アジングをしていて「もっと遠くのポイントを攻めたい」「ジグ単では届かない沖の大型アジを釣りたい」と思ったことはありませんか?そんな悩みを解決してくれるのが、アルカジックジャパンのシャローフリークを使った「Fシステム」です。従来のフロートリグと異なり、メインラインに直接フロートを付けるのではなく、エダスを作ってそこにフロートを取り付けるこのシステムは、遠投性能と感度を両立した画期的な仕掛けとして多くのアングラーから支持されています。
この記事では、シャローフリークの基本的な知識から実践的な使い方まで、インターネット上に散らばるさまざまな情報を収集し、要約・編集を行い、独自の切り口で見解や考察を交えながらわかりやすい形でお届けします。FモードやPモード、Dモードといった異なる使用モードの使い分けから、タックル選び、ワームセレクトまで、シャローフリークを使ったアジングのすべてがわかる内容となっています。
この記事のポイント |
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✓ シャローフリークはFシステム専用のフロートで遠投と感度を両立している |
✓ FタイプとDタイプの使い分けで表層からボトムまで全レンジ攻略が可能 |
✓ 残浮力とジグヘッドの重さのバランスでFモード・Pモード・Dモードを使い分ける |
✓ WWノットを使えば初心者でも簡単にFシステムの仕掛けが作れる |
アジングシャローフリークの基本知識と仕掛けの作り方
- アジングシャローフリークとは遠投と感度を両立したFシステム専用フロート
- シャローフリークの種類と残浮力の選び方を理解する
- Fシステムの仕掛けはWWノットで簡単に作れる
- シャローフリークFとDの使い分けは狙うレンジで決まる
- シャローフリークエクスパンダは更なる飛距離を求める時の選択肢
- シャローフリークプチは港湾部や近距離戦に最適
アジングシャローフリークとは遠投と感度を両立したFシステム専用フロート
シャローフリークは、アルカジックジャパンのブランドビルダーである藤原真一郎氏が考案した「Fシステム」専用に設計されたフロートです。従来のフロートリグでは、メインラインにフロートを通したり挟んだりする方式が主流でしたが、FシステムではPEラインとリーダーの結束時にエダスを作り、そこにフロートを取り付けるという独自の方式を採用しています。
この仕組みの最大のメリットは、フロートがメインラインに干渉しないため、ジグヘッドからの情報がダイレクトに伝わることです。一般的なフロートリグでは、フロートとジグヘッドの間にラインが通っているため、アタリが出た際にフロートの抵抗が邪魔をして感度が落ちることがあります。しかしFシステムなら、PEラインとジグヘッドが一直線につながっているため、まるでジグ単で釣っているかのような感度を保ちながら、フロートの飛距離というメリットを享受できるのです。
「シャローエリアを広範囲に探りたい」「さらに遠くのポイント を攻略するための飛距離がほしい」「超軽量ジグヘッドの動き をストレスなく自然に演出したい」それに加えて「バイトだけ でなく、リグの動きも確実に感じたい」…。そんなアングラー の要求を満たしてくれるのが、ブランドビルダー/藤原真一郎 考案のフロートリグシステム『Fシステム』であり、その専用 設計フロート『シャローフリーク』です。
この公式サイトの説明からも分かるように、シャローフリークは単なる飛距離アップのツールではなく、感度を犠牲にせずに遠投性能を得るという明確なコンセプトのもとに開発されています。これは藤原氏が長年のアジング経験から「遠くのポイントを攻めたいが、感度は落としたくない」というアングラーの本音を形にした結果だと言えるでしょう。
実際に使用したアングラーからは「ジグ単では届かない沖の潮目を攻められるようになった」「フロートを使っているのにアタリがはっきり分かる」といった評価が多く聞かれます。特にサーフやゴロタ場など、足元が浅くてジグ単では攻めにくいポイントで威力を発揮するという声が目立ちます。
さらに、シャローフリークの形状にも工夫が凝らされています。空気抵抗と飛行姿勢、着水後の安定性を計算したオーバル形状を採用しており、キャスト時にはスムーズに飛んでいき、着水後は素早く姿勢を安定させます。また、グローカラーを採用しているため、夜間の視認性も良好です。ただし、一部のアングラーからは「グローが魚を警戒させるのでは」という意見もあり、実際にジャングルジム×アルカジックジャパンのコラボ商品として蓄光しない『飛バッシュ!』というモデルも発売されています。
シャローフリークの種類と残浮力の選び方を理解する
シャローフリークには大きく分けて**フローティングタイプ(F)とダイブタイプ(D)**の2種類があり、それぞれ重量のバリエーションが用意されています。この2つのタイプの違いを理解することが、シャローフリークを使いこなす第一歩となります。
📊 シャローフリークのラインナップ比較表
タイプ | 重量 | 残浮力 | 商品コード | 主な用途 |
---|---|---|---|---|
F(フローティング) | 7.5g | 0.3g | 25011 | 表層~中層攻略 |
