新潟でバチコンアジングを始めたいと思っている方に朗報です。新潟東港を中心とした新潟県のバチコンアジングは、初心者でも30cm超えの良型アジが狙える全国でも屈指の好釣場として注目を集めています。特に夏から秋にかけては脂ノリノリの大型アジが入れ食い状態になることも珍しくなく、週末には多くのアングラーで賑わいます。
この記事では、新潟のバチコンアジングに必要な情報を網羅的にお届けします。おすすめの遊漁船や料金体系、実際に釣果が上がっているタックルやワームの選び方、さらには現地アングラーが実践している釣り方のコツまで、インターネット上に散らばる情報を収集・分析し、独自の視点で解説していきます。
この記事のポイント |
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✓ 新潟東港周辺の主要遊漁船と料金体系が分かる |
✓ 水深別のポイント特性と攻略法が理解できる |
✓ 実績のあるタックル・ワーム・リグが把握できる |
✓ 釣果を上げるための実践的テクニックが学べる |

新潟でバチコンアジングを楽しむための基礎知識
- 新潟のバチコンアジングは初心者でも大型アジが狙える人気の釣り
- 新潟東港が主要ポイントで周辺に複数の遊漁船がある
- 料金相場は8,000円〜16,000円で時間帯や水深により変動する
- 水深10m〜50mの多様なポイントで年間通して楽しめる
- 必要なタックルは専用ロッドとバチコンリグが基本
- シーズンは春から秋で特に夏〜秋が好釣期
新潟のバチコンアジングは初心者でも大型アジが狙える人気の釣り
新潟のバチコンアジングが全国的に注目されている理由は、初心者でも30cm超えの良型アジが高確率で釣れるという点にあります。バチコン(バーチカルコンタクト)とは、船から垂直にリグを落として深場のアジを狙う釣法で、ショアからのアジングとは一線を画す豪快な引きが魅力です。
新潟近海、特に新潟東港沖は水深のバリエーションが豊富で、10m程度の浅場から50mを超える深場まで、さまざまなポイントが存在します。これにより、初心者向けの浅場から上級者向けの深場まで、レベルに応じた釣りが楽しめるのが大きな特徴といえるでしょう。
今回は水深50mエリアとの事だったので ここ最近使用していたタックルだと ちょっと不安でしたが とりあえず47ユーフォリアでやってみて ダメならタイラバタックル使えば良いや 位の感じででした。
この引用からも分かるように、新潟のバチコンアジングは水深50mという本格的なディープエリアも攻略対象となっています。一方で、水深10m前後の浅場でも十分に楽しめるため、自分のスキルや装備に合わせてポイント選択ができる柔軟性が新潟エリアの大きなメリットです。
実際の釣果を見ると、最大37cmを含む25匹という数字も報告されており、サイズと数の両方を狙える釣り場として高い評価を受けています。これは全国的に見ても珍しい好条件で、「手軽に大型の脂ノリノリアジがここまで釣れているのも全国見ても新潟だけかもしれません」という声もあるほどです。
また、新潟のバチコンアジングは食味の良さも見逃せません。釣れるアジは体高が高く厚みがあり、脂がしっかり乗った個体が多いため、刺身や塩焼き、一夜干しなど、さまざまな調理法で楽しめます。釣りの楽しさと食の喜びを同時に味わえる点も、人気の理由の一つでしょう。
新潟東港が主要ポイントで周辺に複数の遊漁船がある
新潟のバチコンアジングにおいて、新潟東港は最も重要な拠点となっています。この港からは複数の遊漁船が出船しており、アングラーは自分の予定や予算、釣りたいスタイルに合わせて船を選ぶことができます。
🚢 主要遊漁船の情報
遊漁船名 | 特徴 | 連絡先・予約方法 |
---|---|---|
第三大栄丸Jr. | バチコン専門便あり、実績豊富 | 新潟東港から出船 |
Sea-Trance | 乗合・貸切両方対応、多様なメニュー | 電話・LINE予約可能 |
その他複数船 | 湾内・近海・深海と多様なプラン | 各船のHPから確認 |
特に第三大栄丸Jr.は、バチコンアジングの実績が豊富で、多くのアングラーから支持を得ています。18時出船で23時までの夜便が基本となっており、仕事終わりでも参加しやすいスケジュールが組まれているのが特徴です。
