アジングを始めたけど「全然釣れない…」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。実は、アジングは場所選びで釣果の9割が決まると言われるほど、ポイント選択が重要な釣りです。どんなに高価なタックルを揃えても、どれだけ上手なアクションができても、アジがいない場所では1匹も釣ることはできません。逆に言えば、釣れる場所さえ押さえておけば、初心者でも簡単に釣果を上げることができるのです。
この記事では、インターネット上に散らばるアジング情報を徹底的に収集・分析し、本当に釣れる場所の特徴と具体的なポイントの選び方を体系的にまとめました。常夜灯周辺や堤防の先端といった定番ポイントから、意外と知られていない穴場スポットまで、さらには関東・関西の具体的なエリア情報も網羅的に紹介します。
この記事のポイント |
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✓ アジングで釣れる場所の基本的な10の特徴がわかる |
✓ 常夜灯・堤防・港湾部など具体的なポイントの狙い方を理解できる |
✓ 関東(神奈川・東京・千葉)と関西(大阪)の釣れる場所がわかる |
✓ 時期・時間帯・潮回りによる場所選びのコツが身につく |
アジングで釣れる場所の基本的な特徴とポイント選び
- アジングで釣れる場所は「プランクトンが集まる場所」を狙うこと
- 常夜灯周辺は夜釣りで最も釣れる場所の代表格
- 堤防の先端・角は潮通しが良く一級ポイントになる
- 港湾部・漁港は複合的な条件が揃った釣れる場所
- ミオ筋(船道)は見落としがちだが確実に釣れる場所
- スロープ周辺は意外と知られていない穴場の釣れる場所
- 河口・流れ込みは栄養豊富でアジが集まる釣れる場所
アジングで釣れる場所は「プランクトンが集まる場所」を狙うこと
アジングで釣果を上げるための最も重要な考え方は、**「アジがいる場所=エサとなるプランクトンが集まる場所」**を狙うことです。アジは回遊魚であり、エサを求めて広範囲を移動する習性があります。つまり、プランクトンの集まりやすい場所を理解することが、釣れる場所を見つける第一歩となるのです。
プランクトンは遊泳力がほとんどない微小な生物であるため、潮の流れに乗って移動します。そして、流れが複雑に変化する場所や、流れが止まる場所に自然と溜まっていきます。具体的には、堤防などの人工構造物の周辺、潮がぶつかり合う潮目、波が穏やかになる湾内などが該当します。
さらに、アジが好む場所には以下のような特徴があります:
🎯 アジが集まりやすい場所の条件
条件 | 理由 | 具体的な場所 |
---|---|---|
水通しの良い場所 | 新鮮なプランクトンが常に供給される | 堤防先端、岬の周辺 |
海底が砂地 | 岩礁帯より安定した環境を好む | 港湾部の船道、スロープ |
適度な水深 | 外敵から身を守れる深さが必要 | 水深3〜10m程度 |
潮の変化がある | プランクトンが滞留しやすい | 湾の入口、橋脚周辺 |
note.com – アジング アジが釣れる場所の記事では、アジの好む環境について次のように説明されています:
アジの好む場所と言われているのは、水通しの良い場所、海底が砂地である事、餌となるプランクトンの集まり易い場所、水深はあるほど良いなど
この情報を踏まえると、漁港や港湾部は人工構造物によって複雑な潮の流れが生まれ、プランクトンが溜まりやすくなっているため、アジングに適した場所だと言えるでしょう。ただし、すべての漁港で等しく釣れるわけではなく、上記の条件を満たしているかどうかを見極めることが重要です。
また、プランクトンの動きは光にも影響を受けます。特に夜間は、光に集まる習性(走光性)を持つプランクトンが多いため、常夜灯周辺は特に釣れる場所となります。これについては次の項目で詳しく解説します。
アジングで安定した釣果を得るためには、まず「なぜその場所にアジがいるのか」という生態的な理解を深めることが大切です。単に有名な釣り場だから、人が多いからという理由で場所を選ぶのではなく、プランクトンとアジの関係性を意識してポイント選びをすることで、初心者でも確実に釣果を伸ばすことができるでしょう。
常夜灯周辺は夜釣りで最も釣れる場所の代表格
ナイトアジングにおいて、常夜灯周辺は絶対に外せない一級ポイントです。なぜなら、常夜灯の光にプランクトンが集まり、それを捕食するためにアジも集結するという食物連鎖が成立するためです。アジング入門者がまず最初に狙うべき場所と言っても過言ではありません。
常夜灯周辺が釣れる理由は、光に集まるプランクトンの習性(走光性)にあります。夜になると、多くのプランクトンが光源に向かって移動し、常夜灯の照らす海面付近に大量に集まります。アジはこのプランクトンの溜まり場を餌場として認識し、定期的に回遊してくるのです。
💡 常夜灯ポイントの特徴と攻め方
要素 | 詳細 | ポイント |
---|---|---|
明暗の境目 | 最も釣れるゾーン | 光が当たるか当たらないかの境界線を狙う |
暗い部分 | 大型アジが潜む | 警戒心の強い尺アジは暗がりに居着く |
明るい部分 | 小型が多い | 数釣りなら明るい部分も有効 |
水深 | 中層〜ボトム | 表層だけでなく深い層も探る |
