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相模湾のアジングポイント完全ガイド!横浜から小田原まで釣れる場所を徹底解説

相模湾のアジングポイント完全ガイド!横浜から小田原まで釣れる場所を徹底解説
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相模湾でアジングを楽しみたいと考えているアングラーの皆さん、ポイント選びに迷っていませんか?東京湾側と相模湾側では釣れるアジのサイズや特性が大きく異なり、さらに横須賀、横浜、平塚、茅ヶ崎、小田原など各エリアにはそれぞれ特徴的なポイントが点在しています。一口に「相模湾のアジング」といっても、エリアによって水深や潮流、魚影の濃さが異なるため、適切なポイント選択が釣果を左右する重要な要素となるのです。

本記事では、インターネット上に散らばる相模湾のアジング情報を徹底的に収集・分析し、各ポイントの特徴や釣れる時期、効果的な釣り方まで網羅的にまとめました。横須賀のうみかぜ公園や海辺つり公園といった定番スポットから、根岸湾や大黒ふ頭といった横浜エリアの好ポイント、さらには西湘サーフで尺アジを狙う方法まで、エリア別に詳しく解説していきます。関東屈指のアジングフィールドである相模湾で、あなたも良型アジをゲットしましょう。

この記事のポイント
✓ 相模湾のアジングポイントを横須賀・横浜・平塚・茅ヶ崎・小田原エリア別に紹介 ✓ 東京湾側と相模湾側の特性の違いと攻略法を解説 ✓ 時期別・時間帯別の効果的なポイント選択方法を提示 ✓ フロートリグなどの仕掛けや潮の読み方など実践的なテクニックを紹介
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相模湾でアジングが楽しめる代表的なポイント

  1. 相模湾のアジングポイントは東京湾側と相模湾側で特性が異なること
  2. 横須賀エリアは通年でアジが狙える好ポイントであること
  3. 平塚・茅ヶ崎エリアは良型アジの実績が高いこと
  4. 西湘サーフは尺アジが狙える夢のエリアであること
  5. 横浜エリアは都心から近くアクセスが良いこと
  6. 小田原周辺は船釣りで40cm超えも期待できること

相模湾のアジングポイントは東京湾側と相模湾側で特性が異なること

相模湾のアジングポイントは東京湾側と相模湾側で特性が異なること

相模湾エリアでアジングを楽しむ際、まず理解しておくべき重要なポイントは、三浦半島を境に東京湾側と相模湾側では全く異なる海域特性を持つということです。同じ「相模湾エリア」として括られることが多いものの、実際には別の海と考えた方が良いでしょう。

東京湾側は内湾であるため、比較的穏やかな海況が多く、17~20cm程度のアジが安定して釣れる傾向にあります。横須賀市の東側や横浜エリアがこれに該当し、初心者でも釣果を上げやすいのが特徴です。一方、相模湾側は外洋に面しているため潮流が複雑で、小型のアジが中心となりますが、条件が揃えば30cm超えの良型や、時には40cm以上の尺アジが狙えるロマン溢れるフィールドでもあります。

東京湾側では毎年夏頃から17〜20cm強くらいのアジが比較的安定して釣れるのですが、相模湾では小アジがメイン。黒潮の影響も受けやすい分、たま〜にデカアジの話を聞きますが、潮時、時期、風向きなど複合的な要素を考慮した読みが必要になりそうです。

出典:ニューアジングポイントを撃て!

この引用にもあるように、相模湾側でのアジングは東京湾側と比べて難易度が高い反面、大型が期待できるというトレードオフの関係にあります。したがって、自分のスキルレベルや求める釣果のサイズによってエリアを選択することが、満足度の高い釣行につながるでしょう。

水温の違いも見逃せないポイントです。東京湾奥は冬季(2月頃)に水温が12℃以下まで下がることがあり、アジの活性が著しく低下します。対して相模湾側は黒潮の影響を受けるため、同時期でも15℃程度を保つことが多く、冬でもアジングが成立しやすいという利点があります。ただし、その分潮の流れが速く風の影響も受けやすいため、海況判断が重要になってきます。

三浦半島の西側海岸部から東側海岸部まで、車で横断しても30分前後という近距離にもかかわらず、これほどまでに海の性格が異なるのは興味深い点です。当日の海況や狙いたいサイズ、自分の技術レベルなどを総合的に判断して、東京湾側か相模湾側かを選択する柔軟性を持つことが、相模湾エリアでのアジング成功の第一歩となるでしょう。

📊 東京湾側と相模湾側の特性比較表

項目東京湾側相模湾側
主な釣れるサイズ17~20cm小型中心だが30~40cm超えも
魚影の濃さ比較的安定条件次第で変動大きい
海況穏やかなことが多い外洋の影響を受けやすい
冬季の水温12℃以下になることも15℃程度を維持しやすい
難易度初心者向け中級者以上向け
代表的エリア横須賀東部、横浜、川崎小田原、茅ヶ崎、西湘

横須賀エリアは通年でアジが狙える好ポイントであること

横須賀エリアは通年でアジが狙える好ポイントであること

横須賀エリアは相模湾のアジングポイントの中でも特に実績が高く、一年を通してアジが狙える優良フィールドとして知られています。東京湾側と相模湾側の両方にポイントが点在しており、その日の海況や狙いに応じて釣り場を選択できる柔軟性が最大の魅力です。

東京湾側の代表的なポイントとして挙げられるのがうみかぜ公園です。無料の釣り公園として整備されており、アジとメバルが両方釣れる人気スポットとなっています。足元から8m、沖は16m近い水深があるため、昼間でもアジを狙うことが可能です。常夜灯も完備されており夜釣りもしやすく、タチウオやサバの回遊もあるため、様々なターゲットを楽しめます。

