鳥取港は日本海側屈指のアジングスポットとして、近年多くのアングラーから注目を集めています。特に驚くべきは、30~50cmクラスのデカアジが狙えるという点です。一般的なアジングでは20cm前後が平均サイズですが、鳥取港では尺(30cm)を超えるメガアジや、40~50cmのギガアジがポンポン釣れることもあるという情報が寄せられています。本記事では、鳥取港でのアジングに関する情報を網羅的に収集し、釣れる時期やポイント、具体的な釣り方まで詳しく解説していきます。
この記事では、鳥取港でアジングを楽しむために必要な情報を、実際の釣果データや釣行記録を基に整理しました。初心者からベテランまで、誰でも実践できる内容となっています。鳥取港には賀露港を含む複数の釣りポイントがあり、それぞれに特徴があります。また、岸からのオカッパリだけでなく、ボートを使った近海アジ釣りという選択肢もあり、釣り方のバリエーションも豊富です。地元の釣具店や遊漁船の情報も交えながら、鳥取港アジングの全体像をお伝えします。
この記事のポイント |
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✓ 鳥取港で30~50cmのデカアジが釣れる理由とベストシーズン |
✓ 耐震岸壁・タンク裏・緑地公園・賀露新港の4大ポイント特徴 |
✓ ジグ単でボトム狙いする際の具体的なテクニック |
✓ ボートアジングと陸っぱりの違いと選び方 |
鳥取港のアジングで狙える魚とベストシーズン
- 鳥取港のアジングは5月~12月がベストシーズン
- 30~50cmのデカアジが狙える理由は対馬海流
- 尺アジ狙いは5月~6月の春シーズンが最適
- 8月だけはギガアジが釣れない時期
- 秋の9月~12月はサイズと数のバランスが良い
- 豆アジも混じるが平均サイズは20cm台後半
鳥取港のアジングは5月~12月がベストシーズン
鳥取港でのアジングは、5月から12月までの長期間にわたって楽しめるのが大きな魅力です。ただし、1月から4月いっぱいは海が荒れて船が出せないことが多いため、この時期は釣りが成立しにくいとされています。
遊漁船『F.ROAD』の水戸口船長によれば、「だいたい年中ねらえるのですが、1月から4月いっぱいは海が荒れて船が出せないことが多いです。5月の連休あたりから釣りが成立しだします」
「だいたい年中ねらえるのですが、1月から4月いっぱいは海が荒れて船が出せないことが多いです。5月の連休あたりから釣りが成立しだします。8月だけ尺までは出ますがギガアジは釣れません。それを除けば12月までコンスタントにギガサイズがねらえるのが魅力ですね」
この情報から分かるのは、鳥取港のアジングシーズンは非常に長く、約8ヶ月間楽しめるということです。これは他の地域と比較しても恵まれた環境と言えるでしょう。また、陸からのアジングであれば海況の影響は多少軽減されるため、冬場でも穏やかな日を選べば釣行可能かもしれません。
シーズン全体を通して見ると、鳥取港のアジングは春から初冬まで途切れることなく続きます。これにより、釣行計画を立てやすく、仕事の休みに合わせてアジングを楽しむことができます。ただし、真冬の1~4月は避けたほうが無難でしょう。
📅 鳥取港アジング シーズンカレンダー
時期 | 釣果状況 | 特徴 |
---|---|---|
1月~4月 | △ | 海が荒れやすく船が出にくい |
5月~6月 | ◎ | ギガアジ(40~50cm)のベストシーズン |
7月 | ○ | 良型が釣れるが若干落ち着く |
8月 | △ | 尺までは出るがギガアジは不在 |
9月~12月 | ◎ | サイズと数のバランスが良い秋の好シーズン |
30~50cmのデカアジが狙える理由は対馬海流
