福岡県の沖合に浮かぶ相島は、離島ならではの魚影の濃さとアクセスの良さから、アジング愛好家の間で密かな人気スポットとなっています。新宮漁港から片道500円弱、わずか17分のフェリー移動で到着できる手軽さでありながら、20cm超えの良型アジが狙える魅力的なフィールドです。
しかも相島は「世界6大猫スポット」に選ばれた猫の島としても知られ、釣りだけでなく観光も楽しめる一石二鳥の釣り場。本記事では、インターネット上の釣行記や釣果情報を徹底的に調査し、相島アジングの実態と攻略法をまとめました。初めて相島を訪れる方から、釣果アップを目指す経験者まで、役立つ情報が満載です。
この記事のポイント |
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✅ 相島へのアクセス方法とフェリー情報 ✅ デイゲーム・ナイトゲームそれぞれの攻略法 ✅ 効果的なタックルとルアー選択 ✅ 実際の釣果情報と時期別の傾向 |
相島アジングの基本情報とアクセス方法
- 相島アジングの魅力は離島ならではの魚影の濃さ
- 新宮漁港からフェリーで17分、アクセスは意外と簡単
- 相島は世界的な猫スポット、釣りと観光を両立できる
- T字堤防が主なポイント、水深は5~6メートル
- 釣れるシーズンは年中、特に秋から冬がおすすめ
- デイゲームとナイトゲームで狙い方が変わる
相島アジングの魅力は離島ならではの魚影の濃さ
相島でのアジングが注目される最大の理由は、離島特有の圧倒的な魚影の濃さにあります。インターネット上の釣行記を調査すると、海中を覗くと底の方が「ぎっしりとアジの群れに覆い尽くされている」という表現が複数見られ、その魚影の濃さが伺えます。
一般的な本土の漁港と比較すると、相島では同じ時間でより多くの釣果が期待できる傾向にあります。ある釣行記では、デイゲームで竿を落とすトラブルがあったにも関わらず、最終的に30匹以上のアジを釣り上げたという記録もありました。
デイアジングはいまいちどんな感じでやったらいいのかピンとこないので、離島特有の魚影の濃さでゴリ押すという姑息な手段に出る。
この釣行記からも分かるように、魚影の濃さは初心者にとっても大きなアドバンテージとなります。テクニックがまだ未熟でも、魚が多くいるため釣果に繋がりやすいのです。ただし、魚がいるからといって必ず釣れるわけではなく、適切なレンジやタイミングを見極める必要があることも事実です。
また、サビキ釣りの人が「15cm程のアジをガンガン釣り上げている」という情報もあり、アジングだけでなくファミリーフィッシングにも適したフィールドと言えるでしょう。魚影が濃いということは、それだけアジの餌となるプランクトンも豊富であり、良好な漁場環境が保たれていることを示しています。
さらに相島では、アジだけでなくメバル、アラカブ、サバ、カマス、時には青物まで釣れる可能性があり、ターゲットの多様性も魅力の一つです。一つのポイントで様々な魚種が狙えるため、飽きることなく釣りを楽しめます。
ただし、魚影が濃いとはいえ、潮の動きや天候、時間帯によって活性は大きく変わります。特に潮止まりの時間帯は釣果が落ちる傾向にあるため、タイドグラフを事前にチェックして釣行計画を立てることをおすすめします。
新宮漁港からフェリーで17分、アクセスは意外と簡単
相島へのアクセスは非常にシンプルで、福岡県糟屋郡新宮町の新宮漁港から町営渡船「しんぐう」に乗船するだけです。所要時間はわずか17分、片道料金は480円(大人)と非常にリーズナブルです。
新宮漁港へは自家用車でのアクセスが便利ですが、公共交通機関を利用する場合は新宮町が運営するコミュニティバス「マリンクス」が運行しているため、車がなくても訪れることができます。漁港には駐車場もあり、釣り客の利用が可能です。
📋 相島へのアクセス情報まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
出発地点 | 新宮漁港(福岡県糟屋郡新宮町) |
渡船名 | 町営渡船「しんぐう」 |
所要時間 | 片道17分 |
料金 | 大人片道480円 |
運航頻度 | 複数便運航(要確認) |
