名古屋市内を流れる庄内川は、実はブラックバス釣りの穴場スポットとして地元アングラーの間で密かな人気を誇っています。この一級河川は岐阜県から愛知県へと流れ、特に名古屋市内の区間では55cmを超える大型バスが生息していることでも知られています。橋脚や堰、テトラなど多彩なストラクチャーが点在し、バス釣りの醍醐味を存分に味わえるフィールドなのです。

この記事では、庄内川の主要バス釣りポイントを詳しく紹介するとともに、シーズンごとの攻略法や実績のあるルアー、安全な釣行のための水位情報など、庄内川でバス釣りを楽しむための総合的な情報をお届けします。初心者から上級者まで、庄内川のバスフィッシングを充実させるためのノウハウが満載です。
記事のポイント!
- 庄内川の主要バス釣りポイント8カ所の特徴と釣り方
- バス釣りに最適なシーズンと水位の条件
- 実績のあるおすすめルアーと効果的な使い方
- 庄内川周辺の関連バス釣りスポットと特徴
庄内川でのバス釣りポイントと特徴
- 庄内川は名古屋市内を流れるバス釣りメジャーフィールド
- 新川中橋下は足場が良く初心者にも安心なポイント
- 中京自動車学校近くには駐車場があり便利なポイント
- 赤とんぼ橋下はバスだけでなくシーバスやナマズも狙えるポイント
- 新大正橋と万場大橋付近には良い釣り場が点在している
- 東海道新幹線下の堰はシーバスが溜まるホットスポット
庄内川は名古屋市内を流れるバス釣りメジャーフィールド
庄内川は岐阜県~愛知県を流れる一級河川で、岐阜県では土岐川、愛知県では庄内川と呼ばれています。名古屋市内を流れるこの川は、近年バス釣りのメジャーフィールドとして注目を集めています。調査の結果、庄内川の全域でブラックバスが生息しており、55cm以上の大型のブラックバスも釣れていることがわかりました。
水質はステイン(やや濁った状態)で、流れがある河川です。都市型の河川なので排水の影響などを受け、一部のポイントでは冬でも水温が安定しているという特徴があります。このため、バス以外にもナマズ、鯉、河口付近ではシーバス、ハゼ、黒鯛、ウナギなども釣れる多様性に富んだフィールドとなっています。
庄内川沿いには公園が点在しているため、駐車場に困ることは少ないのが魅力です。ただし、駐車場からポイントまでの距離が少しあるのが難点とされています。折りたたみ自転車などを持参すると、移動の際のアドバンテージになるでしょう。
庄内川の特徴として、橋脚、堰、テトラ、オーバーハング、杭といった、目に見えるストラクチャーが豊富にあることが挙げられます。これらのストラクチャーには魚が集まりやすく、バス釣りのターゲットとなる好ポイントが多数存在します。
過去に何度か洪水による水害があったため、整備されている箇所も多く、足場の良い場所が多数あります。初心者でも比較的安全に釣りを楽しめる環境が整っていると言えるでしょう。
新川中橋下は足場が良く初心者にも安心なポイント
新川中橋下は、庄内川の中でも特に人気の高いバス釣りポイントの一つです。調査によると、橋脚や堰などの構造物があり、魚が溜まりやすい環境が整っています。足場が良いため、初心者でも安心して釣りを楽しめるのが大きな魅力です。
このポイントには「喜多の湯」という銭湯が近くにあり、釣りで疲れた体を癒すことができるという副次的な魅力もあります。釣行と温泉を組み合わせた一日を過ごすことができるのは、都市型河川ならではの利点と言えるでしょう。
新川中橋下は比較的大きなポイントであり、エントリーできるスポットも多いのが特徴です。藪漕ぎをした後も様々な場所からアプローチが可能で、場所取りに困ることが少ないでしょう。ただし、有名なポイントであるため、特に休日は釣り人が集まる可能性があります。
ここより下流の庄内川橋付近の堰の下流側では、シーバスも釣れているという情報もあります。バス釣りだけでなく、シーバスも狙えるマルチなポイントとしても知られています。
新川中橋下でのバス釣りでは、クランクベイトやミノーなどのハードルアーから、ワームなどのソフトルアーまで幅広いタックルが使用できます。特に橋脚周りを狙う際には、ストラクチャーに絡まないようにワームのテキサスリグなどが有効です。
中京自動車学校近くには駐車場があり便利なポイント

