「20ツインパワー アジング」と検索しているあなたは、おそらくアジング用のリール選びで悩んでいるのではないでしょうか。シマノの20ツインパワーは、コアソリッドシリーズの中核を担うモデルとして、剛性と耐久性を重視した設計が特徴です。しかし、一般的にアジングにはクイックレスポンスシリーズが推奨されることが多いため、「本当にツインパワーでアジングができるのか?」という疑問を持つのは当然のことでしょう。
実際のところ、20ツインパワーのC2000SやC2000SHGは、アジングにおいて非常に優秀な性能を発揮します。インターネット上に散らばる様々なインプレッション情報を収集・分析したところ、巻きの釣りをメインとするアジンガーからは高い評価を得ていることがわかりました。本記事では、20ツインパワーのアジング適性について、実際のユーザーレビューやスペック情報をもとに、独自の視点で詳しく解説していきます。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ 20ツインパワーC2000S/C2000SHGのアジングでの実使用感がわかる |
| ✓ ノーマルギアとハイギアの使い分け方が理解できる |
| ✓ 他のライトゲームリールとの具体的な比較ができる |
| ✓ 自分の釣りスタイルに合った番手の選び方がわかる |
ポチップ
20ツインパワーのアジング適性を徹底検証
- 20ツインパワーはアジングに十分使える高性能リール
- C2000Sは巻きの釣りに最適なノーマルギア仕様
- C2000SHGはハイギアで操作性重視の釣りに対応
- 180gの重量は7フィート前後のロッドとバランスが良い
- 滑らかな巻き心地が小さなアタリも逃さない
- 金属ローターの剛性で不意の大物にも対応可能
20ツインパワーはアジングに使えるのか?結論は「巻きの釣りなら最高」
20ツインパワーがアジングに適しているかという問いに対して、結論から申し上げると巻きの釣りをメインとするアジンガーには非常におすすめできるリールです。
コアソリッドシリーズに属する20ツインパワーは、基本的に巻きをメインとした釣りに適した設計となっています。一般的にライトゲームにはクイックレスポンスシリーズが推奨されることが多いですが、これはあくまで軽量性や操作性を最優先した場合の話です。アジングにおいても、釣り方によってはコアソリッドシリーズの方が適している場合があります。
特に以下のような釣りスタイルの方には、20ツインパワーが非常にマッチするでしょう。
📌 20ツインパワーが向いている釣りスタイル
- タダ巻きやスローリトリーブが中心
- フロートやキャロでの遠投が多い
- プラグ（ミノーやシンペン）をよく使う
- 7フィート前後のロッドを使用
- 不意の大物（シーバスやチヌ）にも対応したい
実際のユーザーレビューを見ても、「カマスのただ巻きには最高に気持ちいい」「メバルのプラッギングにも相性抜群」といった声が多く見られます。
とにかく滑らか。2年使い込んでも23ストラディックとも比較にならないぐらいの滑らかさ。
この滑らかな巻き心地こそが、20ツインパワーの最大の武器です。18ステラに搭載されたマイクロモジュールギアⅠⅠやサイレントドライブといった技術が投入されており、ガタつきやノイズを極限まで抑えた設計となっています。
C2000SとC2000SHGの違いは「ギア比とハンドル長」に現れる
20ツインパワーのアジング用番手として、C2000SとC2000SHGの2つがラインナップされています。この2つの違いを理解することが、自分に合ったリール選びの第一歩となります。
🔧 C2000SとC2000SHGのスペック比較
| 項目 | C2000S | C2000SHG |
|---|---|---|
| ギア比 | 5.1 | 6.1 |
| 最大巻上長 | 69cm | 82cm |
| ハンドル長 | 40mm | 45mm |
| 自重 | 180g | 180g |
| 実用ドラグ力 | 2.0kg | 2.0kg |
| 糸巻量(PE) | 0.6-150, 0.8-110, 1-80 | 0.6-150, 0.8-110, 1-80 |
最も大きな違いはギア比です。C2000Sのギア比5.1に対し、C2000SHGは6.1とハイギア仕様になっています。ハンドル1回転あたりの巻上長は、C2000Sが69cm、C2000SHGが82cmと約13cmの差があります。
