北九州エリアで手軽にアジングを楽しみたいと思ったら、関門エリアは外せない選択肢です。関門海峡周辺には門司港レトロから新門司まで、初心者でもアクセスしやすく、かつ釣果も期待できるポイントが数多く点在しています。ただし、潮の流れが速く独特の海況を持つこのエリアでは、ポイント選びと潮回りの理解が釣果を大きく左右します。この記事では、インターネット上に散らばる関門アジングの実釣情報を収集・分析し、各ポイントの特徴や攻略法を詳しく解説していきます。
関門エリアのアジングは、6月頃の豆アジシーズンから始まり、秋には20cm超えの良型、さらに晩秋から冬にかけては尺アジも狙える通年楽しめる釣りです。集魚灯の活用や外灯周りのランガン、潮の流れに合わせたリグ選択など、押さえるべきポイントはいくつかありますが、基本を理解すれば初心者でも十分に楽しめます。洞海湾や赤坂海岸、若松運河といった周辺エリアとの比較も交えながら、関門ならではのアジング攻略法をお伝えします。
この記事のポイント |
---|
✓ 門司港レトロから新門司まで、関門エリアの主要アジングポイント10ヶ所以上の詳細情報 |
✓ 潮の流れが速い関門特有の海況への対応方法とジグヘッド重量の選び方 |
✓ 集魚灯や常夜灯を活用した効率的な釣り方と時間帯別の攻略法 |
✓ 豆アジから尺アジまでサイズ別・シーズン別の狙い方と実績ポイント |

関門エリアのアジングポイント基本情報と人気スポット
- 関門エリアがアジングに適している理由は潮通しの良さと豊富なベイト
- 門司港レトロエリアは初心者にも釣りやすい環境が整っている
- 西海岸倉庫裏岸壁は流れの変化を理解することが釣果のカギ
- 片上一文字や太刀浦ふ頭群は足場が良く家族連れにも人気
- 新門司周辺は外海に近く大型が期待できるエリア
- 集魚灯の活用で釣果が劇的に変わる理由
関門エリアがアジングに適している理由は潮通しの良さと豊富なベイト
関門海峡周辺がアジングの人気エリアとなっている最大の理由は、本州と九州の間を流れる潮流によってベイトフィッシュが豊富に集まる環境にあります。一般的に、潮通しの良いエリアはプランクトンや小魚が集まりやすく、それを追ってアジなどのフィッシュイーターも回遊してきます。
関門海峡は日本有数の潮流の速いエリアとして知られており、大潮の時期には流速が8ノット(約4m/秒)を超えることもあるほどです。この激流が運んでくる栄養分と酸素によって、海中は常に活性の高い状態が保たれています。特に転流(潮の流れが反転する)前後のタイミングは、流れが緩やかになり小魚が集まりやすくなるため、アジの活性も上がりやすい傾向にあります。
📊 関門エリアの海況的特徴
特徴項目 | 詳細内容 | アジングへの影響 |
---|---|---|
潮流の速さ | 大潮時最大8ノット以上 | ジグヘッド重量の調整が必須 |
水深 | 港内4〜6m、外海側10m以上 | 比較的浅場でも狙える |
ベイトの種類 | 2cm程度のイワシ類、ゴカイ類 | ワームサイズは1.6〜2.5インチが主流 |
常夜灯の数 | 港内に多数設置 | 夜間のポイント選択肢が豊富 |
さらに、関門エリアには工業地帯や港湾施設が多く、それに伴って夜間照明や作業灯が豊富に設置されている点も見逃せません。これらの光源は天然の集魚灯として機能し、プランクトンを集め、それを食べる小魚を呼び、最終的にアジを寄せる食物連鎖を形成します。多くのアングラーが夜釣りで好釣果を上げているのは、この照明環境の良さが大きく影響していると考えられます。
ただし、潮流が速いということは、タイミングを間違えると全く釣りにならないというデメリットも抱えています。潮見表をチェックし、転流時刻の前後を狙うことや、湾奥の比較的流れの緩やかなポイントを選ぶことが、関門エリアでのアジング成功の第一歩となります。
北九州エリア全体で見ると、洞海湾や若松運河といった内湾エリアと比較して、関門は潮の影響を強く受けるため難易度はやや高めですが、その分アジのサイズや引きの強さは魅力的です。初心者の方は、まずは門司港レトロなどの湾奥ポイントから始めて、徐々に潮流のあるポイントにステップアップしていくのがおすすめです。
門司港レトロエリアは初心者にも釣りやすい環境が整っている
門司港レトロエリアは、観光地としても有名な場所で、釣り初心者や家族連れにとって最も始めやすいアジングポイントと言えます。整備された遊歩道、明るい照明、トイレなどの施設が充実しており、釣り以外の面でも快適に過ごせる環境が整っています。
正月明けにココへ釣りに来たのは初めてだけど、ロケーションが最高ですね♪ イルミネーションも美しいし、後ろの地ビールレストランからはジャズが流れて…。 こんな釣り場他にある!?
