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相模川河口でアジングするなら知っておきたい攻略法と釣れるポイント完全ガイド

相模川河口でアジングするなら知っておきたい攻略法と釣れるポイント完全ガイド
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相模川河口は神奈川県のちょうど中央部に位置し、湘南エリアを代表する一級河川の河口域として知られています。ここでのアジングは、堤防での小型アジ釣りとは一線を画す、30cm超えの大型アジが狙える夢のあるフィールドとして多くのアングラーを魅了しています。河川の流れと海水が混じり合う汽水域は、豊富なベイトフィッシュが集まる好条件が揃っており、特に稚鮎が遡上する時期には良型のアジが接岸します。本記事では、インターネット上に散らばる相模川河口でのアジング情報を収集・分析し、ポイント選定から具体的なタックル、釣れる時期やテクニックまで、初心者から経験者まで役立つ情報を網羅的にお届けします。

この記事のポイント
✓ 相模川河口でアジングができる具体的なポイントと特徴
✓ 大型アジが釣れる時期とベストタイミング
✓ 相模川河口アジングに適したタックルと仕掛け
✓ 実践的な釣り方とテクニック、注意点

相模川河口でのアジング基本情報とポイント解説

  1. 相模川河口でアジングができる主なポイント
  2. 相模川河口でアジが釣れる時期とシーズン
  3. 相模川河口アジングのベストタイミングは潮が下げる時
  4. 相模川河口でアジングで釣れるアジのサイズ
  5. 相模川河口でのアジング以外に釣れる魚種
  6. 相模川河口へのアクセスと駐車場情報

相模川河口でアジングができる主なポイントは船着場と平塚新港周辺

相模川河口でアジングができる主なポイントは船着場と平塚新港周辺

相模川河口でアジングをする際に押さえておきたいポイントは主に3箇所あります。それぞれ特徴が異なるため、状況に応じて使い分けることで釣果アップにつながります。

📍相模川河口周辺の主要ポイント

ポイント名特徴アジングの期待度
平塚漁港(須賀港)汽水域に近い奥側の港。足場が広く人が少ない
船着場(河口部)相模川本流に面し、流れが強い。常夜灯周辺が好ポイント
平塚新港(ひらつかタマ三郎港)夜間は人が少なく、小魚のボイルも確認できる

最も実績が高いのは船着場エリアです。河川の流れが海に続く部分で、30~40m沖にブレイクが形成されており、そこに小魚などが川の流れで運ばれてきます。ブレイク周辺で待ち構えるアジが捕食するというパターンが成立しやすい地形です。

相模川河口と言えば、海釣り1回目に訪れた平塚新港の真横。

出典:相模川河口調査。アジングと、シーバスの新品ペンシルでついに…?

この記述からもわかるように、平塚新港と河口部は隣接しており、両方を攻めることができる利点があります。ただし、船着場は漁船の往来があるため、マナーを守った釣行が求められます。

平塚新港については、昼間はファミリーフィッシングで混雑していますが、夜間は駐車場が閉鎖されるため人が少なくなります。夜釣りの際は徒歩や自転車でのアクセスになりますが、静かな環境で集中してアジングを楽しめるでしょう。ただし、白い柵より奥側は立入禁止エリアとなっており、侵入すると通報される可能性があるため注意が必要です。

平塚漁港(須賀港)は、船というストラクチャーと常夜灯があり、一級ポイントの要素を備えています。しかし、現地の釣り人からの情報では「カマスが釣れる」という話はあるものの、アジングでの実績報告は他のポイントと比べて少ない印象です。それでも、ボラの子供が跳ねていたり、カタクチイワシやハゼが釣れたりと、ベイトフィッシュは豊富なエリアですので、試してみる価値はあるかもしれません。


相模川河口でアジが釣れる時期は冬から早春がメインシーズン

相模川河口でアジが釣れる時期は冬から早春がメインシーズン

相模川河口でのアジングは、12月から翌年2月にかけての冬季が最盛期となります。この時期に大型のアジが接岸する理由には、稚鮎の動きが深く関係しています。

🗓️相模川河口アジングのシーズンカレンダー

時期アジの状況特徴
11月~12月上旬シーズン開始稚鮎の孵化に伴いアジが河口域に接岸開始
12月中旬~1月上旬ピーク前半河口域で30cm超えが狙える。コノシロも接岸
1月中旬~2月中旬ピーク後半稚鮎が河口に再び戻る時期。大型の期待大
2月下旬~3月シーズン後半漁港内にも稚鮎が入り、アジもそれに追従

