福岡市内からアクセス良好な唐泊漁港は、アジングをはじめとしたライトゲームで人気の釣り場です。糸島半島の北東に位置し、博多湾の最西端に位置するこの漁港は、玄界灘の影響を受けながらも比較的穏やかな環境が魅力。実際の釣果データを見ると、24〜26cmクラスの良型アジが記録されており、条件が整えばしっかりとした釣果が期待できるポイントといえます。
ただし、サビキ釣りのファミリー層も多く、プレッシャーの高い釣り場でもあるため、時間帯やポイント選びが重要になってきます。本記事では、インターネット上に散らばる実釣レポートや釣果情報を徹底的に収集・分析し、唐泊漁港でのアジング攻略法を網羅的に解説していきます。駐車場情報からポイント選び、タックルセッティング、そして実際の釣り方まで、これから唐泊漁港でアジングに挑戦したい方に役立つ情報をお届けします。
この記事のポイント |
---|
✓ 唐泊漁港は福岡市内から約20分でアクセス可能な好立地アジングポイント |
✓ 24〜26cmクラスの良型アジの実績があり秋から冬がベストシーズン |
✓ 駐車場は24時間利用可能で料金は500円、常夜灯完備で夜釣りも快適 |
✓ 軽量ジグヘッドとワームの組み合わせで実績多数、ヘチ落としとズル引きが有効 |

唐泊漁港でアジングを楽しむための基本情報
- 唐泊漁港でアジングは可能だが条件を選ぶ必要がある
- 唐泊漁港の駐車場は24時間利用可能で料金は500円
- 釣り禁止エリアはないが赤灯台は立入禁止
- アクセスは福岡市内から車で約20分と好立地
- 唐泊漁港の主要ポイントは防波堤と沖波止
- 夜釣りには常夜灯があり環境が整っている
唐泊漁港でアジングは可能だが条件を選ぶ必要がある
唐泊漁港でのアジングは十分に成果が期待できる釣り場ですが、釣果を上げるには時間帯やポイント選びが重要になってきます。実際の釣果情報を見ると、アジの釣果は確実に報告されており、特にナイトゲームでの実績が目立ちます。
複数の釣行レポートから分析すると、唐泊漁港の特徴としてプレッシャーの高さが挙げられます。
福岡でアジングして、釣果が上がったんですよ?しかも久しぶりに行ったその日に…ほんと、近場の釣り場で毎回釣果が上がれば、もっと気軽に釣りにいけるんですけどねー。
この実釣レポートからわかるように、福岡市内の釣り場では難易度が高いとされる中、唐泊漁港では条件が合えば釣果が得られています。日中はサビキ釣りのファミリー層が多く、撒き餌によって魚が散らばりやすい環境ですが、夜間や早朝のタイミングを狙うことで、比較的プレッシャーの低い状態で釣りができる可能性が高まります。
また、福岡市内からのアクセスの良さから週末は特に混雑する傾向にあります。平日の夜や早朝マズメ時を狙うことで、より良い条件で釣りを楽しめるでしょう。水深は3m程度の場所も多く、シャローエリアでのアジングが中心となるため、軽量のジグヘッドを使った繊細な釣りが求められます。
📊 唐泊漁港アジング成功の条件
要素 | 推奨 | 理由 |
---|---|---|
時間帯 | 夜間・早朝マズメ | プレッシャーが低く活性が上がりやすい |
曜日 | 平日 | 釣り人が少なく落ち着いて釣りができる |
潮 | 中潮〜大潮 | 潮の流れが良く魚の活性が上がる |
季節 | 秋〜冬 | アジのサイズが大きく数も期待できる |
ポイント | 防波堤先端・沖波止周辺 | 魚影が濃く潮通しが良い |
潮の流れについても注目すべき点があります。唐泊漁港は糸島半島の東側に位置するため、西風の影響を受けにくいという地理的なメリットがあります。これは冬場のアジングシーズンにおいて大きなアドバンテージとなり、他のポイントが荒れている時でも比較的安定して釣りができる可能性が高いです。
唐泊漁港の駐車場は24時間利用可能で料金は500円
唐泊漁港の大きな魅力の一つが、釣り場のすぐ近くまで車を乗り入れられる駐車場の存在です。料金は乗用車で500円、二輪車で250円となっており、24時間利用可能とされています。
