神奈川県は東京湾と相模湾という二つの豊かな海に囲まれ、アジングファンにとってまさに聖地と呼べるエリアです。横浜の工業地帯から発生する温排水、三浦半島の潮通しの良い外洋、湘南の穏やかな湾内など、多様な環境がアジの生息に適した条件を作り出しています。川崎から横須賀、三浦、湘南、西湘まで、それぞれのエリアで異なる特徴を持つアジングポイントが点在し、初心者から上級者まで楽しめる釣り場が豊富に存在します。
この記事では、神奈川県内の実績豊富なアジングポイントを徹底解説し、各スポットの特徴、最適な時期、攻略法、注意点まで詳しく紹介します。東扇島西公園やふれーゆ裏といった定番スポットから、臨港パークのような都市型穴場、三崎港や城ヶ島の本格的な外洋ポイントまで、幅広い選択肢を提供します。また、常夜灯攻略のコツ、季節ごとの釣果パターン、タックル選択のポイントなど、実践的な情報も合わせてお届けします。
この記事のポイント |
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✅ 神奈川県内の実績豊富なアジングポイント15選の詳細情報 |
✅ 各エリアの特徴と最適な攻略時間帯・シーズンの解説 |
✅ 常夜灯・温排水・潮汐を活用した釣果アップテクニック |
✅ 初心者から上級者まで対応できるポイント選びの基準 |
神奈川県のアジングポイントで釣果を上げる定番スポット
- 東扇島西公園は神奈川県内屈指のアジングメッカである
- ふれーゆ裏は横浜市内で最も人気の高いアジングスポットの一つ
- 根岸湾・根岸港は火力発電所の温排水で一年中アジが狙える
- 大黒埠頭西緑地はベイブリッジ下の絶好ロケーション
- うみかぜ公園は横須賀エリア最大級のアジング釣り場
- 海辺つり公園は管理が行き届いた安全なファミリー向けスポット
東扇島西公園は神奈川県内屈指のアジングメッカである
川崎市にある東扇島西公園は、神奈川県内でも特に高い人気を誇るアジングスポットです。24時間開放されている点と充実した設備が大きな魅力で、都心からのアクセスの良さも相まって多くのアジンガーが訪れます。特に川崎新堤側の先端部分は潮通しが良く、アジの回遊が期待できる一級ポイントとして知られています。
東扇島西公園は川崎にある人口の島。ここは釣り公園ではないが釣り人のために整った環境がある。駐車場もあるし、釣具店もある。また、その釣具店から釣果情報を知ることもできる。公園内でアジが一番釣れるのは先端部分。川崎新堤側がいい。
この引用情報からもわかるように、東扇島西公園の先端部は特に実績が高いエリアです。しかし、この先端部は常連アングラーによる場所取りが激しく、マナーの問題も指摘されています。初心者の方は先端部以外のエリアでも十分に釣果が期待できるため、無理に先端部にこだわる必要はありません。
🎣 東扇島西公園の基本情報
項目 | 詳細 |
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所在地 | 川崎市川崎区東扇島 |
営業時間 | 24時間開放 |
駐車場 | あり(有料) |
トイレ | あり |
釣具店 | 勇竿釣具店(出張所) |
主要ターゲット | アジ、サバ、イワシ、青物 |
公園内には勇竿釣具店の出張所が常駐しており、釣具の購入や最新の釣果情報を得ることができます。また、常夜灯が豊富に設置されているため、夜間のアジングにも最適な環境が整っています。夜になると湾内を回遊するアジが入口付近まで寄ってくることも多く、朝夕のまずめ時以外でも十分に釣果が期待できるのが特徴です。
水深は比較的深く、遠投カゴ釣りやアジングの両方で楽しむことができます。ただし、目立った障害物が少ないため、アジのいるポイントを見つけるのがやや難しいかもしれません。常連の方々の釣り座や釣果情報を参考にしながら、効率的にポイントを探ることが重要です。
