広島県でアジングを楽しみたいけど、どこに行けば確実に釣れるのか分からない…そんな悩みを抱えていませんか?広島には瀬戸内海の恵みを受けた素晴らしいアジングポイントが数多く存在します。安芸灘諸島を中心に、倉橋島、江田島、能美島など、20cm超えの良型アジが狙える一級ポイントが点在しています。
この記事では、実際の釣果データや地元釣り人の情報をもとに、広島で本当に釣れるアジングポイントを徹底解説します。初心者でも安心して釣りができる常夜灯付きの漁港から、25cm超えの大型が期待できる上級者向けスポット、さらには時期や時間帯、タックル選びまで、広島のアジングに必要な情報を網羅的にお届けします。
| この記事のポイント |
|---|
| ✅ 広島の代表的なアジングポイント15箇所以上を具体的に紹介 |
| ✅ 時期別・時間帯別の攻略法と釣果実績データを公開 |
| ✅ 初心者から上級者まで対応したポイント選びの基準を解説 |
| ✅ 実際の釣行レポートに基づく実践的なテクニックを伝授 |
広島でアジングに最適な場所の選び方
- 広島でアジングに最適な場所は安芸灘諸島エリア
- 初心者におすすめの広島アジングポイントは常夜灯がある漁港
- 広島のアジング時期は秋から冬がベストシーズン
- 広島でアジングする際の潮回りと時間帯の重要性
- 広島のアジングで釣果を上げるタックル選び
- 広島アジング場所選びで避けるべき注意点
広島でアジングに最適な場所は安芸灘諸島エリア
広島でアジングを始めるなら、安芸灘諸島エリアが最も実績が高いと言えます。このエリアには能美島、倉橋島、下蒲刈島、江田島など、アジングの聖地とも呼ばれるポイントが集中しています。
アングラーズの釣果データによると、広島県でアジがよく釣れる釣り場のトップ3は能美島、倉橋島、広島湾となっています。特に能美島は3,000件以上、倉橋島は5,400件以上、広島湾に至っては27,400件以上の釣果報告があり、安定した実績を誇っています。
広島県でアジが良く釣れる釣り場は能美島、倉橋島、広島湾です。
安芸灘諸島が優れている理由は、潮通しの良さと水深のバリエーションにあります。外海からの潮が適度に入り込み、プランクトンが豊富で、アジの餌となるアミやイワシ類が集まりやすい環境です。また、島々の地形が複雑なため、潮の変化点が多く存在し、アジが溜まりやすいスポットが無数にあります。
📍 安芸灘諸島エリアの主要ポイント
| エリア名 | 特徴 | アクセス方法 |
|---|---|---|
| 能美島 | 安定した釣果、初心者にも優しい | 広島港からフェリー約30分 |
| 倉橋島 | 25cm超えの良型多数 | 音戸経由で車でアクセス可 |
| 江田島 | 回遊アジの通り道、数釣り可能 | 広島港・呉港からフェリー |
| 下蒲刈島 | 常夜灯ポイント充実 | 音戸大橋経由で車でアクセス可 |
さらに、これらの島々はフェリーでのアクセスも可能なため、車を持たない釣り人でも気軽に訪れることができます。ただし、最終便の時間には十分注意が必要で、夜釣りを楽しむ場合は宿泊を検討するか、車でアクセスできるポイントを選ぶことをおすすめします。
地元釣具店の情報によれば、秋から冬にかけてのハイシーズンには、週末になると多くのアングラーが安芸灘諸島を訪れるとのこと。人気ポイントは早い時間から場所取りが始まるため、確実に釣座を確保したい場合は夕マズメ前には到着しておくのが賢明でしょう。
安芸灘諸島エリアは、広島のアジングにおいて外すことのできない最重要エリアと言えます。初めて広島でアジングをする方は、まずこのエリアから攻めてみることを強くおすすめします。
初心者におすすめの広島アジングポイントは常夜灯がある漁港
アジング初心者が広島で釣り場を選ぶ際、常夜灯が設置されている漁港を選ぶことが成功への近道です。常夜灯の明かりがプランクトンを集め、それを追ってアジが集まるという食物連鎖が発生するため、効率的に魚を探すことができます。
実際の釣行レポートを見ると、下蒲刈町の丸谷漁港では常夜灯周りでアジ10尾の釣果が報告されています。この釣行では、常夜灯の周辺を中心にアジを探していき、最初の1投目から反応があったとのことです。
丸谷漁港の波止の常夜灯周りを中心にアジを探していきます。1投目、モゾモゾっとしたアタリが!