鳥取港で大型のアジが釣れる理由は、対馬海流の影響にあると考えられています。アジングの第一人者である藤原真一郎氏の考察によれば、デカアジの聖地として知られる壱岐から対馬海流に乗って流れてきたデカアジが、鳥取周辺で接岸するのではないかとのことです。
藤原真一郎さんは「鳥取って砂丘のイメージが強いから、サーフが広がっていてアジは釣れないように思えますが、岸からそんなに離れていない沖合の所々に根が入っていて大きなアジが寄り付く場所になっているんです。鳥取港沖もそんな場所のひとつで、デカアジの聖地・壱岐から対馬海流に乗って日本海に流れてきたデカアジが接岸するのが鳥取あたりではないかと考えています」と語っています。
この海流の影響により、鳥取港周辺には自然と大型のアジが集まりやすい環境が整っているのです。また、鳥取港内の直売処で売られているアジも軒並み35cmを超えるサイズだったという記録もあり、定置網で捕獲される個体からも、この海域にデカアジが豊富に生息していることが裏付けられます。
鳥取港沖には所々に根が入っており、これがアジの絶好の居場所となっています。海底の地形変化は魚が集まりやすいポイントを形成し、特に大型の個体はこうした変化のある場所を好む傾向があります。鳥取港はそうした条件が揃った恵まれたフィールドと言えるでしょう。
さらに、鳥取港内での釣りという点も見逃せません。港内は外海に比べて波が穏やかで、水深も10m程度と浅めです。これにより、ライトタックルでのアジングが成立しやすく、2~3gのジグヘッドで手軽に大型を狙えるという、夢のような環境が整っています。
尺アジ狙いは5月~6月の春シーズンが最適
30cmを超える尺アジを狙うなら、5月~6月の春シーズンが最も期待できる時期です。この時期は特に40~50cmのギガアジが高確率で釣れるとされており、アジング愛好家にとってはまさにハイシーズンと言えます。
実際の釣果報告を見ると、3月下旬から5月にかけて50cm近いアジが釣れていたという情報もあります。ゴールデンウィーク頃から本格的にシーズンインし、初夏にかけてピークを迎える傾向があるようです。
🎣 春シーズンの特徴
- サイズの大きさ:40~50cmのギガアジが期待できる
- 釣れる確率:ボトム付近を漂わせる釣りができれば高確率でヒット
- アベレージ:20cm台後半がアベレージだが、大型も混じる
- 釣り方:しっかりボトムを取ってボトム付近で誘う
春の時期は水温も上昇し、アジの活性が高まります。また、ベイトフィッシュ(エサとなる小魚)も豊富になるため、大型のアジが積極的にエサを追う季節でもあります。この時期に鳥取港を訪れれば、記録に残る大物と出会えるかもしれません。
ただし、春は天候の変化も激しい時期です。風が強い日や海が荒れる日もあるため、釣行前には必ず天気予報と海況をチェックしましょう。特にボートアジングを予定している場合は、遊漁船の出船情報を確認することが重要です。
8月だけはギガアジが釣れない時期
興味深いことに、8月だけは尺(30cm)までは出るものの、40cm以上のギガアジは釣れないという特徴があります。これは鳥取港アジングにおける唯一の「穴」とも言える時期です。
この現象の理由は明確には分かっていませんが、おそらく水温の上昇や大型個体の回遊パターンの変化が関係していると推測されます。夏場は表層の水温が高くなりすぎるため、大型のアジが深場に落ちるか、より涼しい海域へ移動する可能性があります。
とはいえ、8月でも尺までのサイズは釣れるため、アジング自体を楽しむことは可能です。むしろ夏休みシーズンということもあり、家族連れやビギナーが気軽に楽しむには良い時期かもしれません。ギガアジにこだわらないのであれば、夏の鳥取港でのアジングも十分に価値があります。
また、8月は他の魚種も活発になる時期です。アジング以外にも、シーバスやサゴシ(サワラの若魚)、サヨリなども狙えるため、アジ以外の魚種を狙ってみるのも一つの選択肢でしょう。
📊 月別サイズ傾向(推測)