相模川では11月上旬から中旬にかけて大規模な鮎の産卵が行われ、その二週間後に稚鮎が孵化します。つまり、12月になると大量の稚鮎が河口に流下してくるわけです。この時期に合わせてアジが大量に河口域および河口沿岸域に接岸してきます。

相模川の河口の釣り場は主にこの3箇所のポイント解説です。

出典:【相模川河口】知らなきゃ損なカマスの釣り方やポイント攻略まとめ

この情報サイトでは主にカマス釣りを扱っていますが、カマスもアジも同様に小魚を追って回遊する魚種であり、ポイントや時期が重なることが多いです。実際、現地ではカマスとアジが同時に釣れることもよくあります。

1月頭になると、稚鮎は河口からサーフの波打ち際へと移動します。これに追従してコノシロの群れも移動するため、河口域でのコノシロパターンは一時的に終了します。しかし、稚鮎が日齢90日を超える2月中旬あたりから、再び河口域へと戻ってくるため、それに合わせて大型のアジも河口に戻ってくる傾向があります。

一般的な堤防アジングでは春から秋がシーズンとなることが多いですが、相模川河口では冬こそが本番という点が大きな特徴です。寒い時期の釣りにはなりますが、防寒対策をしっかりすれば、他では味わえない大型アジとの出会いが期待できるでしょう。


相模川河口アジングのベストタイミングは潮が下げる時間帯

相模川河口アジングのベストタイミングは潮が下げる時間帯

相模川河口でアジングをする際、最も重要な要素の一つが潮のタイミングです。特に潮位が下がる時間帯が狙い目とされています。

潮が下げてくると河口の川幅が狭くなり、必然的に川の流れが強くなります。この状況になるとポイントが絞りやすくなり、流されてくるベイトフィッシュが増えるようです。

経験上、河口のポイントは潮位の高い時間帯よりも潮位の下がる時間帯で釣れることが多い。

出典:西湘サーフアジングで38cm大型アジ登場 下げ潮タイミングで連発

この記事は西湘エリアの酒匂川河口での釣行レポートですが、相模川河口でも同様の傾向が見られます。河口という地形の特性上、下げ潮時に川の流れとブレイクが重なるポイントでアタリが出やすいのです。

具体的には、満潮から干潮に向かう時間帯、特に潮が大きく動く大潮や中潮の下げが最も効果的とされています。この時間帯には、稚鮎などの小魚が流れに乗って河口域を通過し、それを追ってアジが活性化すると考えられます。

⏰釣行時間帯のポイント

  • 夕マズメから夜間:常夜灯周辺にベイトが集まりやすい
  • 朝マズメ:アジの捕食活動が活発になる時間帯
  • 下げ潮の時間:流れが強まり、ポイントが絞りやすい
  • 若潮や小潮:流れが弱く、湖のように静かになることも

若潮の日などは流れが弱く、「湖かな?」と思うほど静かな状況になることもあるようです。そのような日は活性が低い可能性があるため、大潮や中潮を狙った釣行計画を立てるのが賢明でしょう。

また、夜釣りの場合、常夜灯の明るい部分は人気スポットとなりますが、釣り座が取れない場合でも、流れの変化が多そうな部分や駆け上がり周辺を丁寧に探ることで釣果につながります。昼間の明るい時間帯にポイントを下見しておき、地形変化を把握しておくことも有効な戦略です。


相模川河口アジングで釣れるアジのサイズは30cm超えが平均的

相模川河口アジングで釣れるアジのサイズは30cm超えが平均的

相模川河口でのアジングの最大の魅力は、なんといってもサイズの良さです。一般的な堤防で釣れるアジは20cm前後が平均とされていますが、この河口域では30cm超えが珍しくありません。

📏相模川河口で釣れるアジのサイズ分布(推測)

サイズ頻度備考
20~25cm普通数釣りができる時のサイズ
25~30cm多い最も頻繁に釣れるサイズ層
30~35cmやや多い相模川の平均的な良型サイズ
35~40cm時々尺アジ(30cm)超えの大型
40cm以上ギガアジと呼ばれる超大型

