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昼間のアジングが難しい?いや、コツさえ掴めば爆釣モード突入できるんです

昼間のアジングが難しい?いや、コツさえ掴めば爆釣モード突入できるんです
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「アジング=夜釣り」というイメージを持っている方、多いのではないでしょうか。確かに常夜灯周りでのナイトゲームは定番中の定番ですが、実は昼間でもしっかりとアジは釣れるんです。ただし、夜とは全く異なるアプローチが必要になります。昼間のアジングは難易度が高いとされていますが、その理由を理解し、適切な対策を講じれば、むしろ夜よりも効率的に釣果を上げられる可能性も秘めているのです。

この記事では、インターネット上に散らばる昼間のアジング(デイアジング)に関する情報を収集し、経験豊富なアングラーたちの知見をもとに、昼間のアジングを成功させるための具体的なテクニックや考え方を徹底解説します。ワームのカラー選び、ポイント選定、効果的なアクション、時間帯の選び方など、デイアジングで釣果を伸ばすために必要な情報を網羅的にお届けします。

この記事のポイント
✅ 昼間のアジングが難しいとされる3つの理由と対策方法
✅ デイアジングで効果的なワームカラーとアクションの選び方
✅ 昼間にアジが釣れるポイントの見極め方と場所選びの基準
✅ 曇りの日やマズメ時など釣果が期待できるタイミングの活用法

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昼間のアジングが難しいとされる理由と攻略の基本戦略

  1. 昼間のアジングは夜より難易度が高いが釣れないわけではない
  2. アジの居場所が絞りにくいのが昼間の最大の課題
  3. ワームが見切られやすい昼間は透明度の高いカラーが有効
  4. サビキ釣りのコマセが大量にある場所は避けるべき
  5. ボトムを重点的に狙うことが昼間のアジング成功の鍵
  6. リアクションバイトを誘発するアクションが効果的

昼間のアジングは夜より難易度が高いが釣れないわけではない

昼間のアジングは夜より難易度が高いが釣れないわけではない

昼間のアジングについて調べると、「難しい」「釣れない」という情報が数多く出てきます。しかし、これは半分正解で半分不正解と言えるでしょう。実はアジは昼行性の魚であり、生態的には昼間の方が活発に活動しているのです。

アジングと言えば夜の常夜灯付近。いわゆるナイトゲームのイメージが強いと思います。しかし “昼でも狙えばしっかり釣れる” というのがデイアジング。理屈上でいえば、これは当然のことなのです。アジは昼行性であるため、魚の習性から考えても日中の方が釣れる可能性は高いのです。

出典:昼間のアジングの釣り方のコツを解説!夜との違いや場所選びも徹底解説 | 釣りラボマガジン

では、なぜ「昼間は難しい」という評価が一般的なのでしょうか。それは釣り方やアプローチが夜とは根本的に異なるためです。夜釣りで通用していたテクニックをそのまま昼間に持ち込んでも、思うような釣果は得られません。

昼間のアジングには独自の戦略とテクニックが必要になります。例えば、夜は常夜灯周りという明確なポイントがありますが、昼間はアジが広範囲に散らばっているため、ポイントを絞り込むのが困難です。また、視認性が高い昼間はアジにワームを見切られやすく、カラーやアクションの選択がより重要になってきます。

しかし、これらの特性を理解し、適切に対応すれば、昼間でも十分に釣果を上げることは可能です。むしろ、昼間は目でラインの動きやアタリが見えるため、自分の釣り方を客観的に分析できるというメリットもあります。夜では気づかなかった改善点が見つかり、結果的にアジング全体のスキルアップにつながるでしょう。

📊 昼間と夜のアジングの特徴比較

項目夜のアジング昼間のアジング
ポイントの絞りやすさ◎ 常夜灯周りに集中△ 広範囲に散らばる
ワームの見切られやすさ△ 視認性が低い◎ 見切られやすい
アジの活性△ やや低い◎ 高い(昼行性)
競合の多さ△ アングラー多数◎ 相対的に少ない
技術的難易度★★☆☆☆★★★★☆

このように、昼間のアジングは確かに難易度は高いものの、「釣れない」わけではありません。正しい知識とテクニックを身につければ、十分に楽しめる釣りなのです。

アジの居場所が絞りにくいのが昼間の最大の課題

アジの居場所が絞りにくいのが昼間の最大の課題

夜のアジングでは、常夜灯の明かりに集まるプランクトンを捕食するアジを狙うのが基本戦略です。常夜灯という明確な目印があるため、「ここにアジがいる」というポイントが比較的簡単に特定できます。

