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因島でアジングするなら知っておきたい!しまなみ最強ポイントの実力とは

因島でアジングするなら知っておきたい!しまなみ最強ポイントの実力とは
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「因島でアジングってどうなの?」と気になっているあなた。結論から言うと、因島はしまなみ海道エリアでも屈指のアジングスポットです。潮通しの良さ、水深、そして豊富な魚種。これらの条件が揃った因島は、初心者からベテランまで楽しめるフィールドとして多くのアングラーから支持されています。

ただし、ポイント選びや時期、タイミングを間違えると釣果に大きな差が出るのも事実。この記事では、実際の釣果情報やアングラーの体験談をもとに、因島でのアジングを成功させるための具体的な情報を網羅的に解説していきます。小用の波止や鏡浦港といった代表的なポイントから、意外と知られていない穴場スポット、さらには周辺の向島や生口島との比較まで、因島アジングの全てがわかる内容となっています。

この記事のポイント
✓ 因島の代表的なアジングポイントと特徴
✓ 釣果を上げるための時期・タイミング・テクニック
✓ 周辺エリア(向島・生口島)との比較情報
✓ 釣り禁止エリアや注意点などのマナー情報
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因島でアジングを始める前に知っておきたい基礎知識

  1. 因島アジングの魅力は潮通しの良さと豊富な魚種
  2. 小用の波止が因島アジングの代表的ポイント
  3. 因島でアジングができる時期は秋から春がメイン
  4. 鏡浦港は穴場的なアジングスポット
  5. 因島大橋周辺もアジングの実績ポイント
  6. 因島アジング初心者におすすめの装備

因島アジングの魅力は潮通しの良さと豊富な魚種

因島アジングの魅力は潮通しの良さと豊富な魚種

因島がアジングスポットとして優れている最大の理由は、しまなみ海道の中でも特に潮通しが良好な立地にあることです。因島は瀬戸内海の複雑な潮流が交差するエリアに位置しており、弓削島との水道筋に面したポイントでは常に新鮮な海水が供給されています。

この潮通しの良さが何をもたらすかというと、ベイトフィッシュの回遊が活発になり、それを追ってアジをはじめとする様々な魚が集まってくるのです。アジだけでなく、メバル、カサゴ、アコウ、シーバス、カレイ、アオリイカなど、一つのポイントで多彩な魚種が狙えるのは因島ならではの魅力と言えるでしょう。

しまなみで釣りをしたことがあれば「南の方が釣れる」という印象を持っている方は多いと思います。しかし、広島側には稀に爆発力があり。通えば通うほどしまなみアジングの魅力を知ることが出来る。広島はそんなエリアです。

出典:TsuriCame「しまなみアジング特化ブログ」

この記述からもわかるように、愛媛側(南側)と比較して広島側の因島エリアは「爆発力」という表現がされています。つまり、コンスタントに釣れる日もあれば、タイミングが合えば数釣りも期待できる変化に富んだフィールドだということです。

さらに因島の水深は、ポイントにもよりますがおおむね5メートルから15メートル程度と、アジングに適した深さが確保されています。浅すぎず深すぎないこの水深が、表層から中層、ボトムまで幅広いレンジを探れる理由になっています。

📊 因島で狙える魚種一覧

魚種シーズン釣り方難易度
アジ秋~春ジグヘッド★★☆☆☆
メバル冬~春ジグヘッド・プラグ★★☆☆☆
カサゴ通年ワーム★☆☆☆☆
アコウ春~秋ワーム★★★☆☆
シーバス通年ミノー・ワーム★★★☆☆

また、因島の港湾部には常夜灯が設置されているポイントも多く、ナイトゲームでのアジングにも適しています。常夜灯周辺にはプランクトンが集まり、それを追って小魚が集まり、さらにアジが寄ってくるという好循環が生まれるのです。


小用の波止が因島アジングの代表的ポイント

小用の波止が因島アジングの代表的ポイント

因島でアジングをするなら、まず押さえておきたいのが**小用の波止(小用港)**です。このポイントは釣り雑誌や情報サイトでも頻繁に取り上げられる、因島を代表する釣り場となっています。

小用の波止の最大の特徴は、L字型に伸びた長い堤防と、その付け根から先端まで様々な条件を試せることです。堤防の長さは相当なもので、多くの釣り人が入っても窮屈にならないだけのスペースが確保されています。これは週末や連休でも比較的場所が取りやすいということを意味します。

小用の波止は因島エリアでも特に有名な釣りポイントです!釣り場となる波止には常夜灯もあるので、昼夜問わず釣りが楽しめます!小型の魚~大型の魚まで狙える魚種が豊富なので、初心者~上級者までが一緒に楽しめる釣り場ですよ!