a-libertyblog.com – アジング 堤防・漁港のポイントの記事によれば:
常夜灯周辺は、ナイトアジングにおいて競争率の高まる一級ポイントです。光に集まる習性のあるプランクトンを求めて、アジをはじめ多くの魚が寄ってきます。
このように、常夜灯周辺は確実に釣れる場所である一方、競争率が非常に高いというデメリットもあります。特に休日の夜は人気ポイントに入れないことも珍しくありません。そんな時は、少し離れた常夜灯や、工場の明かりなど別の光源を探すのも一つの戦略です。
常夜灯攻略のコツは、明暗の境目を重点的に狙うことです。初心者の方はついつい明るい部分ばかり投げてしまいがちですが、中級者以上のアングラーは明暗の境界線や暗い部分を意識的に攻めています。なぜなら、アジは暗い場所でエサを探し、明るい場所で捕食するという行動パターンがあるためです。
また、常夜灯の種類にも注目してください。一般的に、LED電球の常夜灯は集魚効果が少ないと言われています。昔ながらの水銀灯やナトリウム灯の方が、虫やプランクトンを集める力が強いとされているため、可能であれば古いタイプの常夜灯がある場所を優先的に選ぶと良いでしょう。
常夜灯ポイントを攻める際の具体的なテクニックとしては、まず表層から探り始め、徐々にレンジ(水深)を下げていく方法がおすすめです。プランクトンは表層に集まりやすいですが、アジは警戒心から少し深い層を泳いでいることも多いため、カウントダウンでレンジを調整しながら当たり層を見つけることが釣果アップの鍵となります。
堤防の先端・角は潮通しが良く一級ポイントになる
堤防の先端や角は、アジングにおいて最優先で狙うべき一級ポイントです。これらの場所は潮通しが非常に良く、プランクトンが豊富に流れてくるため、アジが高確率で回遊してきます。ただし、その分競争率も高く、休日は場所取りが困難な人気スポットでもあります。
堤防の先端や角が釣れる理由は、複雑な潮の流れにあります。直線的な堤防の途中では潮が一定方向に流れるだけですが、先端や角では潮がぶつかり合ったり、渦を巻いたりして複雑な流れが生まれます。この流れの変化によってプランクトンが滞留し、アジの餌場となるのです。
🎣 堤防先端・角の特徴とメリット
ポイント | 特徴 | 釣り方のコツ |
---|---|---|
堤防先端 | 最も潮通しが良い | 遠投して広範囲を探る |
角(コーナー) | 潮がぶつかり合う | 角の内側と外側を両方攻める |
払い出し | 潮が抜けていく場所 | 潮の流れに乗せてドリフト |
駆け上がり | 水深変化がある | ボトムを意識した攻め方 |
a-libertyblog.comでは、堤防の先端や角について以下のように解説されています:
堤防・漁港の先端や角は潮通しが良くプランクトンが豊富で、アジングに限らず人気の1級ポイントです。競争率が高くなかなか釣り座を確保するのは難しいですが、空いていたらまずはこの場所から攻めてみることをおすすめします。
このように、堤防の先端や角は誰もが狙いたいポイントであるため、早朝や平日を狙う、あるいは雨の日にあえて釣行するといった工夫が必要になることもあります。実際、雨の日はアジの警戒心が薄れ、釣り人も少ないため、意外と好釣果が期待できるとされています。
堤防先端を攻める際の注意点として、潮の流れが速すぎる場合は避けるべきです。あまりに流れが速いと、軽量なジグヘッド単体(ジグ単)では流されてしまい、アジのいるレンジをキープできません。また、流れが速すぎる場所にはアジ自体が留まりにくいという特性もあります。
角を攻める場合は、角の内側(湾内側)と外側(外海側)の両方を試してみてください。一般的には外海側の方が潮通しが良く釣れやすいですが、時間帯や潮の状況によっては内側の方が良い場合もあります。また、角のすぐ近くだけでなく、角から5〜10m離れた場所も意外と穴場となることがあるので、人が多い時は少しずらしたポジションを選ぶのも戦略の一つです。
堤防の先端や角は、デイゲーム・ナイトゲーム問わず有効なポイントです。特に朝マズメ・夕マズメの時間帯は、アジの回遊が活発になるため、最優先で押さえたい場所と言えるでしょう。
港湾部・漁港は複合的な条件が揃った釣れる場所
港湾部や漁港は、アジングにおいて最も安定して釣果が得られる場所です。なぜなら、常夜灯・堤防・船道・スロープなど、釣れる要素が複合的に揃っているためです。アジング初心者が最初に訪れるべき場所としても、港湾部や漁港は最適な選択肢と言えるでしょう。
港湾部の最大の特徴は、人工的に作られた複雑な構造です。防波堤、岸壁、消波ブロック(テトラポッド)、船の係留施設など、さまざまな人工物が設置されており、これらがプランクトンを溜める役割を果たします。さらに、船の出入りを想定して水深が確保されているため、アジが回遊しやすい環境が整っているのです。
⚓ 港湾部・漁港の利点と注意点
項目 | 内容 |
---|---|
メリット | 常夜灯が多い/水深がある/複数のポイントを選べる/足場が良い |
デメリット | 人的プレッシャーが高い/立入禁止区域がある/漁業関係者への配慮が必要 |
ベストタイム | 夕マズメ〜夜間/潮が動く時間帯 |
おすすめの攻め方 | ランガン(場所移動)しながら複数ポイントを探る |
note.com – アジング アジが釣れる場所では、港湾部の特徴について次のように述べられています:
港湾部の特徴として、人工の構造物で形成された場所、大型船舶が係留される場所で有れば干潮時においても安定して水深が確保されている、などが挙げられます。魚は居るが人も居る、釣り易いが思ったポイントに入れない事もしばしば。
この指摘の通り、港湾部は釣れる場所である一方で、人気が高く混雑しやすいという課題があります。特に週末の夜は、良いポイントがすべて埋まってしまうこともあるため、時間帯をずらす、平日を狙う、あるいは複数の候補地を用意しておくといった工夫が必要です。
港湾部でのポイント選びのコツは、停泊船の近くを狙うことです。船の周辺はプランクトンが溜まりやすく、アジの好ポイントとなります。ただし、船にルアーを引っ掛けたり、係留ロープに絡めたりすることは厳禁です。船から十分な距離を取り、マナーを守った釣りを心がけましょう。
また、港湾部では漁業関係者への配慮が非常に重要です。漁港は本来、漁業のための施設であり、釣り人はあくまで「お邪魔させていただいている立場」です。早朝や夕方は漁船の出入りが多い時間帯なので、作業の妨げにならないよう注意し、仕掛けを一時的に回収するなどの配慮が必要です。ゴミの持ち帰りや立入禁止区域の遵守も基本中の基本です。
港湾部でのアジングは、一つのポイントに固執せず、ランガンスタイルで複数の場所を回るのがおすすめです。常夜灯周り→船道→スロープ→堤防キワと、効率的に移動しながら釣れるポイントを探していくことで、安定した釣果につながるでしょう。
ミオ筋(船道)は見落としがちだが確実に釣れる場所
ミオ筋(みおすじ)は、アジングにおいて意外と見落とされがちな穴場ポイントです。ミオ筋とは、港内で船が通るために掘られた水路のことで、周辺より一段深くなっているのが特徴です。この深みがアジの回遊ルートとなるため、知っている人だけが釣果を上げられる隠れた好ポイントなのです。
ミオ筋が釣れる理由は、主に二つあります。一つは水深が確保されていること。アジは回遊する際、ある程度の水深がある場所を通る習性があります。もう一つは、船が通ることで潮の流れが変化すること。船の航行によって海底が攪拌され、プランクトンが巻き上げられたり、潮の流れが変化したりすることで、アジが集まりやすくなるのです。
🚢 ミオ筋攻略のポイント
項目 | 詳細 | 実践方法 |
---|---|---|
場所の見極め | 船が頻繁に通る水路 | 日中に船の動きを観察する |
水深変化 | 周囲より深い溝状の地形 | カウントダウンで水深を確認 |
攻め方 | ミオ筋に沿ってキャスト | 筋に対して平行にリグを通す |
タイミング | 潮が動く時間帯 | 満潮・干潮の前後を狙う |
a-libertyblog.comでは、ミオ筋について以下のように解説されています:
ミオ筋とは船が通るルートで、アジの回遊ルートとなっているためアジングにおいては欠かせない狙い目ポイントです。ミオ筋は船が通るため十分の深さがあり、海底が砂地になっていることが多いので、船が通ると変化が起き活性が高まります。
このように、ミオ筋はアジの回遊ルートとして機能しているため、回遊待ちの釣りにも適しています。常夜灯周辺が混雑している時は、ミオ筋を狙ってみるのも良い戦略です。
ミオ筋を見つける方法は、日中に漁船や遊漁船の動きを観察することです。船が頻繁に通る場所がミオ筋である可能性が高いです。また、海面を注意深く見ると、潮の流れや色の違いで何となく筋が見えることもあります。Googleマップの航空写真でも、色の違いからミオ筋を確認できる場合があります。
ミオ筋を攻める際のコツは、筋に対して平行にルアーを通すことです。ミオ筋を横切る方向にキャストするよりも、筋に沿って長く探る方が、回遊してくるアジに遭遇する確率が高まります。また、ミオ筋は比較的水深があるため、表層だけでなく中層〜ボトムまでしっかり探ることが重要です。
ミオ筋は見た目では分かりにくいポイントですが、一度場所を覚えてしまえば安定して釣果が得られる優秀な釣り場となります。人が少ない穴場ポイントを探している方には、特におすすめの場所です。
スロープ周辺は意外と知られていない穴場の釣れる場所
スロープ周辺は、初心者でも狙いやすい穴場ポイントです。スロープとは、船を陸に上げ下ろしするために作られた傾斜のある場所で、多くの港湾部や漁港に設置されています。このスロープ周辺が、実はアジングの好ポイントになることを知らない人は意外と多いのです。
スロープ周辺が釣れる理由は、主に三つあります。第一に、水深が比較的浅く水温が上がりやすいこと。日光が海底まで届きやすいため、水温が周囲より高くなり、アジが快適に感じる環境が整います。第二に、波が穏やかで遊泳しやすいこと。湾内に設置されることが多いため、外海の荒波を避けてアジが入ってきやすいのです。第三に、スロープの切れ目にブレイク(段差)があること。この段差がプランクトンを溜め、アジの餌場となります。
🛥️ スロープ周辺の特徴と攻略法
要素 | 特徴 | 注意点 |
---|---|---|
水深 | 比較的浅い(1〜3m程度) | 浅すぎる場所は避ける |
地形 | スロープの切れ目に段差 | 段差の際を重点的に狙う |
水温 | 周囲より高めになりやすい | 冬場は特に有効 |
警戒心 | アジが人影を認識しやすい | 距離を取って釣る |