駐車場 | 新宮漁港に駐車可能 |
フェリーの運航スケジュールは天候によって変更や欠航になることがあります。特に海が時化る予報の日は要注意です。ある釣行記では、「昼に向けて海がシケてくるから相島行くのやめとけ」と船員さんから忠告を受けた事例も報告されています。
「四便以降欠航の可能性が高いので、行かれるにしても三便でお戻りください。もし欠航になっても宿泊施設はありますのでそちらにお泊りになって、明日戻られてください」
このように、天候が怪しい日は早めの便で帰る計画を立てるか、最悪の場合は島に宿泊する覚悟が必要です。相島には宿泊施設もあるため、万が一帰れなくなっても対応は可能ですが、予定外の出費になりますので注意しましょう。
また、最終便で渡島すると朝まで帰りの船がないため、オールナイト釣行になります。これを逆手に取って、夕方から朝まで釣りを楽しむスタイルも人気です。ただし、海上タクシーを利用すれば好きな時間に帰ることも可能かもしれませんが、費用は高額になる可能性があります。
週末や祝日には観光客が増えるため、フェリーが満席になって乗れないケースも報告されています。特に相島は猫の島として有名になってからは観光客が急増しており、良い時間のフェリーが満席になることも珍しくありません。釣行の際は早めの時間に行くか、平日を選ぶのが賢明です。
相島は世界的な猫スポット、釣りと観光を両立できる
相島が釣り人以外からも注目されている理由は、CNNが選定した「世界6大猫スポット」の一つに認定されているからです。この認定により、国内外から猫好きの観光客が訪れるようになり、週末には釣り客以上に観光客で賑わうこともあるようです。
🐱 CNN選定「世界6大猫スポット」一覧
国・地域 | スポット名 |
---|---|
日本 | 相島(福岡県) |
日本 | 田代島(宮城県) |
台湾 | 猴硐(ホウトン) |
イタリア | ラルゴ・アルジェンティーナ広場 |
アメリカ | ヘミングウェイ博物館 |
トルコ | カルカン |
島内には多くの猫が生息しており、釣行中に猫と触れ合う機会も多いでしょう。ただし、島内には「猫にエサやり厳禁」という注意書きが各所にあり、地域猫として適切に管理されているため、勝手に餌を与えることは控えるべきです。
釣り中に釣れた魚を猫が狙ってくることもあるようです。「釣れるたびにクレクレと反応してました」という報告もあり、釣果を猫に取られないよう注意が必要です。トビも魚を狙ってくるため、釣れた魚はすぐにクーラーボックスに入れるのが賢明でしょう。
観光客が多い時間帯は、良い釣りポイントが先行者で占拠されている可能性が高くなります。特に週末や祝日は避けるか、早朝の便で渡島して良いポイントを確保する戦略が効果的です。平日であれば比較的空いているため、じっくりと釣りを楽しめる可能性が高まります。
相島には「キッチン海と空」という飲食店や購買店もあり、食事や補給も可能です。釣りの合間に海鮮丼を楽しんだという釣行記もありました。フェリーが欠航しても食材が手に入るため、安心して釣行できる環境が整っています。
島の歴史も興味深く、江戸時代には朝鮮通信使が寄港した歴史を持っています。釣りだけでなく、歴史散策や猫との触れ合いなど、多様な楽しみ方ができるのが相島の大きな魅力と言えるでしょう。
T字堤防が主なポイント、水深は5~6メートル
相島でのアジングの主要ポイントは、フェリー着き場から港をぐるっと回った先にあるT字の防波堤です。このT字堤防は相島アジングのメインフィールドとして多くの釣行記で言及されており、安定した釣果が期待できるスポットとなっています。
T字堤防の特徴として、水深が5~6メートルあることが挙げられます。この水深は、アジングにとっては適度な深さであり、ボトムまでしっかりとルアーを落として探ることができます。ただし、海藻が多くボトムを探りづらいという情報もあるため、根掛かりには注意が必要です。
🎣 相島T字堤防の特徴
要素 | 詳細 |
---|---|
水深 | 5~6メートル |
海底状況 | 海藻が多い |
アジの群れ | 底付近に濃い |
サイズ | 15~27cm |
混雑度 | 週末は混雑 |
釣り方 | アジング、サビキ |
