関西でアジングするなら知っておきたい！季節ごとの釣れるタイミングと狙い目エリア完全ガイド

関西エリアでアジングを楽しみたいと考えているアングラーの皆さん、季節によって釣果が大きく変わることをご存知でしょうか。大阪湾から和歌山、淡路島まで広がる関西の海では、アジの回遊パターンが季節によって劇的に変化します。春先の小アジから始まり、夏の数釣り、秋の大型回遊、そして冬の厳しい時期まで、それぞれのシーズンに合わせた攻略法を知ることが釣果アップの鍵となります。

この記事では、関西エリアにおけるアジングの季節パターンを徹底的に解説していきます。大阪湾奥から泉南、和歌山、淡路島まで、エリアごとの特徴と季節の違いを詳しく紹介。初心者の方でも分かりやすいように、各時期の釣り方やポイント選び、タックル選択まで網羅的にお伝えします。これを読めば、あなたも関西アジングの達人に一歩近づけるはずです。

この記事のポイント
✅ 関西のアジングベストシーズンは6月～11月で、時期によってサイズと数が変化する
✅ 大阪湾奥は5月から本格化し、泉南・岬町方面では大型が狙える
✅ 冬場は厳しいが、常夜灯周りや水深のある場所で居着きが狙える
✅ 尺アジを狙うなら6月～7月の産卵期と真冬がチャンス

関西のアジングシーズンを季節ごとに徹底解説

1. 関西のアジングベストシーズンは6月～11月
2. 春（4月～5月）は小アジが釣れ始める時期
3. 夏（6月～8月）は数釣りと良型が期待できる
4. 秋（9月～11月）は大型の回遊が狙える
5. 冬（12月～3月）は厳しいが居着きを狙える
6. 尺アジを狙うなら6月～7月と真冬がチャンス

関西のアジングベストシーズンは6月～11月

関西エリアでアジングを楽しむなら、6月から11月がベストシーズンと言えます。この時期は水温が上昇し、アジが活発にエサを求めて湾内に入ってくるタイミングです。特に大阪湾では、外海から湾内へと回遊ルートが広がり、多くのポイントでアジの姿を確認できるようになります。

複数の情報源によると、この時期のアジは20cm超えの中型から、時には30cmを超える良型まで幅広いサイズが狙えます。数釣りを楽しむことも十分可能で、条件が良ければ1晩で数十匹という釣果も珍しくありません。水温が安定し、ベイトフィッシュも豊富なため、アジの活性が高く維持されるのが特徴です。

ただし、このベストシーズン内でも月ごとに特徴が異なります。6月は産卵を控えた大型が接岸するタイミングで、質を重視した釣りが楽しめます。7月から8月は群れのサイズが大きくなり、数釣りが期待できる時期。そして9月から11月にかけては、再び大型の回遊が活発になり、尺アジクラスを狙うチャンスが増えてきます。

シーズン中であっても、潮回りや天候、水温の変化によって釣果は大きく左右されます。一般的には大潮周りの潮がよく動く時間帯が狙い目とされています。また、夕マズメから夜間にかけての時間帯が最も活性が高いと言われており、特に日没後の1～2時間は「ゴールデンタイム」として多くのアングラーが注目しています。

関西エリア特有の要素として、大阪湾の場合は南から北へと回遊が進む傾向があります。つまり、和歌山方面で釣れ始めてから数週間後に大阪湾奥で釣れるというパターンが多く見られます。この地域差を理解しておくと、より効率的にベストシーズンを楽しむことができるでしょう。エリア選択の重要性については後述しますが、ベストシーズンでも場所選びを間違えると釣果に恵まれないこともあるので注意が必要です。

🎣 ベストシーズンの特徴まとめ

項目	詳細
最適期間	6月～11月
サイズレンジ	20cm～35cm（時に40cm超）
数釣り期待度	高い（条件次第で数十匹）
狙い目時間帯	夕マズメ～夜間（日没後1～2時間が特に好条件）
潮回り	大潮周りの潮が動く時間帯
回遊の傾向	南（和歌山）から北（大阪湾奥）へ進行

春（4月～5月）は小アジが釣れ始める時期

春のアジングシーズンは、関西エリアでは4月後半から5月にかけて本格的にスタートします。この時期は「豆アジ」と呼ばれる10cm前後から20cm未満の小型個体が中心となりますが、アジング入門者にとっては数釣りの楽しさを味わえる絶好の機会です。

水温が15度を超えてくると、外海から湾内へとアジが入り始めます。最初は湾の入り口付近に留まっていたアジが、水温の上昇とともに徐々に湾奥へと回遊範囲を広げていきます。メバルシーズンの終わりと重なる時期でもあり、メバルに混じってアジが釣れ始めるのがこの時期の特徴です。

「年中釣ることができるアジですが、真冬はかなり厳しい時期です。一般的に釣れ始める時期は４月終わりから始まります。メバルに交じりサイズは小さいですが釣れ始めます。そして、５月になれば手軽に沢山釣れるようになりますよ。」

