富山県でアジングを始めたいと考えている方にとって、どこで釣ればいいのか、いつ行けば釣れるのか、どんなタックルを使えばいいのかは大きな悩みどころですよね。富山湾は独特の地形と豊富なベイトフィッシュに恵まれ、アジングにとって非常に魅力的なフィールドとなっています。特にホタルイカパターンという富山県ならではの釣り方は、他の地域では味わえない独特の楽しみがあります。
この記事では、インターネット上に散らばる富山県のアジング情報を収集・分析し、実際の釣行記や地元アングラーの経験をもとに、初心者からベテランまで役立つ情報をまとめました。有望ポイントの特徴から、季節ごとの攻略法、タックル選び、実践的なテクニックまで、富山県でアジングを楽しむために必要な知識を網羅的に解説していきます。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ 魚津漁港・富山新港・氷見漁港など富山県の代表的なアジングポイントの特徴 |
| ✓ ホタルイカパターンなど富山県特有のアジング攻略法 |
| ✓ 冬から春にかけての尺アジ・ギガアジの狙い方 |
| ✓ ワーム選びからジグヘッド重量まで実践的なタックル情報 |
ポチップ
富山県のアジングで押さえるべき有望ポイント
- 富山県のアジング代表ポイントは魚津漁港と富山新港
- 氷見漁港と水橋フィッシャリーナは初心者におすすめ
- サーフからのアジングも富山県では実績がある
- 時期によって変わる富山県アジングのベストシーズン
- 富山新港は年間を通してアジが狙える好ポイント
- 月夜でも釣れる富山県東部のアジングスポット
富山県のアジング代表ポイントは魚津漁港と富山新港
富山県でアジングを始めるなら、まず押さえておきたいのが魚津漁港と富山新港です。この2つのポイントは富山県内でも特に実績が高く、多くのアングラーが通う人気スポットとなっています。
魚津漁港は富山県東部に位置し、漁港内全域でアジングが楽しめる広大なフィールドです。足場も良く、夜間は常夜灯が点灯するため釣りがしやすい環境が整っています。漁港内では比較的安全に釣りができますが、外側のテトラ帯からは大型のアジやサバが釣れることもあります。ただしテトラ帯は夜間は危険なので、十分な注意が必要です。
漁港内全域でアジングでアジが釣れます。漁港内は足場も良く、夜間は常夜灯もつくので釣りし易いです。
一方、富山新港は富山県内随一の規模を誇る工業港で、水深がかなり深いのが特徴です。年間を通してコマセが撒かれており、アジが定期的に爆釣しているとの情報もあります。例年3月頃には稚アユを追ってサワラの回遊があり、そのタイミングで30cm近いアジやサバもジグサビキで釣れてくるそうです。
📊 富山県アジング主要ポイント比較表
| ポイント名 | 特徴 | アクセス | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 魚津漁港 | 広大な漁港、足場良好、常夜灯あり | 富山東部 | 初級～中級 |
| 富山新港 | 超深場、大型実績、工業港 | 富山中部 | 中級～上級 |
| 氷見漁港 | 広大な漁港、最盛期はどこでも釣れる | 富山西部 | 初級～中級 |
| 水橋フィッシャリーナ | 釣り堤防、安全性高い、コマセで魚影濃い | 富山市 | 初級 |
これらのポイントはいずれも異なる特徴を持っており、自分のスキルレベルや求める釣りのスタイルに合わせて選ぶことができます。初心者の方は足場が良く安全性の高い場所から始めることをおすすめします。
氷見漁港と水橋フィッシャリーナは初心者におすすめ
氷見漁港と水橋フィッシャリーナ釣り堤防は、富山県内でも特に初心者が安心してアジングを楽しめるポイントとして知られています。
氷見漁港はブランド寒ブリの産地として有名ですが、アジングのポイントとしても優秀です。漁港内が広大なので最初はポイント選びに迷うかもしれませんが、アジングの最盛期には港内どこでも魚が釣れるという情報もあります。広いフィールドなので、混雑を避けて自分のペースで釣りができるのも魅力です。
