愛媛県は瀬戸内海と宇和海に面し、アジングの好ポイントが数多く存在する釣り人憧れのエリアです。佐田岬半島や八幡浜、愛南町など、それぞれ異なる海域特性を持つフィールドで、年間を通じてアジングが楽しめます。しかし、初めて愛媛でアジングをする方や、もっと釣果を伸ばしたい方にとって、「どこで」「いつ」「どうやって」釣ればいいのか悩むことも多いでしょう。
そんな時に頼りになるのが、実際に愛媛の海でアジングを楽しんでいるアングラーたちのブログです。リアルタイムの釣果情報やポイントの特徴、タックルセッティング、さらには失敗談まで、現場の生の声が詰まった情報源として非常に価値があります。本記事では、愛媛のアジングブログを徹底調査し、人気ブロガーの情報や愛媛特有のアジングシーンについて詳しく解説していきます。
この記事のポイント |
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✓ 愛媛で活動する主要なアジングブロガーと彼らのブログの特徴が分かる |
✓ 佐田岬・宇和海・伊予灘など愛媛の代表的なアジングポイント情報が得られる |
✓ 愛媛のアジングシーズンと時期ごとの釣果傾向が理解できる |
✓ 実際の釣行記から学ぶタックルセッティングやテクニックが習得できる |
愛媛のアジングブログから見える釣り場の実態
- 愛媛で人気のアジングブログはどこにあるのか
- 「香川・愛媛アジング」ブログの魅力と発信内容
- 「…ING 2nd」が伝える愛媛アジングのリアル
- 矢野さんの「あおむしの釣行記4」が支持される理由
- 「釣人十色」新居浜発のマルチアングラー視点
- TICTスタッフブログに見る愛媛アジングの最前線
愛媛で人気のアジングブログはどこにあるのか
愛媛県でアジングブログを探している方にとって、最も効率的な方法はブログ村やアメブロなどのブログプラットフォームを活用することです。実際に調査したところ、愛媛を拠点にアジングを楽しむブロガーは意外と多く、それぞれが独自の視点で情報発信を行っています。
📊 愛媛アジングブログの主な発信プラットフォーム
プラットフォーム | 特徴 | 代表的なブログ |
---|---|---|
アメブロ | 更新頻度が高く、リアルタイム性に優れる | 「香川・愛媛アジング」「…ING 2nd」「釣人十色」 |
独自ドメイン | 専門性が高く、詳細なインプレや攻略法が充実 | 「あおむしの釣行記4」 |
ブログ村 | ランキング機能で人気ブログが見つけやすい | 上記ブログが多数登録 |
fimo(フィーモ) | 釣り専門SNS、メーカーブログも充実 | TICTスタッフブログなど |
ブログ村のアジングカテゴリーには2025年10月時点で569名の参加者がおり、その中には愛媛を拠点とするブロガーも複数ランクインしています。特に注目すべきは、INポイント(ブログへのアクセス数)やOUTポイント(ブログからの流出数)でランキング上位に入っているブログで、これらは読者からの信頼が厚く、有益な情報を提供していると考えられます。
愛媛のアジングブログを探す際は、単に「アジング ブログ」で検索するよりも、「愛媛 アジング ブログ」「佐田岬 アジング」「宇和海 アジング」など、地域名を組み合わせて検索すると、よりピンポイントな情報に辿り着けます。また、ブログ村のタグ検索機能を使えば、「愛媛アジング」というハッシュタグで絞り込むことも可能です。
さらに、愛媛のアジングブログの多くは、瀬戸内海側(伊予灘)と宇和海側の両方で釣行しているケースが多く見られます。これは愛媛という地理的特性を活かした釣り方であり、風向きや潮回り、季節によってエリアを使い分けるという高度な戦略が垣間見えます。
「香川・愛媛アジング」ブログの魅力と発信内容
「香川・愛媛アジング」を運営する「きりん」さんのブログは、愛媛だけでなく隣県の香川も含めた広域なフィールドレポートが特徴です。このブログはアメブロで展開されており、比較的高い頻度で更新されています。
地元や愛媛全域でメバリングやアジングを楽しんでます。
