埼玉県のバス釣りは、柴山沼や入間川、荒川といった多彩なフィールドで楽しむことができます。特に柴山沼は足場が整備されており、初心者でも安心してバス釣りに挑戦できるスポットとして知られています。また、神流湖ではレンタルボートを利用して広範囲での釣りが可能です。

埼玉県では2024年7月15日から浦山ダムでのバス釣りが解禁されました。ただし、オオクチバス、コクチバスのリリースは禁止で、秩父漁協の遊漁券が必要です。今回は埼玉県の人気バス釣りスポットの特徴や釣果情報、必要な道具や注意点について詳しく解説していきます。
記事のポイント!
- 埼玉県の主要なバス釣りスポットの特徴と釣果情報
- 柴山沼などの初心者向けポイントの攻略方法
- 浦山ダムの解禁情報と必要な遊漁券の詳細
- 各スポットでの効果的なルアーの選び方とタックル情報
埼玉バス釣りのポイント完全攻略!人気スポット
- 柴山沼は初心者に最適なバス釣りスポット
- 入間川中流でスモールマウトバスを狙える
- 荒川中流は年間を通してバスが釣れる場所
- びん沼川は駐車場完備で快適な釣り場
- 神流湖ではレンタルボートでバスを狙える
- 利根川中流は大物狙いに最適なエリア
柴山沼は初心者に最適なバス釣りスポット
柴山沼は埼玉県白岡市にある人気のバス釣りスポットです。駐車場やトイレ、自動販売機などの設備が整っており、コンビニも近くにあるため、初心者でも安心して釣りを楽しめます。
橋やデッキが整備されているため、足場が良好で快適に釣りができます。特に春には50cmを超える大物ブラックバスの釣果実績があり、初心者から上級者まで楽しめる釣り場として知られています。
入漁料は500円で、白岡市観光協会で管理されています。アクセスも良好で、セブンイレブン白岡荒井新田店が最寄りのコンビニとなっています。
池の周辺には杭や岩などのストラクチャーが多いため、根掛かりの回避が重要です。クランクベイトで広範囲を素早くチェックするのがおすすめです。
初心者の方は、スピニングタックルとノーシンカーワームを使ったカバー撃ちから始めると釣果が期待できます。このタックルなら手軽に始められ、確実にバスを狙うことができます。
入間川中流でスモールマウトバスを狙える
入間川中流エリアは整備された河川敷が隣接しており、車でのアクセスが便利です。駐車場は狭山市広瀬河川敷運動広場を利用できます。最寄りのコンビニ・トイレはセブンイレブン狭山入間川3丁目店となっています。
最近の釣果情報では、40cm超のスモールマウスバスが釣れており、特に支流の流れ込みや落ち込みといった流れの変化のある場所で良い釣果が出ています。
テクニック面では、川の流れを意識したアプローチが重要です。ノーシンカーのシャッド系ワームを使用し、ラインテンションを保ちながら一定の速度で流れを漂わせる釣り方が効果的です。
春から秋にかけては早朝や夕方がバスの活性が高く、特に良い時間帯となります。雨天後は濁りが出るため、スピナーベイトなどの巻き物が有効です。
アプローチ時は足場に注意が必要で、特に雨天後は滑りやすくなるため、スパイク付きの靴の着用をおすすめします。バスの活性が高いポイントでは、シャッド系ワームやクランクベイトなどのルアーが効果的です。
荒川中流は年間を通してバスが釣れる場所

