近年、アジングの世界に革命を起こしているのが「ディープアジング」という釣法です。従来の岸際で行うライトアジングとは一線を画し、水深50m以上の深場でギガアジやテラアジと呼ばれる大型アジを狙う、まさに新時代のアジング手法として注目を集めています。バチコンアジングとも呼ばれるこの釣法は、専用のタックルと仕掛けを使い、40cm~50cm超えの夢のサイズを現実的に狙えるのが最大の魅力です。
この記事では、ディープアジングの基本知識から実践的なテクニック、必要なタックル選び、効果的なポイント攻略法まで、包括的に解説していきます。関西圏の紀淡海峡や三重県などの有名フィールドでの実践例も交えながら、初心者でも理解しやすいよう丁寧にお伝えします。また、村上晴彦氏が提唱するバチコン理論や、最新のタックル情報についても詳しく触れていきます。
この記事のポイント |
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✅ ディープアジングの基本概念とバチコンアジングの違いが理解できる |
✅ 必要なタックル(ロッド・リール・ライン・仕掛け)の選び方が分かる |
✅ 水深50m以上での効果的な釣法とテクニックを習得できる |
✅ 関西エリアを中心とした有名ポイントの特徴と攻略法を知ることができる |
ディープ アジングの基本知識と必要なタックル
- ディープアジングとは水深50m以上でギガアジを狙う釣法
- バチコンアジングがディープアジングの主流となる理由
- ディープアジング専用ロッドは硬めのMHクラスが必須
- シンカーは20号以上の重いウェイトが基本
- 仕掛けは村上式天秤やバチコン仕掛けが効果的
- PEラインは0.6号以上でリーダーは太めを選ぶ
ディープアジングとは水深50m以上でギガアジを狙う釣法
ディープアジングは、その名の通り深場でアジを狙う釣法ですが、単純に深い場所で釣るだけではありません。一般的には水深50m以上の海域で、40cm~50cm超えの大型アジを専門に狙う釣法として定義されています。この釣法の最大の特徴は、従来のアジングでは考えられなかった巨大なアジが高確率で狙えることです。
📊 ディープアジングの基本仕様
項目 | 一般的なアジング | ディープアジング |
---|---|---|
水深 | 5m~20m | 50m~80m |
ターゲットサイズ | 15cm~25cm | 40cm~50cm超 |
使用ジグヘッド | 0.5g~2g | 0.3g(別途重いシンカー使用) |
シンカー重量 | なし~10g | 75g~150g(20号~40号) |
釣行時間帯 | 夜間メイン | 日中メイン |
この釣法が注目される理由は、まず釣果の安定性にあります。従来のライトアジングでは運に左右されることが多い大型アジも、ディープアジングなら比較的高確率で出会うことができます。また、日中でも釣果が期待できる点も大きなメリットです。深場に潜む大型アジは夜間の活性に頼らず、日中でも積極的に捕食活動を行っているためです。
さらに、ディープアジングで釣れるアジは単にサイズが大きいだけでなく、体高があり非常に太った個体が多いのも特徴です。これは深場の豊富な餌環境で育った証拠であり、釣り上げた時の引きの強さも格別です。一般的なアジングでは味わえない、まるで青物を相手にしているかのような強烈なファイトを楽しむことができます。
ただし、水深が深くなればなるほど潮流の影響も強くなり、シンカーが流されやすくなります。また、ラインの重量による垂れ下がりも無視できない要素となります。これらの課題を克服するため、専用のタックルと仕掛けが開発されており、それがバチコンアジングという手法に発展していったのです。
近年では関西圏を中心に遊漁船もディープアジング専門の便を出すようになり、アクセスの良さも向上しています。特に大阪湾南部から和歌山にかけての海域では、水深80mを超える場所でも安定した釣果が報告されており、この釣法の可能性の高さを物語っています。
バチコンアジングがディープアジングの主流となる理由
バチコンアジングの「バチコン」とは、「バーチカルコンタクト」の略称で、垂直方向に仕掛けを落として底付近をコンタクトしながら攻略する釣法を指します。この手法がディープアジングの主流となった背景には、深場特有の課題を効率的に解決する仕組みがあります。
バチコンは、オフショアのディープを専用の仕掛けを垂直方向に落として、デカアジやギガアジを狙い撃ちする釣りのことを指します。
この引用からも分かるように、バチコンアジングは単なる深場釣りではなく、専用の仕掛けシステムを使った戦略的なアプローチなのです。従来のキャロライナリグやダウンショットリグでは、深場での感度や操作性に限界がありましたが、バチコン専用の仕掛けはこれらの問題を根本的に解決しています。
🎯 バチコンアジングが主流となる理由
理由 | 従来の深場釣り | バチコンアジング |
---|---|---|
感度 | シンカーが重く鈍い | ワームが直結で高感度 |
操作性 | ラグが大きい | ロッドワークがダイレクト |
フッキング率 | アワセが伝わりにくい | 即座にフッキング可能 |
仕掛け絡み | 頻繁に発生 | 構造上絡みにくい |
コスト | 根掛かりでロスト大 | シンカーのみの交換で済む |