出典:香川・愛媛アジング
このブログの最大の魅力は、佐田岬エリアでの釣行レポートが充実している点です。佐田岬は愛媛県の西端に位置し、豊後水道に面した潮通しの良いポイントとして知られています。2024年10月の記事では、「今年から黒潮大蛇行が終わり黒潮が豊後水道にバンバン入ってきてる恩恵か、デカい魚に切られる事が増えました」という報告があり、海況の変化とそれに対応したタックル変更の様子が詳しく書かれています。
🎣 「香川・愛媛アジング」ブログの主な発信内容
- ✅ 佐田岬周辺のアジング釣果報告
- ✅ タックルセッティングの変更理由と詳細
- ✅ ショアジギングとの兼用釣行レポート
- ✅ 季節ごとの海況変化と対応策
- ✅ メバリングなど他のライトゲーム情報
また、きりんさんのブログでは、ただ「釣れた・釣れなかった」を報告するだけでなく、なぜそのタックルを選んだのか、どういう理由でポイントを選定したのかという思考プロセスが丁寧に説明されています。例えば、ショアジギタックルを「MHロッドに#6000、PE2〜3号」から「PE4〜5号のHクラス」に変更した理由として、大型魚に切られる事態が増えたことを挙げており、フィールドの変化に柔軟に対応する姿勢が見られます。
ブログ村のOUTポイントランキングでは5位にランクインしており(2025年9月時点)、多くの読者が参考にしていることが伺えます。愛媛でアジングをするなら、まずチェックしておきたいブログの一つと言えるでしょう。
「…ING 2nd」が伝える愛媛アジングのリアル
「…ING 2nd」は、愛媛県内の広域エリアでアジングを楽しむブロガーによる釣行記録です。このブログの特徴は、家族や地域とのつながりを大切にしながら釣りを楽しむライフスタイルが伝わってくる点です。
ブログ記事を見ると、お米の収穫作業を終えてから釣りに出かける様子や、釣ったアジで家族のためにしゃぶしゃぶを作る話など、釣りだけでなく日常生活とのバランスが描かれています。これは、ガチガチの釣りブログというよりも、「釣りを人生の一部として楽しむ」という姿勢が感じられ、同じように家庭や仕事を持ちながら釣りを楽しみたい人にとって共感しやすい内容となっています。
📝 「…ING 2nd」の特徴的な記事内容
カテゴリー | 内容例 |
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釣行レポート | 佐田岬、八幡浜、愛南町など愛媛各地のアジングポイント巡り |
食レポート | 釣ったアジを使った料理(しゃぶしゃぶ、唐揚げなど) |
地域情報 | 道の駅でのお買い物、地元食材の紹介 |
タックル情報 | ジグヘッドのワームズレ止め加工などのDIY |
イベント参加 | フレンドアジング大会への参加記録 |
このブログからは、愛媛のアジングシーンがコミュニティとして成立している様子も見て取れます。フレンドアジング大会という地元釣具店主催のイベントに参加したり、釣り場で出会った他のアングラーとの交流が記されていたりと、単なる情報収集を超えた「釣り仲間との繋がり」を感じられる内容です。
また、このブログは「短時間釣行」が多いのも特徴です。仕事終わりに「ちょっとだけ」釣りに行く様子が多く記録されており、限られた時間の中で効率よく釣果を得るための工夫が随所に見られます。これは、フルタイムで働きながら趣味の釣りを楽しみたい多くのアングラーにとって、非常に参考になる情報でしょう。
矢野さんの「あおむしの釣行記4」が支持される理由
「あおむしの釣行記4」は、愛媛県在住の矢野さん(通称:あおむし)が運営する、おそらく愛媛で最も専門性の高いアジングブログの一つです。このブログの最大の特徴は、タックルのインプレッションが非常に詳細である点です。
アジング歴15年超。累計30000匹以上 のアジを釣った経験を元に、アジングで釣果アップするための濃い情報を発信しています。
出典:あおむしの釣行記4
