明るい側から暗い側へルアーを流していく方法です。明るいエリアにキャストして、リトリーブやフォールで暗いエリアへワームを移動させます。この時、明暗の境界線をゆっくりと通過させることが重要で、ここでバイトが集中します。

📊 明暗部攻略の基本テクニック

アプローチ方法	詳細	効果的な状況
明→暗への流し	明るい側からキャストして暗い側へ流す	アジの活性が高い時
暗→明への誘い	暗い側からキャストして明るい側へ引く	警戒心が強い時
明暗境界のステイ	境界線上でワームを漂わせる	潮が止まっている時
縦の釣り	明暗部の直下を攻める	水深がある場所

2つ目のアプローチは、暗い側から明るい側へルアーを引いてくる方法です。これは警戒心が強いアジや、プレッシャーが高い場所で有効です。暗いエリアにいるアジの目の前にルアーを通すことで、より自然なベイトの動きを演出できます。

実際の釣り方としては、まず明暗部の位置を正確に把握することから始めます。常夜灯の真下は最も明るく、そこから離れるにつれて徐々に暗くなります。最初は明暗部の少し明るい側にキャストし、ゆっくりとしたリトリーブで暗い側へ移動させます。この時のリトリーブスピードは、1秒に1回転程度のデッドスローが基本です。

東伊豆の堤防では「常夜灯の下をランガンしました。ジグヘッドは0.6～0.4ｇがメインなのでエステルタックル必須です」という釣果報告があり、軽量ジグヘッドでのスローな攻めが効果的です。

出典：東伊豆堤防夜アジング好調です！

明暗部での誘い方にもコツがあります。リフト＆フォールを繰り返す場合、フォール中のバイトが多いため、ラインの動きを注視することが重要です。また、明暗部でワームをステイさせる「止めの間」を作ることで、追いかけてきたアジにバイトのタイミングを与えることができます。

レンジ（泳層）の調整も明暗部攻略では欠かせません。表層から中層、ボトム付近まで、アジがどのレンジにいるかを探る必要があります。基本的には表層から順に探っていき、反応があったレンジを集中的に攻めるのがセオリーです。ただし伊豆の港は水深があることが多いので、中層以深も丁寧に探ることをおすすめします。

風の影響も考慮しましょう。風が強い日は、常夜灯の光が水面で揺らぎ、明暗部がはっきりしなくなります。このような日は、風裏になる堤防の内側や、風の影響を受けにくい湾内の常夜灯を選ぶと良いでしょう。伊豆は季節風の影響を受けやすいため、風向きを事前に確認してポイント選びをすることが釣果アップの鍵になります。

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常夜灯がない場所でも釣果を上げる方法

伊豆半島の釣り場を調査すると、常夜灯がない港や堤防が意外と多いことに気づきます。特に沼津方面は「常夜灯のある港が少ない」という声が多く、ポイント選びに苦労するアングラーも少なくありません。しかし常夜灯がない場所でも、適切な戦略を立てればアジを釣ることは十分可能です。

常夜灯がない場所で最も重要なのは「潮通しの良さ」です。潮が動いている場所には自然とベイトが集まり、それを追ってアジも回遊してきます。堤防の先端やテトラ帯、岬周りなど、潮がぶつかったり剥がれたりするポイントが狙い目になります。

闇アジングについて「潮流が必要不可欠です。そのため、ポイントを選ぶキーワードは『潮通しの良さ』」と指摘されており、常夜灯に頼らない釣り方では潮の動きが最重要要素になります。

出典：常夜灯なんて不要！闇アジングのポイント選び

🎯 常夜灯なしポイントの選定基準

選定要素	チェックポイント	具体的な場所
潮通し	外海に面している、潮目がある	堤防先端、岬周り
地形変化	駆け上がり、ブレイク	テトラ帯、ゴロタ場
ベイトの存在	小魚の気配、ボイル	河口周辺、ワンド
エサ釣り師の有無	サビキで釣れている	実績のある港

常夜灯がない場所でのタックルセレクトも重要です。暗闇では視認性が悪いため、ラインの動きでアタリを取る必要があります。そのため感度の高いエステルラインや、視認性の高い蛍光カラーのラインを使用することをおすすめします。ジグヘッドの重さも重要で、暗闇では飛距離を出して広範囲を探る必要があるため、0.8～1.5g程度のやや重めのジグヘッドが有効です。

ワームのカラー選択も常夜灯がある場所とは異なります。暗闇では視覚に頼れないため、アジの側線で感知できる波動の強いワームや、グロー系（夜光）のワームが効果を発揮します。またケイムラ（紫外線発光）カラーも、月明かりの紫外線に反応して発光するため、月夜の闇アジングでは特に有効です。