Sea-Tranceは2025年4月から料金改定が行われましたが、それでも豊富な釣りメニューと柔軟な対応が魅力です。乗合だけでなく貸切にも対応しており、グループでの釣行にも最適といえるでしょう。湾内アジングから沖バチコン、さらには粟島・佐渡方面への遠征まで、幅広いニーズに応えています。
新潟東港を拠点とする遊漁船の大きな利点は、ポイントまでのアクセスの良さです。湾内であれば約15分、近海でも40〜60分程度でポイントに到達できるため、船酔いが心配な方や短時間での釣行を希望する方にも適しています。
また、新潟東港周辺には釣具店も複数あり、フィッシャーズなどの大型店では24時間営業を行っているところもあるようです。急な仕掛けの購入や消耗品の補充にも対応できる環境が整っているのは、遠方からの釣行者にとっても心強いポイントでしょう。
料金相場は8,000円〜16,000円で時間帯や水深により変動する
新潟のバチコンアジング遊漁船の料金体系は、釣行時間、水深、乗船形態(乗合・貸切)によって大きく変動します。2025年4月の料金改定により、多くの船で1,000円程度の値上がりがありましたが、それでも他地域と比較して妥当な価格帯といえるでしょう。
💰 Sea-Tranceの料金体系(2025年4月改定後)
メニュー | 時間帯 | 乗合料金 | 貸切料金(8名) | 備考 |
---|---|---|---|---|
湾内アジング | 18:00〜23:00 | ¥8,000 | ¥64,000 | ポイントまで約15分 |
沖バチコン | 18:00〜23:00 | ¥10,000 | ¥80,000 | ポイントまで約30分 |
近海ジギング午前便 | 5:00〜11:00 | ¥10,000 | ¥80,000 | ポイントまで40〜60分 |
粟島・両津・中深海 | 5:00〜13:00 | ¥16,000 | ¥128,000 | ポイントまで90〜120分 |
この料金体系を見ると、湾内での手軽なアジングなら8,000円から楽しめることが分かります。一方で、本格的な深海バチコンや遠征となると16,000円程度が必要となるため、初心者はまず湾内や近海からスタートするのが賢明でしょう。
第三大栄丸Jr.の場合、18時出船23時までの料金が10,000円と設定されており、これは水深50m程度の本格的なバチコンポイントへのアクセスを含んだ価格です。5時間の釣行で1万円という設定は、釣果の期待値を考えればコストパフォーマンスは良好といえます。
貸切での利用を検討する場合、8名で割ると一人当たりの料金は乗合とさほど変わらないか、むしろ安くなるケースもあります。ただし、Sea-Tranceの場合は貸切でも9人乗れるものの、料金は1人分増しとなる点には注意が必要です。仲間とのグループ釣行なら貸切も選択肢に入るでしょう。
なお、料金は前払い制となっており、乗船名簿記入時に支払うのが一般的です。キャッシュレス決済に対応している船もあり、Sea-TranceではPayPayが利用可能となっています。
水深10m〜50mの多様なポイントで年間通して楽しめる
新潟のバチコンアジングの大きな魅力の一つが、水深のバリエーションの豊富さです。10m程度の比較的浅い湾内ポイントから、50mを超える本格的な深場まで、さまざまなエリアが存在します。
📊 水深別ポイント特性
水深 | ポイント特性 | 適した釣り方 | 難易度 |
---|---|---|---|
10〜15m | 湾内、初心者向け | ライトなタックルでOK | ★☆☆☆☆ |
20〜30m | 近海、安定した釣果 | 一般的なバチコンタックル | ★★★☆☆ |
40〜50m | 深場、大型狙い | 本格的なタックル必要 | ★★★★☆ |
50m超 | 超深場、上級者向け | ヘビータックル推奨 | ★★★★★ |
水深10m前後の湾内ポイントは、初めてバチコンアジングに挑戦する方に最適です。使用するシンカーも15号(約56g)程度で済むため、ショアアジング用のロッドでも代用が可能な場合があります。また、船の揺れも比較的少なく、船酔いのリスクも低いでしょう。
最初の狙いはアジ!! 水深は10m位の場所 今回使用するロッドは G-TECの XSS-47ST-Pro The”EUPHORIA” です♪
この事例では、水深10mでショートロッドを使用してバチコンアジングを楽しんでいます。浅場であれば専用ロッドがなくても十分に対応可能であることが分かります。