ふれーゆ裏は横浜市内で最も人気の高いアジングスポットの一つ
横浜市鶴見区にある「ふれーゆ裏」(正式名称:末広水際線プロムナード)は、24時間釣りができる貴重なスポットとして多くのアジンガーに愛されています。潮通しが良く、沖側にアジ釣りの遊漁船が現れるほどアジの魚影が濃いエリアとして知られています。
ふれーゆ裏は川崎市鶴見区にある遊歩道沿いの釣り場で、ふれーゆと呼ばれる施設の裏にあるため、ふれーゆ裏と呼ばれています。潮通しが良くアジの回遊が多いアジングスポットです。
明確な時合があることが特徴で、基本的に朝夕のまずめや夜間にしかアジは釣れません。日中は反応が薄いことが多いため、釣行時間を適切に選ぶことが釣果アップの鍵となります。また、堤防から水面までの距離が遠く、風の影響を受けやすいという特徴もあります。
⚓ ふれーゆ裏攻略のポイント
攻略要素 | 詳細 |
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最適時間帯 | 朝夕マズメ、夜間 |
注意点 | 風の影響、水面までの距離 |
根がかり対策 | 根が多いためボトム攻めは注意 |
混合魚種 | カサゴ、シーバス、メバル |
アクセス | 駐車場利用不可、路駐リスクあり |
根が多い地形のため、ボトムを探る際は根がかりに注意が必要です。実際、アジよりもカサゴの方が多く釣れるという報告もあります。しかし、アングラーズやYouTubeなどを見る限り、アジングの釣果を上げている人も一定数存在するため、適切なタックルとテクニックがあれば十分に楽しめるポイントです。
駐車場の問題については、以前はふれーゆの駐車場を利用できましたが現在は使用不可となっており、早朝や夜間の駐車場確保が課題となっています。多くの釣り人が路駐している現状もありますが、自己責任での判断が必要です。
根岸湾・根岸港は火力発電所の温排水で一年中アジが狙える
横浜市磯子区に位置する根岸湾・根岸港は、火力発電所の温排水の影響により周年アジが釣れることで有名なスポットです。特にローソン周辺エリアは障害物が多く、足元や近距離でアジが安定して釣れやすい環境が整っています。
根岸港は、横浜市磯子区にある釣り場。根岸湾の奥部に位置し比較的穏やかなのでアジングのように軽い仕掛けを扱う釣りにも適している。
水深は浅めですが、火力発電所の温排水により水温が安定しているため、冬場でもアジの活性が保たれます。これにより、他のポイントでアジが釣れにくい時期でも継続的に楽しめるのが大きな魅力です。
🌡️ 根岸湾の特徴と攻略法
特徴 | 詳細 |
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水温 | 火力発電所温排水で年中安定 |
水深 | 比較的浅い |
足場 | 良好(柵なしエリアあり) |
最適時間 | 夕マズメ〜夜 |
シーズン | 5〜6月は特に好調 |
近隣施設 | ローソン(トイレ・買い物) |
特にGWあたりから1ヶ月程度の産卵時期には多くのアジが接岸し、この時期には数多くのアジンガーが通っています。時間帯としては夕マズメから日が沈んでしばらくが最も釣れるイメージで、深夜から入った場合や朝マズメなどはあまり釣果が期待できない傾向があります。
足場は比較的良好ですが、一部エリアでは柵がないため落下には十分注意が必要です。その分、ロッドの扱いやすさは向上し、水面も近いためアジング自体は非常にしやすい環境となっています。
大黒埠頭西緑地はベイブリッジ下の絶好ロケーション
横浜ベイブリッジの真下に位置する大黒埠頭西緑地(通称:ベイ下)は、秋〜冬によくアジンガーが集まる人気スポットです。独特の景観と合わせて、夜間は22時〜5時の間道路が封鎖されるという特殊な環境が特徴的です。
大黒ふ頭西緑地(ベイ下)は横浜ベイブリッジの真下なのでベイ下とか呼ばれていることも。秋~冬によくアジンガーが集まる印象。