常夜灯がない場所での時合いも、常夜灯のある場所とは異なります。日没直後のマズメ時は、まだ薄明かりが残っているため、アジの視認性も高く活性が上がりやすい時間帯です。また満月の夜は月明かりが海面を照らすため、闇の中でもある程度の視界が確保され、アジの活性が高まることがあります。

潮の動きを読むことも、常夜灯なしポイントでは特に重要です。潮が動き始める時間帯や、潮止まり前後の時間帯を狙うことで釣果が変わってきます。一般的には潮が動いている時間帯の方が釣れやすいですが、潮が緩む潮止まり前後にアジの活性が上がることもあります。現場の状況を観察しながら、最適なタイミングを見極めましょう。

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闇アジングと常夜灯アジングの使い分け

伊豆でアジングをする上で、「闇アジング」と「常夜灯アジング」の違いを理解し、状況に応じて使い分けることが釣果アップの近道です。それぞれに長所と短所があり、釣り場の環境や混雑状況、アジの活性によって選択を変える必要があります。

常夜灯アジングの最大のメリットは、魚の居場所が特定しやすいことです。常夜灯周りという明確なポイントがあるため、初心者でも狙うべき場所が分かりやすく、結果も出やすい傾向にあります。またラインの動きやアタリが視認しやすいため、バイトを取りやすいという利点もあります。特に豆アジサイズの小さなアタリも見逃しにくくなります。

一方で常夜灯アジングのデメリットは、プレッシャーの高さです。伊豆の常夜灯ポイントは釣り人に人気があり、週末や休日は混雑することが多いです。多くのアングラーが同じポイントを狙うため、アジがスレて釣れにくくなることもあります。

江梨港について「ここは常夜灯があり、期待感満載なのですが、こういう所は激混み。駐車場に車を止めるスペースがありません」という状況報告があり、常夜灯ポイントの混雑問題が指摘されています。

出典：沼津ランガン：完ボ！アジング非実力派宣言

対して闇アジングは、常夜灯がない分プレッシャーが低く、スレていない魚を狙えるメリットがあります。また釣り人も少ないため、のびのびと釣りができる環境が魅力です。さらに常夜灯に集まる小型のアジだけでなく、外海を回遊する大型のアジに出会える可能性も高まります。

📋 闇アジングvs常夜灯アジング比較表

項目	常夜灯アジング	闇アジング
難易度	初心者向け	中～上級者向け
混雑度	高い	低い
魚のサイズ	小～中型中心	中～大型の可能性
アタリの取りやすさ	取りやすい	取りにくい
必要な技術	基本的	高度
適した時期	通年	特定の時期

使い分けの基準としては、まず自分のスキルレベルを考慮しましょう。アジング初心者であれば、まずは常夜灯アジングから始めて基本を身につけることをおすすめします。アタリの取り方やアワセのタイミング、ドラグ調整など、基礎的なスキルを常夜灯の明るい環境で習得した方が上達が早いでしょう。

混雑状況も重要な判断材料です。常夜灯ポイントが既に満員の場合、無理に割り込むよりも、少し離れた常夜灯のない場所で闇アジングにチャレンジする方が快適に釣りができます。特に平日の夜など、人が少ない時間帯は常夜灯ポイントを選び、週末の混雑時は闇アジングポイントを選ぶという使い分けも有効です。

時期による使い分けも考えましょう。春から初夏にかけてのアジの接岸初期は、常夜灯周りに小型のアジが群れることが多いため、常夜灯アジングが有利です。一方、秋から冬にかけては水温の低下とともに大型のアジが深場から接岸してくるため、闇アジングで沖目を狙う方が良型に出会える可能性が高まります。

両方を組み合わせる戦略も効果的です。例えば、最初は常夜灯周りで小型アジを釣りながら海の様子を観察し、その後、常夜灯から少し離れた暗いエリアで大型を狙うという流れです。また常夜灯の光が届く範囲の外側（暗い側）を狙うことで、常夜灯の恩恵を受けつつプレッシャーの低い場所を攻めることができます。

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季節・時期による常夜灯効果の変化

伊豆のアジングは季節によって常夜灯の効果が大きく変わります。水温、潮の流れ、ベイトの種類、アジのサイズなど、様々な要因が季節ごとに変化するため、それに応じた攻略法が必要です。伊豆は温暖な気候と黒潮の影響で、比較的長期間アジングを楽しめるエリアですが、季節ごとの特徴を理解することで釣果を大きく伸ばすことができます。

**春（3月～5月）**は、アジの接岸が始まる時期です。水温が上昇し始めると、小型のアジ（豆アジ）が港内に入ってきます。この時期の常夜灯周りは、豆アジの群れがベイトを追って活発に動き回るため、非常に釣りやすい状況になります。ただしサイズは10～15cm程度の小型が中心なので、ジグヘッドは0.4～0.6g程度の軽量タイプを使用します。