この体験談からも分かるように、門司港レトロエリアは釣りをしながら雰囲気も楽しめる特別な場所です。特にブルーウイング(跳ね橋)周辺やL字岸壁は、水深が4〜6mと適度で、潮の流れも比較的穏やかなため、ジグヘッド単体での釣りが成立しやすい環境です。
🎣 門司港レトロエリアの主要ポイント
- ブルーウイング周辺
- 常夜灯多数あり
- 観光客が多い時間帯は避けるのが無難
- 水面からの高さも低く抜き上げやすい
- L字岸壁(赤灯台堤防付け根)
- 外灯下にアジが溜まりやすい
- 付け根から先端まで広く探れる
- トイレ設備も近い
- 門司港レトロ港内
- 流れがさらに緩やか
- 豆アジの数釣りに最適
- 夜間でも安全性が高い
門司港レトロエリアでの基本的な釣り方は、キャスト後1m程度フリーフォールさせてから、ラインを張りながらテンションフォールさせる方法が効果的です。アタリは明確に出ることが多く、「コンッ」という小気味よいアタリや、竿先が「ギュイーン」と引き込まれるような大きなアタリまで様々です。
使用するジグヘッドは0.6g〜1g程度が標準で、ワームはアジリンガー1.6インチやチビキャロスワンプなどの小型ワームが実績が高いようです。夏から秋にかけては15〜18cm程度の豆アジが中心ですが、晩秋から冬にかけては20cm超えも期待できます。
ただし、観光地ゆえに週末や休日は釣り人だけでなく観光客も多く、常夜灯下の好ポイントは埋まっていることが多いです。平日の夜や早朝、あるいは観光客が少ない冬場などが比較的空いていて釣りやすい時間帯と言えるでしょう。また、作業船の往来がある場所では釣り禁止や時間帯による規制がある場合もあるため、現地の看板や指示に従うことが大切です。
西海岸倉庫裏岸壁は流れの変化を理解することが釣果のカギ
門司西海岸エリア、特に倉庫裏岸壁は、関門エリアの中でも独特の潮流パターンを持つポイントとして知られています。このエリアの攻略には、単なる釣りのテクニックだけでなく、潮汐や流向の理解が不可欠です。
西流れなのに流れが左から右に流れていた事。
(中略)
自分が今日やっているポイントは潮が大きければ大きいほど、反時計回りの反流が発生する。 流速は大潮期において0.7ノットに達することもある。
この体験談は、西海岸エリアの複雑な潮流を理解する上で非常に参考になります。一般的な潮見表だけでは読み切れない反転流(渦流)が発生するポイントがあり、これを理解しているかどうかで釣果が大きく変わります。
⚠️ 西海岸エリアで注意すべき潮流の特徴
潮の状態 | 発生する現象 | 対処法 |
---|---|---|
大潮の西流れ | 反時計回りの反転流発生 | 流速表示が3ノット以下になるまで待機 |
中潮以上 | 流速が速く釣りにならない時間帯あり | 転流前後の1〜2時間を狙う |
小潮 | 比較的流れが穏やか | ジグヘッド単体で広く探れる |
転流時 | アジの活性が上がる可能性 | 流れが止まる前後30分が勝負 |
西海岸エリアでアジングを行う際は、対岸の下関側にある潮流信号の電光板を確認することができるのも大きなメリットです。この電光板には現在の流速がノット表示されており、リアルタイムで海況を把握できます。一般的には流速が3ノット以下になると、ジグヘッド単体での釣りが成立しやすくなるとされています。
西海岸エリアでは、流れが速い時は1.5g〜2g程度の重めのジグヘッドを使用し、壁際を狙う釣り方が有効です。また、流れが緩やかになったら軽いジグヘッドに切り替えて、表層から中層をじっくり探る方が釣果が上がることもあります。このように、潮の状況に応じてリグを柔軟に変更できる準備が、西海岸攻略のポイントです。
荷揚げ作業との兼ね合いで立ち入り制限がかかることもあるため、平日は特に注意が必要です。作業員の方がいる場合は、邪魔にならないよう配慮しながら釣りを楽しむマナーも大切にしたいところです。
片上一文字や太刀浦ふ頭群は足場が良く家族連れにも人気
片上海岸エリアと太刀浦ふ頭群は、関門エリアの中でも比較的アクセスが良く、足場も整備されているため、家族連れやアジング初心者にも人気の高いポイントです。国道191号線沿いに複数のポイントが点在しており、ランガン(場所移動)しながら効率的にアジを探すことができます。
🏗️ 太刀浦ふ頭群の各ポイント特徴
- 太刀浦1号ふ頭
- 関門海峡本流の影響を受けやすい
- 潮が速い時はウキなしで壁際狙いが有効
- 小アジ中心だが安定した釣果
- 太刀浦3号内側
- 外側は立入禁止、内側で釣り可能
- 潮の流れが緩く釣りやすい
- 夜間は船舶照明周辺をアジングで狙える
- 太刀浦4号入口
- 湾奥で流れが穏やか
- 家族連れに最適な環境
- サイズは小さめだが数は期待できる
- 太刀浦6号
- 先端は立入禁止だが付近で釣り可能