出典:2024年1月2日(火)の広島釣果情報(アジング*アジ・呉市下蒲刈町) | 40代サラリーマンの釣りブログin広島
常夜灯があるポイントの最大のメリットは、視認性の良さと安全性にあります。足元の状況が確認できるため、夜間でも安心して釣りができ、ライントラブルにも素早く対応できます。また、ワームの交換やリグの結び直しなどの細かい作業も、ヘッドライトなしで行える場合が多いです。
🌟 常夜灯ポイントの攻略ポイント
- 明暗の境目を狙う: 常夜灯の光が届く範囲と暗闇の境界線にアジが溜まりやすい
- 潮の流れを確認: 光の範囲内でも潮の流れがある場所のほうが釣れる確率が高い
- 水深変化に注目: 常夜灯下でも底の地形変化がある場所を優先的に探る
- 時間帯で立ち位置を変える: 潮の満ち引きで光の届く範囲が変わるため、柔軟に移動する
ただし、常夜灯ポイントには注意点もあります。人気ポイントゆえに先行者がいる可能性が高いことです。実際、豊島での釣行レポートでは、狙いのポイントに先行者が6人いたため、別の場所で釣りをすることになったケースが報告されています。
先輩アジンガーから既にアジの回遊ルートを聞いたうえでポイントにイン。でも、いますよね~先行者さん、しかも6人
出典:広島県 アジングで狙いの場所に先行者・・・そんな時は湾奥攻略!【カズ・ハシモト氏連載 vol.2】 | カンパリプラス
このような場合の対策として、複数の候補ポイントを事前にリストアップしておくことが重要です。広島県内には常夜灯のある漁港が多数存在するため、第一候補がダメでもすぐに次のポイントに移動できる準備をしておきましょう。
また、一般的には、常夜灯ポイントは表層から中層にアジがいることが多いとされています。しかし、水深がある場所では底付近にも良型が潜んでいることがあるため、レンジ(水深)を変えながら広く探ることが釣果アップのコツです。
広島のアジング時期は秋から冬がベストシーズン
広島でアジングを楽しむなら、9月から翌年2月頃までの秋冬シーズンが最も実績が高いと言われています。この時期は水温が下がり始め、アジが接岸して捕食活動を活発化させるため、サイズ・数ともに期待できます。
釣具のポイントの釣果情報を見ると、9月から翌年2月にかけて、能美・畑漁港や倉橋・袋の内、海越などで20~24cmのアジが好調に釣れている報告が多数あります。特に注目すべきは、秋から冬にかけて25cm超えの良型アジの釣果が増加する傾向が見られることです。
📅 広島アジングの時期別特徴
| 時期 | 特徴 | 推奨ポイント | サイズ感 |
|---|---|---|---|
| 9月~11月 | シーズン初期、数釣りが楽しめる | 能美島、広島湾内 | 15~22cm |
| 12月~2月 | 良型が狙える最盛期 | 倉橋島、江田島 | 20~28cm |
| 3月~5月 | 産卵前後、ムラがある | 湾奥エリア | 15~20cm |
| 6月~8月 | オフシーズン、数は少ない | 深場のある漁港 | 小型中心 |
つり人の記事によると、阿多田島での取材時(1月)には、急激な冷え込みでアジの活性低下が予想されたにもかかわらず、工夫次第で釣果を得ることができたとあります。これは、冬場でも適切なポイント選択とタナ(水深)の見極めができれば、十分に釣果が期待できることを示しています。
急激な冷え込みでアジの活性低下が予想されたこの日、本岡さんが入ったのは常夜灯のある堤防の外側で、沖の一文字の端に正対する場所。潮通しに変化が生じてアジの回遊ルートになることを期待してのポイント選定だ。
ただし、時期による違いを理解しておくことは重要です。秋は数釣りが楽しめる一方、冬は数は減るもののサイズアップが期待できる傾向があります。自分の釣りのスタイルや目的に合わせて、訪れる時期を選ぶと良いでしょう。
また、おそらくですが、広島の場合、黒潮の影響で本州の他地域よりも水温が比較的高めに保たれるため、冬場でも安定して釣果が得られる可能性があります。ただし、寒波が入った直後などは一時的に活性が下がることがあるので、天候の変化には注意が必要です。
時期選びと同様に重要なのが潮回りです。一般的には大潮から中潮の潮が大きく動く日のほうが、アジの活性が高く釣果が期待できると言われています。特に、潮が動き始める時間帯や、潮止まり前後の短時間に集中して釣果が出ることが多いため、釣行前には必ず潮見表をチェックしましょう。
広島でアジングする際の潮回りと時間帯の重要性
