アジングを始めたいけれど、高価なルアーを何個も買うのは躊躇してしまう…そんな悩みを抱えている釣り人は多いのではないでしょうか。特にマイクロジグは根掛かりでロストすることも多く、コストがかさむのが悩みどころです。そこで注目を集めているのが、ダイソーから発売されている「メタルジグマイクロ」です。わずか110円(税込)という価格ながら、本格的なアジングで十分に使える性能を備えていると評判になっています。
この記事では、インターネット上に散らばるダイソーマイクロジグの実釣レポートや使用感、改造方法などの情報を収集し、アジングでの実力を徹底的に検証していきます。カラーの選び方から具体的な釣り方、タックルセッティングまで、初心者の方にも分かりやすく解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
この記事のポイント |
---|
✓ ダイソーマイクロジグの基本スペックと価格の魅力 |
✓ アジングでの効果的な使い方とアクション方法 |
✓ カラー選択と状況に応じた使い分けのコツ |
✓ 実際の釣果報告から見る実力と改造テクニック |

ダイソーマイクロジグでアジングを始めるための基礎知識
- ダイソーマイクロジグの基本スペックは初心者にも扱いやすい設計
- アジングに最適なウェイトは3gと5gの使い分けがポイント
- カラーバリエーションは定番3色から始めるのがおすすめ
- フック構成はアシストフック&トレブルフックの二段構え
- 価格は110円で気軽にロストを恐れず使える
- 他社製品と比較しても遜色ない品質を実現
ダイソーマイクロジグの基本スペックは初心者にも扱いやすい設計
ダイソーから発売されている「メタルジグマイクロ」は、アジングをはじめとするライトゲームに特化した小型メタルジグです。価格は110円(税込)という驚異的なコストパフォーマンスを実現しながら、本格的な釣りに対応できる仕様となっています。
商品のラインナップは非常にシンプルで、ウェイトは3gと5gの2種類が用意されています。3gモデルは全長約34.1mm、高さ6.2mm、厚み2.9mmで実測重量は3.5g程度、5gモデルは全長約40mm、高さ7.4mm、厚み3.5mmで実測重量は5.8g程度となっています。
📊 ダイソーマイクロジグの基本仕様
項目 | 3gモデル | 5gモデル |
---|---|---|
全長 | 約34.1mm | 約40mm |
高さ | 6.2mm | 7.4mm |
厚み | 2.9mm | 3.5mm |
実測重量 | 約3.5g | 約5.8g |
価格 | 110円(税込) | 110円(税込) |
形状はセンターバランス設計が採用されており、フロントバランスとリアバランスの中間的な性能を持っています。これにより、様々な状況やターゲットに対応しやすく、初心者でも扱いやすい特性を備えていると言えるでしょう。
ボディは左右対称のスリム形状で、塗装の仕上がりも100円商品とは思えないほど綺麗です。アイシールまでしっかり貼られており、細部まで配慮された作りになっています。本体後方にはウェイト表記が印刷されているため、釣り場で「これ何gだっけ?」と迷うこともありません。
一般的に、釣具メーカーから発売されているマイクロジグは500円以上する商品が多く、中には700円近い価格設定のものもあります。それに対してダイソーのマイクロジグはメーカー品の約5分の1の価格で購入できるため、根掛かりを恐れずに積極的に攻めることができるのが最大のメリットと言えます。
アジングに最適なウェイトは3gと5gの使い分けがポイント
ダイソーマイクロジグの3gと5gをアジングで使い分ける際は、水深と潮の速さが判断基準になります。一般的には、水深1.5mまでの浅場では3g、それより深い場所では5gを選ぶのが基本となります。
3gモデルの特徴は、軽量ゆえのスローフォールです。ゆっくりと沈下していく過程でアジにアピールでき、活性の低い状況でも口を使わせやすいメリットがあります。風の弱い凪の日や、小型のアジが多い場合にも3gが効果的です。