また、ハンドル長にも違いがあり、C2000Sは40mm、C2000SHGは45mmとなっています。これはハイギアによる巻き重りを軽減するための設計で、テコの原理を活用した配慮といえるでしょう。
あるブロガーの方は、自身の体験をこのように綴っています。
最近仕事が忙しく、なかなかブログを書く暇が取れません。仕事の合間にちょっとでも時間ができたら、この時期期間限定のお楽しみ、メバリングに出かけてしまうので、ますますブログ執筆から遠ざかってしまっています。今年も既にメバルはハイシーズン真っ只中ですが、今期メバリングではリールに新戦力を迎え入れました。そのリールとは、2024年春に登場したばかりのシマノの新製品、24ツインパワーC2000S。
このように、ノーマルギアのC2000Sは、特に繊細な巻きの釣りを好むアングラーから支持を集めています。一方、ハイギアのC2000SHGは、流れの中でルアーをアクションさせる場合や糸ふけの回収を素早く行いたい場合に有利です。
180gの重量は決して重くない?ロッドバランスで変わる使用感
20ツインパワーC2000S/C2000SHGの自重は180gです。同クラスの他のリールと比較すると、確かに少し重めの設定となっています。
⚖️ ライトゲーム用リールの重量比較
| リール名 | 自重 | 特徴 |
|---|---|---|
| 20ツインパワーC2000S | 180g | コアソリッド・剛性重視 |
| 19ヴァンキッシュC2000S | 150g | クイックレスポンス・軽量 |
| 21ソアレXRC2000S | 145g | ライトゲーム専用・超軽量 |
| 18ステラC2000S | 170g | 最上位・バランス型 |
| 19ストラディック1000S | 185g | コストパフォーマンス重視 |
この表を見ると、20ツインパワーが特別重いわけではないことがわかります。むしろ、19ストラディック1000Sよりも軽量です。問題は「重さ」そのものではなく、ロッドとのバランスにあります。
5フィート台の短いアジング専用ロッドに180gのリールを装着すると、確かに重く感じるかもしれません。しかし、7フィート前後のやや長めのロッドと組み合わせた場合、この重量が逆に好バランスを生み出します。
あるユーザーは、ロッドバランスについてこのように語っています。
ライトゲーム、アジングでは若干重さを感じる。ロッドとのバランス合わせれば問題ない。
実際、ブルーカレント76TZのような7.6フィートクラスのロッドと組み合わせた場合、180gという重量が先重りを防ぎ、キャスト時の振り抜けやロッドの操作性を向上させるという意見も見られます。リールが軽すぎると、長めのロッドでは先重りが発生し、長時間の釣りで疲労が蓄積してしまうのです。
滑らかな巻き心地が生む「18ステラ並み」の使用感
20ツインパワーの最大の魅力は、その滑らかな巻き心地にあります。多くのユーザーレビューで「18ステラに匹敵する」「ほぼステラ」といった評価が見られるのも、この巻き心地の良さが理由です。
シマノの上位機種に搭載される以下の技術が、20ツインパワーにも惜しみなく投入されています。
🔬 20ツインパワーの主要技術
- マイクロモジュールギアⅡ: ギアの歯面を微細加工し、滑らかな噛み合わせを実現
- サイレントドライブ: ボディとローターの支持構造を最適化し、回転のブレを抑制
- HAGANEボディ: 金属ボディによる高い剛性
- 金属ローター: たわみや歪みを抑え、長期間安定した巻き心地を維持
- X-SHIP: ギア配置の最適化による巻き上げ力の向上
これらの技術により、ガタつきやノイズを極限まで排除した巻き心地が実現されています。特にアジングのような繊細な釣りでは、僅かなガタつきやノイズもストレスになりますが、20ツインパワーならそうした心配は無用でしょう。
実際のユーザーからは、以下のような評価が寄せられています。
巻き感はヌルっと滑らかで剛性の高さを感じることが出来ます。
「ヌルっと滑らか」という表現は、20ツインパワーの巻き心地を語る上で頻出するキーワードです。この感触は、ラインを通じて伝わる潮の変化や小さなアタリを明確に感じ取ることを可能にします。
ただし、18ステラとの違いも指摘されています。ツインパワーの巻き感は「滑らか」であるのに対し、ステラは「しっとりとした滑り感」があるとのこと。微妙なニュアンスの違いですが、最上位機種との差別化がなされているようです。
剛性と耐久性はライトゲームでも武器になる