出典:PUKUTAKU

この評価からもわかるように、小用の波止は初心者から上級者まで幅広く対応できる懐の深さを持っています。常夜灯が設置されているため、夜間のアジングでは特に有利なポイントとなるでしょう。

🎣 小用の波止の攻略ポイント

  • L字の角:常夜灯があり、夜釣りの一級ポイント。タチウオやアジングが楽しめる
  • 先端部分:潮通しが最も良く、大型のアコウやヒラメの実績もある
  • 港内側:潮が速い日は港内側にベイトが入り込むことも
  • 波止全体:付け根から先端まで、どこでもアジングのチャンスがある

小用の波止のもう一つの魅力は、駐車スペースが確保されていることです。釣り場のすぐ近くまで車で入ることができ、タモやクーラーボックスなど荷物が多い場合でも移動が楽です。ただし、駐車場から波止までは階段があるため、キャリーカートを使う場合は少し注意が必要かもしれません。

実際の釣果情報を見ると、小用の波止ではアジ、イワシ、ウマヅラハギ、サヨリ、メバル、カサゴ、アコウ、アオリイカ、コウイカ、キス、カレイ、チヌ、マダイなど、実に多彩な魚種が記録されています。これだけの魚種が狙えるということは、アジングで反応が薄い時でも、他の釣りに切り替えて楽しめる可能性があるということです。

因島でアジングができる時期は秋から春がメイン

因島でアジングができる時期は秋から春がメイン

因島でアジングをするなら、シーズン選びは非常に重要です。一般的に瀬戸内海エリアのアジングは秋から春にかけてがメインシーズンとされていますが、因島も例外ではありません。

📅 因島アジングのシーズンカレンダー

時期状況特徴おすすめ度
1月~3月冬場水温低下で渋い時期。メバルと並行が◎★★☆☆☆
4月~5月水温上昇で活性UP。良型も期待できる★★★★☆
6月~8月アジは沖に出る。他魚種がメインに★☆☆☆☆
9月~12月ベストシーズン。サイズは小さめだが数釣り可能★★★★★

**秋(9月~12月)**は、因島アジングの最盛期です。この時期は水温が程よく下がり始め、アジの活性が上がります。特に秋口はサビキ釣りでも豆アジが爆釣することがあり、ジグヘッドでも数釣りが楽しめる時期です。サイズは10cm~15cm程度の小型が中心になることが多いですが、群れが入れば入れ食い状態になることも。

秋にはサビキでアジやイワシ、ウキ釣りでサヨリなどなど美味しいターゲットが狙えます。

出典:近所で何か釣るブログ

**春(4月~5月)**は、良型のアジが期待できるシーズンです。実際の釣果情報でも、この時期には25cm前後の良型アジが釣れたという報告が見られます。産卵を控えた個体が接岸してくるため、サイズアップが狙える絶好の機会と言えるでしょう。

**冬場(1月~3月)**は、アジングとしてはやや厳しい時期になります。水温の低下により、アジの活性が落ちるためです。ただし、この時期はメバルの好シーズンでもあるため、メバリングと並行して狙うのが賢明な戦略です。因島の釣果情報でも、冬場はメバルの釣果報告が目立ちます。

**夏場(6月~8月)**は、アジングには不向きな時期です。水温が上昇すると、アジは沖の深場へと移動してしまうため、ショアからは狙いにくくなります。この時期は、シーバスやカサゴなど他の魚種をターゲットにするのが良いかもしれません。

また、月の満ち欠けも釣果に影響を与えます。

【アジング】満月の夜の因島アジングLIVE!惨敗!

出典:YouTube動画タイトル

このように、満月の夜は月明かりが強すぎてアジの活性が下がることがあります。一般的には、新月前後や月が出ていない時間帯の方が好条件とされています。潮回りで言えば、大潮から中潮にかけてが潮の動きも良く、釣果が期待できる傾向にあるようです。


鏡浦港は穴場的なアジングスポット

鏡浦港は穴場的なアジングスポット

小用の波止ほど知名度は高くありませんが、鏡浦港も因島の優良アジングポイントとして密かに人気を集めています。この港の最大の魅力は、有名ポイントに比べて釣り人が少なめという点でしょう。

鏡浦港の特徴を見ていきましょう。まず、この港は小規模ながら磯場、浜、藻場、砂泥地、そして沖にはシモリ(根)が点在するという、魚が好む条件が揃っています。こうした複雑な地形が、小さなエリアにベイトフィッシュを集める要因となっているのです。

鏡浦港はこじんまりとした小さな漁港ですが、磯場、浜、藻場、砂泥地があり、沖にはシモリも点在しているので魚影の濃い釣り場として知られています!周囲の釣り場に比べ訪れる釣り人も少なく、場所さえ確保できればのんびりと釣りが楽しめます!