T字堤防の先端は特に人気があり、早い時間に埋まってしまうことが多いようです。しかし、先端だけが釣れるわけではなく、T字の側面や港内の船溜まりでも釣果は期待できます。実際に「船溜まりでデカいアジの群れ」を確認したという報告もあります。
ポイント選びで重要なのは、サビキ釣りの人の隣は避けることです。サビキ釣りではコマセが撒かれるため、その周辺はアジが高活性になりますが、仕掛けが絡むリスクもあります。アジングでじっくりと狙いたい場合は、ある程度距離を置いた場所から攻めるのが賢明です。
常夜灯がある場所も重要なポイントです。ナイトゲームでは常夜灯周りにアジが集まる傾向が強く、「常夜灯の1番明るい所に貯まってる模様」という情報もあります。レンジは底付近が基本ですが、常夜灯周りでは中層でも反応があることがあります。
港内を広く探ることも重要です。一つのポイントで釣れなくても、少し移動するだけで状況が変わることもあります。ある釣行記では「広い港をぐるっと軽く見て回って」という記述があり、積極的にランガンするスタイルも効果的のようです。
また、相島には「浮き波止」への渡船サービスもあるようですが、詳細な情報は限られています。浮き波止は沖に設置された釣り台で、より大型の魚が狙えるかもしれませんが、別途渡船料が必要になると推測されます。
釣れるシーズンは年中、特に秋から冬がおすすめ
相島でのアジングは基本的に年中釣果が期待できるフィールドです。インターネット上の釣果情報を時期別に見ると、春夏秋冬それぞれの季節で釣果報告があり、一年を通してアジが釣れることが確認できます。
特に釣果が良いとされるのは秋から冬にかけての時期です。10月の釣行記では「ほぼ入れ食いタイム」「夜が開け始めたらフィーバーでした」といった表現があり、高活性な状態が期待できます。また、1月の釣行記でも「一晩で15匹程釣れた」という記録があります。
📅 相島アジング時期別の傾向(推測含む)
時期 | 釣果の傾向 | サイズ | 備考 |
---|---|---|---|
春(3~5月) | 安定 | 15~25cm | デイゲームも可 |
夏(6~8月) | やや落ちる | 小型中心 | 夜間が有利 |
秋(9~11月) | 良好 | 20~27cm | ベストシーズン |
冬(12~2月) | 良好 | 15~25cm | 寒さ対策必要 |
冬場の釣行では防寒対策が重要です。ある釣行記では「真冬ということもあり寒いっ!ナンガのダウンジャケットを着込んでアジ釣りスタート」という記述があり、しっかりとした防寒着が必須であることが分かります。
春から初夏にかけては、デイゲームでも釣果が期待できる時期のようです。3月の釣行記では「昼前に相島着」「下げ潮での釣りはだいたいしょっぱい結果に終わることが多い」としながらも、メバルやアジが釣れたという記録があります。
夏場は高水温の影響でアジの活性が下がることがあるかもしれませんが、それでも完全に釣れなくなるわけではないようです。おそらく朝夕の涼しい時間帯や、夜間に活性が上がると考えられます。
また、時期によってはアジ以外の魚種も狙えます。秋にはアオリイカが釣れることもあり、「秋にしては良いサイズのアオリが釣れています!午前中に2杯!」という情報もあります。青物の回遊もあるようで、泳がせ釣りで大型魚を狙うチャンスもあるでしょう。
潮回りも重要な要素です。大潮や中潮の方が潮の動きが大きく、アジの活性も上がる傾向にあります。小潮や長潮の時は釣果が落ちることもあるため、釣行前にタイドグラフを確認することをおすすめします。
デイゲームとナイトゲームで狙い方が変わる
相島でのアジングは、時間帯によって大きく攻略法が異なります。デイゲーム(日中の釣り)とナイトゲーム(夜釣り)では、アジの行動パターンが変わるため、それぞれに適したアプローチが必要です。
デイゲームでは、アジは警戒心が強くなり、深場や構造物の陰に身を潜めている傾向があります。ある釣行記では「見えアジは諦めて、ボトムとか係留船の陰とかを真面目に探っていく」という記述があり、見えている魚を狙うよりも、見えない場所を丁寧に探る方が効果的なようです。
デイゲームでわざわざアジングをやる必要、ありますかね?
