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呉でアジングを楽しむなら知っておきたい!爆釣ポイントと攻略法を大公開

呉でアジングを楽しむなら知っておきたい!爆釣ポイントと攻略法を大公開
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広島県呉市は瀬戸内海に面した釣りのメッカとして知られ、特にアジングにおいては県内屈指の好ポイントが点在しています。音戸や下蒲刈、江田島といった島嶼部から、警固屋や広といった沿岸部まで、多様な釣り場が広がっているのが大きな魅力です。しかし、いざ呉でアジングを始めようと思っても、どこで釣ればいいのか、どんなタックルを使えばいいのか、いつ行けば釣れるのか、初心者にはわからないことばかりでしょう。

この記事では、呉市周辺のアジングポイントを徹底解説し、実際の釣果データをもとに各エリアの特徴や攻略法をお伝えします。警固屋の鍋浅橋港から田原港、渡子港、広の小坪港まで、地元アングラーが通う実績ポイントを詳しく紹介。さらに、サイズ別の狙い方やおすすめタイミング、効果的なタックルセッティングまで、呉でアジングを楽しむために必要な情報を網羅的にまとめました。

この記事のポイント
✓ 呉市周辺の実績あるアジングポイント12箇所以上を紹介
✓ 25cm~30cm超の良型アジが狙える時期と場所を解説
✓ 地元アングラーの実釣データに基づく釣果パターンを分析
✓ 初心者から上級者まで使える効果的なタックルとテクニックを網羅
2025年10月以降は、ふるさと納税サイトによる寄付ポイント付与が禁止されますが、クレジットカードや電子決済サービスなどの決済方法によるポイント還元は引き続き獲得可能です

呉市周辺でアジングが熱い!おすすめポイントと実釣データ

  1. 呉のアジングが人気な理由は潮通しと地形の多様性
  2. 警固屋エリアは30cm超の尺アジ実績あり
  3. 下蒲刈町は20cm前後のアベレージサイズが安定
  4. 田原港は25cmクラスが狙える好ポイント
  5. 音戸~広エリアは常夜灯周りが狙い目
  6. 江田島は小場所ながら実績十分

呉のアジングが人気な理由は潮通しと地形の多様性にある

呉のアジングが人気な理由は潮通しと地形の多様性にある

呉市は瀬戸内海の中でも特に複雑な海岸線を持ち、音戸の瀬戸をはじめとする潮流の速いエリアから、穏やかな湾内まで、さまざまな環境が揃っています。この地形的な特徴が、アジングにとって理想的な条件を生み出しているのです。

潮通しの良いエリアではプランクトンが豊富に流れ込み、それを追ってアジが集まります。一方で、湾内の穏やかなエリアは初心者でも釣りやすく、ファミリーフィッシングにも最適です。このように、同じ呉市内でも釣り場によって全く異なる釣りが楽しめるのが大きな魅力といえるでしょう。

広島県全体で見ても、呉市周辺は特にアジの釣果が多く報告されています。アングラーズのデータによれば、広島県でアジがよく釣れる釣り場として能美島、倉橋島、広島湾が上位に挙げられており、いずれも呉市に隣接するエリアです。これは偶然ではなく、この地域の海況がアジの生息に適していることを示しています。

さらに、呉市は広島市内から車で1時間程度とアクセスも良好です。仕事帰りに立ち寄れる距離感も、地元アングラーに愛される理由の一つでしょう。週末だけでなく、平日の夜でも気軽に釣行できるのは都市部のアングラーにとって大きなメリットです。

地元の釣具店である釣具のポイント呉警固屋店からも、定期的に釣果情報が発信されています。リアルタイムの釣果データを参考にすれば、今どのエリアでアジが釣れているのか把握しやすく、効率的な釣行計画が立てられます。

警固屋エリアは30cm超の尺アジ実績ありの超一級ポイント

警固屋エリアは30cm超の尺アジ実績ありの超一級ポイント

警固屋エリア、特に鍋浅橋港は呉市内でも屈指のアジングポイントとして知られています。このエリアの最大の特徴は、20cmのアベレージサイズに加えて、年に数回30cm超の尺アジクラスが釣れる可能性があることです。