水橋フィッシャリーナ釣り堤防は、その名の通り釣り堤防として整備されているため、安全にサビキ釣りやアジングが楽しめる環境が整っています。常願寺川と白岩川の河口に位置しており、シーズンになると常にコマセが撒かれているので魚が寄っており、アジングでも狙いやすいポイントです。
釣り堤防として整備されている為、安全にサビキ釣りが楽しめます。ここもシーズンになると常にコマセが撒かれているので魚が寄っており、アジングでも狙いやすいです。
一般的には、夜間から朝マズメ狙いで行けばアジが爆釣する可能性が高いとされています。これらのポイントは家族連れでも安心して釣りができる環境なので、初めて富山県でアジングに挑戦する方には特におすすめです。
✅ 初心者向けポイントの選び方チェックリスト
- ✓ 足場が平坦で安定している
- ✓ 常夜灯が設置されている
- ✓ トイレや駐車場が近くにある
- ✓ 他のアングラーの存在で安心感がある
- ✓ 危険なテトラ帯や高い堤防を避けられる
サーフからのアジングも富山県では実績がある
富山県のアジングというと漁港内のイメージが強いかもしれませんが、実はサーフ（砂浜）からのアジングも実績があるというのは意外と知られていない情報です。
富山県は全域砂浜のポイントが多く、サーフからでもアジが回遊してくることがあります。特にホタルイカパターンの時期になると、サーフに回遊してくるアジをねらうほうがサイズも数も出しやすいという情報もあります。タイミングによっては尺アジ（30cm以上）が爆釣することもあるそうです。
今回紹介はしませんでしたが、富山県はサーフからでもアジが釣れます。タイミングにあたれば尺アジが爆釣したりもするので、サーフも狙ってみてください。
サーフでのアジングは漁港とは異なるアプローチが必要で、遠投できるタックルやフロートリグの使用が効果的です。水深4m前後のゴロタ浜で、沖にテトラが点在している箇所が特に好ポイントとされています。
🏖️ サーフアジングの特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 大型が狙える、混雑が少ない、開放感がある |
| デメリット | 遠投技術が必要、ポイントの見極めが難しい |
| 必要装備 | 長めのロッド、フロートリグ、ウェーダー |
| ベストタイミング | ホタルイカシーズン、朝夕マズメ |
サーフでのアジングは漁港よりも難易度が高いかもしれませんが、その分大型の魚と出会える可能性も高く、熟練アングラーにとっては魅力的な選択肢となります。
時期によって変わる富山県アジングのベストシーズン
富山県でアジングを楽しむ上で重要なのが、時期によって釣れる場所や狙い方が変わるという点です。年間を通して釣ることは可能ですが、シーズンごとに特徴があります。
一般的に富山県のアジングは春から秋がメインシーズンとされていますが、実は冬でも釣果を上げることができます。店員さんによれば「富山のアジは小さいが、シーズンはいつでもできる」との情報もあります。
特に注目すべきは2月から6月ごろにかけてのホタルイカシーズンです。この時期は富山県ならではのホタルイカパターンでの釣りが楽しめ、アジだけでなくメバルやシーバス、クロダイなども好釣果が期待できます。新月の大潮のタイミングがホタルイカが大量に接岸するベストタイミングとされています。
📅 富山県アジング年間カレンダー
| 時期 | 特徴 | 主なターゲットサイズ | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 1-2月 | 厳寒期だが釣れる | 10-20cm | 港内の深場 |
| 3-5月 | ホタルイカパターン開始 | 20-35cm | サーフ、港外側 |
| 6-8月 | ハイシーズン | 15-25cm | 港内全域 |
| 9-11月 | 秋の好シーズン | 20-30cm | 常夜灯周り |
| 12月 | シーズン終盤 | 10-20cm | 港内 |