伊豆の豆アジハンターの記事では「初夏から私がヒートアップして狙うのが豆アジです。地域によって豆アジって呼ぶサイズがマチマチですが、私の住む伊豆地域で豆アジのサイズは10cm以下～概ね15cm未満のサイズ」と説明されています。

出典：伊豆の豆アジハンター

🌸 季節別の常夜灯アジング攻略カレンダー

季節	時期	水温	主なサイズ	常夜灯効果	おすすめジグ重量
春	3～5月	15～18℃	10～15cm	高い	0.4～0.6g
初夏	6～7月	18～22℃	15～20cm	非常に高い	0.6～0.8g
盛夏	8～9月	22～26℃	15～25cm	中程度	0.8～1.0g
秋	10～11月	20～23℃	18～28cm	高い	0.8～1.2g
冬	12～2月	15～18℃	20～30cm	低～中程度	1.0～1.5g

**初夏（6月～7月）**は、伊豆アジングの最盛期といえます。水温が安定し、アジのサイズも15～20cm程度に成長してきます。この時期の常夜灯周りは、アミやプランクトンが大量に発生し、それを追うアジの活性も最高潮に達します。夜の時合いが長く続くため、初心者でも数釣りを楽しめる絶好の時期です。

**盛夏（8月～9月）**は、水温が最も高くなる時期です。水温が高すぎるとアジは深場に落ちる傾向があり、常夜灯の効果がやや薄れることがあります。ただし伊豆は深場が近いため、港内でも中層から底付近を狙うことで釣果を維持できます。また夏は台風の影響で海況が悪化することも多く、釣行のタイミング選びが重要になります。

**秋（10月～11月）**は、再びアジングの好シーズンに入ります。水温が下がり始めるとアジの活性が再び上昇し、サイズも20cm前後の良型が混じるようになります。この時期の常夜灯アジングは、数も型も期待できる魅力的な釣りになります。また秋は気候も安定しており、快適に夜釣りを楽しめる時期でもあります。

下田湾でのナイトアジングでは「最近はメアジが接岸しており、初心者でも楽しめるくらいの釣果が揚がっています」という報告があり、秋のメアジシーズンの好調さが伝えられています。

出典：下田湾でのナイトアジングで【1時間にメアジ50匹の入れ食い】を堪能

**冬（12月～2月）**は、伊豆アジングで最も難しい時期です。水温の低下とともにアジの活性が下がり、釣果が安定しにくくなります。ただし伊豆は黒潮の影響で他のエリアよりも水温が高く保たれるため、完全にアジがいなくなるわけではありません。常夜灯の効果は限定的になりますが、日中の気温が高い日の夜や、潮回りの良い大潮周りなど、条件が揃えば釣果が期待できます。

季節ごとの時合いの時間帯も変化します。春から夏にかけては日没後1～2時間がプライムタイム、秋は深夜帯も良く、冬は日没直後のマズメ時が最も有望です。また満月・新月などの大潮周りは、季節を問わず常夜灯の効果が高まる傾向があります。潮汐表を確認して釣行計画を立てることをおすすめします。

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常夜灯アジング専用のタックルセッティング

伊豆の常夜灯アジングで使用するタックルは、釣り場の特性やターゲットサイズに合わせて最適化する必要があります。伊豆の港は比較的水深があり、潮の流れも速いため、繊細さと同時にパワーも求められる環境です。適切なタックルセッティングが、釣果を大きく左右します。

ロッドは、6.0～6.5フィート程度のアジング専用ロッドが基本です。伊豆の港は足場が高い場所も多いため、やや長めの6.5フィート前後が扱いやすいでしょう。硬さは、豆アジ狙いならXUL（エクストラウルトラライト）クラス、20cm前後の良型狙いならUL（ウルトラライト）クラスが適しています。ティップ（穂先）はソリッドティップの方が、豆アジの小さなアタリも取りやすくおすすめです。

実釣データでは「ロッド：xesta ブラックスターS62、リール：スピニングリール2000番、ライン：duel the one0.2号、リーダー：フロロ0.8号、ジグヘッド：0.6～1.0号」という組み合わせが報告されています。

出典：下田湾でのナイトアジング

🎣 伊豆常夜灯アジング推奨タックル表

タックル要素	豆アジ狙い	良型アジ狙い
ロッド	6.0～6.3ft XUL	6.3～6.5ft UL
リール	2000番以下	2000～2500番
メインライン	エステル0.2～0.25号	エステル0.3～0.4号
リーダー	フロロ0.6～0.8号	フロロ0.8～1号
ジグヘッド	0.4～0.6g	0.8～1.5g
フック	#14～#12	#12～#10

リールは、2000番クラスのスピニングリールが標準です。軽量で操作性に優れたモデルを選びましょう。ドラグ性能も重要で、豆アジの弱い引きでもスムーズにドラグが出るように調整します。ハンドルはシングルハンドルの方が、繊細な巻き感を得やすいためおすすめです。