- 潮通しが良く中アジ回遊も期待
- 作業灯周辺が一級ポイント
片上海岸エリアの特徴は、関門海峡本流からやや外れているため、激流時でも比較的釣りがしやすい点です。特に片上一文字は、護岸から左右に長い堤防が伸びており、内側・外側両方で狙うことができます。ただし、右側の堤防は立入禁止となっているため、左側と港内岸壁がメインの釣り場となります。
国道191号線沿いのアジ・アジングの釣り場
片上一文字 関門海峡と平行に長い波止が護岸から左右に伸びています。 海に向かって右側の波止はフェンスが張られていて立入禁止になっています。 潮の流れが速い釣り場ですが、波止の内側や港湾内の岸壁でもアジ実績は有ります。
このエリアでは、外灯周辺をテンポよく探っていくランガンスタイルが効果的です。一つのポイントで粘るよりも、15〜20分釣ってアタリがなければ次のポイントへ移動する方が、トータルの釣果が伸びる傾向にあります。特に秋から冬にかけては、小さな群れが潮に乗って広範囲を回遊していることが多いため、アジの群れを探し当てることが釣果の鍵となります。
海峡ドラマシップ周辺も含め、このエリア一帯は夏場の初夏から秋にかけて豆アジ〜小アジの安定した釣果があり、秋以降は20cm前後の中アジの回遊も期待できます。ただし、港湾施設での荷揚げ作業が行われている時間帯は立ち入り制限がかかることもあるため、夜間や早朝の時間帯が比較的安心して釣りができる時間帯と言えるでしょう。
新門司周辺は外海に近く大型が期待できるエリア
新門司エリアは、関門海峡の東端に位置し、周防灘に面した外海寄りのポイントが多いのが特徴です。門司港レトロや西海岸と比べると潮の流れはやや穏やかですが、外海の影響を受けやすく、大型のアジが回遊してくる可能性が高いエリアとして知られています。
🌊 新門司エリアの主要ポイント
ポイント名 | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|
新門司マリーナ | 外海側テトラ帯、港内釣り禁止 | ★★★☆☆ |
赤灯台堤防(新門司) | 足場良好、駐車場から距離あり | ★★★★☆ |
柄杓田漁港 | 港内穏やか、常夜灯あり | ★★★★★ |
恒見漁港 | 常夜灯あり、夜間アジング向き | ★★★★☆ |
恒見切れ波止0番 | 魚影濃い、移動距離あり | ★★★☆☆ |
新門司マリーナは、L字型の堤防の外海側にテトラポットが設置されているため、足元はあまり良くありませんが、青物やシーバス、アオリイカなども狙える多魚種対応のポイントです。アジングで豆アジを釣って、それを泳がせ釣りのエサにするという楽しみ方もできます。
赤灯台堤防は、駐車場から10分程度歩く必要がありますが、その分釣り人が少なく、落ち着いて釣りができるメリットがあります。足場も良好で、初夏から秋にかけて安定した釣果があり、秋以降は中アジ〜良型アジの回遊も期待できます。門司港レトロからは少し離れていますが、観光地の喧騒を離れて静かに釣りを楽しみたい方にはおすすめのポイントです。
柄杓田漁港と恒見漁港は、常夜灯が設置されており、夜間のアジングに特化した釣りができるのが大きな魅力です。特に柄杓田漁港は港内が穏やかで、小型のジグヘッド(0.6g〜0.8g)でじっくり探る釣りが楽しめます。常夜灯周辺は定番のポイントですが、少し離れた暗い場所でも、集魚灯を使うことで自分だけのポイントを作り出すことが可能です。
恒見の切れ波止0番は、0番と1番波止の間が水道(潮の通り道)のようになっており、魚影が濃いことで知られています。ただし、駐車可能な場所からの移動距離があるため、体力に自信のある方向けのポイントと言えるかもしれません。それでも、その分プレッシャーが低く、良型のアジに出会える確率も高いため、本格的にアジングを楽しみたい方には挑戦する価値のあるポイントです。
新門司エリア全体としては、秋以降に20cm超えの良型が狙いやすくなる傾向があり、サイズ狙いのアングラーには特におすすめのエリアと言えます。ただし、外海寄りのポイントは風の影響を受けやすいため、天候のチェックは必須です。
集魚灯の活用で釣果が劇的に変わる理由
関門エリアのアジングにおいて、集魚灯は釣果を大きく左右する重要なアイテムです。常夜灯のあるポイントが人気なのは周知の事実ですが、自分で集魚灯を持参することで、常夜灯がない場所でも好ポイントを作り出すことができます。
集 ・ 魚 ・ 灯 ぅ!!🕵
断言します。 アジンガーの皆様。 一度手にすると貴方は確実に SYUUGYOTOU!の虜になることでしょう!👲
では、なぜこのようなお祭り状態になるのか?? ①集魚灯を焚く ②光にアジの餌であるプランクトンや小魚が集まる ③通りかかったアジが餌を捕食して荒ぶる この 簡単3ステップ となっております!
