アジングにベイトフィネスリールを導入しようと考えているアングラーにとって、アブガルシアの「レボ ウルトラキャストBF8」は気になる選択肢の一つではないでしょうか。スピニングタックルが主流のアジングシーンにおいて、ベイトフィネスという選択肢はまだまだマイナーな存在です。しかし、手返しの良さやラインコントロールのしやすさなど、ベイトタックルならではのメリットも注目されています。本記事では、レボ ウルトラキャストBF8がアジングでどこまで使えるのか、インターネット上の様々な情報を収集し、その実力を多角的に分析していきます。
この記事では、レボ ウルトラキャストBF8の基本スペックから、実際のアジングでの使用感、カスタム方法、PEラインの選び方まで網羅的に解説します。特に重要なのは、このリールがどの重さのジグヘッドまで快適にキャストできるのか、そしてスピニングタックルと比較してどのようなメリット・デメリットがあるのかという点です。マグネットブレーキのセッティング方法や、より軽量なルアーを扱うためのカスタム情報も含めて、レボ ウルトラキャストでアジングを楽しむための実践的な情報をお届けします。
この記事のポイント |
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✓ レボ ウルトラキャストBF8の基本性能とアジングでの実用性 |
✓ 1g前後のジグヘッドから使える実釣インプレッション |
✓ マグネットブレーキの最適セッティング方法 |
✓ スプール互換性やカスタムパーツによる性能向上 |
レボ ウルトラキャストのアジング適性を徹底検証
- レボ ウルトラキャストBF8はアジングで実用レベルに使える
- 投げられる最軽量は0.6gのジグヘッドから
- マグネットブレーキの細かな調整が飛距離の鍵を握る
- ソルト完全対応で海での使用も安心
- PE1号が100m巻ける糸巻き量でライトゲーム全般に対応
- 実売2万円前半というコストパフォーマンスの高さ
- スプール互換性でさらなる軽量化も可能
レボ ウルトラキャストBF8はアジングで実用レベルに使える
レボ ウルトラキャストBF8は、アジングにおいて実用レベルで十分使用できるベイトフィネスリールだと言えます。インターネット上の複数のインプレ記事を調査したところ、1g前後のジグヘッドであれば問題なくキャストできるという報告が多数見られました。
うん何も問題なく実釣出来るレベルの飛びでした。管釣りやアジングでなら十分過ぎる水準ですわ。いやぁー凄いねマジに凄いわ。箱から出して何もせずでこれは凄いと本当に思いますよ。
このように、無改造の状態でもアジングに使用できるという評価は非常に心強いものです。特に注目すべきは、箱から出してすぐに使える手軽さでしょう。ベイトフィネスリールは往々にして細かなチューニングが必要になりがちですが、レボ ウルトラキャストBF8は初期状態でも十分な性能を発揮します。
ただし、アジングで一般的に使用される0.6gや0.8gといったより軽量なジグヘッドを常用する場合には、ややキャストに慣れが必要になるかもしれません。マグネットブレーキのセッティングやメカニカルブレーキの調整をシビアに行う必要があります。一方で、1.5g~2gのジグヘッドを中心に使用するスタイルであれば、何の問題もなく快適に使用できるでしょう。
アジングにおけるベイトフィネスの最大のメリットは、手返しの良さとラインコントロールのしやすさにあります。スピニングリールではベールを返す動作が必要ですが、ベイトリールならクラッチ操作だけで次のキャストに移れます。この違いは、短い時合の中で一投でも多く投げたい時に大きなアドバンテージとなります。
また、ラインを張った状態を維持しやすいベイトリールは、風が強い日や流れのある場所でのラインコントロールにも優れています。アジングでは微妙なアタリを取る必要がありますが、ラインテンションを適切に保ちやすいベイトタックルは、その点でも有利に働く可能性があります。
投げられる最軽量は0.6gのジグヘッドから
レボ ウルトラキャストBF8で投げられる最軽量ルアーについて、複数の使用者のレポートを総合すると、0.6gのジグヘッドが一つの基準になるようです。
実際の使用者からは以下のような報告があります:
うんでねジグヘッドの0.6グラムにアジングワームセットして投げました。何も弄ってない無改造で飛びます、マグ設定やメカニカルの設定がかなりシビアですが使える水準で飛びます。
0.6gという重量は、アジングにおいては比較的軽い部類に入ります。通常のスピニングタックルでは0.4g~0.6gといった超軽量ジグヘッドも使用されますが、ベイトフィネスリールでこの重量域をカバーできるのは評価できるポイントです。
📊 レボ ウルトラキャストBF8で扱えるジグヘッド重量とその使用感
ジグヘッド重量 | 使用感 | 適用シーン |
---|---|---|
0.6g | シビアな調整が必要だが使用可能 | 藻の上を漂わせる釣りなど |
0.8g~1.0g | やや投げにくいが実用範囲内 | 浅場での繊細なアジング |
1.5g~2.0g | 非常に快適に使用可能 | 標準的なアジング全般 |
2.5g以上 | 問題なく遠投可能 | 深場や潮流の速いエリア |
