佐世保のアジングポイント完全ガイド！地元アングラー推薦の釣り場と攻略法を徹底解説

佐世保エリアは長崎県北部に位置し、九十九島をはじめとする複雑な海岸線と豊富な漁港に恵まれた絶好のアジングエリアです。市街地から車で10分程度でアクセスできる手軽なポイントから、尺アジが狙える本格的なフィールドまで、多様な釣り場が揃っています。佐世保湾・大村湾・外海側と、それぞれ特徴の異なる海域があり、潮や季節に応じてポイントを選べるのが大きな魅力でしょう。

本記事では、インターネット上に散らばる釣果情報やポイント解説、地元釣具店のスタッフレポートなどを収集・分析し、佐世保エリアで実績のあるアジングポイントを網羅的に紹介します。各ポイントの特徴や釣り方のコツ、時間帯や潮回りの狙い目、さらには周辺の関連情報まで、初心者からベテランまで役立つ情報をわかりやすくまとめました。

この記事のポイント
✅ 佐世保エリアの実績あるアジングポイント10箇所以上を詳細紹介
✅ 各ポイントの特徴・アクセス・釣り方のコツを具体的に解説
✅ 時間帯・潮回り・季節ごとの攻略法を網羅
✅ 地元釣具店情報や周辺施設など関連情報も充実

Table of Contents

佐世保でアジングするなら押さえておきたい定番ポイント

東浜港：市街地から最もアクセスしやすい一級ポイント
俵ヶ浦港：尺アジも狙える潮通し抜群の大型漁港
佐世保川河口：ナイトゲームで好実績のストラクチャー豊富なエリア
相浦港：数釣りが楽しめるファミリーフィッシング向けスポット
早岐瀬戸：激流が生み出す好条件、大村湾と佐世保湾の境界エリア
大崎港：朝マズメに実績、アオリイカも狙える複合ポイント

東浜港：市街地から最もアクセスしやすい一級ポイント

東浜港は佐世保市街地から車で約10分という好立地にありながら、アジをはじめ多彩な魚種が狙える人気スポットです。ポイント佐世保店のスタッフによると、この漁港は当店スタッフが一番釣果を出している漁港として紹介されています。

まずは、ポイント佐世保店から車で10分程で着く東浜港。当店のスタッフが一番釣果を出している漁港で常夜灯もあり、数釣りができる一押しのポイントです！

<cite>出典: アジング解説7　～アジング釣り場紹介～ | 釣具のポイント</cite>

この情報から分かるように、東浜港は常夜灯が設置されており、ナイトゲームでの数釣りに適した条件が整っています。港内には常夜灯が1基あり、その周辺で明暗を作り出すことがアジングの重要なポイントになるでしょう。実際の釣行レポートでは、常夜灯周辺の足元に形成される明暗の境目で、良型シーバスが56cmヒットしたという記録もあります。

港の構造としては、奥行きのある堤防で港内・港外の両方向にキャストが可能です。ただし港内には停泊船やロープが入っているため、投げ釣りの際は十分な注意が必要です。水深は比較的浅めですが、常夜灯周辺にベイトが集まりやすく、それを追ってアジが回遊してくるパターンが多いと推測されます。

東浜港の主な特徴をまとめると以下のようになります：

項目	詳細
所在地	長崎県佐世保市
アクセス	ポイント佐世保店から車で約10分
設備	常夜灯あり、堤防、港内・港外にキャスト可能
注意点	港内に停泊船・ロープあり、投げ釣り時は要注意
対象魚	アジ、シーバス、チヌ、アオリイカ、ヒラメなど

家族連れでも訪れやすい立地と設備を備えており、週末には多くの釣り人で賑わうポイントです。初心者がアジングデビューするにも適した環境と言えるでしょう。

俵ヶ浦港：尺アジも狙える潮通し抜群の大型漁港

俵ヶ浦港は九十九島近くに位置する大型漁港で、潮通しの良さが最大の魅力です。ポイント佐世保店のスタッフ解説によれば、潮通しが良く大型のアジが回遊してくる大きい漁港として紹介されています。

