兵庫県小野市にある鴨池は、50年以上の歴史を持つレンタルボートフィールドです。4月から9月末までの期間限定で営業していて、40センチを超える大型バスが生息する穴場スポットとして知られています。

足漕ぎボートやエレキモーター付きのボートが利用でき、初心者から上級者まで楽しめる釣り場です。ゴルフ場に隣接しているため一部エリアに制限がありますが、水深の変化に富んだポイントが多く、様々なルアーでバスを狙うことができます。
この記事のポイント!
- 鴨池の基本情報と利用可能期間について
- レンタルボート「緑の家」の詳細な利用方法
- 効果的なルアーの選び方とポイントの攻め方
- 初心者から上級者まで楽しめるバス釣りのテクニック
鴨池でバス釣りを楽しむための完全ガイド
- 鴨池の基本情報と特徴
- レンタルボート「緑の家」の利用方法と料金
- 営業期間は4月から9月末まで
- エレキモーターの使用制限について
- ボートの種類と選び方
- 池の水深と地形の特徴
鴨池の基本情報と特徴
鴨池は兵庫県小野市来住町に位置する釣り場です。50年以上の歴史があるレンタルボート場で、関東で例えるとじゃが池よりも小さい規模の池となっています。
池の特徴として、水質は比較的クリアで、水生植物が豊富に生育しています。主な餌となる生物は、ブルーギルやザリガニ、エビなどが生息しています。
野鳥保護のため、10月1日から3月末までは釣りができません。この期間制限により、バスへのプレッシャーが軽減され、良質な釣り場環境が維持されています。
一周するのに30分から2時間程度で回れる適度な大きさで、デイープエリアもあり、レンジを考えて攻める必要がある立体的なフィールドとなっています。
水中には菱藻やウィードが生えており、これらのカバー周りが有力なポイントとなっています。
レンタルボート「緑の家」の利用方法と料金
レンタルボート「緑の家」は、鴨池でボートを借りられる施設です。受付は喫茶店を兼ねており、トイレ設備も完備しています。
足場が整備された安全な乗り場を備え、初心者でも安心して利用できます。営業時間は午前6時から午後5時までとなっています。
予約方法は電話での予約が可能で、平日は人が少なく貸切状態で釣りを楽しめることもあります。キャッシュレス決済については情報がありませんので、現金を持参することをお勧めします。
レンタルボート料金の詳細はホームページまたは電話で確認することをお勧めします。料金体系は季節や時間帯によって異なる可能性があります。
暑い季節には喫茶店でかき氷なども提供しており、釣りの休憩時に利用できます。
営業期間は4月から9月末まで
鴨池の営業期間は4月1日から9月30日までです。この期間限定の営業となっている理由は、10月から3月までが野鳥の飛来期間となるためです。
春のオープン直後は、バスの活性が比較的高く、良い釣果が期待できます。また、水生植物が生育し始める時期でもあり、シーズンを通して環境が変化していきます。
夏場は気温が高くなるため、早朝や夕方の釣行がお勧めです。特に暑い日は熱中症対策を十分に行う必要があります。
9月は秋の気配とともにバスの活性が上がってくる時期で、巻物での攻略が効果的とされています。シーズン終盤に向けて、大型のバスが活発に活動する傾向があります。
営業最終日までは釣りを楽しむことができますが、その後は半年間の禁漁期間に入ります。
エレキモーターの使用制限について
鴨池では平日のエレキモーターの使用に制限がある場合があります。事前に利用可能か確認することをお勧めします。
エレキモーターのセッティングやバッテリーの準備は、スタッフがサポートしてくれます。これにより、初めての方でも安心して利用することができます。
風の強い日はエレキモーターの使用が特に効果的です。池の特性上、風の影響を受けやすく、ボートが流されやすい場合があります。
モーターの使用により、効率的なポイント攻略が可能になります。特に広範囲をサーチする際に有効です。
なお、エレキモーター使用時は、他の釣り人への配慮も必要です。
ボートの種類と選び方
鴨池では主に足漕ぎボートと手漕ぎボートの2種類が用意されています。それぞれ特徴があり、状況に応じて選択できます。
足漕ぎボートは初心者でも扱いやすく、両手を使って釣りに集中できるメリットがあります。特に釣り初心者や家族連れにお勧めです。
手漕ぎボートは、より細かい操作が可能で、ポイントの攻略に長けています。経験者向けの選択肢となります。
ボートの予約は当日でも可能ですが、休日は混雑する可能性があるため、事前予約をお勧めします。
なお、足漕ぎでも30分程度で池を一周できる規模となっています。
池の水深と地形の特徴
鴨池は比較的水深の変化に富んだフィールドです。シャローエリアから数メートルの深場まで、多様な水深帯が存在します。
水中には自然のストラクチャーとして、ウィードや菱藻が生育しています。これらのカバー周りが有力なポイントとなっています。
池の中央付近にも浅場があり、意外な場所でバスのアタリがある特徴があります。水深1メートル前後のエリアでもバスが活発に活動しています。
ゴルフ場に隣接しているため、ボールが飛んでくる可能性がある奥のエリアは立入禁止となっています。
魚探の使用は可能ですが、地形を把握することで十分な釣果を上げることができます。