この体験談が示すように、集魚灯の効果は非常に大きく、プランクトン→小魚→アジという食物連鎖を人工的に作り出すことができます。特に関門エリアは潮の流れが速く、プランクトンや小魚が常に移動しているため、集魚灯で一時的にでもベイトを集めることができれば、アジの回遊ルートを自分のポイントに引き込むことが可能になります。
💡 集魚灯使用のメリット・デメリット
メリット
- ✅ 常夜灯のないポイントでも好ポイント化できる
- ✅ 人気ポイントが埋まっていても場所を選ばない
- ✅ 照明で手元が見やすくラインや仕掛けの確認が容易
- ✅ 足元の安全確認もできる
デメリット
- ❌ 初期投資が必要(集魚灯本体・バッテリー)
- ❌ 荷物が増える
- ❌ 設置場所やタイミングにコツが必要
- ❌ 近くに他の釣り人がいると迷惑になる可能性
集魚灯を選ぶ際は、水中灯タイプと水上照射タイプがありますが、アジングでは水中に沈めるタイプの方が効果的とされています。また、モバイルバッテリーで充電しながら使用できるタイプを選べば、長時間の釣行にも対応できます。がまかつのサーチライトなど、ロッドスタンドや水汲みバケツに装着できるタイプは、設置も簡単で扱いやすいと評判です。
ただし、集魚灯は「どこで焚いても効果がある」というわけではありません。潮の流れの向きや速さ、水深、周辺の地形などを考慮して設置場所を選ぶ必要があります。一般的には、潮が当たる場所の少し上流側や、潮が少し緩やかになる場所に設置すると効果的です。また、水深が浅すぎると光が拡散しすぎて効果が薄れ、深すぎると光が届かないため、4〜6m程度の水深が理想的と言われています。
関門エリアでは常夜灯が多いため、「わざわざ集魚灯を持っていく必要はない」と考える方もいるかもしれません。しかし、人気ポイントは週末や夜間に埋まっていることが多く、自分だけのマイポイントを作れる集魚灯の存在は、釣り場の選択肢を大きく広げてくれます。
関門アジングポイント攻略の実践テクニックと時期別戦略
- シーズンごとの狙い目は6月から翌年1月まで長く楽しめること
- 潮の流れを読むことが関門エリアでの最重要スキル
- ジグヘッド0.6g〜1.5gの使い分けで幅広い状況に対応できる
- 外灯・常夜灯周辺を効率的に回遊するランガンスタイルが有効
- 時間帯は夕マズメから深夜、早朝が安定した釣果を生む
- 豆アジから尺アジまでサイズ別の狙い方と時期の関係
- まとめ:関門エリアのアジングポイント選びと攻略のポイント
シーズンごとの狙い目は6月から翌年1月まで長く楽しめること
関門エリアのアジングは、6月頃から本格的にシーズンインし、翌年の1月頃まで長期間楽しめるのが大きな魅力です。季節によって狙えるサイズや釣れる場所が変化するため、それぞれの時期に合わせた攻略法を理解することが重要です。
📅 関門エリアのアジング年間スケジュール
時期 | サイズ | 釣果の特徴 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
6月〜7月 | 10〜12cm(豆) | シーズン初期、数釣り可能 | 湾奥・港内の穏やかな場所 |
8月〜9月 | 12〜18cm(小〜中) | 夏休みシーズン、安定した釣果 | 外灯周辺全般、サビキでも可 |
10月〜11月 | 18〜25cm(中〜良型) | ベストシーズン、サイズアップ | 外海寄りポイントも視野に |
12月〜1月 | 20〜30cm(良型〜尺) | 数は減るがサイズ狙い | 潮通しの良いポイント |
2月〜5月 | 場所により釣れる | オフシーズン、メバルに移行 | 湾奥の一部で小型が残る |
初夏の6月から7月にかけては、豆アジが各地の波止や堤防で姿を見せ始めます。この時期のアジはサイズこそ小さいものの、数釣りが楽しめるため、アジング入門には最適な時期です。使用するジグヘッドは0.6g〜0.8g程度の軽量タイプが中心で、ワームも1.6インチ以下の小さめサイズが効果的です。
夏休み時期の8月から9月は、サイズが少し大きくなり、朝マズメや夕マズメから夜間にかけて活性が上がります。この時期は水温も高く、アジの活性も良いため、初心者でも釣りやすい時期と言えます。サビキ釣りでも十分釣果が上がるため、ルアーとエサ釣りの両方を楽しむアングラーも多く見られます。
10月から11月は、関門エリアのアジングにおけるベストシーズンです。水温の低下とともにアジのサイズがアップし、20cm前後の良型が安定して釣れるようになります。この時期は、ジグヘッドも0.8g〜1.2g程度にサイズアップし、ワームも2インチ程度のやや大きめを使用する方が効果的です。また、外海に近い新門司エリアなどでは、25cm超えの大型も期待できます。
今からの時期は初心者の方でも簡単に釣果を出しやすく 初心者の方がアジングを始めるには最も適している時期です
(中略)
北九州のアジングシーズンですが、今からどんどんサイズがあがっていき、 今月後半から11月・12月にかけては、30㎝オーバーの尺サイズまで狙える状況になってきます!
