関東でアジングを始めたものの、まったく釣れずに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。ネットの情報では「アジングは簡単」「初心者でも釣れる」と書かれているのに、実際に釣り場へ行くと全く釣果が得られず、モチベーションが下がってしまう。そんな経験をした方も少なくないはずです。実は関東でのアジングは、九州など他の地域と比べて難易度が高く、ポイント選び、時期、テクニックのすべてにおいて工夫が必要なのです。
本記事では、関東でアジングが釣れない根本的な理由を明らかにし、それを解決するための具体的な対策を網羅的に紹介します。横浜や外房といった実績のあるエリア情報、釣れる時期やタイミング、仕掛けやワームの選び方、さらにはMキャロやアシストフックといった釣果を劇的に変える可能性のあるテクニックまで、実際の釣行記録や経験者の声をもとに詳しく解説していきます。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ 関東でアジングが釣れない根本原因（釣り場不足、魚影の薄さ、プレッシャーの高さ） |
| ✓ 横浜・外房など関東で実績のある具体的なアジングポイント情報 |
| ✓ 釣れる時期とタイミング（初夏〜晩秋がベスト、朝夕マズメが狙い目） |
| ✓ Mキャロやアシストフックなど釣果を上げる仕掛けの工夫 |
関東でアジングが釣れない根本的な構造問題
- 関東でアジングが釣れない最大の理由は釣り場の少なさと人的プレッシャー
- 東京湾内はアジの魚影が薄く、釣れる時期が限定的
- 水温の変化が激しい関東は魚の回遊パターンが不安定
- 釣り禁止エリアの増加が釣り場選択肢を狭めている
- スレた魚が多く警戒心が高い環境
- 適切な時期を外すと釣果ゼロもありえる
関東でアジングが釣れない最大の理由は釣り場の少なさと人的プレッシャー
関東でアジングが釣れない最も大きな要因は、釣り場の絶対的な不足と、それに伴う極度の人的プレッシャーにあります。人口密度が高い関東圏では、釣りができる場所自体が限られており、さらにその限られた釣り場に釣り人が集中するという悪循環が生まれています。
横浜に移住しましたと題された記事では、関東でのオカッパリの難しさについて以下のように語られています。
「関東に移住して4年目になるが、本当にオカッパリが難しいエリアだなと思う。港湾部の釣り場が極端に限られること、限られた釣り場に釣人が集中し、釣座の確保が困難であること、魚が抜かれている/スれ切っており、簡単には釣れないこと」
<cite>出典：関東でのオカッパリの難しさ – ユウのよしなしごと</cite>
この証言が示すように、関東の釣り場問題は複層的です。まず港湾部や堤防といった岸から釣りができる場所が極端に少ない。そして少ない釣り場に多くの釣り人が押し寄せるため、良いポイントは早朝から場所取り合戦になります。さらに、同じ場所で連日のように釣りが行われることで、魚は人間の存在やルアーに慣れてしまい（スレる）、簡単には口を使わなくなるのです。
📊 関東の釣り場問題の構造
| 問題の種類 | 具体的な影響 | 釣果への影響度 |
|---|---|---|
| 釣り場の絶対数不足 | 選択肢が少なく移動しても状況が変わらない | ★★★★★ |
| 人口過密による集中 | 良いポイントに入れない、プレッシャーが高い | ★★★★☆ |
| 魚のスレ | 軽いルアーや繊細な誘いでないと反応しない | ★★★★★ |
| マナー問題の頻発 | ゴミ問題などで釣り禁止区域が拡大 | ★★★☆☆ |
人口が多いことで釣り人も増え、その中には残念ながら問題を起こす人も一定数存在します。ゴミの放置、立入禁止区域への侵入、騒音問題などが発生し、その結果として管理者側が釣り禁止措置を取る。こうして釣り場はさらに減少し、残った釣り場にさらに人が集中するという負のスパイラルが形成されているのです。
一部の経験者からは「東京湾はボートに乗りなさい」というアドバイスが出るほど、オカッパリ（岸釣り）の環境は厳しいと言えます。場所がない、魚がいないでは釣りになりません。とはいえ、すべての人がボートを所有できるわけではありませんし、遊漁船に毎回乗るのも費用がかさみます。限られた環境の中でいかに工夫するかが、関東でアジングを楽しむカギとなるでしょう。
東京湾内はアジの魚影が薄く、釣れる時期が限定的
東京都内や東京湾奥でのアジの魚影の薄さは、関東アジングの難しさを象徴する問題です。かつてはサビキ釣りでアジが釣れた場所でも、近年は状況が変化しており、ルアーで狙うアジングとなるとさらにハードルが上がります。
「首都圏でのアジングについて」という記事では、東京都でのアジング経験について次のように記されています。
「アジングを始めた当時は東京在住だったため、主に東京都の釣り場に通っていた。当時（2020年）は豊洲ぐるり公園を中心にサバが大量に回ってきており、サビキをしているとサバに混じってたま～にアジも掛かることがある状態だった。ただそもそものアジの数が少なく、実際に数か月ほど東京でアジングをしてみても釣れたアジは合計2匹だけだった」