ダイソーマイクロジグ3gシルバーに変えた途端にアジやらカサゴやらが短時間でかかりはじめました。
一方、5gモデルは飛距離が大幅に向上し、2gの差とは思えないほど遠投が効きます。また、重量があるため風の影響を受けにくく、レンジキープ(一定の層を維持すること)がしやすいという利点もあります。水深の深い場所や風の強い日には5gの選択が賢明でしょう。
🎣 ウェイト選択の目安
状況 | 推奨ウェイト | 理由 |
---|---|---|
水深1.5m以下 | 3g | スローフォールでアピール |
水深1.5m以上 | 5g | 素早く底まで到達 |
風が強い日 | 5g | 風の影響を受けにくい |
凪の日 | 3g | 繊細なアクションが可能 |
小型アジ狙い | 3g | サイズに合わせたマッチザベイト |
実際の使用感として、飛距離は3gで約18~20m、5gで約24~27m程度飛ぶという報告があります。アジングロッド6.10fにPEライン0.3号という一般的なタックルでの飛距離ですので、参考になるのではないでしょうか。
ただし、ダイソーのマイクロジグには7g以上のラインナップがないため、より深場や速い潮流に対応するには限界があります。おそらく今後のラインナップ拡充に期待したいところですが、現状では浅場から中層のアジングに特化した使い方になるでしょう。
カラーバリエーションは定番3色から始めるのがおすすめ
ダイソーマイクロジグのカラー展開は、シルバー、赤金(アカキン)、イワシ(ブルー)の3色が基本ラインナップとなっています。なお、店舗によってはミドキン(緑金)、チャート、ブルーピンクといった新色が追加されている場合もあります。
それぞれのカラーには明確な使い分けの理論があり、状況に応じて選択することで釣果を伸ばすことができます。最も汎用性が高いのはシルバーカラーで、フラッシング効果が強いため広範囲をサーチするパイロットルアーとして活躍します。ただし、夜釣りで外灯下などでは反射が強すぎて魚に見破られる可能性もあるため注意が必要です。
赤金カラーは、朝マズメや夕マズメなど光量が少ない時間帯に威力を発揮します。また、濁り潮の中でも適度に目立ちながら馴染むため、実績の高いカラーとして多くの釣り人に支持されています。
🎨 カラー別使用シーン早見表
カラー | 最適な状況 | アピール度 | おすすめ時間帯 |
---|---|---|---|
シルバー | クリアウォーター | 強 | デイゲーム全般 |
赤金 | 濁り潮・ローライト | 中 | 朝夕マズメ |
イワシ(ブルー) | マイクロベイトパターン | 中~弱 | デイゲーム |
ミドキン(緑金) | 濁り潮 | 中 | 朝夕マズメ |
チャート | 濁り潮・ナイトゲーム | 強 | 夜釣り |
イワシ(ブルー)カラーは、澄潮のデイゲームやマイクロベイト(小魚の稚魚)が入っている時に最適です。リアルカラーでありながら適度なフラッシングも伴うため、オールマイティーに使用できる万能カラーと言えるでしょう。
実際の釣果報告を見ると、カラーによって釣果が大きく変わったという事例が複数報告されています。濁り潮でシルバーに変更した途端に連続ヒットしたという報告もあり、カラーローテーション(色の変更)の重要性が示唆されています。
初心者の方は、まずシルバー、赤金、イワシの定番3色を揃えておけば、ほとんどの状況に対応できるはずです。慣れてきたら新色も試してみて、自分なりの勝ちパターンを見つけていくのも釣りの楽しみの一つでしょう。
フック構成はアシストフック&トレブルフックの二段構えが魅力
ダイソーマイクロジグの大きな特徴の一つが、ティンセル付きアシストフックとトレブルフックの両方が標準装備されている点です。これは100円商品としては驚異的な仕様で、釣具メーカー品でも500円以上する製品と同等の装備となっています。
ただし、重要な注意点として、新色(ミドキン、チャート、ブルーピンク)にはアシストフックが付いていないという情報があります。店舗で購入する際は、旧カラー(シルバー、赤金、イワシ)を優先して選ぶことをおすすめします。