荒川中流エリアは埼玉県内でも特に人気の高いバス釣りスポットとなっています。上流から下流の全域でブラックバスの釣果実績があり、平日も釣り人で賑わいます。
ベイトフィッシュを意識したルアー選びが重要で、ミノー、シャッド、ダウンショットリグといったベイトフィッシュを意識したルアーが効果的です。特に4インチのシャッド系ワームを使ったダウンショットリグで、流れを漂わせるようなアクションをつけると良い結果が得られます。
駐車場は周辺のコインパーキングを利用できます。人気ポイントに隣接するローソン戸田早瀬二丁目店が最寄りのコンビニとなっており、トイレも利用可能です。
休日は早朝からの釣行がおすすめです。人気スポットは釣り人で混雑するため、できるだけ早い時間帯の到着を心がけましょう。夏場は特に早朝の時間帯が狙い目となります。
ルアーは状況に応じて使い分けが必要です。濁りがある時はスピナーベイト、クリアな時はソフトルアーといった具合に、その日の条件に合わせて選択すると良いでしょう。水深や流れの変化も意識して探ることが重要です。
びん沼川は駐車場完備で快適な釣り場
びん沼川は埼玉県内でブラックバスが良く釣れる釣り場の一つとして知られています。特に駐車場が完備されており、アクセスの面で非常に便利な釣り場となっています。
ポイントは主に流れの緩やかな箇所や水深のある場所に集中しています。特にワームを使った釣りが効果的で、テキサスリグやダウンショットリグでの攻略がおすすめです。
水質は比較的良好で、特に春から秋にかけては安定した釣果が期待できます。また、護岸が整備されているため、安全に釣りを楽しむことができます。
周辺の環境も整っており、トイレや休憩所なども利用可能です。初心者の方でも安心して釣りを楽しめる環境が整っているのが特徴です。
ルアーはワームの他にも、クランクベイトやスピナーベイトなど、様々なルアーでアプローチが可能です。特に朝夕の時間帯は水面系のルアーも効果的です。
神流湖ではレンタルボートでバスを狙える
神流湖は埼玉県内でも有数のバス釣りスポットで、レンタルボートを利用した釣りが人気です。バスプロも参加するトーナメントが開催されるほどの実力派フィールドで、50cmを超えるブラックバスの釣果も報告されています。
レンタルボートは神流湖観光ボートで借りることができ、駐車場やトイレの設備も整っています。ただし、周辺にコンビニはないため、必要な物は事前に準備しておく必要があります。
春はベイトフィッシュ、夏は虫を捕食するというパターンがあり、シーズンに合わせたルアー選びが重要です。大型のブラックバスを狙う場合は、ベイトフィッシュをイミテートしたミノーが効果的で、特に春シーズンの釣果実績が豊富です。
ポイントは水深の変化する場所や、ストラクチャーの周辺が有効です。特に春先は岸際の浅場で良い釣果が期待できます。夏場は比較的深いエリアでのシャッド系ワームの使用がおすすめです。
エリアが広いため、魚探を使用したポイント探しも効果的です。また、風向きや気象条件によって釣果が大きく変わるため、天気予報もしっかりチェックしておきましょう。
利根川中流は大物狙いに最適なエリア
利根川中流エリアは、霞ケ浦や印旛沼といった関東の人気ポイントに繋がっているため、50cmクラスのブラックバスも期待できる上級者向けのポイントです。平日も釣り人が多く、ブラックバスへの釣りプレッシャーは比較的高めとなっています。
駐車場は人気ポイントに隣接する旧川ふるさと公園を利用できます。最寄りのコンビニはセブンイレブン古河大山店となっています。ポイントが広いため、支流の合流地点を中心に攻略するのがおすすめです。
支流の合流地点はブラックバスの好むベイトフィッシュが豊富です。シャッド系ワームやシャッドを使って、テンポよく探っていくことで良い釣果が期待できます。
特に重要なのは、流れの変化を意識したポイント選びです。ベイトフィッシュの動きに合わせて、深場と浅場を行き来するバスを狙うことができます。
水深の変化も大きいため、状況に応じたタックル選びが重要です。特に大物を狙う場合は、しっかりとしたタックルの準備が必須となります。

埼玉バス釣りの基本と釣果情報
- シーズン別の釣果パターンと狙い目の時期
- 野池でのバス釣りテクニックと注意点
- おかっぱりでの効果的なルアー選択法
- ダム湖でのボートフィッシングのコツ
- 河川でのポイント選びと釣り方
- バス釣りのマナーと規制について
- まとめ:埼玉バス釣りで魚影の濃いスポットと釣果を上げるコツ
シーズン別の釣果パターンと狙い目の時期
埼玉県のバス釣りのハイシーズンは6月〜8月の夏です。流れの強いエリアに魚が溜まりやすく、夏場も安定した釣果が期待できます。
春は50cmクラスの大型バスが釣れる可能性があり、特にダム湖や大きな河川で良い釣果が報告されています。特に神流湖では、春にベイトフィッシュを追いかけるパターンがあります。
夏場は早朝や夕方の時間帯が狙い目です。水温の上昇する日中を避け、活性の高い時間帯を狙うことで釣果につながりやすくなります。
秋から冬にかけては釣果実績が減少する傾向にあります。初心者の方は、4月〜10月の時期に釣行することをおすすめします。
ブラックバスのアベレージサイズは20〜30cmが中心となっています。東京や神奈川に比べると人的プレッシャーが少なく、ルアーに対して素直に反応する特徴があります。
野池でのバス釣りテクニックと注意点
埼玉県の野池では、足場の良い釣り場が多く、初心者でも安心して釣りを楽しめます。カバーやストラクチャーが豊富で、特に岸際の構造物周辺で釣果が期待できます。
タックルは6ftULクラスのスピニングタックルが定番です。3インチのストレートワームを使ったノーシンカーリグで、シェイドやカバーを丁寧に探ることが重要です。
注意点として、バス釣りが禁止されている野池も存在するため、事前に確認が必要です。人気ポイントは週末に混雑することがあるため、早朝の釣行がおすすめです。
野池では水深が浅く、岸際に植物や木の根などのストラクチャーが豊富です。ワッキーリグやノーシンカーリグなどの軽いルアーを使用することで、根掛かりを避けながら効果的に攻略できます。
季節によってバスの捕食対象が変化するため、甲殻類・虫・小魚をイミテートしたルアーを用意しておくと良いでしょう。シャローカバーでは特に虫系のワームが効果的です。
おかっぱりでの効果的なルアー選択法