一方、昼間はこの常夜灯という指標がありません。アジは広い海域を回遊しており、どこに群れがいるのかを見つけ出すのが非常に困難です。これが昼間のアジングを難しくしている最大の要因と言えるでしょう。

デイアジングでは、表層でもアジの回遊があり釣れることもありますが、やはりデイアジングは「ボトム」付近での回遊が多い傾向であり、ボトム付近を狙うことも大事な要素の一つです。少し補足すると、「ボトムを含めた全層を隈なく探る」ことが大事ですね。昼の明るい時間帯は、アジが鳥に狙い撃ちされるリスクが生まれますし、わざわざアジもリスクの高い行動は避けると考えられます。

出典:アジングを昼間に楽しむ!デイアジングで無双するための攻略法を公開! | リグデザイン

昼間のアジは天敵である鳥類から身を守るため、ボトム付近や深場を中心に回遊している傾向があります。表層に浮いてくることもありますが、それは餌を捕食する瞬間など限定的です。そのため、ボトムから順に探っていくアプローチが基本となります。

また、昼間のアジは夜ほど一箇所に留まりません。常に移動しながら餌を探しているため、ランガン(移動しながら釣る)スタイルが効果的です。一箇所で粘るよりも、複数のポイントを効率的に回って、アジの回遊ルートやタイミングを見つけ出すことが重要になります。

🎣 昼間のアジの居場所を見つけるヒント

  • 潮目や流れの変化:プランクトンが溜まりやすく、アジも集まる
  • ベイトフィッシュの群れ:小魚が見えたらアジも近くにいる可能性大
  • 堤防の影や海藻の周辺:身を隠せる場所にアジが潜んでいることも
  • 水深の変化がある場所:深場から浅場への移動ルートになる
  • 風が当たっている場所:プランクトンが集まりやすい

これらのヒントを頭に入れながら、様々なポイントを探ってみましょう。最初は時間がかかるかもしれませんが、経験を積むことで「このポイントは昼間にアジが回ってくる」というパターンが見えてくるはずです。

ワームが見切られやすい昼間は透明度の高いカラーが有効

ワームが見切られやすい昼間は透明度の高いカラーが有効

昼間のアジングでは、ワームのカラー選びが釣果を大きく左右します。夜間に比べて視認性が高い昼間は、アジがワームをじっくりと観察する時間があるため、不自然なものはすぐに見切られてしまいます。

ワームカラー、「色による釣果の差はあるの?」と疑問に感じる部分ではありますが、これまでの経験上「カラーによる釣果の差は必ずある」と実感しています。そうでないと説明がつかないほど、釣果に差が出ることがあるのです。

出典:アジングを昼間に楽しむ!デイアジングで無双するための攻略法を公開! | リグデザイン

一般的に、昼間のアジングではナチュラルカラーが基本となります。具体的には、クリア(透明)系、グリーン系、ケイムラカラーなどが推奨されています。これらのカラーは海の色に溶け込みやすく、アジに警戒心を抱かせにくいという特徴があります。

ただし、状況によってはピンクやオレンジなどのアピール系カラーが効くこともあります。アジの活性が高い時や、アジにルアーの存在を強くアピールしたい時には、派手めのカラーを試してみる価値があります。

🎨 昼間のアジングおすすめワームカラー一覧

カラータイプ代表的な色特徴使用シーン
クリア系透明、クリアラメ最も自然でスレにくい水が澄んでいる時、プレッシャーが高い時
グリーン系グリーン、オリーブ海の色に溶け込む海藻が多いエリア、警戒心が強い時
ケイムラ紫外線発光昼間の紫外線で強く光る晴天時、水深がある場所
ピンク系ピンク、グロー系適度なアピール力活性が中程度の時
オレンジ・黄色オレンジ、チャート強いアピール力活性が高い時、濁りがある時

カラーローテーションも重要です。最初はクリアやグリーンなどのナチュラルカラーから始めて、反応が悪ければ徐々にアピール力の強いカラーに変えていく、というのが基本的な戦略と言えるでしょう。

特にケイムラカラーは昼間のアジングにおいて非常に効果的です。ケイムラとは「ケイコウ(蛍光)ムラサキ」の略で、紫外線を受けると強く発光する特性があります。晴天時の昼間は紫外線が強いため、ケイムラカラーのワームが水中で際立ち、アジの目を引きやすくなるのです。