駐車場の入口には料金所があり、そこで駐車料金を支払うシステムです。おそらく無人の時間帯もあるかもしれませんが、基本的には料金を支払って利用する形になります。Yahoo!知恵袋での質問に対する回答では、駐車場によって営業時間が異なる可能性が示唆されていますが、釣り場に隣接する主要駐車場については24時間利用できると考えて良いでしょう。
駐車場に入る前にこちらで料金を支払いましょう。駐車場の一角には自販機とトイレも完備されていますよ。
この情報から、駐車場には基本的な設備が整っていることがわかります。トイレと自動販売機があるのは、長時間の釣行においては非常にありがたいポイントです。特に夜釣りを予定している場合、事前にトイレの場所を確認しておくことは重要でしょう。
🚗 唐泊漁港駐車場情報まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
料金 | 乗用車:500円 / 二輪車:250円 |
営業時間 | 24時間利用可能(推測) |
設備 | トイレ・自動販売機あり |
駐車可能台数 | 大型駐車場あり、防波堤近くに約20台の駐車スペースも |
特徴 | 釣り場のすぐ近くまで車の乗り入れ可能 |
防波堤に近い駐車スペースは約20台程度と限られているため、特に週末や良い潮回りの日は早めの到着を心がけた方が良いでしょう。手前の大型駐車場から防波堤まで歩くことにはなりますが、それでもランガンスタイルのアジングには十分に便利な立地といえます。
ただし、注意点として駐車場近辺にはコンビニがありません。飲み物や食料は事前に準備しておくことをおすすめします。最寄りのファミリーマートまでは少し距離があるようなので、釣行前に立ち寄っておくと良いでしょう。
釣り禁止エリアはないが赤灯台は立入禁止
唐泊漁港では基本的に釣り禁止のエリアは設定されていないようですが、いくつか注意すべきポイントがあります。最も重要なのが、防波堤の先端にある赤い灯台が立入禁止になっているという点です。
複数の情報源から、以前は可能だった赤灯台への立ち入りが、現在はフェンスで遮られて禁止されていることが確認できます。Yahoo!知恵袋の質問でも、この状況について尋ねられており、安全上の理由から立入禁止措置が取られた可能性が高いと推測されます。
防波堤での釣りは可能ですが、漁船が係留されているエリアでは特に注意が必要です。船の邪魔にならないよう配慮することはもちろん、船と船の間にもアジが居着いている可能性があるため、釣り方にも工夫が求められます。
⚠️ 唐泊漁港で注意すべき禁止・制限事項
項目 | 状況 | 詳細 |
---|---|---|
赤灯台 | 立入禁止 | フェンスが設置され立ち入り不可 |
漁船周辺 | 要注意 | 船の係留の邪魔にならないよう配慮必要 |
外海側テトラ | 危険 | 落下すると重大な怪我の恐れ、ライフジャケット推奨 |
タコ釣り | 地域により制限あり | 糸島エリアでは漁業権の関係で注意が必要 |
外海側の消波ブロック(テトラポッド)帯での釣りについても、安全面での注意が必要です。フクリパの記事では、小さなお子さんには危険であり、万が一落下した場合に重大な怪我をする可能性が指摘されています。大人であってもライフジャケットの着用を強く推奨します。
また、Yahoo!知恵袋の情報によれば、タコ釣りに関しては漁業権の関係で制限がある可能性が示唆されています。加布里漁港では看板にタコを含む禁止事項が記載されているとのことで、唐泊漁港でも同様の規制がある可能性があります。釣行前に現地の看板を確認し、ルールを守って釣りを楽しむことが大切です。
アクセスは福岡市内から車で約20分と好立地
唐泊漁港の大きな魅力の一つが、福岡市内中心部からのアクセスの良さです。天神からは福岡都市高速道路と西九州自動車道を利用して「今宿IC」で下車し、約20分程度でアクセス可能です。