同じく東京湾側の海辺つり公園も横須賀市が管理する無料の釣り公園で、うみかぜ公園のすぐ近くに位置します。ただし閉園時間があり(5時から22時まで)、夜釣りには時間制限があるため、朝まずめや夕まずめを狙った釣行がメインとなります。メバリング、アジング共に釣果は上がっていますが、どちらかといえばメバルの方が良く釣れるポイントとして評価されているようです。

📍 横須賀エリアの主要アジングポイント一覧

ポイント名エリア特徴おすすめ度
うみかぜ公園東京湾側水深があり昼夜問わず可、常夜灯あり⭐⭐⭐⭐⭐
海辺つり公園東京湾側メバル実績高い、時間制限あり⭐⭐⭐⭐
三春町岸壁東京湾側車横付け可、夕方から夜向き⭐⭐⭐⭐
深浦湾東京湾側小場所だが魚影濃い⭐⭐⭐
旗山崎相模湾側尺アジの回遊あり⭐⭐⭐⭐⭐
長井・松崎堤防相模湾側船道狙い、夜に入ってくる⭐⭐⭐

三春町岸壁(ドンキホーテ裏とも呼ばれる)は、海辺つり公園の横にあり、車を横付けできる利便性の高いポイントです。ただし基本的に日中は駐車禁止となっているため注意が必要です。どちらかといえばアジを狙うなら夕方から夜がおすすめとされています。

相模湾側のポイントとしては旗山崎が注目に値します。走水エリアに位置し、「黄金アジ」として知られる良型アジの回遊があるポイントです。夜になると尺アジの回遊があり、メバリングでも釣れるマルチなスポットといえます。ただし駐車場がないことがネックで、近くの走水水源地駐車場は距離があり、かつ時間制限(入庫5:00~20:00、出庫5:00~21:00)があるため、釣行計画には注意が必要です。

横須賀エリアの特徴として、シーズンという概念がなく一年中釣ることができる点が挙げられます。もちろん渋い時期もありますが、ポイントを選べば何かしら反応が得られる可能性が高いのです。また、堤防から小規模な磯まで多様な釣り場があり、夜だけ釣れるポイントや昼夜釣れるポイントなど、都合の良い時間で狙うことも可能です。

アクセス面でも横須賀エリアは優れており、都心から電車でもアクセスしやすく、車であれば横浜横須賀道路を使えば比較的短時間で到着できます。初心者から上級者まで幅広く楽しめる懐の深さと、通年で狙える安定性が、横須賀エリアを相模湾アジングの代表的なフィールドたらしめているのでしょう。

平塚・茅ヶ崎エリアは良型アジの実績が高いこと

平塚・茅ヶ崎エリアは良型アジの実績が高いこと

平塚・茅ヶ崎エリアは、相模湾のアジングにおいて25cm以上の良型アジの実績が特に高いことで知られています。江ノ島沖や茅ヶ崎沖は古くからアジ釣りの名所として親しまれており、現代のアジングにおいてもその伝統は脈々と受け継がれています。

茅ヶ崎エリアの特徴として、水深100m前後のポイントでアジを狙うことが多いという点が挙げられます。これは船釣りの話になりますが、ビシアジ(コマセ釣り)で狙う場合、二宮沖や茅ヶ崎沖、江ノ島沖などの深場が主なポイントとなります。25cmからスタートして、30cm~40cmクラスの良型が安定して狙えるのが大きな魅力です。

茅ヶ崎沖は型が良く、初夏から夏にかけての産卵期には脂の乗りがとても良くなり、最高の食材になります。私は毎年、これを楽しみに足を運びます。

出典:早くも始まった相模湾の大アジ釣り

この引用からもわかるように、茅ヶ崎沖のアジはサイズだけでなく脂の乗りも良好で、食材としても最高級の品質を誇ります。産卵期にあたる初夏から夏にかけては特に美味しくなるため、釣って楽しい、食べて美味しいという二重の喜びが得られるでしょう。

陸っぱり(ショアからのアジング)でこのエリアを攻略する場合、いくつかの好ポイントが存在します。片瀬漁港は春先にアジの回遊があり、回遊してくる時期を狙えばアジングで釣果が上がります。基本的には朝まずめか夕まずめに回遊してくるため、この時間帯を狙うのが効果的です。ただし居着きのアジはあまりいないと考えられ、回遊待ちの釣りになる点には注意が必要です。

🎣 平塚・茅ヶ崎エリアのアジングポイント詳細

ポイント名アクセス水深釣れるサイズベストタイム
片瀬漁港小田急片瀬江ノ島駅徒歩5分浅め回遊次第朝・夕まずめ
江ノ島表磯江ノ島内岩礁帯大型期待夜間
湘南大堤防江ノ島外海側深いメバル・アジ夜間
平塚新港平塚駅からバス中程度25cm前後夕まずめ~夜

江ノ島の表磯は湘南でも貴重なメバリングスポットとして知られていますが、アジングも可能です。ただし数は釣れにくく、釣れた場合のサイズが大きいという特徴があります。表磯入り口付近のテトラ周りが狙い目のポイントとされており、稀にアジやカマスの回遊もあるようです。難易度は高めですが、大型を狙いたい上級者にはチャレンジする価値があるかもしれません。

同じく江ノ島の湘南大堤防では、堤防先端から外海側が岩礁帯となっており、メバリングと併せてアジングも楽しめます。すぐ近くの表磯と比べると、街灯があり足場も高いため安全性が高く、初心者にもおすすめできるポイントといえるでしょう。