<cite>出典：首都圏でのアジングについて｜宮</cite>
数ヶ月間通って2匹という釣果は、初心者がイメージするアジングとは大きくかけ離れているでしょう。さらに同記事では、ネットで調べて出てくる東京湾の釣り場（豊洲ぐるり公園、水の広場公園など）でも、実際にアジングをしている人や釣れている人をほとんど見たことがないとも述べられています。ネット記事の情報が古かったり、AI生成記事でPV稼ぎをしているだけの可能性も指摘されており、情報の信頼性にも注意が必要です。
🎣 東京湾内の釣り物の変化
| 時期 | 主な釣れる魚種 | アジの状況 |
|---|---|---|
| 2020年頃 | サバ中心、時々アジ | サビキで時々混じる程度 |
| 2023年以降 | シーバス、クロダイ、サッパ、コノシロ | さらに減少傾向 |
東京湾内でアジが釣れる時期は非常に限定的で、一般的には6〜7月の初夏に豆アジが回遊する時期が唯一のチャンスとされています。しかし、これも年によって状況が変わり、回遊自体がない年もあるようです。海水温の変動、餌となるプランクトンの状況、他の魚種の増減など、様々な要因が複雑に絡み合って魚影が決まるため、「去年は釣れたのに今年は全くダメ」ということも珍しくありません。
東京都心から近い釣り場でアジングを楽しみたいという気持ちは理解できますが、現実的には東京湾奥でのアジングは初心者には推奨しにくい状況です。経験を積んだ上級者であれば、わずかなチャンスを逃さずキャッチできるかもしれませんが、これから始める方にとっては挫折の原因になりかねません。もし東京都内在住であれば、少し足を伸ばして横浜や外房方面に遠征することを検討する価値は十分にあるでしょう。
水温の変化が激しい関東は魚の回遊パターンが不安定
関東の海、特に東京湾は季節による水温変化が激しく、それがアジの回遊パターンを不安定にする要因となっています。アジは適水温が15〜20℃とされており、この範囲から外れると活性が極端に落ちたり、深場や外洋へと移動してしまいます。
アジの年間を通した生活リズムを見ると、水温の影響がいかに大きいかが分かります。春から夏にかけて水温が上昇すると、外洋から徐々に湾内へ入ってきます。6〜7月には湾の奥まで回遊範囲を広げ、7〜11月が最も活発に港内や堤防の足元まで接岸する時期です。しかし、12〜2月の冬季になると水温が低下し、アジは水温の安定した深場へと移動してしまうのです。
🌡️ 関東（東京湾）の季節別水温とアジの行動
| 季節 | 水温の状態 | アジの行動 | 岸からの釣りやすさ |
|---|---|---|---|
| 冬（12〜2月） | 12℃以下に低下 | 深場に移動、活性低下 | ★☆☆☆☆ |
| 春（3〜5月） | 徐々に上昇 | 湾口から徐々に接岸開始 | ★★☆☆☆ |
| 初夏（6〜7月） | 適水温帯に | 湾奥まで回遊、豆アジ中心 | ★★★☆☆ |
| 夏〜秋（8〜11月） | 高め安定 | 活発に接岸、サイズも良好 | ★★★★★ |
特に問題なのが冬季です。東京湾奥は湾内のため海水の入れ替わりが少なく、冬季には水温が12℃を下回ることも珍しくありません。この温度帯ではアジの活性は極端に低下し、一日のうちでわずか数十分から1時間程度しか回遊しないこともあります。このわずかなチャンスを捉えるのは至難の業で、初心者には特に難しい状況と言えるでしょう。
対照的に、外房エリア（勝浦、鴨川周辺）は外洋に面しているため、冬でも黒潮の影響で水温が15℃前度を保つことがあります。そのため真冬でもアジングが可能な貴重なエリアとなっています。水温の安定性という観点からも、関東でアジングを楽しむなら外房や三浦半島といった外洋に近いエリアを選ぶことが重要です。ただし、同じ関東内でも場所によって海況が大きく異なるため、釣行前には必ず水温情報や釣果情報を確認することをおすすめします。
釣り禁止エリアの増加が釣り場選択肢を狭めている
関東、特に千葉県の外房エリアでは釣り禁止区域の拡大が深刻な問題となっており、これが釣り場選択肢をさらに狭めています。マナーの悪い釣り人の行動や地域住民とのトラブルが原因で、次々と釣り場が閉鎖されているのです。
外房の釣り場について調べた際の体験が記されています。
「「外房 釣り場」なんて検索してみる。すると、どの漁港を検索しても、末尾に「釣り禁止」というサジェストが入るではないか。聞いてはいたが、やはりどの漁港も禁止、禁止でなくとも「招かれざる客」であることは確かみたいだ…」
<cite>出典：関東でのオカッパリの難しさ – ユウのよしなしごと</cite>
「外房 ○○港」と検索すると「釣り禁止」がサジェストに出てくるという状況は、いかに釣り場閉鎖が進んでいるかを物語っています。かつては自由に釣りができた漁港でも、現在は立入禁止になっているケースが多く、最新の情報を確認せずに行くと無駄足になることも少なくありません。