また、例年3月頃に稚アユを追ってサワラの回遊があり、そのタイミングで30cm近いアジやサバもジグサビキで釣れてくるという情報もあります。このように、富山県のアジングは季節によって異なる楽しみ方ができるのが魅力です。
富山新港は年間を通してアジが狙える好ポイント
富山新港は、富山県内でも特に年間を通してアジが狙える貴重なポイントとして知られています。家からのアクセスが良ければ、季節を問わず通えるホームグラウンドとして最適です。
富山新港の大きな特徴は、定期的にコマセが撒かれていることです。これによりアジが定期的に集まりやすい環境が整っており、安定した釣果が期待できます。ある釣行記では、12月の寒い時期でもカマスやアジが釣れたという報告があります。
家から早朝であれば30分で到着します。日の出が7時ぐらいなので、5時に起きれば十分間に合います。
冬場は他の季節に比べて釣果は落ちるかもしれませんが、おそらく完全に釣れなくなるわけではありません。地元のアングラーの情報によれば、「日の出から9時までしか釣れない」というパターンもあるようで、時間帯を選べば冬でもチャンスはあります。
🎣 富山新港の攻略ポイント
- ✓ 早朝5時～9時の時間帯が特に有望
- ✓ コマセが撒かれている場所を見つける
- ✓ 水深が深いので重めのジグヘッドも準備
- ✓ 回遊待ちの釣りになることもある
- ✓ 青物も回遊するのでタックルは強めで
富山新港は規模が大きいため、どこで釣りをするかのポイント選びも重要です。実績のある場所や先行者がいる場所を参考にしながら、自分なりのポイントを見つけていくのも楽しみの一つです。
月夜でも釣れる富山県東部のアジングスポット
一般的にアジングでは月明かりが強い日は釣れにくいとされていますが、富山県東部では月夜でも爆釣した事例が報告されています。これは富山県東部特有の条件が関係している可能性があります。
ある釣行記によれば、月夜でこれまで良い思いをしたことがなかったアングラーが、アクションの練習のつもりで富山県東部に出かけたところ、予想外の好釣果を得たそうです。18～20cm級のアジを50～60匹も釣り上げ、「月夜を忘れるくらいの釣れっぷり」だったとのこと。
月夜だけど爆釣アジング。今まで月夜で良い思いをしたことはありません。仕方ないのでアジングのアクションの練習と割り切って釣りに行きました。
この好釣果の理由として考えられるのは、元々明るいポイントだったこと、外海に波浪注意報が出ていて港湾に多くのアジが溜まっていたこと、風が弱くジグヘッドのテンションを感じやすかったことなどが挙げられます。
月夜のアジング成功要因
| 要因 | 影響 |
|---|---|
| 元々明るいポイント | 月明かりの影響を受けにくい |
| 外海の荒れ | 魚が港内に避難してくる |
| 弱い風 | テンションの取りやすさ向上 |
| シェードの活用 | 船や影ができやすい場所を攻める |
月夜だからといって諦めずに、条件の良いポイントを選べば十分に釣果が期待できることが分かります。むしろ他のアングラーが少ない分、好ポイントを独占できるチャンスとも言えるでしょう。
ポチップ
富山県でアジングを楽しむための実践テクニック
- ホタルイカパターンが富山県アジングの最大の特徴
- ワームとジグヘッドの選び方が釣果を左右する
- テンションフォールとフリーフォールを使い分けるテクニック
- 冬から春にかけては尺アジ・ギガアジも狙える
- 常夜灯周りとシェード部分の攻め方
- マズメ時を逃さない時合いの見極め方
- まとめ：富山県のアジングで釣果を上げるために
ホタルイカパターンが富山県アジングの最大の特徴
富山県のアジングを語る上で欠かせないのがホタルイカパターンです。これは富山県特有の釣り方で、2月から6月ごろにかけて岸に寄ってくるホタルイカを捕食しているフィッシュイーターを狙う釣法です。
ホタルイカの身投げに歓喜するのは人間だけではありません。魚も同様に、ホタルイカを食べようとアジやメバル、シーバス、クロダイ、キジハタなどが岸に近づいてきます。あらゆる魚が釣りやすくなるこの時期の釣りは、富山のご当地パターンとして全国的にも有名です。
