清水港でアジングするならこのブログをチェック！実釣レポートから学ぶ攻略法

清水港は静岡県を代表するアジングの聖地として、多くのアングラーから注目を集めているフィールドです。港内には複数の好ポイントが点在し、陸っぱりからボートまで様々なスタイルで楽しめるのが魅力。しかし、初めて訪れる方にとっては「どこで釣ればいいの？」「どんなタックルが必要？」といった疑問も多いはず。そんな時に参考になるのが、実際に清水港でアジングを楽しんでいるアングラーたちのブログです。

本記事では、清水港でのアジングに関する複数のブログ記事を徹底調査し、そこから見えてきた実践的な情報をまとめてお届けします。各ポイントの特徴や釣果実績、使用されているタックル、季節ごとの傾向など、実釣者ならではの生きた情報を網羅的に解説。これから清水港でアジングを始めたい方はもちろん、すでに通っている方にとっても新たな発見があるかもしれません。

この記事のポイント
✓ 清水港の主要アジングポイントとその特徴が分かる
✓ 実際の釣果データから効果的なタックルセッティングが理解できる
✓ ブログで紹介されている実践的な釣り方とコツが学べる
✓ シーズナルパターンと時間帯による攻略法が把握できる

Table of Contents

清水港のアジング実釣ブログから見えてくる人気ポイントの特徴

清水港アジングブログで注目されているおすすめポイントの全体像
袖師埠頭は朝マズメの常夜灯周りが一級ポイント
興津埠頭はデイゲームでも実績がある万能エリア
江尻埠頭は風向きを読むことが成功のカギ
ジャンボエンチョー前は流れ込みとベイトフィッシュに注目
ボートアジング（千秋丸）なら立禁エリアも攻略可能

清水港アジングブログで注目されているおすすめポイントの全体像

清水港でのアジングポイントは、港内の各埠頭や護岸エリアに広範囲に点在しています。ブログ記事を調査すると、特に頻繁に登場するのが袖師埠頭、興津埠頭、江尻埠頭、そしてジャンボエンチョー前の4つのエリアです。それぞれに特徴があり、時間帯や潮回り、季節によって釣果に差が出るため、状況に応じた使い分けが重要になってきます。

清水港が多くのアングラーに支持される理由の一つは、アクセスの良さと釣り場の豊富さにあります。静岡市街地からも近く、複数のポイントを短時間で回遊できるため、反応が薄い時でもすぐに場所移動ができる点が大きなメリット。また、港内は比較的波が穏やかで、初心者でも安全に釣りを楽しめる環境が整っています。

特筆すべきは、清水港のアジがサイズと数のバランスが良いという点です。ブログ記事からは15～25cmクラスが主体で、時には30cmオーバーの良型も混じるという報告が多数見られます。豆アジばかりということもなく、食べ応えのあるサイズが狙えるのは嬉しいポイントでしょう。

📊 清水港の主要アジングポイント比較

ポイント名	アクセス	時間帯	特徴	釣果実績
袖師埠頭	◎	朝・夜	常夜灯多数	15～20cm中心
興津埠頭	○	終日	デイゲーム可	17～22cm
江尻埠頭	◎	朝・夕	風の影響大	20～25cm
ジャンボエンチョー前	◎	夕・夜	ベイト豊富	18～23cm

さらに、清水港には一般のアングラーが立ち入れない「立禁堤防」も多数存在します。これらのエリアは通常アクセスできませんが、ボートアジングを利用することで攻略が可能になります。後述する千秋丸などの遊漁船を使えば、陸っぱりでは狙えない魅力的なポイントにアプローチできるのです。

ブログ記事の中には、同じポイントでも小移動を繰り返しながら反応のある場所を探していく様子が詳しく記録されています。これは清水港でのアジングにおいて非常に重要な要素で、固定された一箇所に留まるのではなく、アクティブに動いて魚を探す姿勢が釣果向上につながることを示しています。

