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志摩でアジングするなら絶対知っておきたいポイント完全ガイド!釣果アップの秘訣も大公開

志摩でアジングするなら絶対知っておきたいポイント完全ガイド!釣果アップの秘訣も大公開
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三重県の志摩エリアは、アジングファンにとってまさに聖地とも呼べる場所です。外洋に面した潮通しの良い漁港が点在し、尺アジから豆アジまで幅広いサイズが狙えるエリアとして多くのアングラーを魅了しています。しかし、数ある漁港の中からどこを選べば良いのか、どの時間帯に行けば釣れるのか、初めて訪れる方にとっては判断が難しいのも事実です。

この記事では、志摩エリアでアジングを楽しむために知っておくべきポイント情報を徹底的にまとめました。有名ポイントから穴場スポットまで、各漁港の特徴や釣れる時期、おすすめのタックルまで詳しく解説していきます。これから志摩でアジングデビューする方も、さらなる釣果アップを目指すベテランの方も、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント
✓ 志摩エリアの主要アジングポイント13箇所の詳細情報
✓ 時期別・時間帯別の攻略法と効果的なタックル選び
✓ 尺アジを狙うための具体的なテクニックと釣り方
✓ 各ポイントの設備情報やアクセス方法も完全網羅

志摩アジングの代表的なポイントと特徴

  1. 安乗漁港は初心者から上級者まで楽しめる優秀ポイント
  2. 波切漁港は潮通し抜群で大型アジが期待できる
  3. 和具漁港はファミリーフィッシングにも最適な環境
  4. 御座港は志摩の先端で回遊アジが狙える
  5. 片田漁港は設備充実で快適に釣りができる
  6. 国府白浜はサーフからのアジングも可能
  7. 甲賀港はのんびり釣りを楽しみたい人向け

安乗漁港は初心者から上級者まで楽しめる優秀ポイント

安乗漁港は初心者から上級者まで楽しめる優秀ポイント

志摩エリアのアジングポイントとして最も人気が高いのが安乗漁港です。的矢湾の入口付近に位置し、潮通しが非常に良好なため、年間を通してアジの回遊が期待できる優秀なポイントとして知られています。

安乗漁港は、潮通しの良い的矢湾入口付近に位置する漁港だ。サビキ釣りではアジがメインで、群れが入れば初心者でも数釣りを楽しめる。

出典:志摩市の釣り場~エギング、アジング、チヌ、青物等のポイント

この漁港の最大の魅力は、初心者でも釣りやすい環境が整っている点です。港内は足場が良く、駐車場やトイレなどの設備も完備されているため、ファミリーフィッシングにも適しています。一般的には、朝マズメと夕マズメの時間帯に釣果が集中する傾向がありますが、夜釣りでも良型のアジが狙えることがあります。

📊 安乗漁港の基本情報

項目詳細
住所三重県志摩市阿児町安乗
アクセス伊勢二見鳥羽ラインの松下JCTから車で約45分
主な釣魚アジ、メバル、カサゴ、キス、アオリイカ
設備駐車場・トイレ・自動販売機あり
おすすめ時期春・夏・秋

港内での釣りでは、常夜灯周辺が一級ポイントとなります。特に夜間は常夜灯に集まるプランクトンを追って、アジが回遊してくる可能性が高まります。ジグヘッドの重さは0.8g~1.3g程度が標準的で、風が強い日はやや重めのキャロライナリグを使用すると釣りやすくなるでしょう。

また、安乗漁港の外側の堤防は、より大型のアジが狙えるポイントとして上級者に人気があります。ただし、波が高い日やテトラ帯では足場が不安定になるため、安全装備を必ず着用し、無理のない範囲で釣りを楽しむことが重要です。

周辺には釣具店もあり、現地の最新釣果情報を入手できるのも大きな利点です。エサやルアーの補充も可能なため、遠方から訪れるアングラーにとっても心強いポイントと言えるでしょう。


波切漁港は潮通し抜群で大型アジが期待できる

波切漁港は潮通し抜群で大型アジが期待できる

志摩市大王町に位置する波切漁港は、志摩エリアでも特に潮通しが良好なポイントとして知られています。外洋の影響を直接受けるため、回遊性の高いアジが入ってくることが多く、尺アジクラスの大型も期待できる魅力的な漁港です。

波切漁港は三重県志摩市大王町の波切漁港は、潮通しがよく人気の釣り場です。港内ではアジがサビキで狙え、外側の堤防ではチヌ、グレ、ハマチ、マダイがフカセ釣りで狙えます。

出典:志摩市の釣り場~エギング、アジング、チヌ、青物等のポイント

波切漁港の特徴は、港内と外側の堤防で全く異なる釣りが楽しめる点です。港内は比較的穏やかで、小型から中型のアジが数釣りできます。一方、外側の堤防に出ると、潮の流れが速く、より大型の魚が回遊してくる可能性が高まります。

🎣 波切漁港のポイント別攻略法

エリア特徴狙えるサイズおすすめタックル
港内穏やか・足場良好15~20cmジグ単0.8~1.3g
堤防先端潮通し良好20~30cm超キャロ・重めのジグヘッド
外側堤防本格派向け尺アジもPE0.3~0.5号

アジングでは、朝マズメと夕マズメが特に有望な時間帯となります。一般的には、明け方の4時~6時頃、そして夕方の17時~19時頃に時合が訪れることが多いとされています。ただし、季節や潮回りによって時合の長さは変わり、数分から長くても30分程度と短いことが多いため、集中して釣りをすることが重要です。

波切漁港周辺には大きなテトラが配置されており、これは「テトラのデカさと魚のデカさは比例する」という法則に当てはまります。大型の消波ブロックがあるエリアほど、外洋の影響が強く、大型の魚が入ってくる傾向があるのです。