出典：アジが大阪で釣れる時期とサイズは？

この時期のアジングでは、軽量ジグヘッド（0.4g～0.8g程度）にSSサイズの小さめのジグヘッドを使用するのが効果的です。小アジはプランクトンを主食としているため、表層から中層をゆっくりと探るのが基本的なアプローチとなります。ワームのサイズも1.5インチから2インチ程度の小さめを選ぶと、小さな口でもしっかりとフッキングできます。

春先のアジングで重要なのは、回遊の有無を素早く判断することです。この時期のアジは群れで行動しており、群れが入ってくると一気に数が釣れますが、群れが去ると途端にアタリが止まることも珍しくありません。複数のポイントを効率よくランガンする機動力が求められます。

大阪湾奥エリアでは、5月のゴールデンウィーク明けから本格的に釣れ始めるという情報もあります。一方、泉南や和歌山方面では4月から既に良い釣果が出始めることもあり、エリアによって1ヶ月近い時期差が生じることもあります。この地域差を理解し、情報収集を怠らないことが春のアジング攻略のカギとなります。

📊 春のアジングの特徴

時期	サイズ	釣れる場所	おすすめタックル
4月後半～5月前半	10～15cm	湾の入り口付近	ジグヘッド 0.4～0.6g、ワーム 1.5in
5月中旬～5月末	15～20cm	湾内全域	ジグヘッド 0.6～0.8g、ワーム 1.5～2in

夏（6月～8月）は数釣りと良型が期待できる

夏のアジングシーズンは、関西エリアにおいて最も充実した釣りが楽しめる時期です。6月から8月にかけては、サイズ・数ともに期待値が高く、初心者からベテランまで幅広いアングラーが満足できる条件が揃います。この時期は水温が20度前後で安定し、アジの活性が年間を通じて最も高くなるタイミングです。

6月は産卵を控えたアジが接岸する時期で、20cm～25cmクラスの中型から、場所によっては30cmを超える良型も狙えます。産卵のために栄養を蓄えようとするため、捕食意欲が高く、ルアーへの反応も積極的です。特に泉南・岬町方面では、この時期に尺アジ（30cm以上）の回遊が見られることもあります。

「画像は7月前半、常夜灯があるゴロタサーフで日没後の二時間ほどの釣果です。入れ食い状態でした。群れで回遊してきたタイミングで爆釣しました。」

出典：アジが大阪で釣れる時期とサイズは？

7月から8月にかけては、数釣りが最も期待できる時期となります。岬町方面では大きな群れで回遊してくることが多く、タイミングが合えば1晩で50匹以上という爆釣も珍しくありません。アベレージサイズは20cm～23cm程度ですが、時折25cm以上の良型も混じります。この時期は初心者でも比較的簡単に釣果を上げられるため、アジングデビューには最適なタイミングと言えるでしょう。

夏場のアジングで注意すべきは、ポイント選びとタイミングです。昼間は水温が上がりすぎてアジが深場へ移動することが多いため、基本的には夕マズメから夜間の釣りがメインとなります。常夜灯周りは夜通し釣れる可能性がありますが、月明かりが強い日は活性が下がることもあります。また、潮の流れが効いているポイントや、テトラ帯の波打ち際など、酸素が豊富で水温が若干低めのエリアが狙い目です。

タックルについては、ジグ単（ジグヘッド単体）で0.6g～1.0g程度が基本となりますが、遠投が必要な場合はフロートリグも有効です。特にゴロタサーフなどの遠浅エリアでは、フロートを使って80m以上飛ばし、潮の流れに乗せてアジの回遊ルートを探る釣り方が効果的です。ワームは2インチから2.5インチのサイズが使いやすく、カラーはクリア系やピンク系が定番ですが、状況に応じてローテーションすることが重要です。

夏場は釣り人も多くなる時期なので、人気ポイントでは場所取りが難しくなることもあります。おそらく、朝マズメや夕マズメの好時間帯には既に満員というケースも珍しくありません。そのため、複数のポイントを事前にチェックしておき、状況に応じて移動できる準備をしておくことをおすすめします。

🌊 夏のアジング攻略ポイント

月	メインサイズ	特徴	おすすめの釣り方
6月	20～30cm	産卵前の良型、尺アジのチャンスあり	フロートリグで遠投、ジグ単でボトム狙い
7月	20～25cm	大群での回遊、数釣り可能	ジグ単メイン、表層～中層を探る
8月	20～23cm	数釣りピーク、初心者にもおすすめ	ジグ単メイン、常夜灯周りが安定

秋（9月～11月）は大型の回遊が狙える

秋のアジングシーズンは、関西エリアにおいて大型の回遊が期待できる黄金期です。9月から11月にかけては、夏場の小型中心の群れから一転、25cm以上の良型、さらには30cm～40cmクラスの大型が狙える可能性が高まります。水温が徐々に低下し始める時期ですが、まだアジの活性は高く保たれており、サイズと数のバランスが取れた釣りが楽しめます。

この時期の大きな特徴は、沖から大型のアジが接岸してくることです。外洋に面したエリアや潮通しの良いポイントでは、回遊性の強い「黒アジ」と呼ばれる体色の濃い個体が多く見られます。これらは湾内に居着く「金アジ」よりも引きが強く、ファイトも楽しめるため、ベテランアングラーに人気があります。