袖師埠頭は朝マズメの常夜灯周りが一級ポイント

袖師埠頭は清水港アジングブログの中でも特に頻繁に登場する人気ポイントです。このエリアの最大の特徴は、多数の常夜灯が設置されていることにあります。夜間はこれらの明かりにプランクトンが集まり、それを追ってベイトフィッシュ、さらにアジが寄ってくるという食物連鎖が形成されます。

朝練です！！4時おきでファイトです！場所は昨日と同じ袖師埠頭の常夜灯した。釣り場に着くとぱしゃっとなにかいる気配なのでそのまま始めることに。

出典：波止釣りはじめました

この引用からも分かる通り、早朝4時という朝マズメの時間帯に袖師埠頭を訪れるアングラーは多いようです。朝マズメは魚の活性が高まる時間帯として知られていますが、袖師埠頭では特にその傾向が顕著に現れるとブログでは報告されています。到着した瞬間に水面でのボイルが確認できることもあり、期待感が高まる瞬間です。

袖師埠頭でのアジングでは、常夜灯の明暗部を意識したアプローチが効果的とされています。明るい部分だけでなく、明暗の境目や影になっている部分にキャストすることで、警戒心の強い個体や大型のアジがヒットする可能性が高まります。ブログ記事でも、ただ闇雲に投げるのではなく、光の当たり方を観察しながらポイントを絞り込んでいく様子が伺えます。

ただし、袖師埠頭にも注意点があります。人気ポイントであるがゆえに、週末や休日は先行者が多いというデメリットも。早朝から既に複数のアングラーがラインを垂らしていることも珍しくありません。そのため、平日の朝や、あえてピークタイムを外した時間帯に訪れるという戦略も有効かもしれません。

🌟 袖師埠頭攻略のチェックポイント

✅ 朝4～6時の朝マズメが最も実績が高い
✅ 常夜灯周りの明暗部を重点的に探る
✅ テトラ帯があるため足場に注意
✅ 先行者がいる場合は適度な距離を保つ
✅ 風が強い日は釣りづらくなる

興津埠頭はデイゲームでも実績がある万能エリア

興津埠頭は袖師埠頭と並んで清水港を代表するアジングポイントの一つです。このエリアの特徴は、デイゲーム（日中の釣り）でも釣果が期待できるという点にあります。多くのアジングポイントでは夜釣りが基本とされる中、興津埠頭は昼間でもアジが狙えるため、仕事の都合などで夜釣りが難しい方にとって貴重な選択肢となります。

アジングが無性にしたくなり清水港へ行ってきた。時間は12時～16時、デイゲーム。最初の場所は興津埠頭、先行者は3人ほど。風はなく水もクリア。

出典：【旧】はやとの釣りブログ

この記事では、12時から16時という真昼間の時間帯に興津埠頭を訪れていますが、実際に魚の反応があったことが記されています。ただし、この日の釣果は主にアナハゼだったようで、アジの活性は必ずしも高くなかったようです。これは季節や気象条件によって変わる可能性があり、一概に「デイゲームで必ず釣れる」とは言えないことを示唆しています。

興津埠頭のもう一つの特徴は、水質の透明度が高いという点です。上記の引用でも「水もクリア」と記載されている通り、見た目にも美しい水が流れています。透明度の高い水は魚からもルアーが見えやすいため、カラーセレクションやアプローチの丁寧さがより重要になってきます。逆に言えば、クリアウォーター用のナチュラルカラーを使いこなせば、高い釣果が期待できる環境とも言えるでしょう。

デイゲームで興津埠頭を攻略する際のポイントは、足元近くの探索にあるようです。ブログ記事では「超足元でアタリが」という記述が複数回登場しており、遠投よりも近距離をじっくり探る方が効果的な場合も多いことが分かります。これは日中の明るい時間帯に魚が岸壁のシェードや障害物周りに身を潜めている可能性を示唆しています。