この釣行者は、デイゲームの難しさを実感したようで、最終的には夜の新宮漁港でリベンジを果たしています。デイゲームは「投げる度に何かしら反応をもらえる超イージーモード」のナイトゲームと比べて、明らかに難易度が高いと言えるでしょう。
ナイトゲームでは、常夜灯周りがメインポイントになります。常夜灯に集まるプランクトンを求めてアジが回遊してくるため、常夜灯の明暗部を重点的に攻めることが釣果アップの鍵です。ある釣行記では「常夜灯の1番明るい所に貯まってる模様」という観察があり、明るい部分を積極的に狙うのが効果的なようです。
⚡ デイゲーム vs ナイトゲームの比較
項目 | デイゲーム | ナイトゲーム |
---|---|---|
難易度 | 高い | 低い |
主なレンジ | ボトム中心 | ボトム~中層 |
ポイント | 係留船の陰、構造物 | 常夜灯周り |
アジの警戒心 | 強い | 弱い |
釣果 | 少なめ | 多め |
おすすめ度 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
デイゲームでも完全に釣れないわけではなく、タイミングが合えば釣果は得られます。「昼とは真逆で投げる度に何かしら反応をもらえる」という表現から、デイとナイトでは天と地ほどの差があることが分かります。
ナイトゲームの時間帯では、夕まずめから朝まずめにかけてが特に狙い目です。ある釣行記では「5:00頃からほぼ入れ食いタイム」「夜が開け始めたらフィーバーでした」とあり、明け方の時間帯が最も活性が高いようです。
また、潮の動きも時間帯と密接に関係しています。「潮止まりでもお構い無しに釣り上げている」サビキ釣りの人もいる一方で、アジングでは「潮止まり」の時間帯は釣果が落ちる傾向にあるようです。潮が動いている時間帯を選んで釣行することが重要です。
相島アジングの実践テクニックと釣果アップのコツ
- サイズは15~27cm、数釣りと型狙いを使い分ける
- ボトム付近を丁寧に攻めることが釣果の鍵
- ナイトゲームは常夜灯周りが一級ポイント
- ジグヘッドは0.6~1.0gを使い分けるのがコツ
- サビキ釣りならぶっこみサビキが効果的
- 泳がせ釣りで青物も狙える可能性がある
- まとめ:相島でのアジングを成功させるポイント
サイズは15~27cm、数釣りと型狙いを使い分ける
相島で釣れるアジのサイズは、15cmの小型から27cmの良型まで幅広いことが特徴です。インターネット上の釣果情報を分析すると、平均的なサイズは15~20cm程度で、時折20cm超えの良型が混じるというパターンが多いようです。
サイズ別の釣り分けも重要なテクニックです。小型が多い状況では、軽量ジグヘッドと小さめのワームで数釣りを楽しむスタイルが効果的です。一方、良型を狙いたい場合は、できるだけ遠投して手前に寄せてくるという方法が推奨されています。
できるだけ遠投をして手前に寄せてくるのが良型を釣るコツのようです!
