「関東でアジングを始めたいけど、いつ行けば釣れるの?」「せっかく釣りに行ったのに全然釣れなかった…」そんな経験はありませんか。実は、アジングで釣果を上げるには時期選びが最も重要な要素なんです。関東エリアは東京湾を中心に豊富な釣り場があり、アジングの人気スポットとして知られていますが、時期を外すとどんなに腕が良くても釣れません。
この記事では、関東におけるアジングのベストシーズンから、エリア別の狙い目時期、実績の高いポイント、さらには尺アジを狙うためのコツまで、網羅的に解説していきます。初心者から中級者まで、関東でアジングを楽しみたいすべての方に役立つ情報をまとめました。釣果アップのヒントが満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事のポイント |
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✓ 関東のアジング最盛期は9月~11月の秋シーズン |
✓ エリアごとに釣れる時期が微妙に異なる |
✓ 夕マズメから夜間が最も釣果が期待できる時間帯 |
✓ 水温17~22℃が活性の高い目安温度 |
関東のアジング時期とベストシーズン
- 関東でアジングが最も釣れる時期は9月~11月の秋
- 春(3月~5月)は産卵前後の大型が狙える短期勝負
- 夏(6月~8月)は小型中心だが数釣りが楽しめる
- 冬(12月~2月)は難易度高いが尺アジのチャンス
- 関東の主要エリア別おすすめ時期(横浜・東京湾・千葉)
- 水温と潮回りが釣果を左右する重要要素
関東でアジングが最も釣れる時期は9月~11月の秋
関東におけるアジングのゴールデンシーズンは秋、特に9月から11月にかけての時期です。この時期は全国的にもアジング最盛期とされていますが、関東エリアでも例外ではありません。
アジ釣りのメインシーズンは、地域によって多少異なるものの、おおむねゴールデンウィーク頃から11月頃までの期間。
この引用にあるように、広い意味でのシーズンはGW頃から始まりますが、数・型ともに安定して狙えるのは秋です。夏に小さかったアジが成長し、ちょうど良いサイズになる時期であり、水温も適温(17~22℃程度)に落ち着くため、アジの活性が非常に高くなります。
🎣 秋のアジングが好調な理由
要因 | 詳細 |
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水温の安定 | 夏の高水温から下がり、アジの適水温帯に |
ベイトの豊富さ | イワシなど小魚が接岸し、アジの捕食活動が活発化 |
アジのサイズ | 春に生まれた個体が成長し、釣りごたえのあるサイズに |
回遊の増加 | 堤防や漁港など岸近くまでアジが回遊してくる |
特に関東の場合、東京湾や相模湾など内湾から外洋まで多様な環境があるため、ポイント選びによってはさらに長い期間楽しめることもあります。実際、横浜エリアでは10月から12月初旬まで良型のアジが釣れ続けるとの報告もあります。
また、秋は日中でもアジが釣れる可能性がある点も魅力です。通常、アジングは夜釣りがメインですが、秋の活性の高い時期なら朝マズメや夕マズメだけでなく、日中でもチャンスがあります。初心者にとっても挑戦しやすい時期と言えるでしょう。
ただし、11月後半になると水温が下がり始め、徐々にアジの活性も落ちてきます。そのため、9月中旬~11月上旬がベストオブベストと考えておくと良いでしょう。この時期を逃さず釣行計画を立てることが、関東でのアジング成功の第一歩です。
春(3月~5月)は産卵前後の大型が狙える短期勝負
春のアジングは**「一発大物」を狙う短期集中型のシーズン**です。3月から5月にかけて、産卵を控えた大型のアジ(いわゆる「乗っ込みアジ」)が接岸してくる時期があり、この短い期間に尺アジクラスの大型が狙えます。
産卵期前の活発にエサを取る時期があり、大型のアジが狙えます。ただし、一旦、産卵期に入ってしまったアジはほとんど反応しなくなり、とたんに難易度が高くなります。
この引用が示すとおり、春のアジングはタイミングがすべてです。産卵前の荒食いの時期は、わずか1週間から長くても1ヶ月程度と非常に短く、その期間を逃すとパタリと釣れなくなってしまいます。
📊 春のアジングの特徴
項目 | 内容 |
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狙える時期 | 3月中旬~5月上旬(地域差あり) |
魚のサイズ | 25~35cm超の良型中心 |
活性の高さ | 産卵前:非常に高い / 産卵中~後:極端に低い |
難易度 | 中~高(タイミングとポイント選びが重要) |
おすすめ時間帯 | 朝マズメ・夕マズメ |
関東エリアでは、神奈川県の根岸港や横須賀周辺、千葉県の外房エリアなどで春の大型アジの実績があります。ただし、春はベイトが少ない時期でもあるため、ルアーのアクションやカラー選びがシビアになる傾向があります。スローに誘って口を使わせる「食わせの釣り」が有効とされています。