📋 興津埠頭でのデイゲーム攻略法

要素	推奨アプローチ	理由
カラー	クリア系、ナチュラル系	水が澄んでいるため
探るレンジ	表層～中層	日中は上ずりやすい
キャスト距離	近距離重視	足元に潜んでいる
ジグヘッド重量	0.5～1.0g	軽めでゆっくり見せる

江尻埠頭は風向きを読むことが成功のカギ

江尻埠頭は清水港の中でも比較的サイズの良いアジが釣れることで知られるポイントです。20cm超えのアジが安定して釣れる実績があり、数よりも型を狙いたいアングラーに人気のエリアとなっています。しかし、このポイントには攻略する上での大きな課題があります。それが風の影響を受けやすいという点です。

次は江尻埠頭へ向かった。富士山超キレイ。着いてすぐに爆風が吹きはじめた。追い風になるようにキャストするも風が強くて竿先の感覚が全く伝わってこない、、、全然ダメだ、、、今の腕ではこの風に立ち向かう技を持っていない。

出典：【旧】はやとの釣りブログ

この実釣記録は、江尻埠頭の特性を端的に表しています。ロケーション的に開けた場所にあるため、風の影響をダイレクトに受けやすい構造になっているのです。特に冬場の北西風や、春先の強風が吹く日には、ライトタックルでのアジングが非常に困難になります。風が強いとラインが流され、ジグヘッドの操作感が失われてしまうため、繊細なアタリを取ることができなくなってしまいます。

しかし、風の問題をクリアできれば、江尻埠頭は非常に魅力的なポイントです。背景に富士山が見える素晴らしいロケーションで釣りができるのも魅力の一つ。晴れた日の夕暮れ時などは、釣りだけでなく景色も楽しめる贅沢な時間を過ごせるでしょう。

江尻埠頭で釣りをする際は、天気予報の風速チェックが必須です。一般的に、風速3m以下であれば快適にアジングができると言われています。5mを超えると厳しくなり、7m以上ではほぼ不可能と考えた方が良いでしょう。また、風向きも重要で、陸から海へ吹く追い風の日を選べば、多少風が強くてもキャストの飛距離を稼げるというメリットがあります。

⚠️ 江尻埠頭で釣りをする前の確認事項

⬜ 天気予報で風速3m以下を確認
⬜ 風向きをチェック（追い風が理想）
⬜ 重めのジグヘッド（1.5～2.0g）を用意
⬜ 時間に余裕を持って撤退判断も視野に
⬜ 防寒・防風対策を万全に

ジャンボエンチョー前は流れ込みとベイトフィッシュに注目

ジャンボエンチョー前は、清水港の中でもベイトフィッシュの濃度が高いことで知られるエリアです。このポイントの特徴は、淡水の流れ込みがあることで、プランクトンや小魚が集まりやすい環境が形成されている点にあります。アジだけでなく、イカやメジナ、ボラなど様々な魚種が確認されており、生命感に溢れた魅力的なフィールドです。

水面を覗くと小魚がたくさんいる！写真左側に流れ込みがあり、イワシやボラ、あとメジナかな？魚種も様々で小さいが生命感に溢れていた。するとイワシを追いかけるイカを発見！

出典：【旧】はやとの釣りブログ

このように、水面を観察するだけでも多様な生物の存在が確認できるのがジャンボエンチョー前の特徴です。流れ込み周辺は特に重点的に探るべきポイントとされており、ここに小魚の群れが溜まりやすく、それを追ってアジも回遊してきます。ただし、ベイトが多すぎる場合は逆にルアーへの反応が悪くなることもあるため、状況に応じた判断が必要です。

興味深いのは、このポイントでエギング（イカ釣り）にチャレンジする様子も記録されていることです。アジングのタックルに加えてエギングロッドも持参すれば、アジの活性が低い時間帯にイカを狙うといった二刀流の釣りも可能になります。一箇所で複数のターゲットが狙えるというのは、釣り場として非常に価値が高いと言えるでしょう。