ただし、この漁港は人気が高く、特に休日の朝マズメには多くのアングラーが集まります。早めに現地入りして良いポイントを確保するか、あえて平日に訪れるなどの工夫が釣果アップにつながるかもしれません。


和具漁港はファミリーフィッシングにも最適な環境

和具漁港はファミリーフィッシングにも最適な環境

志摩市志摩町にある和具漁港は、設備が充実しており、初心者やファミリーフィッシングにも適したポイントです。港内に公園があり、トイレや駐車スペースも完備されているため、快適に釣りを楽しむことができます。

アオリイカ・コウイカの魚影濃いエリアでエギンガーの姿も多い。ヤエン釣りも楽しめます。足場が低い港内でも水深があるのでファミリーにはちょい投げ釣りやちょこ釣りがおすすめ。ウキ釣りではアジ、メバル、クロダイ、メジナも狙えます。

出典:和具漁港(わぐ)【三重県・志摩市】

和具漁港でのアジングは、港内の足場の良いエリアから始めるのがおすすめです。水深があるため、比較的浅い場所でも魚が回遊してきます。ジグ単で表層から中層を探り、反応がなければボトム付近まで丁寧に探ってみましょう。

和具漁港で釣りを楽しむための注意点

  • ✓ 外側の大堤防(テトラ波止)は危険なため立ち入り禁止
  • ✓ 船の航行が多いため、キャスト時には周囲を確認
  • ✓ 漁業従事者の作業の邪魔にならないよう配慮が必要
  • ✓ 夜釣りは禁止されている(日中のみ利用可能)

和具漁港の大きな特徴は、アジだけでなくアオリイカやコウイカの魚影も濃い点です。そのため、エギングを楽しむアングラーも多く見られます。アジングとエギングを組み合わせることで、より充実した釣行になるでしょう。

港内では6月から9月にかけてアジの回遊が活発になる傾向があります。サイズは15cm~25cm程度が中心ですが、時折30cm近い良型も混じることがあります。ウキ釣りやサビキ釣りでも狙えるため、釣り方の選択肢が広いのも魅力です。

堤防東側の海岸(広の浜)では、投げ釣りでシロギスも狙えます。また、青物の回遊がある時期にはショアジギングも楽しめるため、アジング以外の釣りも併せて楽しみたい方には特におすすめのポイントと言えるでしょう。


御座港は志摩の先端で回遊アジが狙える

御座港は志摩の先端で回遊アジが狙える

志摩市の先端部に位置する御座港は、外洋の影響を強く受ける潮通しの良いポイントです。回遊性のアジが入りやすく、コンディションの良い個体が釣れることで知られています。

志摩半島の先端という立地条件から、他のポイントよりもやや遠征になりますが、その分プレッシャーが低く、のんびりと釣りを楽しめる穴場的な存在です。港の規模はそれほど大きくありませんが、堤防の先端や曲がり角などの潮通しの良い場所が一級ポイントとなります。

📍 御座港の特徴まとめ

項目内容
立地志摩半島の先端部
潮通し非常に良好
混雑度比較的空いている
主なターゲットアジ、メバル、カサゴ、アオリイカ
設備駐車スペースあり

御座港でのアジングは、マズメ時の釣りが基本となります。特に朝マズメは明確な時合があることが多く、短時間で集中的に釣果が出るパターンが一般的です。時合の長さは日によって異なりますが、数分から長くても30分程度と考えておくと良いでしょう。

使用するタックルは、他の志摩エリアのポイントと同様に、ジグ単の0.8g~1.5g程度が基本となります。ただし、御座港は外洋の影響を受けやすいため、風が強い日が多い点に注意が必要です。風対策として、やや重めのジグヘッドやキャロライナリグを用意しておくと安心です。

また、御座港周辺は自然が豊かで景観も美しいため、釣りだけでなく観光も兼ねて訪れる価値があります。近くには御座白浜海水浴場もあり、夏季には多くの観光客で賑わいますが、釣りシーズンの春や秋は比較的静かに過ごせるでしょう。


片田漁港は設備充実で快適に釣りができる

片田漁港は設備充実で快適に釣りができる

志摩市志摩町に位置する片田漁港は、港内に公園があり、トイレも完備された設備充実のポイントです。ファミリーフィッシングにも適しており、初心者でも安心して釣りを楽しむことができます。

片田漁港は志摩市志摩町に位置する、潮通しの良い漁港です。アジやイワシなどのサビキ釣り、チヌやグレのウキ釣り、アオリイカのエギングや泳がせ釣り、ルアーフィッシングでシーバスやヒラメなどが狙えます。

出典:志摩市の釣り場~エギング、アジング、チヌ、青物等のポイント

片田漁港の大きな特徴は、外側の堤防が高く設計されている点です。これは外洋からの波を防ぐためですが、アジングで大物を狙う際には長めのタモ網が必要になることを意味します。尺アジクラスがヒットした場合、抜き上げが難しいため、必ず3m以上のタモ網を持参することをおすすめします。

⚠️ 片田漁港利用時の重要な注意事項

  • ✓ 夜釣りは禁止されているため日中のみ利用可能
  • ✓ 悪天候時は波をかぶる可能性があるため避ける
  • ✓ 外側の堤防は高いため長めのタモ網が必須
  • ✓ 駐車場とトイレが完備されているため家族連れにも最適

片田漁港でのアジングは、朝マズメと夕マズメが最も有望な時間帯です。港内の常夜灯周辺や、堤防の先端部分が特に好ポイントとなります。アジ以外にも、メバル、カサゴ、時にはシオやハマチなどの青物も回遊してくることがあり、多彩なターゲットが楽しめます。

春から秋にかけてがアジングのベストシーズンですが、特に6月から9月にかけてはサイズも数も期待できる時期です。サビキ釣りでの数釣りも楽しめるため、アジング初心者が練習するのにも適したポイントと言えるでしょう。