また、関東の春のアジングでは、水深のあるエリアや堤防の先端部など、深場に近いポイントが狙い目です。産卵を控えたアジは沖の深場から接岸してくるため、外洋に面したポイントや潮通しの良い場所を選ぶと良いでしょう。
一方で、春のアジングには注意点もあります。産卵直前の個体は体力を消耗しているため、フックアウトしやすい傾向があります。ジグヘッドのフック形状や貫通力にこだわり、確実にフッキングさせる工夫が必要です。また、産卵中のアジはほとんどエサを食べないため、その期間に当たってしまうと全く釣れないこともあります。
春のアジングは難易度が高いものの、1匹の価値が非常に高いシーズンです。タイミングさえ合えば、他の時期では味わえない大型との出会いが待っています。地元の釣具店やSNSで最新の釣果情報をチェックし、「今がチャンス!」というタイミングを逃さないことが成功の鍵となります。
夏(6月~8月)は小型中心だが数釣りが楽しめる
夏のアジングは豆アジ~小アジサイズが中心となりますが、初心者でも比較的釣りやすく、数釣りを楽しめる時期です。6月から8月にかけては、春に生まれた個体が活発に回遊するシーズンで、サイズは10~15cm程度が多くなります。
夏は小型のアジが多いですが、活性が高いうえに、数釣りを狙いやすい時期です。小アジと呼ばれるようなアジは堤防からのサビキ釣りで楽しむファミリーなどが多く、ルアーで釣る人は少数派かもしれません。
この引用にあるように、夏は主にサビキ釣りのファミリー層に人気の時期ですが、アジングでも十分に楽しめます。むしろ、アジングの練習には最適な時期とも言えるでしょう。数が釣れるため、ルアーアクションやアタリの取り方、フッキングのタイミングなど、基礎技術を磨くには絶好の機会です。
🌊 夏のアジング攻略ポイント
- 時間帯:日中は水温が高すぎるため、朝マズメか夜釣りがメイン
- ポイント:常夜灯のある漁港周辺が有望
- ルアー:小型ワーム(1.5~2インチ)が基本、ジグヘッドは軽め(0.4~1g程度)
- 釣り方:豆アジのアタリを避けたい場合は、やや大きめのワームや重めのジグヘッドを使用
関東エリアでは、東京湾の内湾部で夏の豆アジが多く見られます。横浜の漁港や、東京都内の若洲海浜公園、お台場周辺なども実績があります。ただし、これらのポイントは釣り人も多いため、平日や早朝を狙うのがおすすめです。
夏のアジングでは、水温が25℃を超えると活性が落ちることがあります。そのため、潮通しの良い場所や沖に近いポイントを選ぶと、比較的良型のアジに出会える可能性が高まります。また、夏は小魚(イワシやサバの稚魚など)が接岸する時期でもあるため、ベイトの群れを見つけることができれば、それを追うアジも見つかるでしょう。
夏のアジングのもう一つの魅力は、気候が穏やかで釣りをしやすい点です。防寒対策が不要で、軽装で釣りを楽しめるため、初心者や家族連れにもおすすめの時期です。ただし、熱中症対策や紫外線対策は忘れずに行いましょう。
サイズにこだわらず「まずはアジングの楽しさを体験したい」「数を釣って技術を磨きたい」という方には、夏のアジングは最適な時期と言えます。秋のハイシーズンに向けた準備期間として、夏に経験を積んでおくのも良い戦略です。
冬(12月~2月)は難易度高いが尺アジのチャンス
冬のアジングはシーズンの中で最も難易度が高い時期ですが、逆にヒットすれば尺アジクラスの大型が出やすいという魅力があります。12月から2月にかけては、水温の低下によりアジの活性が大きく落ち、全体的に渋いシーズンとなります。
冬はエサとなる小魚の数が減るためアジの活性はあまり高くありません。ただ、冬に釣れるアジは大型が多く、脂も乗っていて美味と言われます。そのため、地域によってはあえて冬にアジングを楽しむという中・上級者のためのシーズンとなっています。
この引用が示すとおり、冬のアジングは玄人向けのシーズンです。釣果は少ないものの、1匹の価値が非常に高く、脂の乗った大型のアジを味わえる可能性があります。
❄️ 冬のアジング攻略戦略
戦略要素 | 具体的アプローチ |
---|---|
ポイント選び | 水温が安定した深場や越冬ポイントを狙う |
時間帯 | 日中よりも夜間、特に常夜灯周りが有望 |
仕掛け | ジグ単よりもキャロやフロートを活用 |
ルアー | スロー系のワーム、大きめのサイズも有効 |
忍耐力 | アタリは少ないが粘り強く探り続ける |
関東エリアでは、冬でも比較的水温が安定している場所があります。特に東京湾の湾奥部や横浜の一部の漁港では、冬でもアジの釣果報告があります。ただし、北風が強い日や水温が12℃を下回る時期は、さらに厳しくなる傾向があります。
実際、横浜でアジングをしている方の情報によると、湾奥部では「冬の間は、船釣りで大型のアジ釣りにチャレンジできる場所もあります」とのことです。陸っぱりで厳しい場合は、ボートアジングや沖堤防など、より深場にアクセスできる釣り方も選択肢に入れると良いでしょう。
