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臨港パークでアジングは絶望的!?禁止ルールの実態と横浜で釣れる穴場スポット完全ガイド

臨港パークでアジングは絶望的!?禁止ルールの実態と横浜で釣れる穴場スポット完全ガイド
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横浜みなとみらいの観光地として知られる臨港パークで、アジングを楽しみたいと考えている釣り人は多いでしょう。アクセスの良さと美しい景観が魅力的なこのエリアですが、実は釣りに関して厳しい規制が設けられています。「投げ釣り禁止」という看板を見て、「じゃあルアーなら大丈夫?」と思った方もいるかもしれません。しかし現実はさらに厳しく、ルアー釣り自体が禁止されているのです。この記事では、臨港パークの釣り規制の詳細と、その理由、そして横浜エリアでアジングを楽しめる代替スポットについて、ネット上の情報を徹底的に調査・分析してお届けします。

せっかく横浜まで足を運んだのに、釣りができないとなれば残念ですよね。でも安心してください。横浜エリアには臨港パーク以外にも魅力的なアジングポイントが数多く存在します。根岸港、ふれーゆ裏、大黒海づり施設など、それぞれ特徴の異なる釣り場で、季節を問わずアジを狙うことができます。この記事では、各スポットの特徴や釣果情報、アクセス方法、さらには横浜アジングを成功させるためのコツまで、初心者から経験者まで役立つ情報を網羅的に紹介していきます。

この記事のポイント
✓ 臨港パークではルアー釣りが全面禁止、アジングは基本的にできない
✓ 禁止の理由は歩行者の安全確保と根がかりによる環境破壊防止
✓ 横浜エリアには根岸港やふれーゆ裏など代替できる優良アジングスポットが多数存在
✓ 各釣り場のルールを守ることが釣り場の存続に直結する
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臨港パークでのアジング規制の実態と背景

  1. 臨港パークでのアジングは基本的に禁止されている
  2. 禁止の理由は安全確保と環境保護にある
  3. 違反すると釣り場全体が閉鎖される可能性がある
  4. サビキ釣りなど一部の釣法は条件付きで可能
  5. ぷかり桟橋付近は特に規制が厳しい
  6. 臨港パークの基本情報と釣り場としての特徴

臨港パークでのアジングは基本的に禁止されている

臨港パークでのアジングは基本的に禁止されている

結論から言うと、臨港パークでのアジングは禁止されています。これは単なる「投げ釣り禁止」ではなく、ルアー釣り自体が全面的に禁止という厳しい規制です。

多くの釣り人が誤解しがちなのが、「投げ釣り禁止」という看板を見て「じゃあアンダーキャストなら大丈夫」「足元を探るだけなら問題ない」と考えてしまうことです。しかし実際には、投げる投げないに関わらず、ルアーを使用すること自体が禁止されているのです。

パシフィコ横浜のホームページに投釣り禁止(ルアー含む)との情報があったので詳細を確認するために問い合わせたところ**ルアー釣りは投げなくても禁止!**とのことでした。

出典: 横浜みなとみらいはアジング禁止? 2020年11月調べ【追記あり】 | DOBOKUNO BLOG

この情報は実際にパシフィコ横浜に電話で問い合わせた結果として報告されています。つまり、管理側の公式見解として、ルアー釣りは明確に禁止されているということです。この規制は非常に厳格で、アンダーハンドキャストやただ足元に落とすだけの行為も、ルアーを使用している時点で規制の対象となります。

この厳しい規制の背景には、観光地としての臨港パークの性格があります。みなとみらいエリアは平日でも観光客が多く、休日ともなれば家族連れやカップルで賑わいます。そんな中で、釣り針の付いたルアーが使用されることは、安全面で大きなリスクとなるのです。特に子供たちが走り回る公園内で、フックの付いたルアーが宙を舞う可能性があることは、管理者としては看過できない問題だったのでしょう。

また、アジングに使用される小型のジグヘッドやプラグは、一見すると危険性が低いように思えますが、フックは非常に鋭利です。不意の接触や誤った操作によって、第三者に怪我を負わせる可能性は十分にあります。過去には実際に歩行者が怪我をした事例も報告されており、これが規制強化のきっかけとなったと考えられます。

さらに、臨港パークは単なる釣り場ではなく、市民の憩いの場、観光スポットとしての機能が主目的です。釣り人だけでなく、散歩する人、ジョギングする人、ベンチで休憩する人など、様々な利用者が共存しています。そのため、釣りに関する規制は他の専用釣り場よりも厳しくならざるを得ない状況にあるのです。

📋 臨港パークで禁止されている釣り行為一覧

禁止事項詳細
投げ釣りリールの有無に関わらず、アンダースロー、下投げ、ちょい投げも含めて全て禁止
ルアー釣り投げる投げないに関わらず、ルアーの使用自体が禁止
柵への固定・立てかけ竿受けの使用や、柵に立てかけての置き竿も禁止
撒き餌柄杓や手で撒き餌を撒く行為が禁止
施設の汚損釣り場を汚す行為全般が禁止

このように、臨港パークでは釣りに関する様々な制限があり、特にルアー釣りに関しては最も厳しい規制が敷かれています。これは釣り人にとっては不便に感じるかもしれませんが、公共の場を皆で気持ちよく利用するための必要なルールなのです。

禁止の理由は安全確保と環境保護にある

禁止の理由は安全確保と環境保護にある

臨港パークでルアー釣りが禁止されている理由は、主に2つの重要な要因に基づいています。それは「歩行者の安全確保」と「根がかりによる環境破壊の防止」です。

まず安全面についてですが、臨港パークは観光地として多くの人々が訪れる場所です。特に休日や夏季シーズンには、家族連れ、カップル、外国人観光客などで賑わいます。子供たちが走り回り、ベンチでくつろぐ人々がいる中で、釣り針の付いたルアーやフックが飛び交うことは大きな危険を伴います。

過去には実際に歩行者が怪我をした事例があったと報告されています。釣り人がキャストした際に、通行人にルアーや仕掛けが接触してしまったのかもしれません。あるいは、地面に置かれた釣具を踏んでしまった、などの事故も考えられます。一度でもこうした事故が起きれば、管理者としては再発防止のために厳しい規制を設けざるを得なくなります。

特にルアー釣りの場合、エサ釣りと比較してキャスト動作が大きく、また頻繁になりがちです。アジングのような軽量ルアーを使用する釣りであっても、1.5g~3gのジグヘッドが高速で飛んでくれば、十分に危険です。ましてや、混雑した観光地でこうした行為が行われることは、リスクマネジメントの観点から容認できないのでしょう。