一方、水深50mとなると話は別です。使用するシンカーは30号(約112g)程度が必要となり、ロッドの推奨ウェイトを超える場合もあります。しかし、それに見合う大型アジが期待できるのが深場の魅力です。実際に水深50mで最大37cm、25匹という釣果も報告されています。
季節によってもアジの回遊状況は変化します。一般的には春から秋にかけてがシーズンとされ、特に夏から秋は脂が乗った良型が多く、数も期待できる好釣期となります。冬場でも釣れないわけではありませんが、水温低下により活性が下がる傾向にあるため、ベストシーズンを狙うのが賢明でしょう。
必要なタックルは専用ロッドとバチコンリグが基本
新潟のバチコンアジングを始めるにあたって、適切なタックル選びは釣果に直結する重要な要素です。専用タックルが理想ですが、他の釣りの道具を流用することも可能なケースがあります。
🎣 推奨タックル構成
要素 | 推奨スペック | 代用可能な例 | 備考 |
---|---|---|---|
ロッド | バチコン専用6〜7ft | SLJロッド、ティップランロッド | 感度重視のティップが必要 |
リール | 2500〜C3000番 | シーバス用リールでも可 | ドラグ性能が重要 |
メインライン | PE 0.6〜1.0号 | エリアトラウト用PEも可 | マーカー付きでなくてもOK |
リーダー | フロロ 2〜3号 | – | 長さは1.5〜2m程度 |
シンカー | 15〜30号(水深による) | ナス型オモリで十分 | 専用品でなくても問題なし |
実際の使用例を見ると、必ずしも高額な専用タックルが必要というわけではないことが分かります。
【RC-55】スピニング プレジャーボート…◎ 乗合船…△ 最も柔らかい機種ですが、ナス型8号(30g)を使用しても不可に負けること無く、ディープでのバチコンにも対応可能です。
このように、ライトゲーム用のロッドでも水深35mのバチコンに対応できた事例があります。ただし、ロッドの長さや感度は重要で、ショートロッドの方が船上での取り回しが良く、アタリも取りやすい傾向にあります。
リールに関しては、シーバス釣りで使用しているC3000番クラスのスピニングリールが流用できます。PE0.8〜1.0号と太めのラインでも問題なく使用できるため、わざわざ専用リールを購入する必要はないでしょう。
リグについては、バレーヒルのバチコンリグが高い評価を得ています。このリグはジグヘッドの交換が簡単で絡みにくい設計となっており、初心者にもおすすめです。2本入りで、1本あれば一晩楽しめたという報告もあります。
自作する場合は、からまん棒を使った誘導式リグも効果的です。これはウキフカセ釣りで使われる小物ですが、絡み防止と誘導式の2つのメリットを兼ね備えており、バチコンアジングにも応用できます。
シーズンは春から秋で特に夏〜秋が好釣期
新潟のバチコンアジングは春から秋にかけてが本格シーズンとなり、中でも夏から秋にかけては最も釣果が期待できる時期といえるでしょう。季節ごとの特徴を理解することで、より効率的な釣行計画が立てられます。
🗓️ シーズン別の特徴
時期 | 水温 | アジのコンディション | 釣果の傾向 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
春(3〜5月) | 上昇期 | 産卵後、回復期 | 徐々に活性が上がる | ★★★☆☆ |
初夏(6〜7月) | 15〜20℃ | 体力回復、荒食い開始 | 数が期待できる | ★★★★☆ |
夏(8〜9月) | 20〜25℃ | 脂が乗り始める | サイズ・数ともに好調 | ★★★★★ |
秋(10〜11月) | 下降期 | 脂が最も乗る | 大型が期待できる | ★★★★★ |
冬(12〜2月) | 10℃以下 | 活性低下 | 厳しい条件 | ★★☆☆☆ |
お盆休み期間の8月中旬には、好条件の日に大型アジが入れ食いになるケースも報告されています。実際、「お盆休み中の天気予報が悪く釣りに行けるか心配でしたがこの日は波も低い予報だったので無事に出船する事が出来ました」という記述もあり、夏場の凪の日は絶好のチャンスといえるでしょう。