メインラインには、感度に優れたエステルラインを使用するのが伊豆アジングの定番です。太さは0.2～0.3号程度が基本で、豆アジ狙いなら0.2号、良型狙いなら0.3号という使い分けが一般的です。エステルラインは伸びが少ないため、小さなアタリも手元に伝わりやすく、常夜灯下での視認性も良好です。

リーダーは、フロロカーボンの0.6～1号を1ヒロ（約1.5m）程度結びます。伊豆の港はテトラや岩が多く、根ズレのリスクがあるため、リーダーは必須です。あまり太くすると感度が落ちるため、釣り場の状況に応じて最小限の太さを選びましょう。結び方はFGノットやMIDノットなど、強度の高い結束方法を習得しておくことをおすすめします。

ジグヘッドは、0.4～1.5g程度を使い分けます。基本は0.6～0.8gからスタートし、風や潮の流れに応じて重量を調整します。常夜灯周りは比較的浅い層を攻めることが多いため、軽めのジグヘッドでゆっくりフォールさせる釣り方が有効です。フック形状は、ストレートポイントよりもオープンゲイプ（フトコロが広い）の方が、フッキング率が高まります。

ワームは、1.5～2インチ程度の小型ワームが基本です。伊豆のアジは比較的小型のベイトを好むため、ワームサイズも小さめを選びます。カラーは、常夜灯周りではクリア系やアミ系が基本ですが、プレッシャーが高い時はダーク系に変更すると効果的です。形状はピンテール、シャッドテール、カーリーテールなど複数用意し、その日の状況に合わせて使い分けましょう。

その他のアイテムとして、ヘッドライト、フィッシングベスト、ランディングネット、プライヤー、フィッシュグリップなどがあると便利です。特にヘッドライトは、手元を照らすだけでなく、海面のアジの回遊を確認するのにも役立ちます。ただし常夜灯周りでは、あまり強い光を海面に向けるとアジが警戒するため、赤色LEDモードなど控えめな照明を使用しましょう。

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伊豆アジングの常夜灯ポイント完全ガイド

1. 東伊豆エリアの常夜灯ポイント詳細
2. 西伊豆エリアの有望な常夜灯スポット
3. 南伊豆エリアの夜釣り場情報
4. 沼津エリアの常夜灯事情と攻略法
5. ポイント選びで失敗しないチェックリスト
6. 時期別おすすめポイントマップ
7. まとめ：伊豆アジング常夜灯攻略の総括

東伊豆エリアの常夜灯ポイント詳細

東伊豆エリアは、伊東市を中心に複数の常夜灯ポイントが点在しています。国道135号線沿いにアクセスしやすい港が多く、初心者にもおすすめのエリアです。ただし人気が高く、週末は混雑することが多いため、平日や早朝・深夜の時間帯を狙うのが賢明です。

伊東港は、東伊豆を代表する大規模な港です。港の東側には大きな白灯堤防が2本延びており、堤防先端部や中間部に常夜灯があります。夜間も多くの釣り人が訪れる人気ポイントで、サビキ釣りのファミリー層も多いです。アジングでは、常夜灯周りのヘチを狙うとカサゴやメバルも混じります。駐車場やトイレも完備されており、ファミリーフィッシングにも最適です。

伊東港について「国道135号に沿って広がる規模の大きな港。港の東側に大きな堤防がある」と紹介されており、規模の大きさと アクセスの良さが特徴です。

出典：伊東港 – 静岡 東伊豆

🗺️ 東伊豆エリア主要常夜灯ポイント一覧

ポイント名	常夜灯数	足場	混雑度	おすすめ度	備考
伊東港	多数	良好	★★★	★★★★	トイレ・駐車場完備
稲取港	多数	良好	★★★	★★★★★	大型メバルも
網代港	少数	やや悪い	★★	★★★	穴場的存在
川奈港	中程度	良好	★★	★★★	規制に注意

稲取港も東伊豆の有力ポイントです。複数の堤防があり、それぞれに常夜灯が設置されています。特に新堤防の奥にあるゴロタ場周辺は、冬場に大型メバルが狙えることで知られていますが、アジングでも実績があります。港内は比較的穏やかで、初心者でも釣りやすい環境です。稲取温泉街も近く、釣行と温泉を組み合わせた楽しみ方もできます。

稲取港は「東伊豆町の稲取に位置する大きな港。稲取温泉として有名な温泉地」で、「夜釣りには常夜灯も完備されており、オススメ」と評価されています。

出典：稲取港 – 伊豆半島のおすすめ夜釣りポイント

網代港は、伊東と熱海の中間に位置する小規模な港です。常夜灯の数は少ないものの、その分プレッシャーも低く、穴場的な存在として知られています。港内は狭いため、混雑時は釣り場の確保が難しいですが、平日や深夜なら快適に釣りができます。小型のアジが中心ですが、数釣りが楽しめるポイントです。