バチコン仕掛けの最大の特徴は、逆ダウンショット構造にあります。通常のダウンショットリグとは逆で、メインラインにワームを直結し、エダスにシンカーを付ける構造です。これにより、ロッドからの入力がダイレクトにワームに伝わり、深場でも繊細なアクションが可能になります。
また、バチコンアジングではフラッシングジャークという独特のアクションが効果的とされています。これは細かいシェイクとリーリングを組み合わせて、ジグの明滅効果でアジの捕食スイッチを入れる技術です。村上晴彦氏が考案したこの手法は、深場の薄暗い環境において視覚的なアピールを最大化する画期的なアプローチといえます。
さらに、バチコン仕掛けはカスタマイズ性の高さも魅力です。エダスの長さを調整することで、ボトムからの距離を自在にコントロールでき、その日のアジの活性や泳層に合わせて微調整が可能です。この柔軟性は、刻一刻と変化する深場の状況に対応する上で非常に重要な要素となります。
近年では、バチコン専用のタックルメーカーも増加し、専門性の高い道具が次々と開発されています。これにより、初心者でも比較的簡単にこの釣法にチャレンジできる環境が整ってきており、ディープアジングの裾野拡大に大きく貢献しています。
ディープアジング専用ロッドは硬めのMHクラスが必須
ディープアジングにおいて、ロッド選びは釣果を大きく左右する重要な要素です。一般的なアジングロッドのL(ライト)クラスやUL(ウルトラライト)クラスでは、深場での重いシンカーを扱うことができず、大型アジとのファイトにも対応できません。そのため、MH(ミディアムヘビー)クラス以上の硬めのロッドが必須となります。
📋 ディープアジングロッドの必要仕様
仕様項目 | 推奨スペック | 理由 |
---|---|---|
パワー | MH~H | 20号~40号のシンカー対応 |
長さ | 6.5ft~7.5ft | 深場での操作性と取り回し |
ルアーウェイト | MAX 40g以上 | 重いシンカー+仕掛け重量 |
適合PE | 0.6号~1.0号 | 深場での強度確保 |
ガイド | SiCガイド推奨 | PEライン対応と耐久性 |
代表的なディープアジング専用ロッドとして、シマノの「ソアレ CI4+ ディープアジング」シリーズがあります。このロッドシリーズは、まさにディープアジングの特性に合わせて開発された専用設計となっています。
FJ-B604MH-S[1oz以上メイン フラッシングジャークベイト]:ベリーから若干硬調にした仕上がり。アジをバラさないギリギリの硬さを攻めたニューアクション。ジグ重量1oz以上のシチュエーションではこのアイテムを。
この引用から分かるように、ディープアジング専用ロッドは**「アジをバラさないギリギリの硬さ」**というコンセプトで設計されています。つまり、大型アジの強烈な引きに負けない強度を持ちながら、アジの口切れを防ぐ絶妙なバランスが求められるのです。
ディープアジングロッドのティップ(穂先)部分も重要な要素です。一般的なアジングロッドのようなソリッド(中実)ティップではなく、チューブラー(中空)ティップを採用したモデルが主流です。これは、重いシンカーを使用する際の感度確保と、深場での微細なアタリを確実にアングラーに伝えるためです。
また、**レングス(長さ)**についても慎重な選択が必要です。あまり長すぎると船上での取り回しが悪くなり、短すぎると深場での操作性に問題が生じます。6.5ft~7.5ft程度の長さが、操作性と感度のバランスを考慮した最適な範囲とされています。
ベイトタックルとスピニングタックルの選択についても検討が必要です。一般的に、ベイトタックルは巻き上げが楽ですが、投入から着底までに時間がかかるデメリットがあります。一方、スピニングタックルはキャスト性能に優れ、着底が早いという利点があります。どちらを選ぶかは個人の好みと釣り方によりますが、初心者にはスピニングタックルがおすすめです。
近年では、村上晴彦氏プロデュースの「海太郎 碧」シリーズなど、ディープアジング専用設計のロッドも多数登場しており、選択肢の幅が広がっています。これらの専用ロッドは、フラッシングジャークなどの特殊なアクションにも対応できるよう、細部まで計算された設計となっています。
シンカーは20号以上の重いウェイトが基本
ディープアジングにおいて、シンカー選びは釣果に直結する最重要要素の一つです。水深50m以上の深場では、軽いシンカーでは潮流に流されてしまい、底を取ることすらできません。そのため、20号(75g)以上の重いシンカーが基本となり、状況によっては40号(150g)クラスまで必要になることもあります。
🎣 水深別推奨シンカー重量表
水深 | 基本重量 | 強潮時重量 | 号数換算 |
---|---|---|---|
30m~40m | 20号(75g) | 25号(94g) | 軽めの部類 |
50m~60m | 25号(94g) | 30号(113g) | 標準的 |
60m~70m | 30号(113g) | 35号(131g) | やや重め |
70m~80m | 35号(131g) | 40号(150g) | 最重量級 |
浅い場所では20号(75g)、水深50m位になるような場所では30号(112.5g)〜40号(150g)まで揃えておきたい。