ジャンボエンチョー前で注意すべき点は、ベイトに合わせたルアーサイズの選択です。イワシなどの小魚が豊富な時期は、それらのサイズに近いワームを使用することでバイト率が上がる可能性があります。逆に、マッチザベイトを無視したサイズのルアーでは、見向きもされないこともあるでしょう。

🐟 ジャンボエンチョー前で確認できる主な魚種

魚種	時期	備考
アジ	通年	15～23cm
イワシ	春～秋	ベイトとして重要
イカ	秋～冬	エギングも楽しめる
メジナ	通年	アジング外道として
ボラ	夏～秋	大型が回遊

ボートアジング（千秋丸）なら立禁エリアも攻略可能

清水港には一般のアングラーが立ち入ることのできない「立禁堤防」が数多く存在します。これらは工場地帯やコンテナ集積所の堤防で、常夜灯が煌々と輝き、絶好のアジングポイントであることは間違いありません。しかし、陸からはアクセスできないため、これらのエリアを攻略するにはボートアジングという選択肢が有効になってきます。

近年釣り方が広まってきました、船の上からジグ単を投げるボートアジング。清水港では常夜灯が日々煌々と輝いているコンテナ集積所や工場地帯など、一般人は立ち入れない「立禁堤防」が数多くあり、あそこ魚居るだろうな～って場所を夜釣りで攻めるのがこの釣りです！

出典：つり具の上州屋

清水港のボートアジングで最も有名なのが千秋丸という遊漁船です。50年近い釣り歴を持つベテラン船長が、その日の状況に応じて最適なポイントへ案内してくれるため、初心者でも安心して楽しむことができます。出船時間は19時から翌朝5時までの間で、最低3時間、3人以上で出船可能。料金は5,000円からとなっており、陸っぱりでは味わえない特別な体験ができます。

ボートアジングの最大のメリットは、プレッシャーの少ない魚を狙えるという点です。立禁エリアは人が入らないため、魚もスレておらず、素直にルアーに反応してくれる可能性が高くなります。また、船長が魚探で反応を確認しながらポイントに案内してくれるため、「魚がいない場所で無駄に投げ続ける」という時間のロスも最小限に抑えられます。

ブログ記事によると、ボートアジングでは陸っぱりとは比較にならないほどの釣果が期待できるようです。入れ食いモードになれば、1投1匹のペースでアジが釣れ続けることもあり、100匹を超える釣果を記録するアングラーも珍しくないとのこと。シーズン最盛期には、脂の乗った「キンアジ」と呼ばれる黄金色のアジが釣れることもあり、その美味しさは格別だと評判です。

清水港アジングブログで実践されているタックルと釣法の詳細

ジグヘッドの重量は0.5～2.0gを状況に応じて使い分ける
ワームはチビキャロスワンプやイージーシェイカーが実績高
ロッドは専用のアジングロッドが感度と操作性で有利
カラーローテーションが釣果を大きく左右する要因
カウントとレンジ調整がアジを見つける鍵となる
シーズンは秋から冬にかけてが最も安定する
まとめ：清水港アジングブログから学ぶ実践的攻略法

ジグヘッドの重量は0.5～2.0gを状況に応じて使い分ける

清水港でのアジングにおいて、ジグヘッドの重量選択は釣果を左右する重要な要素です。ブログ記事を分析すると、0.5gから2.0gまでの範囲が主に使用されており、その日の風や潮の流れ、魚の反応によって細かく使い分けられていることが分かります。

最も基本となるのが0.6～0.8gのジグヘッドです。これは風が穏やかで、アジの活性が平均的な状況で使用される標準的な重さと言えます。軽すぎず重すぎず、ちょうど良いフォールスピードでアジにアピールできるため、まず最初に試すべきウェイトとして多くのアングラーが選択しています。

開始して2投目か3投目くらいで、この日の初アジをキャッチ♪ジグヘッドは、ジャングルジムさんの「ジャコヘッドTG2.0ｇ・S」からスタート。開始数投、カウント7で幸先よくあたり22ｃｍのアジをキャッチ♪