おかっぱりでのバス釣りは、3g以下の軽いルアーが基本となります。特にワームを使ったライトリグが有効で、テキサスリグやダウンショットリグがおすすめです。
スピニングタックルでは、シャッド系ワームやノーシンカーリグが定番です。一方、ベイトタックルではスピナーベイト、ミノー、テキサスリグといったルアーが効果的です。
カバーが濃いポイントでは、5g以上のテキサスリグを使用することで、ストラクチャーの奥まで攻略することができます。ただし、根掛かりのリスクも高くなるため、慎重なアプローチが必要です。
アプローチは、ブラックバスが好むカバー周りを中心に行います。ロッドのティップを揺らすシェイクアクションを使うことで、効果的な誘いができます。
特に野池では、3インチのストレートワームを使ったワッキーリグやノーシンカーリグが数釣りに向いています。6ftULクラスのスピニングタックルを使用することで、繊細なアプローチが可能です。
ダム湖でのボートフィッシングのコツ
神流湖や浦山ダムなど、埼玉県内のダム湖ではボートフィッシングを楽しむことができます。特に神流湖では、レンタルボートを利用して広範囲での釣りが可能です。
浦山ダムは2024年7月15日より解禁されましたが、オオクチバス、コクチバスのリリースは禁止です。秩父漁協の遊漁券(日釣り券1,000円、現場売り2,500円)が必要で、船外機の使用は禁止されています。
ボート釣りでは、6.6〜6.10フィート程度の短めのロッドが使いやすいです。キャストする際のスペースが限られるため、コンパクトなタックル構成がおすすめです。
ストラクチャー周辺や水中の地形変化に対応できるクランクベイトやテキサスリグが有効です。バスの活性に合わせて、ワームやスピナーベイトも使い分けると良いでしょう。
エレキモーターの使用は許可されていますが、安全面での注意が必要です。救命具の着用や、使用時間の確認など、各ダム湖のルールを守って釣りを楽しみましょう。
河川でのポイント選びと釣り方
埼玉県の河川では、流れの変化する場所がキーポイントとなります。特に支流の合流地点や落ち込みなど、流れに変化のある場所でバスが活性化します。
河川では、スピナーベイトやクランクベイトなどの巻き物系ルアーが効果的です。特に濁りがある場合は、アピール力の高いルアーを選択すると良いでしょう。
入間川や荒川では、40cmを超えるスモールマウスバスの釣果も報告されています。特に朝夕の時間帯に活性が高まる傾向があります。
シャッド系ワームやダウンショットリグを使用する場合は、流れの速さに合わせてシンカーの重さを調整します。テールのあるワームを使用することで、アピール力を高めることができます。
河川特有の注意点として、増水時の危険性があります。天候や上流の様子をチェックし、安全に配慮した釣行を心がけましょう。
バス釣りのマナーと規制について
埼玉県では、浦山ダムなど一部の水域でブラックバスのリリースが禁止されています。これは生態系保護の観点から定められた規制です。
遊漁券が必要な場所も多く、特にダム湖では事前の確認が重要です。例えば浦山ダムでは、秩父漁協の遊漁券が必須となっています。
釣り場のゴミ持ち帰りは基本的なマナーです。また、他の釣り人や周辺住民への配慮も忘れずに行動しましょう。
河川や野池では、釣り禁止区域が設定されている場合があります。事前に看板やウェブサイトで確認し、ルールを守って釣りを楽しみましょう。
バス釣りが解禁された水域でも、使用できるタックルや釣り方に制限がある場合があります。各水域のルールをしっかりと確認することが重要です。

まとめ:埼玉バス釣りで魚影の濃いスポットと釣果を上げるコツ
最後に記事のポイントをまとめます。
- 柴山沼は初心者向けの釣り場で、駐車場やトイレなどの設備が充実している
- 神流湖はレンタルボートで広範囲な釣りが可能で、50cm超の大物実績あり
- 浦山ダムは2024年7月15日から解禁、ただしリリース禁止でエレキのみ使用可
- 6月〜8月が埼玉県のバス釣りハイシーズン
- 野池では6ftULクラスのスピニングタックルが定番
- 河川では支流合流点や落ち込みが有効ポイント
- 入間川や荒川では40cm超のスモールマウスバスが生息
- 各水域で必要な遊漁券や規制を事前に確認することが重要
- 早朝や夕方の時間帯が特に釣果が期待できる
- ストラクチャー周りはワームを使った繊細なアプローチが効果的
- 季節によって有効なルアーが変化するため、複数のタイプを用意する
- 安全面での配慮とマナーを守ることが重要