出典:PUKUTAKU

「魚影の濃い釣り場」という評価は、アングラーにとって非常に魅力的な情報です。さらに、鏡浦港には常夜灯も設置されているため、夜間のアジングにも対応できます。常夜灯周りは、プランクトンや小魚が集まりやすく、それを狙ってアジも寄ってくるという好循環が生まれやすいポイントです。

🎯 鏡浦港で狙える魚種

  • アオリイカ
  • コウイカ
  • キス
  • カレイ
  • メバル
  • グレ(メジナ)
  • アジ
  • タチウオ

鏡浦港のもう一つの利点は、周囲の有名ポイントが満員の時の避難先として機能することです。週末や連休などで小用の波止が混雑している場合、少し足を伸ばして鏡浦港を訪れてみるのも良い選択肢でしょう。人が少ないということは、自分のペースでじっくりとポイントを攻められるということです。

ただし、注意点もあります。鏡浦港は小規模な漁港のため、漁業関係者の作業の妨げにならないよう配慮が必要です。また、駐車スペースも限られている可能性があるため、路上駐車などで地元の方に迷惑をかけないよう注意しましょう。

実際の釣果データを見ると、鏡浦港では2023年8月に豆アジがサビキで釣れているという報告があります。潮が下げから上がるタイミングが狙い目とのことで、タイドグラフをチェックしてから釣行するのが良さそうです。

因島大橋周辺もアジングの実績ポイント

因島大橋周辺もアジングの実績ポイント

因島と向島を結ぶ因島大橋の周辺エリアも、アジングの好ポイントとして知られています。橋脚周りは潮がぶつかり、流れの変化が生まれやすいため、魚が集まりやすい条件が整っています。

因島大橋記念公園は、橋の因島側に位置する整備された公園で、駐車場、トイレ、公園などの施設が充実しています。ファミリーフィッシングにも適した環境で、初心者が安心して釣りを楽しめるポイントと言えるでしょう。

因島大橋(因島側)の橋脚付近で竿出しができます!公園として整備されているので、友人や家族など複数人での釣行にもおすすめのポイントです!周囲は潮通しが良く、足場の良い護岸だけでなく、磯場や砂浜もある好条件のポイントです!

出典:PUKUTAKU

この記述からわかるように、因島大橋記念公園は護岸、磯場、砂浜という3つの異なる環境が揃っています。アジングだけでなく、投げ釣りやエギング、メバリングなど、様々な釣りスタイルに対応できる懐の深さがあります。

🌉 因島大橋周辺で釣れる魚

魚種実績ポイント
アジ護岸沿い・常夜灯周り
ママカリサビキ釣りで
サヨリ表層をウキ釣りで
ウマヅラハギ投げ釣り・胴付き
メバル夜間、護岸周り
アオリイカ秋・春のエギング
キス砂浜からの投げ釣り
カレイ冬場の投げ釣り
アコウ磯場のワーミング
マダイショアラバ・ショアテンヤ

向島側からも因島大橋の橋脚周りは竿出しできますが、こちらも潮の流れが非常に速いことで知られています。沖磯さながらの環境と表現されることもあり、潮を攻略できるかどうかがその日の釣果を左右します。

因島大橋周辺でアジングをする際のポイントは、潮の流れに対応したジグヘッドの重さ選びです。流れが速い時は重めのジグヘッド(1.5g~2.0g)を使い、潮が緩んだタイミングで軽め(0.6g~1.0g)に変更するなど、状況に応じた使い分けが釣果を伸ばすコツになります。

因島アジング初心者におすすめの装備

因島アジング初心者におすすめの装備

因島でアジングを始めるなら、まずは基本的なタックルとルアーを揃えましょう。ここでは、初心者でも扱いやすく、かつ因島の環境に適した装備をご紹介します。

📦 基本タックル構成

アイテムスペック参考価格帯
ロッド6.0~6.5ft、UL~Lクラス1万円~3万円
リール2000番、ギア比5.0~5.51万円~2.5万円
メインラインPE 0.3~0.4号、またはエステル0.3号1,000円~2,000円
リーダーフロロカーボン 0.8~1.0号500円~1,000円