F(フローティング) | 10.5g | 0.6g | 25012 | 表層~中層攻略(やや遠投) |
F(フローティング) | 15.0g | 0.8g | 25013 | 表層~中層攻略(遠投重視) |
D(ダイブ) | 8.1g | マイナス浮力 | 25014 | 全レンジ攻略 |
D(ダイブ) | 11.7g | マイナス浮力 | 25015 | 全レンジ攻略(やや遠投) |
D(ダイブ) | 16.6g | マイナス浮力 | 25016 | 全レンジ攻略(遠投重視) |
この表からも分かるように、Fタイプは残浮力が設定されているのが大きな特徴です。残浮力とは、「その重さの負荷がかかると沈み始める重量の目安」のことで、例えばF-10.5gの残浮力は0.6gですから、0.6g未満のジグヘッドを使用すればフロートは水面に浮いたままになります。逆に0.6g以上のジグヘッドを使用すると、フロートはゆっくりと沈下していきます。
一方、Dタイプは残浮力がマイナス、つまりスローシンキングタイプです。キャスト後にカウントダウンすることで、表層から中層、ボトムまで任意のレンジを攻めることができます。Dタイプの最大の利点は、軽量ジグヘッドを使いながらボトムまで探れることです。通常、ボトムを攻めるには重いジグヘッドが必要ですが、Dタイプを使えば0.5g程度の軽量ジグヘッドでもボトムまで到達させることができます。
重量の選び方については、使用するロッドの適合ルアーウエイトを基準に考えると良いでしょう。一般的なアジングロッドは5g前後までの軽量ルアーに対応しているものが多いため、そうしたロッドでは7.5gや8.1gが適しています。一方、メバリングロッドやフロート専用ロッドなど、やや強めのロッドを使用する場合は10.5gや11.7gを選ぶことで快適にキャストできます。
シャローフリーク16.6gと0.2g。風がある。ラインは高比重PE。とにかくシャローフリークを沈めること。その後に、ジグヘッドが沈むイメージ。春パターンは、ボトムにいる感じ。シャローフリークは、メインラインに引っ張られる分、なかなか沈まない。キャストしたあと、ラインを緩めて、とにかく沈める。
このアングラーの体験談からも分かるように、風が強い日や深場を攻める際には重めのウエイトが有効です。ただし、残浮力とジグヘッドの重さのバランスが崩れると思った通りの動きにならないため、状況に応じて使い分けることが重要です。おそらく初心者の方は、まずF-10.5gとD-11.7gの組み合わせから始めるのが無難かもしれません。この2つがあれば、表層からボトムまで一通り探ることができます。
また、塩分濃度や水温によっても残浮力は微妙に変化するため、同じセッティングでも海域によって若干動きが異なることがあります。これは製品の個体差というより、自然現象ですので、現場で微調整していく柔軟性が求められます。
Fシステムの仕掛けはWWノットで簡単に作れる
Fシステムの仕掛けは一見複雑そうに見えますが、実はWWノット(ダブリューダブリューノット)という結び方を覚えれば誰でも簡単に作れます。このWWノットは、藤原真一郎氏がFシステムのために考案した結束方法で、PEラインとリーダーを結びながらエダスを作ることができる優れた結び方です。
🔧 Fシステムの基本構造
【メインライン(PE)】
↓
【WWノット結束部】
↓ ↘(エダス20~25cm)
【リーダー】 【シャローフリーク】
↓
【ジグヘッド+ワーム】
具体的な作り方は、まずPEラインとリーダー(フロロカーボン1.5~2号程度)をWWノットで結束します。この際、リーダーの端糸を長めに残しておくのがポイントです。結束が完了したら、その端糸にシャローフリークを結び付けます。シャローフリークを結ぶラインの長さは20~25cm程度が一般的で、これより長くても短くても問題ありませんが、長すぎるとキャスト時に絡みやすくなるため注意が必要です。
リーダー及びシャローフリーク用のライン共にシーガーグランドマックス2号を使用しています。もっと細いのや、もっと太いのを使ってる人もいますが、自分は2号が丁度いいと思い込んでますw。シャローフリークを結ぶラインが20~25センチと長いのは、アジが食った時、シャローフリークの抵抗が少しでもかからないようにと考えてますが、関係ないかもしれません(^_^;)
このアングラーのように、エダスを長めにとることでアジがバイトした際のフロートの抵抗を減らすという考え方もあります。確かに理論的には、エダスが長いほどアジがワームをくわえた時にフロートの重みを感じにくくなるはずです。ただし、実際にどの程度効果があるかは推測の域を出ませんが、トラブルが増えないのであれば試してみる価値はあるでしょう。
WWノットの結び方については、アルカジックジャパンの公式動画で詳しく解説されており、初心者でも5分程度の練習で習得できます。一般的なFGノットやクインテッドノットでも代用可能ですが、WWノットはエダスを作りやすいように設計されているため、Fシステム専用と考えて良いでしょう。