次に九十九島の近くにある俵が浦港です！この漁港も潮通しが良く大型のアジが回遊してくる大きい漁港です！アジ以外にもアオリイカや青物なども釣れるのでオススメです！

<cite>出典: アジング解説7　～アジング釣り場紹介～ | 釣具のポイント</cite>

実際の釣行記録を見ると、この港では22〜23cmクラスの良型アジが連発で釣れたというレポートがあります。さらに注目すべきは、32cmという尺超えのアジがメタルジグで釣れた事例です。一般的にアジングでは1g前後の軽量ジグヘッドを使用することが多いですが、俵ヶ浦港では水深が深く潮流も速いため、55gクラスのメタルジグで底から攻める釣り方も有効なようです。

港の特徴として、佐世保湾に面しており足元から水深が深いことが挙げられます。ある釣行レポートでは「55gのジグを遠投し底を取ろうとしても一向に着底しない」「軽く40m以上はある」という記述があり、相当な水深があることが分かります。このため、表層を狙うライトなアジングだけでなく、中層〜底層を攻める本格的な釣りも楽しめるポイントと言えるでしょう。

🎣 俵ヶ浦港の詳細データ

項目	内容
位置	九十九島近く、佐世保湾に面する
水深	非常に深い(40m以上と推測される)
潮流	速い
ターゲットサイズ	15〜32cm（尺超えの実績あり）
その他の魚種	アオリイカ、青物、サバ、キジハタなど
おすすめルアー	ジグヘッド0.4〜1.5g、メタルジグ55g

複数の釣行レポートで「15〜18cmの豆アジが入れ食い」という記録と「22〜23cmの良型が連発」という記録が両方あることから、時間帯や潮の状況によってサイズが分かれる可能性があります。おそらく表層には小型が群れており、中層〜底層に良型が潜んでいると推測されます。サイズを狙いたい場合は、着水後のカウントダウンを工夫して、20〜30秒沈めてからアクションさせる戦略が効果的かもしれません。

佐世保川河口：ナイトゲームで好実績のストラクチャー豊富なエリア

佐世保川河口は市街地中心部を流れる河川の河口域で、夜釣りで特に好実績を上げているポイントです。町の中にあるためアクセスが非常に良く、仕事帰りのナイトゲームにも最適な立地です。

このポイントの最大の特徴は、対岸の街灯によって作られる明暗です。実際の釣行解説では以下のように紹介されています：

この釣り場は、下げ潮のタイミングに魚の反応がいいです。この釣り場では、よくボラが湧きます。その中からシーバスを引き当てるために注目したいのは、対岸の街灯によって出来た明暗です。

<cite>出典: 【長崎県佐世保市】ナイトシーバス、ポイント、釣り方、タックルまでご紹介｜釣king</cite>

アジングにおいても、この明暗を意識した釣りが有効でしょう。コノシロなどのベイトが入ると、それを追って良型のシーバスやアジが回遊してくるパターンがあります。釣りをしていると明暗の境でボイルが起きることもあり、ルアーが着水してから巻き出しのタイミングで食ってくることが多いようです。

📍 佐世保川河口の攻略ポイント

✅ 狙い目の潮回り: 下げ潮のタイミング
✅ ポイント: 対岸の街灯で形成される明暗の境目
✅ アクション: 着水後の巻き出しに反応が良い
✅ ベイトパターン: コノシロが入ると良型の期待大
✅ 注意点: ボラが多く湧くため、見極めが重要

河口域という特性上、塩分濃度の変化や潮の流れが複雑で、それがアジやシーバスの居着きポイントを作り出しているのでしょう。シーバスとアジは同じベイトを追うことが多いため、シーバスの活性が高い時間帯はアジの活性も高いと考えられます。

また、河川という環境のため、雨後の濁りや水温の変化にも敏感です。大雨の直後は釣果が落ちる可能性がありますが、逆に適度な雨で流れ込んだベイトが集まり、好条件になることもあります。

相浦港：数釣りが楽しめるファミリーフィッシング向けスポット

相浦港は佐世保市街からアクセスしやすく、アジの数釣りが楽しめるポイントとして知られています。釣果情報によると、午前中に30匹弱のアジが釣れたという記録があり、比較的コンスタントに釣果を得られるポイントのようです。