ロッドは6フィート前後のアジング専用ロッドがおすすめです。因島の場合、小用の波止のような堤防からの釣りが中心になるため、極端に長いロッドは必要ありません。むしろ、軽量で繊細なアタリを取りやすい、アジング専用設計のものを選びましょう。

リールは2000番台のスピニングリールが標準です。あまり高価なものを最初から買う必要はありませんが、ドラグ性能がしっかりしているものを選ぶことをおすすめします。良型のアジや、思わぬ大物(シーバスやアコウ)が掛かった時に、スムーズなドラグ操作ができるかどうかが重要になります。

ラインシステムについては、PEライン派とエステルライン派に分かれますが、初心者にはPEラインの方が扱いやすいかもしれません。エステルラインは感度に優れますが、やや扱いが難しいため、慣れてから挑戦するのが良いでしょう。リーダーは必須で、フロロカーボン0.8号~1.0号を50cm程度結束します。

🎣 ジグヘッド&ワームのローテーション

因島のアジングでは、ジグヘッドの重さが重要です。潮の速さによって使い分けが必要になるため、複数の重さを用意しておきましょう。

  • 0.6g~0.8g:潮が緩い時、表層~中層を探る時
  • 1.0g~1.5g:標準的な潮の速さの時、幅広いレンジ対応
  • 1.8g~2.0g:潮が速い時、ボトムを取りたい時

実際の釣果報告を見ると、因島では1.0g前後のジグヘッドを使用しているケースが多いようです。

1.0gを当て潮に乗せてレンジキープするとヒット。0.8g以下だと潮にはねられて上手く入りませんでした

出典:TsuriCame「しまなみアジング特化ブログ」

この経験談からもわかるように、因島の潮の速さには1.0g程度の重さが必要になる場面が多いようです。ただし、これはあくまで一例で、実際の潮の状況を見て判断することが大切です。

ワームは、1.5インチ~2インチのストレートタイプが基本です。カラーは、クリア系、グロー系、チャート系を用意しておけば、ほとんどの状況に対応できるでしょう。夜間の常夜灯攻略ではクリア系、暗い場所ではグロー系といった使い分けが有効です。

その他の必需品として、ヘッドライト、ライフジャケット、タモ網、クーラーボックスなどがあります。特にライフジャケットは安全のために必ず着用しましょう。また、良型が掛かった時のために、タモ網も持参することをおすすめします。


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因島のアジングで釣果を上げるための実践テクニック

因島アジング初心者におすすめの装備
  1. 因島アジングでの釣果は潮回りとタイミングが重要
  2. 向島や生口島も含めたしまなみエリアの攻略法
  3. 夜釣りでの常夜灯攻略がキーポイント
  4. ジグヘッドの重さは潮の速さで使い分ける
  5. 因島周辺で狙える他の魚種も豊富
  6. 釣り禁止エリアとマナーの注意点
  7. まとめ:因島でのアジングを成功させるポイント

因島アジングでの釣果は潮回りとタイミングが重要

因島アジングでの釣果は潮回りとタイミングが重要

因島でアジングの釣果を上げるには、潮回りと時合いのタイミングを読むことが非常に重要です。ただ闇雲にキャストし続けるのではなく、魚の活性が上がるタイミングを狙い撃ちすることで、効率的に釣果を伸ばせます。

まず、潮回りについてです。一般的にアジングでは大潮から中潮にかけてが好条件とされています。これは潮の動きが大きく、沖から新鮮な海水とベイトフィッシュが入ってきやすいためです。小潮や長潮では潮の動きが少なく、アジの活性も低くなる傾向があります。

時合いのゴールデンタイム

時間帯状況期待度
日没後1~2時間夕マズメ。アジの活性が上がる★★★★★
深夜帯(0時前後)人が減り、プレッシャーが下がる★★★☆☆
日の出前1~2時間朝マズメ。活性が再び上がる★★★★★
満潮・干潮の前後潮止まりから動き始めるタイミング★★★★☆

実際の釣行記録を見ると、夕マズメから夜にかけての時間帯に良い釣果が出ているケースが多いようです。日が沈んでプランクトンが浮上し始めると、それを追ってアジも表層付近まで浮いてきます。この時間帯は表層~中層を軽めのジグヘッドで探るのが効果的です。

また、「時合い」という概念も理解しておく必要があります。時合いとは、魚の食い気が立つ短い時間のことで、この時間帯には入れ食いになることも珍しくありません。

潮が緩んだタイミングで25cmちょいの良型。アジングでこのサイズのアジ釣ったの久々な気がします。完全に時合だったんですが、どうせならと思って大きいワームとか色々試してたらすぐに時合終了。