フロントに装着されているアシストフックは、ティンセル(キラキラした飾り糸)付きで、これがさらなるアピール力を生み出します。フックサイズは#12程度とされ、小型のアジにも対応できる適切なサイズ設定です。
📌 標準装備フックの特徴
✅ フロントフック:アシストフック(ティンセル付き)
- 小型魚のバイトもキャッチしやすい
- ティンセルによる追加アピール
- 根掛かり回避にも貢献
✅ リアフック:トレブルフック#12程度
- フッキング率の向上
- 表層・中層での使用に有利
- ボトム使用時は根掛かりリスクあり
トレブルフックは表層や中層で使用する際に、魚のバイトを絡め取る効果が高いというメリットがあります。一方で、ボトム(底)付近で使用する場合は岩や海藻に引っかかりやすいというデメリットもあります。
針先の鋭さについては、100円商品としては十分な水準という評価が多いものの、釣具メーカー製のフックと比較すると若干劣るかもしれません。本格的に使い込む場合は、フック交換も視野に入れると良いでしょう。
交換用のフックとしては、スミスのメバルフックバーブレス#12やメジャークラフトのジグパラアシストフックなどが推奨されています。特にバーブレス(返しなし)フックは、フッキング性能を保ちながら安全性も高いためおすすめです。
他社製品との比較で見えてくるコストパフォーマンスの高さ
ダイソーマイクロジグの真価は、他社製品と比較することでより鮮明になります。一般的な釣具メーカーのマイクロジグは、おおよそ500円から700円程度の価格帯が中心です。例えば人気の高いジグパラマイクロなどは600円前後で販売されています。
価格差は約5~6倍にもなりますが、基本性能においては大きな差がないという評価が多く見られます。塗装の質、フックの鋭さ、アクションの安定性など、細部では確かに差があるかもしれませんが、魚を釣るという本来の目的においては十分に機能するようです。
💰 マイクロジグ価格比較
メーカー・商品名 | 価格 | ダイソーとの価格差 |
---|---|---|
ダイソー メタルジグマイクロ | 110円 | – |
メジャークラフト ジグパラマイクロ | 約600円 | 約5.5倍 |
オーナー 撃投ジグマイクロ | 約700円 | 約6.4倍 |
ジャッカル ビッグバッカージグマイクロ | 約550円 | 約5倍 |
特に初心者や、根掛かりの多いポイントで釣りをする場合、ダイソーマイクロジグのロストを恐れずに攻められるメリットは計り知れません。1回の釣行で3個ロストしても330円で済むのに対し、メーカー品なら1,800円以上の出費になります。
また、100円ショップのセリアからも類似のマイクロジグが発売されており、ダイソー製品との比較も興味深い点です。おそらく両者には若干の仕様差があると思われますが、どちらも100円という価格帯で本格的な釣りが楽しめる点では共通しています。
ただし、コストパフォーマンスが高いからといって、すべての面でメーカー品と同等というわけではありません。フックの耐久性や針先の鋭さ、塗装の剥がれにくさなどでは、やはり高価格帯の製品に軍配が上がるでしょう。しかし、初期投資を抑えたい初心者や、数を揃えてカラーローテーションを楽しみたい釣り人にとっては、ダイソーマイクロジグは最良の選択肢の一つと言えます。
ダイソーマイクロジグが品薄になる理由は圧倒的な人気
ダイソーマイクロジグは発売以来、全国的に品薄状態が続いているという報告が多数寄せられています。釣具コーナーを訪れても売り切れていることが多く、見つけたら即購入を推奨する声も少なくありません。
この品薄状態の背景には、いくつかの要因が考えられます。まず第一に、圧倒的なコストパフォーマンスによる需要の急増です。SNSや釣りブログで「ダイソーで本格的な釣りができる」という情報が拡散され、多くの釣り人が店舗に殺到したと推測されます。
総括としてはダイソーメタルジグマイクロはぶっちゃけ買いです!!!爆買いです!!!