📉 釣り禁止エリア増加の悪循環
釣り人の増加
↓
一部の人のマナー違反（ゴミ、騒音、立入禁止区域への侵入）
↓
地域住民からの苦情・トラブル
↓
管理者が釣り禁止措置を実施
↓
釣り場の減少
↓
残った釣り場に人が集中
↓
さらにマナー問題が発生しやすくなる
特に2024年春頃からは、人気の高かった勝浦港でも釣り禁止エリアが広がったという情報もあります。外房エリア全体では10箇所以上の漁港が存在するため開拓の余地はあるものの、どこが釣り可能でどこが禁止なのかを把握するだけでも一苦労です。
こうした状況に対して、釣り人一人ひとりができることはマナーの徹底です。ゴミは必ず持ち帰る、立入禁止区域には絶対に入らない、夜間や早朝は騒音に配慮する、駐車マナーを守る、地域住民への挨拶を欠かさない。当たり前のことですが、これらを全員が実践することで、釣り場の保全につながります。
また、釣り場情報を発信する際にも注意が必要です。SNSなどで具体的な場所を公開すると、一気に人が押し寄せて荒れてしまうこともあります。グレーゾーンの釣り場（明確に禁止されていないが推奨もされていない場所）については、特に慎重な扱いが求められます。長く釣りを楽しむためには、釣り場を大切にする意識が不可欠なのです。
スレた魚が多く警戒心が高い環境
関東の釣り場、特に人気スポットでは魚のスレが深刻な問題となっています。スレとは、魚が人間の存在やルアーに慣れてしまい、警戒心が高まって簡単には餌やルアーに反応しなくなる状態を指します。連日多くの釣り人が入る関東の釣り場では、アジもかなりスレており、九州など他の地域と同じ感覚で釣りをしても結果が出にくいのです。
三崎港でのアジング経験から、スレへの対処法が語られています。
「三崎港エリアは人気釣り場という事もあり日々多数のアングラーが釣り場に入る為、スレ度が高いエリアです。アジングでは１．５ｇくらいまでのジグヘッドなら反応してきますが、それ以上に重いジグヘッドを使うと、途端に反応が薄くなります。ワームの動きに魚が違和感を覚える為と筆者は認識しています」
<cite>出典：アジングは釣れない？難しい？</cite>
1.5g以上の重めのジグヘッドでは反応が薄くなるという指摘は、いかに魚が繊細になっているかを示しています。通常、重いジグヘッドは飛距離が出る、沈みが速い、風に強いといったメリットがありますが、スレた環境では「不自然な動き」として魚に見破られてしまうのです。
🎯 スレた魚への対処法
| 対処方法 | 具体的な工夫 | 効果 |
|---|---|---|
| 軽量化 | 1.0〜1.2g以下のジグヘッドを使用 | ★★★★☆ |
| スロー化 | リトリーブ速度を極端に遅くする | ★★★★☆ |
| フィネス化 | 細いライン（PE0.3号など）を使用 | ★★★☆☆ |
| ワーム変更 | 味付き（匂い付き）ワームの使用 | ★★★★★ |
| アクション変更 | 大きなシェイキングではなく小刻みな誘い | ★★★☆☆ |
軽量ジグヘッドを使うことで、よりナチュラルにワームを漂わせることができ、スレた魚にも口を使わせることができる可能性が高まります。ただし、軽量化すれば当然飛距離は落ちますし、風の影響も受けやすくなります。このジレンマを解決する方法として後述する「Mキャロ」などのテクニックが有効なのです。
また、スレへの対策としてワーム選びも重要です。視覚だけでなく嗅覚にも訴えかける味付き（匂い付き）ワームは、スレた環境でも効果を発揮することがあります。エコギアの「熟成アクア 活アジストレート」などは、実際の釣行で高い実績があると多くのアングラーが評価しています。
スレた魚を相手にするには、タックルの繊細さ、ワームの選択、アクションの工夫など、総合的なアプローチが必要です。初心者にとってはハードルが高いかもしれませんが、逆に言えば技術を磨く良い機会とも捉えられます。一匹を釣るための試行錯誤が、アジングの醍醐味でもあるのです。
適切な時期を外すと釣果ゼロもありえる
アジは回遊魚であり、季節や水温によって接岸する時期が限られています。関東でアジングをする場合、この「時期」を外してしまうと、どんなに良いポイントで、どんなに高価なタックルを使っても、釣果ゼロということが十分にありえます。
アジ釣りの時期について、以下のような指摘があります。
「アジは四季に合わせ、外洋から湾内を旅する回遊魚。餌を求め、広い範囲を旅しています。なので、堤防から仕掛けが届く範囲にアジがいる状態で釣りをすることが重要なんです」
<cite>出典：アジ釣りは『時期』が重要！ シーズンごとの傾向とポイントが合えば簡単に釣れます | TSURI HACK[釣りハック]</cite>
つまり、「この釣り場にはアジがいる」という情報を持っていたとしても、それは特定の時期に限った話かもしれません。少し前は爆釣だったのに今日は全くダメ、ということは回遊魚であるアジ釣りでは日常茶飯事なのです。
📅 関東でアジが釣れる時期の目安