出典:TSURERO

この経験談は、時合いの重要性と短さを物語っています。時合いが来たら、余計な実験はせず、確実に釣れる方法で数を伸ばすことが大切です。試行錯誤は時合い以外の時間にするべきでしょう。

潮の動きを読むには、タイドグラフアプリを活用するのがおすすめです。満潮・干潮の時間を把握し、その前後1~2時間を狙って釣行すると良いでしょう。特に、干潮から上げ潮に変わるタイミング、満潮から下げ潮に変わるタイミングは、潮が動き始める時間帯として重要です。

さらに、潮目(潮の境目)を見つけることも釣果アップのコツです。異なる速さの潮がぶつかる場所では、プランクトンやベイトが溜まりやすく、それを狙ってアジも集まります。水面を観察して、色の違いや泡の筋が見える場所があれば、そこが潮目です。そのラインに沿ってキャストしてみましょう。

向島や生口島も含めたしまなみエリアの攻略法

向島や生口島も含めたしまなみエリアの攻略法

因島だけでなく、しまなみ海道の他の島々も視野に入れることで、釣行の選択肢が大きく広がります。特に向島と生口島は因島と隣接しており、短時間で移動できるため、状況に応じたポイント選択が可能です。

まず、向島エリアについて見ていきましょう。向島は因島のすぐ北側に位置し、因島大橋で結ばれています。向島の釣りポイントとしては、因島大橋下(向島側)、向島ケアハウス前、向島休憩所付近などが知られています。

🗺️ しまなみエリアの特徴比較

エリア潮通し魚種混雑度アクセス
因島豊富中~高良好
向島豊富中~高非常に良好
生口島豊富良好

向島は本州(尾道)に最も近い島のため、アクセスの良さが大きな魅力です。福山方面からも比較的短時間で到着できるため、仕事帰りの夜釣りなどにも向いています。向島のポイントも因島同様に潮通しが良く、様々な魚種が狙えます。

次に生口島エリアです。生口島は因島の南側に位置し、生口橋で結ばれています。生口島の代表的なポイントには、早瀬の波止、レモン谷海岸、瀬戸田水道、名荷の波止などがあります。

この釣果でどこの島が良いということはなくタイミングが大事なんだと改めて確認出来ました。

出典:TsuriCame「しまなみアジング特化ブログ」

この経験者の言葉は非常に示唆に富んでいます。つまり、「因島が良い」「生口島が良い」という絶対的な優劣はなく、その日のコンディションとタイミング次第ということです。一つのポイントで釣れないからといって諦めるのではなく、近隣の島へ移動して状況を探るというランガンスタイルが、しまなみエリアでは有効な戦略と言えるでしょう。

生口島の特徴として、名荷の波止は小物から大物まで実績抜群と評価されています。駐車場、常夜灯、トイレ、自販機といった設備も整っており、長時間釣行にも対応できます。また、生口島は因島よりもやや潮の流れが緩やかなポイントもあるため、強い潮が苦手な初心者にとっては釣りやすい環境かもしれません。

しまなみエリアを攻略する際の戦略として、複数のポイントをチェックして回ることをおすすめします。特に週末は人気ポイントが混雑することもあるため、第一希望、第二希望、第三希望といった具合に、事前にいくつかのポイントをリストアップしておくと良いでしょう。

また、地元の釣具店で最新の釣果情報を仕入れるのも有効です。因島周辺には釣具店があり、そこで情報を得ることで、その日最も釣れている島やポイントを知ることができます。釣具の購入だけでなく、情報収集の場としても釣具店を活用しましょう。


夜釣りでの常夜灯攻略がキーポイント

夜釣りでの常夜灯攻略がキーポイント

因島のアジングでは、夜間の常夜灯周りが一級ポイントとなります。常夜灯が設置されている場所では、光に集まるプランクトンを追ってベイトフィッシュが集まり、さらにそれを捕食するアジが寄ってくるという食物連鎖が成立しています。

小用の波止のL字角には常夜灯が設置されており、ナイトゲームでは特に人気の高いスポットとなっています。常夜灯攻略のポイントは、光と影の境目、いわゆる「明暗の境界線」を狙うことです。

💡 常夜灯攻略の基本戦略

  1. 明暗の境目を探す:光が当たっている部分と暗い部分の境界線
  2. まずは明るい側にキャスト:ベイトフィッシュの有無を確認
  3. 暗い側への誘導を意識:明から暗へとアジを引きずり出す
  4. レンジを変えて探る:表層、中層、ボトムと順番に
  5. ワームカラーはクリア系が基本:光に透けるクリア系が効果的