📊 鍋浅橋港の基本データ

項目詳細
狙えるサイズ20cm(アベレージ)~30cm超
ベストシーズン秋~冬
おすすめ時間帯夕方~夜
特徴水深があり流れが速い、常夜灯あり
釣れる魚種アジ、メバル、サバ

水深がありながら流れも速いこのポイントは、大型のアジが回遊してくる条件が揃っています。常夜灯が設置されているため、夜間でも釣りがしやすく、灯りに集まるプランクトンを追ってアジが接岸してきます。波止の先端から外向きに、灯りが届くギリギリのところを狙うのがセオリーです。

ただし、このポイントではメバルやサバも一緒によく釣れるため、タックルセッティングには工夫が必要です。細いラインでは不意の大物に対応できないため、最低でもPE0.3号以上、リーダーはフロロカーボン1.5号程度を推奨します。ジグヘッドは1.5g前後が使いやすく、ワームはアジの活性に合わせて選択しましょう。

地元アングラーの実釣レポートによると、特に満潮前後の時間帯に好釣果が期待できるようです。潮が動き始めるタイミングを狙うことで、活性の高いアジに出会える確率が高まります。ただし、人気ポイントのため週末は混雑しがちです。平日の夜や早朝を狙うと比較的静かに釣りができるかもしれません。

下蒲刈町は20cm前後のアベレージサイズが安定して釣れる

下蒲刈町は20cm前後のアベレージサイズが安定して釣れる

下蒲刈町は呉市の南部に位置し、とびしま海道でアクセスできる島嶼エリアです。このエリアは20cm前後のアジが安定して釣れることで知られており、数釣りを楽しみたいアングラーには特におすすめです。

実際の釣果データを見ると、下蒲刈町でのアジング実績は非常に高いことがわかります。

2025年4月9日(水)~の夜釣りの釣果です。場所は広島県呉市下蒲刈町。釣行時間 午後11時頃~午前2時位まで。潮は中潮。満潮午後7時50分頃。気温は15℃。天気は晴れ。風速2.5mでした。

出典:2025年4月9日(水)の広島釣果情報(アジング*アジ・呉市下蒲刈町)

この日の釣果では27cmの良型アジを含む複数匹が釣れており、下蒲刈町のポテンシャルの高さが伺えます。ジグヘッド1.5gにワームを付けてキャスト後、着水からすぐにチョンチョンアクションしながらゆっくり巻く基本的なアプローチで釣果を得ています。

下蒲刈町の魅力は、複数の好ポイントが近接していることです。一つのポイントで反応がなくても、10~15m横に移動するだけで状況が変わることもあります。フットワークの軽さが釣果を伸ばすカギとなるでしょう。

🎣 下蒲刈町攻略のポイント

  • ✅ フリーフォールのカウントを5、10、15、20と段階的に変えて棚を探る
  • ✅ 反応がなければ10~15m横に移動して探り直す
  • ✅ 1.5g前後のジグヘッドが基本
  • ✅ チョンチョンアクション後のフォールでアタリが出やすい
  • ✅ 夜11時~深夜2時頃がゴールデンタイム

ただし、このエリアでは連続でバラすこともあるようです。フッキングのタイミングや、合わせの強さを調整することで、キャッチ率を上げられるかもしれません。小さなアタリでも確実にフッキングさせるには、ロッドティップの感度が重要です。繊細なアタリを取れるロッド選びも、下蒲刈町での釣果を左右する要素といえるでしょう。

田原港は25cmクラスが狙える潮流の速いポイント

田原港は25cmクラスが狙える潮流の速いポイント

田原港は音戸エリアに位置し、25cmクラスのアジが狙える実績ポイントです。このポイントの最大の特徴は、北側の波止から北向きに投げると、流れが強いときに大きな渦ができることです。この渦周辺にアジが集まる傾向が強く、狙いどころが明確なのが攻略しやすい理由といえます。