この情報からも分かるように、晩秋から初冬にかけては尺アジ(30cm超え)も視野に入ってくる時期です。ただし、サイズが大きくなるにつれて数は減少傾向にあり、ポイント選びやタイミングの見極めがより重要になってきます。この時期は、潮通しの良いポイントや、ベイトフィッシュが豊富な場所を重点的に狙うと良いでしょう。
12月から1月は、数は少なくなるもののサイズ狙いに特化した釣りが楽しめる時期です。寒さが厳しくなるため釣り人も減り、プレッシャーの低い状況で大型を狙うことができます。ただし、2月以降はアジの数がさらに減少し、代わりに小メバルが増えてくるため、アジングはオフシーズンに入ると考えられます。
年間を通じて楽しめる関門アジングですが、10月〜11月が最もバランスの取れたベストシーズンと言えるでしょう。初心者の方はこの時期から始めて、徐々に難易度の高い時期や場所にチャレンジしていくのがおすすめです。
潮の流れを読むことが関門エリアでの最重要スキル
関門エリアでアジングを成功させるためには、潮の流れを正確に読み、適切なタイミングで釣りをすることが何よりも重要です。どんなに良いタックルを使っていても、どんなに釣りが上手くても、潮のタイミングを外すと全く釣りにならないのが関門エリアの特徴です。
🌊 関門エリアの潮汐パターンと釣りのタイミング
潮の状態 | 流速目安 | 釣りやすさ | 推奨アクション |
---|---|---|---|
西流れ最速時 | 6〜8ノット | × | 釣りを避ける |
西流れ減速時 | 3〜5ノット | △ | 重めのリグで対応可 |
転流前後 | 1〜3ノット | ◎ | ベストタイミング |
東流れ加速前 | 1〜3ノット | ◎ | アジの活性高い |
東流れ最速時 | 6〜8ノット | × | 釣りを避ける |
関門海峡では、1日に2回、東流れと西流れが入れ替わる転流が発生します。この転流の前後1〜2時間が、潮の流れが緩やかになりアジの活性も上がるゴールデンタイムとなります。潮見表で転流時刻を事前に確認し、その時間に合わせて釣り場に入ることが、釣果を上げるための基本戦略です。
潮見表で東流れ西流れの転流時刻を調べ、その時刻より前に釣り場に入る→ 対岸の下関側にある潮流信号の電光板の流速を見ながら(あくまで目安です) どれくらいの流速になれば、いつもやってる様なジグ単のアジングが成立するのか? アジはどのタイミングで回遊してくるのか?
このように、対岸の下関側にある潮流信号の電光板をチェックするのも有効な方法です。リアルタイムで流速が表示されるため、釣り場に着いてから「今日は流れが速すぎて釣りにならない」という失敗を避けることができます。一般的には、表示が3ノット以下になると、ジグヘッド単体での釣りが成立しやすくなると言われています。
また、大潮や中潮の時期は流れが速くなりやすく、小潮の時期は比較的穏やかになる傾向があります。アジング初心者の方は、まず小潮の日を選んで釣行するのも一つの戦略です。慣れてきたら、徐々に大潮の転流時を狙うなど、難易度を上げていくと良いでしょう。
潮の流れが速い時の対処法としては、以下のような方法があります:
✓ 潮が速い時の対処テクニック
- ジグヘッドを1.5g〜2g程度に重くする
- 壁際ギリギリを狙う(壁際は流れが緩い)
- 港湾内側の流れが緩やかなエリアに移動する
- ウキを外して底付近を重点的に探る
- 転流時刻まで車内で待機し、タイミングを見計らう
関門エリアでは、場所によって流れの速さが大きく異なることも覚えておくと良いでしょう。例えば、門司港レトロの湾奥は比較的流れが緩やかですが、西海岸の本流に近い場所は非常に速い流れとなります。同じ時間帯でも、場所を変えることで釣りが成立することもあるため、複数のポイントを事前に把握しておくことが重要です。
潮の読み方は経験を積むことで徐々に身につくスキルです。最初は潮見表と現場の状況が一致しないこともあるかもしれませんが、何度も通ううちに、「この時間帯、この場所、この潮回りなら釣れる」というパターンが見えてくるはずです。
ジグヘッド0.6g〜1.5gの使い分けで幅広い状況に対応できる
関門エリアのアジングでは、ジグヘッドの重量選択が釣果を大きく左右します。潮の流れの速さ、水深、アジのいるレンジ(層)などによって最適な重量が変わるため、複数の重さを用意し、状況に応じて使い分けることが重要です。
⚖️ ジグヘッド重量別の使い分けガイド
重量 | 適した状況 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
0.6g〜0.8g | 流れが緩い、表層狙い | フォールが遅くアピール時間が長い | 流れが速いと使えない |
0.9g〜1.1g | 標準的な状況、中層狙い | 最も汎用性が高い | 特化した性能はない |
1.2g〜1.5g | 流れが速い、底狙い | 底取りが早く効率的 | フォール速度が速すぎる場合も |
1.6g〜2g | 激流時、深場 | 流れに負けない | 繊細なアタリを取りにくい |
関門エリアの標準的な状況では、0.9g〜1.1g程度のジグヘッドが最も使いやすいとされています。門司港レトロや片上海岸などの比較的流れが緩やかなポイントでは、このクラスのジグヘッドで十分対応できます。
ジグヘッドとワームを色々とローテしたが、小悪魔ジグヘッド1gにアジマスト1.6インチ(パールグロウ)の表層〜5カウントくらいが1番当たりだった。