スロープ周辺を攻略する際の最大のポイントは、浅すぎる場所は避けることです。水深が50cm〜1m程度しかない場所では、アジが人影を認識してしまい警戒心が高まります。a-libertyblog.comでも次のように指摘されています:
スロープを狙うのであれば、浅すぎる場所は避けてなるべく深さがある場所を狙いましょう。魚が釣り人を認識できる範囲では警戒心が高まって食いつきにくくなります。
この指摘は非常に重要で、スロープ周辺を狙う場合は、**スロープの付け根(深い方)**を中心に攻めるのがセオリーです。スロープの浅い方に立って、深い方に向かってキャストする形が理想的でしょう。
スロープ周辺のもう一つの利点は、停泊船が近くにあることが多い点です。スロープは船を上げ下ろしする場所なので、当然ながら船が停泊していることが多く、その船の周辺もアジの好ポイントとなります。ただし、船やロープにルアーを引っ掛けないよう、十分な距離を保つことが大切です。
スロープ周辺は夜釣りよりも、むしろデイゲームで有効な場合もあります。水温が上がりやすい特性から、日中に小型のアジ(アジゴ)が群れで入ってくることがあり、数釣りを楽しめることもあります。常夜灯周辺が混雑している時や、日中にアジングを楽しみたい時は、スロープ周辺を試してみる価値があるでしょう。
河口・流れ込みは栄養豊富でアジが集まる釣れる場所
河口や流れ込みは、見落とされがちだが実は超一級のポイントです。川から海へ流れ込む淡水と海水が混ざり合う汽水域では、栄養豊富な水が流入し、プランクトンが大量に発生します。このプランクトンを求めて小魚が集まり、それを狙ってアジも回遊してくるという食物連鎖が成立するのです。
河口・流れ込みが釣れる理由は、主に以下の三点です。第一に、山林からの栄養が豊富であること。雨水とともに森林から流れ出た有機物が海に運ばれ、プランクトンの餌となります。第二に、淡水と海水の混合による酸素供給。水が混ざり合うことで酸素が供給され、魚にとって快適な環境が生まれます。第三に、水温の変化。特に夏場は、冷たい川の水が流れ込むことで、アジにとって適温のエリアが形成されます。
🌊 河口・流れ込みの特徴と狙い方
要素 | 詳細 | ベストタイミング |
---|---|---|
栄養価 | 有機物が豊富で食物連鎖が活発 | 雨の後が特に良い |
水温変化 | 夏は冷たく冬は温かい | 季節によって効果が変わる |
潮の変化 | 淡水と海水が混ざり合う | 満潮時に海水が押し込む時 |
魚種 | アジ以外にシーバス・チヌも | 多彩な魚種が狙える |
note.comでは、流入河川について次のように解説されています:
見落としがちであるが、山林から運ばれる川の水は栄養価が豊富であり、河口部では食物連鎖も活発に行われている。代表的なルアーゲームの対象魚としてシーバス・黒鯛(チヌ)・マゴチなどが居ますが、アジにとっても格好の狩場となっている。
この情報からも分かる通り、河口・流れ込みはアジだけでなく、シーバスやチヌなど多彩な魚種が集まる場所です。そのため、アジング以外の釣りも同時に楽しめる可能性があります。特に夏場は、河口に入ってくるアジの数が増える傾向にあります。
河口・流れ込みを攻める際の注意点は、淡水の影響範囲を見極めることです。完全な淡水域にはアジは入ってきませんが、汽水域(淡水と海水が混ざる境界)には積極的に入ってきます。境目を見つけるには、水の色や濁り具合を観察するのがポイントです。一般的に、淡水は透明度が低く茶色っぽい色をしているため、海水との境界がはっきり分かることがあります。
また、河口では潮の満ち引きが釣果に大きく影響します。満潮時には海水が川に押し込むため、アジが河口の奥まで入ってくることがあります。逆に干潮時には、淡水の影響が強まるため、河口の出口付近を狙うのが効果的です。
河口・流れ込みは、特に大雨の翌日が狙い目です。大量の水が流れ込むことで栄養分が海に運ばれ、プランクトンが爆発的に増えることがあります。ただし、濁りが強すぎる場合はアジの視界が悪くなり、逆に釣れにくくなることもあるので、濁りの程度を見極めることが大切です。
エリア別のアジングで釣れる場所と実践的なポイント選び
- 関東エリアでアジングが釣れる場所は神奈川・東京・千葉に集中
- 神奈川県の常夜灯ポイントは横浜・横須賀が穴場の釣れる場所
- 大阪・関西エリアで釣れる場所は港湾部と河口がおすすめ
- 時期によって釣れる場所が変わる(春・夏・秋・冬の違い)
- 潮の満ち引きで釣れる場所の選び方が変わる理由
- デイゲームとナイトゲームで釣れる場所の狙い方を変える
- まとめ:アジング釣れる場所の選び方とポイント
関東エリアでアジングが釣れる場所は神奈川・東京・千葉に集中
関東エリアは、日本国内でもアジングの聖地と呼べるほど釣れる場所が集中しています。特に神奈川県・東京湾・千葉県は、アジの魚影が濃く、初心者からベテランまで多くのアングラーが足繁く通う人気エリアです。それぞれの地域に特徴があるので、自分のスタイルに合った場所を選ぶことが釣果アップの鍵となります。
まず神奈川県は、関東で最もアジングスポットが豊富なエリアです。横浜市・横須賀市・三浦半島・湘南と、各地に優秀な釣り場が点在しています。東京都心からのアクセスも良く、電車で行ける釣り場も多いのが魅力です。特に横須賀エリアは、うみかぜ公園や海辺つり公園など、整備された釣り場が多く、ファミリーフィッシングにも最適です。