📍 田原港の特徴

項目内容
平均サイズ~25cm
狙い方北側波止から北向きにキャスト
地形的特徴流れが強いときに大きな渦ができる
釣りやすさ常夜灯あり、足場良好
外道メバル、シーバス

常夜灯が設置されており、足場も良好なため、初心者でも安全に釣りができます。ただし、このポイントではメバルやシーバスもよく釣れるため、ライトなアジングタックルだけでは対応しきれない場面もあるかもしれません。PE0.4号以上のラインと、やや強めのロッドを用意しておくと安心です。

潮流が速いエリアのため、ジグヘッドの重さ調整が重要になります。1.5gでは流されすぎる場合は2g、逆に潮が緩い時間帯は1gまで落とすなど、状況に応じた使い分けが釣果を左右します。また、底を狙っているとメバルがよく釣れるとのことなので、アジを狙うなら中層を意識したアプローチが効果的でしょう。

田原港は常夜灯周りでの釣りになるため、夕方から夜にかけての時間帯がベストです。日没後、暗くなってから灯りに集まるプランクトンを追ってアジが接岸してくるパターンが多いと考えられます。満潮から下げ潮に変わるタイミングが特に期待できそうです。

音戸~広エリアは常夜灯周りが狙い目で初心者にもおすすめ

音戸~広エリアは常夜灯周りが狙い目で初心者にもおすすめ

音戸から広にかけてのエリアには、複数の好ポイントが点在しています。藤脇の港、渡子港、広の小坪港など、それぞれに特徴がありますが、共通しているのは常夜灯が設置されており、夜間の釣りに適しているという点です。

藤脇の港は水深があり潮通しが良好で、エサ取りが比較的少ないのが特徴です。アベレージは20cmクラスですが、25cmサイズも出る可能性があります。朝から夕方にかけての時間帯に実績があり、他のポイントとは異なるタイミングで釣れるのが興味深い点です。波止以外の周辺海岸でも釣れるため、プレッシャーが低いポイントを探せば貸し切り状態で釣りができるかもしれません。

渡子港は小さな港ながら、足場が良く釣りやすいポイントです。こちらもアベレージ20cm、時に25cmクラスが出ます。ただし、住宅と隣接しているため、騒音や駐車には十分なマナーが求められます。地元の方々の理解があってこそ釣りができる場所ですから、ゴミの持ち帰りや静かな釣行を心がけたいものです。

🏙️ 広・小坪港の攻略情報

  • サイズ:アベレージ20cm、時に25cm超
  • 時間帯:夕方~夜
  • 注意点:波止の高さがあり安全に要注意
  • 特徴:太刀魚の好ポイントでもある
  • タックル:小型太刀魚対策にワイヤーリーダーも検討

広の小坪港は太刀魚がよく釣れる場所としても知られており、アジングをしていると小さな太刀魚がヒットすることもあるようです。太刀魚の鋭い歯でラインを切られることを避けるため、ワイヤーリーダーの使用も一つの対策になるでしょう。ただし、ワイヤーリーダーはアジの食いが悪くなる可能性もあるため、状況に応じて使い分けが必要です。

これらのエリアに共通しているのは、常夜灯周りでの実績が高いという点です。灯りに集まるプランクトンを追ってベイトフィッシュが集まり、それを狙ってアジが回遊してくるという典型的なパターンが成立しています。初心者でも釣れるポイントが多いため、これから呉でアジングを始める方には特におすすめのエリアといえるでしょう。

江田島は小場所ながら実績十分で穴場的存在

江田島は小場所ながら実績十分で穴場的存在

江田島は呉市の南に位置する島で、フェリーでアクセスできます。規模の大きなポイントは少ないものの、小場所ながら確実に釣果が上がる穴場的な存在です。プレッシャーが比較的低いため、他のポイントが混雑している週末などに選択肢として考えたいエリアです。

江田島の津久茂エリアでは、全誘導仕掛けでチヌ(クロダイ)が釣れることでも知られていますが、アジングでも実績があります。同じエリアでアオリイカも狙えるため、アジングとエギングを組み合わせた釣行も楽しめそうです。

