長岡市周辺は新潟県内でも特にバス釣りのポイントが充実しているエリアです。信濃川本流ではスモールマウスバス、野池ではラージマウスバスと、場所によって狙える魚種も変化に富んでいます。特に長岡市周辺の信濃川では、50センチを超える大型のスモールマウスバスが狙えるポイントが点在しています。

プレッシャーの違いから、新潟市内に比べて長岡エリアの方が魚の反応も良く、特にハードルアーでの攻略がしやすいのが特徴です。ただし、雨の影響を受けやすく、天候によってポイントの状況が大きく変わることにも注意が必要です。
この記事のポイント!
- 長岡市内の信濃川水系における主要バスポイントの特徴と場所
- 野池と本流での釣り方の違いとおすすめルアー
- 新潟市内と長岡エリアの釣り場の違いと特徴
- 大型スモールマウスバスを狙うためのポイント選びのコツ
長岡のバス釣りスポット完全ガイド
- 信濃川水系で狙えるスモールマウスバスの特徴
- 長岡市内の人気バスポイント5選
- ニュータウン周辺の野池でバスを狙う
- 初心者向けおすすめポイントと釣果
- 長岡エリアで使える定番ルアー3選
- シーズン別の釣れる時間帯と場所
信濃川水系で狙えるスモールマウスバスの特徴
信濃川水系のスモールマウスバスは、特に長岡エリアで大型が狙えることで知られています。実際に年間を通じて50センチを超える大型魚が釣れており、ハイシーズンには1日で50アップを3本釣れることもあります。
魚の反応の良さも特筆すべき点です。新潟市内のポイントと比較すると、長岡エリアではプレッシャーが低いポイントが多く、ハードルアーでの攻略がしやすい傾向にあります。
スモールマウスバスは群れで行動する特徴があり、一度ポイントを見つけると連続して釣れることもあります。ヒットすると水面からジャンプする習性があるため、魚の存在を視覚的に確認しやすいのも特徴です。
特に長岡エリアのスモールマウスバスは、新潟市内のポイントと比べて見切られにくく、ルアーへの反応も良好です。これは、釣り人の数が比較的少なく、魚へのプレッシャーが低いことが要因と考えられます。
ただし、アクセスの面では多少の苦労を伴うことがあります。藪漕ぎが必要なポイントもあり、天候の影響も受けやすいため、雨後は特に注意が必要です。
長岡市内の人気バスポイント5選
長岡市内で特に人気の高いバスポイントとして、ニュータウン公園の池があります。長岡ICから国道8号線を柏崎方面に向かって車で約5分の場所に位置し、アクセスの良さが特徴です。
次に宮本川ダムが挙げられます。ニュータウン公園に隣接する青葉台中学校の正面付近にあり、比較的アクセスしやすいポイントです。
黒川第4防災調整池も人気のスポットです。ニュータウンの奥の方に位置し、長岡ICから国道8号線を柏崎方面に向かい、関原自動車学校の十字路を過ぎて2つ目の交差点を左折した先にあります。
北陽工業団地の池は、長岡市街から北に約6キロの場所にあります。国道8号線長岡東バイパスを新潟方面に向かい、福島交差点を左折すると到着します。
五辺の池は小千谷市五辺にあり、国道17号線と国道351線を結ぶ越の大橋の信濃川下流側の左岸土手の内側に位置しています。
ニュータウン周辺の野池でバスを狙う
ニュータウン周辺には複数の野池があり、特にニュータウン公園の池は初心者でも狙いやすいポイントとして知られています。この池は同地内のいこいの森の市民釣り場とは異なるため、場所の間違いには注意が必要です。
ニュータウン公園の隣には宮本川ダムがあり、これも人気のバスポイントとなっています。青葉台中学校の正面付近という分かりやすい場所にあるため、初めての方でも探しやすいでしょう。
黒川第4防災調整池は、ニュータウンの奥まった場所にありますが、道なりに進めば到着できます。ただし、ニュータウンの方に上がらないよう注意が必要です。
これらの野池では、比較的コンパクトな範囲で効率的に釣りを楽しむことができます。特に初心者の方は、まずこれらのポイントから攻略を始めるのがおすすめです。
これらの野池ではラージマウスバスが主な対象魚となり、本流のスモールマウスバスとは異なる釣り方が楽しめます。また、アクセスの良さから気軽に通えるのも魅力です。
初心者向けおすすめポイントと釣果
初心者向けのポイントとして、まず越路橋たもと(左岸)から妙見堰方向へのエリアがおすすめです。妙見堰手前の河川敷には釣り場が整備されており、アクセスも比較的容易です。