広島でアジングの釣果を左右する大きな要素の一つが、潮回りと時間帯の選択です。経験豊富なアングラーほど、この2つの要素を重視してポイント選びや釣行計画を立てています。
実際の釣行レポートを見ると、下蒲刈町での釣行では「中潮、干潮午後8時20分頃」というタイミングで釣りを行い、アジ10尾の釣果を得ています。また、阿多田島での取材記事では、潮の変化とアジの釣果の関連性が詳しく解説されています。
「底のほうに流れの重みを感じる場所ができています。さっきまでなかった。チャンスですよ」その言葉を証明するように、スプリットショットで4尾目をキャッチ。
この記事では、潮止まりを迎えるとアジの気配が消え、潮が再び動き出すと釣果が復活するという典型的なパターンが紹介されています。これは、アジが潮の流れに乗って移動し、潮の変化点や流れのヨレに溜まる習性があるためです。
⏰ 時間帯別の攻略法
| 時間帯 | 特徴 | おすすめアクション |
|---|---|---|
| 朝マズメ | 活性が高く、表層から中層で反応が良い | 表層から探り始め、徐々に深く |
| 日中 | 深場に落ちることが多い | ボトム中心に攻める |
| 夕マズメ | 再び活性が上がり始める | 常夜灯周りへの移動を検討 |
| 夜間 | 常夜灯周りに集中しやすい | 明暗の境目を重点的に攻める |
広島タイムリーの情報によると、倉橋島の各ポイントでは「朝、夕方~夜」がおすすめタイミングとして挙げられています。特に朝マズメは活性が高く、短時間で釣果が期待できるとされており、多くのベテランアングラーが重視している時間帯です。
潮回りに関しては、一般的に大潮から中潮が良いとされていますが、ポイントによっては小潮でも釣れることがあります。むしろ重要なのは、潮が動いているかどうかです。潮が全く動かない潮止まりの時間帯は、アジの活性が著しく低下するため、この時間は休憩や移動に充てるのが賢明でしょう。
Yahoo!知恵袋での質問に対する回答でも、「アジはどこでもいますよ。見つける努力をしてください。ボトムステイを避けたらだめです」とあり、潮の重みを感じられる場所を探すことの重要性が強調されています。
アジはどこでもいますよ。見つける努力をしてください。根掛かりおそれて、ボトムステイを避けたらだめです。
推測の域を出ませんが、広島の場合、瀬戸内海特有の複雑な潮流パターンがあるため、地域ごとに潮の動き方が異なる可能性があります。そのため、同じ日でも、あるポイントでは潮が動いているのに、別のポイントでは潮が緩いということがあり得ます。複数のポイントを知っておくことで、その日の潮の状況に応じて最適な場所を選べるようになります。
広島のアジングで釣果を上げるタックル選び
広島でアジングを楽しむ際、適切なタックル選びが釣果を大きく左右します。特に、潮の変化を感じ取り、微細なアタリを捉えるためには、感度の高いタックルが不可欠です。
阿多田島での実釣記事では、プロアングラーの本岡利將さんが使用したタックルが詳しく紹介されています。ジグ単用にはトップ径0.5mmのソリッドティップのロッドを使用し、エステルラインと組み合わせることで、「潮の重み」を感じ取れるセッティングにしています。
🎣 プロ仕様のタックルセッティング例
【ジグ単用】
- ロッド:クリスター59GIFTED(トップ径0.5mm)
- リール:イグジストLT2000S-P
- ライン:エステル0.3号
- リーダー:フロロ0.8号
- ジグヘッド:サイコロヘッドACE-EX 1.6~3g
- ワーム:セクシービー2in
【スプリットショット用】
- ロッド:クリスター72FINDER
- リール:エアリティLT2000S-H
- シンカー:TGパラソルシンカー2.5~3g
- ジグヘッド:0.6~0.8g
ただし、これはプロ仕様の高額タックルなので、初心者の方は無理に同じものを揃える必要はありません。一般的には、6フィート台のアジングロッドに2000番クラスのスピニングリール、PEライン0.3~0.4号またはエステルライン0.3号程度で十分に楽しめます。
実際の釣行レポートでは、グローリーフィッシュのライトランサーバイガイ79MLに、ダイワの月下美人X 2000S-P、PE0.3号とフロロリーダー1.5号という比較的手頃な価格帯のタックルで、アジ10尾という十分な釣果を上げています。
💡 初心者向けタックル選びのポイント
- ロッドの長さ: 6~7フィート台が扱いやすい(6.5~7.5フィート程度)
- ロッドの硬さ: L(ライト)~ML(ミディアムライト)クラス
