「小坪 アジング」と検索してこの記事にたどり着いたあなたは、おそらく小坪周辺でアジングを楽しみたいと考えているはずです。しかし、実は「小坪」という名前の釣り場は日本に複数存在し、それぞれ全く異なる特徴を持っています。神奈川県逗子市の小坪港と広島県呉市の小坪新波止、どちらも人気の釣りスポットですが、近年の釣り禁止措置や立ち入り制限により、状況は大きく変化しています。
この記事では、小坪周辺でアジングを楽しむために知っておくべき最新情報を網羅的に解説します。釣り禁止エリアの詳細、代替となる周辺ポイント、実際の釣果情報、そして効果的なタックルやテクニックまで、初心者からベテランまで役立つ情報を厳選してお届けします。さらに、H3見出し用参考キーワードで示された関連情報も含め、小坪周辺の釣り場を最大限に活用するためのノウハウを提供します。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ 神奈川県逗子市の小坪港は2020年11月から港内が釣り禁止・立ち入り禁止になっている |
| ✓ 広島県呉市の小坪新波止ではアジング・メバリングが楽しめるが一時釣り禁止の時期もあった |
| ✓ 小坪港周辺では逗子マリーナ裏のテトラ帯や逗子海岸が代替ポイントとして利用可能 |
| ✓ アジングのベストシーズンは7月~10月、夜釣りが特に効果的 |
小坪でアジングを始める前に知っておくべき基礎情報
- 神奈川と広島、2つの「小坪」を区別することが重要
- 小坪港(神奈川)の釣り禁止エリアと現状
- 小坪新波止(広島)でのアジング実績
- アジングに適したシーズンと時間帯
- 必要なタックルと装備
- 周辺の代替釣り場とアクセス方法
神奈川と広島、2つの「小坪」はまったく別の釣り場
「小坪 アジング」で検索した際に混乱しやすいのが、日本には異なる地域に「小坪」という名前の釣り場が存在することです。神奈川県逗子市の小坪港と広島県呉市の小坪新波止は、名前が似ているものの全く異なる環境と特徴を持っています。
神奈川県の小坪港は相模湾に面した小規模な漁港で、鎌倉と葉山に挟まれた三浦半島西岸の付け根に位置しています。一方、広島県の小坪新波止は瀬戸内海に面した防波堤で、呉市広小坪に所在します。地理的に約700km以上離れており、海の環境も太平洋側と瀬戸内海側で大きく異なります。
📍両者の基本情報比較
| 項目 | 神奈川県・小坪港 | 広島県・小坪新波止 |
|---|---|---|
| 所在地 | 神奈川県逗子市小坪 | 広島県呉市広小坪 |
| 海域 | 相模湾(太平洋側) | 瀬戸内海 |
| アクセス | JR逗子駅から徒歩15-20分 | 車でのアクセスが便利 |
| 釣り可否 | 港内は釣り禁止(2020年11月~) | 釣り可能(過去に一時禁止期間あり) |
| 主な対象魚 | アジ、イカ、メバル、クロダイ | アジ、メバル、タチウオ、イカ |
| 水深 | 比較的浅い(3~6m程度) | 適度な水深あり |
どちらの小坪を訪れるかによって、釣行計画は全く異なるものになります。この記事では両方の小坪について詳しく解説していきますので、あなたが訪れたい「小坪」がどちらなのかを明確にしてから読み進めてください。
小坪港(神奈川県逗子市)の釣り禁止エリアと現状を把握する
神奈川県逗子市の小坪港では、2020年11月から港内が全面的に釣り禁止・立ち入り禁止となりました。これは新型コロナ禍で釣り人が集中し、ゴミの放置などマナー悪化が深刻化したことが原因とされています。
小坪港から逗子マリーナ前にかけての護岸は一面がテトラで覆われており、やや上級者向けの釣り場が広がります。小坪港と護岸を隔てるようにある小突堤は港内側こそ釣り禁止ではあるものの、外側のテトラからは釣りをしても問題ありません。