このように、1g前後のジグヘッドは多くの状況で実績が高いことが分かります。初心者の方は、まず1gのジグヘッドを基準に、状況に応じて軽くしたり重くしたりする使い方がおすすめです。
ジグヘッドの形状も重要な要素です。関門エリアでは、以下のようなジグヘッドが人気です:
🎣 人気のジグヘッドタイプ
- アルカジック ジャックアッパー:スタンダードな形状で初心者にも扱いやすい
- 34 ザ豆:豆アジ専用設計、小型ワームとの相性抜群
- 小悪魔ジグヘッド:フッキング率が高いと評判
- ティクト アジスタ:飛距離重視の遠投タイプ
ジグヘッドの重量選択において、もう一つ重要なのがアジのいるレンジを見極めることです。外灯周辺では、時期によってアジが表層付近に浮いていることもあれば、底付近にいることもあります。まずは表層から探り始め、反応がなければカウントダウンして徐々に深いレンジを探っていくのが基本戦略です。
◆ジグヘッド/ アルカジック ジャックアッパー0.6g#8 ◆ワーム/ アルカジック 艶ジャコ
外灯周りのポイントでは時折水面付近でぱしゃぱしゃとライズもあり ジグヘッドを投げて、水面付近から糸を張って待ってるだけの カーブフォール や 竿先を揺すってシェイクを混ぜていくと コンッ!と気持ちの良い当たりがでます
この例のように、アジが表層付近にいる場合は0.6g〜0.8gの軽量ジグヘッドでゆっくりフォールさせる方が効果的です。カーブフォールやテンションフォールといった、ラインを張った状態でのフォールは、アタリも取りやすく初心者にもおすすめのテクニックです。
一方、流れが速い西海岸エリアや、アジが底付近にいる状況では、1.2g〜1.5g程度の重めのジグヘッドが必要になります。重いジグヘッドは底取りが早く、流れの影響も受けにくいため、効率的に底付近を探ることができます。
ジグヘッドの色については、夜釣りがメインの関門アジングでは、グロー(夜光)カラーやピンク、オレンジなどの視認性の高いカラーが人気です。ただし、アジが警戒している状況では、クリアカラーやナチュラルカラーの方が反応が良いこともあるため、複数のカラーを用意しておくと安心です。
外灯・常夜灯周辺を効率的に回遊するランガンスタイルが有効
関門エリアでアジングの釣果を伸ばすには、一つのポイントに固執せず、外灯や常夜灯を効率的に回遊するランガンスタイルが非常に効果的です。特に秋から冬にかけては、小さな群れが広範囲を回遊していることが多いため、アジの群れを探し当てることが釣果の鍵となります。
🚶♂️ 効率的なランガン戦略
基本ルール
- ✅ 一つのポイントは15〜20分を目安に見切る
- ✅ 外灯から外灯へテンポよく移動する
- ✅ 釣れたポイントは記憶し、後で再訪する
- ✅ 潮の流れや風向きの変化にも注目する
ランガンの順序
- 明るい外灯下から探り始める
- 明暗の境目を重点的にチェック
- 反応がなければ次の外灯へ移動
- 暗いエリアでも集魚灯で試す
- 釣れたポイントに時間を置いて再訪
10月に入り水温が少し下がり始めたせいか、地元関門エリアでもアジの釣果が聞こえ始めましたね。
(中略)
居れば反応は早いんで、目ぼしいポイントをどんどん打って回る釣り方が釣果を伸ばすコツかと思われます。
この体験から分かるように、アジがいれば反応は早く出るため、アタリがない場所で粘るよりも、どんどん移動して群れを探す方が効率的です。ただし、釣れたポイントは記憶しておき、時間を置いて再度訪れると、新しい群れが入っていることもあります。
関門エリアでランガンを行う際の具体的なルート例を挙げると:
📍 門司港レトロエリアのランガンルート
- ブルーウイング周辺の外灯(15分)
- L字岸壁付け根の外灯(15分)
- L字岸壁先端(15分)
- 和布刈方面の外灯(15分)
- 最初に釣れたポイントに戻る
このように、車を移動させながら広範囲を探るのではなく、徒歩圏内で複数の外灯を回遊する方が効率的です。特に門司港レトロエリアは、外灯が密集しており、歩いて移動できる範囲内に複数のポイントがあるため、ランガンに適したエリアと言えます。
ランガンする際の注意点として、タックルは1本に絞り、機動性を重視することが挙げられます。複数のロッドを持ち歩くと移動が大変ですし、素早いポイント移動の妨げになります。汎用性の高い6フィート前後のロッドに、0.9g〜1.1g程度のジグヘッドを基本として、状況に応じて重量を変更できるようにジグヘッドケースを携帯する形がベストです。
折角釣ったアジがハリから外れて、この小さな穴に落っこちてしまった…(;^_^A (下が海である事を祈る) このエリア全体に豆アジが回遊してるみたいだね。
この体験談からも、エリア全体にアジが回遊していることが分かります。つまり、どこか一箇所に固執するのではなく、広く探ることで釣れる確率が上がるということです。
ランガンスタイルには、もう一つ大きなメリットがあります。それは、人気ポイントが埋まっていても問題ないということです。常夜灯下の好ポイントは、週末や夜間には先行者で埋まっていることが多いですが、ランガンスタイルなら他の外灯を次々と回っていけるため、釣り座が確保できないというストレスがありません。