川奈港は、伊東市の南部に位置する港で、常夜灯も複数設置されています。ただし、4月1日から9月末までイカ類の捕獲禁止区域があるなど、規制が厳しい点に注意が必要です。アジングは問題なく楽しめますが、エギングと並行して楽しみたい場合は時期を選ぶ必要があります。駐車スペースがやや少ないため、早めの到着がおすすめです。

東伊豆エリア全体の特徴として、国道135号線沿いにポイントが集中しているため、複数のポイントをランガンしやすいというメリットがあります。1つのポイントで釣れなくても、すぐに次のポイントへ移動できるため、効率的に釣りを楽しめます。ただし観光地でもあるため、駐車場が有料の場所も多く、事前の確認が必要です。

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西伊豆エリアの有望な常夜灯スポット

西伊豆エリアは、駿河湾に面した静かな港が多く、東伊豆に比べて釣り人のプレッシャーが低いのが特徴です。ただし常夜灯がある港と

ない港の差が大きく、事前の情報収集が重要になります。アクセスは国道136号線や県道を利用しますが、東伊豆に比べてやや時間がかかります。

田子港は、西伊豆を代表する常夜灯ポイントです。港内は常夜灯で明るく照らされており、メバル、アオリイカ、カマスなど多彩な魚種が狙えます。夏にはサビキでアジやマイワシが良く釣れ、常夜灯周りでのアジングも好調です。公園側の岸壁は水深が浅めなので、エギングとアジングを組み合わせて楽しむアングラーも多いです。

田子港について「港は大きく、右端の堤防から西にある造船所の周辺まで、ほぼどの場所からも釣りができる」という情報があり、広大な釣り場が魅力です。

出典：田子港 – 静岡 西伊豆

🌊 西伊豆エリア常夜灯ポイント評価表

ポイント名	アクセス	常夜灯の質	釣果実績	総合評価
田子港	★★★	★★★★★	★★★★	A
戸田港	★★★	★★★★	★★★	B+
土肥港	★★★★	★★★	★★★	B
安良里港	★★	★★★	★★★★	B+
宇久須港	★★	★★	★★★	C+

戸田港は、御浜岬によって形成された湾内に位置する港です。東側の岸壁一帯は足場も良く、常夜灯も設置されています。湾内のため波が穏やかで、初心者やファミリーにもおすすめです。アジングではサイズこそ小型中心ですが、数釣りが楽しめます。また戸田は深海魚料理で有名な観光地でもあるため、釣りと食事を組み合わせた楽しみ方もできます。

安良里港は、西伊豆のやや南部に位置する漁港です。常夜灯はそれほど多くありませんが、漁協前付近に設置されています。このエリアは潮通しが良く、カマスやアジの回遊が活発です。人が少なく静かに釣りができる穴場的なポイントで、のんびりとアジングを楽しみたい方におすすめです。

安良里港での実釣では「漁協前でやる事に。海面を見てると、色々と魚の気配満載。カマスらしき魚が群で回遊している」という状況が報告されており、魚影の濃さが魅力です。

出典：伊豆アジング調査～

土肥港は、西伊豆の中心的な港で、観光地としても知られています。港内に常夜灯があり、アジングも楽しめますが、観光客も多いため混雑することがあります。釣り場としての規模は中程度で、足場は良好です。夏場は海水浴客も多いため、夜釣り専門で考えた方が無難でしょう。

宇久須港は、西伊豆の北部に位置する比較的大きな港です。投げ釣り客やファミリー層に人気がありますが、常夜灯の数はそれほど多くありません。ただし港内は広く、探索する価値はあります。サビキ釣りでアジが釣れる実績もあるため、ルアーでも狙える可能性は十分にあります。

西伊豆エリア全体の攻略ポイントとしては、東伊豆に比べて交通の便がやや悪いため、事前の計画が重要です。またコンビニやガソリンスタンドが少ないため、必要な物資は事前に準備しておきましょう。一方で、その分釣り人も少なく、プレッシャーの低い環境でアジングを楽しめるというメリットがあります。

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南伊豆エリアの夜釣り場情報

南伊豆エリアは、伊豆半島の最南端に位置し、黒潮の影響を強く受ける温暖な海域です。そのため魚種も豊富で、アジング以外にもヒラメやスズキなどの大型魚も狙えます。ただし外海に面したポイントが多く、海況が悪化しやすいため、天候と潮汐のチェックは必須です。

青野川河口は、南伊豆の代表的なアジングポイントです。弓ヶ浜の横を流れる青野川の河口に位置し、常夜灯のある堤防でアジングが楽しめます。ルアー釣りの好ポイントとして知られており、スズキやヒラメを狙うアングラーも多く訪れます。河口という地形的特性から、潮の流れが複雑で、魚が溜まりやすいポイントが複数あります。