常夜灯周りでは、クリア系やクリアグロー系のワームが特に有効です。光に透けて見えるこれらのカラーは、小魚を演出するのに適しています。逆に、真っ暗なエリアではグロー系(蓄光)やチャート系といった視認性の高いカラーが活躍します。

ナイトゲームでは常夜灯があるL字角は昼にも増して一級ポイント!灯りによってくるタチウオをワインドで狙うことも出来ますし、アジングも楽しめます。

出典:近所で何か釣るブログ

この情報からわかるように、常夜灯周りではアジだけでなくタチウオも狙えるという多様性があります。アジングでアタリが遠い時は、タチウオ用のワインドに切り替えてみるのも一つの手です。

常夜灯攻略で注意したいのが、人が多い場合のマナーです。人気のある常夜灯ポイントでは、複数のアングラーが集まることがあります。お互いにラインがクロスしないよう、隣の人との距離を保ち、キャスト方向にも配慮しましょう。また、先に入っている人がいる場合は、一声かけてから釣り座に入るのがマナーです。

夜間の常夜灯周りでのもう一つのテクニックとして、ドリフト釣法があります。これは潮の流れに乗せてワームを自然に漂わせる方法で、不自然な動きを嫌うアジに効果的です。キャスト後、ラインをゆるめ気味にして、潮に乗せて流します。時々竿先でトゥイッチを入れながら、ナチュラルな動きを演出しましょう。

また、常夜灯の光量の強弱によっても戦略を変える必要があります。明るい常夜灯の場合はクリア系で攻め、やや暗い常夜灯の場合はグロー系を多めに投入するなど、柔軟な対応が求められます。

ジグヘッドの重さは潮の速さで使い分ける

ジグヘッドの重さは潮の速さで使い分ける

因島のアジングにおいて、ジグヘッドの重さ選択は釣果を左右する重要な要素です。因島は潮通しが良いエリアとして知られていますが、それは同時に「潮が速い」ことも意味しています。適切な重さのジグヘッドを選ばないと、ワームが流されすぎて狙ったレンジをキープできません。

🎯 潮の速さとジグヘッドの重さの関係

潮の状況ジグヘッドの重さ戦略
潮が緩い0.6g~0.8g軽量で表層~中層をゆっくり探る
標準的な潮1.0g~1.5g幅広いレンジに対応できる万能型
潮が速い1.8g~2.5g重めで底を取り、流されにくく

実際の釣果事例を見ると、因島では1.0g前後のジグヘッドを使用しているケースが多いようです。これは因島の潮の速さが、このくらいの重さを要求するということを示唆しています。

1.0gを当て潮に乗せてレンジキープするとヒット。0.8g以下だと潮にはねられて上手く入りませんでした

出典:TsuriCame「しまなみアジング特化ブログ」

この経験談は非常に参考になります。0.8g以下では軽すぎて潮に流されてしまい、ワームが浮き上がってしまったというケースです。特に大潮の日や、潮の流れが速い場所では、重めのジグヘッドが必須になる場面があるということです。

また、別の釣行記録では以下のような記述もあります。

まず0.9gの軽いジグヘッドで表層中層を探ってみますがアタリがありません。続いてボトムを取ろうと思うのですが、ボトム付近まで沈むまでに仕掛けが流されます。2gのジグヘッドに交換してボトムまで沈む時間を短縮します。

出典:なんでだろう?

この事例からわかるのは、状況に応じて柔軟に重さを変更することの重要性です。最初は軽めから始めて、底が取れない場合は段階的に重くしていくというアプローチが有効でしょう。

ジグヘッドの重さを変える際のもう一つのポイントは、フォールスピードです。軽いジグヘッドはゆっくりと沈むため、アジにじっくりと見せることができます。逆に、重いジグヘッドは素早く沈むため、手返しよく広範囲を探ることができます。この特性を理解した上で、状況に合わせて使い分けましょう。

ジグヘッドの形状にも注目です。丸型ジグヘッドは潮に乗りやすく、ナチュラルな動きが出せます。**矢じり型(アローヘッド)**は水の抵抗が少なく、飛距離が出やすいです。バレット型は底を取りやすく、根掛かりしにくいという特徴があります。因島の潮の速さを考えると、まずは標準的な丸型から始めて、必要に応じて他の形状も試してみると良いでしょう。

フックサイズも重要で、#10~#8くらいが因島のアジには適しているようです。あまり大きすぎると食い込みが悪くなり、小さすぎるとバラシが増えます。ワームのサイズに合わせて適切なフックサイズを選びましょう。