西湘海岸エリア全体として、相模湾に面したこのエリアでは30cm超えが平均サイズという驚異的な実績があります。それどころか、40cm超えや50cm級の可能性も秘めている夢のあるフィールドなのです。

堤防から狙える魚は20cm級が平均だが、相模湾の西湘海岸では多くのアジングファンが目標とする30cm超えが平均。それどころか40cm超えや50cm級の可能性も秘める夢のあるフィールド。

出典:西湘サーフアジングで38cm大型アジ登場 下げ潮タイミングで連発

実際の釣果報告を見ても、33cmや38cmといった良型の報告が複数見られます。特に2月の寒アジシーズンには、脂の乗った良型が期待できるでしょう。

ただし、サイズが大きいということは、それだけ引きも強いということです。河口域という流れのある場所で大型のアジが掛かると、相当な引きを楽しめます(あるいは苦しめられます)。ライトタックルでのファイトは慎重に行う必要があり、焦って強引なやり取りをすると口切れやラインブレイクのリスクが高まります。

また、サイズが大きいアジは警戒心も強いため、繊細なアプローチが求められます。リーダーの太さや、ルアーのアクションにも気を配る必要があるでしょう。大型狙いであれば、ある程度太めのリーダー(フロロカーボン3号程度)を使用し、ジグヘッドも1.5g以上のものを選択するのが安心です。


相模川河口ではアジング以外にシーバスやカマスも同時に狙える

相模川河口ではアジング以外にシーバスやカマスも同時に狙える

相模川河口でアジングをしていると、アジ以外の魚種が掛かることもよくあります。むしろ、多魚種が釣れるポイントとして認識しておいた方が良いでしょう。

🐟相模川河口で釣れる主な魚種

  • シーバス(スズキ):セイゴ~フッコサイズが多いが、ランカーも
  • カマス:30cm前後の良型が釣れる。冬が好期
  • メッキ(メッキアジ):20~25cm程度。回遊があれば高活性
  • ヒラメ・マゴチ:サーフに近いエリアで底を攻めると
  • ヒイラギ:小型だが数釣りができることも
  • フグ:外道として頻繁に掛かる

特にカマスはアジと同様のタックル・ルアーで狙えるため、アジングタックルをそのまま流用できます。相模川河口では真冬の時期に30cm級の良型カマスが入れ食いになることもあり、アジが釣れない時の代替ターゲットとして有効です。

カマス釣りで使っているタックルはこの構成です。Daiwaが中心になっていますが、試行錯誤したけっか現在はこんな状態です。

出典:【相模川河口】知らなきゃ損なカマスの釣り方やポイント攻略まとめ

このブログでは月下美人メバル76L-Tというロッドが使用されていますが、これはアジングにも十分使えるスペックです。つまり、同じタックルでアジもカマスも狙えるということです。

シーバスについては、10cm程度の小型から80cm超のランカーサイズまで幅広く釣れています。アジング用のライトタックルでセイゴやフッコサイズが掛かることもあり、予想外の大物とのファイトを楽しめることもあります。ただし、シーバス専門で狙うなら、より強めのタックルを用意した方が安心です。

メッキアジは夏から秋にかけて接岸する回遊魚ですが、相模川河口では晩秋まで残っていることもあるようです。活性が高く、ワームへの反応も良いため、アジングをしていて突然メッキの群れに遭遇することもあります。

注意すべきはフグの存在です。特に平塚新港周辺ではフグが多く、ワームの尻尾を食いちぎられることがよくあります。フグ対策としては、エラストマー素材のワームを使用するか、諦めて通常のソフトルアーを多めに持参するかのどちらかです。


相模川河口へのアクセスは車が便利だが夜間の駐車場利用に注意

相模川河口へのアクセスは車が便利だが夜間の駐車場利用に注意

相模川河口へのアクセス方法は、主に自動車公共交通機関の2つがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、釣行スタイルに応じて選択しましょう。

🚗車でのアクセス

項目詳細
最寄りIC西湘バイパス国府津IC、小田原厚木道路平塚IC
駐車場の位置河口付近に複数あり
駐車料金1日1,000~1,200円程度
夜間利用平塚新港は夜間閉鎖。その他は24時間利用可能なものもあり

車でのアクセスが最も便利ですが、注意すべきは駐車場の営業時間です。特に平塚新港の駐車場は夜間に閉鎖されるため、夜釣りをする場合は河口周辺の有料駐車場を利用することになります。

平塚新港の駐車場は早々と閉まってしまうので、仕事終わりの時間帯に来るなら有料駐車場に停めましょう。

出典:相模川河口調査。アジングと、シーバスの新品ペンシルでついに…?