仕掛けを作る際の注意点として、リーダーの太さは1.5~2号程度が推奨されます。あまり細いとキャスト時に切れる危険性がありますし、太すぎると飛距離が落ちたりアタリが分かりにくくなったりします。特に10.5g以上の重量級シャローフリークを使用する場合は、フルキャストに耐えられる強度が必要ですので、2号以上を選ぶのが無難です。実際、10.5gをフルキャストした際に1号リーダーでは切れて飛んでいったという報告もありますので、安全マージンを考えた太さ選びが重要です。
また、ジグヘッドからリーダーの結束部までの距離(ウキ下)は、狙う水深やアジの活性によって調整します。一般的には1~1.5m程度が基準となりますが、表層を意識している場合はもっと短く、ボトムを狙う場合は長めに設定します。
シャローフリークFとDの使い分けは狙うレンジで決まる
シャローフリークを効果的に使うためには、FタイプとDタイプの特性を理解し、状況に応じて使い分けることが非常に重要です。両者の最大の違いは浮力の有無であり、それによって攻められるレンジや使用方法が大きく異なります。
Fタイプ(フローティング)は、その名の通り浮力があるため、基本的には表層から中層を攻めるのに適しています。残浮力値未満のジグヘッドを使用すれば、フロートは水面に浮いたままジグヘッドだけが沈んでいく「Fモード」となり、リーダーの長さ分の深さまでしかジグヘッドは沈みません。これは表層に浮いているアジを効率的に探るのに最適で、特に夏場の高活性時や、ベイトが表層に溜まっている状況で威力を発揮します。
一方、残浮力値以上のジグヘッド(例:F-10.5gに1.0gのジグヘッド)を使用すると、フロートの浮力を相殺しながらゆっくりと沈下していく「Pモード(パラシュートモード)」になります。このモードでは、重めのジグヘッドを使いながらもフォールスピードを抑えられるため、ボトム付近をゆっくり攻めたい時に有効です。ジグヘッドが着底するとフロートの沈下も止まるため、ボトムの地形変化も把握しやすくなります。
📊 FタイプとDタイプの使い分けマトリクス
状況 | Fタイプ | Dタイプ | 推奨度 |
---|---|---|---|
表層に魚が浮いている | ◎ | △ | F優先 |
中層を広く探りたい | ○ | ◎ | D優先 |
ボトムを攻めたい | △ | ◎ | D優先 |
魚のレンジが不明 | △ | ◎ | D優先 |
風が強い日 | ○ | ◎ | D優先 |
根がかりしやすいポイント | ◎ | △ | F優先 |
**Dタイプ(ダイブ)**は、スローシンキングタイプのため、カウントダウンによって任意のレンジを攻めることができます。キャスト後に10秒カウントすれば表層、20秒なら中層、30秒以上ならボトムといった具合に、沈下時間を調整することで全レンジをカバーできるのが最大の強みです。
ダイブはキャストしてすぐに引いてくれば表層、少しカウントを取れば中層、さらに沈めればボトムと全レンジをチェックできる。「上から10、20、30…とカウントしていって、アジの群れがどこにいるか? 塗り潰していくようにレンジとボトムの地形を把握できます」
この藤原氏のコメントからも分かるように、Dタイプは「探り」の釣りに非常に有効です。アジがどのレンジにいるか分からない状況では、まずDタイプで各レンジをチェックし、反応があったレンジに絞って攻めるという戦略が効果的でしょう。特に初場所や時間帯が変わった時など、魚の位置が不明な状況ではDタイプから始めるのが賢明です。
使い分けの基本方針としては、魚が表層にいることが分かっている場合はFタイプ、レンジが不明な場合や中層以深を探りたい場合はDタイプという考え方が分かりやすいでしょう。また、両方を持参して状況に応じて付け替えるのが理想的ですが、どちらか一つしか持てない場合は、おそらく汎用性の高いDタイプを選ぶのが無難かもしれません。
ただし、根がかりしやすいポイントではFタイプのPモードが有利です。浮力があるため、ボトムに着底してもすぐに浮き上がろうとし、根がかりを回避しやすくなります。このように、単純にレンジだけでなく、ポイントの地形特性も考慮した使い分けが求められます。
シャローフリークエクスパンダは更なる飛距離を求める時の選択肢
通常のシャローフリークでも十分な飛距離が得られますが、さらなる遠投性能を求めるアングラーのために開発されたのがシャローフリークエクスパンダです。エクスパンダは通常のシャローフリークと比べて、いくつかの進化したポイントがあります。
まず最大の特徴は、シャフト構造によって飛行姿勢が安定し、抜群の飛距離を実現していることです。通常のシャローフリークもオーバル形状で飛行姿勢は良好ですが、エクスパンダはさらに空力特性を追求した設計となっており、同じ重量でもより遠くまで飛ばすことができるとされています。サーフや磯など、とにかく遠投が必要なシチュエーションではエクスパンダの出番となるでしょう。
もう一つの大きな特徴は、バランサーによって浮力を調整できることです。フローティングタイプとシンキングタイプがありますが、本体自体は同じで、バランサーを変えるだけで浮力特性を変更できます。これにより、現場で状況に応じた浮力調整が可能となり、細かいレンジ攻略が容易になります。
🎯 エクスパンダの主な特徴
- ✅ シャフト構造による飛行姿勢の安定化
- ✅ 通常モデルを上回る遠投性能
- ✅ バランサー交換で浮力調整が可能
- ✅ フローティングとシンキングの切り替えが簡単