冬のアジングで重要なのは、水温の変化を読むことです。数日間暖かい日が続いた後や、潮が大きく動くタイミングなど、わずかな水温上昇や潮の変化がアジの活性を上げることがあります。また、常夜灯周りは冬でもプランクトンが集まりやすく、それを求めてアジが寄ってくる可能性があります。
さらに、冬のアジングでは防寒対策が必須です。釣り人自身が寒さに耐えられないと、集中力が続かず、わずかなアタリを逃してしまいます。防水・防風性の高いウェアや、手の感度を保つための薄手のグローブなど、装備をしっかり整えることも釣果に直結します。
冬のアジングは決して初心者向けではありませんが、**「難しいからこそ釣れた時の喜びが大きい」**という醍醐味があります。中級者以上で、技術を磨きたい方や、オフシーズンでもアジングを楽しみたい方には、挑戦する価値のある時期です。
関東の主要エリア別おすすめ時期(横浜・東京湾・千葉)
関東エリアは広範囲にわたり、地域ごとにアジングのベストシーズンが微妙に異なります。ここでは、特に実績の高い横浜・東京湾・千葉の3つのエリアについて、それぞれの特徴とおすすめ時期を詳しく見ていきましょう。
🗺️ 関東主要エリア別アジングシーズン比較表
エリア | ベストシーズン | 特徴 | 注目ポイント |
---|---|---|---|
横浜 | 9月~12月 | 秋から初冬まで長期間楽しめる | 根岸港、大黒ふ頭、ふれーゆ裏 |
東京湾 | 7月~11月 | 夏から秋が中心、湾奥は豆アジ多め | 若洲海浜公園、お台場、羽田 |
千葉 | 6月~12月 | シーズンが長く、魚影も濃い | 金沢八景、勝浦、鴨川 |
🔵 横浜エリア
横浜は関東のアジングメッカとして知られ、多くのアングラーが訪れる人気エリアです。特に秋から冬にかけてのシーズンが長く、10月から翌年2月頃まで尺アジが釣れ続けることもあります。
神奈川県でのアジングのシーズンインは5月から。5月から12月の初冬にかけてのロングランでアジングを行うことができます。
横浜で特に実績が高いのは以下のポイントです:
- 根岸港:5~6月の産卵シーズンに大型が接岸、朝マズメ・夕マズメが狙い目
- 大黒ふ頭西緑地(ベイ下):秋~冬が本番、22時~5時は道路封鎖に注意
- ふれーゆ裏:アクセス良好だが風の影響を受けやすい、カサゴも多い
横浜エリアの特徴は、都心からのアクセスが良い点と、アジング人口が多い点です。そのため、週末は混雑することも多く、平日や早朝を狙うのがおすすめです。また、常連アングラーも多いため、マナーを守った釣りを心がけましょう。
🔵 東京湾エリア
東京湾は内湾のため、夏の豆アジシーズンから秋の良型シーズンまで楽しめます。都内からアクセスしやすいポイントが多いのが魅力ですが、ポイントによってはアジの魚影が薄い場所もあります。
東京湾で初心者・女性・お子様でも気軽に釣れるアジを狙う人気のプランです。午前・午後開催から選べるのが嬉しい!
東京湾でアジングを楽しむなら、以下のような場所が考えられます:
- 若洲海浜公園:ファミリー層にも人気、サビキ釣りも盛ん
- お台場周辺:夜景を楽しみながらの釣りも可能
- 羽田周辺:船釣りの実績も高く、陸っぱりでも狙える
東京湾でのアジングは、夜釣りが基本となります。常夜灯周りを重点的に探るのが効果的です。また、東京湾は潮の動きが複雑なため、潮汐表をチェックして潮が動くタイミングを狙うことが重要です。
🔵 千葉エリア
千葉県は関東の中でもアジの魚影が特に濃いエリアとして知られています。内房・外房ともに実績があり、シーズンも長いのが特徴です。
千葉県でのアジングは水温が上がってくる6月から12月頃。冬のはじめもアジングを楽しむことができます。
千葉でアジングをするなら注目したいポイント:
- 金沢八景:横浜と千葉の境界、アクセス良好で実績も高い
- 勝浦:外房の代表的なポイント、冬でも水温が安定
- 鴨川:外房南部、大型のチャンスあり
千葉エリアの外房側は、黒潮の影響を受けやすいため、冬でも比較的水温が高めに保たれます。そのため、他のエリアがオフシーズンになる12月~2月でも、千葉の外房では釣果が期待できる可能性があります。ただし、勝浦港などでは釣り禁止エリアが拡大している場所もあるため、事前に確認が必要です。
関東でアジングを楽しむなら、これらのエリア特性を理解し、自分の住んでいる場所や釣行可能な時期に合わせてポイントを選ぶことが、釣果アップの近道となります。
水温と潮回りが釣果を左右する重要要素
アジングの釣果を大きく左右する要素として、水温と潮回りを理解しておくことは非常に重要です。これらの条件を把握することで、「今日は釣れそうか」を事前に予測できるようになります。
🌡️ 水温とアジの活性の関係
アジが最も活発に動き、ベイトを追って接岸する水温の目安は**17~22℃**とされています。この範囲を外れると、アジの活性は徐々に落ちていきます。
水温帯 | アジの活性 | 釣りやすさ | 備考 |
---|---|---|---|
13℃以下 | 非常に低い | 難しい | 深場に落ちる傾向 |
13~17℃ | やや低い | やや難しい | 春・冬に多い温度帯 |
17~22℃ | 高い | 釣りやすい | ベスト水温帯 |