夏から秋にかけては、アジの脂の乗りが最高潮に達します。「釣れるアジのサイズが大きく、脂もノリノリな体高、厚みのあるナイスなアジです」という報告もあり、食味の面でも最高の時期といえます。この時期のアジは、刺身はもちろん、塩焼きや一夜干しにしても絶品です。
時間帯については、夜間の釣行が主流となっています。多くの遊漁船が18時出船で23時までという設定をしており、特に20時以降から食いが立つケースが多いようです。「船長は20時位から釣れ始めるとの事だったのでそれまでは感触を確かめる感じでした」という記述もあり、集魚灯の効果が出始める暗くなってからが本番といえるでしょう。
ただし、冬場でも全く釣れないわけではなく、1月にも「初釣りを兼ねて今、爆釣中のボートアジングへ」という報告があります。水温が下がり活性は落ちるものの、パターンにハマれば冬でも釣果は期待できるかもしれません。
新潟のバチコンアジングで釣果を上げる実践テクニック
- ボトム狙いが基本でワームのズレ確認が釣果を左右する
- ドラグ設定は緩めが基本でフック伸びを防ぐ
- ヒットルアーはイージーシェイカーとバチコンリグの組み合わせ
- 時合いは夜間20時以降と朝マズメが狙い目
- デッドスローリトリーブが効果的なパターンもある
- おすすめ遊漁船とその特徴を知って自分に合った船を選ぶ
- まとめ:新潟のバチコンアジングで確実に釣果を上げるために
ボトム狙いが基本でワームのズレ確認が釣果を左右する
新潟のバチコンアジングにおいて、ボトム(底)を意識した釣りが基本中の基本となります。アジはボトム付近に定位していることが多く、そこから10〜20cm程度の範囲を丁寧に探ることが釣果につながります。
この日はボトムべったりな感じで ボトムから少し離れると アタリが無くなる感じでした。 常にボトムを意識しつつ ボトムから10㎝~20㎝浮かせて アタリを待ったり リグをフォールさせて 着底と同時に食ってきたりなど 色々とアタリの種類もあって 面白かったです♪
この引用から分かるように、アジの活性や状況によって着底直後に食ってくるパターンと、少し浮かせてから食うパターンがあります。まずはボトムを取ることを最優先とし、そこから徐々にレンジを探っていくのが効率的でしょう。
ボトムを取る際の注意点として、オモリが着底したら即座にラインを張ることが重要です。ラインにたるみがあると、アタリが分かりにくくなるだけでなく、根掛かりのリスクも高まります。ロッドティップでボトムタッチを感じ取り、すぐに10cm程度巻き上げてステイ、これを繰り返すのが基本動作となります。
一方で、釣果を大きく左右するのがワームのズレ確認です。これは意外と見落とされがちなポイントですが、非常に重要な要素といえます。
ワームのズレ確認のタイミングです。 これがかなり重要だと思っています。 ワームがズレると魚が釣れなくなります。 ショアの場合は簡単に回収して 投げ直す事が出来ますが バチコンの場合は 回収も投入も時間がかかるので ワームのズレ確認するのが面倒になります。
特に水深50mともなると、回収と投入だけでかなりの時間を要します。しかし、ワームがズレたまま釣りを続けても釣果は期待できません。アタリがあったのに乗らなかった時や、明らかにアタリの数が減った時は、面倒でも回収して確認することが釣果を伸ばすコツです。
ワームのズレを防ぐ方法としては、以下のような工夫が考えられます:
✅ ワームズレ防止の工夫
- ジグヘッドへの刺し方を丁寧に(真っ直ぐ刺す)
- 瞬間接着剤で軽く固定する
- ズレにくいワーム素材を選ぶ(ケイテックなど)
- フッキング時に強くアワセすぎない
- 回収時は一定速度でゆっくり巻く
また、ボトムを探る際のアクションパターンも重要です。単純にステイさせるだけでなく、小刻みなシェイクを入れたり、ゆっくりリフト&フォールを繰り返したりと、バリエーションを持たせることでアジの反応を引き出せます。
底取りが上手くいかない場合は、リールのハンドル1回転が何cmなのかを覚えておくと便利です。例えばハンドル1回転で70cmラインが巻けるリールなら、ボトムから30cm上げたい時は半回転弱巻けば良いことになります。このような細かい調整が、釣果の差につながるでしょう。
ドラグ設定は緩めが基本でフック伸びを防ぐ
バチコンアジングにおけるドラグ設定は、思っている以上に重要です。特にPEラインを使用する場合、ドラグを締めすぎるとフックが伸びたり、口切れでバラシたりするトラブルが多発します。