第二の要因として、製造・供給体制の限界も考えられます。100円という価格を実現するためには、製造コストを極限まで抑える必要があり、大量生産には一定の時間がかかる可能性があります。
🔍 品薄の主な理由(推測)
- SNSでの情報拡散による需要急増
- 製造コスト抑制のための限定的な生産体制
- 転売目的の買い占め(一部地域)
- 季節的な需要増(釣りシーズンとの重なり)
- 店舗スペースの制約による入荷数の限界
また、一部では転売目的で大量購入する人もいるかもしれませんが、これは本来の釣り人にとって迷惑な行為です。必要な分だけを購入し、他の釣り人にも行き渡るよう配慮したいものです。
品薄対策としては、複数店舗を回る、入荷日を店員に確認する、オンライン在庫をチェックするなどの方法があります。ただし、一般的には店頭販売のみで、ダイソーの公式オンラインストアでも取り扱いがない場合が多いため、実店舗を地道に回るのが確実でしょう。
見つけた際は、使用頻度の高いカラーやウェイトを中心に、適量をストックしておくのが賢明です。ただし、過度な買い占めは避け、釣り仲間とシェアする気持ちも大切にしたいところです。
ダイソーマイクロジグを使ったアジングの実践テクニック
- 基本的な使い方はフォールとワンピッチジャークの組み合わせ
- ただ巻きでも十分な釣果が期待できる
- カラーローテーションで反応が劇的に変わることも
- タックルセッティングはライトゲーム用が基本
- 改造カスタムで更なる性能アップが可能
- 実釣報告から学ぶ効果的なポイントの探り方
- まとめ:ダイソーマイクロジグでアジングを楽しむ極意
基本的な使い方はフォールとワンピッチジャークの組み合わせが効果的
ダイソーマイクロジグを使ったアジングの基本アクションは、フォール(沈下)とジャーク(跳ね上げ)を組み合わせた釣り方です。これは一般的なマイクロジグの使い方と同様で、特別な技術は必要ありません。
まず、狙いのポイントにキャストしたら、着底(ボトムに到着)を確認します。ラインの出が止まることで着底を判断できますが、この時スピニングリールのベールを返してラインフリーのまま落とすのではなく、スプールエッジに軽く人差し指を当ててラインの放出を制限しながら落とすのがコツです。
なぜなら、フォール中にアジ、メバル、シーバスなどが食ってくることが非常に多いからです。ラインに適度なテンションをかけておくことで、フォール中のアタリを感じ取ることができ、即座にフッキング動作に移れます。
アジ狙いだとカラーはシルバーか、ブルーが実績が高いので、ブルーから始めることに。キャストした感じは気持ちよく飛距離が出て、着底もちゃんとわかりました。そこからジグヘッドのアクションのような「巻きながらチョンチョン→フォール」すると2投目ですぐに返事が出ました。
着底後の基本アクションは、ロッドで3回程度チョンチョンとしゃくり上げ、再びフォールさせるという動作の繰り返しです。この「チョンチョン」は、ロッド先端を30~50cm程度素早く跳ね上げるイメージで行います。力を入れすぎず、軽快なリズムで行うのがポイントです。
🎣 基本アクションの手順
ステップ | 動作 | ポイント |
---|---|---|
① キャスト | 狙いのポイントへ投入 | 飛距離を意識しすぎない |
② フォール | スプールに指を当てて制御 | アタリに集中する |
③ 着底確認 | ラインの出が止まる | ボトムを感じ取る |
④ ジャーク | 3回程度チョンチョン | リズム良く軽快に |
⑤ フォール | テンションかけて沈める | 再びアタリに集中 |
⑥ 繰り返し | ③~⑤を数回反復 | 反応なければ移動 |
フォール時のマイクロジグは、ほぼ水平姿勢でヒラヒラとスライドしながら沈んでいきます。このアクションが小魚の弱った動きに似ており、フィッシュイーター全般に効果的です。ワームにスレた(警戒心を持った)ターゲットにも、リアクションバイト(反射的な捕食)を誘発できるのが強みです。
同じポイントで3~5回ほどアクションさせてもアタリがなければ、魚がいないと判断して良いでしょう。無駄に粘らず、横に5m程度移動して再度トライするのが効率的です。広範囲を素早くサーチすることで、魚の居場所を特定できます。