「今シーズンも回りだしたとのことで、深夜からチャレンジしてきました。ポイントに到着すると日付が替わるほどの深夜。どうも夕マヅメからしばらくが良かったみたいで先攻者の方はいい釣りされてたようです。」

出典：【淡路島アジング】シーズン開幕！

秋のアジングで重要なのは、レンジとポイント選択です。水温の低下とともに、アジは徐々に深いレンジへと移動し始めます。9月頃はまだ表層から中層で釣れることも多いですが、10月、11月と進むにつれてボトム付近を意識した釣りが必要になってきます。また、この時期は日中と夜間の水温差が大きくなるため、夕マズメから夜間にかけての時間帯がより重要になります。

岬町方面や泉南エリアでは、秋になるとゴロタサーフでの実績が上がります。フロートリグを使って遠投し、ボトム付近をゆっくりと探る釣り方が効果的です。一方、港湾部では常夜灯周りやテトラ帯が安定したポイントとなります。特にテトラの波打ち際は反転流が発生しやすく、アジが溜まりやすいスポットです。

タックルについては、大型に備えてやや強めのセッティングが推奨されます。ジグヘッドは0.8g～1.5g程度、リーダーは4lb以上（尺アジ狙いなら8lb程度）が安心です。ワームは2.5インチ以上のサイズも視野に入れ、アクションは控えめにナチュラルに見せることが重要です。大型のアジはルアーを追いかけるよりも、待ち伏せして捕食する傾向が強いためです。

秋特有の注意点として、台風シーズンと重なることが挙げられます。台風通過後は海が荒れ、濁りが入ることも多いですが、逆にそれが良い結果につながることもあります。台風後の潮通しが回復したタイミングは、新たな群れが入ってくる可能性が高く、チャンスと捉えることもできます。ただし、安全面には十分な配慮が必要です。

🎯 秋の大型アジ攻略テーブル

ポイントタイプ	おすすめ時期	平均サイズ	タックル
ゴロタサーフ	9月～10月	25～35cm	フロートリグ、ジグヘッド0.8～1.2g
港湾部テトラ帯	10月～11月	23～30cm	ジグ単1.0～1.5g、リーダー4lb
外向きテトラ	9月～11月	25～40cm	フロートリグ、リーダー6～8lb
常夜灯周り	通年	20～28cm	ジグ単0.6～1.0g

冬（12月～3月）は厳しいが居着きを狙える

冬のアジングは、関西エリアにおいて最も難易度が高い時期と言えます。12月から3月にかけては水温が大きく低下し、多くのアジが深場へと移動してしまうため、岸から狙えるチャンスは大幅に減少します。しかし、完全に釣れなくなるわけではなく、条件の良いポイントでは「居着き」のアジを狙うことが可能です。

「真冬の厳寒期を迎えて、和歌山紀北～中紀エリアもアジングで数釣りはなかなか厳しくなってきた。しかし、自身のスキルアップにはもってこいの季節である。」

出典：【関西】年末年始オススメ釣り場3選：陸っぱりアジング編

冬場のアジングで最も重要なのは、水温が安定している場所を見つけることです。一般的には、水深のある港や人工島周辺、温排水が流れ込むエリアなどが狙い目となります。大阪湾の場合、マリーナシティや下津海保前、南港周辺など、比較的水深があり潮通しの良いポイントが候補に挙がります。和歌山方面では、印南港などの大型漁港が冬場でも実績を持っています。

この時期のアジは、ほぼボトムに張り付いた状態で過ごしています。活性も低く、積極的にエサを追うことは少ないため、ボトム付近をゆっくりと丁寧に探る必要があります。アタリも非常に小さく、「荷重変化」でアタリを取るテクニックが求められます。おそらく、初心者の方がこの時期にアジングをしても、アタリすら分からずに終わってしまうケースも多いでしょう。

タックルについては、感度を最重視したセッティングが必要です。ロッドは柔らかめのUL（ウルトラライト）やFL（フェザーライト）クラス、ラインはエステルラインや細めのPEラインが推奨されます。ジグヘッドは0.4g～0.8g程度で、ボトムを感じながらも繊細にアクションできる重さを選びます。ワームは小さめの1.5インチ～2インチが基本で、動きはできるだけナチュラルに抑えます。

冬のアジングで見逃せないのが、常夜灯周りのパターンです。常夜灯の明かりにはプランクトンが集まり、それを追って小魚が集まります。そして、その小魚を狙ってアジも寄ってくるという食物連鎖が成立します。特に冬場は、この数少ない安定したパターンの一つとして、常夜灯周りが重要なポイントとなります。

ただし、冬場のアジングは釣果を保証するものではありません。1日釣りをして0匹ということも十分にあり得ます。それでも、この厳しい時期にアジを釣り上げることができれば、技術的な成長につながることは間違いありません。冬場の経験が、来シーズンの釣果向上に直結すると考えて、スキルアップの機会と捉えるのも一つの考え方です。