22~25℃ | やや高い | やや難しい | 夏の高水温期 |
25℃以上 | 低い | 難しい | 深場や沖に移動 |
関東エリアでは、秋(9~11月)がちょうどこの適水温帯に入りやすく、それがベストシーズンとされる理由の一つです。一方、真冬は12℃を下回ることも多く、夏は25℃を超える日もあるため、それぞれ難しさが増します。
最近では、スマートフォンのアプリや釣り情報サイトで、各地の海水温をリアルタイムで確認できるサービスもあります。釣行前にチェックする習慣をつけると、釣果予測の精度が上がるでしょう。
🌊 潮回りとアジの回遊パターン
潮回り(潮の満ち引き)も、アジングにおいて見逃せない要素です。一般的に、潮が動き始めるタイミングがアジの捕食スイッチが入りやすいとされています。
おすすめの潮のタイミング:
- 上げ始め(干潮から満潮に向かう初期)
- 下げ止まり直後(満潮から干潮に向かう初期)
これらのタイミングは、海水が動き出すことでベイトも動きやすくなり、それを追うアジも活性が上がるためです。
また、大潮・中潮・小潮などの潮の大きさについては、地域やポイントによって好まれる潮が異なります。一般的には中潮~小潮のほうが安定した釣果が出るという意見もあります。大潮は潮の動きが激しすぎて、逆にアジが定位しにくくなることもあるようです。
潮汐表は釣り具店やインターネットで簡単に入手できます。釣行計画を立てる際は、必ず潮回りもチェックし、最適なタイミングで釣り場に入るようにしましょう。
⚡ 水温と潮の条件が重なる「黄金タイム」
水温と潮の条件が両方とも良いタイミングが重なると、驚くほど釣果が伸びることがあります。例えば:
- 水温が19℃前後で安定している秋の夕マズメ
- 中潮の上げ始めに合わせて釣り場に入る
- 常夜灯があり、ベイトも確認できる
このような条件が揃えば、初心者でも高確率でアジに出会えるでしょう。逆に、どんなに腕が良くても条件が悪ければ釣れないのがアジングです。**「釣りは科学」**という言葉もあるように、これらの環境条件を理解し、データに基づいて釣行計画を立てることが、現代のアジングでは求められているのかもしれません。
関東のアジング攻略法と実践的アドバイス
- 時間帯は夕マズメから夜が最も有望
- 関東で実績の高いアジングポイント
- 初心者でも釣りやすいおすすめの場所
- ルアー選びのコツとサイズ・カラーの使い分け
- 尺アジを狙うなら秋の外洋側がチャンス
- 穴場スポットの探し方と情報収集のコツ
- まとめ:関東のアジング時期を理解して釣果アップ
時間帯は夕マズメから夜が最も有望
アジングで釣果を上げるには、時期だけでなく時間帯選びも極めて重要です。関東エリアにおいても、アジが最も活発に捕食活動を行う時間帯を狙うことで、釣果は大きく変わってきます。
アジは早朝(日の出の前後)および夕方(日の入り前後)から夜間、エサを求めて陸地に近付く習性があるため、堤防など陸からアジを釣る場合には、夜間から早朝にかけてがおすすめの時間帯です。
この引用が示すように、アジングのゴールデンタイムは夕マズメから夜間、そして朝マズメです。特に、陸っぱりからのアジングでは、この時間帯を中心に釣行計画を立てるのが基本となります。
🕐 時間帯別アジング攻略ガイド
時間帯 | おすすめ度 | 特徴 | 攻略ポイント |
---|---|---|---|
朝マズメ | ★★★★☆ | 日の出前後1時間が勝負 | 早起きが必要だが釣果は期待大 |
日中 | ★☆☆☆☆ | 難易度高い | 秋のハイシーズンなら可能性あり |
夕マズメ | ★★★★★ | 最も釣りやすい時間帯 | 日没前後1~2時間がベスト |
夜間 | ★★★★★ | 常夜灯周りが狙い目 | プランクトンが集まる光の下を重点的に |
深夜~明け方 | ★★★☆☆ | 釣り人が少なく穴場時間 | 寒さ対策と安全管理が必須 |
なぜ夕マズメ~夜が良いのか?
アジは基本的に昼行性の魚ですが、夜になるとプランクトンが常夜灯の光に集まり、それを捕食するために接岸してきます。また、夜は明るさが抑えられるため、ルアーを見破られにくいというメリットもあります。
さらに、夕マズメの時間帯は「魚の時間」とも呼ばれ、多くの魚種が活発に捕食活動を行うタイミングです。アジも例外ではなく、日中は沖や深場にいた個体が、餌を求めて岸近くまで回遊してくる可能性が高まります。
常夜灯周りの攻略法
夜間のアジングでは、常夜灯がある漁港や堤防が最有力ポイントとなります。常夜灯の光に集まるプランクトンを捕食しに来たアジを狙うのが基本戦略です。
常夜灯周りでの釣り方のコツ:
- 明暗の境目を狙う(光が当たる場所と暗い場所の境界)
- 表層だけでなく、中層~底付近も探る
- 風上側から攻めて、ルアーを風下に流す
関東の漁港では、LED化が進んでいるところも増えています。LEDの常夜灯は虫が集まりにくいため、プランクトンの集まり方も変わる可能性があります。そのため、複数の常夜灯を試してみて、どこにアジが集まっているかを探ることが重要です。
日中のデイアジングは可能か?