この引用からも分かるように、ディープアジングでは複数の重量のシンカーを準備しておくことが重要です。潮の流れは時間とともに変化するため、状況に応じて素早くシンカーを交換できる準備が必要なのです。
シンカーの形状も重要な要素です。ディープアジング専用シンカーは一般的にロケット型やスリム型が採用されています。これは水の抵抗を最小限に抑え、素早く底まで到達させるためです。代表的な製品として、イッセイ海太郎の「ヌケガケロケット」や、レインズの「ディープアジングシンカー」などがあります。
また、最近のディープアジング専用シンカーには、グロー塗装が施されたものも多くあります。深場の薄暗い環境において、シンカー自体がアピール効果を発揮し、アジの注意を引く役割も果たします。特に先端部分にグロー塗装を施すことで、カマスやサゴシなどの歯の鋭い魚からのアタックを分散させる効果も期待できます。
💡 シンカー選びのポイント
- スイベル装着:15号まではスイベル装着でライントラブル軽減
- 強度設計:U字ワイヤー貫通で着底感度アップ
- 連結可能:ウェイト追加時のシンカー連結対応
- 表示明確:号数とグラム両方記載で認識しやすい
シンカーのカラーについても戦略的に選択する必要があります。ピンクグローやマットブラックなど、状況に応じて使い分けることで釣果に差が出ることがあります。明るい日中はマットブラック、薄暗い環境や夕まずめ時はピンクグローといった具合に、時間帯や天候に合わせた選択が効果的です。
さらに、シンカーの交換効率も実釣では重要な要素となります。頻繁にシンカーを交換する必要があるため、スナップやクリップを使用して素早く交換できるシステムを構築しておくことが、釣果アップのカギとなります。特に船上では時間が限られているため、効率的なタックルシステムの構築が成功への近道といえるでしょう。
仕掛けは村上式天秤やバチコン仕掛けが効果的
ディープアジングの仕掛けは、その特殊な環境に対応するため、従来のアジング仕掛けとは大きく異なります。最も効果的とされているのが、**村上晴彦氏が開発した「村上式天秤(伊勢天秤)」と、それに組み合わせる「バチコン仕掛け」**です。これらの仕掛けは、深場での感度確保と大型アジの確実なキャッチを両立させる画期的なシステムです。
🔧 主要なディープアジング仕掛けの種類
仕掛けタイプ | 特徴 | 適用場面 | メリット |
---|---|---|---|
バチコンTYPE1 | ロングリーダー30-35cm | 活性の高い時 | ナチュラルアピール |
バチコンTYPE2 | ショートリーダー20-25cm | 渋い時のリアクション | トリッキーアクション |
バチコンTYPE0 | 一本鈎仕様35cm | からみ軽減重視 | トラブルレス |
村上式天秤 | テンビン仕掛け | 強潮時 | 安定性抜群 |
TYPE1 【喰わせ!!】30~35cmのロングリーダー(ハリス)でワームがナチュラルにギガアジを漂ってくれます。ボトム周辺と中層を同時に狙える段差仕掛仕様。
この引用で説明されているように、バチコン仕掛けはターゲットの活性に応じて使い分けることが重要です。TYPE1は活性の高いアジに対してナチュラルなアプローチで誘い、TYPE2は低活性時にリアクションで口を使わせる戦略です。
バチコン仕掛けの最大の特徴は、リーダーとジグヘッドの結束にフリーノットを採用していることです。これにより、ジグヘッドの動きを妨げることなく、常にフックポイントが上向きをキープします。この設計により、深場でもワームが自然な姿勢を保ち、アジに違和感を与えることなくアプローチできます。
また、エダスの結束にはハーフヒッチを4回行うという独特の方法が採用されています。これにより、エダスの長さを現場で簡単に調整でき、その日のアジの泳層に合わせた細かなチューニングが可能になります。この柔軟性は、刻々と変化する深場の状況に対応する上で非常に重要な要素です。
⚙️ バチコン仕掛けの基本仕様
- リーダー(ハリス):フロロカーボン2号~3号
- 元リーダー(幹糸):フロロカーボン3号~3.5号
- ジグヘッド:レベリングヘッド太軸金鈎0.3g #8
- 結束方法:フリーノット(ジグヘッド)、ハーフヒッチ4回(エダス)
村上式天秤は、従来の胴付き仕掛けを発展させた形状で、シンカーとワームの分離を最適化した設計となっています。この天秤により、潮流の強い深場でもワームが自然に踊り、アジの食い気を刺激します。また、天秤の構造上、根掛かりした際もシンカーのみのロストで済むことが多く、経済的なメリットも大きいです。
近年では、レインズからディープアジング専用のリーダーも発売されており、道糸直結セッティングで手軽にバチコンアジングを始められる環境が整っています。ショート枝17cmとロング枝22cmの2タイプが用意されており、状況に応じて使い分けることで、より効果的なアプローチが可能になります。
PEラインは0.6号以上でリーダーは太めを選ぶ
ディープアジングにおけるライン選択は、深場での感度確保と大型アジとのファイトを両立させる重要な要素です。一般的なアジングで使用される細いラインでは、深場の過酷な環境と大型アジのパワーに対応できません。そのため、PEラインは0.6号以上、リーダーは10lb(2.5号)以上の太めのセッティングが基本となります。
📏 ディープアジング推奨ライン仕様
ライン種類 | 推奨号数・強度 | 長さ | 理由 |