22時までに帰るか5時まで夜通し釣るという選択を迫られるため、計画的な釣行が必要です。しかし、この制約があることで夜間は比較的静かな環境が保たれ、集中してアジングを楽しめるという利点もあります。
🌉 大黒埠頭西緑地の注目ポイント
エリア | 特徴 |
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ベイブリッジ真下 | 人気ポイントだが混雑しやすい |
防波堤周辺 | アジ目当ての釣り人に人気 |
緑地左端 | 比較的空いている穴場 |
緑地右端 | 壁際でのヒット実績あり |
その他エリア | それなりの釣果は期待可能 |
足元付近や防波堤周辺など、壁際でよく釣れるイメージがあります。柵はありますが、ふれーゆのように海面が遠くないため比較的釣りやすい環境です。また、近くの公園に公衆トイレがあるため、長時間の釣行でも安心です。
2025年4月からは公園内禁煙となったため、より快適な釣り環境が整備されています。アクセスはややいまいちですが、都心からも比較的近く、独特の雰囲気とロケーションを楽しみながらアジングができる貴重なスポットです。
うみかぜ公園は横須賀エリア最大級のアジング釣り場
横須賀市にあるうみかぜ公園は、猿島まわりに居ついているアジが公園の沖目にも回遊してくる実績豊富なスポットです。常夜灯が多く設置されており、夜間でも安全にアジングを楽しむことができます。
うみかぜ公園は横須賀の公園です。猿島まわりに居ついているアジが、公園の沖目にも回遊してきます。足元のサビキ釣りよりは、遠投カゴ釣りやカゴサビキが有利です。
足元のサビキ釣りよりも遠投系の釣法が有効とされており、警戒心の高い良型アジを狙うには遠投カゴ釣りやアジングが適しています。5月以降は大サバの回遊も増えてくるため、仕掛けは2号〜3号を使用することが推奨されています。
⚓ うみかぜ公園の設備と注意点
設備・特徴 | 詳細 |
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常夜灯 | 多数設置で夜釣り安心 |
足場 | 良好で安全 |
混雑度 | 人気スポットのため混雑しやすい |
釣り時間 | 朝夕+夜間 |
注意事項 | ウキの位置に注意、オマツリ回避 |
アクセス | 駐車場・トイレ完備 |
現在、台風関連の規制により土日祝は釣りができないという制約があります(2025年9月時点)。この規制状況は変更される可能性があるため、釣行前には必ず最新情報を確認することが重要です。
混雑する釣り場のため、ウキの位置に注意してオマツリを避けるマナーが特に重要です。また、上州屋横須賀中央店が近くにあるため、釣具の購入や情報収集にも便利な立地となっています。
海辺つり公園は管理が行き届いた安全なファミリー向けスポット
横須賀市にある海辺つり公園は、午前5時から午後10時までの営業時間が設定された管理釣り場です。うみかぜ公園と同様にアジを狙うことができ、特に公園奥のエリアは常連釣り人がキープしやすい好ポイントとして知られています。
日中はほとんど釣れないため、朝夕もしくは夜間の時間帯を狙うことが重要です。アジは比較的中央から奥にかけて釣果が上がりやすく、常連の方々がこのエリアを重視する理由も理解できます。
🏞️ 海辺つり公園の特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
営業時間 | 午前5時〜午後10時 |
管理体制 | 有人管理で安全 |
好ポイント | 中央〜奥エリア |
釣果情報 | 公式ページで確認可能 |
ファミリー度 | 高い(安全管理) |
夜間情報 | 釣果情報に反映されにくい |