| 時期 | アジの状況 | 釣りやすさ | 初心者推奨度 |
|---|---|---|---|
| 1〜2月 | 深場に移動、接岸ほぼなし | ★☆☆☆☆ | × |
| 3〜5月 | 徐々に接岸開始、産卵期前後 | ★★☆☆☆ | △ |
| 6〜7月 | 豆アジ中心に接岸、数は狙える | ★★★☆☆ | ○ |
| 8〜11月 | ベストシーズン、サイズも良好 | ★★★★★ | ◎ |
| 12月 | 徐々に深場へ移動開始 | ★★☆☆☆ | △ |
全国的に見ると、初夏から晩秋（6月〜11月）がアジングのベストシーズンとされています。特に8〜11月は数・サイズともに期待でき、初心者でも釣果が得やすい時期です。一方、冬季（12〜2月）や早春（3〜5月）は水温が低く、アジの活性も低いため、上級者向けの時期と言えるでしょう。
時期を見極めるには、最新の釣果情報を常にチェックすることが重要です。釣具店の店頭やウェブサイト、SNS、釣り専門サイトなどで「今釣れているか」を確認してから釣行するのが賢明です。また、同じ関東内でも東京湾奥と外房では状況が全く異なるため、エリアごとの情報収集も欠かせません。
「少し前に釣れたから今日も釣れるだろう」という楽観的な予測ではなく、「昨日の釣果はどうだったか」「今週の水温はどうか」といった直近の情報に基づいて判断することが、釣果を得るための第一歩です。回遊魚であるアジを相手にする以上、情報収集は釣りの一部と考えるべきでしょう。
関東アジングで釣れないを解決する実践的攻略法
- 横浜エリアは関東で最も安定して釣果が期待できるポイント
- 外房エリアは冬でもアジングが楽しめる貴重なフィールド
- 釣れる時期は初夏から晩秋、特に5〜6月と9〜11月がベスト
- Mキャロやアシストフックなど仕掛けの工夫が釣果を変える
- ワーム選びは「活アジストレート」など実績あるものから始める
- 朝夕マズメや常夜灯周りなど時間帯とポイント選びが重要
- まとめ：関東でアジングが釣れない悩みを解決するための総括
横浜エリアは関東で最も安定して釣果が期待できるポイント
東京都内でのアジングが厳しい現状を踏まえると、横浜エリアは関東でアジングをするなら最有力候補となります。東京湾内でありながら湾口に近く、外洋からの海水が入りやすいため、比較的魚影が濃く、アジの回遊も期待できるエリアです。
首都圏でのアジング経験者の証言では以下のように述べられています。
「東京でのアジングに諦めをつけ、横浜でアジを狙うことにした」「横浜は湾奥のため、冬（2月など）には水温が12℃以下になる時期がある。アジの適水温は15℃以上であるとか、13℃を下回るとかなり釣れにくいとか言われているので、その時期は横浜などでのアジングは難しいことになる」
<cite>出典：首都圏でのアジングについて｜宮</cite>
横浜エリアにも冬季の水温低下という課題はありますが、それでも東京都内よりは条件が良く、春から秋にかけては十分に釣果が期待できます。具体的なポイントとしては以下が挙げられます。
🗺️ 横浜エリアの主要アジングポイント
| ポイント名 | 特徴 | おすすめ時期 | アクセス |
|---|---|---|---|
| ふれーゆ裏 | 東京から最も通いやすい | 5〜6月、秋 | 公共交通機関でも可 |
| 東扇島西公園 | 広い釣り場、トイレ・駐車場完備 | 夏〜秋 | 車推奨 |
| 根岸港 | 産卵期に好釣果、夕マズメが狙い目 | 5〜6月 | 近くにコンビニあり |
| 大黒ふ頭西緑地 | 秋〜冬に実績、ベイブリッジ下 | 9〜11月 | 車必須（夜間通行規制あり） |
根岸港は特に注目のポイントで、GW前後から1ヶ月程度の産卵時期にアジが接岸し、多くのアジンガーが訪れます。特にローソン周辺は障害物が多く、足元や近距離で安定して釣れやすいとされています。時間帯としては夕マズメから日没後しばらくが最も釣れるとの情報があります。
**大黒ふ頭西緑地（ベイ下）**は秋から冬にかけてアジンガーが集まるスポットです。ただし、22時から5時まで道路が封鎖されるため、22時までに帰るか、夜通し釣りをするかの選択を迫られます。足元や防波堤周辺の壁際でよく釣れるとの情報があり、柵もあるため比較的安全に釣りができます。
横浜エリアでアジングをする際の注意点として、常連のマナー問題も指摘されています。東扇島西公園では常連が先端部分を常に場所取りしていたり、根岸港では飲酒運転をする釣り人がいたりといった問題も報告されています。こうした人たちと同じ行動を取らないよう、自分はマナーを守った釣りを心がけたいものです。
また、2025年4月からは大黒ふ頭西緑地が公園内禁煙になったとの情報もあります。こうした規制は、マナーの悪い釣り人の行動が原因で設けられることも多いため、ルールを守ることの重要性を改めて認識すべきでしょう。横浜エリアは関東で貴重なアジングポイントですので、釣り場を守るためにも一人ひとりの意識が大切です。
外房エリアは冬でもアジングが楽しめる貴重なフィールド