出典：フィッシング遊

一方で、上記の引用のように2.0gという重めのジグヘッドでスタートする事例もあります。これは風が強い日や、深いレンジを素早く探りたい場合に有効です。重いジグヘッドは飛距離が出やすく、沈下速度も速いため、広範囲を効率的にサーチできるメリットがあります。

興味深いのは、同じ釣行の中でもジグヘッドの重さを段階的に変更している点です。例えば、2.0gで反応があったものの、アタリが乗らない状況で1.0gに変更したところ、逆にアタリが出なくなったため、中間の1.5gに変更したら釣れ始めたというケースが報告されています。これは、その日のアジが好むフォールスピードや、見せ方のタイミングが微妙に異なることを示唆しており、固定観念にとらわれずに柔軟に対応することの重要性を教えてくれます。

🎣 ジグヘッド重量別の使用シーン

重量	使用条件	メリット	デメリット
0.5g	無風・活性高	スローフォール	飛距離不足
0.8g	標準的状況	バランス良好	深場に弱い
1.0g	やや風あり	汎用性高い	繊細さ欠く
1.5g	風やや強め	操作感良好	重い印象
2.0g	強風・深場	飛距離最大	スローに不向き

タングステン（TG）素材のジグヘッドも頻繁に登場します。タングステンは鉛よりも比重が高いため、同じ重さでもコンパクトで飛距離が出やすいという特性があります。特に風が強い日や、遠投が必要な状況では、タングステン製ジグヘッドの優位性が際立つようです。

ワームはチビキャロスワンプやイージーシェイカーが実績高

清水港のアジングブログで最も頻繁に登場するワームが、レインズのチビキャロスワンプです。このワームは2.5インチというコンパクトなサイズながら、アジに対して強いアピール力を持つことで知られており、多くの実釣記録で使用されています。

ワームも色々試しながらでレインズさんの「チビキャロスワンプ」GSクリアーカラーで１投1匹状態に。

出典：フィッシング遊

「1投1匹状態」という表現からも分かる通り、条件が合えば驚異的な釣果を叩き出すワームです。チビキャロスワンプの特徴は、テールの微細な震えにあります。わずかな水流でもテールが動くため、アジの捕食本能を強く刺激するのでしょう。特にスローリトリーブやシェイク時のアクションが秀逸で、アジが思わず口を使ってしまうような魅力があるようです。

もう一つ人気なのが、ケイテックのイージーシェイカーです。このワームも2.5インチサイズで、ストレート系のボディにリブが刻まれた形状をしています。水を受けやすい構造により、フォール時にも微妙な波動を発生させ、アジにアピールします。

ブログ記事を見ると、複数のワームを持参し、状況に応じてローテーションしている様子が伺えます。最初はチビキャロスワンプでスタートし、反応が悪くなったらイージーシェイカーに変更、それでもダメなら別のカラーのチビキャロスワンプに戻す、といった具合です。このようなローテーションにより、その時々のアジの気分やコンディションに対応しているのです。

興味深いのは、ガルプ！ソルトウォーターシリーズも使用されている点です。ガルプは匂いと味で魚を誘う集魚効果のあるワームで、特にアジの活性が低い時や、食い渋りの状況で威力を発揮します。ただし、ガルプは保存液に浸けておく必要があるなど、取り扱いにやや手間がかかるのがデメリットと言えるでしょう。

🌈 清水港で実績のあるワーム一覧

チビキャロスワンプ（レインズ）
- サイズ：2.5インチ
- 特徴：テールアクションが秀逸
- 人気カラー：GSクリアー、夕暮れピンク、グローパールチャート
イージーシェイカー（ケイテック）
- サイズ：2.5インチ
- 特徴：リブによる波動が強い
- 人気カラー：クリア系、グロー系
ガルプ！ベビーサーディン（バークレイ）
- サイズ：2インチ
- 特徴：集魚効果が高い
- 人気カラー：クリアピンク、ピンク
活アジストレート（熟成アクア）
- サイズ：2インチ前後
- 特徴：リアルな形状
- 備考：独特の匂いあり