---|---|---|---|
PEメイン | 0.6号~1.0号 | 150m以上 | 深場での強度確保 |
リーダー | 10lb~12lb(2.5号~3号) | 1m~1.5m | 大型魚対応 |
エダス | 8lb~12lb(2号~3号) | 調整可能 | ジグヘッド接続 |
個人的にはPEラインの0.6号以上を150mにフロロカーボンリーダー10lb(2.5号)以上。バチコン仕掛けでのエダス(ジグヘッドへのライン)も最低8lb(2号)は欲しいと思う。
この引用からも分かるように、ディープアジングではすべてのライン要素を太めに設定することが重要です。これは単に強度の問題だけでなく、深場での感度確保という観点からも必要な仕様なのです。
PEラインについては、シンキングPEを選択することが推奨されています。通常のPEラインは水に浮く性質がありますが、シンキングPEは水中で沈むため、深場での糸フケを抑制し、アタリの伝達を向上させます。特にサンラインの「ALMIGHT」シリーズなどは、質量とハリがあるため、深場での感度向上に大きく貢献します。
🌊 シンキングPEの利点
- 糸フケ抑制:水深が深くなっても線が垂直を保ちやすい
- 感度向上:アタリが手元にダイレクトに伝わる
- 潮流対応:流れの影響を受けにくい
- ライン管理:水中での視認性が良い
リーダーにはフロロカーボンを使用するのが一般的です。フロロカーボンは比重が重く、水中での光の屈折率が水に近いため、魚に警戒心を与えにくいという特性があります。また、擦れに強く、深場での根ズレや大型魚の歯に対する耐性も優れています。
ライン長についても注意が必要です。PEラインは150m以上巻いておくことが推奨されています。これは、深場では想像以上にラインを使用し、また大型魚とのファイト時にはドラグを出すことも多いためです。十分な長さがないと、途中でラインが足りなくなる危険性があります。
また、ディープアジングでは外道として大型魚が掛かることも多く、マダイやヒラメ、時にはブリクラスの青物が掛かることもあります。このような状況に備えて、すべてのライン要素に余裕を持った強度設定をしておくことが、予期せぬ大物をキャッチするためには必要不可欠です。
ラインのメンテナンスも重要な要素です。深場での使用はラインに大きな負荷をかけるため、釣行後は必ずライン状態をチェックし、必要に応じて先端部分をカットして更新することが大切です。特にリーダー部分は消耗が激しいため、定期的な交換が安全な釣行のためには欠かせません。
ディープ アジングの実践テクニックと攻略法
- ワームカラーはグロー系とホワイト系が鉄板
- 水深とレンジ攻略がディープアジング成功の鍵
- フラッシングジャークが大型アジを誘う効果的なアクション
- 潮流の速さに応じたシンカー重量の調整が重要
- 関西エリアの紀淡海峡や三重県が有名ポイント
- 夜釣りより日中の方が大型が期待できる傾向
- まとめ:ディープアジングで50cm超えを目指すポイント
ワームカラーはグロー系とホワイト系が鉄板
ディープアジングにおけるワームカラーの選択は、浅場のアジングとは全く異なるアプローチが必要です。水深50m以上の深場では太陽光がほとんど届かず、薄暗い環境でアジにアピールするためには、グロー(蓄光)系とホワイト系が最も効果的とされています。これらのカラーは深場の環境において最大限の視認性を発揮し、アジの注意を引きつけます。
🎨 ディープアジング推奨カラーチャート
カラー系統 | 効果的な状況 | 理由 | 代表カラー |
---|---|---|---|
グロー系 | 薄暗い深場全般 | 蓄光効果で存在感抜群 | ピカピカオーロラ、グローホワイト |
ホワイト系 | 日中の深場 | 反射光でアピール強化 | パールホワイト、ホワイトパワー |
ピンク系 | 低活性時 | リアクション効果 | ショックピンク、グローピンク |
チャート系 | 濁り気味の時 | 高いアピール力 | ショックチャート、グローチャート |
またカラーで絶対に揃えておきたいのはホワイト系のグローだろう。他にはパープル・クリアーラメ・パールホワイト・スモークラメを持っていけば一先ずは何とかなる。
この引用からも分かるように、ホワイト系のグローは絶対に外せないカラーとされています。これは深場での視認性と、アジが本能的に反応しやすい色合いが組み合わさった結果といえるでしょう。
最近では、ディープアジング専用カラーとして開発された製品も多数登場しています。レインズの2024年ディープアジング対応カラーシリーズは、その代表例です。これらのカラーは**全色にグロー&UV(紫外線発光剤)**を使用し、深場での存在感を最大限に高める設計となっています。
特に注目すべきは「ディープピカピカオーロラ」というカラーです。クリアーベースにグローを大量に配合し、さらにGS(グロースティック)&オーロララメ+UVを組み合わせた究極の視認性カラーとなっています。このような複合的なアプローチにより、様々な角度からの光を反射・蓄光し、アジに強烈なアピールを行います。
🌟 2024年ディープアジング対応カラーの特徴
- ディープホワイトパワー:パールホワイトに多色ラメ+UV配合
- ディープショックピンク:パールピンクベースのツートンカラー
- ディープショックチャート:パールチャートの高アピール仕様