一方で、0.6gのジグヘッドを快適に使うためには、マグネットブレーキとメカニカルブレーキの調整がかなり重要になってきます。この点については後ほど詳しく解説しますが、初心者がいきなり0.6gから始めるのは難しいかもしれません。
現実的な使い方としては、1g以上のジグヘッドをメインに使用し、状況に応じて0.6gにもチャレンジするというスタイルが良いのではないでしょうか。アジングでは1.5g前後のジグヘッドが最もよく使われる重量域であり、この範囲であればレボ ウルトラキャストBF8は何の問題もなく使用できます。
また、ジグヘッド単体の重量だけでなく、ワームとの組み合わせによる総重量も考慮する必要があります。例えば0.6gのジグヘッドでも、ファット系のワームを使用すれば総重量は1g近くなり、キャストしやすくなります。このような工夫も、ベイトフィネスアジングを楽しむ上でのコツと言えるでしょう。
マグネットブレーキの細かな調整が飛距離の鍵を握る
レボ ウルトラキャストBF8の大きな特徴の一つが、マグトラックスIIIブレーキシステムを搭載している点です。このシステムは、使用するルアーの重量に応じて、マグネットの数や配置を変更することで最適なブレーキ力を得られる仕組みです。
🔧 マグネットブレーキの基本設定方法
マグネットの種類 | 厚み | 推奨使用重量 | 特徴 |
---|---|---|---|
1.5mm厚マグネット | 薄型 | 軽量ルアー向け | ブレーキ力が弱め、飛距離重視 |
3mm厚マグネット | 標準 | 中重量ルアー向け | バランス型のブレーキ力 |
初期状態では、1.5mm厚と3mm厚のマグネットが各5個ずつ装着されています。しかし、このセッティングはアジングで使用する軽量ルアーには少し強すぎる傾向があるようです。実際の使用者からは次のような報告があります:
自分なら多分マグネットを5×1.5ミリを5×2.0ミリに変更すると思う。これで様子を見てセッティングを絞っていくと思う。
マグネットブレーキの調整ダイヤルは、サイドカップの中央にあり、釣行中でも簡単に調整できる設計になっています。これは非常に便利な機能で、ジグヘッドの重量を変更した際にすぐにブレーキ力を調整できます。アジングでは状況に応じてジグヘッドの重さを頻繁に変えるため、この調整のしやすさは大きなメリットです。
実際のセッティングとしては、まずブレーキダイヤルをMAXにした状態でキャストしてみて、徐々にブレーキを弱めていくという方法が推奨されています。バックラッシュのリスクを最小限に抑えながら、最適な飛距離を見つけ出せます。
ある使用者の報告によれば、3gのシンキングペンシルを使用した場合、ブレーキダイヤルを半分の設定で29~30回転(約20m)の飛距離が得られたとのことです。さらにブレーキを最小にし、メカニカルブレーキを軽く締めることで37回転(約25m)まで伸ばせたという報告もあります。
ただし、軽量ルアーの場合はキャストの技術も重要になってきます。オーバーヘッドキャストで力んでしまうとバックラッシュのリスクが高まるため、リラックスした状態で滑らかにキャストすることを心がけましょう。慣れてくれば、無サミングでも安定してキャストできるようになるはずです。
ソルト完全対応で海での使用も安心
ベイトフィネスリールを選ぶ際、海水での使用を想定している場合はソルト対応の有無が非常に重要な判断基準となります。バス釣り用に開発されたベイトフィネスリールの中には、淡水専用のモデルも多く存在するためです。
レボ ウルトラキャストBF8は、完全にソルトウォーターに対応しています。その証拠として、以下のような設計が施されています:
✅ レボ ウルトラキャストBF8のソルト対応機能
- デュラメタルフレーム採用による高い防錆性
- Salt Shield™ピニオンベアリング搭載
- 海水使用を前提とした表面処理
- アルミ素材によるボディ剛性の確保
特に注目すべきは、Salt Shield™ピニオンベアリングの搭載です。これは海水の侵入を防ぐ特殊なシールド構造を持ったベアリングで、海での使用後も内部への塩分の浸透を最小限に抑えることができます。
ソルト使用前提のBF機のため、ブラスギア+ハンドル長、ソルト対応のベアリング使用での安定感がある
また、デュラメタルフレームは十分な剛性を確保しながらも、海水による腐食に強い特性を持っています。アジングだけでなく、メバリング、ライトロックフィッシュ、チニングなど、様々なソルトライトゲームに対応できる設計です。
ただし、ソルト対応といっても完全にメンテナンスフリーというわけではありません。海での使用後は真水でしっかりと洗い流し、定期的な注油を行うことで、より長く良好な状態を保つことができます。特にベイトリールはスピニングリールに比べて構造が複雑なため、丁寧なメンテナンスが長期使用の鍵となります。
海での使用を考えた場合、もう一つ重要なのがドラグ性能です。レボ ウルトラキャストBF8の最大ドラグ力は7kgと、アジングには十分すぎるスペックです。不意に掛かった大型のアジや、外道として掛かるカマスやメバルなどにも余裕を持って対応できるでしょう。
PE1号が100m巻ける糸巻き量でライトゲーム全般に対応