- リールサイズ: 2000番前後、できればハイギア
- ライン: PE0.3~0.4号 or エステル0.3号 + フロロリーダー1~1.5号
- ジグヘッド: 0.8~2g程度を複数用意
- ワーム: 1.5~2.5インチのストレート系
広島の釣り場は、場所によって水深や潮の速さが大きく異なるため、ジグヘッドの重さは複数用意しておくことをおすすめします。倉橋島の外向きのポイントのように潮が速い場所では2~3gが必要になることもあれば、湾内の穏やかな場所では1g以下で十分なこともあります。
また、ワームのカラー選択も重要です。実釣レポートでは、アミグロー、小魔王、シャンパンホタルなどのカラーが使用され、状況に応じてローテーションすることで釣果を伸ばしています。一般的には、クリア系、グロー系、暗色系を各2~3色ずつ持っておくと、どんな状況にも対応できるでしょう。
広島アジング場所選びで避けるべき注意点
広島でアジングポイントを選ぶ際、いくつか注意すべき点があります。これらを事前に理解しておくことで、トラブルを避け、快適な釣行を楽しむことができます。
まず最も重要なのが、釣り禁止エリアの確認です。広島県内には、地元の方の生活に支障が出るなどの理由で釣りが禁止されている場所があります。特に、漁協が管理する漁港の一部や、私有地に面した場所などは要注意です。
また、Yahoo!知恵袋の回答でも指摘されているように、根がかりに注意が必要です。広島の釣り場の多くは、底が岩礁帯や敷石になっているため、ボトムを攻める際には根がかりのリスクがあります。
根掛かりおそれて、ボトムステイを避けたらだめです。または、安心してボトムステイできるポイントを見つけるか。
⚠️ 釣り場選びで注意すべきポイント
- 釣り禁止エリアの確認: 看板や地元の方の情報を必ず確認する
- 駐車場の有無: 路上駐車は絶対に避け、指定の駐車場を利用する
- 足場の安全性: 夜間は特に、転落リスクのある場所を避ける
- ライフジャケットの着用: 必ず装着する習慣をつける
- ゴミの持ち帰り: 自分が出したゴミは必ず持ち帰る
広島タイムリーのサイトでも、「釣り場に落ちているゴミを1つでもお持ち帰り頂ければ幸いです」と呼びかけられています。釣り場の環境保護は、全てのアングラーの責任です。
※お願い このサイト情報がきっかけで釣りに行かれた方は、是非釣り場に落ちているゴミを1つでもお持ち帰り頂ければ幸いです。
また、先行者がいる場合のマナーも重要です。カンパリプラスの記事では、狙いのポイントに先行者がいた場合、無理に割り込まず、別のポイントを探したことが紹介されています。限られたスペースに無理に入ることは、トラブルの原因になるだけでなく、釣果にも悪影響を及ぼします。
さらに、島嶼部へのアクセスにはフェリーの最終便に注意が必要です。特に夜釣りを楽しむ場合、帰りのフェリーがなくなってしまうと、島に取り残されてしまいます。車でアクセスできるポイント以外では、必ず事前にフェリーの時刻表を確認し、余裕を持った釣行計画を立てましょう。
安全面では、波止の高さにも注意が必要です。須川港のように波止の高さが高い場所では、魚を取り込む際に苦労することがあります。タモ網(ランディングネット)を持参するか、波止の高さが比較的低い場所を選ぶことをおすすめします。
広島の具体的なアジングポイント詳細ガイド
- 倉橋島エリアは25cm超えが狙える一級ポイント
- 江田島・能美島は回遊アジの通り道
- 下蒲刈町は安定した釣果が期待できるエリア
- 広島湾内のアジングポイントはアクセス良好
- 阿多田島は大型アジが期待できる穴場スポット
- 広島でサビキ釣りとアジングを組み合わせる戦略
- まとめ:広島のアジング場所選びで押さえるべきポイント
倉橋島エリアは25cm超えが狙える一級ポイント
倉橋島は、広島のアジングポイントの中でも特に良型アジの実績が高いエリアとして知られています。釣果データでは5,400件以上の報告があり、その多くが20cm以上、25cm超えの報告も珍しくありません。
広島タイムリーの詳細情報によると、倉橋島には8箇所以上の優良ポイントが点在しています。それぞれのポイントに特徴があり、状況に応じて使い分けることで、安定した釣果が期待できます。
🏝️ 倉橋島の主要アジングポイント詳細
| ポイント名 | 狙えるサイズ | おすすめ時間 | 底質・特徴 |
|---|---|---|---|
| 尾曽郷 | 20~25cm | 朝・夕~夜 | 岩礁帯、根がかり注意 |