鴨池のバス釣りポイントとテクニック
- 実績のあるルアーと使用方法
- 時間帯別の釣果パターン
- 水深別のターゲットエリア
- ウィードエリアの攻め方
- 初心者向けおすすめポイント
- まとめ:鴨池のバス釣り完全攻略法
実績のあるルアーと使用方法
実績のあるルアーはトップウォーター系のポッパーやフロッグ、スピナーベイト、フラチャットなどです。特にジャッカルのチャビーポッパー42は虫パターンの攻略に効果的とされています。
スピナーベイトやチャターベイトは、水深2~3mのウィードがあるエリアでヒットする傾向があります。風がある時は特に効果的な釣果が期待できます。
フラチャット14gにギル系のトレーラーを組み合わせた使用も実績があります。水中のブルーギルを模したダーク系カラーが効果的です。
ラバージグやテキサスリグも有効で、特に40アップを狙う際に使用されています。ボトムの状況に合わせて1/2オンスから3/4オンスまでのウェイトを使い分けると良いでしょう。
プロトラストのドローンシケーダも実績のあるルアーとして挙げられています。ウィード周りでの使用が特に効果的です。
時間帯別の釣果パターン
朝一番はトップウォーターゲームが有効です。特に木陰や障害物周りでの使用で結果を出しやすい傾向があります。
日中は深めのレンジを攻めることで釣果が期待できます。スピナーベイトやフラチャットでのシャロー~ミドルレンジの攻略が効果的です。
真夏の暑い時期は、早朝か夕方の釣行がお勧めです。日中は魚の活性が落ちる傾向があり、熱中症のリスクも高まります。
風が出てきた午後は、ウィード周りでのルアー操作が効果的です。特にブルーギルなどの生命活性が見られる場所での釣果が期待できます。
ラストスパートの夕まずめタイムは、再びトップウォーターが効いてくる傾向があります。ただし、夏場は昼より暑くなることもあるので注意が必要です。
水深別のターゲットエリア
水深30cm前後のシャローエリアでは、小型のバスが活発に活動しています。特に木陰や障害物周りでヒットすることが多いです。
水深1m程度のエリアには、ウィードパッチが点在しています。このあたりでは40アップのバスも確認されており、有力なポイントとなっています。
水深2~3mのミドルレンジは、特にウィードの生えているエリアが重要なポイントです。スピナーベイトやフラチャットでの攻略が効果的です。
堰堤前の深場は大型バス狙いのポイントとなっています。ノーシンカーでの攻略も検討できるエリアです。
池の中央部には意外な浅場も存在し、バスのヒットが期待できるポイントとなっています。
ウィードエリアの攻め方
ウィードエリアでは、まずウィードの密集度と水深を確認することが重要です。特に水深2~3mにあるウィードパッチは注目ポイントです。
スピナーベイトやフラチャットを使用する場合は、ウィードの上を通すように巻いていくことで効果的な誘いができます。引っかかりを避けるため、リトリーブスピードの調整が必要です。
複合的なウィードがある場所では、テキサスリグやラバージグなどのワームを使用すると良いでしょう。特にギル系のカラーが効果的です。
トップウォーターで攻める際は、ウィードの隙間を意識した使い方が重要です。フロッグやポッパーを使用する際は、ウィードの上をスローに動かすことで反応を誘えます。
ウィードの生え際は特に注目すべきポイントで、バスの隠れ家となっていることが多いです。
初心者向けおすすめポイント
初心者の方は、まず足漕ぎボートでの釣行をお勧めします。両手が使えるため、ルアー操作に集中できる利点があります。
池を一周する際は、目立つストラクチャーをマークしながら進むと良いでしょう。特にウィードパッチや木陰などの特徴的な場所を覚えておくことが重要です。
ルアーは、操作が比較的簡単なスピナーベイトやクランクベイトから始めると良いでしょう。水深の変化に合わせて使い分けることで、基本的な釣りが身につきます。
暑い時期の釣行は、必ず水分補給と日よけ対策を行いましょう。ボート屋の緑の家には休憩スペースとかき氷の用意があります。
ゴルフボールが飛んでくる可能性がある奥のエリアには近づかないよう注意が必要です。

まとめ:鴨池のバス釣り完全攻略法
最後に記事のポイントをまとめます。
- 営業期間は4月1日から9月30日までの期間限定
- 50年以上の歴史を持つレンタルボート場である
- 水深の変化に富み、様々なルアーでの攻略が可能
- ブルーギル、ザリガニ、エビが主な餌生物
- 足漕ぎボートと手漕ぎボートが選択可能
- トップウォーターゲームは朝一と夕まずめが効果的
- 水深2~3mのウィードエリアが重要なポイント
- ゴルフ場隣接による立入禁止エリアあり
- 40アップの大型バスが生息している
- 春はポストスポーン、夏は早朝・夕方が好機
- 緑の家での休憩・リフレッシュが可能
- 野鳥保護のため冬期は釣り禁止