具体的なアクセスルートとしては、国道202号線の「今宿交差点」から二見ヶ浦方面に向かい、福岡市海釣り公園や観光スポットの「ヤシの木ブランコ」がある「ざうお」を通過して直進します。ピンク色の建物が特徴的な「あいちゃんうどん」が見えたら、その手前を右折。道なりに進むと「唐泊漁協ストアー」が見えてきて、さらに進むと駐車場の小屋が見えてきます。
🗺️ 唐泊漁港へのアクセス情報
交通手段 | 所要時間 | ルート |
---|---|---|
車(天神から) | 約20分 | 福岡都市高速→西九州道→今宿IC→国道202号 |
車(博多から) | 約30分 | 福岡都市高速→西九州道→今宿IC→国道202号 |
バス | 約60分+徒歩20分 | 昭和バス「宮の浦バス停」下車後徒歩 |
公共交通機関を利用する場合は、昭和バスの「宮の浦バス停」が最寄りとなりますが、そこから徒歩約20分かかるため、車でのアクセスが現実的でしょう。特に夜釣りを予定している場合や、複数のタックルを持参する場合は、車が必須といえます。
周辺には二見ヶ浦のサーフスポットや海水浴場、「SUNSETカフェ」や「PALM BEACH RESTAURANT」など有名なレストランもあり、釣りの前後に立ち寄るのも良いかもしれません。また、2024年1月には駐車場入口向かいに「波と丸」というカフェがオープンしており、釣りの合間の休憩にも利用できそうです。
糸島エリアの他の人気釣りスポットである船越漁港や野北漁港とも近く、状況に応じてランガンすることも可能です。このエリア一帯が福岡のアジング・メバリングのメッカとなっており、一日かけて複数のポイントを回る釣行スタイルも楽しめるでしょう。
唐泊漁港の主要ポイントは防波堤と沖波止
唐泊漁港の釣りポイントは大きく分けて内湾側の防波堤と外海側のテトラ帯、そして沖波止周辺の3つのエリアに分類できます。それぞれ特徴が異なり、狙える魚種や釣り方も変わってきます。
全長約500mの防波堤は、右手が湾内で多くの漁船が係留されており、左手の高い防波堤側が外海となっています。ビギナーやファミリー層には右側の湾内がおすすめで、海面からの高さも低く、釣れた魚の取り込みが比較的簡単です。透明度が高く海底まで見えるため、岩礁の隙間に潜む大物を目視で確認できることもあります。
右側の湾内は手前は漁船が係留されていて釣りにくいですが、防波堤の先まで進むと船もなく、釣りがしやすいです。海面からの高さも低く、釣れた魚の取り込みも簡単なので、ビギナーやファミリーにおすすめですよ。
一方、外海側はチヌやメジナ狙いのベテラン釣り師が常に竿を並べているエリアです。巨大な消波ブロックが敷き詰められており、足場は決して良いとは言えません。しかし、潮通しが良く大型の魚が期待できるポイントでもあります。
🎯 唐泊漁港の主要釣りポイント特徴
ポイント | 難易度 | 特徴 | 狙える魚種 |
---|---|---|---|
内湾防波堤 | ★☆☆ | 足場良好、取り込み簡単 | アジ、メバル、カサゴ |
外海テトラ | ★★★ | 潮通し良好、大物期待 | チヌ、メジナ、青物 |
防波堤先端 | ★★☆ | 魚影濃い、潮流良好 | アジ、シーバス、青物 |
沖波止周辺 | ★★★ | 最も魚影濃い、要船 | ヒラメ、マゴチ、アジ |
特に注目すべきは沖波止と筏が隣接するエリアで、ここが最も魚影が濃いとされています。防波堤の突端から遠投してようやく届く位置にあり、船の通り道でもあるため水深があります。この エリアではアジに限らず、ヒラメやマゴチも安定して釣れるとの情報があります。
SUPやゴムボートがあれば直接このエリアにアプローチできますが、陸っぱりの場合は遠投力のあるタックルが必要になります。アジングにおいては、キャロライナリグやフロートリグを使って、このエリアを攻略するのも一つの戦略といえるでしょう。
夜釣りには常夜灯があり環境が整っている
唐泊漁港の大きなメリットの一つが、常夜灯が完備されていることです。特にナイトアジングにおいては、常夜灯の存在が釣果を大きく左右するため、この環境は非常に魅力的です。