| 石原南側海岸 | 25cm前後 | 朝・夕~夜 | 砂地に藻、遠投が有効 |
| 須川港 | 20~30cm弱 | 朝・夕~夜 | 砂地に小石と藻、波止が高い |
| 室尾港 | 20~25cm(日により変動) | 朝・夕~夜 | 水深あり、潮通し良好 |
| 海越港 | 20~30cm弱 | 朝・夕~夜 | 外の波止が鉄板 |
| 重生港 | 20~25cm | 夕~夜 | 潮通し良好、敷石注意 |
| 袋の内港北側海岸 | 20~25cm | 朝が最良 | カキ筏狙い、知る人ぞ知る |
| 袋の内港 | 20~25cm | 朝・夕~夜 | 砂地と岩礁混在 |
特に注目すべきは海越港です。このポイントは「外の波止から外向きが鉄板」とされており、水深があり潮通しが良好なため、安定して良型アジが狙えます。また、まれに波止の内側に大アジが入ることもあるため、外向きで反応がないときは内側も試してみる価値があります。
釣具のポイントの釣果情報でも、倉橋島・海越では9月の時点で「徐々に釣れ始めています。プラグでも◎」という情報があり、ジグヘッド+ワームだけでなく、プラグでも実績があることが分かります。
倉橋島・海越では徐々に釣れ始めています。プラグでも◎
室尾港も非常に興味深いポイントです。「アベレージが日によってばらつく」という特徴があり、20cmの日もあれば25cmが連発する日もあるとのこと。これは、回遊アジの群れの大きさや種類が日によって変わるためと推測されます。先端付近から向かい造船所に向かって投げるのが釣れる傾向があるとのことなので、ポイント選びの参考になります。
また、袋の内港北側海岸は「知る人ぞ知るポイント」として紹介されており、朝マズメが特に良いとされています。カキ筏に向かって投げると良いという具体的な情報も得られており、こうした細かい攻略法を知っているかどうかで釣果に差が出ます。
倉橋島へのアクセスは、音戸大橋経由で車で行くことができるため、フェリーを気にせず夜釣りが楽しめるのも大きなメリットです。ただし、各ポイントは離れているため、車での移動が基本になります。ラン&ガンスタイルで複数のポイントを回りながら、その日のアタリポイントを見つけ出すのが倉橋島攻略のコツと言えるでしょう。
おそらくですが、倉橋島は外海に近い立地のため、回遊性の高い大型アジが入りやすいのではないかと考えられます。特に潮が大きく動く日は、外海からの新鮮な潮と一緒に良型アジの群れが入ってくる可能性が高いので、潮見表を確認して訪れることをおすすめします。
江田島・能美島は回遊アジの通り道
江田島と能美島は、安芸灘諸島の中でも特に回遊アジの通り道として機能しているエリアです。両島ともアングラーズの釣果データで上位にランクインしており、安定した実績を誇ります。
Yahoo!知恵袋の情報によると、「江田島が今絶好調みたいですよ!」という地元アングラーからの情報があり、特に良型アジの釣果が報告されています。また、カンパリプラスの記事では、豊島(江田島市)でのアジングが紹介されており、先行者の多さからも人気の高さがうかがえます。
江田島が今絶好調みたいですよ!広島だと坂周辺から呉市天応、吉浦辺り。サイズ狙いならやはり江田島です!
🎯 江田島・能美島エリアの特徴
【江田島の主要ポイント】
- 江田島・柿浦: サヨリも狙える、朝~昼前が好時間帯
- 豊島: 回遊ルート上に位置、先行者が多い人気ポイント
- 各漁港: 島全体に点在、ラン&ガンに適している
【能美島の主要ポイント】
- 能美・畑漁港: カワハギやカマスも混じる総合ポイント
- 能美島・深江: マダイも狙える、ショアラバにも対応
- 各堤防: 釣果報告3,000件以上の実績
釣具のポイントの情報では、能美・畑漁港でカワハギ、カマス、アジ、サバなど多彩な魚種が釣れることが報告されています。特に9月の釣果情報では、「朝マズメの釣果!ウキ付きの仕掛けでサビキは4~6号がオススメ!」とあり、アジング以外にサビキ釣りでも実績があることが分かります。
カンパリプラスの記事では、湾奥の船溜まりを攻めることで居付きのアジを釣ったというレポートがあります。これは、回遊アジだけでなく、その場に定着している居付きのアジも存在することを示しており、先行者がいて本命ポイントに入れない場合でも、工夫次第で釣果が得られる可能性を示唆しています。
湾奥の船溜まりを片っ端から打つことに。釣れる釣れる!子メバルの嵐(笑)と、思っていたら船の下にアジらしき魚影を発見!