次に環境保護の観点ですが、根がかりによる環境破壊の防止も重要な理由の一つです。ルアー釣りでは、どうしても一定の確率で根がかりが発生します。特に臨港パークのような護岸沿いでは、海底に様々な障害物があり、ルアーが引っかかってしまうことは避けられません。

根がかりしたルアーやジグヘッドは、多くの場合回収できずに海中に残されてしまいます。これらのプラスチック製品や金属製のフックは、海洋生物に影響を与える可能性があります。また、海底に堆積したルアーやライン、フックなどは、徐々に海洋環境を汚染していきます。

さらに、臨港パークの海底には牡蠣殻やフジツボなどの生物が豊富に生息しています。これらは海のエコシステムにおいて重要な役割を果たしていますが、根がかりの回収作業で無理に引っ張ることで、こうした生物の生息環境を破壊してしまう可能性もあります。

🌊 臨港パーク規制の背景となる要因

要因具体的な懸念内容影響
歩行者の安全ルアーやフックによる怪我のリスク過去に実際の事故事例あり
観光地としての性格多様な利用者との共存釣り以外の利用者への配慮が必要
環境保護根がかりしたルアーによる海洋汚染プラスチックや金属の海中残留
生態系保護海底生物の生息環境破壊牡蠣殻やフジツボなどへの影響
国際的な観光地海外からの観光客も多いより高い安全基準が求められる

これらの理由を総合的に考えると、臨港パークでのルアー釣り禁止は、単なる規制ではなく、公共の場を守るための必要な措置と言えるでしょう。確かに釣り人にとっては不便ですが、より大きな視点で見れば、多くの人々が安全に楽しめる空間を維持するための重要なルールなのです。

また、こうした規制があることで、逆に臨港パークは家族連れでも安心して訪れることができる場所として機能しています。釣りを楽しみたい人は他の適切な場所を選び、観光やレジャーを楽しみたい人は臨港パークを選ぶ、という住み分けができているとも言えます。

違反すると釣り場全体が閉鎖される可能性がある

違反すると釣り場全体が閉鎖される可能性がある

臨港パークでのルール違反は、単に個人が注意を受けるだけでは済まない深刻な問題です。最も懸念されるのは、釣り場全体が閉鎖される可能性があるということです。

地元の釣具店の店員からの証言として、こんな警告が報告されています:

事故が発生してしまうと釣り自体が全面禁止という可能性も十分に考えられる。常連の方々は相当気をつけて釣りをしている。

出典: 横浜みなとみらいはアジング禁止? 2020年11月調べ【追記あり】 | DOBOKUNO BLOG

この証言は非常に重要な意味を持っています。つまり、現在は条件付きで一部の釣り(サビキ釣りなど)が許可されている状況ですが、これは非常に繊細なバランスの上に成り立っているということです。もし誰かがルールを破り、それによって事故が発生すれば、管理者は「釣り全面禁止」という最終手段を取らざるを得なくなるでしょう。

実際、日本各地の釣り場では、一部の釣り人のマナー違反やルール違反により、釣り禁止となってしまった場所が数多く存在します。横浜エリアでも、かつては釣りができた場所が現在は全面禁止になっているケースがあります。例えば、近隣の一部の公園や護岸では、ゴミの放置、夜間の騒音、駐車違反などの問題が重なり、最終的に釣り禁止になった場所もあると言われています。

臨港パークの場合、みなとみらいという横浜を代表する観光地に位置しているため、特に行政や管理者の目が厳しくなります。一度でも大きな事故や問題が発生すれば、すぐさまメディアに取り上げられ、世論の批判を浴びる可能性があります。そうなれば、管理者としては「釣り全面禁止」という判断を下さざるを得なくなるでしょう。

また、YouTubeやSNSでの釣り動画投稿も問題となっています。臨港パークで明らかにルアー釣りをしている動画が投稿され、それに対して視聴者から「投げ釣り禁止じゃないんですか?」というコメントや低評価がついているケースも報告されています。こうした公の場での規則違反の露呈は、管理者に規制強化の口実を与えてしまう可能性があります。


⚠️ ルール違反がもたらす連鎖的な悪影響

個人のルール違反
    ↓
事故・トラブル発生
    ↓
SNSやメディアで拡散
    ↓
世論の批判
    ↓
管理者による規制強化
    ↓
釣り全面禁止
    ↓
すべての釣り人が影響を受ける

このように、一人のルール違反が多くの人々に影響を及ぼす可能性があります。特に臨港パークのような都市部の公共スペースでは、その影響はより大きくなります。常連の釣り人たちが「相当気をつけて釣りをしている」と言われるのは、こうした危機感を共有しているからでしょう。

さらに問題なのは、ルール違反をしている本人は「自分一人くらい」「少しくらい」という軽い気持ちでいることが多い点です。しかし、そうした小さな違反の積み重ねが、最終的には釣り場の閉鎖につながるのです。

「赤信号みんなで渡れば怖くない」という考え方は、釣り場においては絶対に許されません。周りが違反しているからといって、自分も違反して良い理由にはなりません。むしろ、一人ひとりがルールを守ることで、貴重な釣り場を未来の世代にも残していくことができるのです。

都市部で釣りができる場所は年々減少しています。臨港パークのように、アクセスが良く、美しい景観の中で釣りができる場所は非常に貴重です。こうした場所を失わないためにも、すべての釣り人がルールを守り、マナーを重んじる姿勢が求められているのです。

サビキ釣りなど一部の釣法は条件付きで可能

サビキ釣りなど一部の釣法は条件付きで可能

臨港パークではルアー釣りは禁止されていますが、すべての釣りが禁止されているわけではありません。実は条件を守れば、サビキ釣りやウキ釣りなどの一部の釣法は可能なのです。

パシフィコ横浜への問い合わせによると、以下のような回答が得られています:

ルアー以外の釣りについては振りかぶって投げなければ可能 ・オーバーハンドキャストは禁止 ・アンダーキャストやサイドキャストは可能 竿先で軽く飛ばすくらいはOK

出典: 横浜みなとみらいはアジング禁止? 2020年11月調べ【追記あり】 | DOBOKUNO BLOG

この情報から分かるのは、投げ方に一定の制限があるものの、エサ釣りやウキ釣りは許可されているということです。ただし、ここでも「振りかぶって投げる」行為は禁止されており、あくまでも安全に配慮した釣り方が求められています。

具体的には、以下のような釣法であれば問題ないと考えられます:

✅ 許可される可能性が高い釣法:

  • 足元へのサビキ釣り(コマセカゴを使用)
  • ウキ釣り(軽いアンダーキャストのみ)
  • ヘチ釣り(足元の壁際を探る)
  • 延べ竿での釣り
  • 電気ウキを使った夜釣り(軽く投げる程度)

実際、臨港パークを訪れると、サビキ釣りをしている釣り人を多く見かけます。特に休日には家族連れでサビキ釣りを楽しんでいる光景が見られます。コノシロ、イワシ、小サバなどが釣れており、ファミリーフィッシングとしては十分に楽しめる環境のようです。

また、夜間には電気ウキを使用したウキ釣りでシーバスやクロダイを狙う釣り人もいるようです。この場合も、大きく振りかぶってキャストするのではなく、アンダーハンドで軽く仕掛けを飛ばす程度にとどめることが重要です。

📊 臨港パークで可能な釣法と注意点

釣法可否注意点
サビキ釣り⭕ 可能足元中心、大きくは投げない
ウキ釣り⭕ 可能アンダーキャストで軽く
ヘチ釣り⭕ 可能壁際を探る程度なら問題なし
延べ竿釣り⭕ 可能投げる動作がないため安全
アジング❌ 禁止ルアー使用のため不可
メバリング❌ 禁止ルアー使用のため不可
シーバスルアー❌ 禁止ルアー使用のため不可
ちょい投げ❌ 禁止投げる動作が伴うため不可

ただし、ここで注意が必要なのは、警備員や監視員によって判断が異なる可能性があるという点です。ある日はアンダーキャストを黙認されても、別の日には注意を受けるかもしれません。また、周囲の混雑状況によっても、許容される範囲が変わってくる可能性があります。

さらに、「撒き餌禁止」という規制もあります。サビキ釣りでコマセカゴを使用することは可能ですが、柄杓で撒き餌を撒いたり、手で撒く行為は禁止されています。これも、釣り場を清潔に保ち、他の利用者に迷惑をかけないための配慮です。

もう一つ重要なのは、時間帯や曜日によって釣りのしやすさが大きく変わるという点です。平日の早朝や夜間であれば観光客も少なく、比較的落ち着いて釣りができるかもしれません。一方、休日の日中は多くの観光客で賑わうため、釣りをすること自体が難しい状況になります。

結論として、臨港パークで釣りをする場合は:

  1. ルアーは絶対に使わない
  2. 大きく振りかぶるキャストは避ける
  3. 周囲の安全に最大限の注意を払う
  4. 混雑時には釣りを控える
  5. ゴミは必ず持ち帰る
  6. 注意を受けたら素直に従う

これらの基本的なルールを守ることが、臨港パークで釣りを楽しむための最低条件と言えるでしょう。そして何より、少しでも不安があれば、後述する他の釣り場を選ぶことを強くお勧めします。臨港パークにこだわる必要はありません。横浜エリアには他にも素晴らしい釣り場が数多く存在しているのですから。

ぷかり桟橋付近は特に規制が厳しい

ぷかり桟橋付近は特に規制が厳しい

臨港パーク内でも、特にぷかり桟橋周辺は規制が厳しいエリアとして知られています。実は、ぷかり桟橋自体では釣りが完全に禁止されているのです。

ぷかり桟橋は、臨港パークの南側にある客船ターミナルで、観光船の発着場として機能しています。ここは観光客が多く利用する場所であり、また船舶の航行にも影響を与える可能性があるため、釣りは一切禁止となっています。

しかし、桟橋付近の護岸エリアでは、条件付きで釣りが可能な場合があります。ここは足元から水深が6m程度あり、実は魚影が濃いポイントとして知られています。サビキ釣りでアジやイワシが釣れることもあり、地元の釣り人には人気のスポットです。


ただし、このエリアでも当然ながらルアー釣りは禁止です。さらに、以下のような制限があります:

  • 桟橋の構造物への立ち入り禁止
  • 船舶の航行を妨げる行為の禁止
  • 観光客の通行を妨げない配慮が必要
  • 騒音を出さない

ぷかり桟橋周辺が特に規制が厳しい理由は、その立地と用途にあります。ここは単なる釣り場ではなく、観光船の発着場という明確な目的がある施設です。観光客が楽しみにしている船の旅を、釣り人の行為によって妨げることがあってはなりません。

また、夜間には桟橋周辺がライトアップされ、その明かりに魚が集まってくることがあります。シーバスやクロダイなどが回遊してくるため、釣り人にとっては魅力的なポイントになります。しかし、だからこそルール違反が発生しやすい場所でもあり、管理側も特に目を光らせているエリアと言えるでしょう。

🚫 ぷかり桟橋エリアの規制詳細

エリア釣りの可否詳細
ぷかり桟橋本体❌ 完全禁止観光施設のため釣り不可
桟橋周辺護岸△ 条件付き可サビキ・ウキ釣りのみ、ルアー不可
運河向き△ 条件付き可同上
夜間△ 条件付き可より厳しい自粛が求められる

実際の釣行記を見ると、ぷかり桟橋周辺では監視員の巡回が頻繁にあるようです。警備員に注意を受けたという報告も複数見られます。特にルアーを使用していると、すぐに注意されるケースが多いようです。

また、ぷかり桟橋周辺は他の臨港パークエリアと比べて駐車スペースが限られているという問題もあります。臨港パークには有料駐車場がありますが、そこからぷかり桟橋までは少し距離があります。違法駐車をして釣りをすることは、当然ながら許されません。

おそらく、ぷかり桟橋周辺で釣りをしたいと考えている方は、その魚影の濃さに魅力を感じているのでしょう。確かに、水深があり、潮通しも良く、常夜灯もあるこのポイントは、アジングには理想的な条件を備えているように見えます。しかし、規制がある以上、ここでアジングをすることはできません。

もしどうしてもこのエリアで釣りをしたいのであれば、延べ竿でのウキ釣りやヘチ釣りなど、ルアーを使わない釣法を選ぶべきでしょう。それでも、周囲の状況を常に確認し、観光客や船舶の航行に配慮し、注意を受けたらすぐに移動する柔軟な姿勢が必要です。

正直なところ、これだけ制約が多い場所で釣りをするよりも、後述する根岸港やふれーゆ裏など、もっと釣りがしやすい場所を選んだ方が賢明だと思います。釣りは楽しむためのものであり、常に規制を気にしながら、いつ注意されるかわからない状態で竿を出すのは、本来の釣りの楽しさを損なってしまうのではないでしょうか。

