がまかつのエギングロッド、特にラグゼ(LUXXE)ブランドは、高品質と耐久性の高さで知られています。2023年にはEGXアルティメイトで驚異の62gという超軽量化を実現し、業界に衝撃を与えました。

特筆すべきは、ソリッドティップとチューブラーティップの2種類から選べる豊富なラインナップです。ティップ部分の設計にこだわり、高感度と操作性を両立させています。価格帯も幅広く、エントリーモデルからハイエンドまで、様々なニーズに応える製品展開となっています。
この記事のポイント!
- がまかつのエギングロッドの特徴と各シリーズの違い
- ソリッドティップとチューブラーティップの性能差
- 最新モデルEGXアルティメイトの実力
- 価格帯別の選び方とおすすめモデル
がまかつのエギングロッドの性能と特徴を徹底解説
- 超軽量化と高感度を実現したラグゼブランド
- 主力モデルEG Xシリーズの特徴と評価
- 驚異の軽さ60g台を実現したEGXアルティメイト
- ソリッドとチューブラー、2つのティップタイプの違い
- 各パワー帯の特徴と選び方のポイント
- 価格帯別おすすめモデルの比較
超軽量化と高感度を実現したラグゼブランド
がまかつは、ルアーフィッシング用品をラグゼ(LUXXE)ブランドとして展開しています。エギングロッドのラインナップは、エントリーモデルからハイエンドまで幅広く取り揃えています。
ブランクスの素材選定と設計にこだわり、高品質で耐久性の高いロッドを生産しています。特に最新モデルでは、最先端の素材と製法を採用し、軽量化と高感度化を実現しました。
全モデルに共通するのは、高品質なカーボン素材の使用です。シリーズによって異なる素材を採用し、それぞれの価格帯に応じた性能を実現しています。
エギングロッド専用の設計思想により、エギの操作性と感度を重視しています。特にティップ部分の設計は、繊細なアタリを取るために細部まで作り込まれています。
使用者の声からは、長時間の使用でも疲れにくい軽さと、確実なアタリ取りができる感度の高さが評価されています。
主力モデルEG Xシリーズの特徴と評価
EG Xシリーズは、トレカT1100Gを採用した高性能モデルです。このシリーズの特徴は、軽量化と操作性の両立にあります。
全長8.6フィートのモデルで88gという軽さを実現し、長時間のシャクリでも疲労を軽減します。ブランクスには高弾性カーボンをコンポジットし、軽快な操作性を実現しています。
リールシート部には中空構造のリザウンドグリップを採用し、感度を向上させています。これにより、エギのアクションやアタリを敏感に感じ取ることができます。
ガイドはティップからベリーセクションにLDB、バットセクションにはトルザイトリング仕様のKガイドを採用。これにより、シャクリ時やキャスト時の糸絡みを軽減しています。
価格帯は48,000円から49,500円(税抜き)と、ハイエンドクラスに位置づけられています。製品の完成度は非常に高く、上級者からの支持を得ています。
驚異の軽さ60g台を実現したEGXアルティメイト
最新モデルのEGXアルティメイトは、62gという超軽量化を実現しました。この軽量化により、従来のエギングロッドの概念を覆す製品となっています。
開発には最新の素材と技術が投入され、軽量化と強度の両立を実現しています。特にブランクス全体の設計を見直し、必要最小限の肉厚で十分な強度を確保しています。
アルティメイトの軽量化は、単なる数値上の達成ではありません。実釣での使用感を重視し、バランスの取れた軽量化を実現しています。
ロッドの軽量化により、エギの操作性が向上し、より繊細なアクションをつけることが可能になりました。また、感度も向上し、微細なアタリも逃さず捉えることができます。
実際の使用者からは、長時間の釣行での疲労軽減と、アタリの取りやすさが高く評価されています。
ソリッドとチューブラー、2つのティップタイプの違い
がまかつのエギングロッドは、ティップ部分にソリッドとチューブラーの2種類を用意しています。これは、釣り方や好みに応じて選択できる大きな特徴です。
ソリッドティップは、荷重変化を敏感に察知できる特性を持ちます。特にナイトゲームでのリーリング系のアクションなど、テンションを掛けたままの操作に適しています。
チューブラータイプは、穂先の中が中空構造になっているのが特徴です。バットからひと繋ぎで作られており、軽量で手元に伝わる感度が良いとされています。
ソリッドティップモデルは、非常に繊細なカーボン素材を使用しているため、取り扱いには注意が必要です。特にラインの絡みや収納時の取り扱いには十分な配慮が求められます。
使用シーンによって、それぞれのティップタイプの特性を活かすことができます。
各パワー帯の特徴と選び方のポイント
パワー帯は主にL(ライト)、ML(ミディアムライト)、M(ミディアム)、MH(ミディアムヘビー)の4種類が展開されています。
Lクラスは小型エギや浅場での使用に適しており、秋イカのシーズンで真価を発揮します。柔軟性があり、身切れを軽減する効果も期待できます。
MLクラスは2.5-3.5号のエギを使用する際に最適で、オールシーズン使用可能な汎用性の高いモデルです。柔軟性とパワーのバランスが取れています。
Mクラスは3.5号までのエギに対応し、年間を通して最も使用頻度の高いクラスです。パワーと操作性のバランスが良く、初心者にもおすすめです。
MHクラスは3.5号のディープタイプや4号までの大型エギに対応します。深場や潮の速いポイントでの使用に適しています。
価格帯別おすすめモデルの比較
エントリーモデルからハイエンドまで、幅広い価格帯で製品を展開しています。
エントリーモデルは実売価格1万円台から購入可能で、基本的な性能は十分に備えています。初めてのエギングロッドとしても安心して使用できます。
中価格帯のモデルは2-3万円台で、コストパフォーマンスに優れた製品が揃っています。耐久性も高く、長く使用できる点が特徴です。
ハイエンドモデルは4万円以上の価格帯で、最新の技術と素材を投入した最高峰の製品です。軽量性と感度において、他の追随を許さない性能を誇ります。
価格に応じて素材やガイドの仕様が異なりますが、いずれも高い品質基準を満たしています。

