広島県の灰塚ダムは、バスフィッシングの名所として知られています。2024年の最新の釣果データによると、40cm以上の良型バスが安定して釣れており、特に春のシーズンには50cmアップのビッグバスも捕獲されています。

ダム湖の特徴として、水温変化が顕著で、上流域では18度前後まで上がる水域があり、エリアによって釣り方を変える必要があります。また、立ち入り禁止区域の設定や野生動物への注意など、釣行の際には知っておくべき重要な情報も多くあります。
この記事のポイント!
- 灰塚ダムの最新の釣果情報と有効なルアー選択
- エリア別の特徴と水温変化による釣り方の違い
- ボート釣り・陸っぱり両方の重要ポイント
- 安全な釣行のための注意点と規制情報
灰塚ダムのバス釣りポイントと釣果情報を完全網羅
- 灰塚ダムの基本情報と特徴を解説
- ボート利用時の注意点とスロープ情報
- 陸っぱり釣りが可能なエリアと立入禁止区域
- シーズン別の釣果パターンと釣れる魚種
- 水温と水深で狙う春のビッグバスポイント
- 初心者向けのおすすめポイント案内
灰塚ダムの基本情報と特徴を解説
灰塚ダムは広島県庄原市に位置する釣り場で、ブラックバス、ナマズ、トラウト、コイの4魚種が主に生息しています。特にブラックバスの釣果が豊富で、2024年の記録では40cm以上の良型が安定して釣れています。
ダム湖の特徴として、水温の変化が大きく、特に春季は本湖と上流域で大きな水温差が生じます。上流域では18度前後まで水温が上がる一方、本湖では11~12度程度に留まることがあります。
現地には駐車場とトイレが完備されており、基本的な釣り場としての設備は整っています。天気や水位などの情報も管理されており、釣行前に確認できるシステムが整備されています。
水域によって釣り方を変える必要があり、特に春は水温差を意識した釣りが重要です。上流域の濁り具合も釣果に大きく影響するため、エリア選択の重要な判断材料となっています。
ダム湖での釣りは基本的に「自己責任」による「自由使用」となっていますが、一部エリアでは立入禁止区域が設定されているので注意が必要です。外来魚のリリースは禁止されており、ルールを守った釣行が求められています。
ボート利用時の注意点とスロープ情報
灰塚ダムではエンジン付きボートの使用が禁止されています。これは三次市の水源となっているため、オイル漏れによる水質事故を防ぐための規制です。
スロープの状況について、地元アングラーからは「おろしにくい」という指摘があります。特に水位の変動によって使用条件が変わることがあるため、事前確認が推奨されています。
ボート使用の際は河川敷地一時使用届の提出が必要な場合があります。特に不特定多数が参加するイベントなどでは届出が必須となっています。一方で、個人や少人数でのボート使用では基本的に届出は不要です。
立入禁止・制限区域が設定されており、ボートでもこれらの区域には進入できません。特にダム堤体付近や管理施設付近は完全な立入禁止となっています。
天候が悪い際のボート使用は控えるよう注意喚起がされています。また、他の利用者との譲り合いの精神も重要とされています。
陸っぱり釣りが可能なエリアと立入禁止区域
反谷大橋下は以前人気のポイントでしたが、現在は水没しており、フェンスで立入が制限されています。ただし、今後解放される可能性も示唆されています。
湯谷大橋下は現在も釣り場として利用可能で、駐車スペースも確保されています。広いエリアを探ることができ、実績も良好なポイントとされています。
才ノ峠広場は釣り場としてはやや規模が小さく、30cm程度のバスが中心となっています。ただし、ボートの発着場所としては適しています。
田戸岬は狭いエリアながら釣り場として利用されていますが、釣り圧の影響を受けている可能性があります。利用の際は混雑状況を確認することをお勧めします。
記念公園周辺は対岸に渡って釣りをすることで良好なポイントにアクセスできます。特に木陰になっている場所では、捕食活動が確認されています。
その他、駐車可能な場所からガードレールを越えて降りられるポイントが点在しています。水辺の整備された箇所では比較的安全に釣り場にアクセスできます。
シーズン別の釣果パターンと釣れる魚種