この情報にもあるように、仕事帰りに釣行する場合は事前に駐車場の場所と営業時間を確認しておくことが重要です。また、河口周辺は地元の若者が車を停めていることもあり、小さな駐車場は満車になる可能性もあります。

🚌公共交通機関でのアクセス

河口近くにはバス停があり、平塚駅からバスでアクセスすることも可能です。1時間に複数本のバスが運行されており、比較的遅い時間まで利用できます。周辺は住宅地であるため、バスの本数も確保されている印象です。

バス停のすぐ横には公衆トイレもあり、釣り人にとっては重要な設備です。比較的清潔に保たれているとの情報もあります。長時間の釣行では、トイレの存在は安心材料となります。

徒歩や自転車でのアクセスも可能ですが、タックルや装備を考えると車での釣行が最も快適でしょう。ただし、夜間はヘッドライトが必須です。街灯がないエリアもあり、岸と川の境目が分かりづらくなるため、安全のためにも必ず明かりを持参してください。

また、現地の治安についても触れておきます。一部の情報では「ガラが悪い」「改造車がウロウロしている」といった記述も見られます。基本的に危険な目に遭うことは少ないと思われますが、夜間の単独釣行では周囲に注意を払い、高価な機材を見せびらかさないなどの配慮があると安心です。


相模川河口アジングの実践テクニックとタックル選び

相模川河口へのアクセスは車が便利だが夜間の駐車場利用に注意
  1. 相模川河口アジングに適したタックルとロッド選び
  2. 相模川河口アジングのおすすめ仕掛けとリグ
  3. 相模川河口アジングで効果的なワームカラー
  4. 相模川河口での遠投テクニックとフロートリグ活用法
  5. 相模川河口アジングで注意すべきマナーと安全対策
  6. 相模川河口周辺の他のアジングポイント
  7. まとめ:相模川河口でのアジング攻略の要点

相模川河口アジングに適したタックルはメバルロッド以上の強度が必要

相模川河口アジングに適したタックルはメバルロッド以上の強度が必要

相模川河口でのアジングは、通常の堤防アジングとは異なる特性があるため、タックル選びも慎重に行う必要があります。最も重要なのは遠投性能ある程度のパワーです。

🎣推奨タックル構成例

アイテムスペック理由
ロッド7.6ft前後のメバル用またはアジング用L~MLクラス遠投が必要で、2号程度のおもりに対応
リール2000~2500番のスピニングリールPE0.4~0.6号に対応
メインラインPE0.4~0.6号感度と強度のバランス
リーダーフロロカーボン2~3号大型対応と根ズレ対策
ジグヘッド0.5~1.5g基本は軽めだが状況に応じて

ロッド選びで注意したいのは、通常のアジングロッドでは柔らかすぎる可能性がある点です。相模川河口では中通しオモリを使用することが多く、2号(約7.5g)以上の重さになることもあります。アジングロッドは一般的に1g前後のジグヘッドを想定した設計のため、重いリグには対応しきれないことがあります。

アジングロッドは柔らかい竿なので2号以上だときついかもしれません。メバル以上の竿が良いです。

出典:【相模川河口】知らなきゃ損なカマスの釣り方やポイント攻略まとめ

この指摘は非常に重要で、メバルロッドのLクラス(ライト)またはMLクラス(ミディアムライト)を選択するのが無難です。7.6ft前後の長さがあれば遠投もしやすく、流れの中でのファイトにも対応できます。

具体的な製品例として、DAIWA月下美人メバル76L-Tが挙げられています。このロッドは2号のおもりには若干オーバースペックですが、柔らかく投げることで対応できるようです。投げ方を工夫すれば、アジングロッドでも2号のおもりを扱えないわけではありませんが、竿の負担を考えるとメバルロッド以上が推奨されます。