公式ページから釣果情報を確認できるため、アジが釣れているタイミングを見計らって釣行することができます。ただし、夜間の釣果は情報に反映されていない点には注意が必要で、実際の夜間釣果と公式情報には差がある可能性があります。
管理が行き届いているため、初心者やファミリーには特におすすめのスポットです。うみかぜ公園が閉園している時間帯(土日祝)に海辺つり公園を利用するという使い分けも有効な戦略といえるでしょう。
神奈川県のアジングポイントで狙う時期とコツ
- 神奈川県のアジング最適シーズンは春と秋の産卵・回遊期
- 夜釣りと常夜灯攻略が神奈川アジングの基本戦略
- 横浜アジングの穴場スポットは臨港パーク周辺エリア
- 三浦半島エリアは大型アジが期待できる外洋系ポイント
- 相模湾側のアジングポイントは湘南・江ノ島周辺が有望
- 神奈川県内のアジング釣果を左右する潮汐とタイミング
- まとめ:神奈川県のアジングポイント選びで重要な要素
神奈川県のアジング最適シーズンは春と秋の産卵・回遊期
神奈川県でのアジングは、**春(4〜6月)と秋(9〜11月)**が最も釣果が期待できるシーズンです。春は産卵のために接岸してくるアジを、秋は越冬前の荒食いをするアジを狙うことができ、それぞれ異なる特徴を持った楽しみ方ができます。
春のアジングでは、GW頃から約1ヶ月間が特に好調な時期として知られています。根岸港などでは産卵期のアジが安定して釣れ続け、多くのアジンガーがこの時期に集中します。水温の上昇とともにアジの活性も高まり、比較的簡単に釣果を得ることができるでしょう。
🌸 神奈川県アジングシーズン表
月 | 釣果期待度 | 特徴 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
1月 | ★★☆ | 温排水エリアのみ | 根岸湾、東扇島 |
2月 | ★★☆ | 低水温期 | 根岸湾、火力発電所周辺 |
3月 | ★★★ | 春の兆し | 各主要ポイント |
4月 | ★★★★ | 産卵準備期 | 根岸港、ふれーゆ |
5月 | ★★★★★ | 産卵期ピーク | 全エリア好調 |
6月 | ★★★★ | 産卵終盤 | 東扇島、大黒埠頭 |
7月 | ★★★ | 夏場移行期 | 夜間メイン |
8月 | ★★★ | 高水温期 | 夜間・早朝 |
9月 | ★★★★ | 秋の始まり | 各ポイント活況 |
10月 | ★★★★★ | 秋の最盛期 | 大型期待 |
11月 | ★★★★ | 晩秋 | 良型中心 |
12月 | ★★☆ | 初冬 | 温排水エリア |
秋のアジングでは、20〜30cm級の良型が期待できる点が魅力です。夏場に成長したアジが越冬準備のために荒食いを始め、サイズ・数ともに充実した釣果が期待できます。特に大黒埠頭西緑地などでは、この時期に多くのアジンガーが訪れる光景が見られます。
一般的には冬場(12〜2月)は厳しい時期とされていますが、神奈川県では火力発電所の温排水の影響により、根岸湾などの特定エリアでは冬でも釣果が期待できます。ただし、数釣りは難しく、活性が高くない状況での繊細なアプローチが求められます。
夜釣りと常夜灯攻略が神奈川アジングの基本戦略
神奈川県のアジングにおいて、夜釣りと常夜灯の攻略は避けて通れない重要な要素です。アジは夜行性の傾向が強く、特に神奈川県内の人気ポイントでは夕マズメから夜間にかけて最も活発になります。
アジを釣りたい場合、基本的に朝夕のまずめ時や夜間に釣行しましょう。水深が浅いエリアの場合、満潮前後に釣行するのがオススメです。
常夜灯周りの明暗は、アジがベイトを追い込む絶好のポイントとなります。光に集まったプランクトンを捕食しにやってくる小魚を、さらにアジが捕食するという食物連鎖が形成されるためです。この明暗の境界線を1g前後のジグヘッドで表層をゆっくり引くのが基本的なアプローチとなります。
🌙 常夜灯攻略の基本パターン
攻略要素 | アプローチ方法 |
---|---|