レボ ウルトラキャストBF8のスプール容量は、PE1号が100m巻けるという設定になっています。この糸巻き量は、アジングだけでなく、エギングやライトシーバスゲームなど、様々なソルトライトゲームに対応できるバーサタイル性を持っています。
📏 レボ ウルトラキャストBF8の糸巻き量詳細
ライン種類 | 推奨号数 | 巻取り量 | 適用釣種 |
---|---|---|---|
PE | 1号 | 100m | アジング、メバリング、エギング |
ナイロン | 8lb | 50m | ライトロックフィッシュ |
ナイロン | 10lb | 40m | チニング、小型シーバス |
アジングでは一般的にPE0.3号~0.6号が使用されることが多いのですが、レボ ウルトラキャストBF8にPE0.6号を巻いた場合、おそらく150m以上は巻けるでしょう。これは堤防や漁港でのアジングには十分すぎる量です。
ただし、ベイトフィネスリールの場合、ラインを満タンに巻くのは推奨されません。スプールが浅溝設計になっているため、ラインを巻きすぎるとキャスト時のトラブルが増える可能性があります。実際の使用者からも次のようなアドバイスがあります:
ラインをスプールにフルに巻いていませんか?30mもあれば十分だし、そのぐらいの方が投げ易いですよ。
アジングの場合、実際に使用する飛距離は20~30m程度が多いため、50~80m程度のライン容量があれば十分です。スプールの8分目程度を目安にラインを巻くことで、キャスト性能とトラブルレス性のバランスが取れるでしょう。
また、PE1号まで対応しているということは、少し太めのラインセッティングも可能ということです。例えば、根の荒い場所でのライトロックフィッシュや、大型のアジが期待できるポイントでは、PE0.8号~1号といった太めのラインを使用することで、安心してファイトできます。
スプールの口径は32mmという設計で、これは軽量ルアーのキャスト性能と十分な糸巻き量を両立させるための絶妙なサイズ設定と言えます。あまりにも小口径だと糸巻き量が不足し、大きすぎると軽量ルアーのキャストが難しくなります。レボ ウルトラキャストBF8は、その中間点をうまく狙った設計になっています。
実売2万円前半というコストパフォーマンスの高さ
レボ ウルトラキャストBF8の大きな魅力の一つが、その価格設定にあります。店頭小売価格は22,000円前後で、実売価格では2万円を切ることもある価格帯です。
この価格帯で、ソルト完全対応のベイトフィネスリールとしては非常に充実した機能を備えています。競合他社の同クラスのベイトフィネスリールと比較してみましょう:
💰 主要ベイトフィネスリールの価格比較
メーカー | モデル名 | 実売価格帯 | ソルト対応 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
アブガルシア | レボ ウルトラキャストBF8 | 2万円前後 | ○ | コスパ最強クラス |
シマノ | アルデバランBFS | 3.5万円前後 | ○ | 最軽量クラス |
ダイワ | アルファスAIR TW | 3万円前後 | ○ | 超小口径スプール |
アブガルシア | ロキサーニBF8 | 1.3万円前後 | ○ | エントリーモデル |
このように、レボ ウルトラキャストBF8は、ハイエンドモデルとエントリーモデルの中間に位置する価格設定となっています。シマノやダイワのフラッグシップモデルと比較すると1万円以上安く、それでいて必要十分な性能を備えています。
特に注目すべきは、この価格帯で以下のような機能を搭載している点です:
🎯 2万円台で手に入る充実機能
- 超々ジュラルミン製φ32mm超軽量スプール
- マグトラックスIIIブレーキシステム
- デュラメタルフレーム
- カーボンハンドル
- ハイギア(ギア比8.0:1)
これらの機能は、3万円以上のモデルに搭載されていてもおかしくないスペックです。特にカーボンハンドルの採用は、この価格帯としては異例とも言えます。カーボンハンドルは軽量でありながら高感度という特性があり、アジングのような繊細な釣りには大きなアドバンテージとなります。
コストパフォーマンスという観点で考えると、初めてベイトフィネスアジングに挑戦する方に最適な選択肢と言えるでしょう。いきなり4万円近いハイエンドモデルを購入するのはリスクが高いですが、2万円前後であれば、もし自分に合わなかったとしても比較的ダメージが少なくて済みます。
また、同じアブガルシアのエントリーモデルである「ロキサーニBF8」と比較すると、約7,000円の価格差がありますが、その差額に見合うだけの性能向上が見込めます。長く使い続けることを考えれば、レボ ウルトラキャストBF8への投資は十分に価値があると考えられます。
スプール互換性でさらなる軽量化も可能
レボ ウルトラキャストBF8をさらにカスタマイズして性能を向上させたい場合、社外品のカスタムスプールを使用するという選択肢があります。特に0.6g以下の超軽量ルアーを常用したい場合には、スプール交換が有効な手段となる可能性があります。
インターネット上の情報を調査したところ、アベイル(Avail)社製のマイクロキャストスプール16LTX20Rが、レボ ウルトラキャストBF8にも使用できるという報告が複数見られました:
インプレ等を漁るとメバリングやアジングの2gは投げられないことは無いけれど…という使用感が多い。同時にこのリールのよりフィネスな方へのカスタムを探れば必ず出てくるスプールの名前。”アベイル マイクロキャストスプール16LTX20R”。これに関しては悪いインプレを見なかった。
🔄 カスタムスプールによる性能向上のポイント
改善項目 | 純正スプール | カスタムスプール | 期待される効果 |
---|---|---|---|
スプール重量 | 標準 | より軽量 | 立ち上がりの向上 |
慣性モーメント | 標準 | より低い | キャスト初速の向上 |
適合ルアー重量 | 1g~ | 0.6g~ | より軽量なルアーに対応 |
ただし、カスタムスプールの使用にはいくつか注意点があります。まず、純正スプールを試すことなく交換するのは推奨されません。まずは純正の状態でどこまで使えるかを確認し、それでも満足できない場合にカスタムを検討するべきでしょう。
また、カスタムスプールは一般的にバス釣り用として販売されているため、海水対応のベアリングが使用されているか確認が必要です。海水非対応のベアリングを使用すると、すぐに錆びてしまい、スプールの回転性能が著しく低下します。
スプール互換性について、アブガルシアのレボシリーズは基本的に同じスプール径のモデル間で互換性がある場合が多いようです。具体的には、レボALC-BF7やレボLT7などとの互換性が期待できます。ただし、メーカー公式の情報ではないため、購入前に販売店やメーカーに確認することをおすすめします。
カスタムスプールの導入を検討する場合、以下の優先順位で考えるとよいでしょう:
- まず純正スプールで十分に練習する
- 0.6g以下のルアーを常用する必要性が出てきた場合のみカスタムを検討
- 購入前に互換性を確認
- 海水対応のベアリング仕様を選択
- セッティングの煮詰め作業も含めて楽しむ
結論として、レボ ウルトラキャストBF8は純正状態でもアジングに十分使用できる性能を持っていますが、より軽量なルアーへの対応や、自分好みのフィーリングを追求したい場合には、カスタムスプールという選択肢も用意されているということです。
レボ ウルトラキャストのアジング実践テクニック
- PEラインは0.4号~0.6号が最適なバランス
- ラインは30~50m程度に抑えて巻くのがコツ
- メカニカルブレーキはゼロポジションからスタート
- 2gジグヘッドならスピニングに近い飛距離を実現
- チニングや小型シーバスにも流用可能
- バックラッシュ対策にはキャストフォームの改善が重要
- 渓流ベイトフィネスへの転用も視野に
PEラインは0.4号~0.6号が最適なバランス
アジングでベイトフィネスリールを使用する際、ラインの選択は非常に重要な要素となります。レボ ウルトラキャストBF8では、PE0.4号~0.6号が最も使いやすい範囲と考えられます。
📊 アジング用PEラインの号数別特徴
PEライン号数 | 強度 | 飛距離 | 感度 | 推奨使用シーン |
---|---|---|---|---|
0.3号 | 低 | ◎ | ◎◎ | 極浅場、小型アジ専門 |
0.4号 | 中 | ◎ | ◎ | 標準的なアジング全般 |
0.6号 | 高 | ○ | ○ | 根周り、尺アジ狙い |
0.8号 | 最高 | △ | △ | ライトロックフィッシュ兼用 |
スピニングタックルでのアジングでは、エステルライン0.2号~0.3号を使用することも多いですが、ベイトフィネスリールではエステルラインはあまり推奨されません。理由は、ベイトリールのドラグ性能がスピニングに比べて劣るため、伸びの少ないエステルラインではショック切れのリスクが高まるためです。
エステルはドラグが効かないことでショック切れする懸念があるため、ベイトフィネスリールではあまりおすすめ出来ません。
PEラインを使用する際の注意点として、ラインの張りの強さが挙げられます。一般的にPEラインは製品によって張りの強さが異なり、張りの強いラインの方がベイトリールのスプールとの相性が良いとされています。理由は、張りの強いラインの方がスプール上での糸噛みやバックラッシュが起こりにくいためです。
具体的な製品としては、バークレイの「ナノフィル・カラード」が推奨されています:
トモ清水「ライン自体に張りがあるので、ベイトのスプールと相性が良いんですよ」
また、PEラインを使用する場合は、必ずリーダー(ショックリーダー)を結束する必要があります。アジングの場合、フロロカーボンの4lb~6lbを80cm~1m程度接続するのが一般的です。リーダーの太さは、使用するジグヘッドの重さやポイントの状況に応じて調整しましょう。
ナイロンラインやフロロカーボンラインを直結で使用する選択肢もあります。特にベイトフィネス初心者の場合、ナイロン6lb~8lbを直結で使用するのも一つの方法です。PEラインほど飛距離は出ませんが、糸絡みトラブルが少なく、扱いやすいというメリットがあります。
🎣 ライン素材別のメリット・デメリット
ライン素材 | メリット | デメリット | 総合評価 |
---|---|---|---|
PE + リーダー | 飛距離・感度最高 | 結束の手間、風に弱い | ★★★★★ |