リールについては、2000番台のスピニングリールが一般的です。DAIWA 18 レガリス LT2000S-XHのようなエントリーモデルでも十分に対応できます。ギア比はハイギア(XH)の方が、流れの中でラインスラックを素早く回収できるため有利です。

ラインシステムは、メインラインにPE0.4~0.6号を使用し、リーダーにフロロカーボン2~3号を接続するのが基本です。PEラインは視認性の良いカラー(ピンクなど)を選ぶと、夜間でもラインの動きが確認しやすくなります。リーダーは大型のアジに対応するため、やや太めの設定が安心です。


相模川河口アジングの仕掛けは中通しオモリを使った独自リグが効果的

相模川河口アジングの仕掛けは中通しオモリを使った独自リグが効果的

相模川河口でのアジングでは、一般的なジグヘッド単体の仕掛けだけでなく、中通しオモリを併用した独自のリグが効果を発揮します。これは河口特有の流れと水深に対応するための工夫です。

⚙️相模川河口推奨リグ構成

[リール]━[PEライン]━[リーダー]━[中通しオモリ2~5号]━[スイベル]━[リーダー20~30cm]━[ジグヘッド0.5~1.5g]━[ワーム]

このリグの最大のメリットは、軽いジグヘッドのまま素早く底付近まで沈められることです。河口域では30~40m沖のブレイク周辺を攻める必要があり、1g前後の軽いジグヘッド単体では飛距離も沈下速度も不足します。

底の方で釣れる場合、軽いジグヘッドだとカウントが長いのでこの方法に行き着きました。手返しをよくしてくれるのが追加の2号のおもりです。

出典:【相模川河口】知らなきゃ損なカマスの釣り方やポイント攻略まとめ

ただし、重すぎるオモリ(40g以上など)を使用すると、アジが違和感を感じて即座に吐き出してしまうという報告もあります。相模川河口ではオモリ5号(18.75g)程度までが適切とされています。

🔢オモリの重さ対照表

号数重さ(g)使用シーン
2号7.5g標準的な流れ、遠投が必要な場合
3号11.25gやや強い流れ、深場狙い
4号15g強い流れ、確実に底を取りたい場合
5号18.75g最も強い流れ、最大深度

中通しオモリを使用する際は、丸型オモリが推奨されます。塗装されていないシンプルなものでも良いですが、穴釣り仕様に塗装されたものを使用している例もあります。中通し式にすることで感度が向上し、アタリを取りやすくなるメリットがあります。

ジグヘッドは0.5~1.5g程度の軽量タイプを選択します。DAIWA 月下美人 SW ライトジグヘッドSS 0.5g #10のような製品が実績があります。フックサイズは#10程度あれば、30cm級のアジでも十分対応できます。

平塚新港など流れが弱いエリアでは、中通しオモリは不要で、ジグヘッド単体で攻めることができます。状況に応じてリグを使い分けることが、釣果アップの鍵となります。

遠投が必要な場合は、フロートリグキャロライナリグも有効です。フロートリグでは15g程度の飛ばしウキを使用し、キャロライナリグでは9.5g程度のシンカーを使用します。これらのリグについては次の見出しで詳しく解説します。


相模川河口アジングで効果的なワームカラーはピンク系が最優先

相模川河口アジングで効果的なワームカラーはピンク系が最優先

ワームカラーの選択は、アジングにおいて釣果を大きく左右する要素の一つです。相模川河口では、特定のカラーが高い実績を持っています。

🎨推奨ワームカラーランキング

順位カラー特徴・使用シーン
1位ピンク地域特性で最も実績が高い。迷ったらこれ
2位ホワイト(夜光パールホワイト)夜間に効果的。視認性も良い
3位チャートアピール力が高い。濁り時に有効
4位イエローナチュラル系アピール
5位クリア系プレッシャーが高い時やスレた魚に

最も重要なアドバイスは、**「1つだけ選ぶならピンク」**ということです。地域の特性なのか、相模川河口周辺ではピンク系のワームで釣れる確率が圧倒的に高いようです。

1つだけしか選べないなら ピンク を選んでください。地域の特性なのかピンクで釣れる確率が高いためです。

出典:【相模川河口】知らなきゃ損なカマスの釣り方やポイント攻略まとめ

ピンク系ワームは相模湾全体で有効なカラーのようで、西湘エリアでも同様の傾向が見られます。おそらく、この海域に生息するベイトフィッシュの体色や、水質の透明度などが影響しているのかもしれません。