まずはドラグの設定です。 ショアからのエステルラインを使った アジングの場合は、比較的ドラグは緩く 設定していると思いますが バチコンの場合はPEラインです。 ラインブレイクの心配は少ないので 自分は今回ドラグ設定はキツメに していました。 理由としては、 周りとお祭りしないように したかったからです。 しかし、それが仇となり 魚をバラス事が何度かありました。
この経験談は非常に参考になります。PEラインは伸びがないため、ドラグをきつく設定していても直接的な負荷がフックにかかり、フックが伸びてしまうというトラブルが発生します。特にオープンゲイプのフック(鯵刺フックなど)を使用している場合は、この傾向が顕著です。
🔧 適切なドラグ設定の目安
状況 | ドラグ設定 | 理由 |
---|---|---|
通常時 | リーダーの30〜40% | フック伸び・口切れ防止 |
大型狙い | リーダーの40〜50% | バラシとのバランス |
お祭り多発時 | やや強め | 他の釣り人への配慮 |
サバ・青物混じり | やや強め | 走られすぎ防止 |
ドラグ設定の基本は、リーダーの強度の30〜40%程度が目安とされています。例えばフロロ2号(約8lb=約3.6kg)を使用している場合、ドラグは1〜1.5kg程度に設定するのが適切でしょう。
実際にフックが伸びた場合の対処としては、その場でフックを交換するか、ドラグを緩めて対応することになります。「釣行の後半からは少しドラグを緩めたので、フックが伸びる事は無くなりました」という記述もあり、トラブルが発生したら即座にドラグを調整する柔軟性が求められます。
また、掛かりどころも影響します。上あごにしっかりフッキングしていれば問題ありませんが、喉の奥や下あごにフッキングした場合は、ドラグが強いとフックが伸びやすい傾向にあります。これを防ぐには、やはりドラグを適切に調整しておくことが最善策です。
一方で、ドラグが緩すぎると今度はフッキングが甘くなるというデメリットがあります。アタリがあってアワセを入れても、ドラグが出てしまって針先がしっかり刺さらないケースです。このバランスを取るのが難しいところですが、まずは緩めからスタートし、バラシが多いようなら徐々に締めていくのが良いでしょう。
サバや小型の青物が混じる場合は、少しドラグを強めにしても良いかもしれません。これらの魚は引きが強く、ドラグが緩いと周囲とのお祭りリスクが高まるためです。ただし、その場合もフック強度には注意が必要です。
ヒットルアーはイージーシェイカーとバチコンリグの組み合わせ
新潟のバチコンアジングで実績が高いワームの筆頭といえるのが、ケイテック(KEITECH)のイージーシェイカーです。特に2.5インチと3インチが多用されており、多くの釣果報告で名前が挙がっています。
ヒットルアーは ケーテックの “イージーシェイカー3インチ” でした♪ 【リングボディ+ノンソルティマテリアル】の組み合わせにより、ジグヘッドリグのスイミング時、あるいはダウンショットリグでボトムから浮かせた状態で誘った時など、絶妙な姿勢に加えて、 トリッキーなダートやもだえるような艶めかしいアクションがその名のとおり”イージー”に演出可能となっています。
イージーシェイカーの特徴は、リングボディによる微波動とノンソルティ素材による絶妙な浮遊感にあります。バチコンアジングでは、ワームを浮かせた状態でステイさせることが多いため、この浮遊感が非常に効果的に働くと考えられます。
🎨 効果的なワームカラー
カラータイプ | 使用シーン | 効果 |
---|---|---|
グロー系 | 夜間・濁り時 | 視認性向上 |
クリア系 | 澄み潮・デイゲーム | ナチュラルアピール |
チャート系 | 活性高い時 | 強めのアピール |
ホワイト系 | 万能 | ベイトマッチ |
特に夜間の釣りではグロー系カラーの実績が高いようです。イージーシェイカーには「クリアーシャートリュースグロー」などのグロー系カラーがラインナップされており、集魚灯の効果と相まって高いアピール力を発揮します。
リグに関しては、バレーヒルのバチコンリグが高い評価を得ています。
仕掛けは バレーヒルの バチコンリグ を使用しましました♪ 2本入りですが、この日は1本で 最初から最後まで楽しめました。 仕掛けの絡まりも1度もなく おすすめのバチコン仕掛けです!