設備が充実している分、休日には家族連れなどで混雑することもあります。静かに釣りを楽しみたい場合は、平日の早朝を狙うか、やや離れたポイントを選ぶなどの工夫が必要かもしれません。


国府白浜はサーフからのアジングも可能

国府白浜はサーフからのアジングも可能

志摩市阿児町の国府白浜は、サーフィンでも有名な広々とした海岸です。一般的にはキスやヒラメの投げ釣りで知られていますが、条件が整えばサーフからのアジングも可能なポイントです。

国府白浜の最大の特徴は、他の漁港とは異なりサーフという環境です。開放的な雰囲気の中、のんびりと釣りを楽しむことができます。ただし、サーファーが多く訪れる場所でもあるため、周囲への配慮は必須です。特に波が良い日は、釣りを控えるかサーファーのいないエリアを選ぶなどの配慮が求められます。

🏖️ 国府白浜での釣りの特徴

項目詳細
釣り場タイプサーフ(砂浜)
主な釣法投げ釣り、ルアーフィッシング
注意点沖合に沈みテトラあり、サーファー多い
ベストシーズン春から秋(夏はサーファーで混雑)
駐車場複数あり

サーフからのアジングでは、朝マズメと夕マズメの時間帯が狙い目です。特に早朝の人が少ない時間帯がおすすめで、サーファーが来る前にポイントを確保すると良いでしょう。使用するルアーは、やや重めのジグヘッドやメタルジグが適しています。サーフでは飛距離が重要になるため、7g~10g程度のウェイトがあると有利です。

ただし、沖合には沈みテトラがあるため、遠投時には根掛かりに注意が必要です。底を取りすぎると根掛かりのリスクが高まるため、中層からやや下を意識して探る方が安全でしょう。また、波が高い日はアジの活性も上がりやすいと言われていますが、安全面を最優先に考え、無理な釣行は避けることが重要です。

国府白浜周辺には駐車場が複数あり、アクセスは比較的容易です。海岸沿いにはトイレなどの設備もあるため、長時間の釣行でも快適に過ごせる環境が整っています。サーフという特殊な環境でのアジングに挑戦してみたい方には、ぜひ訪れていただきたいポイントです。


甲賀港はのんびり釣りを楽しみたい人向け

甲賀港はのんびり釣りを楽しみたい人向け

志摩市阿児町の甲賀港は、のんびりとした雰囲気の漁港で、釣り人の数も比較的少ない穴場的なポイントです。大規模な港ではありませんが、その分プレッシャーが低く、マイペースで釣りを楽しむことができます。

三重県志摩市に位置する甲賀港は、のんびりした釣り場として知られる漁港です。長大な堤防が特徴で、釣り人は多くありません。シロギスを狙う投げ釣りや、春の大型狙いが期待できるチヌ釣りがおすすめです。

出典:志摩市の釣り場~エギング、アジング、チヌ、青物等のポイント

甲賀港の特徴は、水深が浅めである点です。そのため、波がある日の方が釣果に期待できる傾向があります。波によって海底が撹拌され、プランクトンが巻き上がることで、アジの活性が上がると考えられています。

🎯 甲賀港攻略のポイント

  • ✓ 水深が浅いため波のある日がチャンス
  • ✓ 堤防先端はチヌの好ポイントだがアジも回遊
  • ✓ ルアーでシーバス、エギングでアオリイカも狙える
  • ✓ 釣り人が少なくプレッシャーが低い
  • ✓ 駐車スペースあり

アジングでは、0.8g~1.3g程度のジグヘッドを使用し、ボトムから表層まで幅広くレンジを探るのが基本です。水深が浅いため、リフト&フォールよりも、ゆっくりとしたただ巻きやドリフトが効果的な場合が多いでしょう。

甲賀港は春の大型チヌが狙えるポイントとしても知られており、紀州釣りやフカセ釣りを楽しむアングラーも見られます。アジングと併せて、他の釣りも楽しみたい方には特におすすめのポイントです。

釣り人が少ないというメリットがある一方で、周辺に釣具店などが少ないため、事前に必要な道具やエサは準備しておく必要があります。また、トイレなどの設備も限られているため、その点も考慮して釣行計画を立てると良いでしょう。


志摩アジングで釣果を上げるためのテクニックとコツ

甲賀港はのんびり釣りを楽しみたい人向け
  1. マズメ時の短い時合を逃さないことが最重要
  2. タックルは繊細さより強度を重視する理由
  3. リーダーチェックを怠ると痛い目に遭う
  4. ジグ単とキャロを使い分けると釣果が変わる
  5. ボトムからのリフト&フォールが効果的な状況
  6. 表層のただ巻きで反応が出るパターンもある
  7. 風対策をしっかりすることで釣果が安定する
  8. 常夜灯周辺は夜釣りの一級ポイント
  9. 潮の流れを読んでポイント選びをする
  10. 回遊待ちの粘りが大型を呼び込む
  11. 小型が連発したら移動も視野に入れる
  12. 季節ごとの釣れるパターンを理解する
  13. まとめ:志摩アジングのポイント選びで釣果は決まる

マズメ時の短い時合を逃さないことが最重要

マズメ時の短い時合を逃さないことが最重要

志摩エリアのアジングで最も重要なのは、マズメ時の短い時合を確実に捉えることです。一般的に、アジの活性が高まるのは朝マズメと夕マズメの時間帯ですが、志摩エリアではその時合が非常に短いことが特徴です。

はっきり言って、尺アジを釣るのに一番大事なのは時合です。もうこれにつきます。本当にこれだけです。チャンスは、朝マズメと夕マズメの2回。この地方では、なぜか夜の釣果は少ない。

出典:三重のアジング攻略方法(尺アジ編)