- ✅ 細かいレンジ調整が容易
ただし、エクスパンダは通常モデルよりもやや高価であり、また遠投性能が高い分、近距離戦ではオーバースペックになる可能性があります。港湾部や漁港など、50m以内の範囲を攻めるのであれば通常のシャローフリークで十分でしょう。一方、広大なサーフや外海に面した磯、あるいは離島遠征など、とにかく飛距離が必要なシチュエーションではエクスパンダが真価を発揮します。
また、エクスパンダはバランサーを複数用意しておくことで、一つのフロートで多彩な攻略が可能になります。例えば、朝マズメは表層を攻めたいのでフローティングバランサー、日中は中層以深を探りたいのでシンキングバランサー、といった具合に、時間帯や状況に応じて素早く対応できるのは大きなアドバンテージです。
藤原「シャフトにより飛行姿勢が安定。抜群の飛距離を持ち併せています。フローティングとシンキングがありますが本体自体は同じ。どちらもリグった状態のままバランサーを変えるだけで浮力をワンタッチで調整できる。細かいレンジ攻略も容易です」
この藤原氏のコメントからも、エクスパンダの設計思想が**「一つのフロートで多様な状況に対応する」**ことにあることが分かります。特にランガンスタイルでポイント移動が多いアングラーにとって、いちいち仕掛けを作り直す必要がなく、バランサー交換だけで対応できるのは大きな時間短縮になります。
価格面では通常モデルより若干高めですが、汎用性の高さを考えれば、おそらくコストパフォーマンスは悪くないと言えるかもしれません。ただし、初心者の方がいきなりエクスパンダから始めるよりは、まず通常のシャローフリークでFシステムの感覚を掴んでから、必要に応じてエクスパンダを追加するという段階的なアプローチが賢明でしょう。
シャローフリークプチは港湾部や近距離戦に最適
シャローフリークシリーズには、**より軽量でコンパクトな「シャローフリークプチ」**というモデルもラインナップされています。プチは通常のシャローフリークよりも小型・軽量で、港湾部や漁港内など、あまり飛距離が必要ない近距離戦に特化したモデルです。
通常のシャローフリークは7.5g以上のウエイトがあるため、ライトなアジングロッドでは若干重すぎると感じる場合があります。特に5g以下のルアーウエイトを想定したUL(ウルトラライト)クラスのロッドでは、7.5gでもやや荷が重いかもしれません。そうしたライトタックルでフロートリグを楽しみたいアングラーのニーズに応えるのがプチです。
プチの重量は通常モデルよりも軽く設定されており、おそらく3~5g程度のウエイトクラスと推測されます(公式サイトでの詳細スペック確認が必要)。これにより、ライトなロッドでもストレスなくキャストでき、繊細なアジングを楽しめます。飛距離は通常モデルに劣りますが、港湾部や常夜灯周りなど、30m程度の距離で十分なポイントでは問題ありません。
🏭 プチが活躍するシチュエーション
- ✓ 港湾部や漁港内の常夜灯周り
- ✓ 足場の良い堤防での近距離戦
- ✓ ULクラスのライトタックルを使用する時
- ✓ 風が弱く、あまり飛距離が必要ない状況
- ✓ 小型のアジが多く、繊細なアプローチが求められる時
また、プチは小型であるがゆえに水中での抵抗が小さく、よりナチュラルなアクションが可能という利点もあります。スレたアジが多い都市部の港湾では、大型のフロートだと警戒されることもありますが、プチならプレッシャーを与えにくいかもしれません。ただし、これは推測の域を出ませんが、理論的には小型の方が目立ちにくいはずです。
使い分けの基本としては、遠投が必要なオープンエリアでは通常モデルかエクスパンダ、近距離の港湾部ではプチという棲み分けが明確です。もし一つだけ選ぶなら汎用性の高い通常モデル(F-10.5gまたはD-11.7g)が無難ですが、すでに通常モデルを持っていて、ライトタックルでの釣りも楽しみたいという方にはプチの追加購入がおすすめです。
プチに関する詳細な情報は、各釣具メーカーのウェブサイトや実際に使用したアングラーのブログなどを参考にすると良いでしょう。ただし、情報が比較的少ないモデルでもあるため、購入前に釣具店で実物を確認したり、スタッフに相談したりするのが賢明です。
アジングでシャローフリークを実戦投入する際の使い方とテクニック
- Fモードは表層攻略の基本アプローチとなる
- Pモードなら重いジグヘッドでもスローフォールが可能
- Dモードは全レンジをカウントダウンで効率的に探れる
- ジグヘッドの重さ選びは残浮力とのバランスが最重要
- ワームは3インチ前後のグロー系が実績高い
- タックルは8~9ftのロングロッドが扱いやすい
- まとめ:アジングシャローフリークで沖の良型を仕留めよう
Fモードは表層攻略の基本アプローチとなる
Fモード(フローティングモード)は、シャローフリークFタイプの残浮力値未満のジグヘッドを組み合わせた状態を指し、フロートが水面に浮いたまま、リーダーの長さ分だけジグヘッドが沈んでいく使用方法です。このモードは表層から表層直下のレンジに的を絞って攻略するのに最適で、特にベイトフィッシュが表層に溜まっている状況や、アジの活性が高い時間帯に威力を発揮します。