ロッドは専用のアジングロッドが感度と操作性で有利

清水港でのアジングにおいて、ロッド選びは非常に重要です。ブログ記事を見ると、ほとんどのアングラーがアジング専用ロッドを使用しており、その理由は明確です。アジの繊細なアタリを感知し、確実にフッキングさせるためには、高感度で軽量なロッドが不可欠なのです。

私の竿：ダイワ(Daiwa) 月下美人　AJING　611L－S

出典：【旧】はやとの釣りブログ

ダイワの月下美人シリーズは、アジングロッドの代表格として多くのアングラーに支持されています。このシリーズは感度の高さと軽量性を両立しており、長時間の釣行でも疲れにくい設計になっています。「611L-S」という型番は、6フィート11インチの長さでライト（L）パワー、ソリッドティップ（S）を示しており、アジングの基本となるスペックです。

ソリッドティップとは、竿先が中空ではなく詰まった構造になっているもので、より繊細なアタリを感知できるという特徴があります。アジの小さなバイトでもティップが曲がり込むため、視覚的にもアタリが分かりやすく、初心者にもおすすめです。一方で、チューブラーティップ（中空構造）は感度が高く、上級者向けとされています。

ロッドの長さに関しては、清水港のような足場の良い堤防では**6～7フィート（約1.8～2.1m）**が使いやすいとされています。これより短いと飛距離が出にくく、長すぎると取り回しが悪くなります。ポイントを移動しながら釣る清水港のスタイルでは、携帯性も考慮したロッド選びが重要です。

興味深いのは、ブログの中に自作ロッドを使用しているという記述があることです。ロジギアソネカスタムやファイブコアといったブランクスを使用して、自分好みのアジングロッドを組み上げているアングラーもいるようです。ロッドメイキングは上級者向けの趣味ですが、自分だけの一本を作り上げる楽しみもあるでしょう。

📏 アジングロッドの選び方ポイント

要素	推奨スペック	理由
長さ	6～7フィート	取り回しと飛距離のバランス
パワー	L～ML	軽量ジグヘッドに対応
ティップ	ソリッド	初心者でもアタリが分かりやすい
重量	70～90g	長時間使用でも疲れない
価格帯	1～3万円	コスパと性能のバランス

カラーローテーションが釣果を大きく左右する要因

清水港でのアジングにおいて、ワームのカラー選択は想像以上に重要な要素です。ブログ記事を詳しく見ていくと、多くのアングラーが複数のカラーを持参し、状況に応じて頻繁にローテーションしていることが分かります。同じポイント、同じタイミングでも、カラーを変えただけで突然釣れ始めるというケースが数多く報告されているのです。

ここ最近出番が少なかったお気に入りカラーのグローパールチャートがハマりプチ爆釣モードに♪久しぶりの連発モードだったので写真は1枚だけですが、ジグヘッド0.8ｇにグローパールチャートが好反応でした！釣れない時はアジが逃げてる？と思うくらい反応が無いカラーですが、逆にハマった時の威力はハンパないカラーです！いかにも釣れなそうな原色の黄色ですが、この爆発力を一度経験するとおそらく1軍ワームから外せなくなると思います笑！

出典：タックルベリー静岡SBS通り店

この引用は非常に興味深い内容です。グローパールチャートという、一見「釣れなそうな原色の黄色」のカラーが、条件が合った時には爆発的な釣果をもたらすというのです。普段は全く反応がないのに、ある瞬間を境に突然スイッチが入ったように釣れ始める。これがカラーローテーションの醍醐味であり、難しさでもあります。

清水港で実績の高いカラーをまとめると、まずクリア系が基本となります。水質が比較的クリアな清水港では、透明感のあるカラーがナチュラルにアジにアピールします。特に日中のデイゲームでは、クリア系の出番が多いようです。