江田島 津久茂。チヌ サイズ28~35cm。全誘導での釣果。サイズの割にヒキが強く楽しめます。アオリイカ サイズ胴長13~16cm。波止から奥の護岸をランガン。エギは2.5~3号を使用。下地がマーブルのエギに好反応。

出典:釣り場情報 | 釣具のポイント

このように江田島では複数の魚種が狙えるため、アジの反応が薄いときでも他の釣りに切り替えられる柔軟性があります。一つの釣行で複数の楽しみ方ができるのは、遠征組にとって大きなメリットでしょう。

江田島の小場所では、ランガン(移動しながらの釣り)が効果的です。一つのポイントで粘るよりも、複数のポイントを効率よく回る方が釣果につながりやすいと考えられます。ただし、島嶼部のためフェリーの時間を確認し、最終便に間に合うよう計画的な釣行が必要です。

早瀬エリアはショアラバでマダイも狙える一石二鳥のポイント

早瀬エリアはショアラバでマダイも狙える一石二鳥のポイント

早瀬エリアは呉市周辺でも特にポテンシャルの高い釣り場として知られています。このエリアの興味深い点は、アジングだけでなく、ショアラバ(ショアから投げる鯛ラバ)でマダイも狙えることです。一つの釣行で複数の魚種にチャレンジできるのは大きな魅力でしょう。

釣具のポイント呉警固屋店からの釣果情報によると、早瀬では早朝時のショアラバで35~42cmのマダイが釣れています。ヒットカラーはグリーン系で、ボトム(底)をじっくり探るのが効果的とのことです。マダイは高級魚ですから、アジングの合間にショアラバにも挑戦してみる価値は十分にあります。

🎣 早瀬エリアの魚種別攻略

魚種サイズ時間帯釣り方ポイント
アジ16~22cm日中~夜ジグ単、キャロ敷石周り、広範囲に探る
カマス16~22cm日中ジグ単底付近、連掛けあり
マダイ35~42cm早朝ショアラバボトム、グリーン系
アオリイカ胴長13~16cmエギング流れの中、3号使用

早瀬でのアジングは、根掛かりもあるため底付近を狙うのがポイントです。1匹釣れてもゆっくり巻き続けると連掛けになることもあるようなので、焦らずに丁寧な釣りを心がけたいものです。また、カマスも混じるため、細軸フックだと伸ばされる可能性もあります。やや太軸のフックを使用するか、予備のジグヘッドを多めに持参することをおすすめします。

早瀬エリアは流れが速いポイントもあるため、ジグヘッドの重さ調整が重要です。1.5gで流されすぎる場合は2g以上に変更し、しっかりボトムを取れるウエイトを選択しましょう。逆に潮が緩い時間帯は軽めのジグヘッドで繊細なアプローチができます。

呉でアジングを成功させるための実践テクニックと攻略法

早瀬エリアはショアラバでマダイも狙える一石二鳥のポイント
  1. シーズン別の狙い方は水温と回遊パターンを意識
  2. タックルセッティングは汎用性と感度のバランスが重要
  3. ジグヘッドの重さ選択が釣果を大きく左右する
  4. ワームカラーはアミグローとクリア系を使い分け
  5. フリーフォールのカウント調整で棚を探る
  6. アクションはチョンチョンとただ巻きの組み合わせ
  7. まとめ:呉におけるアジングの魅力と今後の展望

シーズン別の狙い方は水温と回遊パターンを意識すること

シーズン別の狙い方は水温と回遊パターンを意識すること

呉市周辺でのアジングは、ほぼ周年楽しめる釣りですが、シーズンによって釣れるサイズやパターンが大きく異なります。この違いを理解することが、安定した釣果を得るための第一歩です。

春(3月~5月)は水温が上昇し始め、アジの活性が徐々に高まる時期です。冬の間、深場に落ちていたアジが接岸し始めるため、サイズは小ぶりながらも数釣りが楽しめます。この時期は15~20cm前後のアジが中心で、ジグ単での釣りが効果的です。実際の釣果データでも、4月に下蒲刈町で27cmの良型が釣れた記録があり、春でも型の良いアジに出会える可能性があることがわかります。