日中のアジング(デイアジング)は、難易度が高いものの不可能ではありません。特に秋のハイシーズンであれば、活性の高いアジが日中でも接岸していることがあります。
日中に釣るためのポイント:
- 水深のある場所や潮通しの良いポイントを選ぶ
- ルアーはクリア系など目立たないカラーを使用
- スローなアクションで誘う
- 曇天や小雨など、光量が抑えられる日を狙う
ただし、日中は明るすぎるため、アジがルアーを見切りやすくなります。そのため、初心者が最初から日中に挑戦するのはあまりおすすめできません。まずは夕マズメ~夜の時間帯で経験を積み、アジングの基本を身につけてから挑戦すると良いでしょう。
時間帯選びは、釣行スケジュールを立てる上で最も重要な要素の一つです。仕事や家庭の都合もあるでしょうが、可能な限り夕マズメから夜間の時間帯に合わせて釣り場に入ることが、関東でのアジング成功への近道となります。
関東で実績の高いアジングポイント
関東エリアには、アジングの実績が高いポイントが数多く存在します。ここでは、特に釣果報告が多く、アクセスもしやすい代表的なポイントをご紹介します。
📍 関東の人気アジングスポット一覧
ポイント名 | エリア | 特徴 | ベストシーズン | アクセス |
---|---|---|---|---|
根岸港 | 横浜 | 5~6月の産卵期に大型が接岸 | 5~6月、9~11月 | 車推奨 |
大黒ふ頭西緑地 | 横浜 | 秋~冬が本番、夜間封鎖あり | 9~2月 | 車必須 |
金沢八景 | 横浜~横須賀 | 船釣りも盛ん、陸っぱりも可 | 6~12月 | 電車でもアクセス可 |
東扇島西公園 | 川崎 | 広い釣り場、駐車場完備 | 7~11月 | 車推奨 |
若洲海浜公園 | 東京 | ファミリー向け、有料 | 7~10月 | 車・バスでアクセス可 |
勝浦港周辺 | 千葉 | 外房の好ポイント | 6~12月 | 車必須 |
鴨川周辺 | 千葉 | 大型のチャンスあり | 6~12月 | 車必須 |
🔍 各ポイントの詳細解説
根岸港(横浜)
根岸港は、横浜でも特に有名なアジングスポットです。特にローソン周辺が人気で、障害物も多く、足元や近距離でアジが安定して釣れることで知られています。
近くのローソンでトイレが借りられたり買い物ができたりと便利な釣り場。ここはGWあたりから1ヶ月くらいの産卵の時期にアジが釣れ続くためその時期には多くのアジンガーが通っている。
根岸港のメリットは、コンビニが近く利便性が高い点と、足元で釣れるため初心者でも挑戦しやすい点です。ただし、人気ポイントゆえに週末は混雑するため、平日や早朝を狙うのがおすすめです。また、柵がない場所もあるため、落水には十分注意が必要です。
大黒ふ頭西緑地(ベイ下)
横浜ベイブリッジの真下に位置する大黒ふ頭西緑地は、秋から冬にかけてアジンガーが集まる人気スポットです。
注意点として、22時~5時の間は道路が封鎖されるため、22時までに帰るか、5時まで夜通し釣ることになります。近くに公衆トイレもあるため、環境面では比較的整っています。
ベイブリッジ真下の防波堤周辺や、緑地の両端が特に人気のポイントで、壁際でよく釣れるとの情報があります。足場は比較的良いですが、風が強い日は釣りにくくなるため、天気予報のチェックも忘れずに。
金沢八景(横浜~横須賀)
金沢八景は船釣りのメッカとしても知られていますが、陸っぱりでもアジングの実績があります。船宿も多く、釣具店や駐車場なども充実しているため、釣行しやすいエリアです。
電車でもアクセスできるため、車を持っていない方にもおすすめのポイントです。ただし、週末は混雑するため、早めの場所取りが重要になります。
東扇島西公園(川崎)
東京からも近く、広い釣り場と駐車場、トイレも完備されている東扇島西公園は、ファミリー層にも人気のスポットです。ただし、アジングの観点では、水深が深く障害物が少ないため、アジのポイントを探るのがやや難しい傾向があります。
サビキ釣りや泳がせ釣りでの青物狙いが盛んなポイントでもあるため、アジングをする際は他の釣り人との距離に注意が必要です。
若洲海浜公園(東京)
都内からアクセスしやすい有料の海釣り施設です。ファミリー向けで、安全に釣りができる環境が整っています。夏の豆アジシーズンには多くのファミリーで賑わいます。
アジング専門で狙うには少々物足りない面もあるかもしれませんが、初心者や家族連れで「まずはアジングを体験したい」という方には最適なポイントです。
勝浦・鴨川周辺(千葉)
千葉の外房エリアは、黒潮の影響を受けやすく、冬でも比較的水温が高めに保たれます。そのため、他のエリアがオフシーズンになる時期でも釣果が期待できる可能性があります。
ただし、勝浦港では近年釣り禁止エリアが拡大しているため、釣行前に必ず最新の情報を確認してください。鴨川周辺には複数の漁港があり、ポイント開拓の余地も大きいエリアです。
これらのポイントは、いずれも実績がありますが、釣果は日々変動します。地元の釣具店やSNS、釣果アプリなどで最新情報を収集し、「今釣れているポイント」を選ぶことが成功への近道です。
初心者でも釣りやすいおすすめの場所
アジングを始めたばかりの初心者にとって、ポイント選びは非常に重要です。実績があっても、足場が悪かったり、テクニカルな釣りが要求されたりする場所は、最初のうちは避けたほうが無難でしょう。ここでは、初心者でも安全に、そして釣りやすい場所をご紹介します。
✅ 初心者向けポイントの条件
- 足場が良く、安全性が高い
- 常夜灯があり、夜釣りがしやすい
- トイレや駐車場が近くにある
- 釣具店が近く、情報収集や買い足しが可能
- 釣り人が多く、困った時に聞ける環境
🌟 初心者におすすめの関東アジングスポット
1. 若洲海浜公園(東京)
都内からアクセスしやすい有料の海釣り施設で、初心者に最もおすすめできるポイントの一つです。
メリット:
- 足場が整備されていて安全
- トイレ、売店、駐車場完備
- ライフジャケットのレンタルあり
- ファミリー層も多く、初心者に優しい雰囲気
デメリット:
- 有料(大人300円程度)
- 週末は混雑する
- 大型は期待しにくい
若洲海浜公園は、「まずはアジを1匹釣ってみたい」という初心者の方に最適です。夏の豆アジシーズンなら、高確率で釣果が期待できます。
2. 海釣り施設・有料釣り場
関東には、整備された有料の海釣り施設がいくつかあります。これらの施設は、安全性が高く、初心者でも安心して釣りができる環境が整っています。
【保存版】関東地方のおすすめ海釣り公園10選!