かつて小坪港内は足場が良く、サビキ釣りやアジングで手軽にアジを狙えるファミリーフィッシングの人気スポットでした。特に夏から秋にかけて多くのアジが港内を回遊し、サビキ釣りで数釣りが楽しめました。しかし、現在は小坪マリーナから漁協前の護岸が全て立入禁止となっており、従来のような気軽な釣りは困難になっています。
現在釣りが可能なエリアは、逗子マリーナ側の護岸沿いのテトラ帯に限られます。ここは一面がテトラで覆われており、足場が悪いため初心者やファミリーには向きませんが、経験者であればチヌ、メバル、カサゴ、そしてアジを狙うことができます。
🚫小坪港で釣り禁止になっている具体的なエリア
- 小坪マリーナ周辺の岸壁
- 漁協前の護岸全域
- 小突堤の港内側
- スロープ周辺
2025年12月現在もこの釣り禁止措置は継続されており、今後の解除見通しは立っていません。小坪港での釣りを計画している方は、必ず事前に最新情報を確認し、禁止エリアには絶対に立ち入らないよう注意してください。
小坪新波止(広島県呉市)ではアジングが楽しめる実績あり
広島県呉市の小坪新波止は、神奈川の小坪港とは対照的に、現在でもアジングを楽しめる釣り場として機能しています。ただし、こちらも過去にはゴミ問題で一時的に釣り禁止になった時期があったようです。
小坪新波止場は小さな船着場にある波止・防波堤の釣り場で、意外と釣りができる範囲も広く水深もありタチウオやアジの回遊も多い人気のポイントです。一時的に、ゴミのポイ捨てなどのトラブルにより釣り禁止になったと言う情報がありますが、2021年現在は釣り可能な様子です。
小坪新波止では、4月頃からサビキ釣りでアジや小サバが釣れ始めます。波止の外海側は高さがあるため、手軽に釣るなら先端付近の漁港内側がおすすめです。常夜灯もあるため、夜釣りでのアジングやメバリングにも適しています。
🎣小坪新波止での釣果実績
| 時期 | 対象魚 | サイズ | 釣り方 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年4月 | メバル | 20cm前後 | メバルプラッキング | フローティングミノーが好調 |
| 2022年3月 | メバル | – | メバルプラッキング | ライズ多数、バイト多数 |
| 2022年2月 | メバル | 15~18cm | メバリング | 常夜灯周りで表層狙い |
| 2022年1月 | タチウオ | 60~70cm | ウキ釣り | 深夜から朝マヅメ前に連発 |
出典:小坪新波止
釣り場としての特徴は、船が停泊している波止の根本付近まで常夜灯があることです。このため、夜釣りでのアジングやメバリングが非常に効果的です。春秋にはアオリイカも釣れるため、エギングとヤエン釣りも可能です。
アジングに適したシーズンは7月から10月、夜釣りが特に効果的
小坪周辺でアジングを楽しむなら、7月から10月がベストシーズンです。この時期は水温が高く、アジが活発に捕食活動を行うため、岸からのアジングで好釣果が期待できます。
神奈川県の小坪周辺(逗子海岸エリア)では、高水温期の朝夕は岸からのちょい投げで十分アジが釣れます。全体的に小型が多いものの、群れによっては20cm程度のサイズが連発することもあります。ただし、日中は沖目に移動するため、100m以上の遠投が必要になる場面もあります。
広島県の小坪新波止でも同様に、夏から秋にかけてアジの回遊が多くなります。常夜灯周りでのアジングが特に効果的で、夜間に表層を狙うとヒット率が高まります。
⏰時間帯別の攻略法
- 朝マヅメ(日の出前後1時間): 表層から中層を探る
- 夕マヅメ(日没前後1時間): 最も活性が高い時間帯
- 夜間(常夜灯周り): ジグ単やプラグで表層を攻める
- 日中: 沖目を遠投、やや深場を狙う
潮回りについては、大潮や中潮の満潮前後が狙い目です。特に満潮から下げ始めのタイミングは、アジの活性が上がりやすく、バイトチャンスが増えます。小坪新波止での釣行例では、「24時満潮、24時過ぎからの下げ潮を狙っての釣行」という記録もあります。