月 | 最大サイズ | アベレージ | 備考 |
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5月 | 50cm級 | 25~30cm | ギガアジシーズン開幕 |
6月 | 40~50cm | 25~30cm | ギガアジピーク |
7月 | 35~40cm | 20~25cm | やや落ち着く |
8月 | 30cm | 15~20cm | ギガアジ不在期 |
9月~12月 | 40cm級 | 20~30cm | 秋の良型シーズン |
秋の9月~12月はサイズと数のバランスが良い
8月の端境期を過ぎると、9月から12月にかけて再びギガアジが戻ってきます。この秋シーズンは、サイズと数のバランスが取れた釣りやすい時期として人気があります。
「それを除けば12月までコンスタントにギガサイズがねらえるのが魅力ですね」と遊漁船の船長も語っているように、秋は安定してギガアジが狙える時期です。また、秋は比較的海況も安定しやすく、釣行できる日数も多くなる傾向があります。
秋のアジングの特徴は、春ほどではないものの良型が期待でき、かつ数も伴うという点です。春は超大型に特化しているのに対し、秋はバランス型と言えるでしょう。初めて鳥取港でアジングをする人にとっても、秋は釣果が得やすく、満足度の高い釣りができる可能性が高いシーズンです。
また、秋はエギングシーズンとも重なるため、アオリイカとアジングを両方楽しむというアングラーも多いようです。実際、鳥取港周辺ではアオリイカも釣れるため、時間帯や状況に応じてターゲットを変えながら楽しむのも一つの戦略です。
🍂 秋シーズンの魅力
- ✓ ギガアジが戻ってくる
- ✓ 数とサイズのバランスが良い
- ✓ 海況が安定しやすい
- ✓ アオリイカなど他魚種も狙える
- ✓ 初心者でも釣果が得やすい
豆アジも混じるが平均サイズは20cm台後半
鳥取港のアジングでは、時期や場所によって豆アジ(10cm前後)も混じることがありますが、全体的な平均サイズは20cm台後半と、かなり良型寄りです。これは他の地域と比較しても優秀な平均サイズと言えます。
実際の釣果報告を見ると、「最小25cmが21匹釣れた」「20cm前後が5匹、10cm前後が10匹以上、尺アジも」といった具合に、サイズのバリエーションがあることが分かります。豆アジがいる場所では、リグが浮かび上がってしまうと豆アジしか釣れないため、しっかりボトムを取ることが大切です。
鳥取港アジングの具体的な釣り方とポイント
- 耐震岸壁は常夜灯周辺がナイトアジングに最適
- タンク裏は工事中だが復活すれば好ポイント
- 緑地公園はファミリーフィッシングにも最適な安全スポット
- 賀露新港は船道が一級ポイント
- ジグ単でボトム狙いが基本戦略
- エステルラインで張らず緩めずの操作が鍵
- ボートアジングなら更に大型が期待できる
- まとめ:鳥取港のアジングは大型が狙える魅力的なフィールド
耐震岸壁は常夜灯周辺がナイトアジングに最適
鳥取港の代表的なアジングポイントの一つが耐震岸壁です。ここは足場が良く、車を横付けして釣りをしている人も多いという、アクセス性に優れた場所です。
「足場が良くそのまま車を横付けして釣りをしている人もいます。朝マズメ夕マズメのアジの回遊を狙ったカゴ釣り師、サビキ釣りの人達でよくにぎわう場所です」
耐震岸壁の最大の特徴は、オレンジ色の常夜灯と作業船の明かりがあることです。夜になるとこれらの明かりに魚が集まってくるため、ナイトアジングを楽しむことができます。
「アジングに関して言えば夜、オレンジ色の常夜灯、作業船の明かりに魚が集まってくることがありナイトアジングを楽しむ事もできます」
常夜灯周辺でのアジングは、明暗の境目を狙うのがセオリーです。明るい場所と暗い場所の境界線には、光に集まった小魚を狙ってアジが回遊してきます。この明暗ラインを効率よく探ることで、効果的にアジを釣ることができます。
