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エギングのシャクリが気持ち悪い💦 やり過ぎ注意のシンプル攻略法と周りから嫌われない正しい使い方

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エギングでシャクリを行う釣り人を見ていると、ピュンピュンと鋭い音を立てながら激しくロッドを振る光景をよく目にします。初心者の方からは「あんな激しい動きは気持ち悪い」「自分も同じようにしなければならないのか」という声が聞かれます。実際のところ、激しいシャクリは本当に必要なのでしょうか。

調査の結果、エギングのシャクリには興味深い事実が判明しました。まず、激しい音を立てるシャクリは必ずしも効果的ではありません。むしろ、適切なラインのたるみを作り、エギをスムーズに動かすことが重要です。また、上級者のシャクリは一見派手に見えても、実は無駄な動きを省いた効率的な動作だということも分かりました。

記事のポイント!

  1. シャクリの音と釣果は直接的な関係がない事実
  2. エギを効果的に動かすための正しいシャクリの基本
  3. 水深や潮の流れに応じたシャクリの使い分け方
  4. エギング初心者でも実践できる簡単なシャクリのコツ

エギングのシャクリが気持ち悪いと感じる人の本音と対策

  1. シャクリのやり過ぎは実は効果が薄い事実
  2. シャクリ音を鳴らすことにこだわる必要はない理由
  3. エギングで基本となるシャクリ方の簡単な使い分け
  4. 適切なラインのたるみを作ることがシャクリの基本
  5. 片手と両手のシャクリそれぞれのメリット
  6. シャクリの強さは状況によって使い分ける必要性

シャクリのやり過ぎは実は効果が薄い事実

昔のエギは性能が悪く、エギの動きが鈍かったため、激しくシャクる必要がありました。しかし、現代のエギは性能が格段に向上し、チョンと軽く動かすだけでも十分なアクションを見せます。

エギングの本質は、アオリイカに自然な動きを見せることです。激しすぎるシャクリは、かえってイカを警戒させる可能性があります。実際の上級者は、必要以上に激しくシャクることはありません。

シャクリの回数も重要です。1回でも3回でも状況に応じて使い分けることが大切です。水深が浅い場所で激しくシャクりすぎると、エギが水面から飛び出してしまう危険もあります。

特に春のアオリイカは警戒心が強く、ナチュラルな動きを心がける必要があります。激しいシャクリは秋の新子イカには効果的な場合もありますが、シーズンや状況によって使い分けが必要です。

イカの活性が高い時は大きく動かし、活性が低い時は弱めに動かすというように、シャクリの強さを調整することが重要です。これがエギングの基本であり、ただ激しくシャクることは効果的ではありません。

シャクリ音を鳴らすことにこだわる必要はない理由

エギングで竿を鳴らす人は大きく2種類存在します。竿を鳴らしたい人と、竿が勝手に鳴る人です。竿を鳴らすことが目的になってしまうのは本末転倒で、大切なのはエギの動かし方です。

多くのエギンガーが音にこだわる理由は、上級者の真似をしようとするためです。しかし、上級者の場合は正しい動作の結果として音が出ているだけであり、音を出すことを目的としていません。

音を出そうとして力を入れすぎると、エギのアクションが不自然になります。また、強引な動作は手首や腕に負担がかかり、長時間の釣行に支障をきたす可能性があります。

実際の上級者は、手首を柔らかく使い、必要以上の力を入れていません。これにより、エギに自然な動きを与えることができ、結果として効果的なアクションを生み出しています。

シャクリの音は、竿を正しく振った結果として自然に発生するものです。音を出すことにこだわるよりも、エギの動きに注目して練習することが重要です。

エギングで基本となるシャクリ方の簡単な使い分け

エギングで基本となるシャクリ方の簡単な使い分け

エギングの基本動作は「シャクリ」「ジャーク」「フォール」の3つです。シャクリは上下の動き、ジャークは横方向の動き、フォールは自然な落下を生み出します。

シャクリは水深が変化する場所や、イカが付きやすい沈み根、障害物周りを丁寧に探る時に効果的です。ロッドを7時から12時程度まで動かし、一気に鋭く振り上げることで、エギを高く跳ね上げます。