明暗境界 | ジグヘッド1g前後で表層スロー引き |
光の下 | 縦の釣りでレンジ探り |
暗がり側 | フォール主体の静かなアプローチ |
潮上 | ドリフトで自然な流し |
潮下 | アクションを加えてアピール |
時間帯別の攻略法も重要なポイントです。夕マズメは比較的浅いレンジでアジが活動し、夜が深くなるにつれてやや深めのレンジを意識する必要があります。また、朝マズメでは再び浅いレンジに戻ってくる傾向があるため、時間の経過とともにレンジを調整することが釣果アップの鍵となります。
神奈川県内の主要ポイントでは、どの釣り場でも常夜灯が充実しています。東扇島西公園、ふれーゆ裏、うみかぜ公園、海辺つり公園など、いずれのポイントでも夜間の安全性と釣果の両立が図られています。
ワームカラーの選択も重要で、常夜灯が当たる場所ではクリア系やナチュラル系、暗がり側ではグロー系やチャート系が効果的とされています。状況に応じて使い分けることで、より効率的にアジにアプローチできるでしょう。
横浜アジングの穴場スポットは臨港パーク周辺エリア
横浜みなとみらいエリアは、観光地として有名ですが実は隠れたアジングスポットとしても知られています。特に臨港パークを中心とした周辺エリアは、都市型アジングの代表的な穴場として多くのアジンガーに愛されています。
みなとみらいエリアは意外とアジングをする人が多い。夜景を見ながら釣り歩いていくのがよいでしょう。
パシフィコ横浜の裏に位置する臨港パークでは、投げ釣りは禁止されていますがルアーフィッシングについてはグレーゾーンとなっています。アンダーキャストなど、投げるという行為を控えた繊細なアプローチが求められます。
🏙️ みなとみらいエリアのアジングポイント
ポイント名 | 特徴 | 注意事項 |
---|---|---|
臨港パーク | パシフィコ横浜裏、夜景最高 | 投げ釣り禁止 |
新港パーク | カップヌードルミュージアムパーク | 観光客多数 |
赤レンガパーク | 赤レンガ倉庫裏 | 混雑しやすい |
象の鼻防波堤 | 独特の地形 | 安全確認必須 |
山下公園付近 | アクセス良好 | 人が多い |
大岡川河口域 | 汽水域の変化 | 潮汐に注意 |
これらのポイントでは観光地における遊歩道での釣りとなるため、常に周囲への配慮が不可欠です。特に観光客が多い時間帯は避け、夜間の静かな時間帯を狙うのが賢明でしょう。ゴミの持ち帰りはもちろん、周囲の清掃まで心がけることで、釣り場の維持に貢献できます。
アジ以外にもメバルも狙える点が魅力で、アジングとメバリングを同時に楽しむことができます。都心から近く、夜景を楽しみながらの釣りという他にはない体験ができるのも、このエリアならではの魅力です。
釣り方は基本的にサビキ釣りや長竿を使ったウキ釣りが中心となります。ウキ釣りでは足元から沖目へ流していくような釣り方が効果的で、みなとみらいエリアの独特な地形を活かしたアプローチが可能です。
三浦半島エリアは大型アジが期待できる外洋系ポイント
三浦半島エリアは、潮通しの良い外洋系ポイントとして神奈川県内でも特に大型のアジが期待できるエリアです。三崎港、城ヶ島、大津港新堤防などが主要なポイントとして知られ、20〜30cm級の良型アジが狙える可能性が高いエリアとなっています。
三崎港では、特に花暮岸壁や冷蔵庫前などのポイントでアジングが楽しめます。ただし、回遊には波があり、回ってこない日は全く釣れないこともあるため、事前の情報収集が重要です。できる限り潮通しが良い場所に釣り座を構え、朝夕のまずめや夜間を狙うのが基本戦略となります。
🏝️ 三浦半島エリアの主要ポイント
ポイント名 | 特徴 | 期待サイズ | 難易度 |
---|---|---|---|
三崎港 | 潮通し良好、回遊待ち | 20cm前後 | 中級 |
城ヶ島裏磯 | 夜間の大アジ実績 | 25〜30cm | 上級 |