バチコンリグの最大のメリットは、ジグヘッドの交換が簡単で、絡みにくいという点です。海況に応じて重さの異なるジグヘッドを次々に試せるため、その日のパターンを素早く見つけられます。2本入りで1本あれば一晩持つという経済性も魅力でしょう。
ジグヘッドの重さは、0.3〜1.0g程度が基本となります。水深や潮の速さによって調整が必要ですが、まずは0.5g前後からスタートするのが無難です。ミザールのターンズヘッドやジグヘッドの自作も選択肢に入るでしょう。
別の実績ワームとしては、以下のようなものが挙げられます:
🐛 その他の実績ワーム
- レインズ系のワーム(バチコン福袋に含まれる)
- ストライクヘッド+ストライクミノー(キジハタにも効果的)
- 各メーカーのピンテール系ワーム
ただし、ワームカラーやサイズだけに固執しすぎないことも重要です。「釣れないのはワームカラーやサイズの問題だと思った」という反省点も報告されており、実際は釣り方やレンジの問題であることも多いのです。まずは実績の高いイージーシェイカーを基本とし、釣れない場合は誘い方やレンジを変えてみることをおすすめします。
時合いは夜間20時以降と朝マズメが狙い目
新潟のバチコンアジングにおいて、時合い(魚の活性が高まる時間帯)を理解することは釣果を大きく左右します。一般的に、夜間の釣行では20時以降から本格的に食いが立つケースが多いようです。
船長は20時位から釣れ始めるとの事だったので それまでは感触を確かめる感じでした。 日が完全に落ちて 集魚灯が効いてきた感じで 表層に小さな魚が集まってきました。 時間的にはそろそろかなぁ~と思っていると ボトムから少し浮かせて 落とした時に”コン!”っと明確なアタリが!
この記述から、集魚灯の効果が出始める暗くなってからが本番であることが分かります。18時に出船して最初の1〜2時間は準備運動的な意味合いが強く、20時以降から本格的な時合いに入ると考えて良いでしょう。
⏰ 時間帯別の釣れ方パターン
時間帯 | 特徴 | 攻略法 | 期待度 |
---|---|---|---|
18:00〜19:30 | 明るい、アジは散っている | レンジを広く探る | ★★☆☆☆ |
19:30〜20:00 | 薄暗い、ベイトが寄り始める | ボトムを意識し始める | ★★★☆☆ |
20:00〜21:30 | 暗い、集魚灯が効く | ボトム集中攻略 | ★★★★★ |
21:30〜23:00 | 深夜、ピークを過ぎることも | 粘りの釣り | ★★★★☆ |
明るい時間帯は、魚の反応はあってもなかなか口を使わないことが多いです。「明るい時間からスタートしましたが やはり魚が寄っていないので 仕掛け回収中にサバが1匹釣れただけ…」という報告もあり、この時間は感触を確かめつつ、暗くなるのを待つのが賢明でしょう。
集魚灯が効き始めると、表層に小魚が集まり、それを追ってアジも寄ってくるというパターンが成立します。ただし、表層に集まったベイトに気を取られず、アジはあくまでボトム付近にいることを意識することが重要です。
一方、日中のバチコンアジングも可能です。朝マズメ(日の出前後)は特に活性が高まる時間帯として知られています。
タックル紹介とレンジの探り方 使用タックルは G-TEC EUPHORIA XSS-47ST-Pro 。 中層からボトムまでを丁寧に探ることで効率よくアタリを取れました。 アジは最大35cmを含む20匹以上をキャッチ。 特に朝マヅメと潮止まり前後にヒットが集中しました♪
朝マズメと潮止まり前後は、2大チャンスタイムといえるでしょう。潮が動いている時よりも、潮止まりの時間帯の方がアジの活性が上がるケースも多いようです。これは、潮が緩むことでアジがボトムに定位しやすくなり、捕食行動が活発化するためと推測されます。
時合いを逃さないためには、時合い前から準備を整えておくことが大切です。仕掛けの準備、ワームのセッティング、ドラグ調整などは明るいうちに済ませ、時合いになったら釣りに集中できる状態にしておくことをおすすめします。
デッドスローリトリーブが効果的なパターンもある
バチコンアジングというと、ゼロテン(底を取ってステイ)やリフト&フォールが基本と考えがちですが、実は予想外のパターンが効くケースもあります。その代表例がデッドスローリトリーブです。
やれることはやったつもりですが他にもできることがないか考え、冬のシーバスゲームやエリアトラウトでよくやっているデッドスローリトリーブ(8~10秒に1回転)を試してみることに。 ボトムまで仕掛けを落として、ゆっくり…ゆっくり…と巻き上げます。 するとコツコツとしたアタリが!!即アワセてヒット!!