アジング用タックルは軽量ジグヘッドとワームの組み合わせが基本
小坪でアジングを楽しむためには、適切なタックルの準備が不可欠です。アジングは繊細な釣りであり、軽量なルアーを使用するため、専用タックルの使用をおすすめします。
🎣基本タックル構成
| アイテム | 推奨スペック | 詳細 |
|---|---|---|
| ロッド | 6~7ft台、L~ULクラス | アジング専用ロッドが理想的 |
| リール | 2000番台スピニングリール | ドラグ性能が良いものを選ぶ |
| ライン | PE 0.3~0.6号 | 感度重視ならPE、扱いやすさならエステル |
| リーダー | フロロカーボン 1~1.5号 | 50cm~1m程度 |
| ジグヘッド | 0.6~2g | 潮の流れや水深で使い分け |
| ワーム | 1.5~2インチ | クリア系、グロー系を用意 |
ロッドは感度が高く、軽量ジグヘッドをキャストできるアジング専用モデルが最適です。長さは6ft台後半から7ft前半が扱いやすく、港内から防波堤まで幅広く対応できます。リールは2000番台のスピニングリールで、滑らかなドラグ性能を持つものを選びましょう。
ラインはPE 0.3~0.6号が主流です。PEラインは伸びが少なく感度が高いため、小さなアタリも逃しません。ただし、風に弱く扱いが難しい面もあるため、初心者はフロロカーボンの2~3lbから始めるのも一つの選択肢です。
ジグヘッドは0.6~2gを基本に、潮の流れや水深に応じて使い分けます。常夜灯周りの表層狙いなら0.6~1g、やや深場や潮が速い場合は1.5~2gといった具合です。ワームはクリア系、グロー系、ピンク系などを用意し、その日のアジの好みに合わせてローテーションします。
小坪港周辺の代替ポイントは逗子マリーナ裏テトラと逗子海岸
神奈川県の小坪港が釣り禁止になったことで、周辺の代替ポイントを知っておくことが重要です。幸い、小坪港周辺には釣りが可能なエリアがいくつか残されています。
逗子マリーナ裏のテトラ帯は、小坪港と逗子マリーナ前にかけての護岸エリアです。一面がテトラで覆われており、やや上級者向けですが、テトラが小さめで規則正しく並べられているため、思ったほど足場は悪くありません。
小坪港から逗子マリーナ前にかけての護岸は一面がテトラで覆われており、やや上級者向けの釣り場が広がります。小突堤の付け根部分には小規模な流れ込みがあり、そこがチヌの釣果実績が最も高いポイントです。
この護岸エリアでは、チヌ以外にもメバル、カサゴ、ウミタナゴ、アジ、イワシなどの小型回遊魚が狙えます。水深は流れ込みがあるエリアで3~5m程度、奥へ行くにつれ徐々に深くなり、プール前では6mを超えることもあります。
逗子海岸も代替ポイントとして利用できます。田越川河口部の導流堤から逗子海岸側、または小浜海岸・浄水管理センター裏がアジング可能なエリアです。ただし、遠浅で地形変化が少ないため、大型は期待できませんが、初夏から秋の高水温期は20cm程度のシロギスがちょい投げで数釣りできることもあります。
🗺️小坪港周辺の代替釣り場リスト
- 逗子マリーナ裏テトラ帯(テトラ歩きに慣れた経験者向け)
- 逗子海岸・田越川河口導流堤(初心者でもアクセス可能)
- 小浜海岸(シロギス、メゴチ、アジなど)
- 浄水管理センター裏(満潮時はウェーダー必要)
- 鎌倉海浜公園~稲村ケ崎(サーファーが多いため注意)
小坪周辺でアジングの釣果を上げるための実践テクニック
- 常夜灯周りを効果的に攻略する方法
- ジグヘッドとワームの選び方とローテーション戦略
- レンジとリトリーブスピードの調整術
- 潮回りと時合いを見極めるポイント
- 釣り禁止エリアを避けながら好ポイントを見つけるコツ
- 釣果を安定させるための装備とマナー
- まとめ:小坪でアジングを楽しむための全知識
常夜灯周りは小坪アジングの最重要ポイント