東京湾沿いのエリアも見逃せません。東京都内では、お台場周辺や葛西臨海公園などでもアジングが楽しめます。都心でアジングができるという利便性は、他の地域にはない大きな魅力でしょう。また、川崎市の東扇島西公園は、24時間利用可能な駐車場もあり、深夜のアジングにも最適な環境が整っています。
千葉県では、特に東京湾側の富津・木更津エリアがアジングの好ポイントとして知られています。千葉ポートパークなど、都心からアクセスしやすい釣り場が多く、週末は多くのアングラーで賑わいます。
🗾 関東主要エリアの特徴比較
エリア | 特徴 | 代表的な釣り場 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
神奈川(横浜・横須賀) | 釣り場が豊富/常夜灯多数 | うみかぜ公園、海辺つり公園、八景島対岸 | ★★★★★ |
神奈川(湘南) | サーフや磯も選べる | 江ノ島、片瀬漁港 | ★★★☆☆ |
東京湾(川崎) | 都心から近い/24時間OK | 東扇島西公園、ふれーゆ裏 | ★★★★☆ |
東京湾(東京都内) | 電車でアクセス可 | お台場、葛西臨海公園 | ★★★☆☆ |
千葉(東京湾側) | 広大な釣り場 | 千葉ポートパーク、富津 | ★★★★☆ |
ameblo.jp – 神奈川県のアジングスポットでは、神奈川県内の釣れる場所について詳しく紹介されています:
神奈川県ではアジとメバルが釣れる釣り場が横浜市や横須賀市、三浦半島、湘南に複数存在します。
この情報からも分かる通り、神奈川県は選択肢が非常に豊富です。一つの釣り場がダメでも、すぐに別の場所に移動できるという利点があります。このようなランガンスタイルは、アジングでは非常に有効な戦略です。
関東エリアでアジングをする際の戦略としては、まず自宅から近い釣り場を2〜3ヶ所リストアップしておくことをおすすめします。一つの場所が混雑していたり、釣れなかったりした時に、すぐに次の場所に移動できるようにしておくことが、安定した釣果を得る秘訣です。
また、関東エリアは潮の動きが穏やかな東京湾内と、外海に面した相模湾側では全く特性が異なります。東京湾内は波が穏やかで初心者向き、相模湾側は潮通しが良く大型が狙えるといった特徴があるので、自分のレベルや狙いたいサイズに応じて選ぶと良いでしょう。
神奈川県の常夜灯ポイントは横浜・横須賀が穴場の釣れる場所
神奈川県は、関東エリアの中でも特にアジングの釣れる場所が集中している優良エリアです。中でも横浜市と横須賀市には、常夜灯のある好ポイントが多数存在し、夜釣りで安定した釣果が期待できます。これらのエリアは、観光地としても有名な場所が多く、釣り以外の楽しみも同時に味わえるのが魅力です。
横浜エリアでは、八景島対岸(海辺の散歩道)が特におすすめです。八景島シーパラダイスの向かい側にある岸壁とテトラ帯で、常夜灯が多く夜間でも明るいため、初心者でも釣りやすい環境が整っています。海底が岩場のため、居着きのメバルとアジが豊富な釣り場として知られています。
ameblo.jpでは、八景島対岸について次のように紹介されています:
八景島対岸の岸壁はアジとメバルが釣れる、人気のメバリング・アジングスポットです。テトラ帯もあり海底が岩場のため、居着きのメバルとアジが豊富な釣り場ですね。調子が良い日だと春先にメバリングでよく釣れますよ。
このように、八景島対岸は春先が特に好調な釣り場です。橋の周辺は常夜灯で明るく、夜間でも安全に釣りができます。また、八景島駅からも近いため、電車でのアクセスも良好です。
横須賀エリアでは、うみかぜ公園が最も有名な釣りスポットです。無料の釣り公園でありながら、常夜灯が設置され、夜釣りに最適な環境が整っています。ただし、一部のエリアは釣り禁止になっているため、看板をよく確認して利用する必要があります。
🌟 神奈川県の主要アジングスポット
釣り場 | エリア | 特徴 | 常夜灯 | 駐車場 |
---|---|---|---|---|
八景島対岸 | 横浜市金沢区 | テトラ帯/岩礁/橋の下 | ◎ | ○ |
うみかぜ公園 | 横須賀市 | 無料釣り公園/足場良好 | ◎ | ◎ |
海辺つり公園 | 横須賀市 | 無料釣り公園/閉園時間あり | ○ | ◎ |
三春岸壁 | 横須賀市 | 通称ドンキ裏/現在は規制あり | △ | △ |
東扇島西公園 | 川崎市 | 24時間利用可/岩礁帯 | ◎ | ◎ |
江ノ島・湘南大堤防 | 藤沢市 | 観光地/堤防先端が好ポイント | ○ | △ |
横浜エリアでもう一つ注目したいのが、みなとみらい・臨港パークです。都会的な雰囲気の中でアジングができるという、他にはない魅力があります。赤レンガ倉庫前や象の鼻パークなど、観光地のすぐ近くで釣りができるため、デートや家族サービスと釣りを両立させたい方にもおすすめです。海底に敷石の岩場が多く、メバルも釣れるポイントです。
ただし、みなとみらいエリアは釣り禁止区域も多いため、事前に看板を確認し、許可されているエリアでのみ釣りをするように注意してください。マナー違反が増えると、さらに釣り禁止エリアが拡大する可能性もあるため、一人ひとりが責任を持った行動を心がけることが大切です。