ニュータウン公園の池も初心者に適したポイントです。駐車場からのアクセスが良く、周囲も整備されているため、安全に釣りを楽しむことができます。
実際の釣果として、これらのポイントでは30センチ前後のスモールマウスバスが安定して釣れています。特にスピナーなどの小型ルアーを使用すれば、初心者でも釣果を上げやすい傾向にあります。
長岡エリアは魚のルアーに対する反応が良く、特にクランクベイトなどのハードルアーでも釣果を上げやすいのが特徴です。これは新潟市内のポイントと比べて、魚へのプレッシャーが少ないことが要因とされています。
天候や季節によって釣果は変動しますが、特に夏場は活性が高く、初心者でも十分な釣果が期待できます。ただし、雨後は濁りの影響を受けやすいため、天候には注意が必要です。
長岡エリアで使える定番ルアー3選
長岡エリアで特に効果的なルアーとして、まずクランクベイトが挙げられます。特に小型のクランクベイトは、市内の中規模河川でも高い実績があります。プレッシャーの低いポイントでは、シンプルな巻き釣りでも良く釣れています。
次にスピナーベイトですが、特に水路や小規模な野池での実績が高いです。ダイワのシルバークリークスピナーなどの小型スピナーは、特に小型スモールマウスバスに対して効果的です。
ソフトルアーでは、ゲーリーカットテール4インチが信頼できるルアーとして挙げられます。特に水面を覆うウィードの上からのアプローチで、大型魚を狙う際に効果を発揮します。
これらのルアーは、長岡エリアの様々なポイントで実績があり、初心者から上級者まで幅広く使用されています。特にハードルアーは、このエリアの魚の反応の良さと相性が抜群です。
カラー選択については、定番のギル系カラーが安定した実績を残していますが、実際の釣果を見る限り、カラーへのこだわりは必ずしも必要ないようです。
シーズン別の釣れる時間帯と場所
夏場は早朝から活性が高く、特に野池では安定した釣果が期待できます。ニュータウン周辺の各ポイントでも、朝マズメ時に良い反応が出ています。
秋には信濃川本流でも良型が狙えるようになり、特に夕マズメ時に大型魚が活性化する傾向があります。水温の低下とともに、魚の活性も変化していきます。
冬場でも釣果は途絶えることはなく、12月上旬でも反応が確認されています。ただし、この時期は天候や気温の影響を受けやすいため、釣行のタイミングには注意が必要です。
春先は水温の上昇とともに活性が上がり始め、特に岸際のカバー周りでアタリが出やすくなります。50アップの大型魚も、この時期から釣れ始めています。
夕方の活性が特に高い傾向にありますが、シーズンや天候によって当たり時は変動します。また、雨後は特に濁りの影響を受けやすいため、天気予報のチェックは欠かせません。

長岡バス釣りの実践テクニック
- プレッシャーの違いで変わる釣り方
- 信濃川本流のポイント選びのコツ
- 野池と本流での使い分けるべきタックル
- 50アップを狙うならここ!大物ポイント
- 雨後の濁りに注意が必要な釣り場
- まとめ:長岡バス釣りを楽しむためのポイント
プレッシャーの違いで変わる釣り方
新潟市内と長岡エリアでは、釣り人の数による魚へのプレッシャーに大きな違いがあります。新潟市内のポイントでは、魚がルアーを見切ることが多く、特にハードルアーでの攻略が難しい傾向にあります。
長岡エリアでは、プレッシャーが比較的低いため、クランクベイトなどのハードルアーでも簡単に釣果を上げることができます。特に小型のクランクベイトは、シンプルな巻き釣りでも反応が良好です。
新潟市内のポイントでは、ワームを使用する機会が多くなります。これは魚のプレッシャーが高く、ハードルアーよりもナチュラルな動きのワームの方が効果的なためです。
特に市内のメジャーポイントでは、シーバス狙いのアングラーとポイントが重なることも多く、その場合はワームを使用した釣りが主流となっています。シーバス狙いのミノーでスモールマウスバスが釣れることもあります。
長岡のポイントでは、アクセスの面で多少の苦労を伴うこともありますが、その分プレッシャーも少なく、魚の反応も素直です。特に藪漕ぎが必要なポイントなどは、釣り人も少なく良型が期待できます。
信濃川本流のポイント選びのコツ
信濃川本流では、越路橋たもとから妙見堰方向へのエリアが代表的なポイントとなっています。特に妙見堰手前の河川敷には釣り場があり、アクセスも比較的容易です。