小坪周辺でアジングを楽しむなら、常夜灯周りを攻略することが釣果アップの近道です。特に広島県の小坪新波止では、船が停泊している波止の根本付近まで常夜灯があり、夜釣りに最適な環境が整っています。
常夜灯周りでアジングをする際の基本戦略は、明暗の境目を狙うことです。常夜灯の光が届く範囲と暗い部分の境界線には、プランクトンや小魚が集まり、それを捕食するアジも集まってきます。明るい部分だけを狙うのではなく、暗い部分から明るい部分へリトリーブしてくる、あるいは明暗の境目でフォールさせるといったテクニックが効果的です。
広島県の小坪新波止での釣果報告では、「常夜灯周りでプラグや軽めのジグ単で表層を狙うとヒット」という記録があります。表層を意識することで、活性の高いアジを効率よく拾っていけます。
💡常夜灯周りの攻略テクニック
- 明暗の境目を重点的に探る
- 表層から順に沈めていき、アジのいるレンジを見つける
- リトリーブ中のアタリだけでなく、フォール中のアタリにも注意
- 潮の流れに合わせてキャストポジションを調整
- 光量が強い常夜灯では、やや沖目を狙うことも有効
神奈川県の小坪周辺では港内の常夜灯が使えないため、逗子マリーナ裏テトラ帯や周辺の常夜灯を探すことになります。もしくは、ヘッドライトを使った足元周りの探り釣りも一つの方法です。ただし、ライトを海面に向けすぎるとアジが警戒するため、必要最小限の使用に留めましょう。
ジグヘッドは0.6~2gを状況に応じて使い分ける
アジングにおけるジグヘッドの選択は、釣果を大きく左右する重要な要素です。小坪周辺でのアジングでは、0.6~2gの範囲で状況に応じて使い分けることが基本となります。
ジグヘッドの重さを選ぶ際の判断基準は、主に以下の3つです:
- 水深: 浅い場所では軽く、深い場所では重く
- 潮の流れ: 流れが緩やかなら軽く、速いなら重く
- アジの活性: 活性が高く表層にいるなら軽く、低活性で底付近なら重く
例えば、常夜灯周りで表層を漂うアジを狙う場合は0.6~1gの軽量ジグヘッドがベストです。ゆっくりとフォールさせることで、自然な動きでアジを誘えます。一方、潮が速い場合や水深があるポイントでは、1.5~2gのやや重めのジグヘッドを使うことで、狙ったレンジをキープしやすくなります。
🎯ジグヘッド重量選択の目安
| 状況 | ジグヘッド重量 | 理由 |
|---|---|---|
| 常夜灯周り・表層狙い | 0.6~1g | ゆっくりフォールで自然な誘い |
| 港内・流れが緩い | 0.8~1.2g | 操作性と感度のバランス |
| 潮が速い・やや深場 | 1.5~2g | レンジキープとボトム探り |
| 遠投が必要 | 1.5~2g | 飛距離確保 |
| 風が強い | 1.5~2g | 風の影響を軽減 |
ワームとの組み合わせも重要です。小坪でのアジングでは、1.5~2インチ程度の小型ワームが主流です。カラーはクリア系、グロー系、ピンク系が定番で、その日のアジの反応を見ながらローテーションします。常夜灯周りではクリア系やグロー系が効果的なことが多く、日中や暗い場所ではピンク系やチャート系が有効なケースもあります。
レンジ(泳層)の探り方で釣果が大きく変わる
アジングで最も重要なテクニックの一つが、レンジ(泳層)の探り方です。アジがどの深さにいるかを見つけることができれば、効率的に釣果を伸ばせます。
基本的なレンジの探り方は、表層から順に沈めていくカウントダウン法です。まずキャスト後すぐにリトリーブを開始し、表層を探ります。アタリがなければ、次は「1、2、3」と3カウント沈めてからリトリーブ、さらにアタリがなければ5カウント、7カウントと徐々に深く探っていきます。
小坪新波止での釣果報告では、「表層を狙うとヒット」という記録が多いことから、基本的には**表層から中層(水深の上1/3~1/2)**を重点的に探るのが効果的と考えられます。ただし、日中や低活性時はボトム付近まで沈んでいることもあるため、全レンジを探ることが大切です。