夏(6月~8月)は水温が高くなり、アジの活性も最高潮に達します。ただし、広島湾周辺では夏場はアジよりもカマスやタチウオが優勢になる傾向があるかもしれません。夏のアジングは早朝や夕マズメに集中し、日中の高水温時は避けるのが賢明でしょう。夜間の常夜灯周りも引き続き有望です。

秋(9月~11月)は呉でのアジングが最も面白くなるシーズンです。水温が徐々に下がり始めると、アジは荒食いモードに入ります。サイズも20cm超えが中心となり、25cm~30cm超の良型も期待できます。特に警固屋の鍋浅橋港では、この時期に尺アジクラスの実績が高いとされています。

11月6日(呉)。昨日良型が釣れたので今日はキャロで良型狙いに絞り沖の宙層を集中的に探りました。結果は37cmをはじめ良型を数釣ることが出来、良い釣果となりました。

出典:11月アジングまとめ(呉、江田島)

この釣果レポートからもわかるように、11月の呉では37cmという尺超えの大型アジも狙えます。秋は型狙いと数釣りの両方が楽しめる最高のシーズンといえるでしょう。

冬(12月~2月)は水温が下がり、アジの活性も落ちてきます。ただし、完全に釣れなくなるわけではなく、むしろ低水温でも食ってくる元気な個体は引きが強く、ゲーム性が高いと考えられます。冬場は風が強い日も多いため、風裏のポイント選びが重要です。潮が動くタイミングを狙えば、冬でも十分な釣果が期待できます。

🌡️ シーズン別攻略チャート

  • :接岸開始、15~20cm中心、数釣り可能
  • :高活性だが他魚種優勢、早朝・夕マズメ・夜間がカギ
  • :ベストシーズン、20~30cm超の良型、荒食いモード
  • :低水温で活性低下、風裏選び重要、引きは強烈

タックルセッティングは汎用性と感度のバランスが重要になる

タックルセッティングは汎用性と感度のバランスが重要になる

呉市周辺でのアジングタックルは、ポイントの多様性に対応できる汎用性と、繊細なアタリを取れる感度のバランスが求められます。極端に繊細すぎるタックルでは、不意の大物や強い潮流に対応できず、逆に強すぎるタックルでは小さなアタリが取れません。

ロッドは6.5~8フィート程度のアジング専用、またはメバリングロッドが基本です。地元アングラーの実釣レポートでは、グローリーフィッシュのライトランサー ビッグアイ 79MLやルナキア752が使用されています。ただし、漁港内でのアジングには79(7.9フィート)は少し長いという意見もあり、73(7.3フィート)や6.5フィート前後の方が取り回しやすいかもしれません。

🎣 おすすめタックルセッティング

パーツスペック理由
ロッド6.5~7.9ft、ML~Lパワー漁港内は短め、外海は長めが有利
リール2000~2500番、ギア比5.0前後巻き感度重視
メインラインPE0.3~0.4号感度と強度のバランス
リーダーフロロ1~1.5号擦れに強く、アジに違和感少ない
ジグヘッド0.8~2g潮と水深で使い分け

リールはダイワの月下美人X 2000S-Pなどの軽量リールが人気です。ギア比は5.0前後のノーマルギアが巻き感度に優れ、スローな誘いにも対応しやすいでしょう。ハイギアは素早い回収には便利ですが、繊細なアクションには向かないかもしれません。

メインラインはPE0.3~0.4号が基本です。実際の釣果レポートでも、ゴーセンのアンサー アジング PE×4 150m 0.3号が使用されています。PEラインは伸びが少ないため、遠投先でのアタリも明確に手元に伝わります。ただし、擦れに弱いため、リーダーは必須です。