夜間の釣行では、夜光(グロー)系のカラーも効果的です。ホワイト系のグローワームは、暗闇の中でもほのかに光り、アジにアピールします。ただし、ケイムラ(紫外線発光)加工されたワームは、月夜などの明るい日に釣果が伸びるという報告もあります。

ワームの形状については、シャッドテールタイプが圧倒的に釣果が高いとされています。カマス専用のシャッドテールワームも販売されており、DAIWA カサゴ倶楽部 ガブリシャッド 1.8インチなどが実績があります。

🦐ワーム素材の選択

  • 通常のソフトルアー:コストパフォーマンスが良い
  • エラストマー素材:フグの歯に強く、耐久性が高い

相模川河口周辺はフグが多いエリアでもあります。通常のソフトルアーだと、フグに尻尾を食いちぎられることが頻繁に起こります。エラストマー素材のワームは高価ですが、フグが多い時期には投資する価値があるかもしれません。

ダイソーなどの100円ショップのワームでも釣ることは可能ですが、「合わせのタイミングが少しシビアになる」という指摘もあります。初心者や確実に釣果を得たい場合は、信頼できるメーカーのワームを使用するのが無難でしょう。

ワームサイズは、1.8~2.3インチ程度が標準的です。大型アジ狙いであれば、やや大きめの2.5インチ程度も試してみる価値があります。ローテーションで複数のカラーとサイズを試し、その日の当たりパターンを見つけることが釣果アップにつながります。


相模川河口での遠投はフロートリグとキャロライナリグを使い分ける

相模川河口での遠投はフロートリグとキャロライナリグを使い分ける

相模川河口でのアジングでは、遠投が必須となる場面が多くあります。30~40m沖のブレイクを攻めるためには、通常のジグヘッド単体では飛距離が足りません。そこで活躍するのがフロートリグとキャロライナリグです。

📊フロートリグとキャロライナリグの比較

リグタイプ重さメリットデメリット適した状況
フロートリグ15g程度表層~中層を探れる。ドリフトしやすい底は取りづらい表層~中層でアジが浮いている時
キャロライナリグ9.5g程度中層を効率的に探れるフロートより飛距離は劣る中層を重点的に探りたい時
中通しオモリ7.5~18.75g底付近を探れる。感度が良い表層は攻めにくい底付近でアジが捕食している時

フロートリグの使い方

フロートリグは、15g程度の飛ばしウキを使用します。最大の特徴は、沈まないため、さらにスローに攻めることが可能な点です。また、引き抵抗が強いため、沖の流れに乗せやすいというメリットもあります。

フロートリグもキャロと同様に使用するが、沈まないため、さらにスローに攻めることが可能。また、引き抵抗が強いため、沖の流れに乗せやすい。

出典:西湘サーフアジングで38cm大型アジ登場 下げ潮タイミングで連発

流れが強いところでは、あえてラインを少しずつ送り出し、流されていくベイトを演出することもできます。この「ドリフト釣法」は、警戒心の強い大型アジに効果的です。

フロートリグの注意点は、ブレイク手前から岸寄りではヒット率が大きく下がるため、すぐに回収する必要があることです。表層~中層でアジが浮いている時は絶大な効果を発揮しますが、底を攻めることはできません。

キャロライナリグの使い方

キャロライナリグは、9.5g程度のシンカーを使用する仕掛けです。フロートリグよりは沈むため、中層を効率的に探ることができます。

実際の釣り方としては、流れにキャストし、抵抗が強い時に巻くのを止めたりしながらスローリトリーブで中層を狙います。アジはゆっくりとしたアクションに反応することが多いため、焦らずじっくり探ることが重要です。

どちらのリグも、キャスト位置を変えながら広範囲を探ることで、アジの回遊ルートを見つけることができます。特に人が多い時は、空いているスポットから広範囲を探れるこれらのリグが有利に働きます。

🎯遠投時の注意点

  • ✓ キャストミスで橋脚などに当てるとルアーが破損する
  • ✓ 風が強い日は軽いリグだと流される
  • ✓ お祭り(ラインの絡み)に注意
  • ✓ 投げすぎて見失わないよう視認性の良いラインを使用