関東で冬季（1月〜3月頃）にもアジングを楽しみたいなら、外房エリアが最有力候補となります。千葉県の外房（勝浦、鴨川周辺）は外洋に面しているため、黒潮の影響で冬でも水温が15℃程度を保つことがあり、東京湾が厳しい時期でもアジやカマスなどが狙えます。
冬の外房でのアジング体験が以下のように語られています。
「1月後半。この時期は魚も水温の高い沖に出てしまい東京湾の釣り場は閑散としてしまいますね、、、。私はこの1月〜3月くらいの冬の釣れない時期は外房に足を運びます。東京湾では魚が釣れなくても、外房ではアジ・カマス・サヨリなどが冬でも釣れます」
<cite>出典：アジングは難しい！？【Mキャロ】で真冬のデイアジングin外房！ | 釣りロマン倶楽部</cite>
外房は東京湾が厳しい冬季の貴重な逃げ場となっており、時にはヒラマサなどの青物も回遊してくることがあります。ただし、前述の通り釣り禁止区域が増えているため、最新の情報確認が不可欠です。
🏖️ 外房エリアの特徴と注意点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 冬でも水温が高い、魚種が豊富（アジ、カマス、サヨリ、時にヒラマサ） |
| デメリット | 釣り禁止区域が多い、東京からの距離が遠い、情報が少ない |
| 代表的なポイント | 小湊港（非常に混雑）、勝浦港周辺、鴨川周辺の各漁港 |
| おすすめ時期 | 12月〜3月（東京湾が厳しい時期） |
| 注意事項 | 釣行前に必ず最新の釣り禁止情報を確認 |
小湊港は外房を代表するアジングポイントで、冬でもアジやカマスが釣れることで有名です。しかし、その分非常に混雑しており、休日は場所取りが困難なこともあります。尺アジ（25cm以上）クラスも釣れる実績がある一方で、人気ゆえのプレッシャーも高いポイントと言えるでしょう。
外房でのアジングは横浜エリアとは異なる攻略法が必要とされることもあります。水深が浅い場所が多く、また潮の流れが速いポイントもあるため、軽量ジグヘッドとMキャロの使い分けが重要になります。後述するMキャロは特に外房の遠浅なポイントで威力を発揮します。
また、外房は横浜と比べて大型のアジが釣れる可能性も高いとされています。東京湾内のアジは15〜20cm程度が中心ですが、外房では25cm以上の良型も珍しくありません。冬の寒さを我慢してでも足を運ぶ価値は十分にあると言えるでしょう。
ただし、外房は東京都心からは距離があり、車がないと厳しい場所も多いです。ガソリン代や高速道路料金もかさむため、費用対効果を考えると遊漁船に乗った方が良いという意見もあります。自分の釣りスタイルや予算に合わせて、横浜エリアと外房エリアを使い分けるのが賢い選択かもしれません。
釣れる時期は初夏から晩秋、特に5〜6月と9〜11月がベスト
関東でアジングを楽しむなら、時期選びが最も重要と言っても過言ではありません。前述の通り、アジは回遊魚であり、水温や季節によって接岸する時期が限られます。関東で釣果を得やすい時期を正確に把握しておくことが成功への第一歩です。
全国的には6月〜11月がアジングのシーズンですが、関東ではさらに時期を絞り込むことができます。特に5〜6月と9〜11月が二大ベストシーズンと考えられます。
📆 関東アジングの二大ベストシーズン
【春のベストシーズン：5〜6月】
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| アジのサイズ | 10〜15cm程度の豆アジ中心 |
| 数 | 比較的数が釣れる |
| 産卵との関係 | 産卵時期前後で接岸 |
| おすすめポイント | 根岸港、ふれーゆ裏など |
| 食べ方 | 南蛮漬け、唐揚げ |
5〜6月は産卵に関連した接岸が見られる時期で、特に根岸港などでは産卵期の1ヶ月程度、安定した釣果が期待できます。サイズは小さめですが、数が釣れるため初心者でも楽しめる時期です。豆アジは唐揚げや南蛮漬けにすると骨まで食べられて美味しく、家族にも喜ばれるでしょう。
【秋のベストシーズン：9〜11月】
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| アジのサイズ | 20〜25cm以上の良型も |
| 数 | 数も期待できる |
| 脂の乗り | 最も脂が乗って美味しい時期 |
| おすすめポイント | 大黒ふ頭、東扇島、外房各所 |
| 食べ方 | 刺身、塩焼き |
9〜11月は数・サイズ・味の三拍子が揃ったベストシーズンです。この時期のアジは栄養豊富な東京湾で育った「金アジ」と呼ばれるブランド魚で、脂の乗りが素晴らしく、刺身で食べると絶品です。25cm以上の尺アジも狙える時期で、アジング本来の楽しさを味わえるでしょう。
時期を見極めるポイントとして、以下を参考にしてください：
✅ 釣行前のチェックリスト
- 直近3日間の釣果情報（釣具店のウェブサイト、SNSなど）
- 水温情報（13℃以下は厳しい、15℃以上が理想）