Fモードの最大の利点は、一定のレンジをキープしやすいことです。フロートが水面に浮いているため、ジグヘッドはリーダーの長さ以上には沈みません。例えばリーダーを1.5mに設定すれば、ジグヘッドは常に水面下1.5m付近を漂うことになります。これにより、表層のアジを効率的に探ることができ、無駄なく広範囲をカバーできます。
アクションの基本は、スローリトリーブ+時々シェイクです。キャスト後、着水したらラインスラッグを取り、ゆっくりとリールを巻きます。この時、ロッドをわずかにシェイクしてワームに微振動を与えると、アジの興味を引きやすくなります。また、時々リトリーブを止めてステイさせることで、追ってきたアジにバイトのチャンスを与えるのも有効です。
📋 Fモードの基本操作手順
- キャスト後、着水を確認
- ラインスラッグを巻き取る
- ゆっくりとリトリーブ開始(1秒に1回転程度)
- 3~5回転巻いたら軽くシェイク
- さらに3~5回転巻く
- 時々ステイを入れる
- アタリがあったら即アワセ
Fモードで注意すべき点は、フロートが水面にあるため風の影響を受けやすいことです。風が強い日はフロートが流されて思った通りのコースを通せないことがあります。そうした場合は、風上にキャストして風に流されながら探る、あるいはDモードに切り替えるといった対応が必要になるでしょう。
キャストし着水したらスマホのストップウォッチ機能を使い正確にカウントダウン。シャローフリークは巻いたりロッドをしゃくったりすると思ってる以上に浮きあがるのでそこら辺を意識して一定のレンジを通すように心がけています。
このアングラーが指摘しているように、シャローフリークは巻くと浮き上がりやすい性質があります。特にFモードでは、速く巻きすぎるとジグヘッドが水面近くまで浮いてしまい、狙ったレンジから外れてしまいます。スマホのストップウォッチでリトリーブ速度を管理するなど、一定のレンジをキープする工夫が釣果を左右すると言えるでしょう。
また、Fモードは夏場の高活性時や朝夕マズメ時に特に有効です。こうした時間帯はアジが表層まで浮いてきてベイトを追い回していることが多く、Fモードで効率よく探ることで数釣りが期待できます。逆に、日中の低活性時や冬場など、アジが深場に落ちている状況ではFモードだけでは対応しきれないため、PモードやDモードへの切り替えが必要になります。
Pモードなら重いジグヘッドでもスローフォールが可能
Pモード(パラシュートモード)は、シャローフリークFタイプの残浮力値以上のジグヘッドを組み合わせた状態を指します。例えば、F-10.5g(残浮力0.6g)に1.0gのジグヘッドを使用すると、フロートの浮力を相殺しながらリグ全体がゆっくりと沈下していきます。
Pモードの最大のメリットは、重めのジグヘッドを使いながらもフォールスピードを抑えられることです。通常、1.0gのジグヘッドを単体で使用すると比較的速く沈んでしまいますが、Pモードではフロートの浮力が抵抗となり、ゆっくりとしたフォールになります。これにより、ボトム付近をじっくり探りたい時や、根がかりしやすいポイントでも対応しやすくなります。
また、Pモードではジグヘッドが着底するとフロートの沈下も止まるという特性があります。これにより、ボトムの地形変化や沈み根の位置などを把握しやすく、フィールドの構造を理解するのに役立ちます。特に初めて訪れるポイントでは、Pモードでボトムの様子を探ってから本格的に釣りを展開するという使い方も効果的でしょう。
🎣 Pモードが有効なシチュエーション
状況 | 理由 | 推奨ジグヘッド重量 |
---|---|---|
根がかりしやすいポイント | 浮力があるため根がかり回避しやすい | 残浮力+0.4~0.6g |
ボトムの地形を把握したい | 着底が明確に分かる | 残浮力+0.3~0.5g |
低活性でスローアプローチが必要 | ゆっくりしたフォールで食わせる | 残浮力+0.2~0.4g |
風が強くジグ単では厳しい | フロートの重みで風に負けない | 残浮力+0.5~0.8g |
Pモードのアクションは、リフト&フォールが基本です。ロッドを軽く煽ってジグヘッドを跳ね上げ、その後フォールさせます。フォール中にバイトが集中することが多いため、ラインの変化に注意しながら、違和感があったら即座に合わせを入れます。また、ボトムでステイさせることで、底付近に居着いているアジにアピールすることもできます。
パラシュートモード用のジグヘッドは1.5g。宵姫コブラ1.5g+トレモロAJ 2in(がまかつ)。パラシュートモードでは1.5gのジグヘッドリグを使用。ボトムへ落ちたら即、根がかってしまうようなキツイ根の上でもOK。コブラヘッドタイプは軽くシャクってやると跳ね上げられるので効果的。
この情報からも分かるように、Pモードでは1.5g程度の重めのジグヘッドも使用可能です。ただし、あまり重すぎるとフロートの浮力では支えきれずに急速に沈んでしまうため、残浮力+1.0g程度が上限と考えて良いでしょう。また、コブラヘッドのようなリフトアクションに適した形状のジグヘッドを選ぶことで、より効果的なアプローチが可能になります。