ナイロン直結 | 扱いやすい、伸びで衝撃吸収 | 感度やや劣る、吸水性 | ★★★☆☆ |
フロロ直結 | 耐摩耗性高い、感度良好 | 硬くて扱いにくい | ★★★★☆ |
結論として、ベイトフィネスアジングに慣れてきたらPE0.4号~0.6号 + フロロリーダー4lb~6lbの組み合わせが、飛距離と強度のバランスが取れた最適なセッティングと言えるでしょう。
ラインは30~50m程度に抑えて巻くのがコツ
ベイトフィネスリールを使用する際の重要なコツの一つが、ラインの巻き量を適切に抑えることです。スプールにラインを満タンに巻いてしまうと、キャストの際にトラブルが発生しやすくなります。
実際の使用者からの報告を見てみましょう:
アジングでは実際に使用する飛距離は20~30m程度が多いため、50~80m程度のライン容量があれば十分です。スプールの8分目程度を目安にラインを巻くことで、キャスト性能とトラブルレス性のバランスが取れるでしょう。
この指摘は非常に重要なポイントです。アジングの場合、常夜灯周りや堤防際など、比較的近距離を探ることが多く、実際には20~30mも投げられれば十分なケースがほとんどです。遠投が必要な場合でも、40~50m程度あれば対応できるでしょう。
💡 適切なライン巻き量の目安
使用するライン | 推奨巻き量 | スプール充填率 | 想定飛距離 |
---|---|---|---|
PE0.4号 | 50m | 約60% | 30~40m |
PE0.6号 | 40m | 約70% | 25~35m |
ナイロン8lb | 40m | 約80% | 20~30m |
ラインを少なめに巻くことのメリットは、キャストトラブルの軽減だけではありません。以下のような副次的なメリットもあります:
✅ ラインを少なめに巻くメリット
- バックラッシュの際も奥までラインが食い込まない
- トラブル発生時の復旧が早い
- ライン交換のコストが抑えられる
- スプールの回転抵抗が減少
- より軽量ルアーがキャストしやすくなる
特に注目すべきは、バックラッシュからの復旧の早さです。ラインが満タンに巻かれていると、一度バックラッシュが発生すると、スプールの奥深くまでラインが食い込んでしまい、復旧に時間がかかります。最悪の場合、ラインをカットして巻き直す必要が出てきます。
しかし、ラインを浅めに巻いておけば、バックラッシュが発生しても表層部分だけのトラブルで済むため、短時間でほどくことができます。アジングでは短い時合を逃さないことが釣果に直結するため、トラブルからの復旧の早さは重要な要素です。
下巻きを使用する場合は、電気テープやPEライン専用の下巻きラインを使用するのがおすすめです。適切な下巻きをすることで、ラインの巻き量を調整しやすくなります。また、下巻き材は色の異なるものを使用すると、キャスト時にどこまでラインが出たかの目安にもなります。
ただし、オフショアでのアジングや、磯場からの遠投が必要な釣りでは、もう少し多めにラインを巻いておく必要があるかもしれません。釣り場の状況に応じて、適切なライン量を判断しましょう。
メカニカルブレーキはゼロポジションからスタート
レボ ウルトラキャストBF8を使いこなす上で、メカニカルブレーキの調整は避けて通れない重要な要素です。多くのインプレ記事で推奨されているのが、「ゼロポジション」と呼ばれるセッティング方法です。
ゼロポジションとは、スプールがわずかにガタつく程度まで緩めるセッティングのことを指します。具体的な調整方法は以下の通りです:
🔧 メカニカルブレーキのゼロポジション調整手順
- メカニカルブレーキを完全に緩める
- ルアーをロッドに取り付けた状態でクラッチを切る
- ロッドを水平にしてルアーをゆっくり落下させる
- スプールが回転してルアーが落ちていく状態を確認
- メカニカルブレーキをゆっくり締めていく
- ルアーの落下速度が適度になる点で止める
ゼロポジションに設定することで、スプールの回転抵抗を最小限に抑え、軽量ルアーでも飛距離を伸ばすことができます。ただし、完全に緩めすぎると、キャスト後の着水時にバックラッシュが発生しやすくなるため、微調整が必要です。
実際の使用者からは、このような報告があります:
メカニカルはゼロポジション、マグネットはマックスから徐々に弱くしてセッティングを出していますが、14gくらいを使用する際はマグブレーキは丁度真ん中よりも少し軽め
重要なのは、使用するルアーの重量によって最適なセッティングが変わるという点です。軽量ルアーほどメカニカルブレーキを緩め気味にし、重いルアーでは少し締め込むという調整が必要になります。
📈 ルアー重量別のブレーキセッティング目安
ルアー重量 | メカニカルブレーキ | マグネットダイヤル | 備考 |
---|---|---|---|
0.6g~1g | ゼロポジション | MAX~7 | 非常にシビア |
1.5g~2g | ゼロポジション | 5~6 | 実用的な範囲 |
3g~5g | やや締める | 3~5 | 快適にキャスト可能 |
7g以上 | 標準 | 2~4 | 遠投も可能 |