相浦港　長崎県　2025/09/13　佐世保店　釣魚アジ　サイズ～15ｃｍ　コメント午前中の釣果です！トータル30匹弱釣れたようです！

<cite>出典: 釣り場情報 | 釣具のポイント</cite>

サイズは15cm前後の小〜中型が中心のようですが、数が釣れるため初心者の練習や子供連れのファミリーフィッシングに適しています。午前中に釣果が出ているという情報から、朝マズメから日中にかけての時間帯が狙い目かもしれません。

相浦港の魅力は、安定した釣果とアクセスの良さです。佐世保市街から比較的近く、設備も整っているため、初めてアジングに挑戦する方や家族で釣りを楽しみたい方におすすめです。一方で、尺クラスの大型を狙うというよりは、数を楽しむポイントと考えた方が良いでしょう。

🐟 相浦港で釣れるアジのサイズ別攻略法

サイズ	釣り方	ジグヘッド重量	ワーム
10〜15cm	表層ただ巻き	0.4〜0.8g	1.5インチ小型
15〜20cm	カウント5〜10秒	0.8〜1.2g	2インチ中型
20cm以上	カウント15〜30秒	1.2〜2.0g	2.5〜3インチ

港内の常夜灯周辺や船の係留スペース周りなど、ストラクチャーを意識したポイント選びが釣果アップの鍵になるでしょう。

早岐瀬戸：激流が生み出す好条件、大村湾と佐世保湾の境界エリア

早岐瀬戸は大村湾と佐世保湾を繋ぐ狭窄部で、潮が変わるタイミングで川のような激流が発生する特殊なポイントです。この激流こそが、アジングにとって絶好の条件を生み出しています。

ここは、大村湾と佐世保湾を繋ぐ河口で、潮が変わるタイミングで流れが川のように激流になることでも有名な釣り場です。上げの時は大村湾側へ、下げの時は佐世保湾側へ流れます。

<cite>出典: 【長崎県佐世保市】ナイトシーバス、ポイント、釣り方、タックルまでご紹介｜釣king</cite>

この場所でのアジングは、流れを利用した独特の釣り方が有効です。遊泳力の弱い小魚（ベイト）が流されてくるのを、下流で待ち構えているアジやシーバスを狙います。キャストは上流のサイドに行い、上流から流れてくる魚に見えるようにルアーをアクションさせるのがコツです。

⚡ 早岐瀬戸攻略のポイント

✔ 潮の流れ: 上げ潮は大村湾側へ、下げ潮は佐世保湾側へ
✔ ベイト: 流されてくる小魚を下流で待ち伏せ
✔ キャスト方向: 上流のサイドへ投げる
✔ ルアーアクション: 流れに乗せながら泳がせる
✔ 推奨ルアー: 荒れた海面でもしっかり潜るメガバスカゲロウMD125Fなど
✔ 外道: ヒラスズキが混ざることもある

激流の中でも泳ぐルアーを選ぶことが重要で、浮力や潜行深度がしっかり設計されたミノーが推奨されています。アジング用の軽量ジグヘッドでは流されてしまう可能性が高いため、ある程度の重量があるルアーやジグヘッドを選択する必要があるでしょう。

また、この場所ではヒラスズキが混ざることもあるという情報があり、大型魚とのファイトを楽しめる可能性もあります。ただし、その分タックルはやや強めのものを用意した方が安心です。

大崎港：朝マズメに実績、アオリイカも狙える複合ポイント

大崎港は佐世保市内にある漁港で、朝マズメの時間帯にアオリイカの釣果情報が出ているポイントです。アジングと並行してエギングも楽しめる複合的な釣り場として活用できます。

大崎港　長崎県　2025/09/15　佐世保店　釣魚アオリイカ　サイズ　コメント朝マズメでの釣果です！

<cite>出典: 釣り場情報 | 釣具のポイント</cite>

朝マズメにアオリイカが釣れるということは、同時にアジも活性が高い可能性があります。イカもアジも小魚を捕食するため、ベイトが集まるポイントでは両方が釣れることが多いのです。アジングをしながらエギにも挑戦するという楽しみ方ができるでしょう。