Pモードは、一般的にはFモードやDモードに比べて使用頻度は低いかもしれませんが、根がかりの多いゴロタ場や磯場では非常に有効です。こうしたポイントでは通常のDモードだとすぐに根がかってしまいますが、Pモードなら浮力があるため、ボトムを攻めながらも根がかりリスクを軽減できます。状況に応じてモードを切り替えられるのがシャローフリークの大きな魅力の一つです。
Dモードは全レンジをカウントダウンで効率的に探れる
Dモード(ダイブモード)は、シャローフリークDタイプを使用した状態を指し、フロート本体がスローシンキングのため、カウントダウンによって任意のレンジを攻めることができます。Dモードはアジがどのレンジにいるか分からない状況で、効率的に全層を探るのに最も適した方法です。
Dモードの使い方は非常にシンプルです。キャスト後、着水したらカウントダウンを開始します。10秒カウントで表層、20秒で中層、30秒以上でボトムといった具合に、沈下時間によってレンジを調整します。各レンジで数投してアタリがなければ次のレンジへ、という具合に塗り絵を埋めるように探っていくのが基本戦略です。
例えば、初めて訪れたポイントでは、まず10秒カウントで表層を数投、反応がなければ20秒カウントで中層を数投、それでもダメなら30秒カウントでボトムを探る、といった具合に段階的にレンジを変えながら魚の居場所を特定していきます。一度アタリが出たレンジが分かれば、その後はそのカウント数を基準に釣りを展開することで効率が上がります。
⏱️ Dモードのカウントダウン戦略
【探索フェーズ】
キャスト → 10秒カウント → リトリーブ → アタリなし
↓
キャスト → 20秒カウント → リトリーブ → アタリなし
↓
キャスト → 30秒カウント → リトリーブ → アタリあり!
↓
【集中攻略フェーズ】
以降は30秒カウントでボトム付近を集中的に攻める
Dモードのもう一つの大きな利点は、軽量ジグヘッドでボトムまで到達できることです。通常、ボトムを攻めるには重いジグヘッドが必要ですが、Dモードではフロート自体がシンキングのため、0.5g程度の軽量ジグヘッドでもボトムまで沈めることができます。これにより、ナチュラルなアクションを保ちながらボトムを攻略できるのは大きなアドバンテージです。
ただ、妄想して、釣れるのがアジングの楽しみかもしれません。釣れない魚をどうにか攻略した時は、なんか楽しいですよね。答え合わせができて。
このアングラーが語っているように、Dモードでカウントダウンしながら探る作業は、まさに**「謎解き」のような面白さ**があります。どのレンジにアジがいるのか、どのアクションが効くのか、試行錯誤しながら答えを見つけていく過程こそがアジングの醍醐味でしょう。Dモードはそうした探索的な釣りを効率的に行える優れたシステムです。
ただし、Dモードを使う際の注意点として、底質が柔らかい泥底などでは沈み込んでしまうことがあります。また、海藻が多いポイントでは海藻に絡まりやすくなります。こうした場合は、カウント数を少なめにして中層で勝負する、あるいはFモードに切り替えるといった柔軟な対応が求められます。
ジグヘッドの重さ選びは残浮力とのバランスが最重要
シャローフリークを使いこなすうえで、ジグヘッドの重さ選びは残浮力とのバランスを考えることが最も重要です。残浮力値を基準に、それより軽いジグヘッドを使うか重いジグヘッドを使うかで、リグの挙動が大きく変わります。
基本的な考え方として、Fモードで使いたい場合は残浮力値未満のジグヘッド、Pモードで使いたい場合は残浮力値以上のジグヘッドを選びます。例えば、F-10.5g(残浮力0.6g)を使う場合、0.4gや0.5gのジグヘッドならFモード、0.8gや1.0gならPモードになります。
📊 シャローフリークF-10.5g使用時のジグヘッド重量別モード
ジグヘッド重量 | モード | フロートの状態 | 適した状況 |
---|---|---|---|
0.2~0.4g | Fモード(完全浮遊) | 水面に浮く | 表層のアジを狙う時 |
0.5g | Fモード(ギリギリ浮遊) | 水面に浮く | 表層~やや下を狙う時 |
0.6g | 境界線 | ほぼ沈まない | 状況次第 |
0.8~1.0g | Pモード(スロー沈下) | ゆっくり沈む | 中層~ボトムをスローに |
1.2~1.5g | Pモード(やや速い沈下) | やや速く沈む | ボトム攻略 |
ジグヘッドの重さを選ぶ際には、潮の速さや風の強さも考慮する必要があります。潮が速い場合や風が強い場合は、軽いジグヘッドだと流されすぎてしまうため、やや重めのジグヘッドを選ぶのが賢明です。逆に、ベタ凪で潮も緩い状況では、軽いジグヘッドでゆっくり見せる方が効果的なことが多いでしょう。
重さは0.3g~2g位まで使用します。潮の速さや、風の有無、アジの活性に合わせて、ちょこちょこ変えてます。自分の場合、シャローフリークを使ってアジを狙う時は、大型狙いが多いのでジグヘッドは強度のあるものが必要になります。
このアングラーのように、0.3g~2.0gまで幅広い重さのジグヘッドを用意しておくのが理想的です。ただし、初心者の方がいきなりすべての重さを揃えるのは大変ですので、まずは0.4g、0.6g、1.0gの3種類を用意しておけば、大抵の状況に対応できるでしょう。