アジングは繊細な釣りというイメージが強いですが、実際の釣り場では予期せぬ大物が掛かることも珍しくありません。シーバスやチヌ、時にはエイまで掛かってしまうこともあるでしょう。
20ツインパワーの高い剛性と耐久性は、そうした不意の大物に対しても十分なパワーを発揮します。
🛡️ 20ツインパワーの剛性を支える要素
| 要素 | 詳細 | 効果 |
|---|---|---|
| HAGANEボディ | 金属製ボディ（一部樹脂） | たわみを抑え、巻き上げパワーを向上 |
| 金属ローター | アルミ合金製ローター | ネジレや歪みを防ぎ、安定した回転を実現 |
| リジッドサポートドラグ | スプールの支持を強化 | 細いラインでも安定したドラグ性能 |
| X-SHIP | ギア配置の最適化 | 巻き上げ時の力のロスを低減 |
特筆すべきは、20ツインパワーから採用された金属ローターです。従来のツインパワーは樹脂製ローターでしたが、20モデルからはステラと同等の金属ローターが採用されました。これにより、長期使用での劣化が少なく、永続的に滑らかなリーリングが可能となっています。
実際にアジングタックルでシーバスとやり取りした経験を持つアングラーは、このように語っています。
C2000と小型とはいえ、掛かる魚は選べないのが実情です。私が釣りをする地域ですと、ライトゲームをしていても結構な確率でチヌ・キビレやシーバス、果てはエイなどが掛かってしまいます。こんな場合でもライン切れはともかくリール破損などのトラブルはなかったです。ドラグ性能を活かしてアジングタックルでシーバスやチヌ、キジハタとのやり取りも楽しい(笑)
PE0.3号やエステルラインといった極細ラインを使用するアジングにおいて、リジッドサポートドラグの安定性は大きなアドバンテージとなります。スプールのフラつきやガタつきを抑えることで、ドラグが滑り出す際のショックを最小限に抑え、ラインブレイクのリスクを低減してくれるのです。
19ヴァンキッシュや21ソアレXRとの比較で見えてくる個性
20ツインパワーの特性をより深く理解するには、同価格帯や類似用途のリールと比較することが有効です。ここでは、特に比較されることの多い19ヴァンキッシュと21ソアレXRとの違いを見ていきましょう。
🔍 ライトゲーム用リール詳細比較
| 項目 | 20ツインパワーC2000S | 19ヴァンキッシュC2000S | 21ソアレXRC2000S |
|---|---|---|---|
| 自重 | 180g | 150g | 145g |
| シリーズ | コアソリッド | クイックレスポンス | クイックレスポンス |
| ローター素材 | 金属 | マグナムライト | CI4+ |
| ボディ | HAGANEボディ（半プラ） | CI4+ | CI4+ |
| 巻き心地の特徴 | 滑らか・重厚 | 軽快・クイック | 軽快・専用設計 |
| 価格帯（実売） | 約3万円台 | 約4万円台 | 約2万円台 |
| 向いている釣り | 巻きメイン | オールラウンド | ライトゲーム全般 |
19ヴァンキッシュとの比較では、最も大きな違いは重量と巻き感です。ヴァンキッシュはCI4+ボディとマグナムライトローターにより150gという軽量性を実現していますが、20ツインパワーは金属ローターとHAGANEボディにより180gとなっています。
あるユーザーは、両者の違いをこのように表現しています。
クイックレスポンスで、値段もステラに近く、カチッとしたより剛性感もさすがヴァンキッシュ。ヴァンキッシュはツインパワーが軽くなって、巻きも軽くなった、という印象で間違えていないかな。逆に言うとツインパワーはヴァンキッシュが重くなったコアソリッドみたいな？
ヴァンキッシュは軽量性を活かした操作性の高さが魅力ですが、20ツインパワーは適度な重量による安定感と巻きの重厚感が特徴といえます。どちらが優れているということではなく、釣りのスタイルや好みによって選択が分かれるところでしょう。
21ソアレXRとの比較では、価格差が大きなポイントです。ソアレXRは実売2万円台と非常にコストパフォーマンスに優れており、ライトゲーム専用設計という点でも魅力的です。ただし、巻き心地や剛性面では20ツインパワーに一歩譲るという意見が多く見られます。
20ツインパワーでアジングを極めるための実践的アドバイス
- タックルバランスは7フィート前後のロッドが最適
- ノーマルギアはスローな巻きの釣りに真価を発揮