大崎港の詳細な情報は限られていますが、朝マズメという時間帯に実績があることから、早起きして日の出前後に釣行するのがおすすめです。一般的に朝マズメは多くの魚種が活性化する時間帯で、アジングでも好釣果が期待できます。

🌅 朝マズメの攻略タイムスケジュール（目安）

時刻	活動	狙い
日の出1時間前	ポイント到着・準備	表層のアジを狙う
日の出30分前	アジング本格開始	最も活性が高い時間
日の出直後	エギングも併用	アオリイカも活性化
日の出1時間後	ボトム重視に移行	アジが底に落ちる
日の出2時間後	納竿または移動	日中モードへ移行

朝マズメは短時間勝負なので、効率的にポイントを探ることが重要です。事前に明るいうちに下見をしておくと、暗い中でもスムーズに釣りができるでしょう。

佐世保アジングで釣果を上げるための実践テクニックと周辺情報

サイズ別の狙い分け方：大型と数釣りの場所選定
時間帯と潮回りの関係：最適なタイミングの見極め方
常夜灯攻略のコツ：明暗を制する者がアジングを制す
レンジコントロールの重要性：カウントダウンで釣果が変わる
地元釣具店の活用法：ポイント佐世保店の情報収集術
周辺の関連ポイント：平戸や西海方面への遠征情報
まとめ：佐世保のアジングポイントで釣果を上げるために

サイズ別の狙い分け方：大型と数釣りの場所選定

佐世保エリアでアジングをする際、大型狙いか数釣り狙いかによってポイント選びが変わってきます。地元釣具店のスタッフによる解説では、明確な使い分けが推奨されています。

大型のアジを狙う場合、小魚などのベイトを捕食している可能性が高いため、ベイトが溜まる場所を選ぶことが重要です。また、水深のある潮通しの良い堤防も回遊してくるアジの通り道になるため、おすすめとされています。俵ヶ浦港のように水深が深く潮流の速いポイントが、まさにこの条件に当てはまるでしょう。

一方、数釣りを狙う場合は、アジが溜まっている場所を見つけることがポイントです。多くの場合、停泊船のスロープ周りや堤防の先端にアジがいるとされています。夜は特にベイトが溜まる常夜灯の下に行くと数釣りができることが多いようです。東浜港や相浦港のような常夜灯のあるポイントが数釣りに適していると考えられます。

🎯 サイズ別ポイント選択ガイド

目的	推奨ポイント	条件	ルアー戦略
尺アジ狙い	俵ヶ浦港、早岐瀬戸	水深深い、潮流速い	重めのジグヘッド、中層〜底層
20cm前後	東浜港、佐世保川河口	常夜灯あり、ベイト豊富	1g前後のジグヘッド、中層
数釣り	相浦港、東浜港	常夜灯、停泊船周り	軽量ジグヘッド、表層〜中層

実際の釣行レポートを見ると、同じポイントでもレンジによってサイズが分かれることが分かります。ある釣行では「0〜15秒までは小アジ、20〜30秒までは22cmくらいのアジ、それより深いとネンブツダイ」という明確な棲み分けが観察されています。これは非常に参考になる情報で、カウントダウンによるレンジコントロールがサイズ選別の鍵になることを示しています。

大型を狙いたい場合は、表層の小型群を無視して、しっかりカウントダウンして中層〜底層を狙う我慢強さが必要です。一方で数釣りを楽しみたいなら、表層付近を素早くテンポよく探っていく釣り方が効率的でしょう。

時間帯と潮回りの関係：最適なタイミングの見極め方

アジングの釣果は時間帯と潮回りに大きく左右されます。佐世保エリアでの実績データから、効果的なタイミングを分析してみましょう。

ナイトゲームが基本とされるアジングですが、佐世保エリアでは特に日没後から深夜にかけての時間帯に好釣果が出ているようです。あるスタッフ釣行記では「20時から釣りを開始」し、22時30分まで釣りをしたという記録があります。また別の釣行では「夕マズメから移行」して夜釣りを楽しんだという記録もあります。