また、耐震岸壁ではマズメ時に遠投サビキやカゴ釣りをしている人が多いため、アジングをする場合はキャロやフロート仕掛けで遠投してみるのも良いかもしれません。もちろん足元でも十分釣れるため、状況に応じて使い分けるのが賢明です。
🏢 耐震岸壁の特徴まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
アクセス | 車を横付け可能、足場良好 |
釣り時間 | 朝夕マズメ、ナイトゲーム |
ターゲット | アジ、シーバス、サゴシ |
光源 | 常夜灯(オレンジ)、作業船の明かり |
注意点 | 作業船の邪魔にならないよう配慮、ゴミは必ず持ち帰る |
タンク裏は工事中だが復活すれば好ポイント
タンク裏も鳥取港のアジングポイントとして知られていましたが、2023年7月時点で工事のため立ち入り禁止となっていました。最新の状況については現地で確認する必要がありますが、工事が終われば再び有力なポイントとして機能すると考えられます。
工事前の情報によれば、タンク裏には常夜灯があり、ナイトアジングが可能でした。また、マズメの回遊も期待できるポイントだったとのことです。車も横付けできる場所だったため、利便性も高かったようです。
ただし、工事が終わって釣りが再開されたとしても、作業の人の邪魔にならないように釣りをすることが大前提です。また、大型船が停泊することもあるため、安全面にも十分注意が必要です。
⚠️ タンク裏での注意事項
- 工事の有無を現地で確認
- 作業者の邪魔にならないよう配慮
- 大型船停泊時は釣り場所を変える
- ゴミは必ず持ち帰る
緑地公園はファミリーフィッシングにも最適な安全スポット
緑地公園は、鳥取港周辺でファミリーフィッシングに最も適したポイントです。併設された駐車場に車を停めて、歩いて釣り場へアクセスできます。
「芝生のある広々とした公園で海側には策もありファミリーフィッシングで行くには一番良い場所だとおもいます」との評価もあり、安全性が高いのが特徴です。
緑地公園の釣りの特徴は、賀露新港からの船の出入りがあり、船道(船の通り道)が一つのポイントとなることです。漁港を出入りするアジを狙えるため、タイミングが合えば良い釣果が期待できます。ただし、船が通過中は投げないように気を付ける必要があります。
また、春先には墨跡(イカの墨の跡)がよくあり、コウイカが釣れているという情報もあります。アジング以外にもエギングを楽しむことができるため、時期によってはエギも持参すると良いでしょう。
緑地公園のすぐ近くには「にこにこ釣具店」もあるため、エサの調達や仕掛けの追加購入にも困りません。初めて鳥取港でアジングをする人や、家族連れには特におすすめのポイントです。
🌳 緑地公園のメリット
- ✅ 駐車場完備
- ✅ 芝生があり広々としている
- ✅ 海側に柵があり安全性が高い
- ✅ 船道という明確なポイントがある
- ✅ 近くに釣具店がある
- ✅ コウイカも狙える
賀露新港は船道が一級ポイント
賀露新港は、サビキ釣りの人が多く、足元でアジが釣れるポイントです。常夜灯もあるため、ナイトアジングやメバリングも楽しめます。
賀露新港では、以前大きなイワシが回遊しており、足元で爆釣したという記録もあります。こうした回遊があると、一気に釣果が伸びる可能性があるため、運が良ければボーナスタイムを経験できるかもしれません。
ただし、漁船が多く停泊する場所なので、漁業関係者の方の迷惑にならないように釣りをすることが絶対条件です。マナーを守り、地元の方々と良好な関係を築くことが、今後も釣りを楽しむために重要です。
近くには「鳥取海鮮市場かろいち」もあり、鳥取の海の幸を味わったり魚介を購入することもできます。釣りの合間に市場を訪れるのも、鳥取港での釣行の楽しみの一つです。
🚢 賀露新港の特徴
項目 | 内容 |