時合の長さは日によって異なりますが、数分から長くても30分程度というケースが多いとされています。1時間投げ続けても、実際にアタリが出るのは連続した数投だけということも珍しくありません。そのため、時合が訪れた瞬間を見逃さないことが、釣果を左右する最大の要因となります。

志摩エリアの時合タイミング

時間帯特徴時合の長さおすすめ度
朝マズメ明確な時合あり5~30分★★★★★
夕マズメ日によって変動5~30分★★★★☆
夜間釣果は少なめ不定期★★☆☆☆
日中ほぼ反応なしなし★☆☆☆☆

朝マズメは、日の出前の薄明るい時間帯から始まり、完全に明るくなるまでの短時間に集中します。この時間帯を狙うには、遅くとも日の出の30分~1時間前には現地に到着し、準備を整えておく必要があります。暗いうちからキャストの練習をしておき、明るくなり始めたタイミングで集中して釣りをするのが理想的です。

夕マズメは、日没前後の時間帯がメインとなりますが、朝マズメほど明確ではないこともあります。ただし、条件が良い日には朝以上の釣果が出ることもあるため、決して侮れません。

時合が過ぎると、パタリとアタリが止まるか、サイズが一気に落ちる傾向があります。そのため、時合中はとにかく手返しを早くし、できるだけ多くのキャストをこなすことが重要です。ライントラブルや結び直しに時間を取られると、せっかくの時合を逃してしまうことになりかねません。

また、志摩エリアでは夜間の釣果が少ない傾向にあることも覚えておきましょう。他のエリアでは夜釣りがメインとなることも多いですが、志摩ではマズメ時の釣りに特化した方が効率的な場合が多いようです。


タックルは繊細さより強度を重視する理由

タックルは繊細さより強度を重視する理由

アジングと言えば、繊細なタックルで楽しむライトゲームというイメージがありますが、志摩エリアで尺アジを狙う場合は、繊細さよりも強度を重視したタックル選びが推奨されます。

一般的なアジングでは、細いラインと軽量のジグヘッドを使用して、アジの繊細なアタリを感じ取ることが重要とされています。しかし、志摩エリアで尺アジを狙う場合、状況が少し異なります。尺アジクラスになると、引きも強く、簡単には上がってこないため、ある程度の強度が必要になるのです。

尺アジと言っても、30cmとギガアジと言われる40cm以上では全く違う魚になります。30cmのアジは重さにすれば200gほどですが、40cmになると600g程度、稀にキロオーバーの個体も居ると聞きます。

出典:三重のアジング攻略方法(尺アジ編)

🎣 志摩エリア推奨タックル

タックル要素推奨スペック理由
ラインPE0.3~0.5号強度と感度のバランス
リーダーフロロ3~8lb擦れに強い
ジグヘッド0.8~1.5g飛距離と操作性
ロッドL~ML大型に対応

特に重要なのがリーダーの強度です。尺アジが食いついた際、口外やスレでかかることも多く、その場合ラインが魚体に触れて想像以上にダメージを受けます。細すぎるリーダーでは、せっかくヒットした大型をバラしてしまうリスクが高まります。

また、抜き上げが必須のポイントでは、さらに強度が求められます。テトラ帯や高い堤防では、タモ網を使わずに直接抜き上げることもあるため、PE0.5号に8lb程度のリーダーという、やや強めのセッティングが安心です。

一方で、強度を重視しすぎると、今度は飛距離や操作性が犠牲になります。そのバランスをどこで取るかが、志摩エリアのアジングにおける腕の見せ所と言えるでしょう。経験を積みながら、自分のスタイルに合ったタックルを見つけていくことが大切です。

フロロやナイロンの直結という昔ながらのタックルも、実は非常に有効です。3lb~4lb程度の直結なら、ラインが傷んだ際にすぐに結び直せるため、時合中のトラブルを最小限に抑えられます。特にシャローなポイントでは、この昔ながらのスタイルが釣りやすいと感じる方も多いようです。


リーダーチェックを怠ると痛い目に遭う

リーダーチェックを怠ると痛い目に遭う

志摩エリアのアジングで、ベテランアングラーが口を揃えて強調するのが「リーダーチェックの重要性」です。特に時合中、連続でヒットしている状況では、ついつい夢中になってしまい、リーダーのチェックを怠りがちです。しかし、これが大きな後悔につながることがあります。

時合に突入し、ワンキャストワンヒットのような状況になると、一刻も早く次のキャストをしたいという気持ちが先行します。しかし、そんな時こそ冷静にリーダーをチェックすることが重要です。なぜなら、連続でヒットしている状況は、それだけリーダーにダメージが蓄積している可能性が高いからです。

💡 リーダーにダメージが入る主なケース

  • ✓ ジグヘッドを丸のみされた時
  • ✓ フリーフォール中に力強くあたってきた時
  • ✓ スレや口外でかかった時
  • ✓ テトラや岩に擦れた時
  • ✓ 連続で魚をキャッチした後

特に注意が必要なのは、フリーフォール中にドンと力強くあたってくる個体です。このようなバイトの場合、スレや口外でかかっていることが多く、ラインが魚体に触れることで想像以上にリーダーが傷みます。見た目には問題なさそうでも、実は表面が毛羽立っていたり、細かい傷が入っていたりすることがあります。

また、食いが立ってくると、ジグヘッドを丸のみされることも増えてきます。この場合、リーダー部分が魚の口の中や歯に触れるため、気づかないうちに傷が入っている可能性があります。

せっかくの時合を逃したくないという気持ちは理解できますが、リーダーチェックは数秒で終わる作業です。指でリーダーを触って確認し、少しでも違和感があれば迷わず結び直すことをおすすめします。ノットを組むのに30秒かかったとしても、大型をバラして後悔するよりはずっとマシです。