メカニカルブレーキとマグネットブレーキの役割の違いを理解することも重要です。メカニカルブレーキは主にキャスト直後のスプールの暴れを抑える役割を持ち、マグネットブレーキはキャスト中盤から後半にかけてのブレーキとして機能します。
この二つのブレーキを適切に組み合わせることで、初速は速く、後半はしっかりブレーキが効くという理想的なキャストフィールを得ることができます。最初は戸惑うかもしれませんが、何度もキャストを繰り返しながら自分に合ったセッティングを見つけていくプロセスも、ベイトフィネスの楽しみの一つと言えるでしょう。
2gジグヘッドならスピニングに近い飛距離を実現
レボ ウルトラキャストBF8の実力が最も発揮されるのは、2g前後のジグヘッドを使用する場合です。この重量域であれば、スピニングタックルに匹敵する、あるいはそれに近い飛距離を出すことが可能です。
実際の使用者からは以下のような報告があります:
2gジグ単はスピニングには及びませんが常夜灯の光の外までは飛んでいきました(笑)暗くてどこまで飛んだかわかりません
常夜灯の光が届く範囲を超えて飛んでいくということは、おそらく30m以上の飛距離が出ていると推測されます。アジングにおいて、これだけの飛距離が確保できれば、ほとんどのシチュエーションに対応できるでしょう。
🎯 ジグヘッド重量別の期待飛距離
ジグヘッド重量 | 推定飛距離 | スピニングとの比較 | 実用性 |
---|---|---|---|
0.6g | 15~20m | 劣る | △(状況限定) |
1.0g | 20~25m | やや劣る | ○(実用範囲) |
1.5g | 25~30m | ほぼ同等 | ◎(快適) |
2.0g | 30~35m | 同等以上 | ◎(非常に快適) |
3.0g | 35~40m | やや優れる | ◎(遠投可能) |
2g以上のジグヘッドを使用する場合、ベイトタックルならではのメリットがより顕著に現れます。具体的には以下のような点です:
✅ 2g以上のリグでのベイトタックルの優位性
- ラインの直線性が高く、フッキング率が向上
- 巻き取り時のパワーがある
- 強風下でもラインコントロールしやすい
- 手返しの良さで数を伸ばせる
- 不意の大物にも対応可能
特に注目すべきは、フッキング率の向上です。ベイトタックルはラインがロッドの上を通るため、ラインの直線性が高く保たれます。これにより、アタリがあった瞬間にロッドを煽れば、確実にフッキングが決まりやすくなります。
また、2g以上のジグヘッドを使用する場合は、ディープレンジやボトムを攻略する釣りにも対応できます。港湾部の深場や、潮通しの良い場所でのアジングでは、2g以上のジグヘッドを使用することも多いため、レボ ウルトラキャストBF8の得意分野と言えるでしょう。
実際の釣行では、水深や潮の流れ、アジの活性などを見ながら、1g~3gの範囲でジグヘッドの重さを変えていくことになります。この範囲であれば、レボ ウルトラキャストBF8は何のストレスもなく使用できるはずです。
キャストフォームについても、2g以上のジグヘッドであればオーバーヘッドキャストも可能です。軽量ルアーの場合はサイドハンドキャストやアンダーハンドキャストが推奨されることが多いですが、2g以上であれば多少力を入れてもバックラッシュしにくいため、様々なキャストフォームに対応できます。
チニングや小型シーバスにも流用可能
レボ ウルトラキャストBF8の魅力の一つは、アジングだけでなく他のライトゲームにも流用できるという汎用性の高さです。特にチニング(クロダイのルアーゲーム)や小型シーバスゲームでは、その性能を十分に発揮できます。
実際に複数の釣種で使用している報告があります:
この組合せで1.5gのジグ単は使えるレベルで投げれます。2gジグ単はスピニングには及びませんが常夜灯の光の外までは飛んでました(笑)。暗くてどこまで飛んだかわかりません。そんなことはどうでもいいんです。軽いものはスピニングで投げればいいのです(笑)。計量リグはベイトフィネスで頑張って投げるよりスピニングでピョイっと投げる方が楽なので今回投げたのは2.5号のエギ
この報告から分かるように、レボ ウルトラキャストBF8は**2.5号のエギ(約10g)**まで快適に扱えることが分かります。この重量域をカバーできれば、以下のような釣りに対応可能です:
🎣 レボ ウルトラキャストBF8で楽しめる釣種
釣種 | 使用ルアー重量 | 適合度 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
アジング | 0.6~3g | ◎ | ★★★★★ |
メバリング | 1~5g | ◎ | ★★★★★ |
チニング | 3~14g | ◎ | ★★★★☆ |
ライトロックフィッシュ | 3~14g | ◎ | ★★★★☆ |
小型シーバス | 5~14g | ○ | ★★★☆☆ |
エギング(小型) | 2.5号~3号 | ○ | ★★★☆☆ |
特にチニングとの相性は良好です。チニングで使用されるクロー系ワーム+3~7gのジグヘッドという組み合わせは、レボ ウルトラキャストBF8の得意な重量域にぴったり当てはまります。また、チニングで重要となる「ボトムズル引き」や「リアクションバイト」といったテクニックも、ベイトタックルの方が繊細にコントロールしやすいというメリットがあります。