複数の釣行レポートから、防波堤には街灯が設置されており、夜釣りが快適に楽しめることが確認できます。特にオレンジ色の街灯が多く、場所によっては白色灯もあるとの情報があります。常夜灯周辺には小魚が集まりやすく、それを追ってアジも回遊してくるため、明暗の境目を狙うのが定石となります。
🌙 唐泊漁港の夜釣り環境
要素 | 詳細 |
---|---|
常夜灯 | オレンジ色中心、一部白色灯あり |
駐車場設備 | トイレ・自販機完備 |
安全性 | 足場良好なエリア多数 |
プレッシャー | 夜間は比較的人が少ない |
適性 | アジング、メバリング、シーバスに最適 |
夜釣りにおける戦略としては、まず常夜灯周辺の明るいエリアを探り、反応が薄ければ暗がりに移動するというパターンが有効です。また、内堤防の隅など、常夜灯の光が届くか届かないかのエリアに居着きのアジがいることもあります。
実釣レポートでは、「ピタッと漂わせる誘い方」で釣果があったという情報もあり、常夜灯下では必ずしもアクティブな誘いが必要ではないことを示唆しています。状況に応じて、静と動を使い分けることが重要でしょう。
夜間の安全対策として、足元を照らすヘッドライトは必須です。また、外海側のテトラ帯は昼間でも危険ですが、夜間はさらにリスクが高まります。無理せず、足場の良い内湾側を中心に攻めることをおすすめします。常夜灯があることで、キャスト精度も確保しやすく、初心者でも比較的安全に夜釣りを楽しめる環境が整っているといえます。
唐泊漁港のアジング実釣テクニックと最新釣果
- 唐泊漁港のアジング適期は秋から冬がベストシーズン
- 良型アジは24〜26cmクラスが実績あり
- 使用タックルは軽量ジグヘッドとワームが基本
- 釣り方はヘチ落としとズル引きの組み合わせが効果的
- 潮の流れが良い時間帯が狙い目
- 唐泊漁港の釣果は他魚種も豊富
- まとめ:唐泊漁港でアジングを成功させるための重要ポイント
唐泊漁港のアジング適期は秋から冬がベストシーズン
唐泊漁港でのアジングは秋から冬にかけてが最も釣果が期待できるシーズンです。収集した釣果情報を分析すると、12月から翌年3月頃までの寒い時期に良型アジの釣果が多く報告されています。
具体的な釣果レポートを見ると、2018年1月には24〜26cmクラスのアジが釣れており、2019年12月の釣行でも連続ヒットの記録があります。この時期のアジは脂がのって食味も良く、サイズも大きくなる傾向があるため、数よりも質を求めるアングラーには最適なシーズンといえるでしょう。
📅 唐泊漁港のアジング月別攻略カレンダー
月 | 評価 | サイズ | 数 | ポイント |
---|---|---|---|---|
1月 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 大型 | 少 | 良型狙いの絶好期 |
2月 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 大型 | 少 | 引き続き良型期待 |
3月 | ⭐⭐⭐⭐ | 中型 | 中 | 春に向けて活性上昇 |
4月 | ⭐⭐⭐ | 中型 | 中 | 産卵に向けて移動開始 |
5月 | ⭐⭐ | 小型 | 少 | オフシーズン突入 |
6〜8月 | ⭐ | 小型 | 少 | 厳しい時期 |
9月 | ⭐⭐⭐ | 小型 | 多 | 秋シーズン開幕 |
10月 | ⭐⭐⭐⭐ | 中型 | 多 | 数釣りに最適 |
11月 | ⭐⭐⭐⭐ | 中型 | 中 | サイズアップ傾向 |
12月 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 大型 | 中 | 尺アジも視野に |
夏場については厳しい状況が予想されますが、完全に釣れないわけではありません。夜間の常夜灯周りや、早朝マズメの時間帯であれば、小型のアジが回遊してくる可能性があります。ただし、他の時期と比べると明らかに活性は低く、釣果も安定しないでしょう。