リーダーチェックを習慣化することで、不意の大物にも対応できる準備が整います。釣れている時こそ冷静に、という心構えが、志摩エリアでの釣果アップにつながるでしょう。


ジグ単とキャロを使い分けると釣果が変わる

ジグ単とキャロを使い分けると釣果が変わる

志摩エリアのアジングでは、状況に応じてジグ単(ジグヘッド単体)とキャロライナリグを使い分けることが、釣果を大きく左右します。どちらか一方だけに固執するのではなく、柔軟に対応できることが重要です。

ジグ単の最大のメリットは、トラブルレスで手返しが良い点です。シンプルな仕掛けのため、キャスト時のトラブルが少なく、時合の短い志摩エリアでは非常に有効です。また、アジのバイトを直接感じ取れるため、アタリの取りやすさも大きな利点と言えます。

一方、キャロライナリグは、風が強い日や水深が深いポイントで威力を発揮します。シンカーとジグヘッドを別々にすることで、より遠くへ飛ばせる上に、レンジコントロールもしやすくなります。

風もなくジグ単でいける!!!ということで、一誠 レベリングヘッド1.0gに熟成アクアをセットし、同じく、中層付近を探るとHIT!すると、少し風が吹き始め、状況一変!当たらない、、、ということで、今度はキャロライナリグでボトム狙い!

出典:南伊勢周辺 アジングで良型アジが狙えます!!

🎯 ジグ単とキャロの使い分け基準

状況おすすめ重さの目安
無風・浅場ジグ単0.4~1.0g
風あり・表層ジグ単(やや重め)1.0~1.5g
強風・深場キャロシンカー3~7g
レンジ不明キャロシンカー5g前後

ジグ単で釣りをする場合、重さは0.4g~1.5g程度が標準的です。風が弱く、水深が浅いポイントでは0.4g~0.8gの軽量ジグヘッドが有効です。逆に、風がある日や少し深いポイントでは、1.0g~1.5gとやや重めにすることで、レンジキープがしやすくなります。

キャロライナリグを使用する場合、シンカーの重さは3g~7g程度が一般的です。強風時や深場では5g~7g、比較的穏やかな日は3g~5gと使い分けると良いでしょう。ジグヘッドは0.4g~1.0g程度の軽めのものを組み合わせ、フォールスピードを抑えることがポイントです。

志摩エリアは外洋の影響を受けやすく、風が強い日が多いという特徴があります。そのため、キャロライナリグを使いこなせるようになると、釣行の選択肢が大きく広がります。風が強くて諦めていた日でも、キャロを使えば釣りが成立することも少なくありません。

また、初場所でレンジが分からない時も、キャロライナリグは有効です。シンカーで素早くボトムまで落とし、そこからゆっくりと巻き上げることで、効率的にレンジを探ることができます。ヒットレンジが分かったら、ジグ単に切り替えて集中的に攻めるという戦略も効果的です。


ボトムからのリフト&フォールが効果的な状況

ボトムからのリフト&フォールが効果的な状況

志摩エリアのアジングでは、ボトム付近からのリフト&フォールが非常に効果的な状況が多くあります。特に水深のあるポイントや、潮の流れが速い場所では、この釣り方が威力を発揮します。

リフト&フォールとは、ロッドを軽く煽ってジグヘッドを持ち上げ(リフト)、その後テンションを緩めて落とす(フォール)動作を繰り返す釣り方です。この動きによって、小魚が弱って沈んでいく様子を演出でき、アジの捕食本能を刺激します。

ボトムからのアプローチが有効な理由は、志摩エリアのアジが底付近に定位していることが多いためです。特に日中や時合以外の時間帯は、アジがボトム付近でじっとしていることが多く、表層や中層を探っても反応が薄い場合があります。

🎣 ボトムからのリフト&フォール手順

  1. ✓ ジグヘッドをボトムまで沈める(ラインが緩んだらボトム到達)
  2. ✓ ロッドを軽く2~3回煽って誘う
  3. ✓ テンションを緩めてフォールさせる
  4. ✓ 再びボトムを取り、同じ動作を繰り返す
  5. ✓ 徐々に浮かせながら中層まで探る

リフトの高さは、30cm~50cm程度が基本です。あまり大きく煽りすぎると、アジが追いきれなくなる可能性があります。特に活性が低い時は、控えめなリフトの方が効果的なことが多いでしょう。

フォール時のアタリを見逃さないことも重要です。多くの場合、アジはフォール中にバイトしてきます。ラインがフッと緩んだり、重みを感じたりしたら、それがアタリのサインです。すぐにフッキングを入れましょう。

深場でのリフト&フォールには、1.0g~1.5g程度のやや重めのジグヘッドが適しています。軽すぎるとフォールスピードが遅くなりすぎ、効率が悪くなります。また、風が強い日も、重めのジグヘッドの方が釣りやすくなります。

ボトムを取る際は、根掛かりに注意が必要です。志摩エリアには岩礁帯や藻場が多く、不注意にボトムを探ると簡単に根掛かりします。ボトムタッチしたら、すぐにワンアクション入れて浮かせるクセをつけておくと、根掛かりを減らせるでしょう。


表層のただ巻きで反応が出るパターンもある

表層のただ巻きで反応が出るパターンもある

ボトムからのリフト&フォールが基本ではありますが、志摩エリアのアジングでは表層のただ巻きで反応が出るパターンも存在します。特に朝マズメや夕マズメの時合中は、アジが表層まで浮いてきていることが多く、この釣り方が非常に効果的です。

表層のただ巻きとは、その名の通り、ジグヘッドを表層付近で一定速度で巻いてくる釣り方です。シンプルな釣り方ですが、アジの活性が高い時には驚くほど効果を発揮します。

まずは0.4gのジグヘッドを使ってボトムから探ってみましたが、アタリは皆無。次に0.8g、1.3gと重さを変えてみましたが、それでも反応はありません。再び0.4gに戻し、「オクトパス」を使って表層をただ巻きしていたところ、突然18cmほどのアジがヒット!