- PE0.3〜0.6号の細糸を安心して使える
- カスタマイズで個性を出せる拡張性の高さ
- 価格と性能のバランスは「ステラの6割の価格で8割の性能」
- 密巻きスプールに移行する前の「買い時」モデル
- 長期使用を前提とした耐久性の高さが魅力
タックルバランスは7フィート前後のロッドとの組み合わせがベスト
20ツインパワーC2000S/C2000SHGを使用する上で、最も重要なのがロッドとのバランスです。180gという重量を活かすには、適切な長さと重量のロッドを選ぶ必要があります。
📏 ロッド長別の相性
| ロッド長 | 相性 | 理由 |
|---|---|---|
| 5〜6ft | △ | 先重り気味になる可能性 |
| 6.5〜7.5ft | ◎ | バランス最適、操作性良好 |
| 8ft以上 | ○ | 遠投向き、やや先重り |
実際のユーザーからは、7.6フィートのロッドとの組み合わせで「バッチリマッチした」という声が聞かれます。
ロッド： ブルーカレント610TZ リール： 20ツインパワーC2000S
ブルーカレント76TZは約7.6フィート（約231cm）、自重69gのロッドです。このような長めのロッドに180gのリールを装着することで、重心が手元側に寄り、長時間の釣りでも疲れにくいバランスが実現されます。
一方、5フィート台の短いジグ単専用ロッドに装着する場合は、やや重く感じる可能性があります。その場合は、夢屋のカスタムハンドルで35mmに交換するなど、カスタマイズによって使用感を調整する方法もあります。
🎯 おすすめのロッドタイプ
- メバリング用: 7〜8ftのチューブラーティップ
- アジング用: 6.5〜7ftのソリッドティップ
- フロート・キャロ用: 7.5〜8.5ftの張りのあるロッド
- プラッギング用: 7〜7.6ftのやや硬めのロッド
ロッドの自重も重要な要素です。軽すぎるロッド（50g以下）だと先重りが顕著になるため、60〜80g程度のロッドが最もバランスが良いとされています。
C2000Sのノーマルギアはスローな巻きの真髄を体感できる
C2000Sのギア比5.1というノーマルギア設定は、一見すると現代のトレンドに逆行しているように思えるかもしれません。しかし、スローな巻きの釣りにおいてこそ、ノーマルギアの真価が発揮されるのです。
ハイギアリールでスローに巻こうとすると、どうしてもハンドルの回転が不均一になりがちです。人間の手の動きには限界があり、極端にゆっくりハンドルを回そうとすると、微細な速度変化が生じてしまいます。
一方、ノーマルギアなら通常の速度でハンドルを回しても、ルアーはゆっくりと動きます。これにより、安定したスローリトリーブが容易に実現できるのです。
ある経験豊富なアングラーは、C2000Sの使用感をこのように語っています。
ギア比が低いことで、よりナチュラルなリーリングでスローなリトリーブスピードをキープしやすいところがいいですね。プラグをスローにスティディリトリーブするのに非常に使いやすいギア比です。
特に以下のような状況では、ノーマルギアのメリットが顕著に現れます。
🐟 ノーマルギアが有利な状況
- 低活性時のデッドスローリトリーブ
- フローティングミノーのナチュラルアクション
- ジグ単での表層スローフォール＆巻き
- 夜間の常夜灯周り攻略
- プレッシャーの高いエリア
40mmという短いハンドル長も、繊細な巻きに貢献しています。ハンドル長が短いほど、微細なハンドル操作がリールに伝わりやすく、緻密なリトリーブコントロールが可能になります。
PE0.3〜0.6号の極細ラインを安心して使えるドラグ性能
アジングでは、PE0.3号やエステル0.3号といった極細ラインを使用することが一般的です。こうした繊細なラインを使いこなすには、精度の高いドラグ性能が不可欠となります。
20ツインパワーに搭載されているリジッドサポートドラグは、スプールの支持を強化することで、ドラグ作動時のスプールのフラつきを抑制します。これにより、ドラグが滑り出す瞬間のショックが最小限に抑えられ、ラインブレイクのリスクが大幅に低減されます。
💪 20ツインパワーのドラグ性能
| 項目 | スペック | 実用上のメリット |
|---|---|---|
| 実用ドラグ力 | 2.0kg | PE0.3号でも十分な余裕 |
| 最大ドラグ力 | 3.0kg | 不意の大物にも対応 |
| ドラグタイプ | リジッドサポート | スプールの安定性が高い |