- 潮回り（大潮や中潮の方が魚の動きが活発）
- 天候（雨後や潮が動く時が狙い目）
時期が合っていても、その日の条件によって釣果は大きく変わります。特に水温は重要で、冬から春にかけての時期は日によって水温が2〜3℃変動することもあります。釣行前日にネットで水温をチェックし、15℃を下回っているようなら延期を検討するのも一つの判断です。
また、「少し前に爆釣情報があったから」という理由だけで釣行を決めるのは危険です。回遊魚は数日で移動してしまうこともあるため、**「今現在釣れているか」**という最新情報を重視しましょう。釣具店に電話で問い合わせるのも有効な手段です。店員さんは最新の釣果を把握していることが多く、親切に教えてくれるはずです。
Mキャロやアシストフックなど仕掛けの工夫が釣果を変える
関東のスレた環境、特に風が強い日や遠浅のポイントでは、通常のジグヘッド単体（ジグ単）では釣りにくいことがあります。そこで有効なのがMキャロ（Mキャロライナリグ）やアシストフックといった仕掛けの工夫です。これらを使いこなすことで、釣果が劇的に変わる可能性があります。
■ Mキャロとは
Mキャロは「浮力のある中通しオモリ」を使った仕掛けで、遠投性と軽量ジグヘッドの両立を実現します。オモリで飛距離を確保しながら、ジグヘッドは0.4〜1g程度の軽量なものを使えるため、スレた魚にも口を使わせやすくなります。
外房での真冬のデイアジングでMキャロを使った体験が語られています。
「広範囲を探りたいが、風も強くジグ単だと飛距離がでない状況。しかもここの釣り場は全体的に水深が浅く、ジグヘッド自体を重くしてしまうとすぐ着底してしまい、スローに探る事が出来なくなってしまう。そーとなれば【Mキャロ】一択！」
<cite>出典：アジングは難しい！？【Mキャロ】で真冬のデイアジングin外房！ | 釣りロマン倶楽部</cite>
🎣 Mキャロのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ✓ 飛距離が大幅に伸びる | × 仕掛けがジグ単より複雑 |
| ✓ 風が強くても軽量JHが使える | × 糸絡みが起きやすい |
| ✓ 抜群の操作感とアタリの分かりやすさ | × 慣れるまで扱いが難しい |
| ✓ バックスライドで常にテンション | × コストがジグ単より高い |
| ✓ 着底が明確に分かる |
Mキャロは着水後に沖に向かって斜めに沈む「バックスライド」という特性があり、着水地点よりさらに沖を探ることができます。また、常にラインにテンションがかかっているため、風が強い日でもアタリが取りやすいという大きなメリットがあります。
■ アシストフックの活用
バイトはあるのに乗らない（フッキングしない）という状況に対しては、アシストフックの追加が有効です。ジグヘッドに加えてもう1本針を追加することで、フッキング率が格段に向上します。
アシストフックの効果について検証結果が報告されています。
「二刀流アジング、ジグ単アジングでアジ、サバが入るポイントで比較検証をしました。二刀流アジング バイト７回 ヒット３回、ジグ単アジング バイト４回 ヒット１回」
<cite>出典：アジングは釣れない？難しい？</cite>
仕掛けの使い分けガイド
🔧 状況別おすすめ仕掛け
| 状況 | おすすめ仕掛け | 理由 |
|---|---|---|
| 風が強い日 | Mキャロ | 重量があり風の影響を受けにくい |
| 遠浅のポイント | Mキャロ（Lタイプ） | 軽量JHで広範囲をスロー探れる |
| バイトあるが乗らない | アシストフック追加 | フッキング率向上 |
| アミパターン | ミジンコ＋ワーム | 超スローフォール |
| 足元で反応がある | ジグ単 | シンプルで扱いやすい |
初心者の方は、まずジグ単で基本を覚えることをおすすめします。その上で、「飛距離が足りない」「風で釣りにくい」「バイトがあるのに乗らない」といった具体的な課題が見えてきたら、Mキャロやアシストフックを導入するという順序が良いでしょう。
仕掛けの工夫は、関東の厳しい条件下で釣果を得るための重要な武器です。「道具に頼るのは邪道」という考え方もありますが、釣れない状況で我慢し続けるより、使えるものは使って一匹でも多く釣る方が釣りは楽しいはずです。状況に応じて適切な仕掛けを選択できるようになることも、アジングの技術の一つと言えるでしょう。
ワーム選びは「活アジストレート」など実績あるものから始める
関東のスレた環境では、ワーム選びが釣果を大きく左右します。色違いも含めれば数十種類、数百種類のアジングワームが市販されていますが、初心者が全てを試すのは現実的ではありません。まずは実績のあるワームから始め、徐々にバリエーションを増やしていくのが賢明です。
三崎港エリアでの豊富な検証経験から、以下のようなワーム評価が述べられています。