また、ジグヘッドの形状も重要です。ラウンド形状は標準的なアクション、矢じり型はリフトアクションに適しているなど、形状によって特性が異なります。シャローフリークのようなフロートリグでは、ジグヘッド単体で使う時よりも形状の違いが顕著に出ることがあるため、いくつかの形状を試してみると良いでしょう。
さらに、フックの強度も見落とせないポイントです。シャローフリークで狙うアジは、沖の回遊個体や大型が多いため、細軸のフックだと伸ばされてしまうことがあります。ある程度太軸で強度のあるフックを選ぶことで、大型がヒットしても安心してやり取りできます。上記のアングラーが使用している月下美人SWライトジグヘッド鏃SSパワーフックや、マグバイトのアジキラージグヘッド貫などは、強度に定評があるモデルです。
ワームは3インチ前後のグロー系が実績高い
シャローフリークで使用するワームは、3インチ前後のサイズでグロー系カラーが実績が高いとされています。通常のジグ単アジングでは2インチ前後のワームが主流ですが、フロートリグで沖の大型を狙う場合は、やや大きめのワームの方がアピール力が高く効果的です。
3インチクラスのワームは、波動が大きく遠くからでもアジに存在をアピールできるのが最大の利点です。沖のポイントを広範囲に探る際、小さなワームだと気づかれにくいことがありますが、3インチクラスなら水押しが強く、アジの側線を刺激しやすくなります。特に夜釣りや濁りが入っている状況では、視覚よりも側線でベイトを探しているアジが多いため、波動の大きなワームが有利です。
カラーに関しては、グロー系(蓄光タイプ)が圧倒的に人気です。特にナイトゲームでは、グローカラーが水中で発光することでアジの注意を引きやすくなります。グローカラーの中でも、グローチャート、グローホワイト、グローピンクなどが定番で、状況に応じて使い分けることで釣果が伸びることがあります。
🎨 シャローフリークで実績の高いワーム
ワーム名 | サイズ | カラー | 特徴 |
---|---|---|---|
ペケリング | 3インチ | グローチャート | 波動が大きく実績抜群 |
ガルプ ベビーサーディン | 2インチ | パールホワイト | 集魚力が高い |
トレモロAJ | 2インチ | グロー系 | 自然なアクション |
ペケペケロング | 2.5インチ | プリズムチャート | バランスが良い |
一番よく使うのがジャッカルさんのペケリング3インチ グローチャート!まぁ、これが有れば間違いないっす^^
このアングラーが絶賛するペケリング3インチは、シャローフリークアングラーの間では定番中の定番ワームです。おそらくこのワームの成功実績が高いのは、3インチというサイズが大型アジにちょうど良いベイトサイズにマッチしているからだと推測されます。イワシやキビナゴなどのベイトフィッシュは5~10cm程度のものが多く、3インチワーム(約7.5cm)はまさにそのサイズレンジに合致します。
ただし、状況によっては2インチクラスの小さめワームが効くこともあります。特にアジのサイズが小さい場合や、活性が低くて大きなワームに反応しない時は、2インチに落とすことで口を使わせられることがあります。したがって、3インチをメインにしつつ、2インチもサブとして持っておくのが理想的でしょう。
ワームの形状については、ピンテール系とシャッドテール系がよく使われます。ピンテールは水中で微振動を発生させ、繊細なアピールができます。一方、シャッドテールは強い波動でアピール力が高く、広範囲から魚を寄せることができます。基本的にはシャッドテール系の方がフロートリグには向いているかもしれませんが、状況次第ではピンテールの繊細さが功を奏することもあります。
また、ガルプなどの匂い付きワームも効果的です。視覚や側線だけでなく、嗅覚にも訴えかけることで、バイト率を高めることができます。ガルプのベビーサーディンは多くのアジンガーが愛用する定番ワームで、シャローフリークとの相性も良好です。ただし、匂い付きワームは保管方法に気を使う必要があるため、専用ケースに入れて携行するのが良いでしょう。
タックルは8~9ftのロングロッドが扱いやすい
シャローフリークを使用する際のタックルは、8~9ft(約2.4~2.7m)のロングロッドが扱いやすいとされています。通常のジグ単アジングでは6~7ft台のショートロッドが主流ですが、フロートリグでは遠投性能とライン操作性を考えるとロングロッドが有利です。
ロングロッドの最大のメリットは、飛距離が出やすいことです。7.5g以上のシャローフリークをフルキャストする際、8ft以上のロッドなら十分なキャスト距離を稼げます。また、ラインコントロールがしやすいのもロングロッドの利点です。遠投した際、ロッドが長い方がラインメンディング(ラインを整える動作)がしやすく、風や潮の影響を受けにくくなります。
ロッドのパワーについては、ML(ミディアムライト)~M(ミディアム)クラスが適しています。シャローフリークは7.5~16g程度の重量があるため、UL(ウルトラライト)クラスのロッドでは荷が重すぎます。適合ルアーウエイトが10~20g程度のロッドを選ぶのが無難でしょう。
🎣 シャローフリーク用タックルの基本スペック
要素 | 推奨スペック | 理由 |
---|---|---|