出典:志摩エリアでエギング&アジング釣行【三重】アオリイカは不発もアジに笑顔

表層のただ巻きが効く状況には、いくつかの共通点があります。まず、マズメ時の薄明るい時間帯です。この時間帯は、プランクトンが表層に浮いてきており、それを追ってアジも表層に集まってきます。また、常夜灯周辺の夜釣りでも、表層のただ巻きが効果的なことがあります。

🌟 表層ただ巻きのコツ

ポイント詳細
巻き速度ゆっくりからやや速めまで試す
ジグヘッド0.4~1.0g(軽めが基本)
レンジ水面直下~50cm程度
タイミングマズメ時、常夜灯周辺

巻き速度は、その日のアジの活性によって変えていく必要があります。基本はゆっくりとした巻き速度ですが、時には少し速めに巻いた方が反応が良いこともあります。最初はゆっくりから始めて、反応がなければ徐々に速度を上げていくと良いでしょう。

使用するジグヘッドは、0.4g~1.0g程度の軽めのものが適しています。軽いジグヘッドを使うことで、ゆっくりと巻いてもレンジをキープしやすくなります。ただし、風が強い日は、やや重めの0.8g~1.0gにした方が釣りやすくなります。

表層のただ巻きで釣れる時は、往々にして連発することが多いです。1匹釣れたら、同じレンジ、同じ速度で何度もキャストを繰り返すことが重要です。時合が続いている間は、余計なアクションを加えずに、シンプルなただ巻きに徹した方が効率的です。

ただし、表層で反応がない場合は、無理に粘らずにレンジを下げていくことも大切です。中層、ボトム付近と順番に探っていき、その日のヒットレンジを見つけることが釣果につながります。


風対策をしっかりすることで釣果が安定する

風対策をしっかりすることで釣果が安定する

志摩エリアは外洋の影響を受けやすく、風が強い日が非常に多いエリアです。そのため、風対策をしっかり行うことが、安定した釣果を得るための重要なポイントとなります。

風が強い日は、軽量のジグヘッドではラインが流されてしまい、思うようにレンジをキープできません。また、風でラインが煽られることで、アジの繊細なアタリを感じ取ることも難しくなります。このような状況では、タックルや釣り方を工夫する必要があります。

第1ポイント再び ポテンシャルを信じて戻った第1ポイント。それにしてもこの爆風、何とかならないかなー?小規模な群れ が間をあけて回遊してくる感じ

出典:伊勢志摩アジング – 初場所へ

🌪️ 風対策の基本

  • ✓ ジグヘッドを重くする(1.0~1.5g以上)
  • ✓ キャロライナリグに変更する
  • ✓ 風裏のポイントを選ぶ
  • ✓ PEラインよりフロロ・ナイロン直結を検討
  • ✓ 低い姿勢でキャストする

風が強い日の最も基本的な対策は、ジグヘッドを重くすることです。通常0.8gを使っている場合、1.3g~1.5gに変更するだけでも、かなり釣りやすくなります。重いジグヘッドは風の影響を受けにくく、狙ったレンジにルアーを送り込みやすくなります。

さらに風が強い場合は、キャロライナリグに変更することも有効です。シンカーで素早く沈め、ジグヘッドは軽めにすることで、風の影響を最小限に抑えつつ、アジへのアピールは維持できます。

また、ポイント選びも重要です。同じ漁港でも、風向きによって釣りやすい場所と釣りにくい場所があります。風裏になるポイントを探すことで、格段に釣りがしやすくなります。堤防の内側や、建物の陰になる場所など、風を避けられるスポットを見つけましょう。

ライン選びも風対策の一つです。PEラインは感度が良い反面、風の影響を受けやすいという欠点があります。強風の日は、あえてフロロやナイロンの直結にすることで、風の影響を抑えられることがあります。3lb~4lb程度の直結なら、十分にアジングを楽しめるでしょう。

風が強い日は釣りを諦めがちですが、適切な対策を取ることで、十分に釣果を上げることが可能です。むしろ、風によって海が荒れ、アジの活性が上がることもあります。安全には十分配慮しながら、風を味方につける釣りを目指しましょう。


常夜灯周辺は夜釣りの一級ポイント

常夜灯周辺は夜釣りの一級ポイント

志摩エリアでは夜間の釣果が少ないとされていますが、常夜灯があるポイントでは話が別です。常夜灯周辺は、夜釣りでアジを狙う際の一級ポイントとなります。

常夜灯がアジを引き寄せる理由は、光に集まるプランクトンにあります。常夜灯の光にプランクトンが集まり、それを捕食するためにベイトフィッシュが集まり、さらにそれを狙ってアジが回遊してくるという食物連鎖が成立しています。

常夜灯周辺での釣りでは、明暗の境目が最も重要なポイントとなります。明るい部分と暗い部分の境界線に、アジが待機していることが多いのです。そのため、常夜灯の真下よりも、やや離れた明暗の境目を狙うことが効果的です。

💡 常夜灯周辺の攻略ポイント

エリア特徴狙い方
常夜灯直下プランクトン豊富通過点として
明暗の境目アジが待機重点的に狙う
暗部大型が潜むじっくり探る

常夜灯周辺では、0.8g~1.3g程度のジグヘッドを使用し、明暗の境目をゆっくりとただ巻きするのが基本的な釣り方です。表層から中層にかけてのレンジを意識し、アジがどの層にいるかを探っていきます。

また、常夜灯の明かりが届かない暗部にも、大型のアジが潜んでいることがあります。明るい部分で小型ばかりが釣れる場合は、思い切って暗部を探ってみるのも一つの手です。大型は警戒心が強く、明るい場所を避けて暗部に身を潜めていることがあります。