2024年の釣果データによると、灰塚ダムでは春季に特に良好な釣果が報告されています。3月から5月にかけては、水温の上昇とともにビッグバスの活性が上がっています。
釣果記録では、ブラックバスが最も多く報告されており、サイズも20cmから50cm超まで幅広く確認されています。2024年5月には46cmの個体が記録されるなど、大型魚の釣果も安定しています。
春季には上流域の水温が18度前後まで上昇し、この時期特有の濁りも発生します。この条件下で良型バスが多く捕獲されており、特に中層を意識した釣りが効果的とされています。
ナマズの釣果も報告されており、特に藻場周辺での活性が確認されています。以前は記念公園周辺の藻場でナマズが良く釣れていましたが、現在は環境が変化しているようです。
2024年の釣果速報では、9月上旬まで継続的な釣果が報告されています。特に早朝と夕方の時間帯に安定した釣果が出ており、季節を通じて釣りが楽しめる水域となっています。
水温と水深で狙う春のビッグバスポイント
春季の灰塚ダムでは、本湖と上流域で明確な水温差が生じます。本湖では11~12度程度の水温に対し、上流域では18度前後まで上昇することが確認されています。
水温の高い上流域では、特徴的な濁りが発生します。この濁りは春季特有の現象で、水温が高いエリアほど顕著に見られます。この条件下で良型バスが活性化する傾向があります。
中層を意識した釣りが効果的で、特にリップラップ周辺での釣果が報告されています。ストラクチャーに絡む形でのアプローチが、大型魚を狙う上で重要なポイントとなっています。
水深の変化に富むエリアでは、バスが浅場と深場を行き来する習性が確認されています。特に立ち木周辺の水深変化のあるポイントでは、良型が確認されています。
温かい表層水と冷たい深層水の境界線(サーモライン)を意識した釣りも効果的です。この層を狙った釣りでは、40cm以上の良型バスが安定して捕獲されています。
初心者向けのおすすめポイント案内
初心者向けのポイントとして、湯谷大橋下がおすすめです。駐車スペースが確保されており、広いエリアを探ることができます。実績も良好で、アクセスも比較的容易です。
才ノ峠広場は、30cm程度のバスが中心となっており、初心者でも楽しめるサイズのバスを狙えます。また、周辺の環境も整備されており、安全に釣りを楽しむことができます。
記念公園周辺は、駐車場からのアクセスが良好で、初心者でも安全に釣り場まで到達できます。特に木陰になっている場所では、バスの活性が高い傾向にあります。
野生動物への注意も必要です。熊の目撃情報があるため、鈴やラジオ、熊スプレーの携行が推奨されています。特に秋季は注意が必要です。
釣り場情報の入手先として、三次のかめやが地元の釣具店として挙げられています。初心者の方は、まずここで現地の情報を収集することをお勧めします。

灰塚ダムでバス釣りを楽しむためのコツと対策
- 実績のあるルアーと使い分けのポイント
- 水位変動と濁り具合での釣り方の使い分け
- 周辺の釣具店と情報収集スポット
- 野生動物への注意点と安全対策
- 釣り場までのアクセスと駐車場情報
- まとめ:灰塚ダムのバス釣りで50UPを狙うポイント
実績のあるルアーと使い分けのポイント
キャラメルシャッドにネイルシンカーを入れて中層を攻める方法が2024年の春に実績を出しています。水深50-80cm層をゆっくりと巻くことで、40-50cmクラスのバスが確認されています。
スイムベイトでの実績も報告されており、特に春先の早朝は追いかけてくるバスも多く確認されています。46-47cmクラスの良型が連続して釣れた記録があります。
クローンフライは大型魚のフォローに使用されており、チェイスがあった後の使用で反応が出ています。ただし、ラインブレイクなどのトラブルにも注意が必要です。
中層を狙う際は、水温の変化を意識したアプローチが重要です。冷たい水と暖かい水の境目となる中層でバスが活性化する傾向が確認されています。
春のビッグバスを狙う際は、スポーニングを意識した個体が活発に捕食活動を行っているポイントが狙い目です。お腹が大きい個体が確認できるポイントでは、落とし込みにも反応が出ています。
水位変動と濁り具合での釣り方の使い分け
春季の水温上昇期には、上流域で特徴的な濁りが発生します。この濁りのあるエリアは水温が高い傾向にあり、バスの活性も高くなっています。
水温の違いは明確で、本湖では12度前後、上流域では18度前後まで上昇することが確認されています。この水温差を意識したポイント選択が重要です。
濁り具合は餌を探すバスの行動にも影響を与えており、特に立ち木周辺での活性が高くなっています。魚探にも反応が多く映る傾向が確認されています。
貯水率100%の際は、岸際の草が水没して新たなカバーとなることがあります。このような状況では、カバー周りを丁寧に探ることで良型が狙えます。
冷たい水と暖かい水の境目となる中層では、バスが活発に捕食活動を行う傾向が見られます。この層を意識した釣りが、大型魚を狙う上で効果的となっています。
周辺の釣具店と情報収集スポット