- ディープホットオレンジ:オレンジ+UV配合の目立ちカラー
ワームのサイズについても、深場では2.5インチ~3.5インチという大きめのサイズが効果的です。これは大型アジの口に合わせたサイズ設定であり、また深場でのアピール力を高める効果もあります。30cmを超える大型アジであれば、3.5インチや4インチのワームでも違和感なく捕食してくるため、思い切って大きなサイズを使用することが大型アジキャッチの秘訣です。
カラーローテーションの戦略も重要です。まずは定番のグローホワイト系から開始し、反応が薄い場合はピンク系やチャート系に変更するのが基本パターンです。また、時間帯によってもカラーを変更し、日中は反射系、薄暗くなってきたらグロー系を強化するといった使い分けが効果的です。
さらに、ワームの集魚材配合も深場では重要な要素となります。視覚だけでなく嗅覚にもアピールすることで、より確実にアジを寄せることができます。特に低活性時には、集魚材配合ワームの効果が顕著に現れることが多いため、必ず準備しておきたいアイテムの一つです。
水深とレンジ攻略がディープアジング成功の鍵
ディープアジングにおいて、水深の把握とレンジ攻略は釣果を大きく左右する最重要要素です。アジは回遊魚の性質を持ちながらも、その日の条件によって特定の水深レンジに集中することが多く、このレンジを見つけ出すことが成功への近道となります。一般的に、ボトムから10m以内の範囲でアジが回遊することが多いとされていますが、活性や餌の状況によって大きく変動します。
📊 水深別アジの行動パターン
水深帯 | アジの行動 | 攻略法 | 注意点 |
---|---|---|---|
ボトム~3m | 餌待ち・定位 | ボトムバンピング | 根掛かり注意 |
3m~6m | 活発な捕食 | リフト&フォール | 最も期待できるレンジ |
6m~10m | 回遊・探餌 | 横のアクション | 群れを見つけたら集中攻撃 |
10m以上 | 浮き気味・高活性 | フォール重視 | レンジキープが重要 |
レンジ攻略の基本は、まずボトムを確実に取ることから始まります。重いシンカーでしっかりと着底させ、そこから段階的に上のレンジを探っていくのが効率的です。ボトムタッチの感覚は、最初のうちは分かりにくいかもしれませんが、経験を積むことで確実に身につきます。
レンジはめまぐるしく変化しているが、変化幅は3m前後なのでなんとかついていける。水深20mのポイントなので普通に3mの幅で行ったり来たりする。
この引用から分かるように、アジのレンジは常に変化しており、その変化幅は3m程度であることが多いようです。つまり、一度アジを見つけたレンジの±3m範囲を重点的に攻略することで、継続的な釣果が期待できるということです。
水深の計測には、現代では魚群探知機や探見丸などの電子機器が非常に有効です。これらの機器により、リアルタイムでアジの群れの位置を把握し、効率的にアプローチすることが可能になります。ただし、これらの機器がない場合でも、ラインの出る長さや着底までの時間から水深を推測することは可能です。
🎯 効果的なレンジ攻略テクニック
- 段階的攻略:ボトムから3m、6m、10mと段階的に探る
- レンジキープ:ヒットしたレンジを記録し、重点的に攻める
- 時間変化対応:時間経過とともにレンジが変化することを意識
- 船長情報活用:船長のアナウンスを積極的に活用
特に重要なのは、アジが中層に浮いた時の対応です。活性が上がってアジが中層に浮いてくると、フォールの釣りが非常に効果的になります。この時は、ラインのテンションを繊細にコントロールし、ジグのフォールスピードを調整することで、小さなアタリも確実にキャッチできるようになります。
また、レンジ攻略では船の流し方も重要な要素となります。船が一定方向に流れている場合、ワームも同じ方向に引っ張られるため、実際のレンジと感覚的なレンジにズレが生じることがあります。このような状況では、船長との連携を密にし、正確な水深情報を共有することが重要です。
さらに、潮の満ち引きによってもアジのレンジは変化します。満潮時は浅めのレンジ、干潮時は深めのレンジに移動する傾向があるため、潮汐表を確認して釣行することで、より効率的なレンジ攻略が可能になります。この潮汐による変化を読むことができれば、一歩上のディープアジンガーとして成長できるでしょう。
フラッシングジャークが大型アジを誘う効果的なアクション
フラッシングジャークは、村上晴彦氏が考案したディープアジング専用のアクションで、従来のアジングアクションとは一線を画す革新的な技術です。このアクションの核心は、ジグの動きそのものよりも、細かいシェイクとリーリングが生み出す光の明滅(フラッシング)効果でアジの捕食スイッチを入れることにあります。深場の薄暗い環境において、この光の変化は非常に強力なアピール要素となります。
⚡ フラッシングジャークの基本要素
要素 | 動作 | 効果 | ポイント |
---|---|---|---|
シェイク | 竿先の細かい振動 | ジグの明滅効果 | 大きく動かさず小刻みに |
リーリング | 一定速度の巻き上げ | 横方向の誘い | 活性に応じて速度調整 |
フォール | テンションフォール | 食わせの間 | ラインの変化を見逃さない |
ステイ | 動きを止める | 警戒心の解除 | 短時間で効果的 |