この事例は非常に興味深いです。ゼロテンやステイでは全く反応がなかったのに、8〜10秒に1回転という超スローリトリーブで連発したという報告です。これは「1分で1匹釣ればツ抜け出来る」という状況で、実際に6匹を追加したとのことで、パターンにハマった時の威力が分かります。
🔄 効果的なアクションパターン
アクション | やり方 | 効果的な状況 | 難易度 |
---|---|---|---|
ゼロテン | 底を取ってステイ | 基本パターン | ★☆☆☆☆ |
リフト&フォール | 上げて落とすを繰り返す | アジが浮いている時 | ★★☆☆☆ |
シェイク | 小刻みに竿先を動かす | 活性が高い時 | ★★★☆☆ |
デッドスローリトリーブ | 超低速で巻く | 他が効かない時 | ★★★★☆ |
着底即ヒット | 落として即アワセ | 高活性時 | ★☆☆☆☆ |
重要なのは、一つのパターンに固執しない柔軟性です。「ゼロテンに固執しすぎた」「ステイさせてじっと待っていた」という反省点も報告されており、状況に応じてアクションを変えることが釣果につながります。
デッドスローリトリーブが効果的な理由としては、おそらく以下のような要因が考えられます:
💡 デッドスローが効く理由(推測)
- ワームがゆっくり動くことで、弱ったベイトを演出
- リトリーブによる微妙な波動がアジにアピール
- ボトムから徐々に離れていく動きが追い食いを誘発
- 他のアングラーと異なる動きで差別化
ただし、バーチカルの釣りでリトリーブするとタナがどんどん変わっていくというデメリットもあります。そのため、ボトムから1〜2m巻いたら再度落とし直すという作業が必要になるでしょう。
他にも効果的なアクションとして、着底と同時に食ってくるパターンがあります。「リグをフォールさせて着底と同時に食ってきたり」という記述もあり、フォール中やフォール直後にアタリが集中することもあるのです。この場合は、着底を感じたら即座にアワセを入れる準備が必要です。
アクションパターンを見つける順序としては、一般的には以下のような流れが推奨されます:
📝 アクションパターン探しの順序
- まずはゼロテン(基本)で反応を見る
- 反応がなければリフト&フォールを試す
- それでもダメならシェイクを入れてみる
- 最後の手段としてリトリーブ系を試す
- タナを変えてみる(ボトムから離れてみる)
この順序で探っていけば、その日のパターンが見つかる可能性が高まるでしょう。重要なのは、釣れないからといってすぐにワームやカラーを変えないことです。まずはアクションやタナを変えることを優先し、それでもダメな場合にワーム変更を検討するのが効率的といえます。
おすすめ遊漁船とその特徴を知って自分に合った船を選ぶ
新潟のバチコンアジングを楽しむには、自分のスタイルやレベルに合った遊漁船選びが重要です。各船にはそれぞれ特徴があり、初心者向けから上級者向けまで、さまざまなニーズに対応しています。
🚢 主要遊漁船の詳細比較
遊漁船名 | 拠点 | 特徴 | 初心者向け | 上級者向け |
---|---|---|---|---|
第三大栄丸Jr. | 新潟東港 | バチコン専門便あり | ◎ | ◎ |
Sea-Trance | 新潟東港 | メニュー豊富、貸切対応 | ◎ | ○ |
Sea Breeze | 岩船港 | 岩船沖メイン | ○ | ◎ |
守山丸 | 千葉寒川港 | LTアジ船同乗可 | ◎ | △ |
**第三大栄丸Jr.**は、新潟東港を拠点とする遊漁船で、バチコンアジングの実績が豊富です。18時出船23時までの5時間コースが基本で、料金は10,000円となっています。水深50m程度の本格的なポイントにも案内してくれるため、大型アジを狙いたい方には特におすすめです。
この船の特徴は、船長の経験値が高く、適切なポイント選択をしてくれる点でしょう。「船長は20時位から釣れ始めるとの事」というように、時合いの予測も的確で、初心者でも安心して任せられます。
Sea-Tranceは、非常に多様なメニューを展開している遊漁船です。湾内アジングから沖バチコン、さらには粟島・佐渡方面への遠征まで対応しており、自分のレベルや目的に合わせて選べるのが大きな魅力です。
Sea-Tranceの料金体系(再掲):
- 湾内アジング:8,000円(18:00〜23:00)
- 沖バチコン:10,000円(18:00〜23:00)
- 近海ジギング:10,000円(午前便5:00〜11:00)
- 粟島・両津・中深海:16,000円(5:00〜13:00)
予約は電話またはLINEで可能で、PayPayでの支払いにも対応しています。初心者はまず湾内アジングから始め、慣れてきたら沖バチコンにステップアップするという使い方が良いでしょう。