❄️ 冬のアジング攻略チェックリスト

✅ ポイント選び

• 水深のある港や人工島
• 温排水が流れ込むエリア
• 常夜灯が効いている場所
• 周辺より水温が0.5～1度高い場所

✅ タックル

• 感度重視のUL～FLロッド
• エステルラインまたは細PE
• ジグヘッド0.4～0.8g
• ワーム1.5～2インチ

✅ 釣り方

• ボトム中心の探り
• スローなアクション
• 荷重変化でアタリを取る
• 時間をかけて丁寧に探る

尺アジを狙うなら6月～7月と真冬がチャンス

関西エリアで尺アジ（30cm以上）を狙うなら、時期とポイントの選択が極めて重要です。一般的には6月から7月の産卵期、そして意外にも真冬の1月から2月が、大型アジとの遭遇確率が高まる時期とされています。ただし、これらの時期でも常に釣れるわけではなく、条件が揃った時だけのチャンスであることを理解しておく必要があります。

6月から7月の尺アジパターンは、産卵のために接岸してきた大型個体を狙う釣りです。この時期のアジは、産卵に備えて栄養を蓄えており、体高もあって非常に引きが強いのが特徴です。泉南・岬町方面のゴロタサーフや外向きテトラ帯が主戦場となり、フロートリグを使った遠投の釣りが基本となります。

「ポイントは泉南、岬町方面でフロートリグでの釣りです。６月はエサとなる小魚を狙って群れではなく単体で行動している感じです。テンポの速い誘い方で釣りますが、連発はせず10匹釣れればいいところです。」

出典：アジが大阪で釣れる時期とサイズは？

この時期の尺アジ狙いの特徴は、群れではなく単体で行動している個体を狙うことです。そのため、数は期待できませんが、1匹1匹が良型である可能性が高くなります。釣り方としては、フロートを大遠投し、ジグヘッド0.4g程度と2インチ以上のワームを組み合わせて、ボトム付近をゆっくりと流す方法が効果的です。カラーはブラック、ピンク、メロン系が定番とされています。

一方、真冬の尺アジパターンは、さらに難易度が高い釣りとなります。この時期の大型アジは深場のボトムに張り付いており、活性も極めて低い状態です。そのため、小さなアタリを確実に取る高度な技術が求められます。おそらく、ベテランアングラーでも釣果0という日の方が多いのではないでしょうか。

真冬の尺アジ狙いでは、ボトムを徹底的に探る釣り方が基本です。ジグ単で1g前後のジグヘッドを使用し、ボトムバンプやリフト＆フォールで誘います。アタリは非常に小さく、「コツッ」という違和感程度のものも見逃さずにフッキングに持ち込む技術が必要です。防寒対策も重要で、手がかじかんでしまうと繊細なアタリが取れなくなってしまいます。

尺アジを狙う上でのタックル選びも重要なポイントです。大型のアジは引きが強いため、ある程度のパワーがあるロッドとリーダーが必要です。ジグ単の場合でもリーダーは最低4lb、できれば6lb以上を推奨します。フロートリグを使用する場合は、8lb程度のリーダーを1m程度取ると安心です。ロッドはMH（ミディアムヘビー）～H（ヘビー）クラスで、8フィート以上の長さがあると遠投に有利です。

尺アジ狙いは、一般的なアジングと比べて圧倒的に難易度が高く、釣果も不安定です。しかし、だからこそ釣れた時の喜びは格別です。関西エリアで尺アジを狙うなら、情報収集を怠らず、実績のあるポイントを選び、時期と条件が揃った時に集中的に狙うというアプローチが効果的でしょう。

📏 尺アジ狙いの時期別戦略

時期	場所	釣り方	期待される釣果	難易度
6月～7月	泉南・岬町のゴロタサーフ、外向きテトラ	フロートリグ遠投、テンポの速い誘い	10匹前後/1晩	★★★☆☆
1月～2月	水深のある港湾部、人工島周辺	ジグ単ボトム、スローな誘い	0～数匹/1晩	★★★★★

関西エリア別のアジングポイントと季節の特徴

1. 大阪湾奥は5月から本格シーズンイン
2. 泉南・岬町方面は大型の回遊が期待できる
3. 和歌山方面は通年狙えるポイントが豊富
4. 淡路島は春から夏にかけて好調
5. 明石・神戸エリアは年間を通して安定
6. 常夜灯周りは冬でもチャンスがある
7. まとめ：関西のアジングは季節とエリア選びが重要

大阪湾奥は5月から本格シーズンイン

大阪湾奥エリア（大阪市内から堺、泉大津周辺）でのアジングは、5月以降に本格的なシーズンを迎える傾向があります。このエリアは湾の最奥部に位置するため、外海からの回遊が到達するまでに時間がかかり、南部エリアと比較して約1ヶ月程度遅れてシーズンインするのが一般的です。

「比較的尺アジが多いと感じる時期は６月～7月、真冬、数は出ませんがこの時期は大物が多く釣れました。」

出典：大阪湾沿岸の春アジングのスタート時期はいつ？

大阪湾奥の代表的なポイントとしては、南港、助松埠頭、コスモスクエア、夢舞大橋周辺などが挙げられます。これらのポイントは人工島や埋立地に囲まれており、常夜灯が豊富にあることが特徴です。車でのアクセスも良く、トイレや駐車場が整備されているため、ファミリーフィッシングにも適しています。