シャクリ方は、なるべくジグをキラキラさせることを意識する。大きく動かす必要はなく、ジグの重さを感じながら小刻みにフラッシングさせていると、近くにいるアジが飛んできてひったくるようなアタリが出る
この引用から分かるように、フラッシングジャークでは**「ジグをキラキラさせる」**ことが最も重要な要素です。これは単純な上下のアクションではなく、ジグの角度を微妙に変化させることで光の反射面を変え、魚に対して強烈な視覚的刺激を与える技術なのです。
フラッシングジャークのリーリング速度は、アジの活性に応じて調整することが重要です。基本的なパターンとしては、日中は速めのアクションでリアクション的にスイッチを入れ、夕まずめに向けて徐々にスピードを落とすのが効果的とされています。これは、アジの活性変化と周囲の明るさの変化に対応した戦略的なアプローチです。
🌅 時間帯別フラッシングジャーク戦略
- 早朝~午前:中速リーリング+強めのシェイク
- 日中:高速リーリング+短いシェイク(リアクション重視)
- 夕まずめ:低速リーリング+長めのシェイク
- 夜間:極低速+ソフトなシェイク
このアクションを効果的に行うためには、適切なタックルセッティングが不可欠です。特に、ロッドの感度とレスポンスが重要で、MHクラス以上の硬めのロッドでありながら、細かい操作に対応できる繊細さも求められます。シマノのソアレCI4+ディープアジングシリーズなどは、この要求を満たす代表的なロッドといえるでしょう。
フラッシングジャークの誘う範囲は、基本的にボトムから10mを基準として、その時々の泳層やヒットパターンに合わせて上下に調整します。バーチカルゲームではアジのタナが目まぐるしく変わるため、探見丸などでリアルタイムに確認しながら攻めることが有利です。
また、フラッシングジャーク中のアタリの取り方も特殊です。従来のアジングのような繊細なアタリではなく、「ひったくるような」強いアタリが出ることが多いため、常にフッキングの準備をしておく必要があります。しかし、アジの口は柔らかいため、過度な力でのフッキングは禁物です。確実なアタリを感じたら、適度な力でしっかりとフッキングすることが大切です。
さらに、フラッシングジャークではジグ(シンカー)自体のアピール力も重要な要素となります。そのため、グロー塗装が施されたシンカーや、反射効果の高いシルバー系のシンカーを使用することで、より高い効果が期待できます。このような細部への配慮が、フラッシングジャークの効果を最大限に引き出すカギとなるのです。
潮流の速さに応じたシンカー重量の調整が重要
ディープアジングにおいて、潮流の変化に応じたシンカー重量の調整は、釣果を大きく左右する重要な技術です。深場では表層とは異なる潮流が発生することが多く、また時間の経過とともに潮の速さも変化するため、状況に応じて素早くシンカーを交換できる準備と技術が必要不可欠です。
🌊 潮流状況別シンカー選択基準
潮流状況 | シンカー重量 | 特徴 | 対応策 |
---|---|---|---|
潮止まり | 20号~25号 | 最軽量で対応可能 | 軽めから開始 |
緩い流れ | 25号~30号 | 標準的な重量 | ベーシックな重さ |
中程度の流れ | 30号~35号 | やや重めが必要 | ラインの角度確認 |
強潮流 | 35号~40号 | 最重量が必要 | 根掛かり注意 |
しかし潮が飛び始め、25号のシンカーでは釣りにならず、30号でもラインが大きくなびく。この速潮が原因なのか、食い自体はいつもの半分以下のようだ。
この引用から分かるように、潮流の変化は釣果に直接的な影響を与えます。適切な重量のシンカーを使用していないと、底を取ることができず、結果的にアジとの接触機会を失ってしまうのです。
シンカー重量の調整タイミングを見極めるには、ラインの角度を常に観察することが重要です。理想的な状態は、ラインが水面に対して70度~90度の角度を保つことです。この角度が緩くなってきたら、より重いシンカーに交換する合図となります。
また、着底感の確認も重要な判断材料です。シンカーが底に着いた瞬間の感触が曖昧になったり、着底後すぐにラインが張らなくなったりする場合は、潮流に流されている証拠です。このような状況では、迷わずより重いシンカーに交換することが必要です。
⚖️ シンカー交換の判断基準
- ラインの角度:45度以下になったら重量アップ
- 着底感:不明瞭になったら即座に交換
- アクション効果:ワームの動きが鈍くなったら調整
- アタリの減少:明らかに反応が落ちたら重量見直し
シンカー交換を効率的に行うためには、スナップやクリップを使用したシステムを構築しておくことが重要です。直結では交換に時間がかかり、貴重な釣り時間を無駄にしてしまいます。特に船上では時間が限られているため、素早い交換システムは必須の装備といえます。
潮流の変化には周期性があることも理解しておく必要があります。満潮や干潮の前後では潮流が強くなる傾向があり、潮止まり前後では流れが緩くなります。この潮汐表を事前にチェックしておくことで、ある程度の潮流変化を予測し、準備することが可能になります。
さらに、風の影響も考慮する必要があります。表層の風による流れと、深場の潮流が異なる方向に作用する場合、ラインにねじれが生じ、予想以上に重いシンカーが必要になることもあります。このような複合的な要因を理解し、総合的に判断することが、ディープアジングの上達には欠かせません。