ただ巻きでもアジは十分に釣れる!マズメ時の攻略法
フォール&ジャークが基本とはいえ、ダイソーマイクロジグはただ巻きでも十分な釣果を上げることができます。特に朝夕のマズメ時(日の出前後、日没前後)など、アジの活性が高い時間帯には、シンプルなただ巻きが効果的です。
ただ巻きのメリットは、初心者でも簡単に実践でき、疲労も少ないという点です。複雑なロッドワークを覚える必要がなく、一定のスピードで巻くだけで魚にアピールできます。また、広範囲を手返し良く探れるため、回遊魚であるアジの群れを見つけやすいという利点もあります。
巻き速度の基本は1秒にハンドル1回転程度です。リールのギア比によって巻き取り量は異なりますが、一般的なライトゲーム用リールなら1秒で約80cm程度巻き取ることになります。この速度であれば、メバルもシーバスもアジもメッキも余裕で追いつき、バイトしてきます。
⚙️ ただ巻き速度の目安
- 超スロー:2秒に1回転(水温低下時、低活性時)
- スロー:1.5秒に1回転(基本の遅巻き)
- ミディアム:1秒に1回転(最も汎用性が高い)
- ファスト:0.7秒に1回転(高活性時、ボイル時)
- 超ファスト:0.5秒に1回転(メッキなど高速追尾魚向け)
ただし、ずっと巻きっぱなしではなく、途中でストップ&ゴーを入れると効果が増します。5~10回転巻いたら1~2秒ストップし、その後ピッピッ!とロッドで2回ほど小さくアクションを付けてから再び巻き始める、というパターンが有効です。
このストップ&ゴーによって**食わせの間(フィッシュイーターが捕食するタイミング)**を与えることができ、バイト率が格段に向上します。アジは意外と追尾してくる魚で、ルアーを追いかけながらも口を使うタイミングを探っているのです。
マイクロベイトの群れにボイル(水面で魚が小魚を追い回す現象)が発生している場合は、ボイルの向こう側までキャストし、ボイルの中心を通すように巻いてくるのが定石です。この時、やや速めの巻き速度で逃げ惑う小魚を演出すると効果的でしょう。
それでも反応が得られない場合は、巻き速度を落としたり、逆に上げたりと色々試してみることが重要です。その日の状況や魚の気分によって最適な速度は変わりますので、柔軟に対応していきましょう。
カラーローテーションの重要性を実釣データから検証
ダイソーマイクロジグを使用する上で、カラーチェンジ(色の変更)が釣果を大きく左右するという報告が複数あります。同じポイント、同じアクションでも、カラーを変えただけで急に釣れ始めたという事例は非常に興味深いです。
初めはいちばん釣れ筋のダイソーマイクロジグ3g赤金使ってたんですがなかなか渋く、先日3時間で49匹の釣果を上げたミラクルマイクロジグに変えても渋く、今日は微妙かなぁなんて思ってた矢先、ダイソーマイクロジグ3gシルバーに変えた途端にアジやらカサゴやらが短時間でかかりはじめました。
この事例では、濁り潮の状況下で赤金からシルバーに変更したことで連続ヒットが始まっています。一般的には濁り潮では赤金や緑金系が有効とされていますが、理論通りにいかないのが釣りの面白さでもあります。
魚がジグのカラーを識別しているのか、それとも単なる偶然なのか、プロの間でも意見が分かれるテーマです。しかし実釣データを見る限り、カラーローテーションには一定の効果があると考えて良いでしょう。
🎨 効果的なカラーローテーションの手順
- 最初はシルバーでパイロット的にサーチ
- 反応なければ赤金に変更(朝夕や濁り)
- それでも駄目ならイワシを試す
- 新色がある場合はチャートやミドキンも
- 一巡したらウェイト変更も視野に
- 時間帯や天候変化に応じて再度ローテーション
カラーローテーションを行う際の目安は、同じカラーで5~10投して反応がなければ変更するのが良いでしょう。あまり早く変えすぎても、本当はそのカラーで釣れたかもしれないチャンスを逃してしまいます。