| 防水性能 | Xプロテクト | 塩ガミを防ぐ |
実際のユーザーからは、ドラグ性能について以下のような評価が寄せられています。
ドラグもかなり細かく設定できます。
ドラグの調整幅が広く、細かな設定が可能なことも20ツインパワーの特徴です。アジングでは、魚のサイズやラインの太さ、釣り場の状況に応じて、ドラグ設定を細かく調整する必要がありますが、20ツインパワーなら繊細なドラグ調整が可能です。
また、ウォータープルーフドラグとXプロテクトにより、ドラグ部とボディ内部への水の浸入を防ぎます。海水は金属を腐食させ、グリスを流出させるため、防水性能はリールの寿命に直結します。この点でも、20ツインパワーは長期使用を前提とした設計となっているといえるでしょう。
夢屋カスタムパーツで自分好みにチューニングできる拡張性
20ツインパワーの魅力の一つに、シマノ純正カスタムパーツ「夢屋」との高い互換性があります。特にC2000番手は、多くの夢屋パーツに対応しており、自分の好みに合わせたカスタマイズが可能です。
🛠️ 20ツインパワーC2000S対応の主な夢屋パーツ
| パーツ種類 | 型番 | カスタマイズ効果 |
|---|---|---|
| スプール | 夢屋カスタムスプールS-27 | 軽量化・ライン交換の効率化 |
| ハンドルノブ | 夢屋ハンドルノブタイプA | グリップ感向上 |
| ハンドル | 夢屋Ci4+カスタムハンドル35mm | 超軽量化・繊細な巻き |
| リールスタンド | 夢屋リールスタンドタイプC/E | 保管時の安定性 |
特に人気が高いのが、35mmのショートハンドルへのカスタマイズです。標準の40mmハンドルから35mmに変更することで、より繊細な巻きが可能になり、ジグ単専用機としての性能が向上します。
実際にカスタムを行ったユーザーは、以下のように述べています。
カスタマイズ記事は別途だそうと思いますが、とりあえず夢屋Ci4＋カスタムハンドル35mmも装着してみました。C2000Sのギアなら、35mmハンドルもバッチリマッチしていますね。
また、スプールのカスタマイズも有効です。夢屋のカスタムスプールは、PEライン用、エステルライン用、フロロカーボンライン用など、用途に応じて複数用意しておくことで、釣り場での素早いライン交換が可能になります。
⚠️ カスタマイズの注意点
- 2023年以降の密巻きモデル（22ステラなど）とはスプール規格が異なる
- 夢屋スプールS-27バリエーションは在庫が少なくなっている可能性がある
- カスタムパーツの組み合わせによっては保証対象外となる場合がある
今後、密巻きスプールが主流になっていくと、現行のS-27規格のスプールは入手困難になる可能性があります。将来的なカスタマイズを考えている方は、早めに確保しておくことをおすすめします。
価格と性能のバランスは「コスパ最強」の評価
20ツインパワーの実売価格は、おおよそ3万円台後半から4万円台前半といったところです。この価格で、ほぼステラ並みの巻き心地と高い剛性が手に入ると考えれば、非常にコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。
💰 ライトゲーム用リール価格比較（実売価格の目安）
| リール名 | 実売価格 | 性能レベル | コスパ評価 |
|---|---|---|---|
| 22ステラC2000S | 約8万円 | 最上位 | △（価格が高い） |
| 19ヴァンキッシュC2000S | 約5万円 | 上位 | ○（軽量性を重視） |
| 20ツインパワーC2000S | 約4万円 | 準上位 | ◎（バランス最良） |
| 21ソアレXRC2000S | 約2.5万円 | 中上位 | ◎（専用設計） |
| 21アルテグラC2000S | 約2万円 | 中位 | ○（入門に最適） |
ステラの実売価格が約8万円であることを考えると、20ツインパワーは約半額でステラに近い性能が得られることになります。特に巻き心地や剛性面では、価格差以上の性能を感じるという意見が多数見られます。
あるユーザーは、価格と性能のバランスについてこのように評価しています。
これだけの値段でこんなにいいリールが買えるのか！という驚きも込めての100点満点です。大げさではなく、今持ってる他番手のステラも、ツインパワーにリプレースしちゃってもいいかなと思えるくらいの素晴らしい出来栄え。実釣において、ステラでないことを不満に思うシーンはまずないはずです。