中京自動車学校近くのポイントは、近くに駐車場があるという大きな利点があります。調査によると、赤丸で示された箇所に車を停めることができるため、タックルを持っての移動距離が短く、手軽に釣りを始められるポイントとなっています。
ただし、このポイントの特徴として、草むらの中を通り川に出る必要があるため、アクセスには多少の苦労が伴います。しっかりとした靴とズボンを履いていくことが推奨されています。野外活動の準備をしっかりとすることで、快適な釣行が可能になるでしょう。
中京自動車学校近くのポイントは、庄内川の中では比較的知名度が低いため、混雑を避けたい釣り人にとっては穴場的な存在です。人気スポットに比べて釣り人の数が少ない分、落ち着いて釣りに集中できる環境があります。
このポイントでのバス釣りには、バスが潜むストラクチャーを狙うアプローチが効果的です。川底の起伏や水中の障害物を探りながら、テキサスリグやジグなどのボトム系ルアーを使うと良いでしょう。また、早朝や夕方には水面系のルアーでのトップウォーターゲームも楽しめます。
駐車場から比較的近いポイントではありますが、釣果を上げるためには川の状態をよく観察し、様々なルアーを試してみることが大切です。一つのルアーにこだわらず、状況に応じて柔軟に対応することがこのポイントでの釣りのコツと言えるでしょう。
赤とんぼ橋下はバスだけでなくシーバスやナマズも狙えるポイント
赤とんぼ橋下は、庄内川の中でも特に足場が良く、初心者でも安心して釣りができるポイントです。調査によると、このエリアには路駐できるスペースがあり、矢印のように川に下りることができるため、アクセスも比較的容易となっています。
最大の特徴は、このポイントがブラックバスだけでなく、シーバスやナマズも狙えるマルチなフィッシングスポットだということです。これは一つの場所で様々な魚種を狙える貴重なポイントと言えるでしょう。魚種に応じてタックルやルアーを変えることで、一日中飽きることなく釣りを楽しむことができます。
橋の下の雰囲気は釣り人にとって魅力的で、魚が潜みやすい環境が整っています。橋脚周辺は魚の隠れ家となりやすく、特にブラックバスやナマズにとっては絶好の住処となっています。そのため、橋脚周りを重点的に攻めると良いでしょう。
このポイントでバスを狙う場合、橋下の日陰になった部分や、橋脚の周りのエディ(渦)ができている場所がホットスポットになります。シェードになっている場所は夏場の日中でもバスが活動しやすいため、暑い時期に釣行する際はまず橋の下から攻めるのがおすすめです。
また、このエリアでシーバスを狙う場合は、潮の満ち引きに注意を払うと良いでしょう。特に満潮から干潮に変わる時間帯(下げ潮)は、シーバスが活発に捕食活動を行うため、釣果が期待できます。使用するルアーは、ミノーやバイブレーション、金属系ジグなどが効果的です。
新大正橋と万場大橋付近には良い釣り場が点在している
新大正橋と万場大橋付近は、庄内川の中でも特に注目すべきバス釣りポイントが集中しているエリアです。調査によると、これらの橋の周辺には様々なストラクチャーがあり、バスの溜まりやすい環境が整っています。
特に万場大橋付近は足場が非常に良いため、釣りがしやすいポイントとして知られています。しかし、その分競争が激しい場所でもあり、特に休日は早めにポイントに入る必要があるでしょう。人気スポットだけに、早朝からの釣行がおすすめです。
万場大橋付近では良型のシーバスも釣れることがあり、バス釣り以外の楽しみもあります。実際に、サスケ(IMAのルアー)で50cmアップのシーバスが釣れたという報告もあります。このようにマルチな釣りが楽しめるのも、このエリアの魅力と言えるでしょう。
新大正橋付近も同様に良いポイントが点在しており、特に橋脚周りや岸際の構造物付近がバスのホットスポットになっています。ただし、場所によっては足場が悪い箇所もあるため、安全面には注意が必要です。
これらの橋付近でのバス釣りでは、橋脚周りの深場を狙ったボトム系のルアーや、岸際のカバーを狙ったテキサスリグなどが有効です。また、早朝や夕方の薄暗い時間帯には、トップウォータールアーで水面を攻めるのも効果的です。季節や時間帯、水の濁り具合などに応じて、柔軟にタックルを変えることが釣果向上のポイントとなるでしょう。
東海道新幹線下の堰はシーバスが溜まるホットスポット