また、水質(クリアか濁っているか)、天候(晴れか曇りか)、時間帯(デイかナイトか)によって、魚の視認できる色が変わる可能性があります。明るい時間帯は自然なカラー、暗い時間帯はアピールカラーという基本を押さえつつ、フィールドで実験してみるのも楽しみの一つです。
ダイソーマイクロジグは110円という価格なので、全カラーを揃えても330円(税込)程度です。メーカー品1個分の価格で全色揃えられるのですから、積極的にカラーローテーションを楽しめるのが大きなメリットと言えるでしょう。
アジング向けタックルセッティングの基本構成
ダイソーマイクロジグでアジングを行う際の**タックル(釣り具の組み合わせ)**について解説します。基本的にはライトゲーム用のタックルであれば問題なく使用できますが、いくつかポイントがあります。
**ロッド(竿)**は、アジング専用ロッドまたはメバリングロッドが最適です。長さは6~7フィート程度、ルアーウェイト(投げられるルアーの重さ)は0.5~7g程度の表記があるものを選びましょう。ティップ(竿先)は繊細なアタリを感じ取れるソリッドティップがおすすめですが、チューブラーでも問題ありません。
ダイソールアーロッド180センチにpe0.3号をつけてダイソーマイクロジグ3グラムと5グラム投げて、カサゴやアジを狙いたいです。これでも釣れますか?
(回答)普通にできますよ(笑)
出典:Yahoo!知恵袋
ダイソーのルアーロッド1.8mでも釣れたという報告がありますが、ガイド(糸を通す輪)の品質が低いため、PEラインを使うとラインが傷みやすいという指摘もあります。本格的に楽しむなら、専用ロッドの導入を検討した方が良いかもしれません。
📋 推奨タックル構成
パーツ | 推奨スペック | 備考 |
---|---|---|
ロッド | 6~7ft、0.5~7g | アジング・メバリング専用 |
リール | 1000~2000番 | ドラグ性能重視 |
メインライン | PE0.3~0.4号 | または エステル0.3号 |
リーダー | フロロ1~1.5号 | 長さ50cm~1m |
リールは1000~2000番のスピニングリールが適しています。安価なものでも構いませんが、**ドラグ性能(糸が出る機能)**がしっかりしているものを選びましょう。例えばシマノの19セドナやダイワのレブロスなどが、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
メインラインはPE0.3~0.4号が一般的です。PEラインは感度が高く飛距離も出るため、ライトゲームには最適です。ただし、摩擦に弱いというデメリットがあるため、先端に**リーダー(ショックリーダー)**を結束する必要があります。
リーダーはフロロカーボン1~1.5号(4~6lb)を50cm~1m程度接続します。結び方はFGノットやPRノットなどが強度が高くおすすめですが、初心者の方は簡単な電車結びやオルブライトノットでも十分でしょう。
エステルラインを使用する釣り人もいますが、こちらは感度は非常に高い反面、伸びがないため初心者には扱いが難しいかもしれません。慣れてきたら試してみるのも良いでしょう。
改造カスタムで釣果アップ!地獄針チューンとブレードチューン
ダイソーマイクロジグはそのままでも十分釣れますが、簡単な改造(カスタム)を施すことで更なる性能向上が期待できます。特に人気が高いのが「地獄針チューン」と「ブレードチューン」です。
地獄針チューンは、爆釣ジグという人気メタルジグで採用されている定番カスタムです。やり方は非常にシンプルで、シングルフック(縦アイ)を2つ、向かい合うようにリアのスプリットリングにセットするだけです。
この仕様の最大のメリットは、根掛かり回避性能とフッキング性能を両立できる点です。着底時はフックポイントが斜め上を向いているため岩や海藻に引っかかりにくく、魚がバイトすると口の中で2つのフックが開いて左右あるいは上下からロックする仕組みになっています。
地獄針チューン
マイクロジグ永遠の定番である爆釣ジグで採用されている地獄針セッティングをご存じでしょうか?シングルフック(縦アイ)を2つ、向かい合うようにリアのスプリットリングにセットするだけの簡単なフックチューンなのですが、これが効果絶大!