矢野さんは国内最古の針屋である土肥富(どひとみ)のテスターも務めており、レンジクロスフック、レンジクロスヘッド、フロードライブヘッド、ラッシュヘッド、レンジシュートヘッドの設計・テストを担当しています。このような経歴から、単なる一般アングラーの感想ではなく、製品開発者の視点からの深い洞察が記事に反映されています。
🔧 「あおむしの釣行記4」の主なコンテンツ
- ✅ アジングロッドの詳細インプレ(鯵道3G、アジストSDなど)
- ✅ リールのインプレ(25ルビアス STSFなど)
- ✅ ラインやワームの使用感レビュー
- ✅ 愛媛での実釣レポート
- ✅ アジングテクニックの解説
特に注目すべきは、製品レビューの質の高さです。例えば「鯵道3G S612Lはコスパ最高のアジングロッドなのか?」という記事では、価格帯に対する性能のバランス、実際の使用感、適合するシチュエーションなどが客観的に評価されています。
また、矢野さんのYouTubeチャンネル「矢野のアジングch」は登録者数20,000人超を誇り、ブログと動画の両方で情報発信を行っています。ブログで文字情報として詳細を学び、動画で実際の動きを確認するという相乗効果により、初心者から上級者まで幅広い層に支持されているのでしょう。
ブログ村のランキングでは、INポイント順で10位、OUTポイント順で4位にランクインしており(2025年9月時点)、多くのアジンガーから信頼されている情報源であることが分かります。
「釣人十色」新居浜発のマルチアングラー視点
「釣人十色」は愛媛県新居浜市在住のアングラーが運営するブログで、アジング・メバリング・エギング・シーバス・投げ釣りと幅広い釣りジャンルをカバーしています。このマルチアングラーとしての視点が、アジング専門ブログとは異なる魅力を生んでいます。
愛媛県新居浜市在住の弾丸おやじアングラーです。アジング、メバリング、エギング、シーバス、投げ釣りを主に楽しんでいます。
出典:釣人十色
このブログの特徴は、複数の釣りを組み合わせた釣行スタイルです。例えば、「伊予灘⇒宇和海⇒伊予灘アジング」というタイトルの記事では、一晩のうちに複数のエリアを移動しながらアジングを楽しむ様子が描かれています。愛媛という地理的特性を最大限に活かし、潮回りや時間帯に応じてベストなポイントを選択する高度な戦略が見られます。
🗺️ 「釣人十色」で紹介される愛媛の釣り場エリア
エリア | 特徴 | 主なターゲット |
---|---|---|
伊予灘 | 瀬戸内海側、比較的穏やか | アジ、メバル、シーバス |
宇和海 | 外海側、潮通し良好 | アジ、エギング |
燧灘(ひうちなだ) | 新居浜周辺、シーバスの好ポイント | シーバス、アジ |
ブログの文章からは、「全壊キャストォ~」という独特の表現が頻繁に登場します。これは恐らく「全力キャスト」を意味する造語と思われますが、このような個性的な表現がブログの親しみやすさを生んでいるのかもしれません。また、釣れなかった時の正直な記述や、風や潮の状況による厳しいコンディションでの奮闘ぶりも包み隠さず書かれており、リアリティがあります。
マルチアングラーの視点から見た愛媛の海の多様性は、アジング専門アングラーには気づきにくい発見があるかもしれません。シーバスやエギングの合間にアジングを楽しむというスタイルは、特に限られた時間の中で複数の釣りを楽しみたい人にとって参考になるでしょう。
TICTスタッフブログに見る愛媛アジングの最前線
TICTは高知県に本社を置くライトゲーム専門の釣具メーカーですが、活動エリアは四国全域に及び、愛媛での釣行レポートも頻繁に発信されています。メーカースタッフによるブログということで、新製品のテスト釣行や開発秘話が読める貴重な情報源です。
愛媛アジング☆ 台風一過から状況も良くなっているだろう?! と 宇和海側を選択♪
TICTスタッフブログの愛媛アジング記事(2017年9月掲載)では、宇和海でのアジング釣行が詳細にレポートされています。この記事で特に興味深いのは、使用ワームの選択理由が具体的に説明されている点です。