サビキ釣りのコマセが大量にある場所は避けるべき

サビキ釣りのコマセが大量にある場所は避けるべき

昼間の堤防や漁港では、ファミリーフィッシングでサビキ釣りを楽しむ人々が多く見られます。サビキ釣りではコマセ(撒き餌)を大量に使用するため、海中には自然界ではありえない量のオキアミなどが漂っている状態になります。

日中のアジングが釣れないと思われている理由として、餌釣りで使うコマセが関係しています。特にアジは防波堤でのサビキ釣りの人気ターゲットとなっていることもあり、日中は多くの餌釣り師達が狙っています。そうなると海中に自然ではありえない量のコマセが撒かれることとなり、アジにとっては手軽に食べることができる餌がたくさんあることになります。そうなるとわざわざ追わなければならないベイトフィッシュ(に模したルアー)を食べる必要がなくなってしまうのです。

出典:昼間のアジングの釣り方のコツを解説!夜との違いや場所選びも徹底解説 | 釣りラボマガジン

この状況はルアーでアジを狙うアングラーにとって非常に不利です。本物の餌が豊富にある中で、疑似餌であるワームに反応してもらうのは極めて困難だからです。アジは「コマセジャンキー」と呼ばれる状態になり、ルアーには見向きもしなくなってしまいます。

ではどう対処すべきでしょうか。基本的な戦略は以下の通りです。


🎯 コマセ対策の基本戦略

  1. サビキ釣り師が多いポイントは避ける:別の釣り場を探すのが最も確実
  2. 時間帯をずらす:朝早くや平日など、サビキ釣り師が少ない時間を狙う
  3. 沖目や深場を攻める:コマセの影響が少ないエリアを狙う
  4. 潮下を攻める:コマセとワームを同調させる高度なテクニック

特に3番目の「沖目や深場を攻める」は有効な戦略です。フロートリグやMキャロ(キャロライナリグ)を使用すれば、サビキ釣りでは届かない遠投ポイントを攻めることができます。そこにはコマセの影響を受けていない、ルアーに反応しやすいアジが回遊している可能性が高いのです。

また、上級者向けのテクニックとして、サビキ釣り師の潮下(下流側)で釣るという方法もあります。コマセが流れてくる先でワームを漂わせることで、コマセと一緒にワームを捕食させるという戦略です。ただし、この方法は他の釣り人の邪魔にならないよう、マナーには十分注意が必要です。

ボトムを重点的に狙うことが昼間のアジング成功の鍵

ボトムを重点的に狙うことが昼間のアジング成功の鍵

昼間のアジングで最も重要なポイントの一つが、ボトム(海底)を重点的に攻めることです。先述の通り、昼間のアジは天敵である鳥から身を守るため、深い場所に身を潜めている傾向があります。

昼間のアジングでは「沖のボトム」「水深がある場所のボトム」を攻めることで釣果が伸びることがあります。デイアジングにて、表層でもアジの回遊があり釣れることもありますが、やはりデイアジングは「ボトム」付近での回遊が多い傾向であり、ボトム付近を狙うことも大事な要素の一つです。

出典:アジングを昼間に楽しむ!デイアジングで無双するための攻略法を公開! | リグデザイン

ボトムを攻めるための基本的な手順は以下の通りです。

まず、キャスト後にカウントダウンを行います。着水からジグヘッドが着底するまでの時間を数えることで、そのポイントの水深を把握します。例えば「1、2、3…10」で着底したら、おおよそ10秒分の水深があることがわかります。

次に、段階的にレンジ(層)を探っていきます。最初は5秒カウントで巻き始め、反応がなければ次は10秒、その次は15秒…というように、徐々に深い層を探っていくのです。この方法なら、アジがどの深さにいるのかを効率的に見つけ出すことができます。

📏 カウントダウンでレンジを探る手順

カウント数狙う層特徴
0〜3秒表層活性が高い時に反応あり
5〜8秒中層マズメ時などに有効
10〜15秒中層〜底層昼間の基本レンジ
着底までボトム昼間の最重要レンジ

ボトムに到達したら、そこからのアクションが重要です。ボトムバンピング(底を叩くようなアクション)や、ズル引き(底をゆっくり引きずる)などのテクニックが有効です。ただし、根掛かりには注意が必要なので、軽めのジグヘッドを使用するなどの工夫が必要でしょう。

また、ボトムだけでなく全層を隈なく探る姿勢も大切です。その日のアジの気分や状況によっては、中層や表層に浮いていることもあります。先入観にとらわれず、柔軟に対応することが釣果につながります。