青野川河口について「ここ最近釣ってきている常夜灯のある堤防でアジングを直ぐに開始。誰も居ない堤防上は、風は上流から下流に吹いているが釣りには支障はない」という実釣レポートがあります。

出典：南伊豆の河口で夜アジングだったけど、イサキ・・

🏖️ 南伊豆エリア常夜灯ポイントガイド

ポイント名	特徴	主な対象魚	難易度	ベストシーズン
青野川河口	河口+常夜灯	アジ、スズキ、ヒラメ	中	春～秋
下田港	大規模な港	アジ、メバル、カサゴ	低	通年
大瀬港	常夜灯多数	アジ、イカ	低	春～秋
妻良港	湾内静穏	アジ、メバル	中	秋～春
子浦港	穴場的	アジ、根魚	中	通年

下田港は、南伊豆最大の港で、複数のエリアに分かれています。まどが浜海遊公園や柿崎公園など、釣りができる場所が複数あり、それぞれに常夜灯が設置されています。足場が広く、ファミリーフィッシングにも適しています。港が広大なため、ランガンしながらアジの回遊を探すスタイルが有効です。

大瀬港は、石廊崎の東に位置する比較的大きな港です。駐車場前の岸壁や大堤防から釣りができ、常夜灯も複数あります。夜釣りでも周りには常夜灯があり、安心して釣りを楽しめます。サビキ釣りやエギングをする人が多く、アジングでも実績があります。ライトルアーゲームの好ポイントとして、地元アングラーにも人気です。

大瀬港について「夜に釣りをする場合でも、周りには常夜灯があり、安心して釣りを楽しめます。ライトルアーゲームもおすすめで、アジングやメバリングを行い、季節に合わせて釣れる魚種も変わります」と紹介されています。

出典：大瀬港 – 伊豆半島のおすすめ夜釣りポイント

妻良港は、国道136号沿いで小さな湾の南側に位置する港です。左奥に大きな堤防が2つあり、常夜灯も設置されています。湾内のため波が穏やかで、初心者でも安心して釣りができます。秋から冬にかけては大型のメバルも狙え、アジングと組み合わせたライトゲームが楽しめます。

子浦港、下流港、小稲港など、南伊豆には小規模な港も多数あります。これらの港は常夜灯が少ないか、設置されていない場合もありますが、その分プレッシャーが低く、のんびりと釣りができます。地形が複雑で潮通しが良い場所も多く、闇アジングのポイントとしても有望です。

南伊豆エリアの攻略ポイントは、天候と海況のチェックが最優先です。外海に面しているため、風が強い日や波が高い日は釣りになりません。逆に凪の日は絶好の釣り日和となり、常夜灯周りで入れ食いになることもあります。また黒潮の影響で水温が高く保たれるため、冬場でもアジングが楽しめる貴重なエリアです。

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沼津エリアの常夜灯事情と攻略法

沼津エリアは、伊豆半島の玄関口に位置し、アクセスの良さが魅力です。しかし実際に現地を訪れたアングラーからは「常夜灯がある港が少ない」という声が多く聞かれます。そのため沼津エリアでのアジングは、常夜灯に頼らない戦略が重要になります。

足保港は、沼津エリアで最も人気の高い釣り場の1つです。「日中も夜も堤防外側は釣り人で溢れかえる」ほどの人気ポイントで、特にアオリイカ狙いで有名です。常夜灯もありますが、混雑が激しいため、早めの場所取りが必要です。アジングでは、混雑を避けて堤防の中間部を狙うのが賢明でしょう。

足保港について「【主要な釣り場】日中も夜も堤防外側は釣り人で溢れかえる。特にアオリイカ狙いで」と紹介されており、人気の高さがうかがえます。

出典：足保港 – 静岡 沼津

⚓ 沼津エリア釣り場状況まとめ

ポイント名	常夜灯	アクセス	混雑度	アジング実績	推奨度
足保港	あり	★★★★	★★★★★	★★★	B
江梨港	あり	★★★	★★★★	★★★	B+
木負堤防	なし	★★★	★★★	★★	C
静浦港	あり	★★★★	★★★★	★★★	B
内浦三津	なし	★★★	★★	★★	C

江梨港は、大瀬崎の東に位置する県道沿いの小さな港です。常夜灯があり、雰囲気は良さそうですが、港へ至る道が細く、駐車スペースが限られているのがネックです。混雑時は路駐もできないため、タイミングを選ぶ必要があります。ただし常夜灯の光量が適度で、アジングには良い条件が揃っています。