記事によると、当日はギョピン、メタボブリリアント、ヌード、ブリリアント2.5インチというTICT製品を使い分けていますが、ギョピンとヌードは「微波動すぎるのか?なぜか?一年生(小型アジ)を拾ってしまうことが多く」、一方でメタボブリリアントとブリリアント2.5が「キーパーをより多く拾えた」という分析がなされています。
このような製品特性の違いによるサイズセレクト効果は、一般アングラーではなかなか気づきにくい部分です。メーカースタッフならではの豊富なテスト経験から得られた知見であり、非常に参考になります。
🎨 TICTスタッフブログで紹介されたカラーセレクトのポイント
- ✅ 金粉・銀粉カラーがコンスタントにアタリを出しやすい
- ✅ ランガンしても安定した釣果が期待できる
- ✅ 夜間のアジングでは特に有効な可能性
また、この記事では「風がなかったので、夜でもまだちょっと暑いくらいでしたが、海の方は、どんどん秋らしくなって来ましたよ!」という季節感の描写もあり、9月の愛媛の海況がイメージしやすくなっています。同時期にエギングが好調だったという情報も添えられており、総合的なフィールド状況の把握に役立ちます。
愛媛アジングブログが教えてくれる実践的情報
- 佐田岬エリアが愛媛アジングの聖地である理由
- 宇和海と伊予灘、使い分けのポイント
- 愛媛のアジングシーズンは年間を通じて楽しめる
- ブログから学ぶ効果的なタックルセッティング
- 愛媛アジンガーが実践するワーム選びのコツ
- 釣果を左右する潮回りと時間帯の関係
- まとめ:愛媛アジングブログから得られる価値
佐田岬エリアが愛媛アジングの聖地である理由
愛媛のアジングブログを複数チェックしていくと、佐田岬というポイントが頻繁に登場することに気づきます。佐田岬半島は愛媛県の最西端に位置し、日本一細長い半島として知られています。では、なぜ佐田岬がアジンガーたちから特別視されるのでしょうか。
まず地理的要因として、佐田岬は豊後水道に面しており、瀬戸内海と宇和海の潮がぶつかるポイントです。この潮通しの良さが、アジにとって餌となるプランクトンや小魚を集め、結果として良型アジの回遊ルートになっていると考えられます。
「香川・愛媛アジング」ブログでは、黒潮大蛇行の終了により「黒潮が豊後水道にバンバン入ってきてる」という海況変化が報告されています。黒潮の影響を受けやすい佐田岬エリアでは、このような海流の変化がダイレクトに釣果に影響すると推測されます。
🌊 佐田岬がアジングの好ポイントとされる要因
要因 | 詳細 |
---|---|
潮通しの良さ | 豊後水道の複雑な潮流がアジの回遊を促す |
水深の変化 | 岬周辺の地形変化により様々な水深帯を攻められる |
ベイトの豊富さ | 潮目に集まる小魚やプランクトンが多い |
アクセスの良さ | 駐車場や足場が整備されたポイントも多い |
多様なポイント | ゴロタ場、堤防、磯など様々なシチュエーション |
また、「…ING 2nd」ブログでは、佐田岬周辺での釣行が何度も記録されており、八幡浜や伊方町といった佐田岬半島沿いのポイントで良型アジを釣り上げている様子が報告されています。特に新月や大潮といった潮周りの良いタイミングでは、尺アジ(25cm以上)クラスも期待できるようです。
ただし、佐田岬は外海に面しているため、風の影響を受けやすいという側面もあります。多くのブログで「爆風」「風が強くて断念」といった記述が見られることからも、天候判断の重要性が伺えます。風向きや風速を事前にチェックし、状況によっては瀬戸内海側の伊予灘に切り替えるといった柔軟な対応が必要でしょう。
宇和海と伊予灘、使い分けのポイント
愛媛のアジングブログを読み進めていくと、アングラーたちが宇和海と伊予灘を使い分けていることが分かります。この二つのエリアは同じ愛媛県内でありながら、海域特性が大きく異なるため、状況に応じた選択が釣果を左右します。
宇和海の特徴
- 太平洋側に面した外海
- 潮通しが良く、大型の回遊魚も期待できる
- 水深が深いポイントが多い
- 風の影響を受けやすい
- 愛南町、宇和島市などがメインエリア
伊予灘の特徴
- 瀬戸内海側の内海
- 比較的穏やかで風に強い
- 堤防や港湾部など足場の良いポイントが多い