庄内川の東海道新幹線下には堰があり、これが重要なポイントとなっています。調査の結果、この堰は時期によってはシーバスが溜まるホットスポットであることがわかりました。バス釣りを楽しみながら、シーバスという別の魚種も狙えるのが魅力です。
赤丸で示された堰の箇所には、ベイト(小魚)が溜まりやすく、それを追ってシーバスやバスなどの捕食魚が集まってきます。自然の摂理を理解し、食物連鎖の頂点に立つ捕食者を狙うという釣りの醍醐味を味わえるポイントと言えるでしょう。
ただし、このポイントは足場が悪く難易度が高いため注意が必要です。安全面を考慮すると、経験豊富なアングラーか、少なくとも複数人での釣行が望ましいでしょう。万が一に備えて、ライフジャケットの着用も推奨されています。
東海道新幹線下の堰でバスやシーバスを狙う場合、水流の変化に注目することが重要です。堰の上流側と下流側、また堰による水流の変化する場所では、魚が待機していることが多いです。特に、堰によって流れが複雑になるエリアでは、ベイトフィッシュが流れに乗って流されやすく、それを狙って捕食魚が集まります。
このポイントを攻略するためのタックルとしては、流れの強さに合わせた重さのシンカーを使用したテキサスリグや、流れを利用して自然に動くクランクベイトなどが効果的です。また、シーバスを狙うなら、ミノーやバイブレーションなど、流れの中でもアピール力の高いルアーがおすすめです。

庄内川バス釣りポイントを攻略するためのコツとタックル
- 庄内川のバス釣りに最適なシーズンは4〜9月
- 水位150cm~165cmが釣りやすく170cm以上は危険水位に注意
- ジョインテッドクロー70やバブルバックが実績のあるルアー
- 庄内川では禁止エリアに注意しマナーを守ることが重要
- 庄内川周辺の内津川や矢田川もバス釣りが楽しめるポイント
- 守山区~北区エリアはバスの魚影が濃いエリア
- まとめ:庄内川バス釣りポイントは初心者から上級者まで楽しめる場所
庄内川のバス釣りに最適なシーズンは4〜9月
庄内川でのバス釣りにおいて、最も活性が高くなるハイシーズンは4月から9月までだと言われています。調査の結果、この時期は水温が上がり、バスの活動が活発になるため、バス釣りの初心者にはこの期間に始めることが推奨されています。
特に4月から5月にかけては、庄内川の小田井堰まで稚鮎の遡上があるため、バスの捕食活動が活発になります。この「稚鮎パターン」の時期には、稚鮎に似せたルアーを使用すると効果的です。ジョインテッドクロー70などは稚鮎のサイズ感にマッチしており、この時期におすすめのルアーとされています。
夏場の6月から8月は、早朝や夕方から夜にかけてのトップウォーターゲームが楽しめる時期です。昼間は暑さで活性が落ちることもありますが、日の出前後や日没後は水面で活発に捕食活動を行うバスを狙うことができます。バブルバックやチャンクなどのトップルアーが効果的です。
9月は夏から秋への移行期で、バスが冬に向けて積極的に餌を摂る時期です。水温も適度に下がり、日中でも活動的なバスを狙えるチャンスがあります。この時期はクランクベイトやスピナーベイトなどの巻物から、ジグやテキサスリグなどのボトム系まで、幅広いルアーが使用できます。
一方で、冬季は水温の低下によりバスの活性が落ちるため、釣りづらい季節となります。ただし、庄内川は都市型河川であるため、排水の影響などで一部のポイントでは冬でも水温が安定していることがあります。そのようなポイントを見つけることができれば、冬場でも釣果を期待できるでしょう。
水位150cm~165cmが釣りやすく170cm以上は危険水位に注意
庄内川でバス釣りを行う際の重要な指標として、水位があります。調査によると、庄内川枇杷島の水位が150cm~165cmの範囲内であれば、釣りやすい条件だと言われています。この水位データは、国土交通省の「川の防災情報」などで確認することができます。
一方で、水位が170cm以上になると危険水位とされており、釣行は避けた方が安全です。増水時は流れが速くなり、足場も不安定になるため、事故のリスクが高まります。自分の技術や経験に関わらず、安全第一の姿勢で釣行を判断することが重要です。
水位の変動は降雨量に大きく左右されるため、釣行前日や当日の天気予報、過去数日の降水量なども確認しておくと良いでしょう。特に梅雨時期や台風シーズンには、急激な水位上昇が起こる可能性があるため、より慎重な判断が求められます。