常夜灯周辺での夜釣りは、マズメ時ほどではないものの、コンスタントに釣果が得られる可能性があります。ただし、漁港によっては夜釣りが禁止されている場所もあるため、必ずルールを確認してから釣行しましょう。


潮の流れを読んでポイント選びをする

潮の流れを読んでポイント選びをする

志摩エリアのアジングで釣果を上げるためには、潮の流れを読むことが非常に重要です。アジは回遊魚であり、潮の流れに乗って移動します。そのため、潮が動いている場所、つまり潮通しの良いポイントを選ぶことが、釣果に直結します。

潮通しが良いポイントの代表例は、堤防の先端や曲がり角です。これらの場所は、潮がぶつかったり、流れが変わったりする場所で、プランクトンやベイトフィッシュが溜まりやすく、それを追ってアジも集まってきます。

そして、各漁港の中でも、やはり潮通しが良い場所が狙い目となりますので、堤防の先端とか曲がり角 が1級ポイントになります。基本、マズメの釣りですので、外灯は必要ありません。

出典:三重のアジング攻略方法(尺アジ編)

潮の流れを読むためには、海面の様子を観察することが大切です。波紋が立っている場所や、ゴミが流れている方向を見ることで、潮の流れを把握できます。また、釣り糸を垂らして、どちらの方向に流されるかを確認するのも有効な方法です。

🌊 潮の状態とアジの活性

潮の状態アジの活性釣り方のコツ
大潮非常に高い積極的にキャスト
中潮高い標準的な釣り方
小潮やや低いじっくり粘る
長潮・若潮低めポイント移動も視野

潮が動いている時間帯は、アジの活性も高まります。特に大潮や中潮の潮が良く動く日は、釣果が期待できます。逆に、小潮や長潮の潮があまり動かない日は、やや厳しくなる傾向があります。

ただし、潮が動きすぎても釣りにくくなることがあります。潮が速すぎると、ジグヘッドが流されてしまい、狙ったレンジをキープできなくなります。このような状況では、重めのジグヘッドやキャロライナリグを使用し、潮の流れに対応することが必要です。

潮止まりの時間帯は、一般的にアジの活性が下がると言われています。満潮や干潮の前後30分~1時間程度は、潮の動きが止まるため、釣果が落ちることが多いでしょう。このタイミングでは、ポイント移動を検討するか、休憩を取るのも一つの選択肢です。

潮の流れを読み、適切なポイント選びをすることで、志摩エリアでのアジング釣果は大きく向上します。潮見表を事前にチェックし、潮が動く時間帯に合わせて釣行計画を立てることをおすすめします。


回遊待ちの粘りが大型を呼び込む

回遊待ちの粘りが大型を呼び込む

志摩エリアのアジングでは、回遊待ちの粘りが釣果を左右することがあります。特に大型のアジを狙う場合、一つのポイントでじっくりと回遊を待つ姿勢が重要になります。

アジは群れで回遊する魚であり、常にポイントにいるわけではありません。群れが通過するタイミングに居合わせることができれば、短時間で複数匹を釣り上げることができます。逆に、群れが来ない時間帯は、いくらキャストしても反応がありません。

回遊待ちをする際は、ポイント選びが重要です。潮通しが良く、アジが回遊してくる可能性が高い場所を選びましょう。堤防の先端や、潮がぶつかる場所などが候補となります。

回遊待ちの心構え

  • ✓ 最低でも1~2時間は粘る覚悟を持つ
  • ✓ 定期的にキャストを繰り返してアジの存在を確認
  • ✓ 小型が釣れたら群れが近くにいるサイン
  • ✓ 群れが来たら手返しを早くして連続キャスト
  • ✓ 時合が終わったら潔く移動も検討

回遊待ちをしている間も、定期的にキャストを繰り返すことが大切です。10分~15分に一度程度、キャストしてアジの反応を確認しましょう。全く反応がない場合でも、諦めずに粘ることで、突然群れが入ってくることがあります。

小型のアジが釣れた場合、それは近くに群れがいるサインです。小型が先行して入ってきて、その後に大型が続くパターンも多いため、小型が釣れたからといってすぐに移動するのは得策ではありません。しばらく粘ってみることで、大型に出会えるチャンスが増えます。

ただし、粘りすぎも考えものです。2時間程度粘っても全く反応がない場合は、そのポイントには群れが来ない可能性が高いです。潔く別のポイントへ移動し、新たなチャンスを探すことも重要な判断となります。

回遊待ちは忍耐力が求められる釣り方ですが、それだけに大型がヒットした時の喜びは格別です。志摩エリアで尺アジを狙うなら、回遊待ちの粘りは避けて通れない要素と言えるでしょう。


小型が連発したら移動も視野に入れる

小型が連発したら移動も視野に入れる

アジングをしていると、小型ばかりが連発する状況に遭遇することがあります。このような場合、そのポイントに粘り続けるべきか、それとも移動すべきか、判断に迷うところです。志摩エリアのアジングでは、状況に応じて適切な判断をすることが重要です。

小型が連発する理由はいくつか考えられます。一つは、そのポイントに小型の群れが居着いているケースです。この場合、いくら粘っても大型は釣れない可能性が高いでしょう。もう一つは、大型の群れが入ってくる前の前兆として、小型が先行して入ってきているケースです。

📊 小型連発時の判断基準

状況判断理由
時合前もう少し粘る大型が後から来る可能性
時合中すぐ移動時間がもったいない
時合後移動検討大型の可能性低い
初めてのポイント1時間は粘る様子を見る

時合前に小型が釣れ始めた場合は、もう少し粘ってみる価値があります。小型が前触れとなって、その後に大型の群れが入ってくるパターンもあるためです。30分~1時間程度は様子を見て、サイズアップが見込めないようであれば移動を検討しましょう。