次にピンク系も高実績カラーとして頻繁に登場します。「夕暮れピンク」「クリアピンク」といったバリエーションがあり、朝マズメや夕マズメの薄暗い時間帯に特に効果的とされています。ピンクは水中で目立ちやすく、アジの視覚に訴えかける力が強いようです。

**グロー系（蓄光）**も欠かせないカラーです。特に夜釣りでは、グロー系のワームが暗闇の中で光を放ち、アジを強烈に引きつけます。ただし、グローは使いすぎると逆効果になることもあり、使うタイミングと場所を見極める必要があるでしょう。

🎨 清水港で実績の高いワームカラー

時間帯別おすすめカラー

時間帯	第1候補	第2候補	第3候補
日中	クリア系	ナチュラル系	ホワイト
朝夕マズメ	ピンク系	オレンジ	クリアグロー
夜間	グロー系	グローピンク	グローチャート

水質別おすすめカラー

水質	推奨カラー	理由
クリア	クリア、ナチュラル	警戒心を与えない
ややにごり	ピンク、オレンジ	視認性を確保
濁り	グロー、チャート	強いアピール

カウントとレンジ調整がアジを見つける鍵となる

アジングにおいて、「どの深さ（レンジ）にアジがいるのか」を見つけることは、釣果を左右する最も重要な要素の一つです。清水港のブログ記事を見ると、多くのアングラーがカウント法を使ってレンジを探っている様子が記録されています。

開始数投、カウント7で幸先よくあたり22ｃｍのアジをキャッチ♪

出典：フィッシング遊

「カウント7」という記述が示すように、ジグヘッドが着水してから沈んでいく際に数を数え、どのカウント数でアタリが出たかを記録しています。例えばカウント7でアタリが出たら、次のキャストでも同じカウント7まで沈めてからリトリーブを開始する、という具合です。これにより、アジが潜んでいる層を効率的に探ることができるのです。

カウント法の基本は、ジグヘッドが着水した瞬間から「1、2、3…」と一定のリズムで数を数えることです。おそらく多くのアングラーは1秒1カウントで数えていると推測されますが、これは人によって若干異なる可能性もあります。重要なのは、自分の中で一定のリズムを保つことです。

清水港では、カウント5～10秒のレンジでアタリが集中することが多いようです。これは水深やポイントにもよりますが、一般的に中層から底付近にアジが群れていることを示唆しています。ただし、アジは回遊魚なので、時間帯や潮の流れによってレンジが変わることも珍しくありません。朝は表層付近、日中は中層、夜は底付近といった具合に移動することもあるでしょう。

もう一つ重要なのがボトム（底）の感知です。ジグヘッドが底に着いた瞬間は、ラインのテンションが緩むことで分かります。この感覚を掴むことができれば、「底から何cmの層を探る」といったより精密なレンジ調整が可能になります。

⏱️ カウント法によるレンジ探索の手順

まずは表層から（カウント3）
- 活性が高い時はすぐにアタリが出る
- 反応がなければ次のステップへ
中層を探る（カウント5～7）
- 最もアタリが出やすいゾーン
- 丁寧に探索する価値あり
底付近を攻める（カウント10～15）
- 大型が潜んでいることも
- 根掛かりに注意
再び中層へ戻る（カウント5～7）
- 一巡したらもう一度確認
- 時間経過で魚が移動している可能性

シーズンは秋から冬にかけてが最盛期となる

清水港でのアジングは通年楽しめる釣りですが、ブログ記事を分析すると秋から冬にかけてが最も安定した釣果を期待できるシーズンであることが分かります。具体的には10月から翌年2月頃までが、サイズ・数ともに充実する黄金期と言えるでしょう。

秋シーズン（9～11月）は、夏の間に成長したアジが20cm前後の食べ頃サイズに育っている時期です。この時期のアジは脂ノリも良く、刺身で食べても煮付けにしても絶品です。水温もまだ高めで魚の活性も良好なため、比較的イージーにアジを釣ることができるでしょう。