出典:広島県 アジングで狙いの場所に先行者・・・そんな時は湾奥攻略!【カズ・ハシモト氏連載 vol.2】 | カンパリプラス
この記事が示すように、メインポイントがダメでも諦めずに船溜まりやシャローエリアを探ることで、思わぬ釣果に恵まれることがあります。特に、先行者が多いポイントでは、みんなが狙わない場所にこそチャンスがあるという好例です。
江田島・能美島へのアクセスは、広島港や呉港からフェリーで約30分程度です。ただし、夜釣りを楽しむ場合は最終便に注意が必要で、島で一泊するか、車で行ける倉橋島や下蒲刈島を選ぶかの判断が必要になります。
また、一般的には、江田島・能美島エリアは潮通しが非常に良いため、潮が動く時間帯に合わせて釣行すると効果的です。特に、大潮の満潮前後や、潮が上げから下げに転じるタイミングなどは、アジの活性が高まりやすいと推測されます。
下蒲刈町は安定した釣果が期待できるエリア
下蒲刈町は、音戸大橋経由で車でアクセスできる利便性の高さと安定した釣果が魅力のエリアです。実際の釣行レポートも多く、具体的な攻略法が明らかになっています。
特に注目すべきは丸谷漁港です。40代サラリーマンの釣りブログでは、丸谷漁港でアジ10尾、カサゴ1尾という釣果が詳しく報告されており、具体的なタックルや釣り方まで公開されています。
📍 下蒲刈町の主要ポイント詳細
| ポイント名 | 特徴 | 水深 | 底質 | アクセス |
|---|---|---|---|---|
| 丸谷漁港 | 常夜灯あり、水深が深い | 約15m | 砂地と岩礁 | 音戸経由、車で到達可 |
| 下蒲刈島各漁港 | 点在する小規模漁港 | 様々 | 場所により異なる | 車移動が基本 |
| 早瀬 | サヨリやマダイも狙える | 変化あり | 不明 | 情報限定的 |
丸谷漁港での釣行レポートによると、水深が深く、ワームの着底がわかりづらいという特徴があります。そのため、キャスト後にカウントダウン方式でタナ(水深)を探る必要があります。レポートでは「着水してから自分でカウントして、攻める深さを決めていきます」という手法が紹介されています。
実際の釣果では、以下のような段階的な工夫がされています:
🔍 タナとワームローテーションの実例
- 初期段階: フリーフォール20カウント→チョンチョンアクション→3尾ゲット
- 中期段階: カウント10に変更、ワーム交換→4~6尾目追加
- 後期段階: カウント25に変更→10尾目をキャッチ
このように、カウント数(タナ)を変えることと、ワームをこまめにローテーションすることで、連続的に釣果を得ています。これは下蒲刈町に限らず、広島全域のアジングで応用できるテクニックです。
キャスト→着水→フリーフォールで20カウント→ゆっくり巻きながらチョンチョンアクションでやってるとモゾモゾっとしたアタリが!
出典:2024年1月2日(火)の広島釣果情報(アジング*アジ・呉市下蒲刈町) | 40代サラリーマンの釣りブログin広島
また、このレポートではワームカラーの重要性も示されています。FIGストアのワウムシャッド40シリーズで、アミグローで7尾、小魔王で3尾という結果が出ており、カラーローテーションの効果が実証されています。
下蒲刈町の最大のメリットは、車でアクセスできるため時間を気にせず釣りができることです。フェリーの最終便を心配する必要がないため、朝マズメから夜遅くまで、じっくりとアジングを楽しめます。
ただし、推測の域を出ませんが、下蒲刈町は音戸の瀬戸に近いことから、潮の流れが複雑になる可能性があります。そのため、潮見表だけでなく、実際にポイントで潮の流れを確認しながら釣りを進めることが重要かもしれません。
また、丸谷漁港以外にも下蒲刈町には複数の小規模漁港が点在しており、ラン&ガンスタイルで探ることで、その日のアタリポイントを見つけ出すことができるでしょう。
広島湾内のアジングポイントはアクセス良好
広島湾内は、アクセスの良さと釣果の安定性が魅力のエリアです。アングラーズのデータでは27,400件以上という圧倒的な釣果報告数があり、多くのアングラーに親切なフィールドとなっています。
Yahoo!知恵袋の回答では、広島湾の各堤防として「宇品、観音、廿日市など」が具体的に挙げられています。これらのポイントは市街地に近く、仕事帰りにも立ち寄りやすいという大きなメリットがあります。
🏙️ 広島湾内の主要エリア
| エリア | 特徴 | アクセス | 設備 |
|---|---|---|---|
| 宇品港周辺 | 駐車場や施設が近く、安全性高い | 広島市中心部から車で15分 | トイレ・駐車場あり |
| 観音周辺 | 複数のポイントが密集 | 広島市西区、アクセス良好 | 場所により異なる |
| 廿日市エリア | アクセス良好、初心者向け | 広島市中心部から車で30分 | 場所により異なる |
| 坂町周辺 | 実績あり、ラン&ガン向き | 広島市東部、JRでも可 | 場所により異なる |
Yahoo!知恵袋での回答でも、「坂周辺から呉市天応、吉浦辺り」が広島エリアのアジングポイントとして紹介されており、広島湾から呉市にかけての一帯が好ポイントであることが分かります。
広島だと坂周辺から呉市天応、吉浦辺り。サイズ狙いならやはり江田島です!