リアクションバイトを誘発するアクションが効果的

リアクションバイトを誘発するアクションが効果的

夜のアジングでは、スローなただ巻きが基本とされています。ゆっくりとワームを引いてくることで、アジに違和感を与えずに食わせることができるからです。

しかし、昼間のアジングではこの戦略は通用しにくくなります。視認性が高い昼間は、スローなアクションだとアジにワームをじっくり観察されてしまい、見切られる可能性が高まるのです。

そこで有効になるのが、リアクションバイトを狙ったアクションです。リアクションバイトとは、魚が反射的に口を使ってしまう本能的な反応のことを指します。

昼間のアジングにて効率的に釣果を伸ばすための釣り方ですが、「リアクションバイト」を誘発する釣り方がオススメです。夜はスロー誘いを用いた釣りが有効的な傾向ですが、昼のアジングにてスローな釣りは「見切られてしまう」一つの要因となってしまいます。リアクションバイトとは、アジが本能的に食らいついてしまうことであり、具体的には「ダート」「ワインド」と呼ばれる釣法を使い、急激かつ素早い動きにてリアクションの釣りを実践してみることをオススメします。

出典:アジングを昼間に楽しむ!デイアジングで無双するための攻略法を公開! | リグデザイン

ダートアクションとは、ロッドを鋭くシャクることでワームを左右に飛ばすテクニックです。ワームが不規則に動くことで、アジの捕食本能を刺激し、思わず口を使わせることができます。ダート専用のジグヘッドを使用すると、より効果的なアクションが可能になります。

**ワインド(ライトワインド)**は、さらに激しくワームを動かすアクションです。ロッドを連続的に素早くシャクることで、ワームが水中で激しく左右に飛び跳ねます。この動きは小魚がパニックを起こして逃げ惑う様子に似ており、フィッシュイーター(魚食性の魚)の本能を強く刺激します。

🎣 昼間のアジングで効果的なアクション比較

アクション動き効果使用シーン
ただ巻き一定速度で巻く基本動作活性が高い時のみ
ストップ&ゴー巻く→止める→巻くフォール時に食わせる中程度の活性時
トゥイッチ小刻みに竿先を動かす軽いアピールスレ気味の時
ダート左右に飛ばすリアクション狙い昼間の基本
ワインド激しく左右に飛ばす強いリアクション活性が高い時
シェイキング細かく震わせるアピールとリアクション反応が薄い時

ただし、これらのアクションを多用しすぎると、アジがスレてしまう(警戒心を持ってしまう)可能性もあります。状況を見ながら、ナチュラルなアクションとリアクションアクションを使い分けるのが理想的です。

例えば、最初はストップ&ゴーなど比較的ナチュラルなアクションから始めて、反応が薄ければダートやワインドを試してみる、というように段階的にアピール度を上げていく戦略が有効でしょう。


昼間のアジングで釣果を上げるための実践的テクニックとポイント選び

リアクションバイトを誘発するアクションが効果的
  1. 潮通しの良い場所を選ぶことで回遊アジに出会える確率が上がる
  2. ケイムラカラーのワームは昼間の紫外線下で絶大な効果を発揮する
  3. ダートやワインドなどのメリハリあるアクションが昼間は有効
  4. フロートやMキャロを使った遠投で竿抜けポイントを攻める
  5. 曇りの日やマズメ時は昼間でも釣果が期待できるゴールデンタイム
  6. 深場と浅場が隣接する場所はアジの回遊ルートになりやすい
  7. まとめ:昼間のアジングは戦略的なアプローチで十分に楽しめる

潮通しの良い場所を選ぶことで回遊アジに出会える確率が上がる

潮通しの良い場所を選ぶことで回遊アジに出会える確率が上がる

昼間のアジングでは、夜の常夜灯のような明確な目印がないため、ポイント選びが非常に重要になります。闇雲にキャストしても、アジがいない場所では釣れるはずがありません。では、どのような場所を選べば良いのでしょうか。

最も重要なポイントの一つが、潮通しの良い場所です。潮通しとは、潮の流れがスムーズに通り抜ける場所のことを指します。外海に面した堤防の先端部分や、水道(海峡)の近く、岬の周辺などが該当します。

アジをはじめとした回遊魚が回遊してくるためには潮通しが良い場所という条件があります。アジが入ってきやすい潮通しの良い外海に面した場所を選ぶと良いでしょう。潮目が見えるようであればできる限り狙っていくようにすると釣果に繋がっていくでしょう。