ホタルイカを食べようと、アジやメバルをはじめ、シーバス、クロダイ、キジハタなどが岸に近づいてくる。あらゆる魚が釣りやすくなるこの時期の釣りはホタルイカパターンとして、富山のご当地パターンとして有名だ。
ただし、ホタルイカが大量に打ち上げられているような状況は意外と釣れにくいという意見もあります。エサが多すぎるとルアーに気付かれにくくなるためです。新月の大潮が一番ホタルイカが湧きますが、一面に打ち上げられて青白く光っているような状況では難しいこともあるようです。
🦑 ホタルイカパターンの基本戦略
| 要素 | ポイント |
|---|---|
| ベストタイミング | 中潮～小潮、ホタルイカが湧きすぎない日 |
| おすすめエリア | サーフ、消波ブロック帯の切れ間 |
| ルアー選択 | ホタルイカを模したルアー、クリア系ワーム |
| アクション | ゆっくりとした誘い、ホタルイカのように漂わせる |
ホタルイカパターンを攻略することで、通常では狙いにくい尺アジや尺メバルといった大型も射程圏内に入ってきます。富山県でアジングをするなら、ぜひこのパターンを試してみる価値があるでしょう。
ワームとジグヘッドの選び方が釣果を左右する
アジングにおいて、ワームとジグヘッドの選択は釣果を大きく左右する重要な要素です。富山県のアジングでも、状況に応じた適切な選択が求められます。
まずジグヘッドの重さですが、最も重要なのは複数の重さを用意することです。地元の釣具店員によれば、1gを基本として、前後の重さ（0.8g、1.0g、1.3g程度）を用意することが推奨されています。アジは同じ棚（レンジ）にいるため、重さを変えながらどこにいるかをリサーチすることが釣果につながります。
一番重要なことは、ジグヘッドの重さを複数用意する事だそうです。1gを基本として、前後の重さを用意する必要があります。
ワームに関しては、針が隠れるぐらいのサイズがベストとされています。色は基本的に透明でキラキラが付いたものが良いそうです。夜釣りになるので夜光タイプ、そしてオキアミカラーも効果的です。サイズは2インチから2.8インチあたりを使い分けると良いでしょう。
🎨 おすすめワームカラー・タイプ
- ✓ クリア系：基本カラー、多くの状況で有効
- ✓ 桜ドットグロー：程よい光り方で人気
- ✓ レモンチャート：活性が高い時や色を変えたい時
- ✓ ナマシラス：ナチュラル系の代表格
- ✓ オキアミカラー：ベイトに合わせて
実際の釣行記では、シラスビームやビームスティック、アジングビームなどの細身のワームが使用されており、2.5インチ程度のサイズが標準的なようです。状況によってワームのサイズや形状を変えることで、アタリの頻度が変わることも報告されています。
テンションフォールとフリーフォールを使い分けるテクニック
富山県のアジングで釣果を伸ばすためには、テンションフォールとフリーフォールの使い分けが重要なテクニックとなります。これらのアクションを理解し、状況に応じて使い分けることで、アジの反応を引き出すことができます。
テンションフォールとは、ラインにテンション（張り）をかけた状態でルアーを沈めていく方法です。具体的には、キャスト後に糸フケを取ってラインを張り、ティップに重みが乗った状態を感じながらアクションします。ティップを10cm程度下げてすぐに戻す動作を繰り返し、その後3～5秒テンションをかけながらフォールさせてアタリを待ちます。
一方、フリーフォールはラインにテンションをかけず、ルアーを自然に沈めていく方法です。極豆アジ（15cm以下の小型アジ）には、1g以下のジグヘッドをフリーフォール気味に落とすリアクションの釣りが効果的だったという報告もあります。
アクション別使い分けガイド
| 状況 | おすすめアクション | 理由 |
|---|---|---|
| サイズが20cm以上 | テンションフォール | アタリが大きく取りやすい |
| 極豆アジ（15cm以下） | フリーフォール | リアクションバイトを誘える |