神奈川県でアジングをする際の大きな利点は、釣り場の選択肢が豊富であることです。一つの場所が混雑していたり、調子が悪かったりしても、車で10〜20分移動すれば別の好ポイントに到着できます。このような機動力を活かしたランガンスタイルが、神奈川県では非常に有効な戦略となるでしょう。
大阪・関西エリアで釣れる場所は港湾部と河口がおすすめ
関西エリア、特に大阪府でも、アジングで釣れる場所は複数存在します。東京湾ほど情報が多くはありませんが、それゆえに人的プレッシャーが低い穴場スポットも多く、狙い方次第では関東以上の釣果が期待できることもあります。大阪湾は比較的波が穏やかで、初心者でも釣りやすい環境が整っているのも魅力です。
大阪府で特におすすめなのが、南港エリアと堺周辺です。これらのエリアは工業地帯に隣接しており、常夜灯が多く設置されているため、夜釣りに適しています。また、船の往来も多いため、ミオ筋がはっきりしており、アジの回遊ルートを特定しやすいのも特徴です。
detail.chiebukuro.yahoo.co.jpの質問では、「大阪南港、堺周辺で夜サビキ釣りでアジ釣れるところあります?」という質問に対して、「シーサイドコスモの開放区」が回答として挙げられています。このように、大阪でも釣れる場所は存在しますが、情報がやや少ないため、実際に足を運んで開拓する姿勢が重要になります。
🏭 大阪・関西エリアの特徴
エリア | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
大阪南港 | 工業地帯/常夜灯多数 | 人が少ない/ミオ筋が明確 | 情報が少ない |
堺周辺 | 港湾部と河口が点在 | 多彩なポイント選択 | 車がないと厳しい |
神戸エリア | 須磨・垂水など | 潮通し良好 | 競争率が高い |
和歌山北部 | マリーナシティなど | 大型が狙える | 都心から遠い |
大阪でアジングをする際の戦略は、河口部を重点的に狙うことです。大阪湾には淀川、大和川など複数の河川が流れ込んでおり、これらの河口部は栄養豊富でプランクトンが多く、アジの好ポイントとなっています。特に夏場は、河口に入ってくるアジの数が増える傾向にあるため、積極的に狙ってみる価値があります。
また、大阪のアジングではシーバスとの混在に注意が必要です。河口部や港湾部はシーバスの一級ポイントでもあるため、アジングをしているとシーバスがヒットすることもあります。アジング用の軽いタックルではシーバスを取り込むのは難しいため、やり取りには十分注意してください。
関西エリアでアジングをする際の大きな利点は、競争率の低さです。関東ほどアジング人口が多くないため、良いポイントでもゆったりと釣りができることが多いです。ただし、その分情報も少ないため、自分で開拓する楽しさも味わえるでしょう。GoogleマップやSNSで情報を集めつつ、実際に足を運んで釣れる場所を見つけていく過程も、アジングの醍醐味の一つです。
大阪でアジングをする際は、マナーの遵守が特に重要です。関西エリアでも釣り禁止になる場所が増えているため、ゴミの持ち帰りや立入禁止区域の遵守、騒音への配慮など、基本的なマナーを守って釣りを楽しみましょう。一人ひとりの心がけが、釣り場を守ることにつながります。
時期によって釣れる場所が変わる(春・夏・秋・冬の違い)
アジングでは、季節によって釣れる場所が大きく変化することを理解しておく必要があります。これは水温の変化とアジの生態が密接に関係しているためです。同じ釣り場でも、春には爆釣だったのに秋には全く釣れないということも珍しくありません。各季節の特徴を理解し、時期に応じた場所選びをすることが釣果アップの鍵となります。
春(3月〜5月)は、アジングのベストシーズンの一つです。水温が上昇し始め、アジの活性が高まる時期で、特に漁港内や湾内での釣果が良くなります。産卵を控えた大型のアジ(尺アジ)が接岸してくる可能性も高く、サイズ・数ともに期待できる季節です。狙うべき場所は、常夜灯周辺や堤防のキワなど、比較的浅い場所でも釣果が上がりやすいです。
夏(6月〜8月)は、水温が高くなりすぎるため、アジは深場や河口部に移動する傾向があります。特に河口部は、冷たい川の水が流れ込むことでアジにとって快適な水温となるため、夏のアジングでは最優先で狙いたい場所です。また、朝マズメ・夕マズメの時間帯を重点的に狙うことで、日中の高水温を避けるアジを効率的に狙うことができます。
🌸 季節別のおすすめポイントと戦略
季節 | 水温 | おすすめの場所 | サイズ | 時間帯 |
---|---|---|---|---|
春 | 上昇期 | 漁港内/湾内の浅場 | 大型混じる | 終日OK |
夏 | 高水温 | 河口部/深場 | 小〜中型 | マズメ重視 |
秋 | 下降期 | 外海側/堤防先端 | 中〜大型 | 夜間が好調 |
冬 | 低水温 | 深場/温排水 | 小型中心 | 日中がベター |
秋(9月〜11月)は、春と並んでアジングのベストシーズンです。水温が下がり始め、アジの活性が再び高まります。この時期は外海側や堤防の先端など、潮通しの良い場所での釣果が良くなる傾向があります。また、ベイト(小魚)を追って回遊するパターンも増えるため、サバやイワシの群れを見つけたら、その周辺を重点的に狙うのも有効です。