出典:昼間のアジングの釣り方のコツを解説!夜との違いや場所選びも徹底解説 | 釣りラボマガジン

潮通しの良い場所では、プランクトンや小魚などのベイトが集まりやすく、それを追ってアジも回遊してきます。また、新鮮な海水が常に流れ込むため、酸素濃度も高く、魚にとって快適な環境となっているのです。

特に注目すべきは潮目です。潮目とは、異なる流れの潮がぶつかり合ってできる境界線のことで、水面に筋のように見えることがあります。潮目付近にはプランクトンが溜まりやすく、それを餌とする小魚、さらにそれを狙うアジが集まります。昼間は潮目が目視できることも多いので、見つけたら積極的に狙ってみましょう。

🌊 潮通しの良いポイントの見つけ方

  • 堤防や防波堤の先端:外海に近く潮がよく動く
  • 岬や半島の先端部分:潮の流れが強く変化に富む
  • 水道や海峡の近く:常に潮が流れている
  • 沖に突き出た構造物:潮の流れが当たりやすい
  • 湾の入り口付近:外海からの潮が入ってくる

また、風が当たっている場所も狙い目です。風によって水面が波立つと、プランクトンが集まりやすくなります。特に風下側は、風に流されたプランクトンが溜まりやすいため、アジが寄ってくる可能性が高いでしょう。

ただし、潮通しが良すぎて流れが速すぎる場所は、逆に釣りづらくなることもあります。ジグヘッドが流されすぎてボトムが取れなかったり、ラインが大きく膨らんでアタリが取りにくくなったりするからです。適度な潮の流れがあるポイントを見極めることが大切です。

ケイムラカラーのワームは昼間の紫外線下で絶大な効果を発揮する

ケイムラカラーのワームは昼間の紫外線下で絶大な効果を発揮する

昼間のアジングにおいて、ケイムラカラーのワームは非常に高い実績を持っています。ケイムラとは「蛍光紫(ケイコウムラサキ)」の略で、紫外線を吸収して可視光線で発光する特殊な素材です。

特にケイムラは、紫外線の多い時間帯にて『とんでもない釣果』を叩き出すことがあるため、個人的にはマストです。

出典:アジングを昼間に楽しむ!デイアジングで無双するための攻略法を公開! | リグデザイン

昼間、特に晴天時には太陽光に含まれる紫外線が強く、水中まで届きます。ケイムラカラーのワームはこの紫外線を吸収し、アジから見える光として発光するため、水中で非常に目立つのです。人間の目には普通の色に見えても、紫外線を感知できるアジの目には、まるで光っているように見えているかもしれません。

ケイムラカラーは、特に以下のような状況で威力を発揮します。

📊 ケイムラカラーが効果的な状況

状況理由効果
晴天の日中紫外線量が多い◎◎◎
水深のある場所紫外線は深くまで届く◎◎
澄んだ水質光の透過率が高い◎◎
朝マズメ・夕マズメ適度な紫外線量◎◎
曇りの日紫外線は雲を透過する

ケイムラカラーのワームを使用する際のポイントは、他のナチュラルカラーとのローテーションです。最初からケイムラを使うのではなく、クリアやグリーンなどで様子を見て、反応が今ひとつの時にケイムラを投入すると効果的でしょう。

また、ケイムラにも様々なバリエーションがあります。ケイムラクリア(透明ベースにケイムラ)、ケイムラピンク(ピンクベースにケイムラ)、ケイムラグロー(夜光効果も持つ)など、各メーカーから多彩なカラーが発売されています。状況に応じて使い分けることで、さらに釣果を伸ばせる可能性があります。

ただし、ケイムラカラーはアピール力が強いため、スレやすいというデメリットもあります。何度もキャストを繰り返すと、アジが警戒してしまう可能性があるので注意が必要です。反応が悪くなったら、すぐに別のカラーに変更する柔軟性が求められます。

また、完全に曇りの日や雨の日など、紫外線量が少ない状況では、ケイムラの効果は限定的になるかもしれません。そのような日は、通常のクリアやグリーン系のナチュラルカラーの方が効果的な場合もあります。

ダートやワインドなどのメリハリあるアクションが昼間は有効

ダートやワインドなどのメリハリあるアクションが昼間は有効

先ほども触れましたが、昼間のアジングではリアクションバイトを狙ったアクションが非常に効果的です。ここでは、具体的なアクション方法についてより詳しく解説していきましょう。

ダートアクションは、昼間のアジングにおける基本中の基本と言えるテクニックです。ロッドティップを鋭く跳ね上げることで、ワームが左右にダートする(飛び跳ねる)動きを演出します。