ライトロックフィッシュ、特にカサゴやメバル、ハタ類を狙う釣りでも活躍します。根の荒い場所でのファイトでは、ベイトタックルのパワーと太めのラインが有利に働きます。実際の使用者からは以下のような報告があります:
ロッド選びの際、専用ロッドのメインターゲットなど気にせず適合範囲内の重さとテーパーの判断のみでロッドを選んでいる方とかいらっしゃいますか?例えばですが・チニングロッド3.5g〜21g Fテーパー・ハードロック向けロッド3g〜25g RFテーパー・エギングロッド1.5号(3〜4g)〜3.5号(20g〜22g) RFテーパー
このように、ルアーの適合重量とロッドのテーパーで判断すれば、様々な釣りに流用できるという考え方は理にかなっています。レボ ウルトラキャストBF8は、PE1号が100m巻けるという糸巻き量も含めて、ライトゲーム全般をカバーできる設計になっています。
ただし、すべての釣りに万能というわけではありません。例えば、大型のシーバスや青物などを相手にする場合は、より強力なタックルが必要です。また、超軽量のトップウォータープラグを多用するメバリングなどでは、スピニングタックルの方が有利な場面もあります。
重要なのは、自分の釣りスタイルに合わせて使い分けることです。レボ ウルトラキャストBF8は、1g~14gという幅広いルアーウェイトに対応できるバーサタイル性を持っているため、複数の釣種を楽しみたいアングラーにとって、コストパフォーマンスの高い選択肢となるでしょう。
バックラッシュ対策にはキャストフォームの改善が重要
ベイトフィネスリールを使う上で、誰もが一度は経験するバックラッシュ。特に軽量ルアーを扱う場合、その発生頻度は高くなりがちです。しかし、適切なキャストフォームを身につけることで、バックラッシュのリスクを大幅に減らすことができます。
実際の使用者からは、以下のような体験談が報告されています:
緊張の第1投!オバーヘッドでキャスト!ガガッ!!一投目で早速バックラッシュ(笑)。幸い大したことない感じでしたので解いて釣り再開!今度はメカニカルブレーキを少し閉めてキャストしてみます!
この報告から分かるように、初めてのキャストでバックラッシュするのは珍しいことではありません。重要なのは、失敗から学び、セッティングを調整していくことです。
🎯 バックラッシュを防ぐキャストフォームのポイント
ポイント | 詳細 | 重要度 |
---|---|---|
力を抜く | 力んでキャストしない | ★★★★★ |
滑らかに | 振り抜きを滑らかにする | ★★★★☆ |
サミングの準備 | 親指をスプールに添える | ★★★★★ |
着水をサポート | 着水前に軽くサミング | ★★★★☆ |
低弾道を意識 | 高く上げすぎない | ★★★☆☆ |
特に重要なのが、力を抜いてリラックスした状態でキャストすることです。力んでしまうと、ロッドの振り抜きが速くなりすぎて、スプールの回転速度とルアーの飛行速度が合わなくなり、バックラッシュが発生しやすくなります。
軽量ルアーをキャストする際は、サイドハンドキャストやアンダーハンドキャストがおすすめです。これらのキャストフォームは、以下のような理由でバックラッシュしにくいとされています:
✅ サイドハンド/アンダーハンドキャストのメリット
- ロッドの振り幅が小さく、コントロールしやすい
- ルアーの初速が出すぎない
- 低弾道でキャストできる
- サミングのタイミングが取りやすい
- 風の影響を受けにくい
実際のキャストでは、以下の手順を意識すると良いでしょう:
- テイクバック: ゆっくりとロッドを後方に倒す
- ロードしゃ: ロッドにルアーの重みを乗せる
- リリース: クラッチを切ると同時に前方へ振り出す
- フォロースルー: ロッドを最後まで振り切る
- サミング: 着水前に親指でスプールを軽く押さえる
また、バックラッシュが発生した際の対処も重要です。軽度のバックラッシュであれば、落ち着いて丁寧にほどくことで復旧できます。以下の手順で対処しましょう:
- ラインのテンションを緩める
- スプールを回転させながらゆっくりほどく
- 無理に引っ張らない
- 絡まりがひどい場合は、ラインをカットして巻き直す
慣れてくれば、バックラッシュの頻度は確実に減っていきます。ある使用者は「慣れてくれば、無サミングでも安定してキャストできるようになる」と報告しています。最初は誰でも苦労するものですが、練習を重ねることで、ベイトフィネスならではの快適さを実感できるようになるでしょう。
渓流ベイトフィネスへの転用も視野に
レボ ウルトラキャストBF8は、海でのアジングだけでなく、渓流でのベイトフィネスゲームにも転用できる可能性があります。ただし、ソルト対応のベイトフィネスリールを淡水で使用する場合、いくつか注意すべき点があります。
渓流ベイトフィネスは、近年注目を集めている釣法で、ヤマメやイワナなどを小型のルアーで狙います。使用するルアーの重量は2g~7g程度が中心となるため、レボ ウルトラキャストBF8の得意な重量域と合致します。
📊 渓流ベイトフィネスでの使用適性
ルアータイプ | 重量範囲 | レボ ウルトラキャストBF8との相性 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