📊レンジ別の攻略法
【表層(水面直下~50cm)】
- 常夜灯周りや朝夕マヅメに有効
- 軽量ジグヘッド(0.6~1g)でゆっくりリトリーブ
- プラグ(フローティングミノー)も効果的
【中層(水深の1/3~2/3)】
- 最もアジが回遊しやすいレンジ
- 1~1.5gのジグヘッドで安定した操作
- リトリーブとフォールを組み合わせる
【ボトム付近】
- 日中や低活性時に有効
- 1.5~2gでしっかり沈める
- 根魚も混じる可能性あり
リトリーブスピードも重要な要素です。基本は超スローリトリーブで、ワームがゆらゆらと泳ぐ程度の速度が理想的です。活性が高い時はやや速めのリトリーブでもバイトしますが、食いが渋い時はできるだけゆっくりと、時にはストップ&ゴーを交えながら誘います。
潮回りは中潮~大潮の満潮前後が狙い目
アジングにおいて、潮回りと潮時を理解することは釣果を大きく左右します。一般的に、アジは潮が動いている時に活性が上がりやすく、特に中潮から大潮の満潮前後が好機とされています。
小坪周辺でのアジングでも、この傾向は当てはまります。広島県の小坪新波止での釣行例では、「中潮、24時満潮、24時過ぎからの下げ潮を狙っての釣行」という記録があり、満潮から下げ始めるタイミングで良型のアオリイカが釣れています。アジも同様に、満潮前後に活性が上がることが多いです。
🌊潮回り別の特徴
| 潮回り | 特徴 | アジング戦略 |
|---|---|---|
| 大潮 | 潮の動きが最も大きい | 満潮前後1~2時間が最高、流れが速すぎる場合は注意 |
| 中潮 | 程よい潮の動き | 初心者にも釣りやすい、安定した釣果が期待できる |
| 小潮 | 潮の動きが小さい | 常夜灯周りなどポイントを絞る、低活性に備える |
| 長潮・若潮 | ほとんど潮が動かない | 難易度高、マヅメ時に集中する |
満潮と干潮のどちらが良いかは、釣り場の地形によって異なります。神奈川県の逗子海岸周辺は遠浅のため、満潮時の方が魚が接岸しやすく、釣りやすくなります。逆に、干潮時は極端に水深が浅くなり、釣りにならないエリアも出てきます。
一方、防波堤や港内では、下げ潮のタイミングが効果的なケースが多いです。潮が引く際に沖へ向かう流れができ、その流れに乗ってベイトフィッシュが移動し、それを追ってアジも回遊してきます。
小坪漁港の釣り禁止を避け合法的に楽しむための心得
小坪周辺でアジングを楽しむ上で、釣り禁止エリアを正確に把握し、ルールを守ることは絶対条件です。特に神奈川県の小坪港では、釣り禁止措置が取られた経緯を理解し、同じ過ちを繰り返さないよう注意が必要です。
神奈川県の小坪港が釣り禁止になった主な原因は以下の通りです:
- ゴミの放置・不法投棄
- 漁業関係者への迷惑行為
- 釣り人の集中による混雑
- マナー違反の蔓延
これらの問題は、一部の釣り人のマナー違反が積み重なった結果です。逗子周辺は「地域住民の意識が高く、海岸の美化・清掃も頻繁に行われています」という特徴があり、環境保全への意識が非常に高い地域です。そのような場所で釣りを楽しむには、より高いマナー意識が求められます。
✅小坪周辺で釣りをする際の必須マナー
- ゴミは必ず持ち帰る(ライン切れ端も含む)
- 釣り禁止エリアには絶対に立ち入らない
- 漁業関係者や地域住民の迷惑にならないよう配慮
- 路上駐車は厳禁、指定駐車場を利用
- クサフグやゴンズイなど毒魚を陸上に放置しない
- 長竿やルアーの取り扱いは周囲を確認してから
田越川導流堤の穴にゴミを捨てていく光景が見られますが、絶対にやめましょう。また、高切れが起こると危険です。道糸は点検し、無理な投げ釣りは控えましょう。
広島県の小坪新波止も、過去にゴミ問題で一時的に釣り禁止になった経緯があります。現在は釣りが可能ですが、同じ問題を繰り返さないよう、釣り人一人ひとりが責任を持って行動する必要があります。