また、シンカーの形状による違いも理解しておくべきです。同じ重量でも、ロケット型のようなスリムな形状の方が潮流の抵抗を受けにくく、丸型のシンカーより軽い感覚で使用できます。そのため、潮流が強い状況では、重量だけでなく形状も考慮したシンカー選択が効果的です。
関西エリアの紀淡海峡や三重県が有名ポイント
ディープアジングの聖地として知られているのが、関西エリアの紀淡海峡(友ヶ島水域)と三重県紀北エリアです。これらの海域は、水深が深く、豊富な餌環境に恵まれているため、大型アジが安定して生息しており、年間を通して50cm超えのギガアジを狙うことができる貴重なフィールドとなっています。
🗺️ 関西ディープアジング主要ポイント
エリア名 | 水深 | 特徴 | シーズン | アクセス港 |
---|---|---|---|---|
紀淡海峡 | 50m~80m | 年間通して安定 | 周年 | 和歌山・加太港 |
三重県紀北 | 40m~70m | 秋冬がピーク | 10月~3月 | 三浦港 |
大阪湾南部 | 30m~60m | アクセス良好 | 11月~2月 | 泉佐野・関空周辺 |
淡路島周辺 | 40m~75m | 潮通し良好 | 10月~4月 | 洲本港・津名港 |
大阪湾南部、淡路島と和歌山の田倉崎の間に位置する紀淡海峡(友ヶ島水域)においてボートからのアジングがめちゃくちゃ熱い。秋から冬にかけてのハイシーズンには日中でも50クラスの釣果が見られるエリアで、遊漁船も年々増えつつある期待のフィールドだ。
この引用からも分かるように、紀淡海峡は日中でも50cm級の釣果が期待できる、まさにディープアジングの聖地といえる場所です。このエリアの特徴は、潮通しの良さと豊富なベイトフィッシュの存在にあります。
紀淡海峡エリアでは、水深50m以上の場所で良型が連発することが多く、特に友ヶ島周辺の深場は一級ポイントとして知られています。このエリアは、黒潮の影響を受けやすく、栄養豊富な海水が常に流入するため、アジの餌となる小魚やプランクトンが豊富に存在しています。
一方、三重県の紀北エリア、特に三浦港から出船するディープアジングも非常に人気が高いポイントです。このエリアでは、水深60m前後をメインに攻略し、40cm~50cm超えのアジが安定して釣れることで知られています。
🎣 三重県紀北エリアの特徴
- 水深:60m前後がメインポイント
- ターゲットサイズ:40cm以上が標準
- 釣行時間:午後7時出船、11時沖上がりの短時間勝負
- 料金:8,000円程度とリーズナブル
- 定員:6人までの少人数制
このエリアの魅力は、仕事終わりでも参加できる時間設定と、少人数制による快適な釣り環境にあります。また、料金も比較的リーズナブルに設定されており、ディープアジング初心者でも気軽にチャレンジできる環境が整っています。
これらのエリアで効果的な攻略法は、まず地形変化のある場所を重点的に攻めることです。海底に起伏があるポイントでは、アジが定位しやすく、また餌となる小魚も集まりやすいため、良型の確率が高くなります。
また、潮の流れの変化も重要な要素です。特に潮目が形成されるエリアでは、プランクトンや小魚が集まりやすく、それを狙ってアジも集まってきます。船長の指示に従いながら、こうした海況変化を読むことが、安定した釣果につながります。
さらに、これらのエリアでは外道の豪華さも魅力の一つです。マダイ、ヒラメ、時にはブリクラスの青物まで、様々な魚種が混じって釣れることがあります。ディープアジングの仕掛けは意外に汎用性が高く、これらの外道も十分に対応できるため、予期せぬ大物との出会いも期待できます。
夜釣りより日中の方が大型が期待できる傾向
ディープアジングにおいて興味深い特徴の一つが、従来のアジングの常識を覆す**「日中の方が大型が期待できる」**という傾向です。これは浅場でのアジングとは大きく異なる特性で、ディープアジング特有の環境と大型アジの生態に関係していると考えられています。
☀️ 時間帯別釣果傾向比較
時間帯 | 大型率 | 数釣り | 活性 | 攻略法 |
---|---|---|---|---|
早朝(4-6時) | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 中程度 | 中速アクション |
日中(8-15時) | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | 高い | フラッシングジャーク |
夕まずめ(16-18時) | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 最高 | スローアクション |
夜間(19-23時) | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | 中程度 | グロー系ワーム |
この現象の背景には、深場の光環境が大きく関係していると推測されます。水深50m以上では、日中でも薄暗い環境となっており、むしろこの程度の明るさが大型アジの活動に適しているのかもしれません。また、深場に住む大型アジは、表層の小型アジとは異なる摂餌パターンを持っている可能性も考えられます。