有料釣り場のメリット:
- 安全管理がしっかりしている
- 釣具のレンタルがあることも
- スタッフに釣り方を教えてもらえる
- トイレ・休憩所完備
初めてのアジングで不安がある方は、まず有料の釣り場で経験を積んでから、通常の漁港や堤防に挑戦するのも良い選択肢です。
3. 大型の漁港・整備された堤防
無料で釣りができる場所の中でも、大型の漁港や整備された堤防は、初心者におすすめです。以下のような条件の場所を探しましょう:
- 駐車場が近い
- 常夜灯が複数ある
- 柵や手すりがある
- 釣り人が多い(情報交換ができる)
関東では、金沢八景や横浜の一部の漁港、千葉の勝浦周辺などが該当します。ただし、これらの場所でも、釣り禁止エリアや立ち入り禁止区域には絶対に入らないよう注意してください。
🎣 初心者がアジングを始める際の心得
- ライフジャケットは必須:どんなに足場が良くても、海に落ちる可能性はゼロではありません。必ずライフジャケットを着用しましょう。
- 明るいうちに下見をする:夜釣りが中心のアジングですが、初めての場所は必ず明るいうちに訪れ、足場や危険箇所を確認しておきましょう。
- 単独釣行は避ける:特に初心者のうちは、経験者と一緒に行くか、少なくとも複数人で釣行することをおすすめします。
- ゴミは必ず持ち帰る:釣り場を綺麗に保つことは、釣り人全員の責任です。ゴミ袋を持参し、自分のゴミは必ず持ち帰りましょう。
- マナーを守る:先行者がいる場合は挨拶をし、十分な距離を取って釣りをしましょう。常連の方に釣り方を教えてもらえることもあります。
初心者のうちは、釣果よりも**「安全に楽しむこと」「アジングの基本を学ぶこと」**を優先しましょう。経験を積むことで、徐々に釣果も伸びていきます。焦らず、一歩ずつステップアップしていくことが、アジング上達への近道です。
ルアー選びのコツとサイズ・カラーの使い分け
アジングにおいて、ルアー選びは釣果を大きく左右する要素の一つです。特に、ワームのサイズとカラーの使い分けを理解することで、状況に応じた適切なアプローチが可能になります。
🎨 ワームのサイズとカラーの基本
アジをワームで狙うときは、2inchを軸にしてルアーを選ぶのがおすすめ。現在のアジングで主流の大きさで、どの釣り場でも活躍が期待できます。
この引用にあるように、2インチ(約5cm)のワームが基本です。このサイズは、豆アジから良型まで幅広く対応でき、最初に揃えるべきサイズと言えます。
📏 サイズ別ワームの使い分け表
ワームサイズ | 適した状況 | ターゲットサイズ | 備考 |
---|---|---|---|
1.5インチ | 豆アジが多い時、渋い時 | 10~15cm | 食いが渋い時の切り札 |
2インチ | オールラウンド | 15~25cm | 基本サイズ、最初に揃える |
2.5~3インチ | 大型狙い、ベイトが大きい時 | 25cm以上 | 尺アジ狙いに有効 |
🎨 カラー選びの基本原則
ワームのカラー選びは、水の濁りと光量によって使い分けるのが基本です。
水の濁りや光量でカラーを選ぶ。例えば、水が濁っているときや、天気が悪くて暗いときはオレンジやピンクなどの目立つカラーがおすすめ。アジがルアーを見つけやすくなります。
カラー選択チャート
状況 | おすすめカラー | 理由 |
---|---|---|
濁り強い | オレンジ、ピンク、チャート | アピール力が高く見つけやすい |
澄んでいる | クリア、ナチュラル系 | 見切られにくい |
夜間(常夜灯下) | クリア、グロー系 | 光を透過・反射しやすい |
夜間(暗い場所) | グロー系、白系 | 暗闇で視認性が高い |
朝・夕マズメ | ピンク、オレンジ | 薄明かりでも見えやすい |
ただし、これらはあくまで基本的な考え方であり、実際の釣り場では試行錯誤が必要です。同じ日でも、時間帯によって効くカラーが変わることもあります。少なくとも3~4色は用意し、反応を見ながらローテーションすることをおすすめします。
🪝 ジグヘッドの重さについて
ワームと合わせて重要なのが、ジグヘッドの重さです。関東のアジングでは、0.4~2g程度が主流となります。
アジングワームに使用するジグヘッドの重さは0.3g~3.0gが一般的です。軽いほどワームが自然な動きをするため釣れやすくなりますが、飛距離が短くなり、底どりも難しくなります。