水位が適切な範囲内であっても、濁りの度合いによってバスの活性や有効なルアーは変わってきます。通常、庄内川の水質はステインの状態ですが、雨後などは濁りが強くなることがあります。濁りが強い場合は、アピール力の高いカラーのルアーや、水中での存在感を出せるルアー(バイブレーションやスピナーベイトなど)が効果的です。
水位に関する情報は以下のようなウェブサイトで確認できます: http://www1.river.go.jp/cgi-bin/DspWaterData.exe?KIND=9&ID=305081285511150
釣行前にこのような情報を確認し、安全かつ効果的な釣りを心がけましょう。
ジョインテッドクロー70やバブルバックが実績のあるルアー
庄内川でのバス釣りにおいて、実績のあるルアーを使用することは釣果に直結します。調査の結果、特に「ジョインテッドクロー70」と「バブルバック」が庄内川のバス釣りで良い実績を残していることがわかりました。
ジョインテッドクロー70は、4月~5月頃に庄内緑地公園付近の小田井堰まで遡上する稚鮎のサイズ感にぴったりマッチするルアーです。このルアーは使いやすいサイズで専用タックルも必要なく、稚鮎パターン以外でもさまざまな状況で活躍してくれます。体節の動きが自然で、バスに強いアピールができる優れものです。
バブルバックは特に水面での使用が効果的で、超デッドスローでのリトリーブがデカイバスに効くという実績があります。フロントフックをサイズアップして1番のフックに変えて使用するとフッキング率が向上するという情報もあります。特にチャートカラーやゴーストナイトウォーカーといったカラーが効果的だという報告があります。
これらのルアー以外にも、タカミヤのファルケンR150Fリップレスやヘドンのラッキー13、メガバスのX80などが庄内川で実績を上げています。特にファルケンR150Fはスローリトリーブでの使用が効果的で、水面下をゆっくりと動かすことでバスを誘うことができます。
また、ワームではサカマタ6インチやスイングインパクト、クレイジークローラーなども実績があります。ただし、クレイジークローラーはフッキング率がやや低いという報告もあるため、使用の際はフッキングに注意が必要です。
庄内川の状況(水の濁り、季節、時間帯など)に合わせて、これらのルアーを使い分けることで、より効果的なバス釣りが楽しめるでしょう。
庄内川では禁止エリアに注意しマナーを守ることが重要

庄内川でバス釣りを楽しむにあたって、マナーを守ることは非常に重要です。調査によると、最近はマナーの悪いアングラーが増えているため、釣り禁止になる可能性が懸念されています。釣り人全体のイメージを守るためにも、一人ひとりがルールとマナーを守る必要があります。
まず、明確に釣り禁止と表示されているエリアでは、絶対に釣りをしないようにしましょう。これは最も基本的なルールです。また、公園内や民家の前など、他の利用者や住民に迷惑をかける可能性のある場所での釣りも避けるべきです。
ゴミの持ち帰りも重要なマナーの一つです。釣り糸や針、ルアーのパッケージなどを河川敷に放置すると、環境汚染になるだけでなく、他の生物や人間に害を及ぼす可能性があります。必ずゴミは持ち帰り、適切に処分しましょう。
また、他の釣り人との距離を適切に保つことも大切です。人気ポイントでは釣り人が集中することがありますが、お互いに配慮し、適度な距離を保ちながら釣りを楽しみましょう。特に投げ釣りの場合は、他の人の釣り座の前を横切らないよう注意が必要です。
在来種の保護の観点からは、ブラックバスを釣った際のリリースにも注意が必要かもしれません。一部の地域ではブラックバスのリリースが禁止されている場合があります。庄内川におけるブラックバスの取り扱いについては、最新の規制を確認しておくことをおすすめします。
釣りを長く楽しめる環境を維持するためにも、マナーを守ることが何よりも重要です。「釣り場を後にする時は、来た時よりも美しく」という心がけを持ちましょう。
庄内川周辺の内津川や矢田川もバス釣りが楽しめるポイント
庄内川でのバス釣りを楽しんだ後は、周辺の河川も探索してみるのはいかがでしょうか。調査によると、庄内川の近くには内津川や矢田川といった、バス釣りが楽しめる河川が存在します。