ジャークは風が強い日や、広範囲を手早く探りたい時に適しています。8時から10時程度の小さな角度で、リールを巻きながらロッドを振ります。この動作を5回ほど連続して素早く行います。

フォールはアオリイカが最も抱きつきやすいタイミングです。シャクリやジャークの後、ロッドを下げてエギを自然に沈ませます。この時、ラインにある程度の張りを持たせることで、イカのアタリを感じ取りやすくなります。

これらの動作は状況に応じて使い分けることが重要で、一つの動作にこだわる必要はありません。水深や潮の流れ、イカの活性度に合わせて、適切な動作を選択します。

適切なラインのたるみを作ることがシャクリの基本

シャクリを上手く行うためには、適切なラインのたるみが重要です。初心者がよく陥る失敗は、ラインを張りすぎてしまうことです。ラインが張りすぎていると、エギが思うように動かず、シャクリの効果が半減してしまいます。

理想的なたるみ具合は、手首でラインを軽く動かせる程度です。着底後、ロッドを少し下げた状態で、ラインが若干たるむくらいが適切です。大きすぎるたるみはエギのコントロールを失うため避けましょう。

シャクリの際は、このたるみを利用してロッドの先端で7時から12時程度の角度を描きます。この時、最初は力を入れすぎず、動作の後半でエギの重さを感じるように振ることがポイントです。

上級者は、この適切なたるみを常に意識しています。ロッドを振り上げる際、最初は抵抗なく、後半で重さを感じる程度のたるみを作ることで、エギに効果的なアクションを与えることができます。

ラインのたるみ具合は、水深や潮の流れによって調整が必要です。潮の流れが速い場所では、やや多めのたるみを持たせることで、エギの動きをコントロールしやすくなります。

片手と両手のシャクリそれぞれのメリット

シャクリは片手でも両手でも行うことができます。片手の場合は、手首のスナップを効かせやすく、素早い動作が可能です。両手の場合は、力の制御がしやすく、安定したシャクリを行えます。

両手での基本的な持ち方は、利き手でグリップエンドを持ち、もう片方の手でグリップの前方を持ちます。この持ち方により、ロッドの操作性が向上し、疲労も軽減できます。

片手シャクリの場合は、ロッドのエンド部分を肘に当てながら行う方法が効果的です。この方法により、安定した動作が可能になり、長時間の釣行でも疲れにくくなります。

シャクリの方法は、個人の体格や筋力によっても変わってきます。女性や子供、あるいは初心者の方は、まず両手での操作から始めることをお勧めします。

慣れてきたら、状況に応じて片手と両手を使い分けることで、より効果的なシャクリが可能になります。ただし、どちらの方法でも、必要以上の力を入れすぎないことが重要です。

シャクリの強さは状況によって使い分ける必要性

シャクリの強さは、エギの位置や水深によって大きく変える必要があります。遠投直後は、ラインが水平に近い状態のため、エギは上方向に動きにくくなっています。この時は強めのシャクリが効果的です。

一方、エギが手元に近づくにつれて、ラインの角度が立ってきます。この状態では、同じ強さでシャクっても、エギが思いがけず高く跳ね上がってしまう可能性があります。手元に近づくにつれて、シャクリの強さを弱めに調整することが重要です。

水深による使い分けも重要です。水深が深い場所では、シャクリの回数を多めにして高く跳ね上げることができます。しかし、水深が浅い場所では、エギが水面から飛び出してしまう危険があるため、シャクリは控えめにする必要があります。

潮の流れの強さによっても調整が必要です。潮が速い場所では、エギをしっかりと動かすために強めのシャクリが必要になります。逆に、潮の流れが穏やかな場所では、弱めのシャクリでも十分なアクションを生み出すことができます。

シャクリの強さを考える上で重要なのは、エギの重さを感じるタイミングです。ロッドを振り上げる際、後半でエギの重さを感じる程度が理想的です。このタイミングを意識することで、効果的なシャクリが可能になります。