貸切にも対応しており、8名で割れば一人当たりの料金は乗合とほぼ変わらないため、グループでの釣行にも適しています。ただし、2025年4月からの料金改定で全体的に1,000円程度値上がりしている点には注意が必要です。
Sea Breezeは岩船港を拠点とする遊漁船で、岩船沖でのバチコンアジングを楽しめます。「先月末、お客様と岩船沖でバチコンアジングを楽しみました!」という報告もあり、こちらも実績は十分です。
岩船沖の特徴は、体高が高く身の厚みのあるコンディションの良いアジが釣れる点です。「内臓脂肪がこってり!身には程よく脂が乗っており美味しゅうございました」という感想もあり、食味を重視する方には魅力的なエリアといえるでしょう。
遊漁船を選ぶ際のチェックポイントとしては、以下が挙げられます:
✅ 遊漁船選びのチェックポイント
- 出船時間が自分のスケジュールに合うか
- 料金が予算内に収まるか
- 初心者へのサポート体制があるか
- レンタルタックルの有無
- 最小出船人数の条件
- 悪天候時のキャンセル規定
- 予約方法(電話・Web・LINEなど)
- 決済方法(現金・キャッシュレス)
また、18歳未満の方の乗船には制限がある場合もあります。Sea-Tranceでは「満18歳未満の方は保護者同伴または、保護者の方から予約頂き、送り迎え、同意書、身分証の提示をお願いします」という規定があり、ナイト便については青少年育成条例により保護者同伴または同意が必要です。
初めての方は、まず乗合船で雰囲気を掴むことをおすすめします。他のアングラーの釣り方を観察できますし、分からないことがあれば中乗りさんや船長に質問もできます。慣れてきたら貸切で仲間と楽しむというステップアップも良いでしょう。
まとめ:新潟のバチコンアジングで確実に釣果を上げるために
最後に記事のポイントをまとめます。
- 新潟のバチコンアジングは初心者でも30cm超えの良型アジが狙える全国屈指の釣り場である
- 新潟東港を中心に第三大栄丸Jr.やSea-Tranceなど複数の実績ある遊漁船が存在する
- 料金相場は湾内8,000円から深海16,000円程度で、2025年4月に約1,000円値上がりしている
- 水深10m〜50mと多様なポイントがあり、初心者は浅場から始めるのが賢明である
- シーズンは春から秋で、特に夏から秋は脂が乗った良型が数釣れる好釣期となる
- タックルは専用ロッドが理想だがSLJロッドやティップランロッドでも代用可能である
- PEライン0.8〜1.0号でも問題なく使用でき、シーバス用リールの流用も可能である
- ボトム狙いが基本で、ボトムから10〜20cm程度を丁寧に探ることが釣果につながる
- ワームのズレ確認は面倒でも重要で、アタリが減ったら必ず回収して確認すべきである
- ドラグ設定は緩めが基本で、リーダー強度の30〜40%程度に設定するのが適切である
- PEラインはドラグをきつくするとフックが伸びるトラブルが発生しやすい
- ケイテックのイージーシェイカー2.5〜3インチが実績の高いヒットルアーである
- バレーヒルのバチコンリグは絡みにくく初心者にもおすすめのリグである
- 夜間の釣行では20時以降が本格的な時合いとなり集魚灯の効果が出始める
- 朝マズメと潮止まり前後も活性が上がる重要なチャンスタイムである
- デッドスローリトリーブ(8〜10秒に1回転)が効果的なパターンもある
- ゼロテンやリフト&フォールなど一つのパターンに固執せず柔軟にアクションを変えるべきである
- 釣れない時はワームを変えるよりも先にアクションやタナを変えることを優先する
- 着底と同時に食ってくるパターンもあり着底直後のアワセも重要である
- 遊漁船選びは自分のレベルや目的に合わせて行い、初心者は乗合船から始めるのが無難である
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 新潟東港沖で水深50mバチコンアジング|ボトム攻略と釣り方・反省点も紹介 – 釣り上げ.com
- 料金表 | 新潟東港 遊漁船Sea-Trance | 日本
- 柏崎沖で夏の船釣り!バチコンアジング&ボートロックキジハタ
- ボートアジング!: トビヌケ新潟店のブログ
- RealCrescentシリーズ 新潟県バチコン・レポート | リップルフィッシャー
- バチコンアジングはじめました|わだつみ
- 岩船沖でバチコンアジング! – 本間釣具店・フィッシャーズ
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