- 常夜灯周りでのアジングも楽しめる
- 新居浜市、西条市、今治市などがメインエリア
「釣人十色」ブログの「伊予灘⇒宇和海⇒伊予灘アジング」という記事は、この使い分けの実例として非常に興味深い内容です。一晩のうちに伊予灘で状況をチェックし、思わしくなければ宇和海へ移動、さらに時間帯や潮回りを考慮して再び伊予灘へ戻るという、機動力を活かした釣行スタイルが描かれています。
このような使い分けを可能にするには、両エリアの特性を理解しておく必要があります。一般的には、以下のような判断基準があるようです:
📋 宇和海と伊予灘の選択基準(推測を含む)
- ✅ 風が強い日 → 伊予灘を選択(内海で風の影響が少ない)
- ✅ 大潮や中潮 → 宇和海を選択(潮通しの良さを活かせる)
- ✅ 小潮や長潮 → 伊予灘を選択(潮の動きが少なくても釣りやすい)
- ✅ 夜間の短時間釣行 → 伊予灘を選択(常夜灯ポイントで効率的)
- ✅ 大型狙い → 宇和海を選択(回遊魚が入りやすい)
- ✅ 数釣り → 伊予灘を選択(港湾部に豆アジが溜まりやすい)
また、移動時間も考慮する必要があります。松山市内を基点とした場合、伊予灘側へは30分~1時間程度でアクセスできますが、宇和海側の愛南町などは2時間以上かかる場合もあります。限られた釣行時間の中で、どこまで移動に時間を使うかという判断も重要でしょう。
愛媛のアジングシーズンは年間を通じて楽しめる
愛媛のアジングブログを時系列で追っていくと、ほぼ一年中アジングが楽しまれていることが分かります。ただし、季節によって釣れるアジのサイズや数、ポイントの選び方などが変化します。
🗓️ 愛媛アジングの季節別傾向(ブログ情報から推測)
時期 | 特徴 | 主なポイント | サイズ感 |
---|---|---|---|
春(3-5月) | 産卵後の回復個体、新子の接岸開始 | 港湾部、シャロー | 小~中型 |
初夏(6-7月) | 水温上昇、活性高い | 全域で可能 | 中型メイン |
盛夏(8-9月) | 高水温期、場所選びが重要 | 宇和海側、深場 | 大型も混じる |
秋(10-11月) | 最盛期、サイズも数も期待 | 全域で好調 | 尺アジ期待大 |
冬(12-2月) | 低水温期、厳しい時期もあるが楽しめる | 深場、潮通し良好な場所 | 小~中型 |
「…ING 2nd」ブログでは、お米の収穫作業(9月)を終えてからアジングに行く様子や、年越しアジング(12月31日~1月1日)の記事があり、秋から冬にかけてもアジングを楽しんでいることが分かります。また、「あおむしの釣行記4」では春のアジング攻略として「産卵を意識したアジの数釣り」という記事があり、春のシーズンにも着目しています。
ただし、愛媛のアジングシーズンで最も注目されるのは、やはり秋から初冬にかけてでしょう。この時期は水温が適温になり、アジの活性が上がるとともに、越冬に向けて荒食いするため大型も狙いやすくなります。
TICTスタッフブログの記事(9月掲載)でも「海の方は、どんどん秋らしくなって来ましたよ!」というコメントがあり、9月頃から徐々に秋のシーズンが始まることが示唆されています。また、「香川・愛媛アジング」ブログで10月に25cmアップのアジが釣れたという報告もあり、秋の良型アジが期待できることが裏付けられます。
一方、夏場は高水温の影響で厳しい時期とされることもありますが、愛媛の場合は宇和海側の深場や、潮通しの良い佐田岬周辺では夏でもアジングが成立しているようです。エリア選択の幅広さが、愛媛アジングの強みと言えるでしょう。
ブログから学ぶ効果的なタックルセッティング
愛媛のアジングブログでは、具体的なタックルセッティングが詳しく紹介されていることが多く、これが初心者から中級者にとって非常に参考になります。特に「あおむしの釣行記4」や「香川・愛媛アジング」では、タックルに関する記述が充実しています。
矢野さん(あおむし)の推奨タックル例
矢野さんは土肥富のテスターということもあり、ジグヘッドの選択に特にこだわりが見られます。ブログ記事では以下のような製品インプレが掲載されています:
- 鯵道3G S612L:コスパに優れたアジングロッド
- アジストSD S63/SL:2万円台で44gの超軽量ロッド
- 25ルビアス STSF:アジング界を揺るがすリールの実力
- 鯵の糸 ワンモア:ライン選択の重要性
これらのインプレ記事では、単に「良い」「悪い」ではなく、どういうシチュエーションで真価を発揮するのか、どんなアングラーに向いているのかが詳しく分析されています。
きりんさんのタックル変更事例
「香川・愛媛アジング」のきりんさんは、2024年の記事で興味深いタックル変更を報告しています:
今まではMHロッドに#6000、PE2〜3号でやってたのですが今年は黒潮大蛇行が終わり黒潮が豊後水道にバンバン入ってきてる恩恵か、デカい魚に切られる事が増えました💦 ですのでPE4〜5号のHクラスを揃えてみました♪ 25ソルティガ8000Hにアークフレックス100Hのハイエンドタックル
出典:香川・愛媛アジング
これはショアジギング用のタックルですが、この記述から、愛媛の海ではアジング以外の大型魚も視野に入れたタックル選択が必要な場面があることが分かります。特に佐田岬エリアでは青物やシーバスなども回遊してくるため、状況に応じて複数のタックルを使い分ける必要があるのでしょう。
TICTスタッフブログのワーム選択
TICTスタッフブログでは、ワームの選択理由が具体的に説明されています:
ワーム名 | 特徴 | 釣果傾向 |
---|---|---|
ギョピン | 微波動 | 一年生(小型)が多く反応 |
ヌード | 微波動 | 一年生(小型)が多く反応 |
メタボブリリアント | 中波動 | キーパーサイズを選択的に釣れる |
ブリリアント2.5インチ | やや大きめ | キーパーサイズを選択的に釣れる |
このように、ワームのアクションやサイズによってヒットするアジのサイズが変わるという重要な知見が共有されています。大型を狙いたい場合は、あえて微波動ワームを避けるという選択肢も考えられるわけです。
愛媛アジンガーが実践するワーム選びのコツ
ワームの選択は、アジングにおいて釣果を左右する重要な要素です。愛媛のアジングブログでは、実釣経験に基づいたワーム選びのヒントが随所に散りばめられています。
TICTスタッフブログでは、カラー選択についても言及があります:
カラーはやっぱり金粉・銀粉!ランガンしてもコンスタントにアタリが出やすい?!(あくまで個人的主観です^ ^;)
金粉や銀粉といったラメ入りカラーは、夜間のアジングで特に有効とされることが多いです。これは、わずかな光を反射してアジにアピールするためと考えられます。ただし、ブログ内でも「あくまで個人的主観」と断りを入れているように、絶対的な正解ではなく、状況によって変わる可能性があることは理解しておくべきでしょう。
🎨 愛媛アジングでよく使われるワームカラー(推測含む)
- ✅ クリア系(金粉・銀粉入り):夜間の定番、常夜灯周りで効果的
- ✅ グロー系:暗闇や濁り潮で視認性を高める
- ✅ ナチュラル系:日中や澄み潮で警戒心を抑える
- ✅ チャート系:アピール力重視、活性が高い時に効果的
- ✅ ピンク・オレンジ系:ベイトが甲殻類の時に効果的な場合も
また、「あおむしの釣行記4」では、「アジング初心者でも簡単に釣れるワーム、アジミルク・マイクロベイトをインプレ!」という記事があり、初心者向けのワーム選びについても情報発信されています。このような入門者向けコンテンツは、これからアジングを始めたい人にとって貴重な情報源となるでしょう。
ワーム選びで重要なのは、複数のタイプを用意しておき、状況に応じて使い分けることです。愛媛のアジングブロガーたちも、釣行の際には必ず複数種類のワームをケースに入れており、現場での試行錯誤を重ねながら最適解を探っている様子が伺えます。
釣果を左右する潮回りと時間帯の関係
愛媛のアジングブログを詳しく読んでいくと、潮回りと時間帯への言及が非常に多いことに気づきます。これは、潮の動きがアジの活性に直結するためです。