平塚エリアからも茅ヶ崎沖や江ノ島沖、二宮沖などへ船が出ており、複数のポイントを状況に応じて選択できるのが利点です。特に船宿によっては、その日の海況や魚の活性に合わせて最適なポイントへ案内してくれるため、陸っぱりよりも安定した釣果が期待できます。

このエリアの最大の魅力は、やはり良型アジの実績の高さにあります。20cm台前半のアジでも十分楽しめますが、30cmを超えるアジとのやり取りは格別の興奮をもたらしてくれます。さらに40cm超えも夢ではないというロマンがあり、多くのアジンガーを惹きつけ続けているのです。

西湘サーフは尺アジが狙える夢のエリアであること

西湘サーフは尺アジが狙える夢のエリアであること

西湘エリア、特に西湘サーフは、相模湾アジングにおいて30cm超えの尺アジが狙える夢のエリアとして、多くのアジンガーの憧れの的となっています。通常の堤防釣りでは20cm前後が平均サイズとなることが多い中、このエリアでは平均サイズが30cm超え、さらには40cm超えや50cm級の可能性も秘めているという、まさにロマン溢れるフィールドなのです。

堤防から狙える魚は20cm級が平均だが、相模湾の西湘海岸では多くのアジングファンが目標とする30cm超えが平均。それどころか40cm超えや50cm級の可能性も秘める夢のあるフィールド。

出典:西湘サーフアジングで38cm大型アジ登場

西湘サーフの特徴は、主な釣り場が相模川河口周辺から小田原周辺にかけての砂浜や砂利のサーフであるという点です。潮通しが良く水深があるため、初夏から晩秋までは回遊魚やタチウオなども接岸します。特に国府津周辺では、岸から50mほどの沖でも水深が10m前後あるという、関東では珍しい急深の地形となっています。

この急深の地形こそが、大型アジが回遊してくる理由の一つと考えられます。深場を回遊する30~40cmクラスの大型アジが、サーフの沖合を泳いでいるのです。これらの魚をルアーで狙うのが西湘サーフアジングの醍醐味といえるでしょう。

🌊 西湘サーフの代表的なポイント

ポイント名特徴水深アクセス注意点
酒匂川河口流れが強く好ポイント30~40m沖でブレイク車でアクセス可下げ潮がチャンス
森戸川河口40cm超えの実績あり急深西湘バイパス国府津IC近く人気で混雑しやすい
国府津周辺岸から50mで水深10m非常に深い西湘バイパス利用遠投必須
小田原サーフ広大なエリア深い小田原駅からアクセス可ポイント選択が重要

西湘サーフでのアジングには遠投が必須となります。フロートリグを使った遠投技術が釣果を左右するといっても過言ではありません。15gのフロートに1.5gのジグヘッド、2.3インチのソフトルアーをセットするような仕掛けが一般的です。また、キャロライナリグ(9.5gのシンカー)も選択肢の一つとなります。

釣り方としては、流れにキャストして抵抗が強いときに巻くのを止めたりしながらスローリトリーブで中層を狙うのが基本です。フロートリグの場合、沈まないためさらにスローに攻めることが可能で、沖の流れに乗せやすいという利点があります。流れの強いところでは逆にラインを少しずつ送り出し、流されていくベイトを演出することも効果的とされています。

タイミングも重要で、潮位が下がる時間帯が特にチャンスとなります。河口のポイントでは潮位が下がると川幅が狭くなり流れが強まるため、流されてくるベイトが増え、それを狙ってアジが集まってくるのです。経験上、潮位の高い時間帯よりも潮位の下がる時間帯で釣れることが多いという報告もあります。

西湘サーフでのアジングは、確かに難易度は高めです。遠投技術、潮や流れを読む力、適切なタイミングでのポイント選択など、総合的なスキルが求められます。しかし、その分38cmや40cm超えの大型アジを手にしたときの感動は計り知れないものがあります。一度この興奮を味わってしまうと、多くのアジンガーが西湘サーフに通い続ける理由がわかるでしょう。

横浜エリアは都心から近くアクセスが良いこと

横浜エリアは都心から近くアクセスが良いこと

横浜エリアは、都心からのアクセスの良さという点で相模湾のアジングポイントの中でも際立った存在です。電車でも車でも比較的短時間でアクセスでき、仕事帰りや休日の釣行に最適なロケーションとなっています。しかも近年では思いのほかアジの魚影が濃くなってきており、都市型アジングスポットとして注目を集めています。

横浜エリアで特に実績が高いのが根岸湾周辺です。近くにローソンがあり、トイレが借りられたり買い物ができたりと利便性が高いポイントとなっています。このエリアの最大の特徴は、GWあたりから1ヶ月くらいの産卵時期にアジが釣れ続くということです。5~6月のシーズンには多くのアジンガーが通い、特にローソン周辺は障害物などが多く、足元や近距離でアジが安定して釣れやすい傾向にあります。

ここはGWあたりから1ヶ月くらいの産卵の時期にアジが釣れ続くためその時期には多くのアジンガーが通っている。そのシーズンが終わるとしばらく釣れない印象。

出典:首都圏でのアジングについて

時間帯としては夕まずめから日が沈んでしばらくが一番釣れるイメージで、深夜から入った場合や朝まずめなどはあまり釣れている印象がないとの報告もあります。ただし、5~6月以外の時期についてはあまり情報がないため、秋や冬なども釣れる可能性はあるものの、産卵期ほどの好調さは期待できないかもしれません。