秋シーズンは9月頃から徐々にアジの活性が上がってきます。この時期はサイズこそ小さいものの、数釣りが楽しめる可能性が高いです。豆アジサイズからスタートし、11月頃には15〜20cmクラスが中心となり、12月以降は良型が混じってくるというパターンが一般的と考えられます。
潮回りとしては、中潮から大潮の時期が狙い目です。唐泊漁港は潮の流れが良いポイントですが、流れが強すぎても釣りにくくなるため、適度な潮の動きがある日を選ぶことが重要でしょう。タイドグラフアプリなどを活用して、潮止まり前後の時間帯を中心に釣行計画を立てることをおすすめします。
良型アジは24〜26cmクラスが実績あり
唐泊漁港で釣れるアジのサイズについて、実釣データを見ると24〜26cmクラスの良型が確実に記録されています。これは福岡市内近郊のアジングポイントとしては、かなり優秀な実績といえるでしょう。
カンパリの釣果投稿では、2018年1月に24〜26cmのアジが4匹と27cmのメバルが釣れたという記録があり、使用タックルは1.5号の磯竿に3000番リール、ナイロン2号ラインで、サビキ8号での釣果です。また、別の釣行レポートでは20cm近いアジが釣れたという報告もあり、ドラグが鳴るほどの引きだったとのことです。
あまりのも嬉しさと驚きで、写真撮ったけど、最初のやつは、興奮して真っ暗で撮ってしまった・・・・画像が汚いですよね、反省。
この実釣レポートからは、福岡市内でのアジングにおいて良型が釣れることの希少性と価値が伝わってきます。20cmを超えるアジは引きも強く、ライトタックルでのファイトは非常にスリリングです。
🐟 唐泊漁港で期待できるアジのサイズ分布
サイズ区分 | サイズ | 時期 | 確率 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
豆アジ | 〜10cm | 秋初期 | 高 | 数釣り対象 |
小型 | 10〜15cm | 秋〜初冬 | 中 | 引きは弱いが食べて美味 |
中型 | 15〜20cm | 晩秋〜冬 | 中 | アジングで楽しいサイズ |
良型 | 20〜25cm | 冬 | 低 | 強い引き、食味最高 |
尺アジ | 25cm〜 | 冬〜早春 | 極低 | 目標サイズ、運も必要 |
尺アジ(30cm超)に関しては、唐泊漁港での明確な釣果報告は見つかりませんでしたが、近隣の糸島エリアでは実績があるようです。条件が揃えば、唐泊漁港でも尺アジを狙える可能性はゼロではないでしょう。特に沖波止周辺や防波堤先端部では、大型の個体が回遊してくることが期待できます。
サイズの良いアジを狙うためには、ポイント選びが重要です。内湾の漁船周辺にも居着きのアジはいますが、サイズは小さめの傾向があります。良型を狙うなら、やはり防波堤の先端や外海側、可能であれば沖波止周辺を攻めるべきでしょう。
また、餌釣りとルアー釣りでは釣れるサイズに差が出る可能性もあります。一般的に、サビキ釣りでは様々なサイズが釣れますが、ルアー(ワーム)での釣りではサイズセレクトが働きやすい傾向があります。小さなワームを使えば小型が釣れやすく、大きめのワームやジグヘッドを使えば良型の確率が上がる可能性があります。
使用タックルは軽量ジグヘッドとワームが基本
唐泊漁港でのアジングタックルは、軽量ジグヘッドとワームの組み合わせが基本となります。実釣レポートから見えてくるタックルセッティングを分析すると、ジグヘッドは0.1g〜1.0g程度の軽量タイプが中心で、状況に応じて使い分けることが重要です。
具体的な実釣例を見ると、ある釣行では「ダイソーマイクロジグ3g」でシーバスを、別の釣行では「ジャッカル ジャコナックル2に0.1gジグヘッド」が高反応だったという記録があります。また、「アジスタ1.0gのジグヘッドに3インチのワーム」で良型アジをキャッチした実績もあります。
🎣 唐泊漁港アジング推奨タックル
カテゴリ | 推奨スペック | 詳細・選び方 |
---|---|---|
ロッド | 6〜7ft台、L〜ML | アジング専用ロッドが理想 |