特に夜間は、どこまで飛んだか分からなくなることもあります。「どこまで飛んだかわからないくらい飛んでくれました」という記述もあり、飛距離が出る反面、見失うリスクもあります。PEラインにピンクなどの視認性の良い色を選ぶことで、このリスクを軽減できます。


相模川河口アジングでは漁船や他の釣り人へのマナーが重要

相模川河口アジングでは漁船や他の釣り人へのマナーが重要

相模川河口は、多くの釣り人が訪れる人気スポットであると同時に、漁業活動が行われている場所でもあります。そのため、マナーを守った釣行が求められます。

📝守るべきマナーと注意点

  1. 船着場での配慮
    • 漁船が来たら速やかに竿を上げる
    • 船の往来の邪魔にならないよう配置する
    • 置き竿で放置しない
  2. 他の釣り人への配慮
    • お祭り(ラインの絡み)に注意
    • 割り込みをしない
    • 騒がず静かに釣りを楽しむ
  3. 環境保全
    • ゴミは必ず持ち帰る
    • ワームの切れ端も残さない
    • 釣り場を汚さない
  4. 安全対策
    • ライフジャケットの着用
    • 夜間はヘッドライトを携行
    • 避難用ハシゴがないエリアもあるため注意

船着場では当然ながら漁船が来ることがあります。特に朝や夕方は漁船の出入りが多い時間帯です。船が接岸する際は、必ず竿を上げて邪魔にならないようにしましょう。

船が来ても気にせず釣りしてたり、船が接岸する時に竿はあげてください。置きっぱなしにしてどこか行くことで、色々な問題になっているのを見かけたことがあります。

出典:【相模川河口】知らなきゃ損なカマスの釣り方やポイント攻略まとめ

このような問題行動が続くと、最悪の場合釣り禁止になる可能性もあります。自分たちの釣り場を守るためにも、マナーを徹底することが大切です。

🚨立入禁止エリアに注意

平塚新港では、夜間に立入禁止エリアが拡大します。白い柵より奥側に入ることは厳禁です。柵を乗り越えると自動通報システムが作動し、警察が来るため、普通に逮捕される可能性があります。

夜は柵の手前までで釣りをしますが、稀に柵を乗り越えて釣りしてる人がいます。乗り越えると自動通報で警察が来るので普通に逮捕されます。

出典:【相模川河口】知らなきゃ損なカマスの釣り方やポイント攻略まとめ

釣り禁止エリアの設定には理由があります。安全管理や漁業権の問題など、さまざまな背景があるため、必ずルールを守りましょう。

💡安全対策

河口域は足場が比較的安定していますが、意外と滑るという報告もあります。サンダルではなく、運動靴やスパイクシューズを着用することをおすすめします。

また、避難用のハシゴが無いエリアもあるため、小さなお子さん連れの場合はライフジャケットの着用を強く推奨します。夜間は特に、岸と川の境目が分かりづらくなるため、ヘッドライトは必須です。

水中をライトで照らすと、アジの活性が極端に落ちるという報告もあります。ライトを使用する際は、陸側に向けて使用するか、赤色LEDのヘッドライトを使用すると釣果に影響しにくいようです。


相模川河口周辺には西湘や酒匂川河口など他の好ポイントも存在

相模川河口周辺には西湘や酒匂川河口など他の好ポイントも存在

相模川河口でアジングを楽しむなら、周辺の他のポイントも知っておくと、状況に応じて移動できて便利です。湘南~西湘エリアには、大型アジが狙えるポイントが複数存在します。

🗺️相模川河口周辺のアジングポイント

ポイント名距離特徴アクセス
相模川河口本記事のメインポイント。30cm超え実績多数平塚市
酒匂川河口約15km尺アジ実績あり。サーフアジングも可能小田原市
森戸川河口約20km40cm超えの実績。西湘バイパス国府津IC近く小田原市
平塚新港隣接相模川河口に隣接。夜釣りポイント平塚市

酒匂川河口は、相模川と並ぶ西湘エリアの一級ポイントです。ここも稚鮎が遡上する河川であり、冬季に大型アジが接岸します。実際の釣果として、33cmと38cmの良型が報告されています。