🏙️ 横浜エリアの主要アジングポイント比較

ポイント名最寄り駅特徴ベストシーズン釣りやすさ
根岸湾(ローソン周辺)根岸駅足元で釣れる、利便性高い5~6月⭐⭐⭐⭐⭐
大黒ふ頭西緑地(ベイ下)生麦駅からバス秋~冬が好調9~2月⭐⭐⭐⭐
ふれーゆ裏鶴見駅からバス潮通し良い、根多い通年⭐⭐⭐
東扇島西公園川崎駅からバス広い、設備充実通年⭐⭐⭐⭐
八景島対岸八景島駅テトラ帯、岩場春先⭐⭐⭐
みなとみらい・臨港パーク桜木町駅都会的スポット通年⭐⭐⭐

**大黒ふ頭西緑地(ベイ下)**は横浜ベイブリッジの真下に位置し、秋~冬によくアジンガーが集まるポイントです。注意点として、22時~5時の間は緑地に通じる道路が封鎖されるため、22時までに帰るか5時まで夜通し釣ることになります。アクセスはいまいちですが、近くの公園に公衆トイレがあるため環境は悪くありません。

アジ目当ての釣り人に人気があるのは、ベイブリッジ真下より少し左にある防波堤周辺、緑地の左端、右端あたりです。足元付近や防波堤周りなど、壁際でよく釣れる傾向にあります。柵はありますが、ふれーゆのように海面が遠くないため比較的釣りやすいのも利点です。

ふれーゆ裏は川崎市鶴見区にある遊歩道沿いの釣り場で、潮通しが良くアジの回遊が多いアジングスポットとして知られています。ただし、根が多くボトムを探っていると根がかりしやすいこと、堤防から水面の距離が遠く風の影響を受けやすいことなど、初心者がアジングするには少々厳しい面もあります。どちらかというとカサゴの方が多く釣れる印象があるようです。

意外なスポットとしてはみなとみらい・臨港パークが挙げられます。一見すると釣り場の雰囲気はありませんが、実はアジが回遊してくる都会のアジングスポットの一つなのです。赤レンガ倉庫前や象の鼻パーク、ワンド状の船着場などの小場所も狙い目で、海底に敷石の岩場が多いため、臨港パークはメバルも釣れます。ただし、みなとみらいは釣り・ルアーフィッシング禁止のエリアもあるため、利用前に看板をよく確認する必要があります。

横浜エリアの魅力は、何といっても都心からの近さと多様なポイント選択肢にあります。その日の海況、時間帯、自分のスキルレベルに応じて最適なポイントを選べる懐の深さが、多くのアジンガーを惹きつけているのでしょう。

小田原周辺は船釣りで40cm超えも期待できること

小田原周辺は船釣りで40cm超えも期待できること

小田原周辺は、相模湾のアジングにおいて船釣りで40cm超えの大型アジが狙えるエリアとして知られています。陸っぱりでのアジング情報は比較的少ないものの、船釣りにおいては長い歴史と豊富な実績を誇る名エリアといえるでしょう。

小田原沖でのアジ釣りは、型が良く40cm超えも上がっているため、サイズには大いに期待できます。ただし、アジ専門で狙っている船宿が少ないという特徴があり、五目釣りなど他の魚とセットで狙うプランを探す必要があるかもしれません。これは逆に考えれば、アジ以外にも様々な魚種が釣れる可能性があるということで、飽きのこない釣りが楽しめるともいえます。

小田原港から出航している船宿では、大抵の場合小田原沖をポイントとします。水深は場所によって異なりますが、一般的には50m~100m程度の範囲で狙うことが多いようです。アジのサイズは25cm~40cm超えと幅がありますが、平均して良型が揃いやすい傾向にあります。

🚤 小田原周辺の主な船宿とターゲット

船宿名主な釣り物ポイントアジのサイズ特徴
もと明丸コマセ五目小田原沖25~40cmアマダイ、サバ、カサゴなども
平安丸ビシアジ、マダイなど小田原沖、二宮沖30cm前後予約表でビシアジの日程確認

もと明丸では、コマセ五目で小田原沖のアジを釣るプランがあります。アジの他にもアマダイ、サバ、カサゴといった魚種が釣れており、最近の釣果では大体15~30匹前後のアジ+その他諸々の魚という内容になっているようです。アジ専門ではないものの、安定した釣果が期待できるプランといえるでしょう。

平安丸では、現在はヤリイカ、マダイ、根魚五目、カマスがメインとなっているようですが、時々ビシアジでの出船もあるとのことです。ホームページに予約表があるため、そこでビシアジの日程があれば参加できる可能性があります。カマス狙いでは二宮沖をポイントにしているため、ビシアジでも小田原沖と二宮沖のポイントがメインになっていると推測されます。

小田原周辺で陸っぱりのアジングを楽しみたい場合、小田原港内や早川港などが候補となりますが、情報は限られています。一般的には、船釣りの方が実績が高く、大型アジに出会える確率も高いと考えられます。

船釣りでのアジングは、陸っぱりとは異なる楽しさがあります。深場を回遊する大型アジを狙うという点では、より本格的なアジ釣りといえるかもしれません。コマセワークやタナ取りなど、陸っぱりにはない技術も必要となりますが、その分40cm超えの大型が掛かったときの興奮は格別です。

小田原エリアは、相模湾の西端に位置し、外洋の影響を受けやすいエリアです。そのため黒潮に乗って回遊してくる大型のアジに出会える可能性が高いのでしょう。季節によっては他の回遊魚も豊富で、総合的に楽しめる釣り場として、船釣りファンには見逃せないエリアといえます。


相模湾のアジングで釣果を上げるための攻略法

小田原周辺は船釣りで40cm超えも期待できること
  1. 東京湾側と相模湾側で釣り方を変えることが重要であること
  2. 時期によってポイント選択を変えることが釣果の鍵となること
  3. フロートリグの活用が遠投を必要とするポイントで有効であること
  4. 潮の動きを読むことでチャンスタイムを逃さないこと
  5. 根岸湾は5〜6月の産卵期が特に好調であること
  6. 深夜帯より夕まずめから夜間が釣れやすい傾向にあること
  7. まとめ:相模湾のアジングポイント選びと攻略のポイント