冬シーズン（12～2月）に入ると、さらにサイズアップが期待できます。25cm以上の良型も頻繁に混じるようになり、時には30cmオーバーの尺アジも夢ではありません。ただし、水温の低下により魚の活性は若干落ちるため、よりテクニカルな釣りが要求されます。寒さ対策も万全にする必要があるでしょう。

今年もそろそろ清水港ボートアジングがシーズンイン。もう1月もすれば脂ノリノリのキンアジに！

出典：つり具の上州屋

この引用からも分かるように、晩秋から初冬にかけて「キンアジ」と呼ばれる黄金色に輝く脂の乗ったアジが釣れるようになります。これは産卵前の個体が栄養を蓄えている状態で、味も引きも最高潮に達する時期です。多くのアングラーがこのキンアジを求めて清水港を訪れます。

一方、春から夏（3～8月）は、サイズは小さめの豆アジ中心になる傾向があります。数は釣れるものの、15cm以下の個体が多く、食べるには物足りないサイズかもしれません。ただし、ライトタックルで数釣りを楽しむには最適なシーズンとも言えます。

📅 清水港アジングの年間カレンダー

月	サイズ	数	難易度	おすすめ度
1月	★★★★★	★★★☆☆	★★★★☆	★★★★★
2月	★★★★★	★★★☆☆	★★★★☆	★★★★★
3月	★★★☆☆	★★★★☆	★★☆☆☆	★★★☆☆
4月	★★☆☆☆	★★★★☆	★★☆☆☆	★★★☆☆
5月	★★☆☆☆	★★★☆☆	★★★☆☆	★★☆☆☆
6月	★★★☆☆	★★★★☆	★★★☆☆	★★★☆☆
7月	★★★☆☆	★★★☆☆	★★☆☆☆	★★☆☆☆
8月	★★★☆☆	★★★☆☆	★★☆☆☆	★★☆☆☆
9月	★★★★☆	★★★★☆	★★☆☆☆	★★★★☆
10月	★★★★☆	★★★★★	★★☆☆☆	★★★★★
11月	★★★★★	★★★★☆	★★★☆☆	★★★★★
12月	★★★★★	★★★★☆	★★★☆☆	★★★★★

まとめ：清水港アジングブログから学ぶ実践的攻略法

最後に記事のポイントをまとめます。

清水港は袖師埠頭・興津埠頭・江尻埠頭・ジャンボエンチョー前など複数の好ポイントが存在する
袖師埠頭は朝マズメの常夜灯周りが特に実績が高く、早朝4時からの釣行が効果的である
興津埠頭は日中のデイゲームでも釣果が期待でき、水質がクリアなのが特徴である
江尻埠頭は風の影響を受けやすいため、風速3m以下の穏やかな日を選ぶことが重要である
ジャンボエンチョー前は流れ込みがあり、イワシなどのベイトフィッシュが豊富に集まる
ボートアジング（千秋丸）を利用すれば、立禁エリアの攻略が可能で高釣果が期待できる
ジグヘッドは0.5～2.0gを状況に応じて使い分け、特に0.8g前後が基本となる
チビキャロスワンプやイージーシェイカーが実績の高いワームとして多用されている
ワームカラーはクリア系・ピンク系・グロー系を時間帯や水質に合わせてローテーションする
カウント法を使ったレンジ探索が釣果向上の鍵で、カウント5～10秒が当たりレンジとなることが多い
シーズンは秋から冬（10～2月）が最盛期で、サイズ・数ともに充実する
脂の乗ったキンアジは晩秋から初冬にかけて出現し、味も引きも最高である
アジング専用ロッドは感度が高く、6～7フィートのソリッドティップモデルが使いやすい
小移動を繰り返しながらアクティブに魚を探す姿勢が釣果アップにつながる
同じポイントでもカラーチェンジだけで突然釣れ始めることがあり、諦めずに試行錯誤することが大切である

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

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