| レンジが判明している | フリーフォール→テンションフォール | 手返しを重視できる |
| 探りの段階 | テンションフォール | 繊細なアタリも感じ取れる |
実際の釣行では、「フリーフォールでレンジを直撃させてからのテンションフォールの方が手返しが段違い」という意見もあります。つまり、まずフリーフォールで素早くアジのいるレンジまで落とし、そこからテンションフォールでじっくり誘うという組み合わせが効率的だということです。
また、テンションフォールの時間をどれだけ伸ばしても釣れるかという実験も行われており、通常3秒程度のところを6～7秒までじっくりとテンションフォールさせてロッドを静止させていてもヒットしたという報告があります。これは「アジのいるレンジに長くルアーを留まらせることが釣果に繋がる」という理論を裏付けるものと言えるでしょう。
冬から春にかけては尺アジ・ギガアジも狙える
富山県のアジングの大きな魅力の一つが、冬から春にかけて尺アジやギガアジといった大型を狙えるチャンスがあることです。通常のアジングで釣れるサイズが15～20cm程度であることを考えると、30cm以上の尺アジ、さらには40cm～50cmを超えるギガアジは特別な存在と言えます。
ホタルイカパターンの時期、特に春先はこうした大型アジが接岸してくる可能性が高まります。サーフに回遊してくるアジを狙う場合、サイズも数も良好な釣果が期待できるとの情報もあります。実際の釣行記でも、33～36cm級のアジが連続ヒットしたという報告が複数見られます。
大型のアジを狙う場合、タックルも通常より強めのものを使用する必要があります。尺アジクラスになるとかなりのパワーがあり、細すぎるラインや柔らかすぎるロッドでは取り込みが難しくなります。また、大型のシーバスやマダイなどもかかることがあるため、PE0.6号にリーダー2.5号前後といった、やや強めのセッティングが推奨されます。
📏 サイズ別アジの呼称と特徴
| 呼称 | サイズ | 特徴 |
|---|---|---|
| 豆アジ | ～15cm | 数釣りが楽しめる、軽いジグヘッド |
| 小～中型 | 15～25cm | 最も一般的なサイズ |
| 尺アジ | 30cm～ | 引きが強い、ホタルイカパターンで |
| ギガアジ | 40cm～ | 超大型、冬～春の限定的なチャンス |
富山県では「これからはサイズも上がってきますし、ますます楽しみですね」という期待の声も聞かれます。冬のシーズンから春にかけて、大型を狙ってチャレンジしてみる価値は十分にあるでしょう。
常夜灯周りとシェード部分の攻め方
アジングにおいて、常夜灯周りとシェード（影）部分の攻略は基本中の基本ですが、富山県でも同様に重要なポイントとなります。
富山県の主要な漁港には常夜灯が設置されており、夜間は常夜灯周辺にプランクトンが集まり、それを捕食する小魚、さらにそれを狙うアジという食物連鎖が形成されます。一般的には常夜灯の明暗の境目がアジの回遊ルートになりやすいとされています。
月夜の場合は特に、船や影ができやすい場所を攻めることが効果的です。ある釣行記では、「今回は月夜ということで、いつもの場所ではなく、船や影ができやすい場所を攻めてみます」という戦略が取られ、実際にシェードが重なる場所でヒットしています。
🌙 明暗・シェードの活用テクニック
- ✓ 明るい部分から暗い部分へのラインを通す
- ✓ 船の陰や堤防の影を丁寧に探る
- ✓ 月夜は特にシェード部分を重点的に
- ✓ 足元の変化（ブロック際など）も見逃さない
- ✓ 10～15m先にアジが溜まっていることもある
興味深いのは、月夜にもかかわらず「足元のシェード部分よりも10～15m先に鯵が溜まっている」という状況も報告されていることです。これは必ずしも足元だけを狙えばいいわけではなく、その日の条件によってアジのポジションが変わることを示しています。
また、富山県の漁港は足場が良く常夜灯もついている場所が多いため、初心者でも狙いやすい環境が整っています。サビキのシーズンに入るとコマセが撒かれ、さらに魚影が濃くなるのも富山県の特徴です。