5月に入ると、豆アジから小アジサイズ（10cm～18cm程度）が港内に入り始めます。最初は数も少なく、アタリがあっても乗らないというケースが多いですが、水温が18度を超えてくると徐々に活性が上がってきます。6月になれば、20cm前後の中アジも混じるようになり、数釣りも期待できるシーズンに突入します。

大阪湾奥でのアジングのメリットとデメリットを整理すると、メリットとしては都心部からのアクセスの良さ、安全性の高さ、常夜灯が豊富で夜釣りがしやすいことなどが挙げられます。一方、デメリットとしては、シーズンインが遅いこと、大型の回遊が少ないこと、釣り人が多く場所取りが難しいことなどがあります。

このエリアでアジングをする際のポイント選びのコツは、潮の流れを意識することです。湾奥部は潮の動きが弱いことが多いですが、人工島の先端部や水路の出入り口など、潮が効くポイントを見つけることが重要です。また、常夜灯周りは人気が高いため、あえて暗いエリアを探ってみるのも一つの戦略です。暗いエリアには警戒心の強い大型個体が潜んでいることもあります。

タックルについては、港湾部の釣りがメインとなるため、ジグ単の0.6g～1.0g程度が基本となります。風が強い日や潮が速い日は、やや重めの1.2g～1.5gを使用することもあります。ワームは1.5インチ～2インチが使いやすく、クリア系やピンク系、グロー系が定番カラーです。

🏙️ 大阪湾奥の主要アジングポイント

ポイント名	特徴	ベストシーズン	平均サイズ	アクセス
南港	常夜灯豊富、広い	6月～10月	18～23cm	電車・車
助松埠頭	潮通し良好	5月～11月	18～25cm	車
コスモスクエア	足場良好、家族向け	6月～9月	15～20cm	電車・車
夢舞大橋	夜間照明あり	5月～10月	18～22cm	車

泉南・岬町方面は大型の回遊が期待できる

泉南から岬町にかけてのエリアは、関西のアジングにおいて大型の回遊が最も期待できるホットスポットです。このエリアは大阪湾の南端に位置し、外洋に近いため、回遊性の強い黒アジや大型個体が入ってきやすい環境にあります。特に小島漁港、谷川漁港、深日港、岬町のゴロタサーフなどは、アジンガーの間で高い人気を誇ります。

「夏から秋、20㎝超えの中アジがメインになる時期です。岬町方面では、大きな群れで回遊してくる時期なので爆釣することも珍しくはありません。」

出典：アジが大阪で釣れる時期とサイズは？

このエリアの最大の特徴は、サイズアップが期待できることです。大阪湾奥では20cm前後が平均サイズであるのに対し、泉南・岬町方面では25cm以上が普通に釣れ、条件が良ければ30cm～35cmクラスも視野に入ります。特に6月から7月の産卵期と、9月から10月の秋の回遊期には、尺アジクラスの釣果報告が多数見られます。

小島漁港は、このエリアを代表する人気ポイントです。外向きの堤防からは遠投が効き、フロートリグでの釣りが有効です。港内側では常夜灯周りでジグ単の釣りも楽しめます。ただし、人気が高いため週末や休日は早朝から釣り人で混雑することも多く、場所取りが課題となります。

ゴロタサーフは、岬町方面の隠れた好ポイントです。大阪ゴルフクラブ裏、谷川漁港周辺、小島漁港周辺などにゴロタサーフが点在しており、これらのポイントでは夕マズメから夜間にかけて大型の回遊が狙えます。足場は悪く、暗いポイントが多いため、ヘッドライトや滑りにくい靴などの装備が必須です。しかし、その分プレッシャーも低く、良型に出会える確率が高まります。

泉南・岬町方面での釣り方の基本は、フロートリグを使った遠投の釣りです。このエリアは遠浅の地形が多く、アジの回遊ルートが岸から50m以上離れていることも珍しくありません。フロートを大遠投し、潮の流れに乗せながらボトム付近を探る釣り方が効果的です。ジグヘッドは0.4g～0.6g程度と軽めにし、ワームは2インチ～2.5インチのサイズが適しています。

このエリアでアジングをする際の注意点として、情報収集の重要性が挙げられます。回遊魚であるアジは、「昨日釣れたから今日も釣れる」とは限りません。特に泉南・岬町方面は回遊ムラが大きいため、釣具店やSNSなどで最新の釣果情報をチェックしてから出かけることをおすすめします。また、外向きのポイントは波が高いこともあるため、気象条件の確認も忘れずに行いましょう。

🎣 泉南・岬町エリアの特徴

項目	詳細
代表ポイント	小島漁港、谷川漁港、深日港、岬町ゴロタサーフ
平均サイズ	20～30cm（尺アジも期待できる）
ベストシーズン	6月～7月、9月～10月
主な釣り方	フロートリグ遠投、ジグ単（港内）
難易度	★★★☆☆（中級者以上推奨）
アクセス	車が便利（電車は駅から遠い）