臨港パークの基本情報と釣り場としての特徴

臨港パークの基本情報と釣り場としての特徴

ここまで規制について詳しく見てきましたが、臨港パーク自体は非常に魅力的な場所です。釣り以外の側面も含めて、その特徴を整理しておきましょう。

🏞️ 臨港パークの基本データ

項目詳細
所在地神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1番1号
面積約24,000坪
アクセス(電車)みなとみらい線「みなとみらい駅」5番出口から徒歩8分
アクセス(電車)JR根岸線「桜木町駅」から徒歩19分
駐車場あり(有料・100台収容)
駐車料金平日:30分250円(最大1,100円) / 土日祝:30分250円(最大料金なし)
営業時間8:00~21:00(駐車場)
トイレパーク内に複数あり
自販機あり
コンビニ徒歩2分
釣具店徒歩27分

臨港パークの最大の魅力は、そのロケーションです。横浜ベイブリッジを望む美しい景観、広々とした芝生広場、整備された遊歩道など、都市公園として非常に完成度が高い空間となっています。夜になると周辺のビル群がライトアップされ、夜景スポットとしても人気があります。

釣り場としての特徴を見ると、臨港パークには大きく3つのエリアがあります:

📍 エリアA:運河向きの釣り場

  • 大岡川に続く運河に面している
  • 水深は足元で約5m
  • 壁沿いは穏やかで電気ウキ釣りに適している
  • 牡蠣殻やフジツボが多く、クロダイの好ポイント
  • サビキ釣りでアジ、イワシ、サバも狙える

📍 エリアB:ぷかり桟橋周辺

  • ウッドデッキ状の釣り場
  • 足場が良くファミリー向け
  • 足元から水深6m
  • サビキ釣りの本命ポイント
  • 壁際の空洞に魚が溜まる
  • 夜釣りでカサゴ、メバルも

📍 エリアC:パシフィコ横浜裏~アーチ橋

  • 全長約400mの広大なエリア
  • 4段構造の階段状護岸
  • 初心者には探りづらい
  • ヘチ釣り、前打ち釣り向き
  • 夜はメジナの実績あり
  • アーチ橋付近は根が多い

これらのエリアで釣れる魚種は多彩です。クロダイ、キビレ、シーバス、アジ、サバ、イワシ、サヨリ、コノシロ、サッパ、メジナ、メバル、カサゴなどが主なターゲットです。特に6月中旬から9月頃までは、型も数も期待できる好シーズンと言われています。

ただし繰り返しになりますが、これらの魚をルアーで狙うことはできません。あくまでもサビキ釣りやウキ釣り、ヘチ釣りなどの許可された釣法でのみ楽しめるということを忘れてはいけません。

臨港パークの環境面での特徴として、周辺施設が充実している点が挙げられます。トイレは清潔で数も多く、自動販売機もあります。コンビニが徒歩2分の距離にあるため、飲み物や食べ物の調達に困ることはありません。また、万が一釣具に問題が生じた場合でも、徒歩27分の距離に釣具店があります(かなり遠いですが)。

駐車場は100台収容と比較的大きいですが、休日は満車になることも多いようです。特に観光シーズンには、釣り人以外の利用者も多いため、早めの到着が推奨されます。また、土日祝日は最大料金の設定がないため、長時間滞在する場合は駐車料金が高額になる可能性があることも念頭に置いておきましょう。

夜間の釣りについては、パーク内に常夜灯があるため比較的明るく、安全性は高いと言えます。ただし、駐車場の営業時間が21時までとなっているため、それ以降は車を移動させる必要があります。夜釣りを計画している方は、この点も考慮に入れておくべきでしょう。

横浜エリアで確実にアジングを楽しめる代替スポット

臨港パークの基本情報と釣り場としての特徴
  1. 根岸港・根岸湾はアジングの人気スポット
  2. ふれーゆ裏は周年アジが狙える穴場
  3. 赤レンガパークも投げ禁止だが雰囲気が異なる
  4. 大黒海づり施設は有料だが釣果が安定
  5. 本牧海づり施設は家族連れにも人気
  6. 東扇島西公園は駐車場完備で便利
  7. 横浜アジングのベストシーズンと狙い方
  8. まとめ:臨港パークでのアジングと横浜の代替スポット活用法

根岸港・根岸湾はアジングの人気スポット

根岸港・根岸湾はアジングの人気スポット

臨港パークでアジングができないなら、次の選択肢として最もおすすめなのが根岸港・根岸湾です。ここは横浜アジングの聖地とも言われる超人気スポットで、周年アジを狙うことができます。

根岸港の最大の魅力は、そのアクセスの良さと収容人数の多さです。首都高速から降りてすぐの場所にあり、車でのアクセスが非常に便利です。しかも釣り場が広大で、混雑していても必ず釣座を確保できるほどのスペースがあります。

特に注目すべきは、ローソン前のエリアです。このローソンは釣り場のすぐ目の前にあり、しかも釣り場仕様の店舗になっているという驚きの設備です。

この港がどれだけの広さなのか全然わからないのですが、アジンガーがローソン前に固まっていたので自分もそれに倣う。まさしくローソンが目の前にあり、しかもこのローソン、釣り場仕様の店になっておりサビキ仕掛けからコマセの冷凍ブロックまで販売している。おそるべしローソン。

出典: 横浜アジング – まこちゃんのねんねな日記

この環境は釣り人にとって夢のような設備です。トイレの心配がない、暖かい飲み物が買える、ゴミ箱がある、さらには釣具まで買える。深夜のアジングでも安心して釣りができる環境が整っているのです。

根岸港での釣果についても、複数の情報源から好調な報告が上がっています。特に潮のタイミングが合えば、かなりの数が釣れるようです:

釣れていた時間帯は、0時過ぎで上げ7分から満潮までの時間帯かな。干潮から上げ5分位までは誰も釣れていなかった。釣れている人はそれなりに釣れていて多い人で10匹位かな。ほかは2~5匹くらい。

出典: 横浜アジング – まこちゃんのねんねな日記

このデータから分かるのは、潮のタイミングが非常に重要ということです。干潮から上げ潮に転じる時間帯、特に上げ7分から満潮にかけてがゴールデンタイムのようです。この時間帯を狙って釣行すれば、釣果の確率は大きく上がるでしょう。