ジグヘッドの重さ選びのポイント:
- 基本は1g前後から始める
- 風が強い日や潮が速い時は重くする(1.5~2g)
- 食いが渋い時や浅い場所では軽くする(0.4~0.8g)
- 遠投したい時はやや重めを選ぶ
関東の漁港では、水深が浅い場所も多いため、軽めのジグヘッドから試すのが良いでしょう。ただし、あまりに軽すぎると風の影響を受けやすく、初心者には扱いにくいこともあります。
🔄 ルアーローテーションの考え方
アジングでは、一つのルアーに固執せず、状況に応じてルアーを変えることが重要です。以下のような順序でローテーションすると効果的です:
- 基本の2インチ・ナチュラルカラーでスタート
- 反応がなければカラーを変更(アピール系へ)
- それでもダメならサイズを変更(小さめへ)
- さらにジグヘッドの重さを変更
このように段階的に変えていくことで、その日のアジの好みや活性を探ることができます。
また、周りのアングラーが釣れている場合は、どんなルアーを使っているか観察したり、マナーを守った上で聞いてみたりするのも勉強になります。釣り場でのコミュニケーションは、情報収集の貴重な機会でもあります。
ルアー選びは経験を積むことで徐々に上達していきます。最初のうちは定番のルアーを使い、基本をしっかり押さえることが大切です。
尺アジを狙うなら秋の外洋側がチャンス
アジンガーの憧れである尺アジ(30cm以上のアジ)。関東でも尺アジは狙えますが、そのためには時期とポイント選びが非常に重要になります。
九州は「尺アジの聖地」とも呼ばれるエリアで、有名な堤防や地磯には毎年全国からアジンガーが訪れます。場所によっては年中安定して尺アジが狙えるポイントもあり、ナイトゲームやボートアジングでの大型実績も豊富です。
九州ほどではないにせよ、関東でも条件が揃えば尺アジは十分に狙えます。特に秋の外洋側が最も可能性が高いと考えられます。
🐟 関東で尺アジを狙うための戦略
時期:9月~11月がベスト
尺アジを狙うなら、やはり秋がベストシーズンです。夏に成長したアジが良型になり、ベイトを追って接岸する時期だからです。特に10月前後は、各地で尺アジの釣果報告が増える傾向にあります。
また、冬場(12月~2月)も水温が安定した場所では尺アジのチャンスがあります。数は少ないですが、この時期のアジは脂が乗っていて、釣れれば価値が高い一匹となります。
場所:外洋に面したポイントを選ぶ
尺アジを狙うなら、東京湾の湾奥よりも、外洋に近い場所を選ぶのが鉄則です。
おすすめエリア:
- 三浦半島周辺(神奈川)
- 外房エリア(千葉)
- 伊豆半島(静岡だが関東から行きやすい)
これらのエリアは、黒潮の影響を受けやすく、回遊型の大型アジが接岸する可能性が高くなります。
太平洋側では、秋(9月〜11月)に安定した尺アジの釣果が出やすいです。特に水温が適温に落ち着く初秋〜晩秋にかけて、接岸する個体が増えます。
ポイントの条件
尺アジが釣れやすいポイントの条件:
- 水深がある(5m以上)
- 潮通しが良い
- ベイトフィッシュが豊富
- 常夜灯がある(夜釣りの場合)
- 磯や沖堤防など、外洋に近い環境
これらの条件を満たす場所を探すことが、尺アジへの第一歩です。
タックルとルアーの調整
尺アジを狙う場合、通常のアジングよりもやや強めのタックルを使用します。
- ロッド:6~7フィート、ML~Mクラス
- リール:2000番台、ドラグ調整をしっかりと
- ライン:PE0.3~0.4号、リーダーはフロロ5~6lb
- ルアー:2.5~3インチのワーム、ジグヘッド1.5~2.5g
大型のアジは引きが強く、細いタックルでは取り込みに苦労することがあります。かといって、あまり太すぎるとアジの食いが悪くなるため、バランスが重要です。
🏆 尺アジゲットのための心構え
尺アジは、豆アジのように簡単には釣れません。何度も釣行を重ね、経験と運が重なって初めて出会えるのが尺アジです。
- 粘り強さ:すぐに諦めず、ポイントを変えながら探り続ける
- 情報収集:SNSや釣果アプリで、尺アジの釣果情報をチェック
- タイミング:「今、釣れている」という情報があればすぐに行動
尺アジは決して夢物語ではありません。関東でも、正しい時期に正しい場所を選べば、十分に狙える魚です。あなたも今年の秋、尺アジチャレンジしてみませんか?