リーダーはフロロカーボン1~1.5号を80cm~1m程度取ります。フロロカーボンは比重が高く沈みやすいため、ボトム付近を狙う際にも有利です。ナイロンリーダーは浮力があり、表層~中層を狙う場合に適していますが、呉のアジングでは底付近を探ることも多いため、フロロが基本になるでしょう。

ジグヘッドの重さ選択が釣果を大きく左右する理由

ジグヘッドの重さ選択が釣果を大きく左右する理由

アジングにおいて、ジグヘッドの重さ選択は釣果を大きく左右する要素です。呉市周辺の釣り場は、潮の速さや水深が場所によって大きく異なるため、状況に応じた使い分けが必須といえます。

基本となるのは1~1.5gのジグヘッドです。地元アングラーの実釣データでも、ティクトのアジスタ S-1.5gが頻繁に使用されており、汎用性の高い重さといえるでしょう。漁港内や潮が緩い場所では1gまで落とすことで、よりスローなフォールでアジに口を使わせる時間を作れます。

逆に、潮が速いポイントや水深のある場所では、2g以上のジグヘッドが必要になります。特に田原港のような潮流の速いエリアでは、軽すぎるジグヘッドは流されて底が取れず、効果的な釣りができません。しっかりと狙った棚をキープするためには、状況に応じて2~2.5gまで使う柔軟性が求められます。

⚖️ ジグヘッド重さ別の使い分け

  • 0.8~1g:漁港内、潮が緩い、表層~中層狙い
  • 1.3~1.5g:基本の重さ、オールラウンド
  • 1.8~2g:潮が速い、やや深場、遠投重視
  • 2.5g~:強い潮流、ディープエリア、キャロライナリグへの移行も検討

ジグヘッドの形状も重要です。ラウンド型は汎用性が高く、フォール姿勢が安定しています。矢じり型は飛距離が出やすく、遠投が必要な場面で有効です。バレット型は潮抜けが良く、速い流れの中でも使いやすいでしょう。

また、フックサイズも見落とせません。小型のアジが多い春は#10~#12、良型が多い秋は#8~#10が目安です。フックが大きすぎると吸い込みにくく、小さすぎるとバラシが増えます。釣れるサイズに応じた調整が、キャッチ率向上につながります。

キャロライナリグ(Mキャロ)も選択肢の一つです。実際の釣果レポートでは、37cmの大型アジをキャロで仕留めた記録もあります。ジグ単では届かない沖の宙層を探る際や、表層を漂うアジを狙う際には、キャロが威力を発揮します。ただし、キャロは初心者には扱いにくい面もあるため、まずはジグ単で基本を押さえてから挑戦するのが良いでしょう。

ワームカラーはアミグローとクリア系を使い分けるのがセオリー

ワームカラーはアミグローとクリア系を使い分けるのがセオリー

呉市周辺でのアジングにおいて、ワームカラーの選択は釣果に直結する重要な要素です。地元アングラーの実績から、特に効果的なカラーパターンが見えてきます。

最も実績が高いのは「アミグロー」系のカラーです。実際の釣果レポートでも、FIGストアから発売されているワウムシャッド40のアミグローカラーが頻繁に使用されており、確実に釣果を上げています。アミグローは、アジの主食であるアミエビを模したカラーで、夜間の常夜灯周りで特に効果を発揮します。グロー(蓄光)効果により、暗い中でもアジにアピールできるのが強みです。

次に有効なのがクリア系、特にクリアピンクやクリアブルーです。これらは日中や濁りの少ない状況で威力を発揮します。水質がクリアな呉の海では、過度なアピールは逆効果になることもあり、ナチュラルなクリア系が効く場面も多いと考えられます。

🎨 状況別おすすめワームカラー

状況カラー理由
夜間・常夜灯周りアミグロー、ホワイトグローグロー効果でアピール
日中・クリアウォータークリアピンク、クリアブルーナチュラルに誘う
マズメ時チャート、オレンジ視認性高くアピール
濁り・深場ピンク、レッド視認性重視
低活性時コアラメ、ダーク系ナチュラル、シルエット重視