「筆者はアジングワームを色違いを含めれば５０種類程試してみましたが、その中で一番釣果に繋がると思ったワームが活アジストレートです。活アジストレートを１．２ｇのジグヘッドに付けて様々なレンジを探りつつ５～１０回キャストして反応が無かったら場所を移動するってくらい信頼を置いているワームです。自分的にはイソメに勝るとも劣らない、ほぼ生餌と思っています」
<cite>出典：アジングは釣れない？難しい？</cite>
50種類以上を試した結果として「活アジストレート」が最も釣果に繋がったという評価は、非常に参考になります。「ほぼ生餌」という表現からも、その信頼度の高さが伺えます。
🎨 関東で実績の高いワームトップ3
| ワーム名 | 特徴 | おすすめカラー | 適した状況 |
|---|---|---|---|
| エコギア 熟成アクア 活アジストレート | 味・匂い付き、実績No.1 | ケイムラ、クリア系 | オールマイティ |
| マグバイト ブーティーシェイク | 耐久性が高い、エサ取りに強い | ピンク系、クリア | アジ・メバル・サバ |
| ダイワ 月下美人 極みアジングビーム | 軽比重でスローフォール | ゆかり、胡麻塩 | スレた状況、ロックフィッシュ |
活アジストレートは味・匂い付きのワームで、視覚だけでなく嗅覚にも訴えかけることができます。サイズは2.3インチと3.2インチがありますが、関東のスレた環境では小さめの2.3インチの方が反応が良いとされています。
ブーティーシェイクは活アジストレートほどの反応はないものの、耐久性が高いためエサ取りの多い場所で有利です。エコギア熟成アクアシリーズは非常に柔らかく一度噛まれるとボロボロになりやすいのですが、ブーティーシェイクは比較的硬めで長持ちします。
月下美人 極みアジングビームは比重が軽く、ゆっくりとしたフォールが特徴です。活アジストレートにスレてきたときや、とにかくスローに誘いたいときに効果的です。また、アジだけでなくカサゴなどのロックフィッシュもよく釣れるという特徴があります。
ワーム選びのポイント
💡 初心者が押さえるべきワーム選択の基準
- 形状：細身でシンプルな形状が基本（ストレート、ピンテール）
- サイズ：2〜2.5インチ程度が関東では使いやすい
- 匂い・味：あった方が有利（エコギア熟成アクア、ガルプなど）
- カラー：
- デイゲーム：ケイムラ（紫外線で発光）、クリア系
- ナイトゲーム：グロー系、ピンク系
- コマセが効いている時：ピンク系
ガルプやパワーイソメなども匂い付きワームとして有名ですが、前述の検証では活アジストレートほどの実績は得られなかったとのことです。その理由として、ワームの太さが細めで形がシンプルな方が関東では釣果に繋がりやすいという分析がされています。
初心者の方は、まず活アジストレートを軸に、カラーを3〜4色揃えることから始めると良いでしょう。ケイムラ（昼用）、クリア＆グロー（夜用）、ピンク系（コマセパターン用）あたりを押さえておけば、多くの状況に対応できるはずです。そこから経験を積むにつれて、自分なりの「当たりワーム」を見つけていくのがアジングの楽しみの一つでもあります。
朝夕マズメや常夜灯周りなど時間帯とポイント選びが重要
関東でアジングの釣果を上げるには、時間帯とポイント選びが非常に重要です。アジは一日中同じように釣れるわけではなく、活性が高まる時間帯が明確に存在します。限られた釣行時間を有効に使うためにも、狙うべき時間帯を知っておきましょう。
■ 朝夕マズメが最大のチャンス
アジが最も活発に捕食活動を行うのは、**朝マズメ（日の出前後）と夕マズメ（日没前後）**です。この時間帯は「時合い」と呼ばれ、アジの活性が最も高まり、警戒心も薄れます。
⏰ 一日の時間帯別活性
| 時間帯 | アジの活性 | 釣りやすさ | ポイント |
|---|---|---|---|
| 朝マズメ | ★★★★★ | 非常に高い | 日の出30分前〜1時間後 |
| 日中（昼間） | ★☆☆☆☆ | 低い | 常夜灯周り、日陰、深場 |
| 夕マズメ | ★★★★★ | 非常に高い | 日没30分前〜1時間後 |
| 夜間（ナイト） | ★★★☆☆ | 中程度 | 常夜灯周りがメイン |
| 深夜 | ★★☆☆☆ | やや低い | 常夜灯から離れた暗がり |
朝夕マズメは文字通り「釣れる時間」ですが、注意すべきはその時間の短さです。関東の人気ポイントでは、マズメの時間帯はわずか10〜30分程度しか続かないこともあります。
外房での朝マズメの体験が以下のように語られています。
「やがて空がうっすら明るくなり始めた頃、ようやく私に1匹目のアジが掛かる！「時合い到来か！？」焦った私は得意のライントラブル、、、。リーダーを結び直してる間に、先端のアジンガーは立て続けにアジを3匹釣り上げる。時合い終了。時間にして約10分ほど」
<cite>出典：アジングは難しい！？【Mキャロ】で真冬のデイアジングin外房！ | 釣りロマン倶楽部</cite>
わずか10分の時合いをライントラブルで逃してしまったという経験談は、いかにマズメの時間が貴重かを物語っています。この短い時間を最大限活用するには、以下の準備が重要です。