江梨港について「ここは常夜灯があり、期待感満載なのですが、こういう所は激混み。駐車場に車を止めるスペースがありません」という実態が報告されています。

出典：沼津ランガン：完ボ！

木負堤防は、沼津の代表的な堤防ですが、常夜灯はありません。約300mの長さがあり、先端まで行くことができます。海水の透明度が高く、ヤリイカやケンサキイカの実績もあるポイントです。常夜灯はありませんが、潮通しが良く、闇アジングのポイントとして検討する価値があります。ただし先端は混雑することが多く、場所の確保が課題です。

静浦港は、沼津市の北部に位置する港で、アクセスも良好です。常夜灯があり、足場も整備されているため、初心者にもおすすめです。ただし「カゴ釣り師さんが大多数」という情報もあり、アジング専門で行く場合は、周囲の釣り人との距離感に注意が必要です。

沼津エリアでの攻略法は、常夜灯に固執しないことが重要です。常夜灯がある港は混雑が激しく、駐車場の確保も困難なケースが多いため、むしろ常夜灯がない場所での闇アジングにチャレンジする方が、ストレスなく釣りを楽しめる可能性があります。堤防先端やテトラ帯など、潮通しの良い場所を重点的に探りましょう。

また沼津エリアは水温が変動しやすく、黒潮の影響を受けにくい時期もあります。そのため釣行前には必ず水温情報をチェックし、水温が低すぎる場合は南下して南伊豆や東伊豆を目指す柔軟性も必要です。特に冬場は、沼津よりも南のエリアの方が釣果が安定する傾向にあります。

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ポイント選びで失敗しないチェックリスト

伊豆でアジングのポイントを選ぶ際、事前にチェックすべき項目を整理しておくことで、現地での無駄な時間を減らし、効率的に釣果を上げることができます。特に常夜灯ポイントは人気が高く、混雑や駐車場問題など、釣り以外の要素でトラブルになるケースも少なくありません。

駐車場の有無と料金は、最も重要なチェック項目です。伊豆の観光地にある港は、駐車場が有料のケースが多く、夜間料金が設定されている場所もあります。また駐車スペースが限られている港では、早めの到着が必要です。路駐が禁止されている場所も多いため、事前の確認は必須です。

✅ 釣行前必須チェックリスト

チェック項目	確認内容	重要度
駐車場	有無、料金、営業時間	★★★★★
常夜灯	数、位置、光の色	★★★★★
釣り禁止区域	立入禁止、規制時期	★★★★★
トイレ	近隣の有無	★★★★
足場	高さ、安全性	★★★★
混雑度	時間帯、曜日	★★★
コンビニ	最寄りの距離	★★★
携帯電波	圏内/圏外	★★

釣り禁止区域の確認も重要です。伊豆には立入禁止の堤防や、時期によって規制がかかる場所があります。特にイカ類の捕獲禁止期間がある港もあるため、エギングと並行して楽しみたい場合は注意が必要です。また漁港によっては、漁業関係者の作業時間帯に釣りが制限される場合もあります。

常夜灯の状況は、現地に行く前にGoogleマップのストリートビューや、釣り場情報サイトで確認しておきましょう。常夜灯の数、位置、光の色などを事前に把握しておくことで、到着後すぐに釣り座を決めることができます。また常夜灯が故障している場合もあるため、複数のポイントを候補に挙げておくことをおすすめします。

足場の状況も安全面から重要です。伊豆の港は足場が高い場所も多く、夜間は特に危険です。ライフジャケットの着用は必須ですが、それに加えて足元の状況（滑りやすさ、段差の有無）も事前に確認しておきましょう。テトラ帯を攻める場合は、昼間に下見をしておくと安全です。

潮汐と天候のチェックは釣果に直結します。大潮や中潮の時期の方が潮がよく動き、アジの活性も上がりやすい傾向にあります。また風の強さと方向も重要で、東伊豆は北東の風に弱く、西伊豆は西風に弱い傾向があります。風が強い日は、風裏になる港を選ぶようにしましょう。

時合いの時間帯も計画に組み込みましょう。一般的には日没後1～3時間が最も釣れやすい時間帯ですが、場所や季節によって異なります。また深夜から明け方にかけての時間帯も、人が少なくなってアジの警戒心が薄れるため、穴場の時間帯といえます。長時間滞在する場合は、防寒対策も忘れずに。

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時期別おすすめポイントマップ

伊豆のアジングは季節によって好ポイントが変わります。水温の変化、ベイトの種類、アジの回遊パターンなど、様々な要因が季節ごとに異なるため、時期に応じたポイント選びが釣果アップの鍵になります。ここでは春夏秋冬それぞれのおすすめポイントを紹介します。

**春のおすすめポイント（3月～5月）**は、水温が上昇し始める南伊豆エリアです。青野川河口、下田港、大瀬港などが特に有望で、豆アジの群れが接岸してきます。この時期は数釣りが楽しめるシーズンで、初心者の入門にも最適です。常夜灯周りに小型のアジが群れるため、0.4～0.6gの軽量ジグヘッドでゆっくり誘うのがコツです。