この情報から、沖の方に良型が居る可能性が高いことが推測されます。キャロライナリグなどの遠投仕掛けを使用することで、より大きなアジにアプローチできるでしょう。
🐟 相島で釣れるアジのサイズ分布(推測)
サイズ | 割合 | 釣り方のポイント |
---|---|---|
15cm以下 | 30% | 軽量ジグヘッド、手前 |
15~20cm | 50% | 標準的なアジング |
20~25cm | 15% | 遠投、ボトム |
25cm以上 | 5% | 遠投、朝夕まずめ |
25cmを超える良型は「小型に混じって良型も釣れてます!」という情報があることから、完全に釣り分けることは難しいものの、遠投することで良型に出会う確率を上げられるようです。
サイズによって引きの強さも大きく異なります。20cm超えのアジは引きが強く、「丸々としたナマコ」と間違えるほど重量感があるという報告もあります。良型がヒットした際は、ドラグ設定を適切にしておかないとラインブレイクする可能性もあります。
また、サイズによって釣れる時間帯も異なる可能性があります。一般的に、良型は朝夕のまずめ時に活性が上がる傾向があるため、大型狙いなら時合を逃さないことが重要です。
数釣りを楽しみたい場合は、小型が多い状況でも問題ありません。「一晩で15匹程釣れた」「30匹はお土産確保した」といった釣果報告もあり、数を釣る楽しみも相島アジングの醍醐味です。
27cmという最大サイズは、アジングとしてはかなり良型です。このサイズが釣れる可能性があるという事実は、相島の魚影の濃さとポテンシャルの高さを物語っています。ただし、こうした大型は毎回釣れるわけではなく、運の要素も大きいでしょう。
ボトム付近を丁寧に攻めることが釣果の鍵
相島でのアジング攻略において、最も重要なのはボトム(海底)付近を丁寧に探ることです。複数の釣行記で「ボトム付近でグイッと引ったくるような反応」「レンジは底付近」という記述が見られ、アジが海底近くに居着いている傾向が強いことが分かります。
ボトムを取る際の注意点として、海藻が多いため根掛かりしやすいという情報があります。「海藻が多くボトムを探りづらい」という状況に対応するため、ジグヘッドの重さを調整しながら、ボトムから少し浮かせたレンジを意識することが効果的です。
ボトム攻略のコツは、まずしっかりとボトムまで落として着底を確認し、そこから1~2回リールを巻いてボトムから少し浮かせた状態でアクションを加えることです。ある釣行記では「ボトムが取りづらく手返しも悪いのでジグヘッドを1.0gまで重くする」という工夫が見られます。
🎯 ボトム攻略の手順
- ✅ キャスト後、ラインのテンションを保ちながら着底を待つ
- ✅ 着底したら1~2回リールを巻いてボトムから浮かせる
- ✅ 軽くロッドをシャクってアクションを加える
- ✅ 数秒間フォールさせて再び着底させる
- ✅ この動作を繰り返しながら手前に寄せてくる
デイゲームでは特にボトム攻略が重要で、「ボトムを探りづらい…」と苦戦しながらも「ボトム付近でグイッと引ったくるような反応」があったという報告があります。見えているアジは釣れないことが多いため、見えない場所をしっかりと探る姿勢が大切です。
カウントダウンの重要性も指摘されています。「相島は水深があるのできちんとカウントを取ります」という記述から、毎回同じカウントで同じレンジを探る再現性の高い釣りが効果的だと分かります。
ボトムから中層まで幅広く探ることも忘れてはいけません。「どのくらいのレンジを引いてるかも段々適当になってきた」という正直な感想もありますが、基本はボトムを意識しつつ、反応がない時は中層も試してみる柔軟性が必要です。
メバルもボトム付近で釣れることが多く、「最近メバル率高め」という情報もあります。アジを狙いながらメバルも釣れるため、ボトムを丁寧に攻めることで副産物も期待できるというメリットがあります。