✅ マズメを活かすための準備
- 少なくとも30分前には釣り座に入る
- 仕掛けは事前に準備し、すぐ投げられる状態にしておく
- 予備のリーダーや仕掛けも用意し、トラブルに即対応できるようにする
- 明るくなる前にヘッドライトで足元を確認しておく
■ 常夜灯周りは夜間の狙い目
夜釣りでは常夜灯周りが最重要ポイントとなります。常夜灯の光にはプランクトンが集まり、それを食べる小魚が集まり、さらにそれを狙ってアジも寄ってきます。特に冬季は数少ないアジを見つける大指針となります。
🔦 常夜灯周りの攻略法
| 要素 | 攻略ポイント |
|---|---|
| 立ち位置 | 常夜灯の真下ではなく、少し離れた明暗の境目を狙う |
| レンジ | 表層から中層をメインに探る |
| アクション | スローリトリーブ、時々ストップ |
| カラー | グロー系、クリア系が効果的 |
常夜灯周りで釣る際は、光が直接当たる場所ではなく、明るい部分と暗い部分の**境目（明暗の境）**を狙うのが基本です。アジは明るすぎる場所を避け、暗い場所から明るい場所を見上げる形で餌を待ち構えていることが多いためです。
■ デイゲーム（昼間）の攻略
昼間のアジングは難易度が高いですが、不可能ではありません。デイゲームでは以下のポイントを意識しましょう。
🌞 デイゲームのコツ
- ケイムラカラーのワームを使用（紫外線で発光し、アピール力が高い）
- 日陰やストラクチャー周り（岸壁、テトラ、防波堤の影など）を重点的に探る
- 深いレンジを攻める（アジは日中、深場に落ちていることが多い）
- 風が強い日や曇りの日は比較的釣りやすい
デイゲームで成功した事例として、ケイムラカラーのワーム（チビキャロスワンプ 夜な夜なブルーなど）を使うことで昼間でもアジを釣り上げた報告があります。特にMキャロで遠投し、沖の船道などをスローに探ることで、岸近くにいない魚にアプローチできます。
時間帯とポイント選びは、タックルやテクニックと同じくらい、あるいはそれ以上に重要な要素です。どんなに良い道具を使っても、魚がいない時間・場所で釣りをしていては釣果は望めません。逆に、適切な時間に適切な場所で釣りをすれば、初心者でも十分に釣果を得られる可能性があります。釣行計画を立てる際は、まず時間帯とポイントから考えることをおすすめします。
まとめ：関東でアジングが釣れない悩みを解決するための総括
最後に記事のポイントをまとめます。
- 関東でアジングが釣れない最大の原因は、釣り場の絶対的不足と人的プレッシャーの高さである
- 東京湾内、特に東京都内の釣り場はアジの魚影が極めて薄く、初心者には推奨できない環境である
- 横浜エリア（根岸港、大黒ふ頭、東扇島など）は関東で最も安定して釣果が期待できる
- 外房エリア（小湊、勝浦、鴨川周辺）は冬でもアジングが可能な貴重なフィールドである
- 関東でアジが釣れるベストシーズンは5〜6月と9〜11月の二つの時期である
- 水温が12〜13℃を下回る冬季は、東京湾内では極めて釣りにくくなる
- 釣り禁止エリアが年々増加しており、釣行前の最新情報確認が必須である
- 関東の釣り場は人が多くスレているため、1.0〜1.2g以下の軽量ジグヘッドが有効である
- Mキャロは風が強い日や遠浅のポイントで威力を発揮し、軽量ジグヘッドと飛距離を両立できる
- アシストフックの追加により、バイトがあっても乗らない状況を改善できる
- ワーム選びでは「エコギア 熟成アクア 活アジストレート」が最も実績が高い
- 朝夕マズメは活性が最も高まる時間帯だが、わずか10〜30分程度しか続かないこともある
- 夜釣りでは常夜灯周りの明暗の境目が最重要ポイントとなる
- デイゲームではケイムラカラーのワームと深いレンジ攻略が有効である
- 情報収集は釣りの一部であり、釣具店やSNSで最新の釣果情報を確認することが重要である
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- アジング 釣れなかった頃を振り返ってみた – 基本は身近なルアー釣りブログ
- 関東でのオカッパリの難しさ – ユウのよしなしごと
- 首都圏でのアジングについて｜宮
- 関東近郊の釣りスポット・釣り場おすすめ5選（ぬこまた釣査団 隊長大西） – くるまも｜三井住友海上
- 関東のアジングって釣れるんですか？ショップに行けばアジング専用コーナー… – Yahoo!知恵袋
- 関東地方で釣れたアジ – アングラーズ | 釣果600万件の魚釣り情報サイト
- アジングは釣れない？難しい？
- アジ釣りは『時期』が重要！ シーズンごとの傾向とポイントが合えば簡単に釣れます | TSURI HACK[釣りハック]
- アジングは難しい！？【Mキャロ】で真冬のデイアジングin外房！ | 釣りロマン倶楽部
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