---|---|
釣れる魚 | アジ、イワシ、メバル |
釣り方 | サビキ、アジング、メバリング |
設備 | 常夜灯あり |
近隣施設 | 鳥取海鮮市場かろいち |
注意点 | 漁船が多数停泊、漁業関係者に配慮 |
ジグ単でボトム狙いが基本戦略
鳥取港でのアジングの基本は、ジグ単(ジグヘッド+ワームのみ)でボトムを狙うことです。鳥取港は水深が10m程度と比較的浅いため、2~3gのジグヘッドで十分ボトムを取ることができます。
「この釣りで重要なことはメインラインをエステルにすることです。そのラインを張らず緩めず操作できるロッドが必要になってきます。そのロッド操作ができるかどうかで釣果は大きく変わってきます。特にギガアジを釣るにはボトムをしっかり取って、ボトム付近で誘っていかないとダメですね」と船長は語っています。
重要なポイントは、リグが浮かび上がってしまうと豆アジしか釣れないという点です。しっかりボトムを取り、ボトム付近で誘うことが、デカアジを釣るための鍵となります。
ただし、ジグヘッドを重くしすぎると、今度は「張らず緩めず」の操作でボトム付近を漂わせる感じが出せなくなります。このバランスが重要で、適切な重さのジグヘッドを選ぶ技術が求められます。
🎣 ジグ単アジングの基本セッティング
- ジグヘッド:2~3g(宵姫AJカスタムTGラウンドタイプなどのタングステン製が有利)
- ワーム:2.2~3インチ(宵姫エクボ2.2インチなどが実績あり)
- カラー:クリア系が実績良好
- アクション:ボトムで放置、もしくはゆっくりとしたアクション
エステルラインで張らず緩めずの操作が鍵
鳥取港のアジングで特徴的なのが、エステルラインの使用です。これはボートアジングでも陸っぱりでも共通して推奨されているラインです。
エステルラインが推奨される理由は、「張らず緩めず」という微妙なライン操作を実現しやすいからです。この操作により、リグを流れに同調させ、ボトム付近を漂わせることができます。
「要は、ラインを流れに同調させてしまうんです。ラインが張った状態だとボートも流されているのでリールで巻いているのと同じ現象が水中では起こることになります。そうなるとラインが張ってリグは上ずってきますよね。それだとボトム付近で誘うことができません。そのため浮き上がらないように沈めないといけません。けれどもフリーフォールで沈めるとボトムを擦ってしまいます。リグを流れに任せて流していけば、リグが上ずってくるのを抑えることができます。ラインを張っていないのでジグヘッドは沈もうとしますがラインが流れを受けているのでボトムに落ちてしまわないのです。その状態をキープしてさらにゆっくりとしたアクションを入れてあげます」
この技術をマスターすることで、鳥取港のみならず、他のフィールドでのアジングも飛躍的に上達すると言われています。ボートからのティップランや渓流のミャク釣りに通じる部分もあり、繊細なライン操作が求められる釣りです。
藤原真一郎氏も「もう少しラインを張ったらジグヘッドの重さを感じるというギリギリのところまで張らないことが重要です。実は、この感覚をマスターすると鳥取のボートのみならずオカッパリも含めてアジングそのものが飛躍的に上手になりますよ」と語っています。
📏 エステルライン使用のポイント
- 太さ:0.4~0.6号程度が一般的
- 長さ:150~200m
- リーダー:フロロカーボン2号程度
- 操作:ジグヘッドの重さを感じる一歩手前まで張らない
- メリット:流れに同調しやすい、ボトム感度が高い
ボートアジングなら更に大型が期待できる
鳥取港では、陸からのアジングに加えて、ボートアジングという選択肢もあります。遊漁船を利用することで、陸からは届かないポイントを攻めることができ、より大型のアジに出会える確率が高まります。