マズメ時を逃さない時合いの見極め方
アジングで最も釣果が期待できるのが、日の出前後と日没前後のマズメ時です。富山県でも例外ではなく、このタイミングを逃さないことが釣果アップの鍵となります。
特に朝マズメは非常に重要で、地元のアングラーからは「日の出から9時までしか釣れない」という情報も得られています。9時になるとピタッと当たりが止まるというパターンは、多くの釣行記でも確認されています。つまり、朝の時合いは比較的短時間に集中しているということです。
日の出から9時までしか釣れないと言う事です。9時になるとピッタと、当たりが止まるようです。今日、私もこのパターンでした。
夕マズメも同様に重要で、暗くなり始める時間帯から本格的に暗くなるまでの間が勝負時です。富山県のポイントでは、夜間から朝マズメ狙いで行けばアジが爆釣する可能性が高いとされています。
⏰ マズメ時攻略のタイムスケジュール例
| 時間帯 | 状況 | 推奨アクション |
|---|---|---|
| 日の出1時間前 | 暗い、潮が動き始める | ポイント入り、準備開始 |
| 日の出～7時 | 朝マズメ本番 | 集中して釣る |
| 7時～9時 | 朝マズメ後半 | 継続して探る |
| 9時以降 | 活性低下 | 移動or納竿 |
| 日没1時間前 | 夕マズメ準備 | ポイント選定 |
| 日没～暗くなるまで | 夕マズメ本番 | 集中して釣る |
| 完全に暗くなってから | ナイトゲーム | 常夜灯周りを攻める |
ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、潮の動きや天候、ベイトの状況によって時合いは変動します。釣れる時間帯が急に終わることもあるため、「あれほど釣れていたアジが全くの無反応」となったら、素直に納竿するのも一つの判断です。
まとめ：富山県のアジングで釣果を上げるために
最後に記事のポイントをまとめます。
- 魚津漁港と富山新港が富山県アジングの代表的ポイントである
- 氷見漁港と水橋フィッシャリーナは足場が良く初心者におすすめ
- 富山県ではサーフからのアジングも実績があり尺アジが狙える
- ホタルイカパターンは2月～6月頃の富山県特有の釣り方
- 新月大潮がホタルイカの接岸タイミングとされるが湧きすぎると釣りにくい
- ジグヘッドは1gを基準に0.8g、1.3gなど複数の重さを用意する
- ワームはクリア系、グロー系、チャート系をローテーションする
- テンションフォールとフリーフォールを状況に応じて使い分ける
- 尺アジ（30cm以上）やギガアジ（40cm以上）は冬～春に狙える
- 常夜灯周りと明暗の境目、シェード部分を重点的に攻める
- 朝マズメは日の出から9時頃まで、夕マズメは日没前後が時合い
- 月夜でも条件が揃えば爆釣する可能性がある
- 富山県は年間を通してアジングが楽しめるフィールド
- コマセが撒かれる時期は特に魚影が濃くなる
- タックルはPE0.6号程度のやや強めのセッティングが推奨される
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 月夜だけど爆釣アジング | 富山県東部～ライトゲーム釣り日記～
- 富山県でアジングでアジが釣れるポイントを紹介します
- 富山県で釣れたアジの釣り・釣果情報 – アングラーズ
- 富山湾ライトルアー釣行でアジに苦戦もカサゴは入れ食いに ゲストにヒラメやコチ | TSURINEWS
- 富山県／富山湾 ホタルイカパターンでねらう尺アジ
- 富山新港でアジング。アジ狙ってカマス、結果オーライ
- アジング（鯵）│富山県釣り情報 ALL NIGHT FISHING
- 遠征先で爆風豆アジング-富山県-アジング
- アジングの方法を聞いてきたので、これで来週から釣れる
- 2021年3月13日 富山県東部 ホタルイカパターンとヤリイカエギング！たまにショアジギ。
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