FIGストアのリブリブシリーズも実績が高く、特にコアラメカラーは低活性時に効果的なようです。実際の釣果レポートでも、2時間アタリがなかった状況でリブリブのコアラメに変更したところアタリが出た、という記録があります。アジの活性や状況に応じて、複数のカラーを使い分けることが重要です。

ワームのサイズは1.5~2インチが基本です。呉のアジは20cm前後がアベレージのため、小型のワームが吸い込みやすく、フッキング率も高まります。大型狙いの場合は2.5~3インチにサイズアップすることで、小型を避けて良型だけを狙うこともできるでしょう。

ワームの形状も重要な要素です。ストレートワームは基本形で、アクションを抑えたナチュラルなアプローチに適しています。シャッドテールは水を受けて泳ぐため、ただ巻きでもしっかりアピールできます。カーリーテールは波動が強く、濁りや暗い状況でアジにアピールしやすいでしょう。

フリーフォールのカウント調整で棚を探るのが基本戦略

フリーフォールのカウント調整で棚を探るのが基本戦略

呉市周辺でのアジングにおいて、最も基本的で重要なテクニックが「フリーフォールのカウント調整」です。これは着水後、ラインテンションをかけずにジグヘッドを自由落下させ、その秒数を数えることで狙う水深(棚)をコントロールする方法です。

基本的なアプローチは、着水後まずは5カウント(5秒)フォールさせてからアクションを開始します。この時点でアタリがなければ、次のキャストでは10カウント、その次は15カウント、20カウントと段階的にカウント数を増やしていきます。これにより、表層から底まで順番に探っていくことができます。

📊 フリーフォールカウント別の狙い棚

カウント数狙う深さ(目安)適した状況
0~5カウント表層~1m活性高い、ベイトフィッシュが表層
10カウント2~3m中層、常夜灯周り
15カウント3~4mやや深め、日中
20カウント以上4m~底低活性、底べったり

実際の釣果レポートでも、このカウント調整が釣果を分けています。ある釣行では、20カウントまでフォールさせたところでやっとアタリが出たという記録があります。逆に、浅い5カウントでアタリが出たケースもあり、その日その時のアジの居場所を見つけることが重要だとわかります。

カウント調整で注意すべきは、フリーフォールとカーブフォールの違いです。フリーフォールはラインを張らずに落とすため、ジグヘッドは垂直に近い角度で沈みます。一方、カーブフォールはラインにテンションをかけながら落とすため、手前に向かって弧を描きながら沈みます。呉のアジングでは、基本的にフリーフォールで棚を探り、アタリが集中する棚が見つかったらカーブフォールで丁寧に探る、という使い分けが効果的でしょう。

また、同じカウント数でもジグヘッドの重さによって到達する深さは変わります。1gなら20カウントで3m程度、1.5gなら4~5m程度沈むイメージです。使用するジグヘッドの沈下速度を把握しておくことで、より正確に棚をコントロールできます。

風や潮の流れも沈下速度に影響します。強風下や速い潮では、見かけ上のカウント数と実際の深さにズレが生じます。こうした条件下では、ジグヘッドを重くして垂直に沈むよう調整するか、風裏のポイントに移動するのが賢明です。

アクションはチョンチョンとただ巻きの組み合わせが効果的

アクションはチョンチョンとただ巻きの組み合わせが効果的

呉市周辺でのアジングにおいて、基本となるアクションは「チョンチョンアクション」と「ただ巻き」の組み合わせです。この2つを状況に応じて使い分け、組み合わせることで、さまざまなアジの反応を引き出せます。

チョンチョンアクションは、ロッドティップを小刻みに動かしてワームにアクションを与える方法です。「チョン、チョン」とリズミカルに2~3回ティップを動かし、その後ポーズ(止め)を入れます。このポーズ中にアジが食ってくることが多いため、アタリを取り逃さないよう集中しましょう。

実際の釣果レポートでも、「キャスト→着水→すぐにチョンチョンアクションしながらゆっくり巻きます」という基本パターンが効果を上げています。チョンチョンアクションで注意を引き、ゆっくりした巻きで追わせる、というイメージです。