大津港新堤防 | 外側の施設、根周り濃い | 20〜25cm | 中級 |
久里浜港 | 平作川河口、潮位重要 | 15〜20cm | 初級〜中級 |
城ヶ島の裏磯は特に注目のポイントで、夜間に大アジが釣れる実績があります。東京湾側に位置する東よりのポイントが人気で、フカセやカゴ釣りで狙うのが一般的です。夜間の満潮時には足元の浅いタナにもアジが回遊し、大サバ混じりでヒットする傾向があります。
城ヶ島の沖目に近い裏磯は、夜間に大アジが釣れます。特に東京湾側に位置する東よりのポイントは人気のポイントで、フカセやカゴ釣りで狙ってみましょう。
ただし、城ヶ島は本格的磯のため相応の装備が必要で、中級者以上向けの釣り場と考えておく必要があります。安全装備の充実と、磯釣りの基本的な知識・技術が不可欠です。
大津港新堤防は、横須賀大津港外側にある施設で、港内は釣り禁止となっているため注意が必要です。周辺の根周りは水深15〜25mでアジの魚影がかなり濃く、ボート釣りでも実績の高いエリアです。海辺つり公園が閉園している時間帯の選択肢としても有効です。
相模湾側のアジングポイントは湘南・江ノ島周辺が有望
神奈川県の相模湾側では、東京湾側と比較してアジングポイントが限定的ですが、江ノ島周辺エリアには注目すべきスポットが存在します。特に江ノ島表磯や湘南大堤防、片瀬漁港などがアジングポイントとして知られています。
江ノ島表磯は湘南でも貴重なメバリングスポットとして有名ですが、アジングも楽しめるポイントです。ただし、数は期待できないものの、釣れたらサイズは大きいという特徴があります。表磯入り口付近のテトラ周りが狙い目のポイントとされています。
🌊 相模湾側アジングポイントの特徴
ポイント名 | アクセス | 特徴 | 注意点 |
---|---|---|---|
江ノ島表磯 | 江ノ島島内 | 大型期待、数は少ない | 磯装備必要 |
湘南大堤防 | 江ノ島 | 岩礁帯、安全性高 | 街灯あり |
片瀬漁港 | 片瀬江ノ島駅徒歩5分 | 春先回遊、マズメ狙い | 釣り禁止エリア注意 |
大磯港 | 大磯駅 | 湘南では比較的期待 | 規模小さい |
茅ヶ崎漁港 | 茅ヶ崎駅 | 夜間短時間勝負 | 競争率高 |
片瀬漁港では、春先にアジの回遊があり、回遊してくる時期を狙えばアジングで釣果が上がります。基本的には朝マズメか夕マズメに回遊してくるため、この時間帯に集中するのが効果的です。居着きのアジはおそらくいないと考えられ、完全に回遊待ちの釣りとなります。
片瀬漁港は春先にアジの回遊があるので、回遊してくる時期を狙えばアジングで釣果が上がる釣りスポットですね。基本的には朝マズメか夕マズメに回遊してくるので、この時間帯を狙ってみると良いでしょう。
大磯港は湘南エリアの中では比較的期待の持てる釣り場で、砂浜海岸が多い湘南において貴重なアジングポイントとなっています。茅ヶ崎漁港は規模が小さいものの、夜間に短時間で数を稼げることがあり、地元アングラーがピンポイントで狙ってくることが多いポイントです。
相模湾側のアジングでは、黒潮の影響により東京湾側よりも水温が高く保たれる傾向があります。これにより、冬場でも比較的釣果が期待できる可能性がありますが、全体的な魚影の濃さは東京湾側に劣ると考えられます。
神奈川県内のアジング釣果を左右する潮汐とタイミング
神奈川県でのアジングにおいて、潮汐とタイミングは釣果を大きく左右する重要な要素です。特に東京湾内の浅いエリアでは、満潮前後の4時間程度をコアに釣行することで格段に釣果が向上します。
満潮前後にアジが釣れやすい理由は、水深が浅いポイントでは潮位が低い時間帯にアジが岸によってこないためです。神奈川県内の多くのアジングポイントでは、岩壁・堤防の際の水深が3〜5m程度しかないため、潮位の影響を強く受けます。
🌊 潮汐パターン別攻略法