因島周辺で狙える他の魚種も豊富

因島周辺で狙える他の魚種も豊富

因島の魅力は、アジングだけでなく多彩な魚種が狙えることにもあります。アジの活性が低い時や、アジ以外も楽しみたい時のために、因島で狙える魚種とその釣り方を知っておくと釣行の幅が広がります。

🐟 因島で狙える主要魚種と釣り方

魚種シーズン釣り方ポイント
メバル1月~4月ジグヘッド・プラグ夜間、常夜灯周り
カサゴ通年ワーム(ブラクリ)堤防際、テトラ周り
アコウ5月~10月ワーム(テキサス)夜間、ゴロタ場
シーバス通年ミノー・ワーム河口、常夜灯周り
チヌ春・秋フカセ・チニング堤防際、カケアガリ
アオリイカ春・秋エギング藻場周り、潮通し良
キス5月~10月投げ釣り砂浜、港内
カレイ11月~3月投げ釣り砂浜、砂泥底

メバリングは、冬場にアジングが厳しい時期の有力な選択肢です。メバルもアジと同様にライトゲームのターゲットで、タックルもアジング用がそのまま使えます。むしろ冬はメバルの方が活性が高いため、メバリングをメインにしてアジも狙うというスタイルが効率的かもしれません。

実際の釣果情報を見ると、因島ではメバルが20cm~24cmのサイズで釣れているようです。ライトゲーム用のタックルで十分楽しめるサイズで、引きも強く、食味も良い魚です。

**アコウ(キジハタ)**は高級魚として知られ、ルアーフィッシングのターゲットとしても人気があります。因島では25cm~40cmクラスのアコウが釣れており、特に夜間のワーミングが効果的なようです。

オレンジ系のワームがオススメ🧡

出典:釣り情報サイト

アコウを狙う際は、2インチ前後のホッグ系ワームをテキサスリグやジグヘッドリグで使用するのが一般的です。オレンジ系やレッド系といった暖色系のワームが実績カラーとされています。

**チヌ(クロダイ)**も因島では人気のターゲットです。フカセ釣りで40cmクラスが釣れており、団子釣りやフカセ釣りをしているアングラーをよく見かけるという情報もあります。チヌ狙いの場合は、オキアミや青虫を使ったエサ釣りが基本ですが、近年はルアーでチヌを狙う「チニング」も人気を集めています。

青虫やカニを使ってます🦀虫パワーヘッドに虫パフックの組み合わせがオススメです

出典:釣り情報サイト

シーバスは、因島でも通年狙えるターゲットです。特に秋から冬にかけては、サヨリなどのベイトを追って接岸してくるため、細身のミノーが効果的です。実際の釣果では、40cm~80cmクラスのシーバスが記録されています。

エギングも盛んで、春と秋にアオリイカ、通年でコウイカが狙えます。小用の波止には墨跡が多数見られることから、イカの魚影が濃いことがうかがえます。エギのサイズは3.5号が基本で、春の大型狙いでは4.0号も用意しておくと良いでしょう。

このように、因島はアジング以外にも様々な釣りが楽しめるフィールドです。一つの釣り方に固執せず、状況に応じて狙いを変える柔軟性を持つことで、ボウズ(釣果ゼロ)を回避できる可能性が高まります。

釣り禁止エリアとマナーの注意点

釣り禁止エリアとマナーの注意点

因島でアジングを楽しむ上で、釣り禁止エリアとマナーについて理解しておくことは非常に重要です。近年、釣り人のマナー違反により釣り禁止になる場所が増えており、しまなみエリアも例外ではありません。

釣り禁止になりやすい場所の特徴

  • 桟橋や作業用の施設
  • 立入禁止の看板がある場所
  • 漁業関係者の作業エリア
  • 私有地に該当する場所
  • 過去にトラブルがあった場所

大浜港の事例を見てみましょう。

一番釣れそうなのは駐車場の近くの桟橋なのですが、残念ながら釣り禁止です。まぁ写真のように釣りしてる人いますけどね(笑)

出典:近所で何か釣るブログ

この記述からわかるように、釣り禁止の場所で釣りをしている人がいても、それを真似してはいけません。ルールを守らない行動は、将来的にそのエリア全体が釣り禁止になるリスクを高めます。

向島や因島でも「釣り禁止」で検索する人が多いことから、おそらく一部のエリアで釣り禁止が増えているのかもしれません。釣行前には、最新の情報を地元の釣具店やネットで確認することをおすすめします。