夜釣り装備とライフジャケットで安全対策を万全に
小坪周辺でのアジングは夜釣りがメインとなるため、安全装備の徹底が不可欠です。特に逗子マリーナ裏のテトラ帯など、足場が悪い場所では、装備不足が命取りになりかねません。
必須の安全装備としては、まずライフジャケット(フローティングベスト)が挙げられます。夜間のテトラ帯は視界が悪く、足を滑らせて海に転落するリスクが常にあります。「まさか自分が」と思わず、必ず着用しましょう。
ヘッドライトも必須です。両手が自由になるヘッドライト型が便利で、足元を照らしたり、仕掛けを確認したりする際に役立ちます。ただし、海面を直接照らし続けるとアジが警戒するため、必要な時だけ点灯する習慣をつけましょう。
🔦夜釣りアジングの推奨装備リスト
- ライフジャケット(自動膨張式または浮力体式)
- ヘッドライト(予備電池も携行)
- 滑りにくい靴(スパイク付きシューズやフェルトソール)
- 防寒着(季節に応じて)
- 救急セット(絆創膏、消毒液など)
- 携帯電話(緊急連絡用、防水ケース推奨)
- ランディングネット(大型が掛かった時用)
- フィッシュグリップ(毒魚対策)
小坪周辺ではゴンズイやヒイラギなど、棘やぬめりがある魚も釣れます。素手で触ると危険なため、フィッシュグリップがあると安全に魚を掴めます。特にゴンズイは胸鰭と背鰭の棘に毒があり、刺されると激しい痛みを伴うため、絶対に素手で触らないようにしましょう。
まとめ:小坪でアジングを成功させるための総括
最後に記事のポイントをまとめます。
- 「小坪」には神奈川県逗子市の小坪港と広島県呉市の小坪新波止の2箇所があり、それぞれ特徴が異なる
- 神奈川県の小坪港は2020年11月から港内が釣り禁止・立ち入り禁止となっている
- 小坪港周辺で釣りをする場合は逗子マリーナ裏のテトラ帯や逗子海岸が代替ポイントとなる
- 広島県の小坪新波止は現在釣り可能だが、過去にゴミ問題で一時禁止になった経緯がある
- アジングのベストシーズンは7月~10月で、夜釣りが特に効果的
- 常夜灯周りが最重要ポイントで、明暗の境目を狙うのが基本戦略
- ジグヘッドは0.6~2gを状況に応じて使い分け、表層から順にレンジを探る
- 潮回りは中潮~大潮の満潮前後が狙い目で、満潮から下げ始めが特に良い
- 釣り禁止エリアの把握とマナー遵守が絶対条件で、ゴミの持ち帰りは必須
- 夜釣りではライフジャケット、ヘッドライト、滑りにくい靴などの安全装備が必須
- 逗子周辺は環境意識が高い地域のため、より高いマナーが求められる
- テトラ帯は足場が悪いため経験者向けで、初心者は平坦な場所を選ぶべき
- クサフグやゴンズイなど毒魚が釣れるためフィッシュグリップを携行する
- 小坪新波止では春秋にアオリイカも狙え、エギングとの組み合わせも可能
- 駐車場は必ず指定の場所を利用し、路上駐車は絶対にしない
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 小坪新波止で釣れたアジの釣り・釣果情報 – アングラーズ
- アジング@小坪漁港 – 逗子市を中心としたソルトウォーター関連のブログ
- 【2023最新】小坪港の釣り場解説!釣れる魚や釣り方まで徹底解説!
- アジングのスポットについて – Yahoo!知恵袋
- 鎌倉エリアのおかっぱり釣りポイントをめぐってみた(逗子~由比ガ浜~稲村ケ崎~腰越~片瀬~江の島)
- 小坪新波止場の釣り場・釣りスポット|タチウオやアジ、アオリイカが釣れる 呉市
- 【1番詳しい】逗子の釣り場とルール解説(釣れる魚・ポイント・釣り禁止情報)
- 呉 音戸 小坪 エギング アオリイカ – 広島 コジコジの釣り日記
- 広島県のアジ釣り場~サビキ釣り,アジングポイント
- 小坪新波止 – ポイントアイ釣り情報
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