ナイトゲームは常夜灯周りが一級ポイント
ナイトゲームにおける最重要ポイントは常夜灯周りです。複数の釣行記で「常夜灯下に基地をつくり」「常夜灯の1番明るい所に貯まってる模様」という記述があり、常夜灯がアジを集める効果が非常に高いことが実証されています。
常夜灯周りでの釣り方にはコツがあります。単に明るい場所にルアーを投げるだけでなく、明暗部(明るい部分と暗い部分の境界)を狙うことが重要です。アジは明るい部分に集まるプランクトンを捕食するため、明暗部で待ち伏せしていることが多いのです。
新宮漁港最高!新宮漁港最高!!昼間とは真逆で投げる度に何かしら反応をもらえる超イージーモードでさすがにニッコリ。
この釣行者は相島ではなく帰港後の新宮漁港での釣果ですが、常夜灯周りのナイトゲームの威力を如実に示しています。相島でも同様に、常夜灯周りでは高い釣果が期待できると推測されます。
💡 常夜灯攻略のポイント
要素 | 攻略法 |
---|---|
キャスト位置 | 明暗部を中心に |
レンジ | ボトム~中層 |
アクション | 控えめに |
リトリーブ速度 | ゆっくり |
時合 | 夕まずめ~朝まずめ |
常夜灯周りでは、アジの活性が非常に高くなる時間帯があります。「5:00頃からほぼ入れ食いタイム」「夜が開け始めたらフィーバーでした」という報告から、明け方が最も高活性になる傾向があるようです。
ただし、常夜灯周りは人気ポイントのため混雑しやすいという問題もあります。先行者が既に入っている場合は、無理に割り込まず、別の常夜灯や少し離れた場所から攻めるのがマナーです。
また、常夜灯の種類によって集魚効果が異なる可能性もあります。一般的に、白色系の明るい常夜灯の方が集魚効果が高いとされていますが、相島にどのような常夜灯があるかは事前に調べておくと良いでしょう。
ナイトゲームでは、サイトフィッシング(目視で魚を確認しながら釣る)も可能です。「常夜灯下に10杯くらいの群れが」「サイトでのダブルヒットはかなりエキサイト」という報告もあり、群れを見つけてピンポイントで狙う楽しみもあります。
風の影響にも注意が必要です。「0時を回ると無風状態から向かい風に。するとアジ、イカ、など気配が完全に消えた」という情報があり、風が強くなると活性が下がる傾向があるようです。風が弱い日を選んで釣行するのが賢明です。
ジグヘッドは0.6~1.0gを使い分けるのがコツ
相島でのアジングにおけるジグヘッドの重さは、0.6g~1.0gの範囲で使い分けるのが効果的です。インターネット上の釣行記では、具体的に「1.0gまで重くする」という記述があり、状況に応じてウェイトを調整することの重要性が示されています。
軽いジグヘッド(0.6~0.8g)は、アジの活性が高い時やフォールでのアタリが多い時に有効です。ゆっくりと沈むため、アジにルアーを見せる時間が長くなり、バイトチャンスが増えます。ただし、風が強い時や遠投したい時には不向きです。
重いジグヘッド(1.0g)は、ボトムを取りやすく手返しも良くなるため、効率的に探りたい時に適しています。「ボトムが取りづらく手返しも悪いのでジグヘッドを1.0gまで重くする」という工夫は、実践的なテクニックと言えるでしょう。
⚖️ ジグヘッドウェイト別の特徴
重さ | メリット | デメリット | 適した状況 |
---|---|---|---|
0.6g | フォールが遅い、食わせやすい | 飛距離が出ない、風に弱い | 高活性時、近距離 |
0.8g | バランスが良い | 特になし | オールラウンド |
1.0g | ボトムが取りやすい、遠投可 | フォールが速い | 低活性時、遠投 |
ワームの選択も重要です。「自分がよく使っている一軍ワームでどうにかなる説」という意見があり、慣れ親しんだワームを使う方が釣果に繋がりやすいようです。カラーについては、デイゲームでは自然な色、ナイトゲームでは蓄光やクリア系が基本とされています。