効果的なエギングのシャクリと気を付けるべきマナー

  1. 初心者でも簡単にできるシャクリのコツは力を抜くこと
  2. エギの位置によってシャクリ方を変える重要性
  3. 水深や潮の流れでシャクリ方を調整する必要性
  4. シャクリ時の正しいロッドの使い方と注意点
  5. 過度なシャクリによるトラブルを避けるマナー
  6. シャクリだけでなく総合的な釣果アップのポイント
  7. まとめ:エギングのシャクリは気持ち悪くない適切な使い方

初心者でも簡単にできるシャクリのコツは力を抜くこと

初心者の多くは、身体が固くなり力が入りすぎてしまいます。特に肘に力が入りやすく、これがスムーズなシャクリの妨げとなっています。まずは力を抜いて、リラックスした状態を作ることが重要です。

上級者のシャクリを見ると、とても柔らかく、軽い力で行っているように見えます。これは手首を柔らかく使い、必要以上の力を入れていないためです。力を抜くことで、エギに自然な動きを与えることができます。

シャクリの基本は、ロッドを下げた状態から、手首を使って振り上げる動作です。この時、ラインには若干のたるみを持たせることが重要です。あまり張りすぎると、エギの動きが不自然になってしまいます。

エギの重さを感じるタイミングは、シャクリの後半が理想的です。それまでは軽い力で振り上げ、最後にエギの重さを感じる程度が適切です。このバランスを掴むまでは、ゆっくりとした動作で練習することをお勧めします。

両手での操作から始めるのも有効な方法です。利き手でグリップエンドを持ち、もう片方の手でグリップの前方を持つことで、安定した操作が可能になります。慣れてきたら、片手での操作にも挑戦してみましょう。

エギの位置によってシャクリ方を変える重要性

エギの位置によってシャクリ方を変える重要性

エギの位置によって、シャクリの強さや角度を変える必要があります。投げた直後は、ラインが水平に近い状態のため、エギは上方向に動きにくくなっています。この時は、やや強めのシャクリを入れることが効果的です。

手元に近づくにつれて、ラインの角度が立ってきます。ラインが立った状態では、同じ強さのシャクリでもエギが高く跳ね上がりやすくなります。そのため、手元では弱めのシャクリに切り替える必要があります。

エギの位置を把握するには、ラインの動きを観察することが重要です。マーカー入りのラインを使用すると、より正確な位置把握が可能になります。これにより、適切なシャクリの強さを選択しやすくなります。

水面からの高さのある釣り場では、ラインの角度がつきやすく、エギの沈下がゆっくりになります。この場合、シャクリの回数を減らすか、弱めのシャクリを心がけることで、適切な水深を保つことができます。

シャクリの角度も位置によって調整が必要です。遠投時は7時から12時程度の大きな角度で、手元では8時から10時程度の小さな角度に抑えることで、より効果的なアクションを生み出すことができます。

水深や潮の流れでシャクリ方を調整する必要性

水深が深い場所では、エギを高く跳ね上げるために複数回のシャクリが可能です。ただし、沈下に時間がかかるため、次のアクションまでの間隔を長めに取る必要があります。これにより、エギが適切な水深まで戻ることができます。

水深が浅い場所では、力を込めて何回もシャクリを行うとエギが水面から飛び出してしまう危険があります。そのため、シャクリの回数を少なくし、力も弱めに抑えることが重要です。一般的な水深では2段シャクリが使いやすいとされています。

潮の流れが速い場所では、エギの沈下速度が遅くなります。この場合、シャクリ後にロッドを下げることで、エギをより早く沈めることができます。逆に、潮の流れが遅い場所では、ロッドを高く保ってゆっくりと沈めることも可能です。

エギの沈降速度は、3.5号サイズで1mあたり約3秒が目安です。ただし、実釣時は潮や風の影響を受けるため、この時間よりも長くなることが一般的です。状況に応じて0~2秒程度の余裕を持たせることをお勧めします。

夜の釣りでは、エギの位置が見えにくいため、カウントダウンを意識することが重要です。着底までの時間を数えることで、おおよその水深を把握し、適切なシャクリ方を選択することができます。