広島湾内のポイントの特徴として、常夜灯が設置されている場所が多いことが挙げられます。これにより、夜間でも安全に釣りができ、またアジも集まりやすい環境が整っています。
ただし、広島湾内は釣り人の数も多い傾向があります。特に週末や釣りやすい気候の日は、人気ポイントに多くのアングラーが集まるため、早めの場所取りや、混雑を避けたポイント選びが必要になることがあります。
また、一般的には、広島湾内のポイントは水深が比較的浅めの場所が多いと推測されます。そのため、倉橋島などの外洋に面したポイントと比べると、使用するジグヘッドは軽め(0.8~1.5g程度)で十分なケースが多いかもしれません。
さらに、広島湾内は船舶の往来が多いエリアでもあります。特に宇品港周辺などは、フェリーや貨物船が頻繁に通過するため、航路を横切るようなロングキャストは避け、安全に配慮した釣りを心がける必要があります。
広島湾内のもう一つの利点は、公共交通機関でもアクセスできる場所が多いことです。車を持たない方でも、JRや路面電車、バスなどを利用して釣り場にアプローチできるため、気軽にアジングを楽しめます。
阿多田島は大型アジが期待できる穴場スポット
阿多田島は、大竹市に属する島で、大型アジが狙える穴場スポットとして一部のアングラーに知られています。つり人の記事では、プロアングラーがわざわざ取材に訪れるほどの実績があることが紹介されています。
この島の最大の特徴は、厳島の南3kmに位置し、広島市から距離があるぶん水質がきれいで、高品質なカキの養殖地としても知られていることです。水質の良さは、アジの食味の良さにもつながっている可能性があります。
🏝️ 阿多田島の特徴と魅力
【基本情報】
- アクセス:大竹市の小方港からフェリーで35分
- 環境:ほぼ全周が自然の海岸
- 水質:非常にきれい、カキの名産地
- 特徴:大型アジの実績あり
【主要ポイント】
- フェリー発着場近隣の堤防(常夜灯あり)
- 一文字の端に正対する場所(潮通し良好)
つり人の記事では、プロアングラーの本岡さんが水深15m程度のポイントでボトムから攻め、スプリットショットとジグ単を使い分けて釣果を上げたことが詳しく報告されています。特に注目すべきは、「潮の重みを感じる場所」を探しながら釣りをするという高度なテクニックです。
「底のほうに流れの重みを感じる場所ができています。さっきまでなかった。チャンスですよ」その言葉を証明するように、スプリットショットで4尾目をキャッチ。
また、Yahoo!知恵袋では「阿多田島にある海上釣り堀」という選択肢も紹介されています。確実に魚を釣りたい方や、子供連れのファミリーフィッシングには、こうした施設を利用するのも一つの選択肢でしょう。
お金をかけてもいいなら…大竹市の阿多田島にある海上釣り堀はどうでしょうか
阿多田島の釣りで重要なのは、潮の変化を見極めることです。つり人の記事でも、潮止まりでアジの気配が消え、潮が動き出すと再び釣れ始めたという典型的なパターンが紹介されています。これは、阿多田島に限らず広島全域に共通する重要なポイントですが、特に水深があり潮通しの良い阿多田島では顕著に表れるようです。
ただし、阿多田島へのアクセスはフェリーのみとなるため、釣行計画を立てる際は往復のフェリー時刻を必ず確認する必要があります。特に、夜釣りを楽しみたい場合は、島内での宿泊を検討するか、デイゲームに絞るかの判断が必要です。
推測の域を出ませんが、阿多田島は他のポイントと比べて釣り人の数が少ない可能性があります。フェリーでしかアクセスできないという制約があるため、気軽に行けないぶん、プレッシャーの低い環境で釣りができるかもしれません。ただし、その分、設備面では不便を感じることもあるかもしれないので、十分な準備をして訪れることをおすすめします。
広島でサビキ釣りとアジングを組み合わせる戦略
広島でアジを狙う際、アジングだけでなくサビキ釣りも選択肢に入れると、より幅広い楽しみ方ができます。特に、ファミリーフィッシングや初心者の方には、サビキ釣りのほうが手軽で釣果が得やすい場合があります。
釣具のポイントの情報によると、能美・畑漁港では「朝マズメの釣果!ウキ付きの仕掛けでサビキは4~6号がオススメ!」とあり、アジ・サバが20~24cmで釣れていることが報告されています。
⚓ サビキ釣りとアジングの使い分け
| 釣法 | メリット | デメリット | 適した状況 |
|---|---|---|---|
| アジング | 繊細な釣り、大型が狙いやすい | 技術が必要、数釣りは難しいことも | 夜間、良型狙い、上級者向け |
| サビキ釣り | 簡単、数釣り向き、ファミリー向け | 繊細さに欠ける、大型は難しい | 朝マズメ、初心者、ファミリー |
実は、両方のタックルを持参してその日の状況で使い分けるという戦略も有効です。例えば、朝マズメはサビキ釣りで数を釣り、日中の活性が低い時間帯はアジングに切り替える、といった使い分けができます。
また、サビキ釣りでアジの回遊ルートや活性を探ることができます。サビキ釣りで良く釣れるポイントは、アジが集まっているエリアである証拠なので、夜にアジングで再訪すると良い結果が得られる可能性が高いでしょう。
かめや釣具の釣果情報では、「アジの聖地」と呼ばれるポイントへの遠征記が紹介されており、現地のスーパーロコアングラーの方と合流して釣りを楽しんだことが報告されています。地元の釣り人から、サビキ釣りとアジングの使い分けやポイント情報を教えてもらうことも、釣果アップの重要な要素です。
現地のスーパーロコアングラーの方とも合流して楽しい釣りを♪上手い人の釣りは参考になります。あと、考え方も!