和歌山方面は通年狙えるポイントが豊富

和歌山エリア（紀北から中紀）は、関西のアジングにおいて最も釣期が長く、通年で狙えるポイントが豊富な地域です。黒潮の影響を受けやすいため水温が安定しており、真冬でもアジの回遊が見られることがあります。マリーナシティ、下津周辺、湯浅、御坊、印南など、多くの実績ポイントが点在しています。

「最後に紹介するのは中紀の印南港。ここはかなり大きな漁港で、歩いて移動となるとかなり時間がかかる。もちろんそれだけ大きな漁港なので先端部分ともなると、かなりの水深がある。」

出典：【関西】年末年始オススメ釣り場3選：陸っぱりアジング編

和歌山エリアの最大の魅力は、シーズンの長さです。大阪湾奥が5月からのシーズンインであるのに対し、和歌山方面では4月から既にアジの回遊が始まることも珍しくありません。また、冬場でも水温が15度前後で安定するポイントが多く、12月から3月の厳寒期でも釣果が期待できます。これは、黒潮の分流である黒潮反流の影響で、外洋の暖かい海水が入ってくるためと考えられます。

マリーナシティ周辺は、和歌山を代表するアジングポイントです。特に黒潮市場前は、常夜灯が効いており夜間でも明るく、足場も良好です。人工施設のため水深もあり、年間を通してアジが狙えます。ただし、冬場は活性が低く、アタリも非常に小さいため、荷重変化でアタリを取る高度な技術が求められます。下津海保前も通年で実績があるポイントで、大型船の出入りがあるため水深が確保されています。

中紀の印南港は、冬場の穴場ポイントとして知られています。大型の漁港で、先端部分は相当な水深があるため、冬場でもボトムにアジが居着いている可能性があります。アジンガーが少ないポイントでもあるため、群れを当てれば一人勝ちできることもあります。ただし、広大な漁港内でアジの居場所を見つけるのは容易ではなく、ランガンしながら探る根気が必要です。

和歌山方面でのアジングは、タックルのバリエーションが重要になります。港内の浅いエリアではジグ単の0.6g～1.0g、外向きや水深のあるエリアでは1.2g～2.0g、遠投が必要な場所ではフロートリグと、状況に応じて使い分けることが求められます。また、大型が多いエリアでもあるため、リーダーは最低でも4lb、できれば6lb以上を推奨します。

このエリアでの釣りを成功させるためには、地元の情報が非常に重要です。和歌山は釣り場が広範囲に点在しているため、闇雲にポイントを回っても効率が悪くなります。地元の釣具店で情報を収集したり、釣り情報アプリやSNSで最新の釣果をチェックしたりすることをおすすめします。また、和歌山方面は大阪から1時間以上かかることも多いため、事前の計画をしっかり立てることが大切です。

🏖️ 和歌山エリアの主要ポイント比較

ポイント	時期	水深	サイズ	特徴	アクセス
マリーナシティ	通年	深い	18～25cm	常夜灯あり、足場良好	車・バス
下津海保前	通年	深い	20～28cm	潮通し良好	車
湯浅周辺	4月～11月	中程度	20～25cm	港内・外向き両方あり	車
御坊周辺	5月～10月	中程度	18～23cm	複数の漁港	車
印南港	通年	非常に深い	20～30cm	冬場の穴場	車

淡路島は春から夏にかけて好調

淡路島は、関西のアジングにおいて春から夏にかけて安定した釣果が期待できるエリアです。特に東浦（明石海峡側）と西浦（播磨灘側）では、潮の流れが良く、外洋からの回遊も入りやすい環境が整っています。洲本周辺、岩屋、由良、志筑など、多くのポイントが島内に点在しており、その日の条件に合わせてポイント選択ができるのも魅力です。

「例年水温が上がると淡路島の一部エリアでアジの回遊が始まります。今シーズンも回りだしたとのことで、深夜からチャレンジしてきました。」

出典：【淡路島アジング】シーズン開幕！

淡路島のアジングシーズンは、3月下旬から4月にかけてスタートします。これは大阪湾奥よりも約1ヶ月早く、和歌山と同程度のタイミングです。水温が16度を超えてくると、小アジの回遊が始まり、5月には本格的なシーズンに突入します。6月から8月にかけては、20cm～25cmクラスの中型がメインとなり、数釣りも期待できます。

淡路島でのアジングの特徴的なポイントは、潮の流れが速いことです。明石海峡に近いエリアでは、特に大潮の時期には非常に強い潮が流れるため、ジグヘッドの重さ選びが重要になります。通常のポイントでは0.6g～1.0gで済むところ、淡路島では1.5g～2.0g、場所によっては2.5g以上が必要になることもあります。

洲本周辺は、淡路島を代表するアジングエリアです。洲本港をはじめ、周辺には複数の小規模な漁港が点在しており、ランガンしながらアジを探す釣りが楽しめます。特に常夜灯が効いているポイントは安定した釣果が期待できますが、人気も高いため早めの場所取りが必要です。また、少し移動すれば外向きのポイントもあり、大型狙いのフロートゲームも可能です。