**冬(12月〜2月)**は、アジングにとって最も厳しい季節です。水温が低下し、アジの活性が落ちるため、釣果を上げるのは難しくなります。ただし、温排水の流れ込みがある場所や、水深のある深場では釣れる可能性があります。冬のアジングは数は期待できませんが、その分釣れた時の喜びは格別です。
tsuriking.jp – 福岡のアジングポイントでは、時期について次のように説明されています:
一般的に、初夏の5月から晩秋の11月と言われています。福岡県内でのベストシーズンは7月~11月頃です。この時期は河口付近だけでなく、湾内や堤防の足元付近にまでベイトが入ってきています。
この情報から、7月〜11月が最も釣れる時期であることが分かります。ただし、地域によって多少の差はあるため、自分の通う釣り場の特性を把握することが重要です。
季節によって釣れる場所が変わる理由は、主に水温とベイトの動きにあります。アジは変温動物であり、水温によって活性が大きく変化します。また、アジの主食であるプランクトンや小魚も水温によって行動パターンが変わるため、それに合わせてアジも移動するのです。
季節に応じた場所選びのコツは、水温計を持参することです。水温を測ることで、アジの活性を予測しやすくなります。一般的に、アジが最も活発になる水温は**15〜20℃**と言われているため、この範囲に入っている場所を優先的に選ぶと良いでしょう。
潮の満ち引きで釣れる場所の選び方が変わる理由
アジングでは、潮の満ち引きによって釣れる場所が劇的に変化することを理解しておく必要があります。同じ釣り場でも、満潮時と干潮時では全く様相が変わり、それぞれのタイミングで狙うべきポイントも異なってきます。潮汐を意識した場所選びができるようになると、釣果は飛躍的に向上するでしょう。
潮の満ち引きがなぜ重要かというと、水深と潮の流れが大きく変化するためです。満潮時には水深が深くなり、アジが岸に近づきやすくなります。逆に干潮時には水深が浅くなり、アジは深場に移動します。また、潮が動く時間帯(上げ潮・下げ潮)はプランクトンが流されやすく、それを狙ってアジも活発に捕食行動を取ります。
🌊 潮汐別の攻略ポイント
潮の状態 | 水深 | おすすめの場所 | 狙い方 |
---|---|---|---|
満潮 | 深い | 漁港内の浅場/スロープ周辺 | 足元近くを探る |
干潮 | 浅い | ミオ筋/船道の深み | 遠投して深場を狙う |
上げ潮 | 上昇中 | 堤防先端/河口入口 | 潮に乗せてドリフト |
下げ潮 | 下降中 | テトラ内部/払い出し | 潮が抜ける場所を狙う |
web.tsuribito.co.jp – アジングの壁では、潮位について次のように解説されています:
干潮満潮どちらがよいかは一概に言えないので、それぞれのタイミングでねらうべき場所を知りましょう。とくに注意すべきは干潮のタイミング。全体水深が浅い港では、船道など周囲よりも一段深く掘れた場所に魚が溜まります。
この指摘は非常に重要で、特に干潮時のミオ筋狙いは効果的な戦略です。水深が浅くなると、アジは少しでも深い場所に集まる習性があるため、ミオ筋や船道といった溝状の地形が一級ポイントとなります。
満潮時の攻略法は、普段は水深が浅くて狙えない場所を攻めることです。例えば、スロープの上部や漁港の最奥部など、干潮時には水深が足りずアジが入ってこない場所でも、満潮時なら十分な水深が確保され、アジが回遊してくることがあります。また、満潮時は堤防のキワも有効なポイントとなります。
干潮時の攻略法は、遠投してでも深場を探ることです。岸近くの水深が1m以下になってしまうような場所では、干潮時にアジは回遊してきません。そのため、遠投用のキャロライナリグやフロートリグを使って、沖の深場を探る必要があります。
潮の動きで最も釣れるタイミングは、潮が大きく動く時間帯です。一般的に、満潮・干潮の前後1〜2時間が最も潮が動き、プランクトンが流されやすくなります。この時間帯を「潮が動く時間」と呼び、魚の活性が高まりやすいため、アジングでも最優先で狙いたい時間帯となります。
潮汐情報は、スマートフォンアプリや釣り情報サイトで簡単に確認できます。釣行前には必ず潮見表をチェックし、満潮・干潮の時刻と潮の大きさ(大潮・中潮・小潮・長潮・若潮)を把握しておきましょう。一般的に、大潮・中潮の方が潮の動きが大きく釣れやすいとされていますが、小潮でも全く釣れないわけではないので、諦めずに挑戦してみることが大切です。
デイゲームとナイトゲームで釣れる場所の狙い方を変える
アジングは夜釣り(ナイトゲーム)のイメージが強いですが、実は日中(デイゲーム)でも十分に釣ることができます。ただし、デイゲームとナイトゲームでは、アジの行動パターンが大きく異なるため、それぞれに適した場所選びと攻め方を理解する必要があります。
ナイトゲームの基本は、前述の通り常夜灯周辺が最優先のポイントとなります。夜になるとプランクトンが光に集まり、それを捕食するためにアジも集結するため、常夜灯の光が届く範囲を重点的に攻めるのがセオリーです。また、夜は視界が悪いため、アジの警戒心が薄れ、比較的浅い場所や足元近くまで寄ってくることも多いです。
デイゲームでは、アジの行動が大きく変わります。日中は視界が良いため、アジの警戒心が高まり、深場や障害物の影に隠れる傾向があります。そのため、デイゲームで釣果を上げるには、以下のようなポイントを重点的に狙う必要があります。