穴場スポットの探し方と情報収集のコツ
アジングの人気が高まるにつれ、有名ポイントは週末ともなれば混雑することも増えてきました。そんな中、「自分だけの穴場スポット」を見つけることができれば、ゆったりと釣りを楽しめるだけでなく、高い釣果も期待できます。ここでは、穴場スポットの探し方と、効率的な情報収集の方法をご紹介します。
🔍 穴場スポットを探す5つの方法
1. 地図アプリで漁港を探す
Google Mapなどの地図アプリを使って、まだ行ったことのない漁港を探してみましょう。関東には無数の小さな漁港があり、その多くはまだ知られていない穴場かもしれません。
探し方のコツ:
- 「漁港」「港」などのキーワードで検索
- 航空写真モードで堤防や常夜灯の有無を確認
- ストリートビューで足場や駐車スペースをチェック
- 「釣り禁止」の看板がないか事前確認
ただし、知らない場所に行く際は、必ず明るいうちに下見をし、安全を確認してから釣りを始めましょう。
2. 釣具店で情報を聞く
地元の釣具店は、最新の釣果情報を持っている貴重な情報源です。店員さんに「最近アジが釣れている場所はありますか?」と聞けば、親切に教えてくれることも多いです。
釣具店で情報を得るコツ:
- 何か商品を買った後に聞く(マナーとして)
- 「初心者なので」と伝えると丁寧に教えてくれる
- 定期的に通うことで、常連として認識され情報が得やすくなる
また、釣具店には地元の釣果情報が掲示されていることもあるので、それをチェックするのも有効です。
3. SNSと釣果アプリを活用する
TwitterやInstagram、アングラーズなどの釣果アプリでは、リアルタイムの釣果情報が投稿されています。これらをチェックすることで、「今釣れている場所」を知ることができます。
上記のような有名ポイント以外にも、大黒とか本牧あたりの穴場的なポイントでアジングしている人はいるようだが、その大半は釣り禁止エリアやグレーゾーンと思われる。
この引用にあるように、SNSで情報を探す際は、釣り禁止エリアでないかを必ず確認しましょう。場所を伏せて投稿している人もいるため、無理に場所を特定しようとせず、マナーを守ることが大切です。
SNS活用のポイント:
- ハッシュタグ「#アジング」「#関東アジング」などで検索
- 投稿日時を確認し、最新の情報を優先
- 場所が特定できる情報は慎重に扱う(拡散しない)
4. 潮見表と水温データをチェックする
穴場を見つけても、タイミングが悪ければ釣れません。釣行前には必ず潮見表と海水温データをチェックしましょう。
おすすめアプリ・サイト:
- タイドグラフBI(潮見表アプリ)
- 海快晴(海の天気予報サイト)
- 気象庁の海水温情報
これらのデータと、自分の釣果を記録していくことで、「このポイントはこの条件で釣れる」というパターンが見えてきます。
5. 実際に足を使って探す
最も確実な方法は、自分で実際に釣り場を回ってみることです。地図やネット情報だけでは分からない、現場の雰囲気や条件を確認できます。
探索のポイント:
- 複数の漁港を回ってみる
- 釣り人がいる場所は実績がある証拠
- 常夜灯の位置や数を確認
- 駐車スペースやトイレの有無をチェック
📝 情報収集の際の注意点
穴場スポットを探す際、以下の点に注意しましょう:
⚠️ 絶対に守るべきルール
- 釣り禁止エリアには立ち入らない
- 私有地には入らない
- 立ち入り禁止の看板がある場所は避ける
- 地元住民に迷惑をかけない(騒音、ゴミなど)
また、良い穴場を見つけても、むやみにSNSで拡散しないのもマナーの一つです。場所が広まりすぎると、ゴミ問題や駐車問題が発生し、最終的に釣り禁止になってしまうこともあります。
穴場スポットは、あなた自身の努力と経験によって見つける宝物です。その場所を大切にし、次に訪れる時も釣りができるよう、マナーを守って楽しみましょう。
まとめ:関東のアジング時期を理解して釣果アップ
最後に記事のポイントをまとめます。
- 関東のアジング最盛期は9月~11月の秋シーズンで、水温・ベイト・アジのサイズすべてが好条件になる
- 春(3月~5月)は産卵前後の大型が狙える短期勝負の時期だが、タイミングが非常に重要
- 夏(6月~8月)は豆アジ中心で、初心者の練習やアジング入門に最適な時期
- 冬(12月~2月)は難易度が高いが、尺アジクラスの大型が狙える玄人向けシーズン
- 横浜エリアは9月~12月、東京湾は7月~11月、千葉は6月~12月がそれぞれのベスト時期
- 水温17~22℃がアジの活性が高い目安で、この温度帯に入る時期を狙うのが効果的
- 潮回りでは上げ始めや下げ止まり直後が狙い目で、中潮~小潮が安定しやすい
- 時間帯は夕マズメから夜間が最も有望で、常夜灯周りが鉄板ポイント
- 根岸港、大黒ふ頭、金沢八景、東扇島西公園などが関東の人気アジングスポット
- 初心者は若洲海浜公園などの整備された有料釣り場から始めるのがおすすめ
- ルアーは2インチのワームが基本で、水の濁りや光量に応じてカラーを使い分ける
- ジグヘッドは0.4~2g程度を状況に応じて使い分け、基本は1g前後からスタート
- 尺アジを狙うなら秋の外洋側(三浦半島、外房エリア)が有望
- 穴場スポットは地図アプリ、釣具店、SNSなどを活用して探すが、釣り禁止エリアには注意
- 情報収集と実際の釣行を重ねることで、自分なりのアジングパターンが確立されていく
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- アジ釣りの時期と時間帯|関東・東京湾をはじめ全国のアジが釣れる場所を徹底紹介!
- 首都圏でのアジングについて|宮
- アジ釣りは『時期』が重要! シーズンごとの傾向とポイントが合えば簡単に釣れます
- アジングにおすすめの時期・時間帯は?エリア別に釣れるタイミングをご紹介
- アジングができる地域と季節|ソルトルアーの基礎知識
- アジ釣りの時期はいつ?【ベストシーズンを全国で比較!時間・場所なども解説】
- 尺アジが釣れる時期はいつ?全国エリア別&季節別のおすすめシーズンを徹底解説!
- アジングルアーのおすすめ10選 適した時期・場所・時間帯やルアーの選び方も解説
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