🎣 根岸港アジングの特徴

項目詳細
所在地神奈川県横浜市磯子区
アクセス首都高速湾岸線「磯子ランプ」からすぐ
駐車場路上駐車が主流(自己責任)
釣り場の広さ非常に広大、収容人数多い
ベストタイム上げ7分~満潮
釣れるサイズ15cm~25cm程度
ベストシーズン周年可能、秋が特に好調
設備ローソン目の前、トイレ・ゴミ箱あり

根岸港のもう一つの特徴は、火力発電所からの温排水の影響を受けることです。これにより、冬場でも水温が保たれ、アジが居着きやすい環境になっています。そのため、本来アジが釣れにくい冬場でも、根岸港では釣果が期待できるのです。

ただし、根岸港にも注意点があります。それは駐車の問題です。正式な釣り場用の駐車場はなく、多くの釣り人が路上駐車をしています。夜間は業務車両がほとんど通らないため黙認されている面もありますが、これはあくまでグレーゾーンです。取り締まりのリスクもゼロではありません。

また、人気スポットゆえに混雑は避けられません。特に週末の夜間は、ローソン前のエリアはアジンガーでびっしりと埋まります。早めに到着するか、少し離れた場所を選ぶなどの工夫が必要です。

それでも、臨港パークと比較すれば、根岸港は圧倒的に釣りがしやすい環境です。ルアーの使用に制限はなく、自由にキャストできます。周囲も釣り人ばかりなので、神経を使う必要もありません。アジングを純粋に楽しみたいなら、臨港パークよりも根岸港を選ぶべきでしょう。

釣り方としては、1.5g~3g程度のジグヘッドに、1.5インチ~2インチのワームをセットするのが定番です。カラーはクリア系やグロー系が人気ですが、その日の状況によって変わります。周りの釣れている人のカラーをチェックするのも一つの手です。

根岸港でのアジングを成功させるコツは:

  1. 潮のタイミングを合わせる(上げ7分~満潮がベスト)
  2. ローソン前のエリアを狙う(魚影が濃い)
  3. 夜間の釣行がおすすめ(日中は厳しい場合も)
  4. レンジを細かく探る(表層~中層を重点的に)
  5. 周りの釣れている人の動きを観察する

根岸港は、臨港パークでアジングができないことに落胆している方にとって、最高の代替スポットと言えるでしょう。

ふれーゆ裏は周年アジが狙える穴場

ふれーゆ裏は周年アジが狙える穴場

根岸港と並んで横浜アジングの定番スポットとして知られているのが、ふれーゆ裏です。ここは温浴施設「ふれーゆ」の裏手にある護岸で、温排水の影響により周年アジを釣ることができる貴重なポイントです。

ふれーゆ裏の最大の特徴は、その魚影の濃さです。サイズは大きくないものの、数釣りを楽しむことができます。特に冬場でもアジが釣れることから、アジングのオフシーズンがないとも言われています。

周年アジを釣ることができるポイント。サイズは大きくないが数釣ることができる。

出典: 【アジング】神奈川(川崎・横浜)でアジ釣りができるポイント | 神奈川釣りポイントマップ

この周年釣れるという特性は、温排水の影響によるものです。近隣の施設から温かい水が流れ込むことで、冬場でも水温が比較的高く保たれ、アジが居着きやすい環境になっているのです。これは他の釣り場にはない大きなアドバンテージと言えます。

ただし、ふれーゆ裏にも問題点があります。それは駐車場の問題です。以前はふれーゆの駐車場を使用することができましたが、現在は使えなくなっています。早朝や夜間は車を止める場所がなく、実際には路上駐車している人が多いようです。

🏢 ふれーゆ裏アジングの基本情報

項目詳細
所在地神奈川県横浜市鶴見区末広町1-15-2付近
最大の魅力周年アジが釣れる(温排水の影響)
釣れるサイズ小型中心(15cm前後)
釣果数釣りが期待できる
駐車場なし(路上駐車は自己責任)
アクセスやや不便
混雑度比較的空いている
ベストタイム夜間、早朝

ふれーゆ裏のアジのサイズについては、「小型中心」という情報が多く見られます。15cm前後のマメアジが主体で、20cmを超えるサイズは少ないようです。しかし、数が釣れることから、初心者の練習やアジングの感覚を掴むには最適なポイントと言えるでしょう。

実際の釣行記を見ると、ふれーゆ裏での釣果は安定しているようです。ボウズ(一匹も釣れない)になることは少なく、最低でも数匹は釣れることが多いとのこと。これは、常に一定数のアジが居着いている証拠でしょう。

釣り方としては、根岸港と同じく1.5g~2.5g程度の軽いジグヘッドが基本です。ふれーゆ裏は比較的浅い場所なので、軽めのジグヘッドでゆっくりとフォールさせながら探るのが効果的です。また、温排水の流れ込みがあるポイントを見つけることができれば、そこは確実に魚が溜まっているホットスポットです。


⭐ ふれーゆ裏アジングのメリット・デメリット

メリット:

  • ✅ 周年アジが釣れる(冬でもOK)
  • ✅ 数釣りが期待できる
  • ✅ 比較的空いている
  • ✅ 初心者の練習に最適

デメリット:

  • ❌ 駐車場がない
  • ❌ サイズは小型中心
  • ❌ 大型は期待できない
  • ❌ アクセスがやや不便

ふれーゆ裏は、「大型のアジを狙いたい」という人には向いていないかもしれません。しかし、「とにかくアジングを楽しみたい」「数を釣って腕を磨きたい」という人には最適なポイントです。特に、アジング初心者が感覚を掴むには、数が釣れるふれーゆ裏は理想的な練習場所と言えるでしょう。

また、周年釣れるという特性を活かして、「今日はどこに行こうか迷ったらとりあえずふれーゆ裏」という選択肢を持てるのも大きなメリットです。他のポイントが不調でも、ふれーゆ裏なら何かしら反応があるかもしれない、という安心感があります。

ふれーゆ裏でのアジングを成功させるポイント:

  1. 温排水の流れ込みを探す(最重要)
  2. 軽めのジグヘッド(1.5g~2.5g)を使用
  3. ゆっくりとしたフォールで誘う
  4. 表層から中層を重点的に探る
  5. 小型でも楽しむマインドを持つ
  6. 駐車には十分注意する

臨港パークでアジングができず、根岸港が混雑している場合の代替案として、ふれーゆ裏は非常に有力な選択肢です。小型中心ではありますが、確実に釣果を得られる可能性が高く、アジングの楽しさを味わうには十分なポイントと言えるでしょう。