使用するフックは#10~#12のシングルフック(バーブレス推奨)で、釣具店やネット通販で数百円程度で購入できます。インクスレーベルのトラスティンBLXやがまかつのシングルフックなどが人気です。
ブレードチューンは、リアにウィローブレード(柳の葉型の金属板)を取り付けるカスタムです。インクスレーベルから発売されている「ナッゾジグ」という製品を参考にした改造で、ただ巻きでの釣果が劇的に向上します。
🔧 おすすめカスタム比較
カスタム名 | 難易度 | コスト | 効果 | 向いている状況 |
---|---|---|---|---|
地獄針チューン | ★☆☆ | 約300円 | 根掛かり激減、フッキング向上 | ボトム攻略 |
ブレードチューン | ★★☆ | 約500円 | ただ巻き性能大幅UP | 中層~表層 |
フック交換のみ | ★☆☆ | 約300円 | フッキング率向上 | 全般 |
アイシール貼り替え | ★☆☆ | 約100円 | 視認性向上 | ナイトゲーム |
ブレードに使用するのは、ナッゾブレードの#0(ゼロ)サイズがダイソーマイクロジグにはピッタリです。極薄でハイレスポンス(回転し始めが早い)なため、スローリトリーブ(遅い巻き)でもしっかりブレードが回転し、波動を発します。
この極小ブレードの波動がマイクロベイトの波動と同質とされ、キスやスズメダイといった本来フィッシュイーターではない魚まで釣れてしまうという報告もあります。アジングの対象魚であるアジにも当然効果的で、ただ巻きでミノー(小魚型ルアー)のようなアクションを起こします。
カスタムに使用するパーツ(フックやブレード、スプリットリング)を合わせても1,000円程度で済みますから、メーカー製のカスタム済みジグを買うより圧倒的に安く仕上がります。DIYの楽しさも味わえますので、ぜひチャレンジしてみてください。
実釣報告から学ぶ効果的なポイントの探し方
実際の釣果報告を見ると、ダイソーマイクロジグは様々な場所で多様な魚種を釣り上げていることが分かります。これらの実釣データから、効果的なポイント(釣り場所)の探し方を学んでいきましょう。
最も多い釣果報告は岸壁沿いのボトム(底)攻略です。港湾や漁港の垂直護岸の下には、思っている以上に多くの魚が居着いています。カサゴ、メバル、ソイなどの根魚はもちろん、アジやチヌ(クロダイ)も足元に潜んでいることがあります。
足元の岸壁は釣り人が思っている以上に魚がたくさん居着いていることがあるので見逃せないポイント!まずは足元のボトムまでマイクロジグを落としましょう。
足元攻略の基本は、真下にマイクロジグを落とし、着底したらゆっくり巻き上げるだけのシンプルな方法です。3~5回アクションさせて反応がなければ、横に5m程度移動して再度トライします。広範囲を素早くサーチすることで、魚の居場所を特定できます。
🎯 高実績ポイントの特徴
✅ 岸壁沿い:足元のボトムに根魚、回遊魚が居着く ✅ 常夜灯周辺:ナイトゲームでプランクトンに集まるベイトを狙う魚 ✅ かけあがり:浅場と深場の境目、魚の通り道 ✅ 藻場:小魚の隠れ場所、根魚の絶好のポイント ✅ 潮目:異なる潮がぶつかる場所、プランクトンが集まる ✅ テトラポッド周辺:複雑な地形、大型魚の隠れ家