潮回りについては、佐世保川河口で「下げ潮のタイミングに魚の反応がいい」という具体的な情報があります。また、別の釣行記では「干潮からの上げ狙い」で釣果を得たという記録もあり、潮が動き始めるタイミングが重要であることが分かります。

📊 時間帯別・潮回り別の釣果傾向（推測を含む）

時間帯	潮回り	釣果傾向	おすすめポイント
朝マズメ	上げ潮	◎	大崎港、俵ヶ浦港
日中	大潮	△	相浦港（数釣り可能性）
夕マズメ	下げ潮	○	東浜港、佐世保川河口
ナイト	下げ始め	◎◎	全ポイント
ナイト	潮止まり	△	常夜灯周辺に集中
深夜	上げ潮	○	早岐瀬戸

月齢も影響します。ある釣行記では「月齢25（月が出ていた）」ため「常夜灯の効果は薄れていて」というコメントがあります。満月近くの明るい夜は、常夜灯へのアジの依存度が下がり、釣果が落ちる可能性があるでしょう。逆に新月周りの暗い夜は、常夜灯に集まるベイトとそれを追うアジが集中するため、効率的な釣りができるかもしれません。

大潮の潮止まり直後や、小潮の動き始めなど、潮が動くタイミングを狙うのが基本戦略です。佐世保エリアは早岐瀬戸のような潮流の激しいポイントもあるため、潮見表をしっかりチェックして釣行計画を立てることをおすすめします。

常夜灯攻略のコツ：明暗を制する者がアジングを制す

佐世保エリアのアジングポイントで繰り返し言及されるのが「常夜灯」と「明暗」というキーワードです。この要素を制することが釣果アップの最重要ポイントと言っても過言ではないでしょう。

東浜港での実釣レポートには、常夜灯攻略の具体例が記されています：

常夜灯近くのスペースが空いたたため、移動し岸沿いから沖を狙って探っていると常夜灯によって、足元に明暗ができていることに気が付きました。反応がないルアーから、ジグヘッドに変えて足元に落とした1投目。陰からシーバスが、勢いよく食い上げるようにバイト!!

<cite>出典: 【佐世保市ライトゲーム】真夏の堤防で楽しむシーバズ＆ショアジギング!!｜釣king</cite>

このレポートから学べるポイントは以下の通りです：

💡 常夜灯攻略の7つのポイント

明暗の境目を見つける: 光が届く範囲と届かない範囲の境界線
足元も忘れずチェック: 遠投ばかりでなく足元にも魚は潜む
影側からのバイト: 暗い側から明るい側へ食い上がるパターン
ルアーチェンジの重要性: 反応がなければ躊躇なく変更
フォールも有効: ジグヘッドを落として食わせる技術
月齢を考慮: 月明かりが強いと常夜灯の効果が薄れる
時間帯での移動: 状況に応じて常夜灯ポイント間を移動

常夜灯周辺では、プランクトンが集まり、それを食べる小魚が集まり、さらにそれを捕食するアジが集まるという食物連鎖が形成されます。明るい部分には小型のベイトが多く、その周辺の影にアジが潜んで狙いを定めているというイメージです。

また、別の釣行記では「常夜灯下を移動しながら3箇所目でゴミが流されてきて溜まっている場所を発見」という記述があります。常夜灯があるだけでなく、流れが当たってゴミが溜まるような場所が好ポイントになることが分かります。ゴミが溜まるということは流れの変化があり、そこにベイトもアジも溜まりやすいのです。

東浜港のように常夜灯が1基しかない場合、週末は場所取りが難しいかもしれません。そんな時は常夜灯から少し離れた場所でも、光が届く範囲の外側を狙うことで釣果を得られる可能性があります。また、複数の常夜灯があるポイントでは、その間を移動しながら探っていく戦略も有効でしょう。

レンジコントロールの重要性：カウントダウンで釣果が変わる

アジングにおいてレンジ（水深）のコントロールは、釣果を大きく左右する技術です。佐世保エリアでの実釣データには、レンジコントロールの重要性を示す興味深い記録が残されています。