赤レンガパークも投げ禁止だが雰囲気が異なる

赤レンガパークも投げ禁止だが雰囲気が異なる

臨港パークのすぐ近くにある赤レンガパーク(赤レンガ倉庫前)も、実は釣りができるポイントです。ここも臨港パークと同様に投げ釣り禁止ですが、釣りの雰囲気や規制の運用が若干異なるようです。

赤レンガパークの最大の特徴は、観光地のど真ん中でありながら、意外と釣果が良いという点です。特にサビキ釣りでのアジやサヨリ、イワシの釣果が報告されています。

観光地の雰囲気が強い「赤れんがパーク」ですが、意外にもサビキ釣りでアジやサヨリ、サバがよく釣れるポイントです。常夜灯もあるのでルアーフィッシングでのシーバス、アジの釣果も上がっているが、かなり回遊のムラが大きいポイントでもある。

出典: みなとみらい・臨港パーク・赤レンガパークの釣り場とポイント アジ釣りが人気 シーバス 横浜 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

この情報で注目すべきは、「ルアーフィッシングでのシーバス、アジの釣果も上がっている」という部分です。公式には投げ釣り禁止となっていますが、ルアーについては臨港パークほど厳格に規制されていない可能性があります。ただし、これはあくまでグレーゾーンであり、注意を受けるリスクはあることを理解しておく必要があります。

赤レンガパークの釣り場としての環境は、臨港パークとよく似ています:

🏗️ 赤レンガパークの釣り場環境

項目詳細
所在地神奈川県横浜市中区新港1-1
水深足元から5m程度
足場良好、護岸整備されている
常夜灯あり(夜釣りに有利)
トイレあり(清潔)
駐車場あり(有料)
規制投げ釣り禁止
ルアーグレーゾーン

赤レンガパークの釣果情報を調べると、調子が良い日はサビキ釣りでかなりの数のアジが釣れているようです。秋口には20cm超えのアジや、30cm級のサバも狙えるとの情報もあります。これは臨港パークよりも好条件と言えるかもしれません。

ただし、赤レンガパークは臨港パーク以上に観光客が多い場所です。特に休日は人でごった返し、釣りをするスペースを確保することすら困難な状況になります。釣りをするなら、平日の早朝か夜間に限定した方が賢明でしょう。

また、赤レンガパークはイベントが頻繁に開催される場所でもあります。クリスマスマーケット、オクトーバーフェスト、その他様々なイベント期間中は、釣り場へのアクセスが制限されたり、釣り自体が禁止される可能性もあります。事前にイベント情報をチェックすることをお勧めします。


夜釣りでは、常夜灯の明かりに集まるベイトフィッシュを追って、シーバスやアジが回遊してきます。電気ウキを使ったウキ釣りや、軽いキャストでのルアー釣りが楽しめる可能性があります。ただし、これも周囲の状況を十分に確認し、安全に配慮することが前提です。


赤レンガパーク vs 臨港パーク 比較表

比較項目赤レンガパーク臨港パーク
観光客の多さ◎ 非常に多い○ 多い
釣り場の広さ△ 狭い◎ 広い
サビキ釣果◎ 良好○ 普通
ルアー規制△ グレー✕ 完全禁止
夜釣り環境◎ 常夜灯あり○ 普通
駐車場○ あるが高い○ あるが高い
設備◎ 充実◎ 充実

赤レンガパークでアジングをしたいと考えている場合、正直なところおすすめはできません。ルアー釣りについての規制が曖昧で、いつ完全禁止になってもおかしくない状況です。もし釣りをするなら、サビキ釣りやウキ釣りなど、明確に許可されている釣法を選ぶべきでしょう。

それでも、「赤レンガという観光地で釣りをする」という非日常的な体験は、他では味わえない魅力があるかもしれません。釣果はもちろん大切ですが、雰囲気や体験も釣りの楽しみの一つです。ルールを守り、周囲に配慮しながら、適切な釣法で楽しむなら、赤レンガパークも選択肢の一つになり得るでしょう。

ただし繰り返しになりますが、アジングという観点では、素直に根岸港やふれーゆ裏を選んだ方が、ストレスなく釣りを楽しめるはずです。

大黒海づり施設は有料だが釣果が安定

大黒海づり施設は有料だが釣果が安定

ここまで紹介してきたスポットはすべて無料で釣りができる場所でしたが、確実に釣果を得たいという方には、有料の釣り施設をお勧めします。その筆頭が大黒海づり施設です。

大黒海づり施設は、横浜市が管理する有料の釣り施設で、入場料が必要ですが、その分安全で快適な釣り環境が整っています。しかも、公式ホームページで釣果情報が定期的に更新されるため、事前に状況を確認してから行くことができます。

🎫 大黒海づり施設の基本情報

項目詳細
入場料大人:900円、中学生:450円、小学生:300円
営業時間季節により変動(要確認)
定休日月曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場あり(有料・300円)
レンタル竿・リールのレンタルあり
売店あり(エサ・仕掛け販売)
トイレ清潔な水洗トイレ完備
釣果情報公式HP で定期更新
釣れる魚アジ、サバ、イワシ、シーバス、クロダイなど

大黒海づり施設の最大のメリットは、常にコマセが効いているということです。多くの釣り人がサビキ釣りでコマセを撒いているため、魚が常に集まりやすい環境になっています。これは無料の釣り場にはない大きなアドバンテージです。

また、施設内は安全管理が徹底されています。柵や手すりが完備され、スタッフも常駐しているため、子供連れのファミリーフィッシングにも最適です。初心者や女性アングラーも安心して釣りを楽しむことができます。

ただし、大黒海づり施設でのルアー釣りには制限があります。混雑時にはルアー釣りが禁止されたり、専用エリアでのみ可能になったりします。アジングをしたい場合は、事前に施設に確認するか、空いている時間帯を狙う必要があります。

釣果情報については、公式ホームページで確認できます: 大黒海づり施設 公式サイト

このサイトでは、直近の釣果情報が写真付きで掲載されています。「今週はアジが好調」「サバの群れが入っている」などの情報を事前に知ることができるため、釣行計画を立てやすいのが大きなメリットです。

大黒海づり施設でのアジング(ルアー釣りが許可されている場合)のポイント:

  1. 空いている時間帯を狙う(平日、早朝、夜間)
  2. 事前に釣果情報をチェック
  3. サビキ釣り師の近くを狙う(コマセが効いている)
  4. 軽めのジグヘッドで探る
  5. 表層を重点的に攻める

入場料900円は決して安くはありませんが、確実に釣りを楽しめる環境を考えれば、十分に価値のある投資と言えます。特に、「せっかく遠方から来たのにボウズだった」というリスクを減らせるのは大きなメリットです。