ダートアクションを効果的に行うためには、ダート専用のジグヘッドを使用することをおすすめします。通常のジグヘッドは水中で水平に泳ぐように設計されていますが、ダート専用のものは三角形や矢じり型のヘッド形状をしており、水の抵抗を受けやすくなっています。

ボディ形状はダートアクションを出しやすくするために、三角柱になっており、ダート用のジグヘッドと組み合わせることでよりキビキビとしたダートアクションが可能となっています。

出典:昼間のアジングに適したワーム6選!デイアジングで釣れる色やアクション等を解説! | タックルノート

ダートアクションの基本的な手順は以下の通りです。


🎯 ダートアクションの実践方法

  1. キャストして着底を確認:ボトムまで沈めるか、狙う層まで沈める
  2. ロッドを鋭くシャクる:手首のスナップを効かせて素早く竿先を上げる
  3. テンションフォール:ラインを張ったまま沈ませる(ここで食うことが多い)
  4. 2〜3回繰り返す:数回ダートさせる
  5. リトリーブで巻き取る:通常の巻きで仕掛けを回収しながら次のポイントへ

ダートの回数やタイミングは、その日のアジの反応を見ながら調整します。激しくダートさせ続けると疲れるだけでなく、アジが警戒する可能性もあるので、適度な休憩(フォール)を挟むことが重要です。

一方、**ワインド(ライトワインド)**は、さらに激しいアクションです。ロッドを連続的に素早くシャクり続けることで、ワームが水中で激しく左右に飛び跳ねます。この動きは、パニックを起こした小魚が逃げ惑う様子に似ており、アジの捕食本能を強烈に刺激します。

ワインドを行う際は、専用のワインドヘッドワインド用ワームを使用するのが一般的です。ワインドヘッドは矢じり型の形状をしており、強い水の抵抗を受けることで激しいダートアクションを生み出します。

ただし、ワインドは非常に体力を消耗するアクションであり、長時間続けるのは困難です。また、アピール力が強すぎるため、スレやすいというデメリットもあります。他のアクションで反応がない時の奥の手として使うのが良いでしょう。

🎣 アクション選択のフローチャート

開始
 ↓
【ただ巻き】で様子見
 ↓
反応なし?→ 【ストップ&ゴー】でフォールを入れる
 ↓
反応なし?→ 【トゥイッチ】で軽くアピール
 ↓
反応なし?→ 【ダート】でリアクション狙い
 ↓
反応なし?→ 【ワインド】で強烈アピール
 ↓
それでも反応なし?→ ポイント移動またはカラー変更

このように、段階的にアピール度を上げていくのが基本戦略です。最初から激しいアクションを使うのではなく、状況を見ながら徐々にエスカレートさせていくことで、アジをスレさせずに効率的に釣果を上げることができます。

フロートやMキャロを使った遠投で竿抜けポイントを攻める

フロートやMキャロを使った遠投で竿抜けポイントを攻める

昼間の堤防や漁港は、サビキ釣りをする人々で賑わっていることが多いです。そのような場所では、手前のポイントはすでに攻め尽くされており、アジもスレている可能性が高いでしょう。

そこで有効なのが、フロートリグやMキャロ(キャロライナリグ)を使った遠投です。これらの仕掛けを使うことで、通常のジグヘッド単体(ジグ単)では届かない沖のポイントを攻めることができます。

「フロート」または「mキャロ」を使うことで仕掛けに重さがでるためグッと遠くに投げやすくなりますよ。ちなみにフロートはウキとして働き、mキャロは遊動式のオモリなのでシンカーとして働きます。

出典:昼間のアジングのアクションと釣り方のコツ!釣れない原因を解消! | turi pop

フロートリグは、浮力のあるフロート(ウキ)を付けることで、ジグヘッドを遠くまで飛ばすことができる仕掛けです。フロートには浮くタイプ(Fフロート)、ゆっくり沈むタイプ(Sフロート)、速く沈むタイプ(SSフロート)などがあり、狙いたい層に応じて使い分けます。

一方、**Mキャロ(ミッドキャロライナリグ)**は、遊動式のシンカー(オモリ)を使った仕掛けです。シンカーの重さで飛距離を稼ぎつつ、ワームは自由に動くことができるため、ナチュラルなアクションを演出できます。

📊 フロートとMキャロの比較

項目フロートリグMキャロ
飛距離◎ 非常に飛ぶ◎ 非常に飛ぶ
狙える層表層〜中層が得意中層〜ボトムが得意
アクションやや制限される自由度が高い
使いやすさ★★★☆☆★★★★☆
向いている状況表層に魚がいる時ボトム狙いの時