リール | 2000〜2500番 | ドラグ性能重視、ハイギア推奨 |
ライン | PE 0.3〜0.6号 | 感度重視、エステルも可 |
リーダー | フロロ 1〜2lb | 2〜3号(8〜12lb)は太い |
ジグヘッド | 0.1〜1.5g | 水深と潮流で使い分け |
ワーム | 1.5〜3インチ | クリア系、グロー系を用意 |
実際の釣果報告では、以下のようなタックルが使用されています:
- ロッド:ジャクソン BTS-63XXLST
- リール:ダイワ ルビアス 2004
- ライン:バリバス アジングマスター 0.3号
- リーダー:ライトゲームショックリーダー 2LB
このセッティングは超軽量ジグヘッドを扱える繊細なタックルで、唐泊漁港のような水深が浅く比較的穏やかなポイントには最適です。PE0.3号という極細ラインは風の影響を受けやすいデメリットはありますが、感度が抜群に良く、小さなアタリも逃しません。
ジグヘッドの重さについては、唐泊漁港の水深が3m前後と浅いことを考慮すると、0.4〜0.8g程度がメインになるでしょう。常夜灯周りで表層を狙う場合は0.1〜0.3g、ボトムを丁寧に探る場合は1.0〜1.5gと使い分けます。
ワームのカラーセレクトについては、夜間の常夜灯周りではグロー系やクリア系が実績があります。「イッセイ 海太郎シルキーシャッド2インチ ピンク(グロー)」や「ケイテック イージーシェイカー2.5inch クリアーシルバーグロー」などが、アングラーズの釣果情報で確認できます。暗がりでは白やチャート系、明るい場所ではクリア系と使い分けるのが基本戦略です。
釣り方はヘチ落としとズル引きの組み合わせが効果的
唐泊漁港でのアジングにおける具体的な釣り方として、ヘチ落としとズル引きの組み合わせが効果的との情報があります。この2つのアプローチを状況に応じて使い分けることが、釣果を伸ばすカギとなります。
ヘチ落としは、防波堤の足元や漁船の周辺に軽量ジグヘッドをゆっくりと落とし込む釣り方です。唐泊漁港は内湾側に多くの漁船が係留されており、船と船の間や船の下には確実にアジが居着いています。ここを狙うには、真下に落としてゆっくりと上げる、という繰り返しが有効です。
それまで使っていたジグヘッドからアジスタ1.0gのジグヘッドに3インチのワームをつけキャスト!水深は3mくらいしかなくすぐに着底。ゆっくりとリトリーブで誘って行きます。
この実釣レポートからは、着底後のスローリトリーブが効果的だったことがわかります。水深が浅いため、底を取ってからゆっくりと巻いてくることで、レンジをキープしやすくなります。
🎯 唐泊漁港アジング基本アクション
釣り方 | 適用シーン | アクション | ポイント |
---|---|---|---|
ヘチ落とし | 漁船周辺、防波堤際 | 真下に落として上下 | ゆっくり上げる、止める |
ズル引き | 防波堤先端、外海側 | 着底後スローリトリーブ | ボトムを感じながら |
漂わせ | 常夜灯周辺 | ほぼ動かさずステイ | 明暗の境目が狙い目 |
リフト&フォール | 沖波止周辺 | 上下の動きで誘う | フォール中のアタリ多い |
ただ巻き | 表層狙い | 一定速度で巻く | 夜間の常夜灯下で有効 |
別の釣行レポートでは、「ピタッと漂わせる誘い方」で釣果があったとの情報もあります。これは常夜灯周辺など、アジが浮いている状況で特に有効な方法です。ジグヘッドをほとんど動かさず、その場でステイさせることで、警戒心の強いアジにも口を使わせることができます。
アタリの取り方についても重要なポイントがあります。唐泊漁港のアジは、時に**「コツコツ」という明確なアタリ**を出しますが、時には「モゾモゾ」とした違和感程度のこともあります。ラインテンションを保ちながら、わずかな変化も見逃さない集中力が求められます。
フォール中のアタリにも注意が必要です。特にリフト&フォールを繰り返す釣り方では、フォール中に「コツン」とアタリが出ることが多いです。この場合、ロッドを軽くあおってフッキングさせますが、あまり強くあわせる必要はありません。ジグヘッドの針が細いため、強くあわせると針が伸びたり折れたりする可能性もあります。