内津川は春日井市を流れる河川で、庄内川の支流の一つです。比較的小規模な河川ですが、ところどころに深みがあり、そこにバスが潜んでいます。特に橋の下や堰の周辺は良いポイントとなっています。内津川の特徴は水質が良く、水の透明度が高いことです。そのため、クリアカラーのルアーや自然な動きのワームが効果的とされています。
矢田川も名古屋市内を流れる河川で、バス釣りのポイントがいくつか存在します。庄内川と同様に都市型河川であり、橋脚や堰などのストラクチャーが豊富にあります。特に上流部は自然環境が残されており、良型のバスが生息しているという情報もあります。
これらの河川は庄内川に比べるとマイナーなフィールドであるため、混雑を避けたい釣り人や、新たなポイントを開拓したい釣り人にとっては魅力的な選択肢となるでしょう。また、庄内川が増水や濁りで釣りづらい状況の時に、代替のフィールドとして活用することもできます。
ただし、これらの河川でもマナーを守ることは重要です。特にマイナーなフィールドでは、ゴミの放置や騒音などの迷惑行為が目立ちやすく、釣り禁止になるリスクも高まります。庄内川と同様に、ルールとマナーを守りながら釣りを楽しみましょう。
新たなフィールドの開拓は釣りの楽しみの一つです。庄内川で培った経験と知識を活かして、周辺の河川も探索してみてください。
守山区~北区エリアはバスの魚影が濃いエリア
庄内川においてバス釣りを楽しむなら、守山区から北区にかけてのエリアは特に注目すべきです。調査の結果、このエリアはバスの魚影が他のエリアに比べて濃いとされており、釣果の期待できるポイントが多数存在しています。
特に守山区では、庄内川の上流部に当たるため水質も比較的良好で、自然環境も残されています。川幅も下流部に比べて狭いため、ポイントを絞りやすく、初心者でも釣りやすい環境と言えるでしょう。このエリアでは、クリアな水質に合わせたナチュラルカラーのルアーや、小型のミノーやクランクベイトが効果的です。
北区エリアも同様にバスの生息数が多いとされており、特に新川との合流点付近は良いポイントとなっています。河川の合流点は水流の変化や餌となる小魚が多く集まるため、バスにとって絶好の待機場所となります。このようなポイントでは、小魚に似せたミノーやシャッドタイプのルアーが有効です。
守山区~北区エリアは、41号線の下辺りが特に釣れるという情報もあります。道路の高架下は日陰になるため、暑い夏場でもバスが活動しやすく、また橋脚の周りにはバスの隠れ家となる構造物が存在するため、良いポイントとなります。
このエリアでのバス釣りは、ハードルアーよりもソフトルアー(ワーム)の方が効果的という意見もあります。特にテキサスリグやジグヘッド、ネコリグなどのフィネスリグが有効とされており、丁寧に底をズル引きするようなアプローチが釣果につながるでしょう。
ただし、近年はバスの数が減少しているという声もあり、狙って釣れるほど数はいないという現状もあるようです。根気強く、様々なポイントやルアーを試してみることが大切です。

まとめ:庄内川バス釣りポイントは初心者から上級者まで楽しめる場所
最後に記事のポイントをまとめます。
- 庄内川は名古屋市内を流れる一級河川で、全域でブラックバスが生息している
- 新川中橋下は足場が良く初心者にも安心して釣りができるポイント
- 中京自動車学校近くには駐車場があり、アクセスが便利
- 赤とんぼ橋下はバス、シーバス、ナマズと多様な魚種が狙える
- 新大正橋と万場大橋付近には良質なポイントが点在している
- 東海道新幹線下の堰はシーバスも溜まるホットスポット
- バス釣りのハイシーズンは4月~9月で、初心者はこの時期の釣行がおすすめ
- 庄内川枇杷島の水位150cm~165cmが釣りやすく、170cm以上は危険
- ジョインテッドクロー70やバブルバックなどが実績のあるルアー
- マナーを守ることが重要で、特にゴミの持ち帰りは必須
- 周辺の内津川や矢田川もバス釣りが楽しめるポイント
- 守山区~北区エリアはバスの魚影が濃いとされている
- 庄内川は55cm以上の大型バスも生息する魅力的なフィールド
- 駐車場から離れたポイントも多いため、折りたたみ自転車などがあると便利
- 河川のため万が一に備えてライフジャケットの着用が推奨される