☀️ デイゲームとナイトゲームの違い
項目 | ナイトゲーム | デイゲーム |
---|---|---|
主なポイント | 常夜灯周辺/浅場 | 深場/影になる場所 |
水深 | 表層〜中層 | 中層〜ボトム |
アジの行動 | 積極的に捕食 | 警戒心が高い |
ルアー選択 | クリア系/ナチュラル | アピール系/目立つ色 |
時間帯 | 日没後〜夜明け前 | 朝マズメ/夕マズメが特に良い |
luremaga.jp – アジングの釣り場では、デイゲームについて次のように述べられています:
日の高い時間帯に釣れなくはありません(地域によってはデイゲームが強いところもあります)。ですが、基本は日が傾いてきてからのイブニング、ナイトゲームになります。
この情報から分かるように、アジングは基本的にはナイトゲームが主流ですが、デイゲームでも釣果を上げることは十分可能です。特に、朝マズメ(日の出前後)と夕マズメ(日の入り前後)は、デイゲームの中でも最も釣れる時間帯として知られています。
デイゲームで狙うべき具体的な場所は、停泊船の下、堤防の影、テトラポットの隙間など、日陰になる場所です。アジは日中、直射日光を避けて影になる場所に身を潜めているため、そういった場所を重点的に探ることが釣果につながります。
また、デイゲームではボトム(海底)を攻めることも重要です。日中のアジは表層にはほとんどおらず、中層〜ボトム付近に沈んでいることが多いため、カウントダウンでしっかりと沈めてから探る必要があります。特に、海底が岩礁帯になっている場所は、アジが居着きやすく、デイゲームでも好釣果が期待できます。
ナイトゲームとデイゲームの使い分けは、自分のライフスタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。夜釣りは確かに釣れやすいですが、安全面での注意が必要ですし、深夜まで釣りをするのは体力的にも大変です。一方、デイゲームは安全性が高く、家族連れでも楽しめるというメリットがあります。どちらか一方に固執するのではなく、状況に応じて使い分けることで、アジングの楽しみ方が広がるでしょう。
まとめ:アジング釣れる場所の選び方とポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- アジングで釣れる場所の最も重要な要素は「プランクトンが集まる場所」を狙うこと
- 常夜灯周辺は夜釣りにおいて最優先で狙うべき一級ポイントである
- 堤防の先端や角は潮通しが良く、競争率は高いが確実に釣果が期待できる場所
- 港湾部・漁港は複合的な釣れる要素が揃っており初心者にもおすすめ
- ミオ筋(船道)は見落とされがちだが、アジの回遊ルートとなる重要なポイント
- スロープ周辺は水温が安定しやすく、意外な穴場ポイントとなる
- 河口・流れ込みは栄養豊富でアジが集まりやすい超一級ポイント
- 関東エリアでは神奈川・東京・千葉に優良な釣り場が集中している
- 神奈川県の横浜・横須賀エリアは常夜灯ポイントが豊富で特におすすめ
- 大阪・関西エリアは情報が少ないが、それゆえに穴場スポットが多い
- 春(3〜5月)と秋(9〜11月)がアジングのベストシーズンである
- 夏は河口部や深場、冬は温排水周辺を重点的に狙うと良い
- 満潮時は浅場やスロープ、干潮時はミオ筋や深場を狙うのが基本
- 潮が大きく動く時間帯(満潮・干潮の前後1〜2時間)が最も釣れやすい
- ナイトゲームでは常夜灯周辺、デイゲームでは深場や影を狙う
- 朝マズメ・夕マズメはデイゲームでも好釣果が期待できる黄金タイム
- アジングは場所選びで釣果の9割が決まると言われるほど場所選択が重要
- 一つの場所に固執せず、ランガンスタイルで複数のポイントを探るのが効果的
- 潮見表や水温をチェックして、科学的にポイント選びをすることが釣果アップの鍵
- 釣り場のマナーを守り、立入禁止区域や漁業関係者への配慮を忘れないこと
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 【アジング】アジが釣れる場所 ー港湾部・堤防編ー|okada_tsuri
- [初心者向け]アジングで釣れる場所はどこ?堤防・漁港の狙い目ポイント解説
- 福岡のよく釣れるアジ釣りポイント10ヶ所とアジングに最適な時期をご紹介!|釣king[釣行ガイド]
- アジングの釣り場(ポイント)どんな場所にアジはいる?【アジングの教科書#009】│ルアマガプラス
- 【釣り方】アジングの壁/前編
- 潮が作るアジが釣れる場所 | ジグタン☆ワーク アジング日記
- アジングで狙う場所10選!王道から見落としがちなポイントまで徹底解説-釣猿 | TSURI-ZARU
- 関西地方で釣れたアジ – アングラーズ | 釣果600万件の魚釣り情報サイト
- 大阪南港、堺周辺で夜サビキ釣りでアジ釣れるところあります?また、アジングの… – Yahoo!知恵袋
- 神奈川県のアジング・メバリングにおすすめの釣りスポット14選・釣り場、アジ、メバル | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA
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