また、同じポイントで長時間釣りをしていると、アジがスレて(警戒して)反応が悪くなることがあります。一度釣れたポイントを離れ、時間を置いてから再訪することで、新しい群れが入っていたり、スレが解消されていたりすることがあります。この「ローテーション戦略」は、ランガンスタイルならではの強みと言えるでしょう。
時間帯は夕マズメから深夜、早朝が安定した釣果を生む
関門エリアのアジングでは、時間帯によって釣果が大きく変わるため、いつ釣りに行くかという判断も重要な要素となります。一般的に、アジは夜行性の魚とされていますが、関門エリアでは昼間でも釣れることがあり、時間帯ごとに異なる攻略法が存在します。
⏰ 時間帯別の釣果傾向と攻略法
時間帯 | 釣果期待度 | 特徴 | 攻略のポイント |
---|---|---|---|
早朝(4時〜7時) | ★★★★☆ | 朝マズメ、大型の可能性 | 明るくなる前が勝負 |
日中(7時〜17時) | ★☆☆☆☆ | 活性低い、場所限定 | 日陰や深場を狙う |
夕マズメ(17時〜19時) | ★★★★★ | 最も活性が高い時間 | 明暗の境目を重点的に |
夜間前半(19時〜24時) | ★★★★☆ | 外灯周りで安定 | 常夜灯ランガンが有効 |
深夜(24時〜4時) | ★★★☆☆ | 釣り人少なく穴場 | 集魚灯の効果大 |
夕マズメ(17時〜19時頃)は、関門エリアに限らずアジングにおいてゴールデンタイムとされる時間帯です。日が沈み始めると、昼間は深場に潜んでいたアジが浅場に上がってきて活発に餌を捕食し始めます。この時間帯は、外灯がまだ点灯していない場合もあるため、明るいうちから暗くなる過程をじっくり観察することが重要です。
仕事終わりの深夜0時、今回はいつもと違う場所を調査してみようと、少し足を伸ばし春コウイカ釣りで賑わう門司港・西海岸へやってきました。
(中略)
一投目から私に豆アジがヒット! 昨年に引き続き豆アジ好調のようですね。
この体験談は深夜0時からの釣行ですが、すぐに釣果が出ています。深夜帯は釣り人が少なくプレッシャーも低いため、意外と穴場の時間帯と言えるかもしれません。ただし、安全面には十分注意が必要で、できれば複数人での釣行が望ましいです。
早朝(4時〜7時頃)も狙い目の時間帯です。特に明るくなる直前の1時間程度は、大型のアジが回遊してくることもあります。夏場は日の出が早いため4時台から、冬場は6時台からが朝マズメとなります。朝マズメは夕マズメよりも短時間で終わることが多いため、タイミングを逃さないことが重要です。
日中(7時〜17時頃)は、アジの活性が低く釣果は期待しにくい時間帯です。ただし、全く釣れないわけではなく、場所と条件次第では昼間でも釣果が上がることもあります。
初夏から秋にかけて、安定した釣果が有り、秋以降は、中アジの回遊も有り、昼間のサビキ釣りに釣れることも有ります。
秋以降は昼間でも中アジが釣れることがあるとの情報です。昼間に釣りをする場合は、日陰になっている場所や、橋脚周り、深場など、アジが身を潜めやすい場所を重点的に狙うと良いでしょう。
夜間前半(19時〜24時頃)は、外灯や常夜灯周辺でコンスタントに釣果が期待できる安定した時間帯です。この時間帯は釣り人も多いですが、ランガンスタイルで効率よく外灯を回遊すれば、十分な釣果を得られる可能性が高いです。特に週末は人気ポイントが混雑するため、平日の夜間が狙い目です。
時間帯の選択において、もう一つ重要な要素が潮回りとの組み合わせです。例えば、転流時刻が夕マズメと重なる日は、最高のコンディションとなります。潮見表で転流時刻を確認し、それが夕マズメや朝マズメと重なる日を選んで釣行すれば、釣果の確率は格段に上がるはずです。
豆アジから尺アジまでサイズ別の狙い方と時期の関係
関門エリアでは、時期によって釣れるアジのサイズが大きく変わります。**豆アジ(10〜15cm)、小アジ(15〜20cm)、中アジ(20〜25cm)、良型アジ(25〜30cm)、尺アジ(30cm以上)**と、狙うサイズによってポイント選びやタックル、釣り方を変える必要があります。
📏 サイズ別の攻略法とシーズン
サイズ分類 | 時期 | 主なポイント | ジグヘッド | ワームサイズ |
---|---|---|---|---|
豆アジ(10〜15cm) | 6〜8月 | 湾奥全般 | 0.6〜0.8g | 1.2〜1.6インチ |
小アジ(15〜20cm) | 8〜10月 | 外灯周辺全般 | 0.8〜1g | 1.6〜2インチ |
中アジ(20〜25cm) | 10〜12月 | 潮通し良い場所 | 1〜1.2g | 2〜2.4インチ |
良型アジ(25〜30cm) | 11〜1月 | 外海寄りポイント | 1.2〜1.5g | 2.4インチ以上 |
尺アジ(30cm以上) | 12〜1月 | 限定的 | 1.5g以上 | 2.5インチ以上 |
豆アジ狙いは、初心者にとって最も始めやすいアジングです。6月から8月の初夏から夏にかけて、門司港レトロの湾奥や太刀浦ふ頭の港内など、流れが穏やかな場所に大量の豆アジが入ってきます。この時期は数釣りが楽しめるため、アジングの基本を学ぶには最適です。
アタリは多いがハリ掛かりするのは2割程度。 ワームを咥えても即座に吐き出しているようです。
(中略)
足元に仕掛け落とすと、アジが集まってきてワームを咥える様子が丸見えです! ラインを張ると違和感を感じてか即座に吐き出すので…。 沈んでいくワームの姿が消えたら即合わせ!!!