「…ING 2nd」ブログでは、多くの釣行記事に「潮:○○潮」「満潮時刻:○○時」といった情報が必ず記載されています。これは、後から振り返った時に「この潮回りではこういう結果だった」というデータを蓄積するためと考えられます。
🌊 潮回りとアジングの関係(一般的な傾向)
潮回り | 特徴 | アジング的な評価 |
---|---|---|
大潮 | 潮の動きが最も大きい | 潮通しの良いポイントで好釣果期待 |
中潮 | 大潮に次ぐ潮の動き | バランスが良く釣りやすい |
小潮 | 潮の動きが小さい | 潮が動かず厳しい場合も |
長潮 | 潮の動きが最も小さい | 場所選びが重要 |
若潮 | 小潮から中潮への移行期 | 徐々に釣りやすくなる |
ブログ記事を見ると、大潮や新月周りでの釣行が多く、良型の釣果報告も大潮の時期に集中している傾向が見られます。ただし、「釣人十色」ブログでは小潮の釣行でも釣果を上げており、ポイント選択やタックルセッティングでカバーできる部分もあるようです。
時間帯についても、多くのブログで夜間釣行が中心となっています。これは、アジが夜行性であり、夜間の方が警戒心が薄れて釣りやすいためです。特に、以下のような時間帯が狙い目とされています:
- マズメ時(夕マズメ・朝マズメ):魚の活性が上がる時間帯
- 満潮前後:潮が大きく動くタイミング
- 潮止まり前後:潮の流れが変わる瞬間
「釣人十色」ブログでは、満潮時刻を意識した釣行が多く、満潮に合わせてポイントに入り、潮が引き始めたら移動するという戦略が見られます。これは限られた時間の中で効率よく釣果を上げるための工夫でしょう。
まとめ:愛媛アジングブログから得られる価値
最後に記事のポイントをまとめます。
- 愛媛には「香川・愛媛アジング」「…ING 2nd」「あおむしの釣行記4」「釣人十色」など、質の高いアジングブログが複数存在する
- ブログ村やアメブロ、独自ドメインなど様々なプラットフォームで情報発信されており、それぞれ特色がある
- 佐田岬は豊後水道に面した潮通しの良さから、愛媛アジングの聖地的存在となっている
- 黒潮の影響や海況変化により、年ごとに釣果傾向が変わることがある
- 宇和海と伊予灘という特性の異なる二つのエリアを使い分けることで、天候や潮回りに関わらずアジングが楽しめる
- 風の強い日は内海側の伊予灘、潮通しを活かしたい日は宇和海側という使い分けが有効
- 愛媛のアジングは秋から初冬が最盛期だが、ポイント選択次第で一年中楽しめる
- 矢野さん(あおむし)のブログでは、土肥富テスターとしての専門的なタックルインプレが充実している
- TICTスタッフブログからは、メーカー視点でのワーム選択やカラーセレクトの知見が得られる
- ジグヘッドやワームの選択により、釣れるアジのサイズをある程度コントロールできる可能性がある
- 金粉・銀粉入りのカラーは、愛媛の夜間アジングで安定した釣果が期待できる傾向がある
- 大潮や中潮といった潮の動きが大きい時期に、良型アジの釣果が集中している
- 愛媛のアジンガーは地域のコミュニティを大切にし、フレンドアジング大会などのイベントも開催されている
- 短時間釣行でも工夫次第で釣果を上げられることが、多くのブログで実証されている
- 複数の釣り(シーバス、エギング、ショアジギングなど)と組み合わせることで、愛媛の海を総合的に楽しめる
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 香川・愛媛アジング
- アジング 人気ブログランキングとブログ検索 – 釣りブログ
- …ING 2nd
- アジング 人気ブログランキング OUTポイント順 – 釣りブログ
- 釣人十色
- あおむしの釣行記4
- TICTスタッフブログ「愛媛アジング☆」
- 愛媛アジングの新着記事|アメーバブログ
- #アジング ブログ記事 ランキング | Ameba公式ジャンル
- 宇和海の新着記事|アメーバブログ
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