ポイント選びの際は、水深やカバーの有無に注目します。特に水面を覆うウィードの上や、キワのあるポイントでは、大型魚が潜んでいる可能性が高くなっています。
中之口川などの中規模河川では、水門下流部が有力なポイントとなっています。特に水門周辺は大型魚が付きやすく、実績の高いポイントとして知られています。
美咲町周辺や大島の水門下流なども、メジャーなポイントとして多くのアングラーが訪れています。これらのポイントは入れ替わりで釣り人が入りますが、粘り強く攻めることで釣果に繋がっています。
ポイントへのアプローチは、時期や天候によって変える必要があります。特に雨後は濁りの影響を受けやすいため、天気予報のチェックは欠かせません。
野池と本流での使い分けるべきタックル
野池ではスピナーベイトやクランクベイトなどのハードルアーが効果的です。特に小型のスピナーは、初心者でも扱いやすく、安定した釣果が期待できます。
本流では、状況に応じてハードルアーとソフトルアーを使い分けます。プレッシャーの低いポイントではクランクベイトが効果的ですが、シビアな状況ではワームを選択します。
ゲーリーカットテール4インチは、特に本流の大型魚を狙う際に信頼できるルアーです。ウィード周りなど、カバーのあるポイントでの実績が高くなっています。
野池では、ダイワのシルバークリークスピナーなどの小型ルアーも有効です。特に小規模な野池や水路では、コンパクトなルアーの方が使いやすい傾向にあります。
カラー選択については、ギル系カラーなどのナチュラルカラーが基本となりますが、魚の活性が高い時期は、カラーにこだわる必要性は低くなります。
50アップを狙うならここ!大物ポイント
長岡エリアでは、年間を通じて50センチを超える大型魚が釣れています。特にハイシーズンには、1日で50アップを3本釣れることもある実績の高いエリアです。
信濃川本流の深いポイントや、ブレイクラインの存在する場所が大物の定位置となっています。特にウィードの上からのアプローチで、大型魚がヒットすることが多くなっています。
メジャーポイントでも大型魚は釣れますが、藪漕ぎが必要なアクセスの悪いポイントほど、良型が期待できる傾向にあります。ただし、雨の影響を受けやすいため、天候には注意が必要です。
水深のある本流域では、ゲーリーカットテール4インチなどの大型ワームが効果的です。特にキワでのフォールに対して、大型魚が反応することが多くなっています。
大型魚を狙う際は、タイミングも重要です。特に夕まずめ時や、活性の高い時期を狙うことで、チャンスが広がります。
雨後の濁りに注意が必要な釣り場
長岡エリアの釣り場は、雨の影響を受けやすい特徴があります。特に本流域は、少しの雨でもポイントが死んでしまうことがあるため、天気予報のチェックは必須です。
雨後は特に濁りの影響を受けやすく、魚の活性も大きく変化します。このため、釣行のタイミングには十分な注意が必要となります。
野池は本流に比べて濁りの影響は少ないものの、大雨の後は状況が悪化することがあります。特にニュータウン周辺の野池は、比較的早く回復する傾向にあります。
濁りの影響を受けているポイントでは、ルアーの選択も重要になってきます。視認性の高いルアーや、アピール力のある動きのできるルアーが効果的です。
天候の変化に応じて、ポイントを変更する柔軟さも必要です。特に本流が濁っている場合は、野池にシフトするなどの対応が求められます。

まとめ:長岡バス釣りを楽しむためのポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- 長岡エリアは新潟市内に比べてプレッシャーが低く、ハードルアーでの攻略が効果的である
- ニュータウン公園の池や宮本川ダムは、初心者でも狙いやすい野池ポイントである
- 信濃川本流では50センチ超えの大型スモールマウスバスが狙える
- 黒川第4防災調整池や北陽工業団地の池など、複数の野池ポイントが存在する
- クランクベイトやスピナーベイトは、特に長岡エリアで効果的なルアーである
- 魚の活性は夕まずめ時に高くなる傾向がある
- 雨後は特に本流域で濁りの影響を受けやすい
- 野池と本流では使用するタックルを使い分ける必要がある
- メジャーポイントでも粘り強い攻めで結果を出すことができる
- 天候や季節に応じたポイント選択が重要である
- アクセスの悪いポイントほど良型が期待できる
- 初心者は整備された釣り場から始めることをおすすめする