📅 季節別ベストポイントカレンダー

季節	エリア	おすすめポイント	狙うべきサイズ	注意点
春	南伊豆	青野川河口、下田港、大瀬港	豆アジ(10～15cm)	軽量ジグヘッド使用
初夏	東伊豆	伊東港、稲取港	15～20cm	最盛期、混雑注意
盛夏	全域	深場のある港	15～25cm	中層～底を狙う
秋	西伊豆	田子港、安良里港	良型(20cm～)	大型混じる
冬	南伊豆	下田港、妻良港	20～30cm	水温チェック必須

**初夏のおすすめポイント（6月～7月）**は、東伊豆エリアです。伊東港、稲取港、川奈港などが最盛期を迎え、サイズも15～20cmに成長してきます。常夜灯周りでの入れ食いも期待できる時期で、アジング最も楽しい季節といえます。ただし人気シーズンのため混雑が激しく、平日や早朝・深夜の時間帯を狙うのが賢明です。

**盛夏のおすすめポイント（8月～9月）**は、水深のある港が狙い目です。水温が高すぎる時期はアジが深場に落ちるため、港内でも水深がある場所を重点的に攻めます。東伊豆の伊東港や、西伊豆の田子港など、水深がある大型の港がおすすめです。常夜灯の効果がやや薄れる時期のため、中層から底付近を丁寧に探る必要があります。

伊豆の豆アジハンターの記事では「初夏から盛夏、秋まで楽しめる豆アジング。夕涼みがてらやってみたら如何でしょう？アジングのスキルアップに繋がると思います」とアドバイスされています。

出典：伊豆の豆アジハンター

**秋のおすすめポイント（10月～11月）**は、西伊豆エリアが熱くなります。田子港、安良里港、戸田港などで、良型のアジが狙える絶好のシーズンです。水温が下がり始めるとアジの活性が再び上昇し、20cm前後の良型が混じるようになります。また秋は気候も安定しており、快適に夜釣りを楽しめる季節です。

**冬のおすすめポイント（12月～2月）**は、黒潮の影響を受けやすい南伊豆エリアです。下田港、妻良港、子浦港などが比較的釣果を維持します。ただし水温次第では全くアジがいなくなることもあるため、事前の水温チェックは必須です。冬場は大型のアジが期待できる一方で、活性が低く難易度は高めです。

エリアをまたいだランガン戦略も有効です。例えば、東伊豆で釣れなかった場合、南伊豆へ南下するという選択肢があります。車で1～2時間の距離に複数のエリアが点在しているため、状況に応じて柔軟にポイントを変更することで、ボウズを回避できる確率が高まります。

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まとめ：伊豆アジング常夜灯攻略の総括

最後に記事のポイントをまとめます。

1. 伊豆アジングでは常夜灯周りがプランクトン→ベイト→アジという食物連鎖で好ポイントになる
2. 明暗部の境界線を狙うのが常夜灯アジングの基本戦術である
3. 常夜灯がない場所では潮通しの良さを最優先にポイント選びをする
4. 闇アジングと常夜灯アジングは混雑度やスキルレベルに応じて使い分ける
5. 季節によって常夜灯の効果が変わり、春と初夏が最も効果的である
6. エステルライン0.2～0.3号とフロロリーダー0.6～1号の組み合わせが標準的なタックルセッティング
7. 東伊豆エリアは伊東港・稲取港などアクセスが良く初心者向け
8. 西伊豆エリアは田子港・安良里港などプレッシャーが低く穴場的存在
9. 南伊豆エリアは青野川河口・下田港など黒潮の影響で魚影が濃い
10. 沼津エリアは常夜灯が少なく混雑も激しいため難易度が高め
11. 駐車場、釣り禁止区域、足場の安全性などを事前にチェックすることが重要
12. 時期別では春は南伊豆、初夏は東伊豆、秋は西伊豆がベストエリアになる
13. ジグヘッドの重さは0.4～1.5gを状況に応じて使い分ける
14. 明るい側から暗い側へルアーを流す誘い方が効果的である
15. プレッシャーが高い時は暗い側から明るい側へ引く逆パターンも有効

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記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

1. 南伊豆の河口で夜アジングだったけど、イサキ・・
2. 伊豆の豆アジハンター
3. 東伊豆堤防夜アジング好調です！
4. 伊東周辺アジング開拓中！！！
5. 静岡の常夜灯あり – 海の釣り場情報
6. 伊豆半島のおすすめ夜釣りポイント
7. 常夜灯なんて不要！闇アジングのポイント選び・釣り方の極意を解説
8. 下田湾でのナイトアジングで【1時間にメアジ50匹の入れ食い】を堪能
9. 伊豆アジング調査～(^-^)
10. 沼津ランガン：完ボ！アジング非実力派宣言

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