シャクリ時の正しいロッドの使い方と注意点

ロッドの正しい使い方は、シャクリの効果を最大限に引き出すために重要です。基本となるのは、ロッドを下げた状態から、手首のスナップを使って振り上げる動作です。この時、ロッドの先端で7時から12時程度の角度を描くようにします。

シャクリの方法は、手首のみを使う方法、ロッドのエンド部分を肘に当てる方法、両手で持つ方法の3種類があります。初心者の方は、まず両手での操作から始めることをお勧めします。これにより、安定した動作を身につけることができます。

ロッドの選び方も重要です。硬いロッドは鋭いアクションに適していますが、柔らかいロッドはナチュラルな動きを演出しやすい特徴があります。初心者の方には、少し柔らかめのロッドがお勧めです。

エギの重さを感じるタイミングは、シャクリの後半が理想的です。ロッドが真上に近い位置でエギの重さを感じるように、ラインのたるみを調整します。このタイミングを掴むことで、効果的なシャクリが可能になります。

長時間の釣行では、ロッドの持ち方による疲労も考慮する必要があります。片手での操作に不安がある場合は、無理をせず両手での操作を続けることをお勧めします。

過度なシャクリによるトラブルを避けるマナー

過度なシャクリは、周囲の釣り人とのトラブルの原因となることがあります。特に、ライトを装着している場合、激しいシャクリで光が他の釣り人の目に入ってしまう可能性があります。周囲への配慮を忘れずに行動することが大切です。

エギングでは、激しいシャクリによって竿が折れたり、エギが飛んでしまうトラブルも報告されています。特に手元に近い場所でのシャクリは、エギが自分に向かって飛んでくる危険があるため、注意が必要です。

混雑した釣り場では、他の釣り人のラインと絡まないよう、シャクリの強さや範囲に注意を払う必要があります。特に後から来た場合は、先行者に一声かけてから釣り始めることをお勧めします。

シャクリによって海中のアマモを傷つけることも問題となっています。アマモはイカの産卵場所として重要な役割を果たすため、必要以上の強いシャクリは避けるべきです。

マナーの良い釣り人は、釣り場の環境を守りながら、周囲との調和を保って釣りを楽しんでいます。過度なシャクリは避け、適切な強さでアクションを付けることを心がけましょう。

シャクリだけでなく総合的な釣果アップのポイント

シャクリは重要な要素ですが、これだけにこだわりすぎるのは適切ではありません。むしろ、潮の動きやイカの存在を確認することが、釣果アップの重要なポイントとなります。

底取りも重要な要素です。キャスト後、余計なラインのたるみを取り、指でスプールの端に触れながら、ゆっくりとラインを放出します。着底の感覚を掴むことで、より効果的なシャクリが可能になります。

フォールの時間も意識する必要があります。イカは主にフォール中に抱きつくため、適切なフォール時間を確保することが重要です。4~5秒程度のフォール時間を目安に調整してみましょう。

エギの沈降速度は3.5号で1mあたり約3秒が基準となりますが、実際の釣り場では潮や風の影響を受けます。これらの条件を考慮しながら、状況に応じた対応が必要です。

まとめ:エギングのシャクリは気持ち悪くない適切な使い方

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. シャクリは音を出すことが目的ではなく、エギを効果的に動かすためのテクニック
  2. 昔のエギは性能が悪かったため激しいシャクリが必要だったが、現代のエギは軽い動作で十分な動きを見せる
  3. 適切なラインのたるみを作ることが、効果的なシャクリの基本
  4. 初心者は力を抜いて、両手での操作から始めることを推奨
  5. エギの位置が遠いときは強めに、手元に近づくにつれて弱めにシャクリを調整
  6. 水深や潮の流れに応じて、シャクリの強さや回数を使い分ける
  7. 基本は2段シャクリだが、状況に応じて1段や3段も使用可能
  8. フォールの時間を4~5秒程度確保することで、イカの抱きつきチャンスが増加
  9. 過度なシャクリは周囲への迷惑や、タックルの破損につながる可能性あり
  10. シャクリだけでなく、潮の動きやイカの存在を確認することが重要
  11. エギの沈降速度は3.5号で1mあたり約3秒が目安だが、実釣では条件により変化
  12. マナーを守り、環境に配慮した釣りを心がけることが大切