東京湾側と相模湾側で釣り方を変えることが重要であること

東京湾側と相模湾側で釣り方を変えることが重要であること

相模湾エリアでアジングの釣果を上げるためには、東京湾側と相模湾側で釣り方を使い分けることが非常に重要です。同じ「アジング」というカテゴリーではあっても、海の特性が異なれば最適なアプローチも変わってくるのです。

東京湾側では、比較的穏やかな海況が多く、水深もそれほど深くないポイントが多いため、軽めのジグヘッド(0.5g~1.5g程度)で足元から近距離を探るのが基本となります。特に横須賀や横浜のポイントでは、常夜灯周りや障害物周辺に居着いているアジを狙うため、丁寧なアプローチが求められます。ワームは2インチ前後の小型を使用し、スローなただ巻きやリフト&フォールで誘うのが効果的でしょう。

一方、相模湾側では状況が大きく異なります。外洋の影響を受けて潮の流れが速く、沖合の深場を回遊するアジを狙う必要があるため、遠投できる仕掛けが必須となります。フロートリグやキャロライナリグを使用し、15g~20g程度の重さで50m以上遠投することも珍しくありません。ワームサイズも2.5~3インチ程度とやや大きめを選択し、大型アジにアピールします。

🎯 東京湾側と相模湾側の釣り方比較

項目東京湾側相模湾側
ジグヘッド重さ0.5~1.5g1.5~2.5g(+フロート15g)
ワームサイズ1.5~2インチ2.5~3インチ
キャスト距離10~30m30~80m
主な釣り方ただ巻き、リフト&フォールスローリトリーブ、ドリフト
狙うレンジ表層~中層中層~ボトム付近
ロッドの長さ6~7フィート7~8フィート以上

東京湾側のポイントで特に有効なのが、常夜灯周りのパターンです。常夜灯に集まるプランクトンを狙って小魚が集まり、それを捕食するためにアジが回ってきます。明暗の境目を丁寧に探ることで、効率的にアジを見つけることができるでしょう。また、テトラや岸壁などの障害物周辺も見逃せないポイントで、こうした場所に居着いているアジは比較的釣りやすい傾向にあります。

相模湾側では、流れに乗せるドリフトの釣りが効果的です。フロートリグをキャストしたら、ラインを少しずつ送り出しながら潮の流れに乗せていきます。流されていくベイトフィッシュを演出することで、大型アジのバイトを誘うことができます。また、潮目やブレイクラインといった変化のあるポイントを集中的に攻めることも重要です。

タックルセッティングも変える必要があります。東京湾側では感度重視の繊細なタックルが適していますが、相模湾側では遠投性能と大型アジに対応できるパワーのあるタックルが求められます。ロッドの長さも、東京湾側では6~7フィート程度で十分ですが、相模湾側では7~8フィート以上の長めのロッドが有利になります。

リールについても、東京湾側では1000~2000番台の小型スピニングリールで問題ありませんが、相模湾側では遠投と大型とのやり取りを考慮して2500~3000番台のやや大きめのリールを選択した方が安心です。ラインは、東京湾側ではPE0.3~0.4号、相模湾側ではPE0.4~0.6号程度が目安となるでしょう。

このように、同じ相模湾エリアでも東京湾側と相模湾側では全く異なるアプローチが必要です。それぞれの海域特性を理解し、適切な釣り方を選択することが、釣果アップの近道となります。

時期によってポイント選択を変えることが釣果の鍵となること

時期によってポイント選択を変えることが釣果の鍵となること

相模湾のアジングで安定した釣果を上げるためには、季節や時期に応じて最適なポイントを選択することが非常に重要です。アジは季節によって回遊パターンや着き場が変化するため、その動きに合わせてポイントを変えていく柔軟性が求められます。

春(3月~5月)は、相模湾全域で産卵を控えたアジの活性が高まる時期です。特に5月のGW前後から6月にかけては、根岸湾などで産卵アジが集まり、非常に好調な釣果が期待できます。この時期は東京湾側のポイントが特に有望で、横須賀や横浜のポイントに多くのアジンガーが集まります。水温が15℃を超えてくると活性が上がり始めるため、水温情報もチェックしておくと良いでしょう。

夏(6月~8月)は、相模湾全域でアジが釣れるシーズンとなります。ただし水温が高くなりすぎると、アジはやや深場へ移動する傾向があります。この時期は平塚・茅ヶ崎エリアの船釣りが特におすすめで、脂の乗った良型アジが期待できます。陸っぱりでは、夜間の常夜灯周りや、潮通しの良いポイントが有望です。

📅 季節別おすすめポイントとターゲットサイズ

季節おすすめエリア主なポイント期待できるサイズ釣り方のコツ
春(3~5月)横浜・横須賀根岸湾、うみかぜ公園20~30cm産卵アジ狙い
初夏(6~7月)茅ヶ崎・平塚茅ヶ崎沖、江ノ島沖25~35cm脂の乗り最高
盛夏(7~8月)全域深場・常夜灯周り20~30cm夜釣りメイン
秋(9~11月)横浜・西湘大黒、酒匂川河口25~40cm良型多い
冬(12~2月)相模湾側・外房西湘、小田原沖30~40cm水温維持エリア

秋(9月~11月)は、相模湾アジングのもう一つのハイシーズンといえます。夏の高水温から徐々に水温が下がり始め、アジの活性が再び高まります。この時期は横浜エリアの大黒ふ頭西緑地などで好調な釣果が報告されており、サイズも良型が多くなる傾向にあります。また、西湘サーフでも大型アジの回遊が期待できる時期で、尺アジを狙うなら見逃せないシーズンです。