このアジングが注目されるその理由はなんといってもそのサイズ。下で30cm、40cmは当たり前、50cmオーバーだって狙えるというからただ事ではない。フィッシング光栄でのボートアジングは、午後7時出船、11時沖上がりの比較的短時間の勝負。
この引用にある通り、多くのディープアジング船が夜間に出船していますが、これは仕事終わりの時間帯に合わせたサービス的な意味合いが強く、必ずしも夜が最適な時間帯というわけではないようです。
日中のディープアジングが効果的な理由として、以下のような要因が考えられます:
🔍 日中ディープアジングの有利な要因
- フラッシング効果:日光が届く程度の明るさでジグの反射が効果的
- ベイトフィッシュ活動:小魚の活動が活発で大型アジも活性が上がる
- 視認性:適度な明るさでアジがワームを発見しやすい
- 船の安定性:日中の方が海況が安定しやすい
特に重要なのは、フラッシングジャークの効果が日中に最大化されることです。この技術は光の反射を利用したアプローチであるため、ある程度の光量がある環境の方が効果的なのは理にかなっています。完全な暗闇では、せっかくのフラッシング効果も半減してしまう可能性があります。
また、日中の釣行では船上での作業効率も向上します。仕掛けの交換やトラブル処理なども素早く行えるため、実質的な釣り時間の確保にもつながります。特にディープアジングでは頻繁にシンカー交換が必要になるため、この効率性は意外に重要な要素となります。
ただし、日中のディープアジングにも注意点があります。紫外線対策は必須であり、長時間の船上では熱中症のリスクも高まります。また、風が強い日は海況が悪化しやすく、釣行自体が困難になる場合もあります。
時間帯によるアクションの使い分けも重要です。日中は比較的速めのアクションでリアクション的にアプローチし、夕まずめ以降は徐々にスローダウンしていくのが基本パターンです。この時間変化に応じた戦略的なアプローチが、ディープアジングでの安定した釣果につながります。
さらに、日中のディープアジングではワームカラーの選択も重要になります。強い光の下では、グロー系よりもクリア系やナチュラル系のカラーが効果的な場合もあります。状況に応じて柔軟にカラーローテーションを行うことで、より確実に大型アジにアプローチできるでしょう。
まとめ:ディープアジングで50cm超えを目指すポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- ディープアジングは水深50m以上で40cm~50cm超えの大型アジを狙う専門釣法である
- バチコンアジングの逆ダウンショット構造により深場での高感度と操作性を実現する
- 専用ロッドはMHクラス以上の硬さで最大40g以上のルアーウェイトに対応する必要がある
- シンカーは20号から40号まで潮流に応じて使い分けることが重要である
- 村上式天秤とバチコン仕掛けが最も効果的な仕掛けシステムである
- PEラインは0.6号以上、リーダーは10lb以上の太めセッティングが基本である
- ワームカラーはグロー系とホワイト系が深場での視認性を最大化する
- レンジ攻略ではボトムから10m以内を重点的に3m幅で探ることが効果的である
- フラッシングジャークは細かいシェイクとリーリングで光の明滅効果を生み出す
- 潮流変化に応じたシンカー重量調整がアタリを確実に取るカギとなる
- 紀淡海峡と三重県紀北が関西エリアの代表的ディープアジングポイントである
- 従来のアジングと異なり日中の方が大型アジの確率が高い傾向にある
- 専用タックルへの投資と正確な情報収集が成功への最短ルートである
- 安全装備と船酔い対策を万全にして快適な釣行環境を整えることが大切である
- 継続的な実践経験を積むことで深場特有のアタリとファイトテクニックを習得できる
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 満月大潮のディープアジング | Fishing Guide SEA SOUND
- 水深50m~80mのスーパーディープバチコン(アジング)の考察 : ” Waterside meeting ” on the wonderful nature !!
- 【村上晴彦のバチコン・ディープアジング講座】超初心者でも明日から「バチコン」が始められるゾ! | 釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」
- ディープアジングで50㎝超えアジを狙う 速潮に苦戦【三重県・紀北】 | TSURINEWS
- Amazon | シマノ(SHIMANO) アジングロッド ソアレ CI4+ ディープアジング FJ-B604MH-S フラッシングジャークベイト | シマノ(SHIMANO) | ロックフィッシュ・アジングロッド
- レンジが大事!ディープエリアでのジグ単アジング。そしてちょっとお知らせ | 釣りバカキノピーが行く!!
- ディープアジング(バチコン)リーダー、ディープアジングシンカー
- 霜月の若狭湾ディープアジング(前編)~バチコンとは何ぞや~: 海が、呼んどんねん
- 2024 ディープアジング対応カラー
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