豆アジは口が小さく、フッキングさせるのが意外と難しいことが分かります。アタリがあっても乗らないことが多いため、アワセのタイミングを工夫することが必要です。ワームサイズを1.2インチ程度まで小さくすることで、フッキング率を上げることもできます。
小アジ〜中アジ狙いは、8月から12月にかけてのメインシーズンです。この時期は、サイズも程よく、引きも楽しめるため、最も多くのアングラーが楽しめるサイズと言えます。外灯周辺を中心に、幅広いエリアで釣果が期待できます。
アベレージは15センチ で、最大は 20センチ無い くらい。
(中略)
どれも一緒と言われそうだが、こんな小さいのも釣れた。 手を変え品を変え…、色々テストしながらアジングを堪能していたが、潮が良くなったのか どこへ放っても 、 何を投げても 釣れるようになってきた。
潮のタイミングが合えば、どこに投げても釣れる状況になることもあります。このような時は、サイズアップを狙って少し重めのジグヘッドで底を探ったり、暗い場所で大型を待つという戦略も有効です。
良型アジ〜尺アジ狙いは、11月から1月の晩秋から冬にかけてが本番です。数は減りますが、サイズは格段に大きくなります。このサイズを狙う場合は、湾奥よりも外海に近いポイントや、潮通しの良い場所を選ぶのが基本です。
北九州のアジングシーズンですが、今からどんどんサイズがあがっていき、 今月後半から11月・12月にかけては、30㎝オーバーの尺サイズまで狙える状況になってきます!
尺アジは、関門エリアでも限られた場所・限られた時期にしか釣れない貴重なターゲットです。新門司の赤灯台堤防や恒見の切れ波止など、外海寄りのポイントで、ベイトフィッシュが豊富な場所を狙うのが定石です。また、ジグヘッドも1.5g以上に重くし、ワームも2.5インチ以上の大きめサイズを使用することで、大型のアジにターゲットを絞ることができます。
サイズ別の狙い方で重要なのは、自分がどのサイズを狙いたいのかを明確にすることです。数釣りを楽しみたいなら豆アジシーズンの湾奥、サイズを狙いたいなら晩秋の外海寄りポイントと、目的に合わせてポイントや時期を選択することで、満足度の高い釣りができるはずです。
まとめ:関門エリアのアジングポイント選びと攻略のポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- 関門エリアは潮通しが良くベイトが豊富で、アジングに適した環境が整っている
- 門司港レトロは初心者向きで、足場良好・トイレあり・常夜灯多数の好条件
- 西海岸倉庫裏岸壁では反転流が発生するため潮見表だけでは読めない複雑な海況がある
- 片上一文字や太刀浦ふ頭群は家族連れにも人気で、ランガンに適したポイントが点在
- 新門司周辺は外海に近く、大型アジが期待できるエリアである
- 集魚灯を活用することで常夜灯のない場所でも好ポイントを作り出せる
- アジングシーズンは6月から翌年1月まで長く、10〜11月がベストシーズンである
- 潮の流れを読むことが最重要スキルで、転流前後1〜2時間がゴールデンタイム
- ジグヘッドは0.6g〜1.5gを状況に応じて使い分けることで幅広い状況に対応できる
- 外灯・常夜灯を効率的に回遊するランガンスタイルが釣果を伸ばす鍵となる
- 時間帯は夕マズメから深夜、早朝が安定した釣果を生み、日中は活性が低い
- 豆アジは6〜8月の湾奥、中アジは10〜12月の外灯周辺、尺アジは11〜1月の外海寄りが狙い目
- 対岸の下関側にある潮流信号の電光板で流速を確認できる
- 流速が3ノット以下になるとジグヘッド単体での釣りが成立しやすい
- 荷揚げ作業時には立ち入り制限がかかることがあるため注意が必要である
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 【関門アジング】同じポイントで5時間超釣りしてみた! – N氏のアジング中毒日記
- はたぼぅのアジ活⑫「関門アジング/集魚灯アジング極まる」 | 釣具のポイント
- アジ・アジングの釣り場 北九州市門司区 – 釣り・アウトドア
- 夏の終わりに関門アジング【アジング】 – 釣りとわたし
- MAKEAFISH!!31関門アジングのススメ♪ | 釣具のポイント
- カップルがなんだ!深夜の門司港レトロで知らないおじさんとアジ釣りを堪能する! – 釣りとわたし
- 関門周辺の流れのあるポイントでのがまかつ 宵姫 天S54FL-solidとS511FL-solidでの難点というかちょっとしたモワモワ。と・・・・。 – 素直にアジングが楽しくて…。
- 久々の関門アジングと柚子胡椒の作り方! – 釣りとわたし
- 関門へアジング | 磯晴釣行記
- 年明け一発目!やっぱり関門アジング! – 釣りとわたし
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