潮の流れが良い時間帯が狙い目
唐泊漁港でアジングの釣果を上げるためには、潮の流れを意識することが非常に重要です。一般的にアジは潮が動いている時間帯に活性が上がるため、潮止まりの時間は避け、潮が動き出すタイミングを狙うことが基本戦略となります。
実釣レポートの中には、「潮が上げ始めた17:00位から、アジが釣れ始めました」という記録があり、上げ潮のタイミングが好釣果につながっています。また、別のレポートでは「小潮でしたが薄暗くなるぐらいの」時間帯に釣れたという情報もあり、潮回りよりも**時間帯(マズメ時)**が重要な場合もあることがわかります。
🌊 唐泊漁港の潮回りと釣果の関係
潮回り | 評価 | 特徴 | 狙い目時間 |
---|---|---|---|
大潮 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 潮の動き最大、魚の活性高い | 満潮前後2時間 |
中潮 | ⭐⭐⭐⭐ | バランス良好、安定した釣果 | 潮が動く時間帯 |
小潮 | ⭐⭐⭐ | 潮の動き小さい、マズメ重視 | 朝夕マズメ中心 |
長潮 | ⭐⭐ | 潮ほとんど動かず厳しい | 常夜灯周辺に絞る |
若潮 | ⭐⭐⭐ | 徐々に潮が動き始める | 潮の変わり目 |
唐泊漁港は糸島半島の東側に位置し、比較的潮通しが良いポイントです。そのため、大潮の満潮時などは流れが強くなりすぎて釣りにくくなる可能性もあります。逆に、小潮や長潮でも、マズメ時や常夜灯周辺では十分に釣果が期待できるでしょう。
潮の動きを確認する方法としては、防波堤から海面を観察し、漂流物の動き方を見ることが有効です。また、最近ではスマートフォンのタイドグラフアプリが非常に便利で、釣行前に潮の動きを確認して、最も活性が高そうな時間帯を狙うことができます。
Yahoo!知恵袋の質問に対する回答では、タコについての記述ですが「タコも或る程度潮が流れていた方が活性が高い」との情報があり、これはアジにも当てはまります。適度な潮流がある方が、ベイトフィッシュも動きやすく、それを追ってアジも活発になります。
夜釣りの場合は、満潮から下げ始めのタイミングが狙い目とされることが多いです。特に常夜灯周辺では、下げ潮によってベイトが集められる現象が起こりやすく、それに伴ってアジも集まってきます。ただし、これはあくまで一般論であり、その日の状況によって変わるため、現場での観察と判断が重要です。
唐泊漁港の釣果は他魚種も豊富
唐泊漁港はアジングだけでなく、多彩な魚種が狙える総合的な釣り場です。アングラーズの釣果データによれば、38種類もの魚種が記録されており、年間を通じて様々な釣りが楽しめます。
アジ以外の主な対象魚として、メバル、カサゴ(アラカブ)、キス、サワラ、ハタ、シーバス、イカなどが挙げられます。特にメバルはアジと同様にライトゲームの対象として人気が高く、同じタックルで狙うことができます。実際の釣果レポートでも、アジと一緒に27cmのメバルが釣れた記録があります。
🐟 唐泊漁港で釣れる主な魚種と時期
魚種 | 主な時期 | 釣り方 | サイズ | 難易度 |
---|---|---|---|---|
アジ | 秋〜冬 | アジング、サビキ | 10〜26cm | ★★★ |
メバル | 冬〜春 | メバリング | 15〜27cm | ★★★ |
カサゴ | 周年 | 穴釣り、ワーム | 15〜30cm | ★★ |
キス | 夏〜秋 | ちょい投げ | 15〜25cm | ★★ |
サワラ | 秋〜冬 | メタルジグ | 40〜80cm | ★★★★ |
シーバス | 周年 | ルアー | 40〜70cm | ★★★★ |
ヒラメ | 秋〜春 | 泳がせ、ルアー | 40〜60cm | ★★★★★ |
イカ | 春・秋 | エギング | 200〜500g | ★★★ |