ロッド長さ | 8~9ft(2.4~2.7m) | 遠投性とライン操作性 |
ロッドパワー | ML~M | 7.5~16gのフロートに対応 |
適合ルアーウエイト | 10~20g | シャローフリークの重量範囲 |
ティップ | ソリッドまたはチューブラー | 好みで選択 |
リールサイズ | 2000~2500番 | バランスと巻き取り力 |
ライン | PE 0.3~0.6号 | 感度と飛距離 |
リーダー | フロロ 1.5~2号 | 強度と耐摩耗性 |
ティップについては、ソリッドティップとチューブラーティップのどちらを選ぶかは好みが分かれるところです。ソリッドティップは柔軟性があり、潮の変化やアタリが分かりやすいという利点があります。一方、チューブラーティップは張りがあり、遠方でのバイトも明確に捉えやすいという特徴があります。
現在使用してるロッドは2本。1本はジャッカルさんのスキャッドウォールSWS-80CL-ST。ソリッドティップで潮の変化がわかりやすいです。もう一本はエバーグリーンさんのソルティセンセーション PSSS-84T マークスマン。チューブラーティップで遠方でのバイトもわかりやすく、硬すぎないのでキャストもしやすくリグが切れて飛んでくことも少ないです^^
このアングラーのように、状況に応じて2本のロッドを使い分けるのが理想的ですが、まず1本だけ選ぶなら、おそらくチューブラーティップの方が汎用性が高いかもしれません。遠投が前提のシャローフリークでは、遠方でのアタリを確実に捉えることが重要だからです。
リールについては、2000~2500番クラスのスピニングリールが適しています。2000番でも十分ですが、やや大きめの2500番を使うアングラーもいます。リールサイズが大きいほど巻き取り力が増し、遠投後の回収が楽になります。ただし、重量とのバランスも考慮する必要があり、あまり大きなリールだとロッドとのバランスが悪くなることもあります。
ラインシステムは、PEライン0.3~0.6号にリーダー1.5~2号が基本です。PEラインは伸びが少なく感度が良いため、遠投してもアタリが分かりやすくなります。リーダーはフルキャストに耐えられる強度が必要なため、1.5号以上が推奨されます。特に10.5g以上の重量級を使用する場合は2号を選ぶのが安全です。
まとめ:アジングでシャローフリークを使いこなして沖の良型を仕留めよう
最後に記事のポイントをまとめます。
- シャローフリークはFシステム専用のフロートで、エダスを作ってフロートを取り付ける独自の仕組み
- PEラインとジグヘッドが一直線につながるため、フロートを使っても感度が落ちない
- フローティングタイプ(F)とダイブタイプ(D)の2種類があり、用途に応じて使い分ける
- Fタイプは残浮力が設定されており、残浮力値未満のジグヘッドならFモード、以上ならPモードになる
- Dタイプはスローシンキングで、カウントダウンにより全レンジを効率的に探れる
- シャローフリークエクスパンダはさらなる飛距離を求める時の選択肢で、バランサー交換で浮力調整が可能
- シャローフリークプチは港湾部や近距離戦に適した軽量モデル
- Fモードは表層攻略の基本で、一定レンジをキープしやすい
- Pモードは重いジグヘッドでもスローフォールが可能で、根がかり回避にも有効
- Dモードは全レンジをカウントダウンで探る際に最適で、謎解きのような面白さがある
- ジグヘッドの重さは残浮力とのバランスを考えて選ぶことが最重要
- 0.4g、0.6g、1.0gの3種類のジグヘッドを用意しておけば大抵の状況に対応できる
- ワームは3インチ前後のグロー系が実績高く、波動の大きいシャッドテール系が効果的
- ペケリング3インチグローチャートやガルプベビーサーディンが定番
- タックルは8~9ftのロングロッド、ML~Mパワーが適している
- リールは2000~2500番、PEライン0.3~0.6号にリーダー1.5~2号が基本セッティング
- ソリッドティップは潮の変化が分かりやすく、チューブラーティップは遠方のバイトが明確
- 風や潮の影響を考慮し、状況に応じてモードを切り替える柔軟性が重要
- シャローフリークは巻くと浮き上がりやすいため、スローリトリーブを心がける
- 沖の大型アジを狙うなら、シャローフリークのFシステムは非常に有効な選択肢
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- シャローフリーク Shallow Freak | アルカジックジャパン
- 僕のシャローフリークタックル^^ | …ING 2nd
- 飛んでけ、シャローフリーク!
- 【フロートリグ】シャローフリークFシステムで快適アジング・メバリング
- 初冬アジングの切り札的フロートリグ! 『シャローフリーク(アルカジックジャパン)』の使い分け
- シャローフリークDiveで良型~佐田岬アジング
- 【アジング・メバリング】フロートリグの釣り方解説!シャローフリーク編
- 伊予灘アジング~シャローフリークで好釣果
- アジフライが食べたくて、ソロでアジングに行ってまいりました!
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