鳥取港から出船する遊漁船としては、「にこにこ渡船」「F.ROAD」「久幸丸」「釣りバカ丸」などがあります。これらの遊漁船では、船長がその日の状況に応じて最適なポイントへ案内してくれるため、初めての人でも安心です。
ボートアジングの特徴は、港内の近海で釣りをすることです。本当にすぐそこのポイントで釣りをするため、船酔いの心配も少なく、短時間で効率よく釣りを楽しめます。釣行時間は2~3時間程度が一般的で、料金は2,500~3,500円程度(アミエビ代込み)とリーズナブルです。
「鳥取港の遊漁船『F.ROAD』の水戸口船長によれば、「だいたい年中ねらえるのですが、1月から4月いっぱいは海が荒れて船が出せないことが多いです。5月の連休あたりから釣りが成立しだします。8月だけ尺までは出ますがギガアジは釣れません。それを除けば12月までコンスタントにギガサイズがねらえるのが魅力ですね」
ボートアジングでは、サビキ仕掛けを使うことが多いようです。10号のサビキ仕掛け(白スキンが良い)と15~25号のアミかごを使用し、ボトムまで落として釣る方法が基本です。もちろん、アジングタックルを持ち込んでジグ単で狙うことも可能ですが、短時間で数を釣るにはサビキの方が効率的かもしれません。
🚤 ボートアジングの基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
料金 | 2,500~3,500円程度(アミエビ代別または込み) |
釣行時間 | 2~3時間程度 |
出船時間 | 夕方~夜(17時~19時半頃が多い) |
必要な道具 | 竿(2~3m)、サビキ仕掛け10号、アミかご15~25号 |
予約方法 | 各遊漁船に電話で予約 |
シーズン | 3月~5月(デカアジシーズン) |
まとめ:鳥取港のアジングは大型が狙える魅力的なフィールド
最後に記事のポイントをまとめます。
- 鳥取港のアジングは5月~12月が釣れる時期で、特に5~6月がデカアジのベストシーズンである
- 30~50cmのギガアジが釣れる理由は対馬海流の影響で大型個体が接岸するため
- 1月~4月は海が荒れやすく船が出にくいため避けたほうが無難
- 8月だけは尺までは釣れるがギガアジは不在という特異な時期
- 秋の9~12月はサイズと数のバランスが良く初心者にもおすすめ
- 鳥取港の主要ポイントは耐震岸壁、タンク裏、緑地公園、賀露新港の4ヶ所
- 耐震岸壁は常夜灯があり夜釣りに最適で車の横付けも可能
- 緑地公園は柵があり安全性が高くファミリーフィッシングに最適
- ジグ単でボトム狙いが基本で2~3gのジグヘッドを使用
- エステルラインで「張らず緩めず」の操作がデカアジを釣る鍵
- リグが浮かび上がると豆アジしか釣れないためボトムキープが重要
- ボートアジングなら近海で短時間に効率よく大型が狙える
- 遊漁船の料金は2,500~3,500円程度とリーズナブル
- 平均サイズは20cm台後半と良型寄りで数も期待できる
- 鳥取港内の直売処で売られるアジも35cm超と地元でもデカアジが定着している
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 鳥取港で釣れたアジの釣り・釣果情報 – アングラーズ
- 鳥取県/鳥取港出船 デカアジねらいのボートアジング釣行記
- 鳥取港(賀露港)のおすすめアジングポイント4選
- 2019.2.21 鳥取港 久しぶりの尺アジさん🎶
- 【鳥取港デカアジ釣り】雨後の激渋と立ち位置も悪く撃沈!
- 釣り場情報 | 釣具のポイント
- 【鳥取港】船で近海アジ釣り|雨の中諦めかけた時にデカアジ爆裂!!
- 遊漁船|久幸丸 |鳥取港|賀露港|シロイカ釣り|
- 夜中は明暗にしかアジはおらん | 鳥取 鳥取港 アジング メバル
- 遊漁船 釣りバカ丸(鳥取港)
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