ナイトゲーム(夜釣り)では常夜灯周辺が一級ポイントになります。光に集まるプランクトンを求めて小魚が寄り、それを狙ってアジやメバルが集まるという食物連鎖が形成されます。ただし、前述の通りシルバーカラーはフラッシングが強すぎる可能性があるため、赤金やイワシを選ぶのが無難でしょう。
朝夕のマズメ時には表層から中層を回遊するアジの群れを狙います。この時間帯は活性が高いため、ただ巻きで広範囲をサーチするのが効率的です。ボイルが発生していたらその周辺を集中的に攻めましょう。
また、意外な釣果として淡水域での実績も報告されています。川や池でバス、ギル、ハス、ニゴイなどが釣れたという事例があり、海がない地域の釣り人にも朗報です。流れの速い場所や深場でもマイクロジグなら対応できるため、淡水フィッシュイーターの新たな攻略法として注目されています。
まとめ:ダイソーマイクロジグでアジングを楽しむ極意
最後に記事のポイントをまとめます。
- ダイソーマイクロジグは110円という驚異的な価格でアジングに十分対応できる性能を持つ
- ウェイトは3gと5gの2種類で、水深1.5mを境に使い分けるのが基本
- カラーはシルバー、赤金、イワシの定番3色を揃えれば大半の状況に対応可能
- フロントにティンセル付きアシストフック、リアにトレブルフックの二段構えが標準装備
- 基本的な使い方はフォールとワンピッチジャークの組み合わせで、ボトムを丁寧に探る
- ただ巻きでも十分釣果が期待でき、特にマズメ時の高活性時には効果的
- カラーローテーションの重要性は実釣データからも明らかで、状況に応じた柔軟な対応が釣果を左右する
- タックルは一般的なライトゲーム用で問題なく、ロッドは6~7ft、リールは1000~2000番が最適
- メインラインはPE0.3~0.4号にフロロリーダー1~1.5号の組み合わせが標準的
- 地獄針チューンやブレードチューンなどの改造で更なる性能向上が可能
- 岸壁沿いのボトム、常夜灯周辺、かけあがりなどが高実績ポイント
- 海だけでなく淡水域でも実績があり、バスやハスなども狙える汎用性の高さ
- 全国的に品薄状態が続いているため、見つけたら適量をストックしておくのが賢明
- メーカー品と比較して約5~6倍の価格差があり、コストパフォーマンスは圧倒的
- ロストを恐れずに攻められるため、初心者の練習用としても最適
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- ダイソーnew商品!メタルジグマイクロで爆釣!
- ダイソーマイクロジグをインプレ!本当に100円ですか?性能の高さに驚愕した話
- 【釣り方解説】ダイソーマイクロジグ(メタルジグマイクロ)でアジ メバル カサゴ爆釣!
- マイクロジグの使い方ナイトメタルアジング編 アジをジグで釣るの巻
- ダイソールアーロッドでアジング – Yahoo!知恵袋
- ダイソーのマイクロジグでアジ爆釣!- YouTube
- ダイソーのマイクロジグ!飛距離やフックサイズの解説
- 【アジング】ダイソーのマイクロジグが最強すぎた – YouTube
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