守るべきマナー10箇条

  1. ゴミは必ず持ち帰る(ワームの袋、ライン切れ端、飲食物の容器など)
  2. 漁業関係者の邪魔をしない(作業中は避ける、船の航路を塞がない)
  3. 騒音を出さない(特に早朝・夜間は静かに)
  4. 駐車場所に配慮する(路上駐車しない、指定場所以外には停めない)
  5. 釣り座は譲り合う(先行者優先、適切な距離を保つ)
  6. 危険な行為をしない(柵を越える、テトラに入るなど)
  7. 釣った魚の扱いに配慮(リリースする魚は優しく、持ち帰る分だけ)
  8. トイレは適切な場所で(港の隅での用足しは厳禁)
  9. 立入禁止は絶対守る(看板がある場所には入らない)
  10. 挨拶とコミュニケーション(地元の方や他のアングラーに配慮)

特にゴミ問題は深刻です。ワームのパッケージやリーダーの切れ端、空き缶などが放置されていることで、釣り禁止になった場所も実際にあります。**「来た時よりも美しく」**という精神で、自分のゴミだけでなく、落ちているゴミも拾うくらいの心がけが大切です。

最後に漁港は綺麗に釣りを楽しみましょう

出典:TsuriCame「しまなみアジング特化ブログ」

この一文は、釣り場を大切にする姿勢を端的に表しています。美しい釣り場を次世代に残すためにも、一人一人のマナーが重要です。

また、夜間の釣行では光の使い方にも配慮が必要です。ヘッドライトを常に点けっぱなしにすると、他のアングラーの釣りに影響を与えることがあります。必要な時だけ点灯し、他人に向けて照らさないよう注意しましょう。

駐車に関しても、指定された駐車場以外には停めないことが鉄則です。路上駐車や民家の前、私有地などに停めると、地元住民とのトラブルの原因になります。駐車場がない場所では、そもそも釣り場として推奨されていない可能性も考慮すべきです。


まとめ:因島でのアジングを成功させるポイント

まとめ:因島でのアジングを成功させるポイント

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 因島は瀬戸内海でも屈指のアジングスポットで、潮通しの良さと魚種の豊富さが魅力
  2. 小用の波止は因島アジングの代表的ポイントで、L字堤防には常夜灯も完備
  3. アジングのベストシーズンは秋(9月~12月)と春(4月~5月)
  4. 鏡浦港は穴場的なスポットで、混雑を避けたい時におすすめ
  5. 因島大橋周辺も好ポイントだが、潮が速いため重めのジグヘッドが必要
  6. 基本タックルは6ft前後のロッド、2000番リール、PE0.3~0.4号が標準
  7. ジグヘッドは0.6g~2.0gを用意し、潮の速さによって使い分けることが重要
  8. 釣果を上げるには潮回り(大潮~中潮)とタイミング(マズメ時)が鍵
  9. 向島や生口島も含めた広域での攻略が、しまなみエリアの効率的な釣り方
  10. 夜間の常夜灯攻略ではクリア系ワームで明暗の境目を狙う
  11. 因島では1.0g前後のジグヘッドが標準で、潮が速い時は2.0gまで重くする
  12. アジ以外にもメバル、カサゴ、アコウ、シーバス、チヌなど多彩な魚種が狙える
  13. 釣り禁止エリアの確認と、マナー遵守は釣り場を守るために必須
  14. ゴミの持ち帰りと地元住民への配慮が、釣り場存続の鍵
  15. 満月の夜は釣果が落ちる傾向があり、新月前後の方が好条件

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

  1. 【アジング】因島(いんのしま)に帰郷!メバリングや一つテンヤなど【ずんだもん実況】#6 釣行録 – YouTube
  2. 一夜でしまなみ全島制覇【広島編】 | TsuriCame「しまなみアジング特化ブログ」
  3. 【アジング】デイアジングに憧れて因島まで車を走らせた結果 – YouTube
  4. 小用の波止(尾道市因島)でアジングやジギングをしてみました。 | なんでだろう?
  5. 【アジング】満月の夜の因島アジングLIVE!惨敗! – YouTube
  6. 【しまなみ海道】厳選!向島・因島・生口島のおすすめ釣りポイント13選《2024年版》 | PUKUTAKU
  7. しまなみ海道の釣場情報・ポイント「因島・小用港」 | 近所で何か釣るブログ
  8. しまなみ海道、ベイカ・ヒイカ調査・・・とアジング | TSURERO
  9. 大浜港の釣り情報 | 近所で何か釣るブログ
  10. 因島 | 釣り情報サイト

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