一方、時合中に小型ばかりが連発する場合は、早めの移動を検討すべきです。時合は非常に短いため、小型で時間を浪費していると、本命の大型を狙うチャンスを逃してしまいます。思い切って別のポイントへ移動し、大型の群れを探した方が効率的でしょう。

移動先を選ぶ際は、現在のポイントとは異なる特徴を持つ場所を選ぶことがポイントです。水深が異なるポイント、潮の流れが異なるポイントなど、変化を持たせることで、大型に出会える可能性が高まります。

ただし、全く釣れない状況での移動と、小型が釣れている状況での移動は意味が異なります。小型でも釣れているということは、アジ自体は回遊しているということです。近くに大型の群れがいる可能性もゼロではないため、完全に諦めずに、周辺のポイントをいくつか回ってみるのも良い戦略です。


季節ごとの釣れるパターンを理解する

季節ごとの釣れるパターンを理解する

志摩エリアのアジングでは、季節によって釣れるパターンが大きく異なります。各季節の特徴を理解し、それに合わせた戦略を立てることが、年間を通じて安定した釣果を得るために重要です。

春(3月~5月)は、尺アジを狙う絶好のシーズンです。産卵に向けて体力をつけるため、アジの捕食活性が高まります。特に4月~5月は、30cmオーバーの良型が期待できる時期です。朝マズメの時合が明確で、短時間勝負となることが多いでしょう。

🗓️ 季節別アジングパターン

季節特徴狙えるサイズおすすめポイント
春(3~5月)尺アジシーズン25~35cm外洋面した大型漁港
夏(6~8月)数釣りシーズン15~25cm港内・常夜灯周辺
秋(9~11月)バランス良好20~30cm全域で期待できる
冬(12~2月)やや厳しい15~20cm水深のあるポイント

夏(6月~8月)は、数釣りが楽しめる時期です。サイズは15cm~25cm程度の中小型が中心となりますが、群れが入れば短時間で数十匹という釣果も期待できます。夜釣りでも比較的釣果が出やすく、常夜灯周辺が好ポイントとなります。

秋(9月~11月)は、サイズも数も期待できるバランスの良い時期です。水温が下がり始めると、アジの活性も上がってきます。特に10月~11月は、志摩エリアのアジングが最も熱くなる時期と言えるでしょう。20cm~30cmのサイズが安定して釣れ、時には尺アジも混じります。

冬(12月~2月)は、やや厳しいシーズンとなります。水温の低下により、アジの活性が落ち、サイズも小さくなる傾向があります。ただし、水深のあるポイントや、黒潮の影響を受けやすい場所では、冬でもそこそこの釣果が期待できます。

季節ごとのパターンを理解することで、「この時期はこのポイントが良い」「この季節はこのサイズが狙える」といった予測が立てやすくなります。釣行計画を立てる際は、季節要素も考慮に入れることをおすすめします。


まとめ:志摩アジングのポイント選びで釣果は決まる

まとめ:志摩アジングのポイント選びで釣果は決まる

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 志摩エリアには安乗漁港、波切漁港、和具漁港など優秀なアジングポイントが多数存在する
  2. 各漁港にはそれぞれ特徴があり、潮通しの良さや設備の充実度が異なる
  3. 朝マズメと夕マズメの短い時合を逃さないことが最も重要である
  4. 時合の長さは数分から30分程度と非常に短いため集中力が必要
  5. タックルは繊細さよりも強度を重視し、PE0.3~0.5号が推奨される
  6. リーダーチェックを怠ると大型をバラす原因となるため常に確認する
  7. ジグ単とキャロライナリグを使い分けることで釣果が安定する
  8. ボトムからのリフト&フォールは志摩エリアで効果的なテクニック
  9. 表層のただ巻きも時合中には非常に有効なアプローチ
  10. 風が強い日が多いため適切な風対策が釣果を左右する
  11. 常夜灯周辺は夜釣りでも釣果が期待できる一級ポイント
  12. 潮の流れを読んでポイントを選ぶことが重要
  13. 回遊待ちの粘りが大型を呼び込む鍵となる
  14. 小型ばかり釣れる場合は状況に応じて移動を検討する
  15. 季節ごとに釣れるパターンが異なるため理解が必要
  16. 春は尺アジシーズン、夏は数釣り、秋はバランス良好
  17. 各漁港には駐車場やトイレなどの設備情報も事前確認が大切
  18. 漁港によっては夜釣り禁止やテトラ立ち入り禁止などルールがある
  19. 周辺の釣具店で最新釣果情報を入手すると有利
  20. ポイント選びと時合への意識が志摩アジング成功の最大要因

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
  1. 三重のアジング攻略方法(尺アジ編) | HOOKING・・・三重県伊勢志摩の釣りブログ
  2. 二見、志摩、鳥羽の釣り道具屋、橋本釣具店では、活き餌、ルアー(ジギング、キャスティング、エギング、ティップラン)の販売をしております。
  3. 【まとめ】三重県「志摩市」おすすめ海釣りスポット13選(釣れる魚、アクセス)|東海釣りWALKER
  4. 伊勢志摩アジング – 初場所へ | 知多アジに翻弄される日々
  5. 志摩市の釣り場~エギング、アジング、チヌ、青物等のポイント | 魚速報
  6. アジング 鳥羽~志摩方面 – 志摩尾鷲熊野でアジ アオリ シーバスを追いかけて
  7. 和具漁港(わぐ)【三重県・志摩市】 | 釣具のイシグロ | 釣り情報サイト
  8. アジング 尾鷲 熊野 – 志摩尾鷲熊野でアジ アオリ シーバスを追いかけて
  9. 南伊勢周辺 アジングで良型アジが狙えます!! | 釣具のイシグロ | 釣り情報サイト
  10. 志摩エリアでエギング&アジング釣行【三重】アオリイカは不発もアジに笑顔 | TSURINEWS

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