三次市内のかめやでは、灰塚ダムの最新の釣果情報を入手することができます。地元アングラーからの情報も集まる重要な拠点となっています。
庄原市内にも釣具店が1店舗ありますが、バス釣り専門ではないようです。ただし、現地の情報を得られる可能性はあります。
アングラーズというアプリでは、灰塚ダムの釣果情報がリアルタイムで確認できます。2024年9月時点でも継続的な投稿が確認されています。
天気や水位などの情報は、灰塚ダム管理支所で確認することができます。電話での問い合わせも可能で、最新の状況を把握できます。
地元アングラーとの交流も情報源として重要です。親切にポイントを教えてもらえることもあり、現地での情報交換が有効です。
野生動物への注意点と安全対策
熊の目撃情報が報告されており、特に秋季は注意が必要です。対策として、鈴やラジオの携行が推奨されています。
イノシシの目撃例もあり、成人の腰ほどの大きさの個体が確認されています。熊スプレーの携行も有効な対策の一つとされています。
野生動物との遭遇を避けるため、単独での釣行は避け、常に周囲への注意を怠らないことが重要です。特に薄暮時は警戒が必要です。
上野公園周辺でも熊の目撃情報があり、散策路を奥に進む際は特に注意が必要です。鈴を付けることで、野生動物が逃げる効果が期待できます。
安全対策グッズとして、熊よけの鈴、ラジオ、熊スプレーなどの携行が推奨されています。これらは野生動物対策の基本装備となります。
釣り場までのアクセスと駐車場情報
灰塚ダムには複数の駐車スペースが設置されています。湯谷大橋下には駐車スペースがあり、釣り場へのアクセスも容易です。
トイレ施設も完備されており、長時間の釣行でも快適に過ごせる環境が整っています。Googleマップでも施設の場所が確認できます。
才ノ峠広場はボートの下ろし場としても利用されており、駐車スペースも確保されています。ただし、釣り場としては規模が小さめです。
記念公園からのアクセスルートもあり、駐車場から釣り場まで比較的アクセスが良好です。対岸への移動も可能です。
各ポイントへは、ガードレールを越えて降りられる場所が点在しています。水辺の整備された箇所では、安全なアクセスが可能です。

まとめ:灰塚ダムのバス釣りで50UPを狙うポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- ダム湖の水温差を意識したポイント選択が重要
- 春季は上流域の濁り水域で良型バスが活性化
- エンジン付きボートは使用禁止
- 立入禁止区域があり要注意
- キャラメルシャッドとスイムベイトの実績が顕著
- 中層を意識した釣りが効果的
- 野生動物対策は必須(熊・イノシシ)
- 各ポイントに駐車場・トイレ完備
- 三次のかめやで最新情報入手可能
- 水位変動で釣り場状況が変化
- アングラーズアプリで釣果情報確認可能
- 春季は40-50cmクラスが狙える
- 熊よけの装備(鈴・ラジオ・スプレー)推奨
- 湯谷大橋下が初心者向けポイント
- 外来魚のリリース禁止