淡路島でアジングをする際のメリットとしては、ポイントの選択肢が豊富であること、景観が良く釣りをしていて気持ちが良いこと、温泉や観光地も近く釣り以外も楽しめることなどが挙げられます。一方、デメリットとしては、本州からのアクセスに時間とコストがかかること（明石海峡大橋の通行料）、風が強い日が多いこと、人気ポイントは混雑することなどがあります。

淡路島でのアジングを成功させるためには、事前の情報収集と計画が重要です。島内は広く、ポイント間の移動にも時間がかかります。釣り当日の風向きや潮回りを確認し、条件の良いエリアを選択することが大切です。また、淡路島は釣り禁止エリアも多いため、事前に釣り可能な場所を調べておくことをおすすめします。

🌊 淡路島のエリア別特徴

エリア	ベストシーズン	平均サイズ	潮の流れ	おすすめ度
東浦（明石海峡側）	4月～7月	20～25cm	非常に速い	★★★★☆
西浦（播磨灘側）	5月～9月	18～23cm	速い	★★★☆☆
洲本周辺	4月～10月	20～28cm	中程度	★★★★★
由良・志筑	5月～8月	18～25cm	中～速い	★★★★☆

明石・神戸エリアは年間を通して安定

明石から神戸にかけてのエリアは、関西のアジングにおいて年間を通して最も安定した釣果が期待できる地域の一つです。明石海峡という好条件の漁場に近く、潮通しも良好なため、四季を通じてアジの回遊が見られます。垂水、舞子、須磨、神戸空港、東二見など、人気ポイントが数多く存在します。

明石・神戸エリアの最大の特徴は、都市部にありながら釣果に恵まれていることです。神戸空港や平磯海釣り公園のような整備された釣り場もあれば、垂水漁港や須磨海岸のような自然な環境のポイントもあり、アングラーのスタイルに合わせて選択できます。また、公共交通機関でのアクセスも良好で、車を持たない方でも気軽に釣行できるのが魅力です。

垂水から舞子にかけてのエリアは、特にアジングの実績が高いポイントです。垂水漁港は常夜灯が豊富で夜釣りに適しており、テトラ帯では年間を通してアジが狙えます。アジュール舞子や大蔵海岸は、ファミリーフィッシングにも適した安全なポイントで、初心者の方にもおすすめです。ただし、人気が高いため週末は混雑することが多く、早めの場所取りが必要です。

「久々のライトアジング。ワームを底まで落としてネチネチ探っていると、小気味良い当たりが有りヒット！　釣れたのはキビレ、アジは何処へ。気を取り直してキャスト、ミニサイズとはいえアジ来ました。」

出典：アジングが・・・五目に・

神戸空港周辺も注目のポイントです。人工島のため水深があり、潮通しも良好です。親水護岸では足場が良く、ルアーを投げやすい環境が整っています。サゴシ（サワラの若魚）やカワハギも混じることがあり、五目釣りの要素も楽しめます。ただし、釣り禁止エリアもあるため、看板や標識を確認して釣り可能な場所で楽しみましょう。

明石・神戸エリアでのアジングは、タックルの使い分けが重要です。港内の穏やかなエリアではジグ単の0.6g～1.0g、外向きや潮が速いエリアでは1.2g～2.0g、遠投が必要な場合はフロートリグと、状況に応じて変更します。また、このエリアは大型のシーバスやチヌ（クロダイ）もヒットすることがあるため、リーダーは最低4lb以上を推奨します。

このエリアでアジングをする際の注意点として、釣り禁止エリアが増えていることが挙げられます。マナーの悪い釣り人による問題が原因で、過去に釣りができていた場所が禁止になるケースも増えています。ゴミは必ず持ち帰る、立入禁止エリアには入らない、近隣住民に配慮するなど、基本的なマナーを守って釣りを楽しみましょう。

🏙️ 明石・神戸エリアの主要ポイント

ポイント名	アクセス	足場	サイズ	ベストシーズン	混雑度
垂水漁港	電車・車	良好	18～25cm	5月～11月	高い
アジュール舞子	電車・車	非常に良好	15～23cm	6月～10月	非常に高い
神戸空港	車・バス	良好	20～28cm	通年	中程度
東二見	車	良好	18～25cm	5月～11月	中～高
平磯海釣り公園	電車・車	非常に良好	18～23cm	6月～10月	非常に高い（有料）

常夜灯周りは冬でもチャンスがある

常夜灯周りは、関西のアジングにおいて最も安定したパターンの一つであり、特に厳しい冬場でも釣果が期待できる貴重なポイントです。常夜灯の明かりには夜間にプランクトンが集まり、それを追って小魚が集まります。そして、その小魚を狙ってアジも寄ってくるという食物連鎖が成立するため、安定した釣りが楽しめます。

常夜灯周りでのアジングの基本的な考え方は、光と影のコントラストを理解することです。常夜灯が作り出す「明暗の境目（シェードライン）」は、アジが潜む重要なポイントとなります。明るすぎるエリアでは警戒心が強くなり、暗すぎるエリアではルアーが見えにくくなります。明暗の境目、特にやや暗めのエリアを丁寧に探ることが、常夜灯パターンの基本です。