また、初心者の方や、釣具を持っていない方でも、レンタルサービスがあるため、手ぶらで訪れることも可能です。家族や友人を釣りに誘いたい場合、「釣具は全部レンタルできるよ」と言えば、ハードルがぐっと下がるでしょう。

本牧海づり施設は家族連れにも人気

本牧海づり施設は家族連れにも人気

大黒海づり施設と同じ運営会社が管理している本牧海づり施設も、安定した釣果が期待できるスポットです。大黒と比較すると、若干南に位置しており、潮通しや魚種に微妙な違いがあります。

本牧海づり施設の特徴は、大黒よりもファミリー層が多いことです。設備がさらに充実しており、休憩スペースや食事エリアも広く取られています。小さな子供連れでも安心して一日を過ごせる環境が整っています。

🏢 本牧海づり施設の特徴

項目詳細
入場料大人:900円、中学生:450円、小学生:300円
駐車場あり(有料・300円、収容台数多い)
設備大黒より充実
レストランあり
休憩スペース広い
ファミリー向け度◎ 非常に高い
釣果情報公式HP で更新
アクセス大黒よりやや便利

本牧海づり施設でも、公式ホームページで釣果情報を確認できます: 本牧海づり施設 公式サイト

釣果の傾向としては、大黒と似ていますが、本牧の方がやや大型のアジが釣れるという報告もあります。これは地形や潮流の違いによるものと推測されます。もし大型のアジを狙いたいなら、本牧を選ぶのも一つの戦略です。

ルアー釣りに関する規制は大黒と同様で、混雑時には制限がかかります。アジングをしたい場合は、空いている時間帯を選ぶか、事前に施設に確認することをお勧めします。


⚖️ 大黒 vs 本牧 比較

比較項目大黒海づり施設本牧海づり施設
料金同じ同じ
アクセス普通やや良い
駐車場ありより大きい
混雑度やや混む混む(ファミリー多い)
アジのサイズ普通やや大きめ
設備充実より充実
ファミリー向け◎◎
アジング難易度普通やや高い(混雑)

本牧海づり施設のもう一つの利点は、周辺に他の釣りスポットが多いことです。本牧ふ頭、本牧海釣り公園など、徒歩圏内に複数の釣り場があります。もし本牧海づり施設が混雑していたり、釣果が芳しくなかったりした場合、すぐに別のポイントに移動できるのは大きなメリットです。

ただし、本牧海づり施設は人気が高いため、休日は非常に混雑します。特に良い釣座を確保したい場合は、開門前から並ぶ必要があるかもしれません。平日や雨天時など、空いている日を狙う方が快適に釣りができるでしょう。

本牧海づり施設でのアジングを成功させるには:

  1. 平日を狙う(休日は混雑でルアー困難)
  2. 早朝か夕方以降がベスト
  3. 釣果情報を事前にチェック
  4. 大型狙いなら本牧を選ぶ
  5. 周辺の釣り場も下見しておく

大黒と本牧、どちらを選ぶべきかは、その日の状況や目的によります。「とにかくアジングをしたい」なら空いている方を、「家族で一日楽しみたい」なら設備が充実している本牧を、「大型を狙いたい」なら釣果情報を見て判断する、というのが賢い選択でしょう。

東扇島西公園は駐車場完備で便利

東扇島西公園は駐車場完備で便利

川崎エリアになりますが、横浜からもアクセスしやすい東扇島西公園も、アジングの人気スポットとして知られています。ここは人工島にある公園で、釣り人のための環境が整っているのが大きな特徴です。

東扇島西公園の最大のメリットは、正式な駐車場があることです。これまで紹介してきた根岸港やふれーゆ裏では駐車場の問題がありましたが、東扇島西公園なら合法的に車を止めて釣りができます。

さらに驚くべきことに、公園内に釣具店があるのです。これは非常に珍しく、釣り人にとっては夢のような環境です。仕掛けを忘れた、ルアーをロストした、そんな時でもすぐに調達できるのは大きな安心材料です。

公園内でアジが一番釣れるのは先端部分。川崎新堤側がいい。だがここは多くの常連カゴ師で賑わっている。

出典: 【アジング】神奈川(川崎・横浜)でアジ釣りができるポイント | 神奈川釣りポイントマップ

この情報から、東扇島西公園の中でも先端部分の川崎新堤側が最も釣果が期待できるポイントだと分かります。ただし、ここは常連のカゴ釣り師(遠投サビキの釣り人)で賑わっているため、場所取りが難しいかもしれません。

🏝️ 東扇島西公園の特徴

項目詳細
所在地神奈川県川崎市川崎区東扇島
駐車場あり(正式な駐車場完備)
釣具店公園内にあり(勇竿釣具店)
トイレあり
最高ポイント先端部分(川崎新堤側)
釣れる魚アジ、サバ、イワシ、シーバス、クロダイ
混雑度先端は混む、その他は比較的空いている
アクセス車必須(公共交通機関は不便)

東扇島西公園の釣果情報は、公園内の釣具店「勇竿釣具店」のウェブサイトで確認できます: 勇竿釣具店

このサイトでは、リアルタイムの釣果情報が更新されており、「今日は何が釣れているか」を事前に知ることができます。これは釣行計画を立てる上で非常に有用な情報源です。

東扇島西公園でのアジングの注意点として、先端部分は非常に混雑するということが挙げられます。特に休日は、早朝から場所取りの競争になります。もし先端が取れなくても、公園は広大なので他のエリアでも十分にアジングを楽しむことができます。

アジングのポイントとしては、先端以外でも:

  • 公園の両サイドの護岸
  • 常夜灯周辺(夜釣り時)
  • 潮目が見えるエリア

などが狙い目です。広い公園内を移動しながら、反応のある場所を探すランガンスタイルも有効でしょう。

東扇島西公園でのアジングを成功させるコツ:

  1. 釣具店で最新の釣果情報を聞く
  2. 先端が取れなくても諦めない
  3. ランガンで広く探る
  4. 夜釣りなら常夜灯周辺を重点的に
  5. 駐車場があるメリットを活かし、長時間の釣行も可能

東扇島西公園は、駐車場問題と釣具店の存在という、釣り人にとって非常にありがたい環境が整っています。臨港パークよりも釣りやすく、根岸港よりも設備が整っているという意味で、非常にバランスの取れたスポットと言えるでしょう。ただし、川崎エリアになるため、横浜中心部からは少し距離があることは念頭に置いておく必要があります。