遠投リグを使う最大のメリットは、プレッシャーの低いポイントを攻められることです。岸から離れた沖のポイントは、人間の気配も届きにくく、釣り人が少ないためアジもスレていません。また、サビキ釣りのコマセの影響も受けにくいため、ルアーに反応する可能性が高まります。

遠投リグを使う際のポイントは以下の通りです。


🎯 遠投リグ使用のポイント

  • 風向きを考慮:向かい風の日は飛距離が出にくい
  • 着水音を抑える:沖でも着水音でアジが警戒することがある
  • ゆっくり巻く:遠いので焦らずじっくり探る
  • ラインメンディング:風や潮でラインが流されたら修正する
  • アタリの取り方:距離があるのでアタリが伝わりにくい

特に注意すべきはアタリの取り方です。遠投すると、ラインが長くなるため、アジのアタリが手元に伝わりにくくなります。ラインの動きを目で見て判断したり、ロッドに伝わる微妙な違和感を敏感に感じ取る技術が求められます。

また、遠投リグは初心者には少し難しいかもしれません。まずはジグ単で基本をマスターしてから、飛距離が必要な状況で遠投リグに挑戦するのが良いでしょう。

曇りの日やマズメ時は昼間でも釣果が期待できるゴールデンタイム

曇りの日やマズメ時は昼間でも釣果が期待できるゴールデンタイム

昼間のアジングの中でも、特に釣果が期待できる絶好のタイミングがあります。それが曇りの日マズメ時です。

まず、曇りの日は昼間のアジングにおいて非常に有利な条件です。曇っていると太陽光が直接水面に届かないため、水中の明るさが抑えられます。すると、アジにワームを見切られにくくなり、晴天時よりも釣りやすくなるのです。

今回は「このご時世、ふれーゆでも真昼間でも曇っていればアジ釣りを楽しめる」ことを確かめることを目標に。ここ数日ずっと待って居た曇。雲がなければ昼間に何をすればいいかも分からない笑

出典:暴風明けの曇りふれーゆで真昼間ジグサビキアジングで満足 | 丈水のDIY的ルアー釣りブログ

この引用は実際の釣行記録からのものですが、曇りの日を待ち望んでいるアングラーがいることがわかります。それほど曇りは昼間のアジングにとって重要な条件なのです。

一方、マズメ時も絶好のタイミングです。マズメとは、日の出前後の「朝マズメ」と、日の入り前後の「夕マズメ」のことを指します。この時間帯は薄明るく、昼と夜の中間的な状態です。

まずめとは簡単に言うと「朝日(夕日)が出てる時間帯」のことであり、昼や夜から切り替わる薄暗い時間帯のことを「まずめの時間帯」と呼び、一般的に釣りのゴールデンタイムとされています。まずめの時間帯はやはり「アジの回遊が見込めやすい」「アジの反応が良くなる」というメリットがあるため、ここは逃さないほうが良いですね。

出典:アジングを昼間に楽しむ!デイアジングで無双するための攻略法を公開! | リグデザイン

マズメ時は、アジの活性が非常に高くなる時間帯です。夜行性の魚も昼行性の魚も、この時間帯に積極的に餌を捕食します。アジングにおいても、マズメ時は最も釣果が期待できる「時合い」となります。

時間帯別の釣れやすさ

時間帯明るさアジの活性釣れやすさ難易度
早朝(朝マズメ前)暗い★★★☆☆やや易
朝マズメ薄明るい★★★★★
午前中明るい★★☆☆☆
正午前後非常に明るい低〜中★☆☆☆☆非常に難
午後明るい★★☆☆☆
夕マズメ薄暗い★★★★★
夜(常夜灯)暗い★★★★☆やや易

この表からわかるように、正午前後の真昼間が最も難しい時間帯です。一方、朝マズメと夕マズメは、昼間の時間帯の中でも群を抜いて釣りやすい時間帯と言えます。

マズメ時を攻略するためのポイントは、時合いを逃さないことです。マズメ時の活性が高い時間は、わずか10〜30分程度のこともあります。その短い時間を最大限に活用するため、事前に準備を整えておき、マズメ時が始まったら集中して釣りに臨みましょう。

また、曇りの日でマズメ時であれば、さらに条件は良くなります。両方の好条件が重なった時は、昼間とは思えないほどの釣果が期待できるかもしれません。

深場と浅場が隣接する場所はアジの回遊ルートになりやすい

深場と浅場が隣接する場所はアジの回遊ルートになりやすい

昼間のアジングにおいて、地形の変化は非常に重要なポイント選びの要素です。特に、深場と浅場が隣接している場所は、アジの回遊ルートになりやすく、狙い目のポイントとなります。