あるベテランアングラーの釣行記には、着水後のカウント秒数によって釣れるアジのサイズが明確に分かれたという記録があります：

0秒〜15秒（表層〜浅め）: 13cm程度の小アジ
20秒〜30秒（中層）: 22cm程度の良型アジ
30秒以上（深層）: ネンブツダイ

この情報は非常に実践的で、狙いたいサイズに応じてカウントダウンの秒数を調整すれば良いことを示しています。特に注目すべきは、5秒刻みでサイズが変わるような繊細なレンジの差です。

⏱ カウントダウン実践テクニック

カウント秒数	推定レンジ	狙える魚	ジグヘッド重量
0〜5秒	表層〜50cm	小型アジ、カマス	0.4〜0.6g
5〜10秒	50cm〜1m	中型アジ	0.8〜1.0g
10〜20秒	1m〜2m	良型アジ	1.0〜1.5g
20〜30秒	2m〜3m	尺アジ	1.5〜2.0g
30秒以上	3m以上	底物、根魚	2.0g以上

ジグヘッドの重量によってもフォールスピードが変わるため、同じカウント秒数でも到達するレンジが異なります。0.4gのジグヘッドと1.5gのジグヘッドでは、フォールスピードが3倍以上違うこともあるでしょう。自分の使用しているジグヘッドが何秒でどのくらいのレンジに到達するか、事前に確認しておくことが重要です。

また、「アタリがあっても、しっかり荷重が乗るまで動かさない。2〜3秒おいて、ティップに重みを感じてからスイープフッキング」というアドバイスもあります。アジのバイトは繊細で、すぐに合わせると針がかりしないことが多いのです。特に軽量ジグヘッドを使っている場合は、アジがしっかりワームを咥えるまで待つ我慢が釣果の差を生みます。

さらに、レンジを探る際のテクニックとして「表層を狙って小悪魔ジグヘッドとオクトパスの組み合わせで、着水直後から巻き始めて、チョンチョンっと動かす」という方法も紹介されています。表層を攻める場合は、着水後すぐにアクションを開始することで、水面直下を意識しているアジに効果的にアピールできるのです。

地元釣具店の活用法：ポイント佐世保店の情報収集術

佐世保エリアでアジングをするなら、地元釣具店「ポイント佐世保店」の活用が釣果アップの近道です。釣具店は単に道具を買う場所ではなく、最新の釣果情報やポイント情報を入手できる貴重な情報源なのです。

ポイント佐世保店のスタッフは、実際に佐世保周辺のポイントでアジングをしており、その釣果レポートをブログで公開しています。これらの情報は以下のような内容を含んでいます：

🏪 ポイント佐世保店から得られる情報

✅ リアルタイム釣果情報: 直近数日の釣れた魚種・サイズ・場所
✅ おすすめポイント: スタッフが実際に通っている実績ポイント
✅ 効果的なルアー: その時期に実際に釣れているルアーやカラー
✅ タックルアドバイス: 初心者向けの道具選びから上級者向けの細かい設定まで
✅ 釣り方解説: アジングの基本テクニックから応用技術まで

店舗情報は以下の通りです：

項目	詳細
店名	ポイント佐世保店
住所	長崎県佐世保市大和町978-6
電話	0956-34-0041
主な取扱商品	釣具全般（アジング用品も充実）

釣具店を訪れる際のコツは、具体的な質問を用意しておくことです。「今どこでアジが釣れてますか？」という漠然とした質問よりも、「東浜港で夜釣りをしたいんですが、今の時期は何時ごろから釣れますか？」といった具体的な質問の方が、有益な情報を得やすいでしょう。

また、釣具店のSNSをフォローしておくのもおすすめです。ポイント佐世保店はInstagramアカウント（@point_sasebo）を運営しており、最新の釣果情報を随時発信している可能性があります。釣行前にチェックすることで、その日の狙い目ポイントを絞り込むことができるでしょう。

さらに、釣具店では地元の釣り仲間との出会いもあります。店内で他の釣り人と情報交換をすることで、ネット上にはない生の情報を得られることもあります。佐世保のアジングシーンを深く楽しみたいなら、釣具店を拠点にしたコミュニティ作りも視野に入れると良いでしょう。