横浜アジングのベストシーズンと狙い方

横浜アジングのベストシーズンと狙い方

ここまで様々な釣り場を紹介してきましたが、どの場所で釣りをするにしても、シーズンと狙い方を理解しておくことが釣果アップの鍵となります。

横浜エリアのアジングのベストシーズンは、一般的には6月中旬から11月頃とされています。この時期は水温が上昇し、アジの活性が高く、サイズ・数ともに期待できます。

📅 横浜アジングの年間パターン

時期水温アジの状況おすすめ度
1月~3月低い小型が少数
4月~5月上昇中徐々に増える
6月~9月高いベストシーズン
10月~11月下降中まだ好調
12月低い減少傾向

ただし、ふれーゆ裏や根岸港のような温排水の影響を受ける場所では、冬場でもアジを釣ることが可能です。つまり、場所を選べば横浜アジングには実質的にオフシーズンがないとも言えます。

サイズについては、夏から秋にかけて徐々に大きくなっていく傾向があります。6月頃は15cm前後の小型が中心ですが、9月~11月になると20cm超えの良型も混じるようになります。大型を狙いたいなら、秋が最適です。

時間帯については、基本的に夜間がおすすめです。特に以下の時間帯が狙い目:

🌙 釣れる時間帯

  • 夕マズメ(日没前後1時間)
  • 夜間(20時~24時)
  • 朝マズメ(日の出前後1時間)

日中もアジは釣れますが、夜間の方が警戒心が薄れ、ヒット率が高くなります。また、常夜灯周辺にはプランクトンが集まり、それを追ってベイトフィッシュ(小魚)が集まり、さらにそれを追ってアジが回遊してくるという食物連鎖が起こります。

潮については、上げ潮の方が釣れやすい傾向があります。特に根岸港の釣行記で「上げ7分から満潮までがゴールデンタイム」という情報がありましたが、これは多くのポイントに当てはまります。


🎣 横浜アジングの基本タックル

ロッド:

  • 長さ:6フィート台~7フィート台
  • 硬さ:UL(ウルトラライト)~L(ライト)
  • チューブラーまたはソリッドティップ

リール:

  • サイズ:2000番~2500番
  • ギア比:ノーマルまたはハイギア

ライン:

  • メイン:PE 0.3号~0.4号
  • リーダー:フロロカーボン 1号~1.5号

ルアー:

  • ジグヘッド:1.5g~3g
  • ワーム:1.5インチ~2インチ
  • カラー:クリア系、グロー系、ピンク系

ジグヘッドの重さは、風や潮の速さによって調整します。基本は1.5g~2gですが、風が強い日や潮が速い日は2.5g~3gにウエイトアップします。逆に、ベタ凪で潮も緩い日は1gまで落とすこともあります。

ワームのカラー選択は、その日の状況や時間帯によって変わります。一般的な傾向として:

  • クリア系(透明):プレッシャーが高い場所、澄んだ水
  • グロー系(夜光):夜釣り、濁った水
  • ピンク系:万能、迷ったらこれ
  • ホワイト系:ベイトフィッシュが白っぽい時

実際には、周りで釣れている人のカラーを観察し、真似するのが最も確実です。アジングは情報戦でもあるので、周囲の釣り人とコミュニケーションを取ることも重要です。

アクションについては、基本的にただ巻きリフト&フォールの2パターンを使い分けます:

ただ巻き:

  • ゆっくりと一定速度で巻く
  • レンジ(棚)を変えながら探る
  • アタリがあったらそのレンジを重点的に

リフト&フォール:

  • ロッドをゆっくり上げる(リフト)
  • テンションを緩めて落とす(フォール)
  • フォール中にアタリが多い

最も重要なのは、レンジ(棚)を正確に把握することです。アジは日によって、時間帯によって、泳いでいる層が変わります。表層にいる日もあれば、中層、底層にいる日もあります。様々なレンジを探り、アタリがあった層を集中的に攻めることが釣果アップの秘訣です。

まとめ:臨港パークでのアジングと横浜の代替スポット活用法

まとめ:臨港パークでのアジングと横浜の代替スポット活用法

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 臨港パークではルアー釣りが全面禁止されており、アジングは基本的にできない
  2. 禁止の理由は歩行者の安全確保と根がかりによる環境破壊防止という正当な理由がある
  3. 一人のルール違反が釣り場全体の閉鎖につながる可能性があり、すべての釣り人に影響する
  4. 臨港パークではサビキ釣りやウキ釣りなど、ルアーを使わない釣法は条件付きで可能
  5. ぷかり桟橋周辺は特に規制が厳しく、桟橋本体では釣りが完全に禁止されている
  6. 根岸港は横浜アジングの聖地で、周年アジが釣れる人気スポット
  7. ローソン前のエリアが特に魚影が濃く、トイレや補給の心配がない理想的な環境
  8. ふれーゆ裏は温排水の影響で冬場でもアジが釣れる貴重なポイント
  9. 大黒海づり施設と本牧海づり施設は有料だが安全で快適、釣果情報も事前に確認できる
  10. 東扇島西公園は正式な駐車場と釣具店があり、釣り人に優しい環境が整っている
  11. 横浜アジングのベストシーズンは6月中旬から11月で、秋は大型も期待できる
  12. 夜間、特に上げ潮のタイミングが最も釣れやすい
  13. ジグヘッドは1.5g~3g、ワームは1.5~2インチが基本タックル
  14. レンジ(棚)を正確に把握し、アタリがあった層を集中的に攻めることが重要
  15. 周りの釣れている人の動きを観察し、カラーやアクションを真似することも有効

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
  1. 横浜みなとみらいはアジング禁止? 2020年11月調べ【追記あり】 | DOBOKUNO BLOG
  2. 釣り場探訪|みなとみらい臨海パーク 横浜アジングできる? | 外房 アジの遠投 カゴ釣り日記
  3. 【横浜釣り場ガイド】『臨港パーク』黒鯛、シーバス、アジ、イワシの好実績ポイント、釣果情報、アクセス、駐車場などを徹底解説 – いそぎんぽ
  4. 横浜アジング – まこちゃんのねんねな日記
  5. みなとみらい・臨港パーク・赤レンガパークの釣り場とポイント アジ釣りが人気 シーバス 横浜 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA
  6. 【アジング】神奈川(川崎・横浜)でアジ釣りができるポイント | 神奈川釣りポイントマップ
  7. 横浜アジング マメマメマーメ〜♪(^◇^;) – かる〜く フィッシング

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