尺アジが狙える西湘の酒匂川河口へサーフアジングを楽しみに出かけた。潮位が下がり川の流れが強まったタイミングに本命が連発、33cmと38cmの良型をキャッチした。

出典:西湘サーフアジングで38cm大型アジ登場 下げ潮タイミングで連発

酒匂川河口では、相模川と同様に下げ潮のタイミングが重要です。河口の川幅が狭くなり流れが強まると、アジの活性が上がります。タックルやリグも相模川と同じものが使用できるため、両方のポイントを日によって使い分けることも可能です。

森戸川河口は、西湘バイパス国府津IC近くに位置するポイントです。ここでは40.5cmという超大型の実績もあり、ビッグワン狙いのアングラーが足を運びます。ただし、人気ポイントであるため、連休中などは数人の釣り人で埋まっていることもあります。

これらのポイントは、いずれも**「ぶっこみサビキ」**というご当地釣法が有名な場所でもあります。ぶっこみサビキは、サビキ仕掛け上にコマセカゴと仕掛けを立たせるためのウキを付け、夜にブッコミ釣りで狙う方法です。30~40cmの大型が釣れる伝統的な釣り方で、ルアーアングラーにとっても参考になる情報です。

🔄ランガン(移動)戦略

相模川河口で釣れない場合、平塚新港へ歩いて移動することも可能です。両ポイントは隣接しているため、状況を見ながら移動できるのが大きなメリットです。

また、時期によってはアジが河口に入っていなくても、平塚新港には入っている場合もあります。特に真冬の夜中には、平塚新港でカマスやアジが良く釣れていたという報告もあります。

これらの周辺ポイント情報を頭に入れておくことで、より効率的に大型アジを狙うことができるでしょう。ただし、移動する際は時間と体力を考慮し、無理のない範囲で行動することが大切です。


まとめ:相模川河口でのアジング攻略は時期とポイント選びが成否を分ける

まとめ:相模川河口でのアジング攻略は時期とポイント選びが成否を分ける

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 相模川河口は神奈川県中央部に位置する一級河川の河口域で、30cm超えの大型アジが狙える
  2. 主なポイントは船着場、平塚新港、平塚漁港の3箇所で、それぞれ特徴が異なる
  3. アジングのシーズンは12月から翌年2月の冬季がメインで、稚鮎の動きに連動する
  4. ベストタイミングは潮が下げる時間帯で、流れが強まるとアジの活性が上がる
  5. 相模川河口で釣れるアジは30cm超えが平均サイズで、40cm以上も期待できる
  6. アジ以外にもシーバス、カマス、メッキ、ヒラメなど多魚種が釣れる
  7. 車でのアクセスが便利だが、平塚新港は夜間駐車場が閉鎖される点に注意
  8. タックルはメバルロッド以上の強度が必要で、2号のおもりに対応できるものが望ましい
  9. 中通しオモリ2~5号を使った独自リグが効果的で、軽いジグヘッドのまま遠投できる
  10. ワームカラーはピンク系が最優先で、地域特性として実績が高い
  11. 遠投にはフロートリグ15gまたはキャロライナリグ9.5gを使用する
  12. 船着場では漁船への配慮が必須で、マナー違反は釣り禁止につながる可能性がある
  13. 平塚新港の白い柵より奥は立入禁止で、侵入すると自動通報され逮捕される
  14. 周辺には酒匂川河口や森戸川河口など他の好ポイントも存在する
  15. 下げ潮時に川の流れとブレイクが重なるエリアが最も狙い目のポイントとなる

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

  1. 相模川河口で釣れたアジの釣り・釣果情報 – アングラーズ
  2. 相模川河口調査。アジングと、シーバスの新品ペンシルでついに…? | 神奈川東京釣行記 – 楽天ブログ
  3. 【相模川河口】知らなきゃ損なカマスの釣り方やポイント攻略まとめ | いるペンBlog
  4. 相模川河口でのルアー釣り | 神奈川GOの釣り情報
  5. 西湘サーフアジングで38cm大型アジ登場 下げ潮タイミングで連発 | TSURINEWS
  6. 【PNB】湘南河川一月概況 及び 寒アジ狙い
  7. 相模川河口 – ポイント情報(藤沢長後店)
  8. 相模川河口 – ポイント情報(相模原店)

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