PE0.4号を50m、フロロ2ポンドを5mというライン設定を使っているという情報もあります。これは比較的ライトなタックルで、感度を重視したセッティングと言えます。細いラインほど感度は上がりますが、強度は下がるため、バランスが重要です。
タックル全体としては、「ライトゲームこれ1本という中途半…オールラウンドな感じで臨むスタイル」という記述があり、特別な専用タックルでなくても十分に楽しめることが分かります。
キャロライナリグについても言及があり、「キャロで遠投しての釣果」という情報があります。良型を狙う際は、1g以上のキャロシンカーを使って遠投する戦略も効果的でしょう。
アクションについては、「ツンツンもするしフワフワもする」という表現があり、多様なアクションを試すことが重要です。デイでもナイトでも誘い方は基本的に同じで良いという意見もあり、あまり難しく考えすぎない方が良いのかもしれません。
サビキ釣りならぶっこみサビキが効果的
アジングではなくサビキ釣りで相島を攻略したい方には、**ぶっこみサビキ(投げサビキ)**という仕掛けが非常に効果的です。この仕掛けはカゴに浮き素材(フロート)が付属していて、その下に重りを付けて沈めて使う方法です。
ぶっこみサビキに挑戦。これはカゴに浮き素材(フロート)が付属していて、その下に重りを付けて沈めて使います。浮きはないので、浮きで当たりを取るのではなく竿で取ります。ダウンショットみたいなもんですかね。
この仕掛けの最大のメリットは、重りからフロートまでが縦に浮く形になるため、自然に漂わせることが可能という点です。通常のサビキカゴでは、ラインが寝てカゴから離れてしまいますが、ぶっこみサビキならその問題が解決されます。
🎣 ぶっこみサビキの特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
仕掛けの構造 | フロート付きカゴ + 重り + サビキ針 |
アタリの取り方 | 竿先で確認 |
レンジ | ボトム~中層 |
釣果 | 50匹以上も可能 |
適した状況 | アジが沈んでいる時 |
サビキ釣りで最も重要なのはタナ(水深)の設定です。「アジのサビキはタナが本当に重要だと思っていて。正確には、中層〜表層寄りは釣れません」という指摘があり、ボトム寄りを狙うことが釣果の鍵となります。
よく見かける「オレンジのデカい浮き+サビキ+カゴの王道仕掛け」では、表層~中層しか探れないため、アジが沈んでいる状況では釣れないのです。この問題を解決するのがぶっこみサビキというわけです。
ぶっこみサビキを使った釣果として、「周りはアタリなしな方もいましたが、ぶっこみサビキで数は爆釣。50匹ぐらい釣れました」という驚異的な記録があります。これは周囲の釣り人との釣果の差が明確に現れた事例です。
ファミリーフィッシングでの注意点として、「ファミリー層のお父さんやお子さんが釣れてないのをよく見かけますが、大体これが原因。腕の問題ではなく仕掛け、レンジの問題」という指摘があります。適切な仕掛けを使えば、誰でも釣果を上げられるということです。
サビキ釣りで釣ったアジは、塩焼きや唐揚げにすると絶品です。「塩焼きと、唐揚げにしていただきました。アジは何やっても間違いなく旨いですから」という感想もあり、食べる楽しみもサビキ釣りの醍醐味と言えるでしょう。
泳がせ釣りで青物も狙える可能性がある
相島は単にアジングだけでなく、泳がせ釣りで青物を狙うポテンシャルも秘めているフィールドです。インターネット上の釣果情報には、ブリやヒラメなどの大型魚の釣果報告も散見されます。
釣果情報によると、「ブリ~80cm 泳がせ釣り 堤防の足元で釣れるそうです!」という驚きの情報があります。堤防の足元という近距離で80cmのブリが釣れるというのは、相島の魚影の濃さを物語るエピソードです。