がまかつのエギングロッドの実力を検証
- 高感度設計の秘密と実釣での性能
- 軽量化と操作性の両立についての評価
- 気になる耐久性と折れやすさについての真相
- インターライン搭載モデルの特徴と使用感
- 他社製品との違いと独自性
- まとめ:がまかつのエギングロッドは軽量で高感度な本格派
高感度設計の秘密と実釣での性能
がまかつのエギングロッドは、メインマテリアルにTORAYCA®T1100Gを採用しています。これは現時点で世界最強の強度を誇る炭素繊維で、宇宙・航空産業でも使用される高性能素材です。
高弾性マテリアルをコンポジットすることで、軽さと張り感を両立させています。リールシート部には中空構造のリザウンドグリップを採用し、感度を高めています。
ティップからベリーセクションにはLDBガイド、バットセクションにはトルザイトリング仕様のKガイドを採用し、感度を損なわない設計となっています。
ソリッドティップモデルは、荷重変化の察知能力と反響感度が特徴です。特にナイトゲームでのリーリング系のアクションで真価を発揮します。
チューブラーティップモデルは、バットからひと繋ぎで作られており、軽量で手元に伝わる感度の良さが特徴です。
軽量化と操作性の両立についての評価
EGXシリーズでは、8.6フィートのモデルで88gという軽さを実現しています。さらに最新のアルティメイトモデルでは62gという驚異的な軽量化を達成しました。
ブランクスには高弾性カーボンをコンポジットし、軽量化と操作性を両立。必要最小限の肉厚で十分な強度を確保しています。
リールシートには中空構造のリザウンドグリップを採用し、軽量化と感度向上を同時に実現しています。
ガイドセッティングは、糸絡みを軽減しながらも軽量性を保持。ティップ部分のガイドも最適な配置で、操作性を損なわない設計となっています。
実釣では、長時間のシャクリでも疲労が少なく、繊細なエギ操作が可能だと評価されています。
気になる耐久性と折れやすさについての真相
ソリッドティップモデルは、繊細なカーボン素材を使用しているため、取り扱いには注意が必要です。特にラインの絡みや収納時の扱いには十分な配慮が求められます。
ブランクスにはTORAYCA®T1100Gという高強度素材を使用しており、適切な使用であれば十分な耐久性を備えています。
実際の使用者レビューでは、糸絡みした状態で大遠投しても無傷だったという報告もあります。ただし、地面や障害物への接触には注意が必要です。
グリップ部分やガイド周りの耐久性も高く、長期使用での不具合の報告は少ない傾向にあります。
ただし、超軽量モデルでは、取り扱いに若干の注意が必要になる可能性があります。
インターライン搭載モデルの特徴と使用感
インターラインモデルは、ラインがロッドの中を通る構造となっており、糸絡みのリスクを大幅に軽減しています。
ロッドの内面には山形の突起を設けたリニアインターライン構造を採用。超撥水ドライ加工と組み合わせることで、アウトガイドに匹敵する飛距離を実現しています。
強風下での使用や、糸フケを出す釣りでも安定した性能を発揮します。特に夜釣りでの糸絡みトラブルを気にせず釣りに集中できます。
メンテナンス面では、専用のワイヤーを使用してラインを通す必要があり、若干の手間がかかります。また、長期使用では内部に塩分が溜まる可能性があります。
使用者からは、トラブルレス性能と強風下での使いやすさが高く評価されています。
他社製品との違いと独自性
がまかつのエギングロッドは、品質と耐久性の高さで、特にベテランや上級者からの信頼が厚いのが特徴です。
独自のラグゼブランドとして展開し、ソリッドティップとチューブラーティップの2種類から選べる豊富なラインナップを用意しています。
最新モデルでは世界最強の強度を誇るTORAYCA®T1100Gを採用し、軽量化と高感度を両立させています。
価格帯は比較的高めに設定されていますが、その分の性能と耐久性を備えています。

まとめ:がまかつのエギングロッドは軽量で高感度な本格派
最後に記事のポイントをまとめます。
- がまかつはエギングロッドをラグゼブランドとして展開している
- 最新のEGXアルティメイトは62gという超軽量化を実現
- ソリッドティップとチューブラーティップの2種類から選択可能
- メインマテリアルに世界最強の強度を持つTORAYCA®T1100Gを採用
- リールシートには中空構造のリザウンドグリップを搭載
- インターラインモデルは糸絡み防止に優れる
- パワー帯はL、ML、M、MHの4種類を展開
- エントリーモデルから4万円以上のハイエンドまで幅広いラインナップ
- ソリッドティップは特に繊細な取り扱いが必要
- 上級者やベテランからの信頼が厚い
- 品質と耐久性の高さが特徴
- 各価格帯で高い品質基準を維持している