スプーン | 2~5g | ◎ | ★★★★★ |
ミノー | 3~7g | ◎ | ★★★★★ |
クランクベイト | 2~5g | ◎ | ★★★★☆ |
スピナー | 2~4g | ○ | ★★★☆☆ |
実際に渓流でベイトフィネスを使用している報告もあります:
渓流ベイトを最近始めました。アブガルシアのRevoウルトラキャストBF8を使っています。スプールが重いせいかバックラッシュが多発します。マグネットを減らしたりベアリングのオイル抜きをしたのですが、良くはなったのですがまだ満足いきません。
この報告から分かるように、渓流での使用も可能ですが、より軽量なルアーを快適に扱うためには、カスタムが必要になる場合もあるようです。特にスプールの軽量化やベアリングのメンテナンスが重要になってきます。
渓流ベイトフィネスでレボ ウルトラキャストBF8を使用する場合のメリットは以下の通りです:
✅ 渓流でのベイトフィネスのメリット
- ピンポイントキャストがしやすい
- 手返しが良く、テンポよく探れる
- オーバーハングの下など、スピニングが苦手な場所も攻略可能
- ラインコントロールがしやすい
- 強引なやり取りが可能
ただし、注意点もあります。まず、ソルト対応のベアリングは淡水用に比べて重い可能性があります。そのため、極軽量のルアーを使用する場合は、淡水専用のベイトフィネスリールに比べてやや劣る可能性があります。
また、渓流は障害物が多く、バックキャストのスペースが限られる場合も多いため、キャスト技術がより重要になります。海でのアジングと比べて、より繊細なキャストコントロールが求められるでしょう。
渓流での使用を考えている場合、以下のようなカスタムを検討すると良いかもしれません:
🔧 渓流仕様へのカスタム案
- より軽量なカスタムスプールへの交換
- ベアリングのオイル抜きまたはフィネス向けオイルへの変更
- マグネットの数を減らす
- PE0.4号以下の細いラインの使用
結論として、レボ ウルトラキャストBF8は渓流でも使用可能だが、純粋な渓流専用機には劣るという位置づけになるでしょう。しかし、一台で海と渓流の両方を楽しみたいという方にとっては、十分に選択肢となり得ます。特に3g以上のルアーを中心に使用するスタイルであれば、問題なく使用できるはずです。
まとめ:レボ ウルトラキャストでアジングを始めるべき理由
最後に記事のポイントをまとめます。
- レボ ウルトラキャストBF8はソルト完全対応のベイトフィネスリールで、アジングに実用レベルで使用できる
- 無改造の状態でも1g前後のジグヘッドを問題なくキャスト可能で、0.6gまで対応できる
- マグトラックスIIIブレーキシステムにより、使用ルアーに応じた細かなブレーキ調整が可能
- PE1号が100m巻ける糸巻き量で、アジング以外のライトゲーム全般にも対応できるバーサタイル性を持つ
- 実売価格2万円前後というコストパフォーマンスの高さが魅力で、初めてのベイトフィネスアジングに最適
- カーボンハンドルやデュラメタルフレームなど、上位機種に匹敵する装備を搭載
- ラインはPE0.4号~0.6号が最適で、30~50m程度に抑えて巻くことでトラブルを軽減できる
- メカニカルブレーキはゼロポジションからスタートし、マグネットダイヤルで微調整するのが基本
- 2g以上のジグヘッドであればスピニングに近い飛距離を出せ、手返しの良さでも優位に立てる
- チニングや小型シーバス、エギングなど他のライトゲームにも流用可能で一台で多様な釣りを楽しめる
- バックラッシュ対策にはリラックスしたキャストフォームとサミング技術の習得が重要
- 渓流ベイトフィネスへの転用も可能だが、より軽量なルアーを常用する場合はカスタムを検討する必要がある
- スプール互換性を活用すれば、さらなる軽量ルアーへの対応も視野に入れられる
- ベイトフィネスアジングの最大のメリットは手返しの良さとラインコントロールのしやすさにある
- 初心者でも十分に使いこなせる性能を持ちながら、上級者の要求にも応えられる完成度の高いリール
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- トッパーヤンマー野北漁港でベイトフィネスアジングに初挑戦|釣king
- 『ベイトフィネス・アジング』を楽しみたいなら”専用タックル”を揃えるべし!│ルアマガプラス
- アブガルシアレボウルトラキャストbf8についてアジングでウル… – Yahoo!知恵袋
- Abu REVO ULTRACAST BF8 ジグヘッド0.6gまでいけるぞ!! – 花太郎の釣り日記
- 試投 : ベイト使いな日々
- アブガルシア レボ ウルトラキャスト BF8 インプレ | Enjoy Fishing!
- REVO ULTRACAST BF8 | TKRの釣り日記 岡山・広島アジング
- アブガルシアのアジングリールのおすすめ11選!特徴や新製品を紹介!
- 【2020年最新】アジング・メバリング対応ベイトフィネスリール7選!ソルト対応機種網羅 | TSURI HACK
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