ヒラメも釣れることがあり、「ヒラメ~70cm 泳がせ 朝マズメの釣果!」という情報もあります。朝まずめの時間帯に泳がせ釣りをすることで、座布団サイズのヒラメに出会える可能性があるわけです。
🐟 相島で狙える青物・大型魚
魚種 | サイズ | 時期 | 釣り方 |
---|---|---|---|
ブリ | ~80cm | 秋~冬 | 泳がせ釣り |
ヒラメ | ~70cm | 年中 | 泳がせ釣り |
カンパチ | 不明 | 夏~秋 | ショアジギング |
サゴシ | 不明 | 秋 | ルアー |
泳がせ釣りの餌には、サビキやアジングで釣ったアジを使用します。15~20cmのアジは青物の格好の餌となるため、まずアジを確保してから泳がせに移行するという流れが一般的です。
ショアジギングでも青物は狙えるようで、「ボイル!ボイル!射程距離内に来てルアーで応戦しますが アタらない!」という釣行記があります。ナブラ(魚の群れが水面で餌を追う現象)が発生することもあるため、メタルジグやプラグを持参しておくと良いでしょう。
青物狙いの時間帯は朝まずめが最も有望です。「朝まづめは中型青物狙いの予定です」という計画を立てている釣行記もあり、日の出前後の時間帯が勝負時となります。
ただし、青物狙いは運の要素も大きく、毎回釣れるわけではありません。「中型青物は取れませんでした」「残念ながらバラシてました」という報告もあり、簡単ではないことが分かります。
相島での青物釣りの魅力は、アジングと並行して狙えるという点です。アジングで遊びながら、青物の回遊を待つというスタイルなら、飽きることなく一日中釣りを楽しめるでしょう。
まとめ:相島でのアジングを成功させるポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- 相島は新宮漁港からフェリーで17分、片道480円とアクセス良好
- 離島特有の魚影の濃さが最大の魅力
- T字堤防が主要ポイント、水深は5~6メートル
- 釣れるアジのサイズは15~27cm、平均は15~20cm
- ベストシーズンは秋から冬、ただし年中釣果は期待できる
- デイゲームよりナイトゲームの方が圧倒的に釣果が良い
- 常夜灯周りの明暗部が最重要ポイント
- ボトム付近を丁寧に探ることが釣果アップの鍵
- ジグヘッドは0.6~1.0gを状況に応じて使い分ける
- サビキ釣りならぶっこみサビキが効果的
- 朝まずめが最も活性が高い時間帯
- 遠投することで良型アジに出会える確率が上がる
- カウントダウンで同じレンジを探る再現性が重要
- 週末は混雑するため平日釣行がおすすめ
- 相島は世界6大猫スポットで観光も楽しめる
- 泳がせ釣りでブリやヒラメなどの大型魚も狙える
- 海が時化ると欠航になるため天候チェックは必須
- 最終便で渡るとオールナイト釣行になる
- 島内には飲食店や購買店もあり食事や補給も可能
- 釣ったアジは塩焼きや唐揚げにすると絶品
📚
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト- 【相島デイアジング】今日の釣果は自分の釣竿です。(?)|やまぐちダイアリー
- 相島で釣れたアジの釣り・釣果情報 – アングラーズ
- 相島アジ釣り、ぶっこみサビキの話 | メイユーの福岡水遊び 2nd
- 相島 2023/10/17 – 釣れずれなるままに
- 相島アジング – ブログ | CROSS ORANGE(クロスオレンジ)
- 猫の島こと相島(あいのしま)へ!ダイソーのサビキ釣りタックル持ってでアジ釣りに行ってきました! – 居酒屋村上
- 【なに釣っとーと? 釣れんばい!】 0132 相島 ササイカ アジング プチ遠征
- 相島 – 釣り情報
- 店舗詳細 – 宗像シティボウル店(Munakata City Bowl)
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