アジはあまり明るい場所を好まないため、深場を回遊していることが多い魚です。その中で餌を捕食するために浅場に出たりを繰り返します。そのため、深場と浅場が隣接しているような場所ではそれぞれのアジにとって居心地のいい場所が揃っている場所とも言えます。そのような場所にはアジが数多く入っていることも期待できるポイントとなります。

出典:昼間のアジングの釣り方のコツを解説!夜との違いや場所選びも徹底解説 | 釣りラボマガジン

アジは普段、身を守るために深場に潜んでいますが、餌を捕食する際には浅場に移動してきます。深場と浅場が隣接している場所は、この移動ルートとなるため、アジと遭遇する確率が高まるのです。

具体的には、以下のような地形が狙い目です。

🗺️ 狙い目の地形変化

  • カケアガリ(駆け上がり):急に水深が浅くなる場所
  • カケサガリ(駆け下がり):急に水深が深くなる場所
  • 沈み根(シモリ):海底に沈んでいる岩や構造物
  • ブレイク:水深が急激に変化する境界線
  • 溝(チャネル):海底にある溝状の地形

これらの地形変化は、水中に**「変化」**を生み出します。潮の流れが変わったり、ベイトフィッシュが集まったり、アジにとって快適な環境が形成されやすいのです。

ただし、水中の地形は目で見ることができません。では、どうやって地形を把握すれば良いのでしょうか。


🔍 水中の地形を把握する方法

  1. カウントダウンで水深を測る:同じ場所で何度かキャストして水深を確認
  2. ボトムを取りながら探る:底を取りながら巻いてくると水深の変化がわかる
  3. 魚探(フィッシュファインダー)を使う:ボートなら魚探で地形を可視化
  4. 地元の釣り人に聞く:常連さんは地形を熟知していることが多い
  5. 海図やアプリを活用:スマホアプリで水深データを確認できる

特に有効なのが、カウントダウンとボトムを取る方法です。同じウェイトのジグヘッドで同じ場所に何度かキャストし、着底までの時間を比較することで、水深の変化を把握できます。また、ボトムを取りながらゆっくり巻いてくると、「ここは深い」「ここは浅くなった」という変化を感じ取ることができます。

地形の変化を見つけたら、そのポイントを重点的に攻めてみましょう。カケアガリの上、ブレイクライン沿い、沈み根の周辺など、変化のある場所を丁寧に探ることで、アジと出会える確率が大きく高まります。

また、も重要な要素です。昼間のアジは明るい場所を避ける傾向があるため、堤防の影、橋の下、船の下など、日陰になっている場所に身を潜めていることがあります。こうした場所も積極的に狙ってみる価値があるでしょう。

まとめ:昼間のアジングは戦略的なアプローチで十分に楽しめる釣り

まとめ:昼間のアジングは戦略的なアプローチで十分に楽しめる釣り

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 昼間のアジングは夜より難易度が高いが、アジは昼行性のため釣れないわけではない
  2. アジの居場所が絞りにくいのが昼間の最大の課題であり、ランガンスタイルが有効
  3. 視認性が高い昼間はワームが見切られやすく、ナチュラルカラーの選択が基本
  4. サビキ釣りのコマセが大量にある場所は避け、別のポイントか遠投で対応
  5. 昼間のアジは天敵を避けてボトム付近を回遊しているため、底を重点的に狙う
  6. リアクションバイトを狙ったダートやワインドなどのアクションが効果的
  7. 潮通しの良い場所を選ぶことでアジの回遊に遭遇する確率が上がる
  8. ケイムラカラーのワームは昼間の紫外線下で絶大なアピール力を発揮する
  9. フロートやMキャロを使った遠投で、プレッシャーの低い沖のポイントを攻められる
  10. 曇りの日やマズメ時は昼間でも釣果が期待できるゴールデンタイム
  11. 深場と浅場が隣接する場所はアジの回遊ルートになりやすい狙い目ポイント
  12. カウントダウンやボトムを取る方法で水中の地形変化を把握することが重要
  13. 段階的にアピール度を上げていくカラーローテーションとアクション変化が効果的
  14. マズメ時の短い時合いを逃さないよう、事前準備を整えて集中して臨む
  15. 昼間の釣りは目視でラインやアタリが見えるため、スキルアップにつながる

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