冬(12月~2月)は、東京湾奥の水温が12℃を下回ることがあり、アジの活性が低下しがちです。この時期は黒潮の影響を受けやすい相模湾側や外房エリアが有望となります。水温が15℃程度を維持しているポイントを探すことが重要で、西湘エリアや小田原沖の船釣りが選択肢となります。陸っぱりは厳しい時期ですが、まったく釣れないわけではなく、条件が揃えば良型が期待できます。

時期によるポイント選択のもう一つの重要な要素が、潮回りと潮位です。大潮や中潮の方が潮の動きが大きく、アジの活性も上がりやすい傾向にあります。また、河口付近のポイントでは潮位が下がる時間帯が特にチャンスとなることが多いため、釣行計画を立てる際は潮汐表を必ずチェックしましょう。

月の満ち欠けによる影響も無視できません。一般的には大潮の前後が最も釣れやすいとされていますが、逆に小潮や長潮でも条件次第では好釣果が得られることもあります。むしろ重要なのは、その日の潮の動きを読んで、潮が動くタイミングでポイントに入ることです。

こうした季節変動や潮汐パターンを理解し、その時期に最も有望なポイントを選択することが、相模湾アジングで安定した釣果を上げるための重要な鍵となるのです。

フロートリグの活用が遠投を必要とするポイントで有効であること

フロートリグの活用が遠投を必要とするポイントで有効であること

相模湾のアジング、特に相模湾側や西湘サーフなどのポイントでは、フロートリグ(飛ばしウキ)の活用が非常に有効です。遠投が必要なポイントや、潮の流れに乗せたい場合に、フロートリグは他の仕掛けにはない利点を発揮します。

フロートリグの最大のメリットは、軽いジグヘッドのまま遠くへ飛ばせることです。通常、1.5g程度のジグヘッドでは20~30m程度しか飛びませんが、15gのフロートを付けることで50~80mもの遠投が可能になります。これにより、沖合の深場を回遊する大型アジにルアーを届けることができるのです。

🎣 フロートリグの基本セッティング

パーツ推奨スペック備考
フロート10~20gポイントや状況に応じて選択
リーダーフロロ1.5~2号、1~2m長めの方がナチュラル
ジグヘッド1~2g通常のアジングと同じ
ワーム2~3インチやや大きめが有効
ロッド7.5~8.5フィート長めが遠投有利
リール2500~3000番ライン巻量とパワー重視

フロートリグの使い方は、基本的にはキャスト後、フロートを潮の流れに乗せながらスローリトリーブします。フロートは沈まないため、中層から表層をゆっくりと探ることができます。また、引き抵抗が強いため、沖の流れに乗せやすいという利点もあります。

西湘サーフなどの流れが強いポイントでは、ラインを少しずつ送り出し、流されていくベイトを演出するドリフトの釣りも効果的です。フロートが流れに乗って自然に漂いながら、その下でワームがゆらゆらと泳ぐ様子は、まさにベイトフィッシュそのもの。大型アジにとって抗いがたい誘惑となるでしょう。

フロートリグのもう一つの利点は、風や波の影響を受けにくいことです。通常のジグヘッド単体では、強風時にはラインが煽られて釣りにならないことがありますが、フロートを使えば水面に浮いているフロート部分で風をある程度受け止め、水中のジグヘッドは比較的安定して泳がせることができます。

ただし、フロートリグにもデメリットがあります。最大の欠点は、感度が若干劣ることです。フロートとジグヘッドの間にリーダーがあるため、アジがワームを咥えた微細なアタリを感じ取りにくくなります。そのため、アタリがあったらすぐに合わせるのではなく、少し待ってから大きくアワセるのがコツです。

また、回収に時間がかかるのも考慮すべき点です。遠投した分、回収にも時間がかかりますし、フロートが水面にあるため、ランディング時にも注意が必要です。効率を重視するなら、あまり遠くまで投げすぎず、40~50m程度で探るのも一つの戦略といえます。

フロートの選択も重要です。重さは10g、15g、20gなどがありますが、15gが最も汎用性が高いでしょう。飛距離と操作性のバランスが良く、多くの状況に対応できます。形状は、シャローフロート(沈みにくいタイプ)とディープフロート(沈むタイプ)があり、狙いたいレンジに応じて使い分けることもできます。

相模湾の遠投を必要とするポイントでは、フロートリグを使いこなせるかどうかが釣果を大きく左右します。最初は扱いにくく感じるかもしれませんが、慣れてくると非常に強力な武器となります。ぜひマスターして、大型アジ攻略に役立ててください。

潮の動きを読むことでチャンスタイムを逃さないこと

潮の動きを読むことでチャンスタイムを逃さないこと

相模湾のアジングにおいて、潮の動きを読む力は釣果を大きく左右する重要なスキルです。同じポイントでも、潮が動いているときと止まっているときでは、アジの活性が全く異なります。潮のタイミングを理解し、チャンスタイムを逃さないことが、効率的に釣果を上げる秘訣といえるでしょう。

まず基本として理解しておきたいのが、アジは潮が動いているときに活性が上がるということです。潮が動くことで海中にプランクトンや小魚が流され、それを捕食するためにアジが活発に動き回ります。逆に潮が止まっている時間帯(潮止まり)は、アジの活性も低下し、釣りにくくなる傾向があります。

特に重要なのが潮の向きです。上げ潮(満潮に向かう潮)と下げ潮(干潮に向かう潮)では、アジの着き場やベイトの流れ方が変わります。河口付近のポイントでは、特に下げ潮の影響が大きく、川の流れが強まるタイミングが好機となることが多いのです。