冬場のカレイ釣りも人気で、唐泊漁港は福岡屈指のカレイ釣りスポットとして知られています。大きな駐車場の防波堤から投げ釣りでカレイを狙うアングラーが多く、手前には岩礁があるため遠投が必要ですが、釣れれば30cm超の良型も期待できます。
夏場は青物の回遊も見られ、ヤズ(ハマチの若魚)やサゴシがショアジギングで狙えます。防波堂先端や外海側のテトラ帯から、メタルジグをキャストすることで、思わぬ大物に出会える可能性もあります。
根魚類では、カサゴに加えて**アコウ(キジハタ)**の実績もあります。夜釣りでワームを使ったロックフィッシュゲームも面白く、テトラの隙間や岩礁帯を丁寧に探ることで、良型のアコウに出会えるチャンスがあります。アングラーズの検索キーワードにも「キジハタ」が含まれており、一定の人気があることがわかります。
エギングについては、秋と春にアオリイカが狙えますが、釣果は安定していないようです。ある実釣レポートでは「エギングする人がほとんどでしたが、釣れている人はいませんでした」との記述があり、近隣の平戸などと比べると難易度が高いかもしれません。ただし、条件が合えば釣果も期待できるでしょう。
まとめ:唐泊漁港でアジングを成功させるための重要ポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- 唐泊漁港は福岡市内から車で約20分の好アクセスで、駐車場は500円で24時間利用可能である
- アジングのベストシーズンは秋から冬で、特に12月〜3月が良型の期待できる時期である
- 24〜26cmクラスの良型アジの実績があり、条件次第では尺アジも視野に入る
- 基本タックルはPE0.3〜0.6号にジグヘッド0.1〜1.5g、ワームは1.5〜3インチが標準的である
- 釣り方はヘチ落とし、ズル引き、漂わせの3つを状況に応じて使い分けることが重要である
- 常夜灯が完備されており、夜釣りの環境が整っているため初心者でも挑戦しやすい
- 潮の流れが良い時間帯、特に上げ潮開始時や満潮前後が狙い目のタイミングである
- 防波堤は全長約500mあり、内湾側は足場良好でビギナー向け、外海側は上級者向けである
- 沖波止周辺が最も魚影が濃いエリアだが、陸っぱりからは遠投が必要になる
- 赤灯台は立入禁止で、外海側テトラは危険なためライフジャケット着用を推奨する
- サビキ釣りのファミリー層が多いため、夜間や平日を狙うとプレッシャーが低い
- アジ以外にもメバル、カサゴ、キス、カレイ、シーバスなど多彩な魚種が狙える
- 近隣に「波と丸」カフェがあり、釣りの休憩に利用できる
- トイレと自販機が駐車場に完備されているため、長時間の釣行も快適である
- 福岡市海釣り公園や野北漁港など、周辺にも良いポイントが多くランガンも可能である
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- ライトゲームに行ってきました!野北・唐泊漁港でアジ・メバル三昧!|釣king[釣行ガイド]
- 唐泊漁港で釣れたアジの釣り・釣果情報 – アングラーズ
- ベテランからファミリーまで楽しめる人気釣り場「唐泊(からどまり)漁港」【福岡市西区】 | フクリパ
- 唐泊漁港の釣果・釣り場情報【2025年最新】 – アングラーズ
- 福岡市・糸島エリア・古賀福津宗像エリアの夜釣りポイント紹介 | ジグ狂いたなかの福岡釣り紀行
- 近場でエギング!!市内近郊でアオリイカがよく釣れる!! アオリイカ – まるごとアウトドア
- 唐泊漁港の駐車場は24時間営業でしょうか? – Yahoo!知恵袋
- 24cm~26cmのアジがHIT!! | 福岡 唐泊漁港・ 宮浦漁港 | 釣果情報サイト カンパリ
- タコ釣りのポイント・コツ 糸島半島周辺で、マダコ釣りができる – Yahoo!知恵袋
- 久しぶりの福岡釣行in唐泊漁港《ナイトアジング》 – Fish on!!!!
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