冬場の常夜灯周りでは、アジのレンジが重要になります。夏場であれば表層から中層で釣れることも多いですが、冬場は基本的にボトム付近に沈んでいることがほとんどです。ジグヘッドをボトムまで落とし、ゆっくりとリフト＆フォールやボトムバンプで誘うことで、低活性のアジにもアピールできます。カウントダウンをしっかり行い、ボトムを確実に取ることが冬の常夜灯攻略のカギです。

常夜灯の種類によっても戦略が変わります。港湾部によく見られる水銀灯タイプは、強い光を広範囲に照らすため、アジも広範囲に散らばる傾向があります。一方、LED照明に変わってきているポイントも増えており、これらは光量がやや弱いため、アジがより集中しやすいという特徴があります。ポイントによって常夜灯のタイプを確認し、それに合わせたアプローチを選択しましょう。

常夜灯周りでのアジングは、ワームのカラー選択も重要です。明るいエリアではナチュラル系のクリアやスモーク系が有効で、暗いエリアではグロー（夜光）系やホワイト、チャート系が視認性を高めます。ただし、グロー系は使いすぎるとアジが警戒することもあるため、状況を見ながら使い分けることが大切です。複数のカラーを用意し、ローテーションしながら反応の良いものを見つけましょう。

常夜灯周りの混雑対策も考慮すべきポイントです。人気の常夜灯ポイントは、特に週末の夜には多くのアングラーで混雑します。早めに場所を確保するか、あえて人が少ない時間帯（深夜から明け方）を狙うのも一つの戦略です。また、人気のない常夜灯を開拓することも、安定した釣果を得るための方法として有効です。誰も狙っていないような小さな常夜灯でも、意外と良い釣りができることがあります。

💡 常夜灯アジングの攻略ポイント

✅ 基本戦略

• 明暗の境目（シェードライン）を重点的に攻める
• 冬場はボトム中心、夏場は表層～中層も探る
• カウントダウンでレンジを正確に把握
• ゆっくりとしたアクションが基本

✅ カラーローテーション

• 明るいエリア：クリア、スモーク、ピンク
• 暗いエリア：グロー、ホワイト、チャート
• 状況に応じて使い分ける

✅ 時間帯

• 日没後～22時頃が最も活性が高い
• 深夜～明け方も意外と狙い目
• 満月の夜は活性が下がることも

✅ タックル

• ジグヘッド：0.6～1.2g
• ワーム：1.5～2インチ
• ロッド：UL～Lクラス
• ライン：PE0.3号またはエステル0.3号

まとめ：関西のアジングは季節とエリア選びが重要

最後に記事のポイントをまとめます。

1. 関西のアジングベストシーズンは6月～11月で、この時期は数・サイズともに期待できる
2. 春（4月～5月）は豆アジ～小アジが釣れ始め、南から北へと回遊が進行する
3. 夏（6月～8月）は数釣りのピークで、初心者にも最適な時期である
4. 秋（9月～11月）は大型の回遊が活発化し、尺アジを狙うチャンスが増える
5. 冬（12月～3月）は最も厳しい時期だが、水深のある場所や常夜灯周りで居着きが狙える
6. 尺アジを狙うなら6月～7月の産卵期と真冬の1月～2月が狙い目である
7. 大阪湾奥は5月以降にシーズンインし、アクセスが良く初心者にも適している
8. 泉南・岬町方面は大型の回遊が期待でき、フロートリグでの遠投が有効である
9. 和歌山方面は通年で狙えるポイントが豊富で、シーズンの長さが魅力である
10. 淡路島は春から夏にかけて好調で、潮の流れが速いためタックル選びが重要である
11. 明石・神戸エリアは年間を通して安定し、都市部からのアクセスも良好である
12. 常夜灯周りは冬でもチャンスがあり、明暗の境目を攻めることが基本戦略である
13. アジは回遊魚のため、釣具店やSNSでの情報収集が釣果を左右する
14. エリアによって回遊時期が1ヶ月程度ずれるため、南から北への移動を意識する
15. 夕マズメから夜間、特に日没後1～2時間が最も活性の高いゴールデンタイムである
16. 大潮周りの潮が動く時間帯が狙い目で、潮の流れを意識したポイント選びが重要である
17. ジグ単とフロートリグを使い分け、状況に応じたタックル選択が釣果アップの鍵である
18. ボトムの地形変化や潮のヨレなど、アジが溜まりやすいスポットを見極める技術が必要である
19. 冬場は荷重変化でアタリを取る高度な技術が求められ、スキルアップの好機である
20. 釣り禁止エリアが増加傾向にあるため、マナーを守り釣り場を大切にする意識が重要である

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記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

1. アジが大阪で釣れる時期とサイズは？
2. アジ釣りは『時期』が重要！ シーズンごとの傾向とポイント
3. 大阪湾沿岸の春アジングのスタート時期はいつ？
4. 大阪湾のアジング事情
5. 【関西】年末年始オススメ釣り場3選：陸っぱりアジング編
6. 【淡路島アジング】シーズン開幕！
7. どこまで行けばアジが釣れる？大阪市内から和歌山までランガン調査
8. 【紀北沖バチコンアジング】シーズン先取り！
9. 関西 アジング 陸っぱり 釣り・魚釣り

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