🎣 基本的なアクションパターン

  1. キャストして着水
  2. フリーフォール(5~20カウント)
  3. チョンチョンアクション(2~3回)
  4. ゆっくりただ巻き(1~2秒に1回転程度)
  5. 再度チョンチョンアクション
  6. 3~5を繰り返しながら手前まで

ただ巻きは、リールを一定速度で巻き続けるシンプルな方法です。特にベイトフィッシュを意識している活性の高いアジには、ただ巻きだけでも十分釣れることがあります。巻き速度は「1秒に1回転」くらいのゆっくりペースが基本で、アジの活性に応じて調整します。

カマスが混じる早瀬エリアでは、「1匹釣れてもゆっくり巻き続けると連掛けになる」という情報があります。これは、群れで回遊している魚に対しては、アクションを止めずに巻き続けることで次々とバイトを誘発できることを示しています。

低活性時には、「リフト&フォール」も有効かもしれません。ロッドを大きく煽り上げてワームを持ち上げ、その後フォールさせる動きは、底べったりのアジに強制的に口を使わせる効果があります。ただし、この方法は根掛かりのリスクも高いため、底質を把握してから試すべきでしょう。

夜間の常夜灯周りでは、「デッドスティッキング」も選択肢の一つです。これはアクションをほとんど加えず、流れに任せてワームを漂わせる方法です。プレッシャーの高いポイントや、過度なアピールを嫌がる状況で効果を発揮することがあります。

まとめ:呉におけるアジングの魅力と今後の展望を総括

まとめ:呉におけるアジングの魅力と今後の展望を総括

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 呉市周辺は潮通しと地形の多様性により、アジングに最適な環境が整っている
  2. 警固屋の鍋浅橋港は30cm超の尺アジ実績があり、秋~冬がベストシーズン
  3. 下蒲刈町は20cm前後のアベレージサイズが安定して釣れる数釣りポイント
  4. 田原港は25cmクラスが狙える潮流の速いエリアで、渦の周辺が狙い目
  5. 音戸~広エリアは常夜灯が多く、初心者でも釣りやすい環境が整っている
  6. 江田島は小場所ながら実績十分で、複数魚種が狙える穴場的存在
  7. 早瀬エリアはアジングだけでなく、ショアラバでマダイも狙える一石二鳥のポイント
  8. 秋(9月~11月)は呉のアジングのベストシーズンで、20~30cm超の良型が期待できる
  9. タックルは6.5~8ftのアジング専用ロッドにPE0.3~0.4号の組み合わせが基本
  10. ジグヘッドは1~1.5gを基本に、潮の速さや水深に応じて0.8~2.5gまで使い分ける
  11. ワームカラーはアミグローが最も実績が高く、クリア系やダーク系も状況に応じて使用
  12. フリーフォールのカウント調整(5、10、15、20カウント)で棚を探るのが基本戦略
  13. チョンチョンアクションとただ巻きの組み合わせが効果的なアクションパターン
  14. 夜間の常夜灯周りが最も安定した釣果が期待でき、夕方~夜がゴールデンタイム
  15. 地元釣具店からのリアルタイム釣果情報を活用することで効率的な釣行計画が立てられる
  16. マナーを守り、ゴミの持ち帰りや騒音に配慮することで釣り場を守ることが重要
  17. 複数のポイントをランガン(移動)しながら探ることで釣果が伸びやすい
  18. 満潮前後や潮が動き始めるタイミングが特に期待できる時合い
  19. 連続でバラす場合はフッキングのタイミングや合わせの強さを調整する必要がある
  20. 呉のアジングは周年楽しめるが、シーズンによって釣れるサイズとパターンが大きく異なる

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

  1. 2025年4月9日(水)の広島釣果情報(アジング*アジ・呉市下蒲刈町) | 40代サラリーマンの釣りブログin広島
  2. 釣り場情報 | 釣具のポイント
  3. 2024年2月5日(月)の広島釣果情報(アジング*アジ・呉市下蒲刈町) | 40代サラリーマンの釣りブログin広島
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