「ステラでないことを不満に思うシーンはまずない」という評価は、20ツインパワーのコストパフォーマンスの高さを端的に表しています。
🎯 価格帯別おすすめユーザー
- 2万円以下: 初心者、まずはアジングを試してみたい方
- 2〜3万円: 中級者、専用機を1台持ちたい方
- 3〜5万円: 上級者、長期使用を前提とした方 ← 20ツインパワーはここ
- 5万円以上: 最上位を求める方、複数台所有している方
20ツインパワーは、「初心者向けのリールでは物足りなくなってきたが、ステラに手を出すのは躊躇する」という層に最適なリールといえるでしょう。
密巻きスプールへの移行前に確保すべき「最後のモデル」
20ツインパワーを検討する上で見逃せないのが、密巻きスプールへの移行タイミングです。2022年に発売された22ステラから、シマノは新たに「インフィニティループ」という密巻き機構を採用し始めました。
この密巻き機構は、ラインを平行に巻き取ることで飛距離向上を狙ったものですが、PEラインとの相性に問題があるという指摘も多く見られます。
⚠️ 密巻きスプールの懸念点
- PEラインが沈み込んだ際の他ラインとの干渉
- 緩く巻かれたラインの埋没リスク
- トラブル発生時の復旧の難しさ
- 従来スプールとの互換性喪失
一般的に、ツインパワーのモデルチェンジは約5年サイクルで行われています。前回が2015年モデルから2020年モデルへの更新だったことを考えると、次のモデルチェンジは2025年頃と予測されます。
20ツインパワー ツインパワーのモデルチェンジ、前回は2015⇒2020の5年サイクル。次は2025年？？？
もし次期モデルで密巻きスプールが採用されると、従来の夢屋スプールS-27系統との互換性が失われる可能性があります。また、PEラインを多用するアジングでは、密巻きによるトラブルリスクも懸念されます。
そのため、密巻きスプールに疑問を持つアングラーにとって、20ツインパワーは**今のうちに確保しておくべき「最後のモデル」**といえるかもしれません。
まとめ：20ツインパワーはアジング用リールとして買いなのか?
最後に記事のポイントをまとめます。
- 20ツインパワーは巻きの釣りをメインとするアジングに最適なリール
- C2000Sはノーマルギアでスローリトリーブに真価を発揮
- C2000SHGはハイギアで操作性と糸ふけ回収に優れる
- 180gの重量は7フィート前後のロッドと組み合わせると好バランス
- 18ステラに匹敵する滑らかな巻き心地が最大の魅力
- 金属ローターとHAGANEボディによる高い剛性で不意の大物にも対応
- 19ヴァンキッシュは軽量性、20ツインパワーは剛性と巻き感が特徴
- 21ソアレXRはコスパ優秀だが巻き心地では20ツインパワーに劣る
- リジッドサポートドラグでPE0.3号などの極細ラインも安心
- 夢屋カスタムパーツとの互換性が高く拡張性に優れる
- 実売4万円前後でステラの約半額ながら8割の性能を実現
- 密巻きスプール採用前の「最後のモデル」として希少価値がある
- ジグ単・プラグ・フロートなど多様な釣り方に対応可能
- 7.6ftクラスのメバリングロッドとも相性抜群
- 耐久性が高く長期使用を前提としたアングラーに最適
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- アジングでジグ単メインだと20ツインパワーは向いていませんか？ – Yahoo!知恵袋
- 今回のツインパは驚きの進化度合でマジ秀作！シマノ 24ツインパワー C2000S のインプレッション！-続・スモールフィッシング
- SHIMANO 20ツインパワー C2000Sのインプレ一覧 | 本音の口コミが集まる釣具通販「TACKLE BOX」
- 20ツインパワー✖️アジング | 釣りと釣りと釣りが好き
- 20ツインパワーC2000Sのインプレ｜巻きのライトゲームに最適！！ | 外房 アジの遠投 カゴ釣り日記
- 20 ツインパワー C2000Sのスペックとインプレ | 釣りクラウド
- 【20ツインパワー C2000SHG】のインプレをまとめます！！ステラと比べるな！ツインパワーはツインパワーだ！ – 図南鵬翼
- 【釣行体験記】気難しい春のアジング！初のイナッコパターンで良型アジを攻略！ | 狩人
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