潮が下げてくると河口の川幅が狭くなり流れが強くなる。そうなるとポイントが絞りやすくなり、流されてくるベイトが増えるようだ。経験上、河口のポイントは潮位の高い時間帯よりも潮位の下がる時間帯で釣れることが多い。

出典:西湘サーフアジングで38cm大型アジ登場

この引用からもわかるように、河口付近では下げ潮のタイミングが特にチャンスとなります。川幅が狭まり流れが速くなることで、上流から流されてくる小魚やエビなどのベイトが増え、それを狙ってアジが集まってくるのです。

🌊 潮回り別の攻略ポイント

潮回り特徴攻略法おすすめポイント
大潮潮の動きが大きい潮が動く時間を狙う河口、岬周辺
中潮バランスが良い長時間釣りやすい全般的に有効
小潮潮の動きが小さいピンポイント狙い常夜灯周り
長潮ほとんど動かない朝夕まずめ重視湾内、港内
若潮徐々に動き始める潮変わりに注意潮目周辺

大潮や中潮の時期は、潮の動きが大きく、アジの活性も高まりやすいため、一般的には釣りやすいとされています。ただし、潮が速すぎるとルアーがうまく泳がなかったり、仕掛けが流されすぎたりすることもあるため、適度な速さが理想的です。

小潮や長潮の時期は、潮があまり動かないため難しい印象があります。しかし、こうした時期でも朝まずめや夕まずめのタイミングを狙えば、釣果が期待できることもあります。また、潮があまり動かない分、常夜灯周りなど特定のポイントにアジが集まりやすくなることもあるため、一概に不利とは言えません。

潮目の存在も見逃せません。2つの潮がぶつかる場所に形成される潮目は、プランクトンや小魚が溜まりやすく、それを狙って大型の魚が集まります。目視で潮目を確認できる場合は、積極的に狙ってみる価値があるでしょう。潮目は海面に帯状に現れ、ゴミや泡などが集まっているのが目印です。

潮汐表の見方も重要です。釣行前には必ず潮汐表をチェックし、満潮・干潮の時刻、潮位差、月齢などを確認しましょう。一般的に、潮位差が大きいほど潮の流れも速くなります。また、満潮や干潮の前後1~2時間が潮がよく動く時間帯とされています。

実際の釣行では、潮が動き始めたタイミングを見逃さないことが重要です。潮止まりから潮が動き始める瞬間は、アジのスイッチが入るタイミングでもあります。この時間帯を逃さず、集中して釣りをすることで、効率的に釣果を上げることができるでしょう。

根岸湾は5〜6月の産卵期が特に好調であること

根岸湾は5〜6月の産卵期が特に好調であること

根岸湾は横浜エリアを代表するアジングポイントの一つですが、特に5月のGW前後から6月にかけての産卵期に非常に好調となることで知られています。この時期には多くのアジンガーが集まり、連日のように良型アジの釣果が報告される人気スポットとなります。

根岸湾が産卵期に好調となる理由は、産卵を控えたアジが湾内に集まってくるためです。産卵前のアジは体力をつけるために活発に捕食活動を行い、また産卵場所を求めて湾内の浅場に接岸してきます。このタイミングでルアーへの反応も良くなり、数釣りが期待できるのです。

特にローソン周辺のエリアは、障害物が多く足元や近距離でアジが安定して釣れやすいという特徴があります。柵などはないため落水には注意が必要ですが、その分ロッドの扱いやすさは抜群で、水面も近いためアジングしやすい環境といえます。初心者でも比較的釣果を上げやすいポイントでしょう。

根岸湾(ローソン周辺)の攻略ポイント

要素詳細
ベストシーズン5月GW~6月
ベストタイム夕まずめ~日没後2時間
釣れるサイズ18~28cm程度
おすすめジグヘッド0.8~1.5g
おすすめワーム1.8~2.3インチ
狙うポイント障害物周り、足元
混雑度産卵期は非常に混雑

時間帯としては、夕まずめから日が沈んでしばらく(日没後1~2時間程度)が最も釣れやすいとされています。日中も釣れないわけではありませんが、やはり夕方以降の方が活性が高く、数も期待できます。深夜から入った場合や朝まずめは、産卵期であってもあまり釣れていないという報告が多いようです。

根岸湾での釣り方は、基本的には軽めのジグヘッド(0.8~1.5g程度)でゆっくりとただ巻きするのが効果的です。障害物周りを丁寧に探り、時々ストップを入れてアジにバイトのチャンスを与えます。ワームは1.8~2.3インチ程度の小型を使用し、ナチュラルなアクションを心がけましょう。

注意点として、産卵期の根岸湾は非常に混雑することが挙げられます。人気のポイントでは隣との距離が1~2m程度しかないこともあり、キャストする際には周囲への配慮が必要です。また、ローソンのトイレを利用する際も、釣り人のマナーが問われます。ゴミは必ず持ち帰り、駐車場も適切に利用するなど、常識的な行動を心がけましょう。

産卵期以外の時期については、秋や冬にも釣れるという情報はありますが、5~6月ほどの好調さは期待できないようです。ただし、アングラーズなどの釣果情報サイトを見ると、通年で一定の釣果は上がっているため、完全に釣れなくなるわけではありません。産卵期ほどの数は望めなくても、良型が単発で釣れる可能性は十分にあるでしょう。

根岸湾の魅力は、何といっても都心からのアクセスの良さと、産卵期の安定した釣果にあります。電車でもアクセスしやすく、近くにコンビニもあるため、初心者や仕事帰りの釣行にも最適です。5~6月の産卵期には、ぜひ足を運んでみる価値のあるポイントといえるでしょう。