ただし、一般的には、サビキ釣りは日中の明るい時間帯のほうが効果的とされています。アジは視覚的に餌を追う習性があるため、サビキ仕掛けの擬似餌が見えやすい日中のほうが反応が良い傾向があります。一方、アジングは夜間の常夜灯周りでの実績が高いため、時間帯による使い分けも効果的でしょう。
また、広島県内ではサビキ釣り禁止のエリアもある可能性があるので、釣行前に必ず確認が必要です。特に、管理された釣り公園などでは、ルールが明確に定められているため、事前に調べておくことをおすすめします。
まとめ:広島のアジング場所選びで押さえるべきポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- 広島のアジングは安芸灘諸島エリアが最も実績が高く、能美島、倉橋島、江田島が三大ポイント
- 初心者は常夜灯が設置されている漁港を選ぶことで安全かつ効率的に釣りができる
- ベストシーズンは9月から翌年2月で、特に秋は数釣り、冬は良型が期待できる
- 潮回りは大潮から中潮が理想的だが、重要なのは潮が動いているかどうか
- 朝マズメと夕マズメ~夜間が最も活性が高く、釣果が期待できる時間帯
- タックルは6~7フィート台のL~MLクラスロッドに2000番リール、PE0.3~0.4号が基本
- ジグヘッドの重さは0.8~3g程度を複数用意し、ポイントの水深や潮流に合わせて使い分ける
- 倉橋島には尾曽郷、須川港、海越港など25cm超えが狙える一級ポイントが8箇所以上点在
- 江田島・能美島は回遊アジの通り道で、湾奥の船溜まりにも居付きのアジがいる
- 下蒲刈町の丸谷漁港は水深約15mあり、カウントダウン方式でタナを探ることが重要
- 広島湾内は宇品、観音、廿日市などアクセスが良く、仕事帰りでも立ち寄りやすい
- 阿多田島は大竹市からフェリーで35分、水質がきれいで大型アジが期待できる穴場
- 潮の変化点や流れの重みを感じられる場所にアジが溜まりやすい
- ワームカラーはクリア系、グロー系、暗色系を各2~3色用意し、こまめにローテーション
- 先行者がいる場合は無理に割り込まず、湾奥や船溜まりなど別の場所を探る
- フェリーでアクセスする島では最終便の時刻を必ず確認し、余裕を持った釣行計画を立てる
- 根がかりリスクがある場所ではボトムステイを恐れず、予備のリグを多めに持参する
- 釣り禁止エリアや駐車禁止場所を事前に確認し、ルールとマナーを守る
- ライフジャケットの着用と、ゴミの持ち帰りは全アングラーの責任
- サビキ釣りとアジングを併用することで、幅広い状況に対応できる
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 広島県で釣れたアジの釣り・釣果情報 – アングラーズ
- 釣り場情報 | 釣具のポイント
- 広島県/阿多田島 クリアブルー代表のアジングに同行してみた
- 【ギガを狙え】アジの聖地へ遠征じゃい! | かめや釣具
- 広島県 アジングで狙いの場所に先行者・・・そんな時は湾奥攻略!【カズ・ハシモト氏連載 vol.2】 | カンパリプラス
- 広島県で、カワハギ、アジ、タイが釣れる場所を教えていただけませんか? – Yahoo!知恵袋
- 【広島倉橋】アジ25cmが狙える釣場ポイントと釣果サイズも紹介 | 広島と中国地方の話題速報
- 広島でアジングができるポイントを教えてください。 – Yahoo!知恵袋
- 2024年1月2日(火)の広島釣果情報(アジング*アジ・呉市下蒲刈町) | 40代サラリーマンの釣りブログin広島
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