潮汐 | 攻略ポイント | おすすめ時間帯 |
---|---|---|
大潮 | 潮の動きが大きい、回遊期待大 | 満潮前後2時間 |
中潮 | バランス良好、安定した釣果 | 満潮前後3時間 |
小潮 | 動きは小さいが長時間狙える | 満潮前後4時間 |
長潮 | 特殊パターン、深場狙い | 夜間通し |
若潮 | 潮位変化注意、短時間集中 | 満潮ピンポイント |
大潮の日は潮の動きが大きく、アジの回遊が活発になる傾向があります。ただし、流れが強すぎる場合もあるため、軽いジグヘッドでは操作が困難になることもあります。このような場合は、やや重めのリグに変更するか、流れの緩い時間帯を狙うのが効果的です。
小潮の日は動きが小さい分、長時間安定して狙えるメリットがあります。特に神奈川県内の人気ポイントでは、小潮の方がプレッシャーが低い状況でアジングを楽しめる可能性があります。
時間帯とのコンビネーションも重要で、満潮が夕マズメから朝マズメに重なるタイミングが最も期待できます。神奈川県内では、このような好条件が重なる日を事前にチェックして釣行計画を立てることが釣果アップの秘訣となります。
季節による潮位の変化も考慮すべき要素です。夏場は大潮の干潮時でも水位が高めに保たれますが、冬場は干潮時の水位が極端に下がることがあります。このため、冬場のアジングではより潮汐を意識した釣行が必要となります。
まとめ:神奈川県のアジングポイント選びで重要な要素
最後に記事のポイントをまとめます。
- 神奈川県は東京湾と相模湾に面し、多様なアジングポイントが存在する
- 東扇島西公園は24時間開放の神奈川屈指のアジングメッカである
- ふれーゆ裏は潮通し良好だが明確な時合があり時間選択が重要
- 根岸湾・根岸港は火力発電所の温排水により周年アジが狙える
- 大黒埠頭西緑地はベイブリッジ下の独特なロケーションが魅力
- うみかぜ公園は横須賀エリア最大級だが土日祝は釣り禁止の制約あり
- 海辺つり公園は管理が行き届き初心者・ファミリーに最適
- 春(4〜6月)と秋(9〜11月)が最も釣果が期待できるシーズン
- 夜釣りと常夜灯攻略が神奈川アジングの基本戦略となる
- 臨港パーク周辺は都市型アジングの代表的穴場スポット
- 三浦半島エリアは外洋系で大型アジが期待できる上級者向け
- 相模湾側は江ノ島・湘南周辺が有望だがポイントは限定的
- 満潮前後4時間程度をコアに釣行することで釣果が向上する
- 潮汐とまずめ時のコンビネーションが最も重要な要素
- 各ポイントの特徴を理解し適切な時期・時間帯での釣行が成功の鍵
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 神奈川県のアジング・メバリングにおすすめの釣りスポット14選・釣り場、アジ、メバル | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA
- 【アジング】神奈川(川崎・横浜)でアジ釣りができるポイント | 神奈川釣りポイントマップ
- 首都圏でのアジングについて|宮
- 神奈川県で釣れたアジの釣り・釣果情報 – アングラーズ | 釣果600万件の魚釣り情報サイト
- R4/6/15 神奈川県横浜某所 アジング – 素晴らしき釣りの日々を
- 東京・神奈川で「アジ」を狙える釣り場16選 | ORETSURI
- 神奈川 初冬のライトゲーム | アジング – ClearBlue –
- 【神奈川県アジング完全ガイド】釣れる港5選&釣果アップの秘訣! – 釣り場まとめ
- 神奈川県のアジングポイント~横浜、横須賀、三浦、湘南、西湘の人気釣り場 | 魚速報
- 初心者必見!アジング ポイント 関東のおすすめスポット特集 – ENJOY ANGLER
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