周辺の関連ポイント：平戸や西海方面への遠征情報

佐世保市内のポイントをマスターしたら、周辺エリアへの遠征も視野に入れてみましょう。特に平戸方面と西海方面は、佐世保から車で30分〜1時間程度でアクセスでき、また違った釣りが楽しめます。

平戸方面は、良型アジングの有名エリアとして知られています。あるアングラーの釣行記では「平戸アジングでアジ爆釣！」というタイトルで、150匹程度の釣果が報告されています。サイズも22〜23cm級が連発したとのことで、数・型ともに期待できるエリアです。

投げてラインを張ってたら数秒でゴンッ！入れ食いモード突入！！22〜23センチのアジが毎投釣れます

<cite>出典: 平戸アジングでアジ爆釣！ – 佐世保バカ釣りブログ</cite>

西海方面も新規開拓の価値があるエリアです。ある釣行記では「昼間からデイチニングに挑戦し、夕マズメからアジングに移行」という楽しみ方が紹介されています。最湾奥の入り江っぽい場所で、常夜灯がつきだしてから釣果が出たとのことです。

🗺 周辺エリア比較表

エリア	特徴	距離	推奨度
平戸	数・型ともに期待大、遠征の価値あり	40〜60分	★★★★★
西海	静かな入り江、常夜灯ポイント	30〜40分	★★★★☆
小佐々	アジ・アオリイカ・メバル複合	20〜30分	★★★★☆
大村湾側	穏やかな内湾、初心者向き	15〜30分	★★★☆☆

遠征する際の注意点として、地元の方への配慮が重要です。ある釣行記では「近所の小中学生もやってきて一緒に釣りをした」「親御さんからも『また来て下さい』と言われた」というエピソードが紹介されています。これは釣りマナーをしっかり守り、地域住民と良好な関係を築いた結果でしょう。

遠征時の心得として：

早朝・深夜の騒音に注意（車のドアを静かに閉める、大声を出さない）
ゴミは必ず持ち帰る（自分のゴミだけでなく、落ちているゴミも拾う姿勢）
駐車場所を確認（漁業関係者の邪魔にならない場所に）
挨拶を心がける（地元の方に会ったら笑顔で挨拶）
釣り禁止の看板がある場所では絶対に釣りをしない

特に平戸や西海など、佐世保市街から離れたエリアでは、地域住民との関係性がより重要になります。釣りができるのは地域の方々の理解があってこそ。感謝の気持ちを忘れず、次回も気持ちよく釣りができる環境を守りましょう。

まとめ：佐世保のアジングポイントで釣果を上げるために

最後に記事のポイントをまとめます。

佐世保エリアには東浜港、俵ヶ浦港、佐世保川河口など多様なアジングポイントが存在する
東浜港は市街地から10分でアクセス可能な常夜灯のある一級ポイント
俵ヶ浦港は水深40m以上の本格派フィールドで尺アジの実績あり
佐世保川河口はナイトゲームで下げ潮時に好釣果を上げている
相浦港は数釣りが楽しめるファミリー向けのポイント
早岐瀬戸は激流エリアで独特の釣り方が必要だがヒラスズキも混じる
大崎港は朝マズメにアオリイカとアジの複合釣りが可能
サイズ狙いは深場・潮通し重視、数釣りは常夜灯・ストラクチャー重視で場所を選ぶ
カウントダウンによるレンジコントロールでサイズの選別が可能
0〜15秒で小型、20〜30秒で良型というレンジの使い分けが効果的
常夜灯周辺の明暗の境目が最重要ポイント
足元の影から食い上がるパターンを見逃さない
ナイトゲームが基本で特に日没後から深夜が狙い目
下げ潮のタイミングや潮が動き始めるタイミングが効果的
月齢も影響し新月周りの方が常夜灯の効果が高い
ポイント佐世保店を活用してリアルタイムの釣果情報を入手
地元釣具店のスタッフブログやSNSをチェックすることが重要
平戸方面への遠征で150匹級の爆釣も可能
西海方面は入り江の静かなポイントで新規開拓の価値あり
釣りマナーを守り地域住民との良好な関係を築くことが持続可能な釣りの基本である

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

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