深夜帯より夕まずめから夜間が釣れやすい傾向にあること

深夜帯より夕まずめから夜間が釣れやすい傾向にあること

相模湾のアジングにおいて、多くのポイントで共通する傾向として、深夜帯よりも夕まずめから夜間(日没後2~3時間程度)の方が釣れやすいという特徴があります。この時間帯を理解し、効率的に釣行計画を立てることが、限られた時間で最大の釣果を上げるコツといえるでしょう。

夕まずめは、日中活動していた小魚たちが夜の休息場所へ移動するタイミングであり、それを狙ってアジなどのフィッシュイーターも活発に捕食活動を行います。また、日中は沖合や深場にいたアジが、夜になると岸近くの浅場へ接岸してくるという行動パターンも、夕まずめから夜間が釣れやすい理由の一つです。

一方、深夜帯(0時~4時頃)になると、多くのポイントでアジの活性が低下する傾向にあります。これは、アジが一定の捕食活動を終えて休息モードに入るためと考えられます。もちろん深夜でも釣れることはありますが、夕まずめから夜間と比べると明らかに反応が悪くなることが多いのです。

🌙 時間帯別の釣果傾向とおすすめポイント

時間帯アジの活性釣果期待度おすすめポイント注意点
朝まずめ(4~6時)中~高⭐⭐⭐河口、サーフポイントによる
日中(6~17時)低~中⭐⭐深場、常夜灯下水深あるポイント
夕まずめ(17~19時)⭐⭐⭐⭐⭐全ポイント最重要時間帯
夜間(19~23時)⭐⭐⭐⭐常夜灯周り、堤防ゴールデンタイム
深夜(23~4時)⭐⭐一部ポイントのみ非効率的

根岸湾の例でも、夕まずめから日が沈んでしばらくが一番釣れるイメージで、深夜から入った場合や朝まずめではあまり釣れていない印象があるという報告があります。これは他のポイントでも同様の傾向が見られ、相模湾エリア全体の特徴といえるかもしれません。

ただし例外もあり、一部のポイントでは**朝まずめ(明け方4時~6時頃)**も釣れやすい時間帯となります。特に河口付近やサーフなどでは、夜明けとともに活性が上がることがあります。また、夏場の水温が高い時期には、日中よりも涼しい早朝の方がアジの活性が高いこともあるでしょう。

時間帯による釣り方の違いも考慮すべきです。夕まずめから夜間は、常夜灯周りを中心に攻めるのが効果的です。常夜灯に集まるプランクトンを狙って小魚が集まり、それを捕食するためにアジが回ってきます。明暗の境目を丁寧に探ることで、効率的にアジを見つけることができます。

深夜帯に釣行する場合は、常夜灯のない真っ暗なポイントよりも、何かしら光源があるポイントの方が有利です。月明かりがある夜(満月前後)は、深夜でも比較的釣りやすい傾向にあります。逆に新月前後の真っ暗な夜は、深夜の釣果がさらに厳しくなる可能性があります。

効率を重視するなら、夕方17時頃から夜23時頃までの6時間程度を集中的に狙うのが最も効果的でしょう。この時間帯にポイントに入り、夕まずめのチャンスタイムを逃さず、夜間の常夜灯周りを攻略し、深夜前に撤収する。このパターンが、相模湾アジングの王道といえるかもしれません。

仕事の都合などで深夜しか釣行できない場合もあるかと思いますが、その場合は過度な期待をせず、のんびりと釣りを楽しむくらいの気持ちで臨むのが良いでしょう。たまに深夜でも好調なこともあるため、チャンスはゼロではありません。

まとめ:相模湾のアジングポイント選びと攻略のポイント

まとめ:相模湾のアジングポイント選びと攻略のポイント

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 相模湾のアジングポイントは東京湾側と相模湾側で海域特性が大きく異なり、それぞれに適したアプローチが必要である
  2. 横須賀エリアは通年でアジが狙える優良フィールドで、うみかぜ公園や海辺つり公園などの釣り公園が初心者にもおすすめである
  3. 平塚・茅ヶ崎エリアは25cm以上の良型アジの実績が特に高く、茅ヶ崎沖では産卵期に脂の乗った最高品質のアジが狙える
  4. 西湘サーフは30cm超えの尺アジが平均サイズという夢のエリアで、40cm超えや50cm級の可能性も秘めている
  5. 横浜エリアは都心からのアクセスが良く、根岸湾や大黒ふ頭西緑地など多様なポイントが選択できる
  6. 小田原周辺は船釣りで40cm超えの大型アジが狙えるエリアで、コマセ五目などのプランが有効である
  7. 東京湾側では軽めのジグヘッドで足元から近距離を探り、相模湾側ではフロートリグで遠投する釣り分けが重要である
  8. 春の5~6月は産卵期で特に好調となり、秋の9~11月も良型が多くなる重要なシーズンである
  9. フロートリグは15g程度が汎用性が高く、50~80mの遠投が可能になり深場の大型アジにルアーを届けられる
  10. 潮の動きを読むことが釣果を左右し、特に河口付近では下げ潮のタイミングが好機となることが多い
  11. 根岸湾は5~6月の産卵期に多くのアジンガーが集まる人気スポットで、ローソン周辺が特に好ポイントである
  12. 夕まずめから夜間(日没後2~3時間程度)が最も釣れやすく、深夜帯よりも効率的に釣果が上げられる
  13. 水温が15℃を超えると活性が上がり始め、冬季は黒潮の影響を受けやすい相模湾側が有望となる
  14. ポイント選択は季節、潮回り、時間帯、海況などを総合的に判断して柔軟に変更することが成功の鍵である
  15. 相模湾エリアは東京湾側の安定性と相模湾側のロマンの両方を楽しめる、関東屈指のアジングフィールドである

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